岡本玄、島康彦
2014年12月3日06時34分
天皇、皇后両陛下は3~4日、広島県を訪れ、原爆養護ホームで被爆者と懇談する。6月には沖縄県の戦没者墓苑に拝礼し、10月には長崎県の原爆落下中心地碑で供花した。太平洋戦争の激戦地パラオへの来春の訪問も検討されている。戦後70年を前に、慰霊の思いが込められた訪問が続く。
「元気なうちに一目お会いしたい、という入所者にとって幸せなこと」。両陛下が4日に訪れる広島原爆養護ホーム「矢野おりづる園」(広島市安芸区)で案内役を担う施設長、柿木田勇さん(69)は心待ちにしている。自身も被爆者だ。
広島市に原爆が投下された翌日の1945年8月7日、病院で働いていた姉を捜す母に背負われて市内に入り、被爆した。生後7カ月だった。敗戦直後の47年12月、昭和天皇の広島巡幸を家族で出迎えた。「当時は複雑な思いを抱く被爆者がいたかもしれない」
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞社会部
朝日新聞デジタルをフォローする
PR比べてお得!