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“危険ドラッグで死亡” 全国で111人に
12月3日 4時08分

“危険ドラッグで死亡” 全国で111人に
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危険ドラッグを使ったことが原因で死亡したとみられる人は、ことしに入って先月末までに全国で111人に上っていることが分かり、警察庁は取締りをさらに強めることにしています。

警察庁は全国の警察に対して、死亡した人の身の回りから危険ドラッグが見つかったり、遺体の薬物検査で成分が検出されたりしたケースなどの報告を求めていて、ことしに入って先月末までに危険ドラッグを使ったことが原因で死亡したとみられる人は、全国で111人に上っていることが分かりました。
こうした死者は、おととしは8人、去年は9人で、ことしはすでにその10倍以上に上っています。
月別では、ことしの夏から秋にかけて死者が急増していて、最も多かったのが9月の29人、次いで8月の23人、10月の18人、7月の12人などとなっています。
一方、先月は、死者は3人にとどまっています。
警察庁は、「取締りの強化や、危険ドラッグの危険性が知られるようになったことで、死者は少なくなってきたと思われるが、さらに取締りを強め根絶を目指したい」としています。

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