民謡魂 ふるさとの唄「福岡県北九州市」 2014.10.26

どうもありがとうございました。
「第75回菊花賞」をお伝えしました
(城島)
本州と九州を結ぶ関門橋
九州側の窓口北九州が今日の舞台です
九州の名曲をたっぷりとお届けします
…なのにオープニングはこの曲です

(ハッハイ)・
(ハイ)・
(ハイ)・
(ハイ)・
(ハイ)
(拍手)・
(ハイ)・
(ハイ)・
(ハイ)・
(ハイ)・
(ハイ)
(拍手)ありがとうございました。
いやホント津軽三味線いいですね。
力強いですね。
あれ?でもここ福岡ですよね。
どうして津軽なんですか?いや実はですね福岡は津軽三味線が盛んな地域なんです。
中でも北九州市からは椿さんをはじめ3人の全国チャンピオンが出ている土地でもあるんです。
そして彼女たち若葉高校の津軽三味線部というのも全国に名をとどろかす強豪校なんです。
なぜまた津軽三味線を始めようと思ったのかちょっと気になりますよね。
きっかけは何だったんですか。
高校の部活動紹介で先輩が弾いているのを見て格好いいなって思って入りました。
彼女はどうでしょうかね。
実際やっててどうですか?とても難しいですけど弾けたらとてもうれしいです。
実際に三味線やってて周りの方家族の方とかお友達何か言ってます?格好いいって言ってくれますフフ。
さあ椿さんでもどうしてこの九州で津軽三味線なんでしょうか。
ねえどうしてなんでしょうね。
でも私が思うんですけども…まあ津軽だから福岡だからという事じゃなくやっぱりいいものはいい好きなものは好きという事じゃないでしょうかね。
ありがとうございました。
椿正範さんそして福岡大学附属若葉高等学校津軽三味線部の皆さんでした。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
「民謡魂ふるさとの唄」。
今日は福岡県北九州市からお送りしています。
ご案内は私城島茂と。
アナウンサーの近藤泰郎です。
(2人)よろしくお願いします。
さあここ北九州市は九州の玄関口です。
まずは九州ならではの名曲をお聴き頂きましょう。
船乗りたちが愛した唄は後に全国へと広まります。
熊本県の「牛深ハイヤ節」を會澤あゆみさんの唄で。
続いて屋根をふくかやを刈る時にうたわれました宮崎県の仕事唄「正調刈干切唄」を剣持雄介さんに。
そして九州を代表するお座敷唄「長崎ぶらぶら節」を堀ひろみさんにうたって頂きます。
それでは3曲続けて…。
(2人)どうぞ。
「サーサヨイヨイ」
(サーサヨイヨイ)
(ハハハ)
(ハヨイサーヨイサー)
(ハヨイショ)
(ハヨイサーヨイサー)
(サーサヨイヨイ)
(ハハハ)
(ハヨイサーヨイサー)
(ハハハ)
(ハハ)
(ハヨイサーヨイサー)
(サーサヨイヨイ)
(ハハハ)
(ハヨイサーヨイサー)
(ハハハ)
(サーサヨイヨイ)「サーサヨイヨイ」
(拍手)
(拍手)
(拍手)
(拍手)ありがとうございました。
さあそして今度はご当地福岡県の唄をお聴き頂きましょう。
うたって下さいますのはここ北九州市にゆかりの深い中西奈津子さん橋本大輝さんです。
よろしくお願いします。
(2人)よろしくお願いします。
お二人にとってこの北九州はどういったゆかりがあるんでしょうか。
私は隣町の芦屋町という所が出身なんですけれども…ありがとうございます。
ええ…高校の時に八幡の高校に通ってましてチンチンチンチンって鳴るチンチン電車に乗ってですね通学をしていました。
へえそうだったんですか。
さあそして橋本さんはどうでしょうか。
はい私は関門橋を渡ってすぐの下関。
下関も北九州と同じ生活文化圏なのでここも地元だと思ってます。
それではお願いします。
(拍手)
(トコサイサイ)
(トコサイサイ)
(トコサイサイ)
(トコサイサイ)
(拍手)
(拍手)ありがとうございました。
続いてはここ八幡に残る名曲にスポットを当てます。
今を遡る事およそ120年前八幡は小さな村でした。
その村は短期間で急成長し日本の近代化を支える進める重要な町へと発展していきます。
昭和5年活気あふれる町の姿を北原白秋が「八幡小唄」に記しました。
「八幡小唄〜鉄の都物語〜」。

