隣人女性に切りつけた31歳男を逮捕 「危険ドラッグ吸った」

12/03 17:41
東京・世田谷区のマンションの一室で寝ていた女性が、突然、男に切りつけられた。男は隣の部屋の住人で、危険ドラッグを使用していた。
「危険ドラッグを吸った」と話す男による犯行。
3日午前7時11分、被害女性から「隣の人に刺された」という110番通報が入った。
事件があった現場は、東京・世田谷区の住宅街にあるマンションで、まだ生々しい血の跡が、点々と残っていた。
玄関前の廊下、そして窓ガラスにも、べったりとこすりつけたような血の跡が残されていた。
同じマンションの住人は「頭と肩、血が流れていた。お巡りさんに説明していた。女の人が...」と話した。
警察官が駆けつけると、ナイフで切りつけられた37歳の女性が、血だらけの状態で部屋にいたという。
切りつけられた女性は「隣の男に刺されました。まだ隣の部屋にいると思います」と話した。
事件当時、部屋の鍵をかけずに寝ていたという女性。
人の気配がして目を覚ますと、隣に住む男がナイフを持って立っていて、突然、奇声を発しながら、女性の顔などを切りつけてきたという。
女性の通報を受けた警察官が、隣の部屋にいる男を発見。
部屋の中には、刃渡りおよそ12cmのナイフがあった。
警察官は、隣の部屋に住む田中勝彦容疑者(31)が、「俺が刺した」と容疑を認めたため、現行犯で逮捕。
田中容疑者の部屋からは、危険ドラッグの空の袋が2つ見つかった。
田中容疑者は、警察官の「ハーブを吸ったのか?」という問いに、「吸った」と答えたという。
マンションの大家の男性は「家賃を持ってくる時に顔を見るくらい。こんな大きなトラブルはない」と話した。
女性は、顔や手など11カ所を切りつけられるなどして、全治2週間のけがをした。
田中容疑者は、警察の取り調べに対し、「しぇしぇしぇのしぇー」などと意味不明なことを話すなど、興奮した状態だったという。

みんなの意見を見る

公式Facebook 番組からのメッセージ

FNN
FNNスピーク
スーパーニュース
ニュースJAPAN