Leonardo DiCaprio Gives a Speech in The Wolf of Wall Street - 2000 | Flickr - Photo Sharing!
ぜろすけ氏という方に表面上では知り得なかった、はてなブックマークの「深い闇」。はてなブロガーが炎上記事を投稿せざるを得ない理由とタイプ別炎上芸人へのアドバイス に関して、言及していただいた。
前回の記事でも述べたように、はてなブログでは言及すると相手方に通知されるため、その通知受けた形だ。
従って、今回はその件に関してと、そこからターゲティングの重要性、はてなブログの運営方法まで述べていきたいと思う。
まず、自分がその記事で述べた事から振り返ると、主な主張というのは、
「お金を稼ぐために、目立つために炎上記事を投稿するのは止め、Googleから集客するようにした方が伸び代があるよ。」
といった事である。
従って、言及して意見を述べたい、反論したいならこの部分をピックアップして頂きたかったというのが正直な本音である。
投稿いただいた記事の主たるトピックである「はてな村」については正直定義も曖昧だし、この部分で議論するつもりは無い。
ただ、自分の定義している「はてな村」はイケハヤ氏を例に出している通り、はてなブログに限っていない。
はてなブログ間で通知という形で煽りやすいという話はしたが、この点は間違っているよとお伝えしておく。
「ブログ論」という言葉もhagex氏が言及し、今回の火種となった
「節操のないのはパクリバイラルよりもどうかと思うという話」(魚拓)
をまとめてブログ論について語る記事としただけである。
新はてな村民と昔からいるはてな村民という理由の他にも、それぞれ個別の解釈もあると思うので、共通の認識を生むことは難しいだろう。
はてなブログは見るに値しない?
さて、ここから今回の記事の本題へ入りたい。
ぜろすけ氏のピックアップした部分で、自分が前回述べた記述
実際自分もグノシーに出てくるはてなブログは、題名の割に中身が無い事が多かったのでクリックしなくなった。
というものあったが、この部分を一部取り上げると誤解が生じてしまうので、別途説明しておきたいと思った。
まず、ここまでの文章の流れは、はてな村で投稿される炎上記事(ブログ論)についてであるという点。
そして、この文章の前文は
炎上芸人がこれ以上増えてしまうと、はてな村自体に愛想を尽かした人もさらに出てくるだろう。
とあるように、この流れを汲んでいる。
また、グノシーというのは自分に興味の有りそうな記事が配信されるようになる仕組みである。
従って、自分に配信される記事はSEO関連の最新情報やブログ関連のトピックが比較的多く、こうしたトピックにおいては、はてなブログの記事をクリックしなくなったという事である。
決して全てのはてなブログを見るに値しないと述べたわけではないので、この点は強調しておく。
ブログ関連に関しては上で述べたブログ論(自分がそう言ってるだけで、ブログ論では無いかも知れんけど)が多くなったためだが、SEOの記事に関しては自分の需要に合わなかった。
はてなブログのSEOに関する記事は、自分の知ってる知識を越えていなかったし、結構な間違いや古い情報も見受けられたからだ。
それでも、基礎的な部分というのはユーザーの需要もあったからグノシーにも載ったと思うので、繰り返しになるが、このテーマにおいては単に自分に合わなかっただけだと思う。
グノシーから、はてなブログを見るようになって
はてなブックマークは昔からPocketと併用して使っているが、はてなブログに関してはグノシーやツイッターのタイムラインで紹介されない限りは特に見る事はなかった。
最近になって独自ドメインを取得し、本格的にはてなブログを始めると、はてブコメントやツイッターなどで新しく絡む人も出て来た。
そこからいろいろなはてなブログも見るようになったわけである。
まず思った事は、わかり易いわかり難いはあるが、個性的できちんと評論した記事が多いという点である。
はてなブログは、はてなブックマークを通して反応が広がるため、外部からの評価に晒され易い。
そのため自然に穴のない文章を作成しようと努力してるからかもしれない。
また、「違った視点」を探している自分は型が出来ている大手メディアなんかよりも、個人のはてなブログの方がヒントになる事が多かったところも良かった。
評価されやすい環境を維持する事で質も間違いなく上がっていくだろう。
ウェブ集客の知識のない素人にコンテンツでも評価される環境を作る事で隠れた才能を持った人が現れてもおかしくない。
ただ、質を落とし、それを潰す環境を村民自身が作ってしまう傾向が続けば、飽きられ、はてなブログというだけで見るに値しないとまで言われてしまう可能性も出て来る事は留意してほしいと思う。
はてなブログで最近気になったもの
出虹氏のブログ
記事で使うサムネイルイラストもご自身で描いてる趣味ブログの好例。
イラストがふんだんに盛り込まれていて、柔らかい個人メディアという感じ。
はてな村のご意見番でもある。
モロットダイス氏のブログ
はてな以外、ツイッターでも何度か拝見
出虹氏のツイートでたまたま見たサッカー日本代表の試合分析はめっちゃ良かった。
ヤフーニュースとかでも、たまに訳分からん分析記事があるけど、そっちよりこっちを載せればいいと思う。
MORI Yusuke氏のブログ
JKT48というAKB48のジャカルタ(インドネシア)版の最新情報を追いかけるブログ。
更新される記事はJKT48に興味ある人向けだけど、この下記記事やサイドバーにある注目記事はJKT48に興味の無い自分でも面白く読めた。