(ゴッションゴッション)
(ゴッションゴッション)
(たんたん)
(ハゴッションゴッションゴッションゴッション)時は明治日本は日清戦争に勝利するも鉄の重要性を痛感。
迫りくる列強を前に富国強兵のため官営製鉄所の創設を決定する。
1901年九州の港町八幡に製鉄所が完成。
入所試験には全国から応募が殺到したのです。
ああ…この製鉄所に入りたか〜。
ここで働きたか〜。
ああ?だったら餅を食え。
なしてですか?体重は少しでも多い方がええ。
お前みたいな痩せっぽっちは落ちる。
そげんとですか。
あんた餅何個食べんしゃった?20個?餅50個下しゃい。
こうして体重を含む体格の検査のあと腕力検査更には忍耐力が試され晴れて製鉄所の職工となったのです。

(ゴッションゴッションゴッション)最新技術を結集した近代製鉄所。
その技術指導にははるばる海を越えてきたドイツ人技師が当たりました。
それまでの製鉄とは別次元。
想像を超えたスケールでの作業でした。
はあお疲れさんお疲れさん。
今日もよう働いたっちゃ。
え?まだ働くと?あそうか仕送りか。
あんたどこから来んしゃったと?「ハアー佐渡へ佐渡へと」「草木もなびくヨ」新潟かあ良かねえ。
あんたは高知?「土佐の高知のはりまや橋…」「花の山形」山形か。
え?違う?鹿児島?ただうたいたかっただけ?何じゃそりゃ。
日本の命運を握る世界最新の製鉄所。
しかし相次ぐトラブルにより生産量は予定を大幅に下回りドイツ人技師は次々解雇。
開業よくとしには操業停止となるのです。
(爆撃音)それから2年後日露戦争開戦。
求められたのは鉄。
八幡製鉄所へも重圧がのしかかります。
わしらがやらんで誰がやるとや!粉骨砕身!日夜奮励!努力!
(腕を)
(鉄の腕)
(のぼる)
(家が建つ)・「家が建つ」よいしょ!ああそれにしても増えたな。
山のてっぺんまで家建った!製鉄所が建つ前は1,300人あまりだった寒村は20年後人口およそ8万人を擁し日本を代表する鉄の都となったのです。
え?あれはカラスかって?ちゃうちゃう。
あれはスズメやんか。
あんた新入りか?見てみんねこの煙突の数300本400本500本数えきれんちゃ。
だけんスズメも真っ黒になるとよ。
そげんでも俺たちがこっから日本を支えとるとやないですか。

(ソリャゴッションゴッション)製鉄所で働く所員は羨望の的。
スチールの頭文字からマルエスさんと呼ばれ高額の給料不況にも強い国の経営。
マルエスは嫁に困らないとまで言われました。
いやいや…あいやいや…。
もうどげんもこげんもモテちゃってモテちゃって。
・「モテちゃって」高度経済成長期には自動車をはじめ生活の中でも鉄が求められます。
創設から僅か70年。
列強へ追いつこうと必死だった製鉄所はついに頂点を極めるのです。

