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アクセスジャーナル <メルマガ版>
政・官・財、マスコミ、闇社会と、あらゆる巨悪を追及!
2010年2月8日号:Vol.001
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1.「トランスデジタル」、Xデー延期に関する仰天情報
2.「NFKホールディングス」に対する恐喝疑惑、
特別背任罪も視野に捜査
3.森喜朗元首相の長男が、県会議員になる直前まで
専務を務めていた会社
4.被害者は店の人間だった「朝青龍傷害事件」
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★1.「トランスデジタル」、Xデー延期に関する仰天情報
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ジャスダック上場廃止になった「トランスデジタル」(東京都千代田区)に
関しては、今度こそ、本当にXデー寸前まで行っていたのだが、前日夜の最終
会議で突如、ある事実関係が判明し、とりあえず延期になったとの情報が一部
の捜査関係者の間で流れている。
そして、その理由が何とも驚きものなのだ。
トランスデジタルに関しては、約30億円もの資金を調達しながら、その直後
に2度の不渡りを出し、上場廃止になったことから、警視庁は健全な株式市場
育成、また既存株主の不満を解消させるためにも事件化必至というわけで、そ
うなると、2度の不渡りを出した時のトランスデジタルのトップ、後藤幸英社
長の逮捕は、いかなる容疑で事件化するにしろ、避けられないと見られている。
ところが、その後藤氏のかなり近い血縁に、警察の大幹部がいたことが土壇
場になって判明したのが延期の理由という説が出ているのだ。
いまのところ、真偽は不明ながら、ある警視庁関係者はこう漏らす。
「大幹部といっても、すでに退官しているから、それだけなら問題はない。そ
れよりはるかに問題とされるのは、その元大幹部が、かつて皇族をお世話する
ひじょうに高い地位にあった事実だ。
その元大幹部と後藤氏は4親等内というかなり近い血縁関係にあるとされ、
それが本当なら、逮捕は皇族の名誉にも関わりかねないという懸念からのこと
というのです」
戦前ならともかく、現代にあって、本当にそんな理由でXデーが延期になる
のか疑わしいし、繰り返すように、本当に血縁関係にあるのか現状、確認でき
ていないが、後藤氏自身、防衛大学卒で、トランス社長就任後の08年8月、防
衛省市ヶ谷本部に隣接するホテルで石破茂、小池百合子、林芳正の3防衛大臣
経験者を始め、多くの政治家などを招いて盛大なパーティーを開催するなど、
トランスには暴力団や事件屋周辺者が数多く群がったなか、例外的に毛並みの
良さが目立っていたのは事実。
現在、その真偽に関しては複数のルートで確認中。結果が出次第、追って報
告するつもりだ。
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★2.「NFKホールディングス」に対する恐喝疑惑、
特別背任罪も視野に捜査
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警視庁組織犯罪対策課が捜査を進めていると見られる、ジャスダック上場の
「NFKホールディングス」(旧日本ファーネス工業。本社・横浜市)に対す
る恐喝疑惑で、本紙の取材に対し、複数の者が、捜査員から事情を聞かれたと
認めており、捜査が進んでいるのは間違いないようだ。
この疑惑、簡単に言えば、経営危機に陥っていたNFKは2004年に第3
者割当増資を行い43億円の資金調達を行うのだが、その際、引き受け手になっ
たのは「KCS総研投資事業組合」だった。同組合は本多俊郎氏との関係が深
かったが、この引き受けには他にも株価を上げる役割の者など複数の株式ブ
ローカーなどが関与していた。そして、そのなかに今回恐喝疑惑の出ているA
氏もいた。
