ロシア極東冲で沈没の韓国漁船、新たに6遺体を収容
2014年12月03日 19:47 発信地:ソウル/韓国
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【12月3日 AFP】ロシア極東のベーリング海(Bering Sea)で1日に韓国の漁船が沈没した事故で、露・韓両国の捜索救助隊は3日、事故現場から南西に約14キロ離れた海域で新たに6人の遺体を発見、収容した。
沈没したトロール漁船「501オリョン(Oryong)号」(1753トン)を所有する韓国・思潮産業(Sajo Industries)の広報は、「救助艇に発見された遺体は救命胴衣を着用していた」と述べた。漁船には60人が乗船していた。
これまでに7人が救出されたほか7人の遺体が収容されたことになるが、46人が依然、行方不明となっている。
韓国外務省高官によると、同国とロシアが現在、現場周辺の海上で捜索救助を続けているほか、米沿岸警備隊(US Coast Guard)の航空機が上空から捜索を支援している。また4日には、米国の捜索救助船が現場周辺に到着する予定だという。(c)AFP