(あげて)
(秋祭)ああもう起業祭か。
年をとるのも早いわけやな。
それにしても製鉄所大きくなったな。
1901年11月18日。
たくさんの来賓を迎え高炉から流れ出す銑鉄に感嘆の声があふれた日。
以来家族や近隣の人を招いて起業祭は毎年開催され現在でも市民に愛される大切な行事です。
113年前にともされた高炉の火。
日本を引っ張りあしたを照らす炎は今この瞬間も燃え続けるとですたい!
(ゴッションゴッション…)「たんたんたんたん」
(拍手)ありがとうございました。
中村さんどうぞこちらへ。
そして今日のために壮大な編曲をして下さいました本條秀太郎さんです。
ありがとうございました。
歌手の皆さん演奏の皆さんもありがとうございました。
さて小倉ご出身の中村さんにとってこの製鉄所はどんな存在だったんでしょうか?製鉄所ですか?僕は小倉の人間だったんで小さかったんですけど聞いたとこによるとですよ八幡の人たちは洗濯物干すと真っ黒になるっていうの話聞きましてね。
もうそんなところで生活してる八幡の人は偉いなと思いましたね。
そういう時代だったわけですよね。
はいそうですね。
さあそして見事なね…もうやっぱりパントマイムを含めてですけどもちょっと感動しました。
おお!やっぱりこのねこれを見せて頂かないと…はい。
東京に何しに行ったんだか。
いえいえ…ホントに。
という事でありがとうございました。
中村ゆうじさんでした。
どうぞ大きな拍手でお送り下さい。
ありがとうございました。
(拍手)息を合わせ重い木を動かす木遣唄。
気温と状態を読み時を計った酒造り唄。
この国には先人の知恵によって生まれた唄や風習文化があります。
なくしたくないもの「ジャパニーズソウル」。
今日は筑豊炭田でうたわれてきた「ゴットン節」をお聴き頂きます。
黒いダイヤと呼ばれた石炭は日本の近代化を進めてくうえで必要不可欠なエネルギーでした。
明治時代製糸や織物などさまざまな産業が機械化されていきます。
工場を動かすのは蒸気機関。
燃料は石炭です。
北九州市の南には日本最大の石炭産出地筑豊炭田が広がります。
その数は250以上。
最盛期には2,000万トンを超える出炭が記録されています。
こちらは3年前にユネスコ世界記憶遺産へ登録された山本作兵衛氏の絵です。
8歳で炭坑に入り63歳まで炭坑夫として石炭を掘ります。
孫たちに残しておきたいと明治から昭和初期の炭坑の暮らしを赤裸々に描き更には解説や唄も書き添えました。
今日は田川市石炭・歴史博物館でガイドを務める原田巌さんにお越し頂きました。
よろしくお願いしますどうぞ。
よろしくお願いします。
原田さんはお父様おばあ様と3代続いた炭坑一家に育ちました。
炭坑は地下に眠る石炭を掘り起こし地上へと運び出します。
明治のころはつるはしを使った手掘りです。
大手のところでは明治中頃から機械化が進んできますが小規模の炭坑では戦後も手で掘っていたそうです。
原田さん炭坑では何時間ぐらいお仕事されてたんでしょうか。
作兵衛さんの絵の中を見ます時汽笛3声…
(原田)そのような時代があったみたいですよ。
さあそして炭坑で働いていたのは男性ばかりではありません。
掘り起こした石炭を地上に運び出すのは主に女性の仕事でした。
原田さんこの絵ではほとんど裸に近い格好をしてますがこれはやっぱり暑かったからでしょうか?
(原田)そうですね炭坑っちゅうとこはですね非常に水分の多い所で蒸し暑いんです。
(原田)裸のほうがいいというふうに文献が出ていましたね。
さあそして子供も炭坑に入っていました。
山本作兵衛氏は8歳のころから弟の子守や石炭の入った車を押すなどのお手伝いもしていたそうです。
原田さんどうして子守を炭坑の中でわざわざするんでしょうか。
1つはですね…あお母さんが?はいはい。
お母さんが遠いから…
(原田)そういう時代だったんですね。
一家総出で炭坑に入っていましたがそこは死と隣り合わせの危険な所です。
だからこそ皆さん人一倍縁起を担ぎそして注意を怠りませんでした。
原田さん実際にはどういった注意をされてたんでしょうか。
1つは…髪の毛をとくな?なぜかというと…そういうわけなんですね。
さあそして絵の中に解説とともに書かれている「ゴットン節」なんですがこの「ゴットン」とはどこからきてるんでしょうか。
(原田)「ゴットン」っていうのはですねトロッコがですね「ゴットンゴットンゴットン」動く音とかつるはしで石炭を掘る時に「ゴッツンゴツン」って音がするでしょ。
それから取ったというふうに書かれてますね。
そこが基といわれてるわけですか。
今日は原田さんどういう思いで「ゴットン節」をおうたいになりますか。
そうですね実はですねこの「ゴットン節」の中にね……という詞があるんです。
この詞を読むと切なくなるんですけども…この「ゴットン節」をうたうこの詞を見るたびにその事を思い出します。
この人たち…命をかけて働いたこの人たちがあったからこそ生活があったからこそ今の私たちがあり日本があるんです。
なるほど。
だからねこの人たちの事を語らずにどうしましょうか。
私は是非それを語ってあげる唄を通して語ってあげるのが感謝の心だと思ってこれからも語り続けたいうたい続けたいと思ってます。
(拍手)それでは唄のご準備をお願いします。
もしあの時代に石炭がなかったら。
もしあの唄がなかったら。
私たちの暮らしはどうなっていたんでしょう。
ただ一つ思うのは先人たちの汗があったからこそ私たちの今があるのではないでしょうか。
なくしたくないもの「ジャパニーズソウル」。
今日は「ゴットン節」をお聴き下さい。
このようにうたわれてます。
原田さんありがとうございました。
ありがとうございました。
(拍手)
赤坂小梅歌手
「NHK紅白歌合戦」に4回出場
「黒田節」など数多くの民謡を全国に広めた昭和の大スターです
明治39年小梅さんは炭鉱の町に生まれました
聴き覚えの歌を練習していると山帰りの炭坑夫が小遣いをくれたという子供時代
歌が大好きだった小梅さんのほほ笑ましいエピソードです
歌への思いは絶ち難く16歳で芸者になる事を決意
その歌いっぷりと声の良さが評判となり小倉の花街を代表する歌い手となります
昭和6年25歳の春に上京
民謡や歌謡曲などジャンルを超えて活躍します
その小梅さんが大切にしていた歌があります
小梅さんの第2のふるさと小倉をうたった唄
小倉を訪れた野口雨情らがその声にほれ込み小梅さんにレコーディングを勧めた唄
そして炭鉱の町に生まれ育った少女が大きく羽ばたくきっかけとなった唄
今日は「黒田節」そして「小倉節」を高橋キヨ子さんの唄でどうぞ
(拍手)
(拍手)福岡県北九州市からお送りしました「民謡魂ふるさとの唄」いかがだったでしょうか。
次回は埼玉県行田市に伺います。
それでは最後にこの唄で締めくくります。
「小倉ハンヤ節」。
・「ハンヤエーハンヤ」・「風は東風だよ」・「追風にかけてナー」・「ゆくよ玄海サーマ」・「鯛つりにナー」・「ハンヤ荷方の川まん中で」・「あやめ咲くとはしおらしや」・「藍の島沖には瀬が二つ」・「思い切る瀬と切らぬ瀬と」
(拍手)
(木魚と鈴の音)
BSプレミアムで絶賛放送中…
2014/10/26(日) 16:00〜16:45
NHK総合1・神戸
民謡魂 ふるさとの唄「福岡県北九州市」[字]