NFKはさらに05年3月、20億円の増資を行う。その際、A氏にはこの話は
持って来られなかった。そのため、激怒したA氏は当時の社長らをホテルに呼
び出し脅したとされる。
ところで、その後、新たに旧経営陣に対する特別背任容疑も視野に入れてい
る模様であることがわかったので、こちらの情報も追加で報じておく。
複数の関係者の話を総合すると、特別背任罪の可能性を視野に入れている者
とは以前の社長であるT氏、それにK氏のようだ。
一方の恐喝疑惑ではA氏が捜査線上に上がっていると報じたが、このA氏に
約2億5000円をT社長(当時)らは支払ったと見られるが、その際、これ
を大きく上回る5億円を会社から持ち出している模様で、その差額の約2億5
000万円が特別背任の可能性として上がっているようだ。
なお、A氏に関しては逮捕は難しく、代わりに光通信グループ会社元役員の
Y氏の名前が捜査対象に浮上して来ている。
「ホテルで実際にカネを受け取ったのはAではなくYだからだ。本当にYから
Aに渡ったのか捜査側は証明する必要があるが、Yはそれをしゃべらない可能
性が高い」(捜査関係者)
ところで、一連のこうしたやりとりの間には、あの佐竹修三元弁護士(「武
富士」元会長宅詐欺事件は嫌疑不十分で不起訴に)が加わることもあったとい
う。2004年のA氏が裏で関わったNFKホールディングスの増資には佐竹
元弁護士と懇意だった金融ブローカーの大場武生被告(大盛工業を舞台にした
風説の流布容疑は、昨年11月、懲役2年6月、追徴金約15億5810万円の控
訴審判決が出ている)も参加しており、A氏は大場被告と懇意だった関係から
のようだ。
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★3.森喜朗元首相の長男が、県会議員になる直前まで
専務を務めていた会社
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押尾学事件に関連し、森喜朗・森祐喜親子の名前が取り立たされているのは
本紙でも既報の通り。
そんなわけで、本紙は森元首相の長男・祐喜氏に興味を持ち取材を進めたと
ころ、興味深い事実が判明したので報告する。
森祐喜氏は現在、石川県会議員(2期目。自民党)を務めているが、彼が県
会議員になったのは2006年3月、41歳の時だった。同月、行われた補選
(自民党公認。能美市能美郡選挙区)で当選してのことだ。そして1年で任期
切れになるものの、再選され今日に至っている。
森元首相の威光あっての当選であることはいうまでもないが、本紙でも既報
のように、何しろ森元首相の秘書時代には余りに遊び過ぎ、薬疑惑や女性スキ
ャンダルにも見舞われたことから、「実は森(元首相)もさすがに匙を投げ出
した時期があった」(地元事情通)という。ちなみに、祐喜氏は95年10月ごろ
結婚し、一女をもうけている。
さて、森元首相が匙を投げ出した時期は02年から県議選に出る06年までの4
年余りのことだという。では、この間、祐喜氏の面倒を誰が見ていたのか。
それは森元首相の有力後援者であるパチンコ業者だった。
森元首相の地元、石川県小松市に本社を置く「東洋コンツェルン」がそれ。
県下一のパチンコホール会社で、社長の朝野勇次郎氏と森元首相とが懇意で
あることは、地元事情通の間でよく知られている。
その東洋コンツェルンは傘下にたくさんの会社を持ち、東洋コンツェルング
ループを形成しているが、そのなかに「スタッフ東京」という映画・テレビ制
作会社があった(代表は東洋コンツェルン同様、朝野氏)。
「あった」というのは、昨年6月30日に解散したからだが、実は森祐喜氏はこ
この専務を02年5月~06年2月まで務めていたのだ。
「それまで祐喜は東京都世田谷区の撚糸工連が提供してくれた家に住んでいた。
撚糸工連事件が85年に起き、民社と自民の代議士2名が収賄で逮捕されるが、
実は最大のターゲットは森だった。その証拠に逮捕された撚糸工連トップの経
営会社は石川県小松市にあったし、その石川県の事務局長も逮捕された。
それはともかく、祐喜が余りに酒と女の問題を起こすので、森喜朗はその家
