広域のニュース
  • 記事を印刷

初売り福袋に「機関車運転」・イオン東北

運転士の制服を着て、機関車の運転体験パックなどの福袋企画を紹介するイオンリテールの担当者

 イオンリテールは3日、東北6県のイオン41店舗で展開する初売り福袋企画を発表した。消費者の初売り熱が高い東北全体として初の試みで、従来の「モノ」中心から「コト」にスポットを当てた体験型商品を多くそろえた。
 目玉は「運転士への道」と題した5万円の体験パック。昨年6月にオープンした小坂鉄道レールーパーク(秋田県小坂町)のディーゼル機関車を実際に運転でき、オリジナルの機関士帽と制服、駅弁が付く。大型連休中の来年5月2、3日に計10人が参加できる。
 JR八戸線八戸−久慈駅間のレストラン列車「東北エモーション」を貸し切り、食事と景観を楽しむ日帰り1往復プランは1人1万4800円。神戸市の人気洋菓子店を貸し切りタクシーで巡る宿泊プランは4万995円から用意した。
 宮城県内限定では、プロ野球東北楽天とJ1仙台、山形県ではJ2山形をそれぞれVIP観戦できる商品を各3万円とした。ほかに通常の福袋計37万個を販売する予定。イオンリテール東北カンパニーの山元環樹営業企画部長は「初売りへの期待が高い東北ならではの企画をそろえた。企業や観光地の支援、復興にもつなげたい」と話した。初売りは1日(仙台中山店、幸町店は2日)スタート。


2014年12月04日木曜日

関連ページ: 広域 経済

記事データベース
先頭に戻る