福岡県北九州市から。日本の近代化を支えた製鉄の街・八幡を描いた「八幡小唄」や、炭坑の作業唄「ゴットン節」、そして九州の名曲を紹介!城島茂、高橋キヨ子、剣持雄介他

詳細情報
番組内容
福岡県北九州市で公開収録。日本の近代化に大きく貢献した製鉄の街・八幡の情景を描いた「八幡小唄」。北原白秋作詞の唄を、北九州出身の俳優・中村ゆうじのパフォーマンスを交えてお送りする。城島茂の「ジャパニーズソウル」は、明治から昭和の炭坑の生活を描いた「ゴットン節」を紹介。その他、九州の名曲も次々登場!出演は、高橋キヨ子、中西奈津子、剣持雄介、會澤あゆみ、堀ひろみ、橋本大輝、近藤泰郎アナウンサーほか
出演者
【司会】城島茂,近藤泰郎,【出演】高橋キヨ子,中西奈津子,剣持雄介,會澤あゆみ,堀ひろみ,橋本大輝,中村ゆうじ,原田巌,本條秀太郎,本條秀五郎,正田麻盛,鼓友緑美代,鼓友緑佳,西田美和,西田和美ほか

ジャンル :
音楽 – 民謡・邦楽
音楽 – 民族音楽・ワールドミュージック
趣味/教育 – 音楽・美術・工芸

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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