を追い出した。そこで祐喜が接近したのが朝野だった。そして、何もしないで
毎月100万円ほどの給料をもらっていたんです」(地元事情通)
そのスタッフ東京が森元首相と親しいことは、森元首相の資金管理団体「春
風会」の07年度の政治資金収支報告書を見ると同社がパーティー券50万円を購
入していることでも明らかだろう。
ところで、そのスタッフ東京の傘下に、かつては芸能プロダクション「イエ
ローキャブ」(東京都港区。昨年12月までスタッフ東京と同ビルにあった。な
お、このビルには東洋コンツェルン東京本部もある)があったことも興味深い。
スタッフ東京の解散と同時に、イエローキャブは東洋コンツェルングループ
を抜けた。とはいえ、同社の帯刀孝則社長はそもそもスタッフ東京の社員(放
送作家として入社)で、同社社長に上り詰めた人物。
そして、このイエローキャブも、07年度に50万円のパーティー券を買ってい
る。また、翌08年度の「春風会」の収支報告書を覗くとさらに100万円の
パーティー券を買っていた。
このイエローキャブに属する有名タレントとしては佐藤江梨子、小池栄子、
根本はるみなどがいる。また以前は細川ふみえ、雛形あきこらがいた。
それにしても、一度は森元首相さえ追い出したどら息子が、その後、補選の
チャンスをものにし県議になれるのだから、政治家とは気楽な商売だ。もっと
も、初当選の補選で祐喜氏が獲得した票数1万3834票は、次点とわずか4
00票差の接戦だった。
最後に、「イエローキャブ」入居ビル看板にあるように、選挙違反事件の連
座制で辞めた小林温元参議院議員の部屋があるのは偶然ではないだろう。小林
氏は旧森派の清和会所属で、森祐喜氏はかつて小林氏の会社役員に就いていた。
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★4.被害者は店の人間だった「朝青龍傷害事件」
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一部全国紙で報じられたように、被害者は横綱・朝青龍の知人ではなく、利
用していた店の人間だった。
全国紙がこのような追加(訂正)報道を行ったのは、1月28日発売の『週刊
新潮』が、被害者は「東京ミッドタウン(六本木)近くの『F』というクラブ
の実質的な責任者」と報じることを事前キャッチしたためと思われる。
しかも同誌によれば、その被害者は鼻骨を折られるなどし、全治1カ月との
こと。おまけに、殴ったことは水に流すという被害者に対し、朝青龍はさらに
殴り、「殺してやるよ!」とまで口走ったという。
ある警視庁詰め関係者は、こう首を傾げる。
「相手の鼻を折り重傷を負わせている。しかも、被害者をマネージャーだとデ
ッチ上げていた悪質性を思えば、証拠隠滅の可能性も大ですから、一般人なら
まず間違いなく逮捕案件。そうならなかったのはひとえに横綱だから特例扱い
された結果でしょう。しかし、逆にいえば、それだけ横綱の権威を傷つけたと
いうこと。
仮に意識がなかった上での犯行だとしても、これまでも飲酒した上で何度も
トラブルを起こしているのだから、横綱という立場を思えば、酒を断って当然。
それができない朝青龍に、横綱の資格はないですよ」
一方、肝心の被害者名はさすがに新潮も伏せているが、本紙の調べでは、芸
能人御用達先として有名な「F」(東京都港区六本木7丁目)の実質的経営者
K・T氏と思われる。
最後に付け加えておくと、今回事件で浮上した朝青龍の取り巻き人脈は悪す
ぎる。
事件の晩に同席したのは、本紙既報の塩田大介氏(脱税で有罪判決。また、
実質、“海外逃亡”もしていた)とその取り巻きもいたという。また、被害者
のK・T氏が実質、責任者のこのお店「F」、また関係の深い渋谷の店「A」
などは以前から芸能人御用達で、かつ薬の噂が絶えないし、被害者自身、元暴
走族で、暴力団周辺者との声さえある。その被害者と朝青龍は以前から知り合
いだったという。
★次号発行は2010年×月×日です
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