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UPDATE 1-健全化目標は堅持、国債市場注視=国債格下げで世耕官房副長官

2014年 12月 2日 11:37 JST
 
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(内容を追加しました)

[東京 2日 ロイター] - 世耕弘成官房副長官は2日午前の記者会見で、ムーディーズによる日本国債格下げについて、国の信認確保のため2020年度の財政健全化目標を堅持すると安倍首相は明言しており、成長戦略を着実に実施しつつ最大限努力すると述べた。また引き続き国債市場を注視すると語った。

<景気条項削除、評価する声多数>

世耕副長官は「民間の格付け会社による格付けや分析、評価の内容について逐一コメントすることは差し控える」としつつ、「首相は2015年度の(財政健全化)目標達成については予算編成過程において最大限努力すると発言している」と指摘。「国の信認を確保するために2020年度の財政健全化目標化についてしっかり堅持していくことや、来年夏までに達成に向けた具体的な計画を策定することなどを明言している」と強調。 「今後もこうした方針を対外的にもしっかりと説明し、成長戦略を着実に実施をしながら財政健全化目標の達成に向け引き続き最大限努力をしていきたい」と理解を求めた。   その上で「引き続き国債市場の動向等を注視して適切な国債管理政策を実施していきたい」とした。  副長官が市場関係者と情報交換するなかで、景気低迷時は10%への増税を延期する「景気条項」を外すことで、「(延期後までの)18カ月間で必ず経済成長を実現して10%への消費税引き上げを実行していくとの決意を首相が示した」ことは、「評価する声も多数ある」と指摘した。

米ムーディーズは日本の成長戦略に対する懸念も格下げ理由としている点について、副長官は、雇用関連の指標で「かなりいい数字がでており、株価も政権交代前にくらべ倍増している」と指摘。「これからもアベノミクス3本の矢をしっかり放っていきたい」と述べた。 (竹本能文)

 
 
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調査の開始時期めぐり論議も

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