見つけたきっかけはグノシー。
普段ならクリックしなかったと思うけど、そういえばそんなグループあったなーっと思い拝見した。
結果面白かった。
自分はスマホで歩きながらだったり、カフェでブログを読むのが好きである。
その方が考え事が出来るからだ。
結構な数のブログをフィード購読に入れているし、グノシーやニュースピックスなどアプリから配信される記事も読んでいるけど、はてなブログで浮かんだのは上記3つ。
たぶん、まだまだ読んでいていい記事やブログはあっただろうけど、今は思い出せなかった。
炎上記事とターゲティングの重要性
最近自分のメインブログにMERY.JPといういわゆるキュレーションサイトからのアクセスがあった。
このメリーは記事をパクり、その上パクったサイトの収益を奪う様々な施策をしている事からアフィリエイターをはじめサイト運営者からは嫌われているサイトである。
主なユーザーはいわゆる意識高めの女性で、自分のメインブログ(無職で貯金0だけど、タイ移住ブログ)のターゲットとは180度大きく異なる。
メインブログはアフィリエイトやネット集客の役に立つ系の情報の他、タイの風俗に関しても記載している。
個人が広告収入で稼ぐために知っておくべき時代の流れでも述べたように、サラリーマン向けの少々低俗な週刊誌を意識して作っているからだ。
そのため見る人によっては不快に思うのか、「こんな記事を書いて恥ずかしくないのか?」とお叱りのコメントを受ける事が多々ある(批判する人達は日本の週刊誌がどんな内容の記事を書いてるかも知らないのだろう)。
ブロガーとライターの違い
ブロガーはライターとしての面が強いが、集客のためにはメディア運営者としての環境を整える事も重要である。
有料の雑誌と違い、誰でも閲覧出来ていまうネット上では、MERYのようなならず者サイトからの集客を防ぐ事は厳しいが、出来る限りはサイトに合った訪問者を呼び込む努力はしなければならない。
ターゲットを絞らずサイトを露出させれば、テーマが合う人と合わない人というのは必ず出てくるからだ。
これは上記の例のようなマイナス評価を受けないためだけでなく、積極的に良い評価を受けるためにも必要な事である。
編集者やマーケティングを行う人が別にいる雑誌のライターは記事を書く事だけに専念すれば良いが、ブロガーはサイト運営者としてウェブマーケティングの知識も求められる。
炎上を狙う場合
基本的にアクセスを狙うのであれば、役に立つ系といったユーザーが求めているノウハウに関する記事で狙うべきだ。
実際自分もメインブログではそういった記事でしか集客していない。
確かに、炎上ネタはエンターテイメント性も帯びているので、これを好んでリピートしてくれるファンも出てくるだろう。
ただ、前回の記事でも述べた通り、炎上で人を集める行為というのは集められるトラフィックに限界があり、集客の点でも収益の点でも伸び代が無くなる。
自己の意見を表現し多くの人に見てもらいたいなら、火をつけるにしてもブログ論という曖昧なトピックにせず、不快に思う人にはなるべく見せないようにする事が結局は自己実現に繋がるのである。
メディア運営の目的
あなたがメディアを運営しているのはなぜか?
現在は自分と同様に集客しいてはその先の収益を目的に始めた人も多いだろう。
ただ、こうした収益目的のサイト運営者の多くは、途中でサイト運営を投げ出してしまっている。
継続している人達を見ていると多くの人が、広い意味になってしまうが、自己表現のためだろう。
日々の日記や趣味に関する事、ニュースや記事の評論など自分主体で運営している。
こうした自己表現の場であるサイト(ブログ)を収益に結びつける事は自己表現と利益の兼ね合いを考える事が必要になる。
この部分に関しては、長くなってしまうとおもうので、趣味で始めたブログの収益化に関しては今度別途紹介しようと思う。
はてなブログの運営方法
Sailor in Ship Control Centre of Type 45 Destroyer | Flickr - Photo Sharing!
自分がはてなブログの運営を始めたのは
1.交流を広げたい
2.集客サイトとして、メインブログとは違った形の人達を集めたい
等の理由があった。
しかし、はてなブログを続けてみて、これは面白いと思った機能がある。
それが、前回も紹介した他のブログで自分の記事が言及されると、通知されるというシステムである。
この機能は被リンクが積極的に送られるようになり、SEO的に見た利点があるし、何しろブログ記事間で議論が出来るというのは面白い。
今回はぜろすけ氏の言及に触れたが、過去の記事でも何度か感想を含めた言及という形で意見を頂いている。
今までツイッターの議論では消化不良の事が多かったし、リアルタイムでの返答を求められるから煩わしさもあった。
それが被リンクを得ながら、知識を整理しながら得られるのであれば非常に有益だろう。
何しろ、ツイッターでのつぶやきと違い、記事という財産としてネット上に残るのだから時間の無駄という感覚はほとんどない。
もちろん、以前も述べたようにこのシステムが元で炎上記事を投稿する一種の煽りとしての負の機能があるというのは否定しないが、有益な議論、例えばSEOやアフィリエイトに関する事などは積極的に行えばお互いのためになるのではないか?というのは強く思った。
どう使っていくか?自分の記事に言及してくれる人はいるのか?という問題はあるものの、何か村民との交流を広げる上で別の活動が出来ればと思う。
はてなブログをどう運営していくか?
今後もこのはてな村に滞在するにあたって考えていきたいと思う。