本日の先輩は…
(加藤)どうなんですか?関係は丸山さんと市川さんは。
単純に言うとただの仲良し…。
お友達。
家とか行き来するんですか?
(丸山)そうですねちょいちょい。
何するんですか?2人で。
たこ焼きパーティー。
でもぶっちゃけ今日もうちの着てくれてますけど僕の中ではホントデビューしてから…。
…の1人。
じゃブランドには欠かせないモデルさん。
プライベート的にはどうなんですか?丸山さんは。
オトンでもなくオカンらしいです。
世話好きな感じなんですか?何でしょう包容力…。
笑わないそこ。
デザイナー的には日本のファッション界の中で唯一二無の存在だと…。
唯一無二?二無?今二無って言った。
似たようなもんですよ似たようなもんです。
…と思ってます。
(笑い)
本日の先輩は…
今年でデビュー20周年を迎える丸山さん
「DREAMSCOMETRUE」をはじめ数多くのアーティストのライブ衣装や映画『ヘルタースケルター』の衣装デザインさらには航空会社の制服を手掛けるなど幅広い分野で大活躍
そんな丸山さんの始まりは1994年の東京コレクション
それからわずか3年後パリコレデビュー
世界的デザイナーの仲間入りを果たしました
以来人々を魅了し続けて来た丸山さんの世界とは…
上品で華やかな色使い
端正な刺しゅうやレースに彩られた服達はまるでアート
始めてショーを見た人は感動して涙を流すほどなのだとか
そんな服作りはどのようにして行われているのか今夜はその背景に迫ります
そして本日2人目の先輩は…
女のコ達のファッションアイコンとして一世を風靡
2000年にはスクリーンデビューも果たしテレビ舞台など活躍の場を広げています
寝顔見ちゃった。
丸山さんにとって市川さんは欠かすことのできないミューズ的存在
プライベートでも大の仲良しなんだとか
そんな市川さんと共に今日は丸山さんの頭の中を一緒に探検してみましょう
作業場でホントやってる感じなんですねこれ。
これホントに出るやつですか?出るやつです。
うわっすごい!
(大東)お2人の心ゆさぶるものを探って行きたいと思います。
まず最初はこちら!何ですか?これは物語っていうのは。
コレクションをやる前にデザイナーってとかくデザイン画を描いて…。
デザイン画からだと思います。
思われがちなんですけど僕自体はそのシーズンの気分みたいなものを探るのに…。
言葉から出来るまで納得です
(大東)一番最初の段階。
これ2005年の春夏コレクションってことですね「避暑地の出来事」。
こういう湧いて来た言葉をバ〜っとまとめて行って。
僕不特定多数の人に洋服って作ってるんですけど僕どうもそれが苦手で。
「昔々ある所に…」みたいな具体的な物語を作るわけじゃないんですけど「大平原の異国の国」なのか「ハワイ」なのかみたいなシーズンシーズンの物語みたいなものを組み立てて初めてそこにキャラクターが出て来て…。
えっこれまずどっからやって行くんですか?「よく冷えたサングリア」とか。
(大東)「チョコレートの魅力」…。
どんな魅力ですか?それ。
「麻のショートパンツ」は分かりますよ避暑地だからね。
(木南)情景が一番最初に浮かぶんですか?それともワンポイント?変な話例えばあ〜何かそよそよしてんなみたいな…。
うまく言えないんですけど何ていうのかな…。
今気になってることが…。
このメモは?
最初はこんな裏紙に
…とか書いてありますね。
これどこで書いたんですか?何か切ったやつですけど。
封筒の端っこですね。
(大東)あっち領収証。
ツタヤで「入浴バー通常版」を買ってますよ。
(笑い)
(大東)プリンめっちゃ買ってる。
ちょっと見せてください。
牛乳プリン…韓国風豆腐サラダも買ってます。
(大東)口どけ滑らかカスタードなんちゃらみたいな…。
甘いの好きなんですね。
甘系ですねスイーツ好き。
そこ関係ないです裏です。
ランダムにバ〜っと挙げて行こうってことですね…その後は?その後それをビジュアルとして分かりやすくこういうコラージュにして行くんですね。
あ〜分かる分かる。
「避暑地の出来事」じゃないですか。
(木南)バカンスですね。
これはだけどありものですよね。
雑誌の切り抜きだったりとか。
文字にまず起こしてイメージ作って次はコラージュ作って具現化されて行きますよね。
その次はどうなるんですか?その後はもうデザイン画を…。
こういうことですねこれですね。
型や素材を作って行くっていう2つの流れ…。
へぇ〜こっからパ〜ンって入るわけじゃないんですね。
世界観をまずちゃんとつくった上でじゃないとここに行けないんだ。
僕は行けない。
シーズン的に春夏秋冬年2回どんどんどんどんやって行くわけじゃないですか。
枯渇して来ません?カラッカラになる時もあります。
どうするんですか?その時は。
どうしてんだろうね?見たことある。
ハハハ…。
そういう時ってつらいですよね。
つらいですよね。
具体的にどうするんですか?その時のスイーツ!多分ね。
甘いやつで!多分コンビニに逃避するとか。
僕のイメージだとデザイナーの人とかそうなったらそれこそさフランスの南仏に行きますとかさベニスに行っていろいろ見ますとか。
コンビニでよろしいですか?私ホントに思うんですけど丸山先生のいいところって…。
(笑い)
(木南)そういう感じがします。
市川さんが着てみて敬太さんの服の印象ってどういう感じなんですか?やっぱり気分が高揚するというか上がる…単純に言うとホントに上がる。
女のコ的にやっぱり単純に上がる。
上がる。
やっぱり…。
あ〜確かにそれだって刺しゅう入ってね。
さてデザイン画の次には…
これ起こしたのはあくまでもパタンナーさんに説明したりとか。
そっからどうなんの?そっからいわゆるトワルっていうんですけど仮縫い。
実際の生地ではないんですけどモデルの人に着てもらって。
立体にして行く…。
そうですそうです。
今日はなんと新作のトワルを
これね今日ガチで仮縫いなんですけど。
これホントにやっていただける?最初シミュレーションして来ようかなと思ったんですけど小芝居するのも何かなと思って…。
これはまず…。
このデザイン画を形にして行くっていう作業をして行くんですけど。
歩いてみてもらっていいですか?ショーのモデルさんって感じですね。
今歩かせたのは何の意味があるんですか?やっぱり動きってすごく大事でまず最初の印象を動いてもらいながら見てるんですね。
ここのタックの方向が今下に…。
これを外側に広がって…。
(大東)切っちゃうんだ。
これ作業場でホントやってる感じなんですね。
そうです。
しかもこれはホントに次の春夏の…。
これホントに出るやつ?出るやつです。
うわっすごい!今それでパタンナーさんは次は…あっ足すんだ!こういうものを三角錐というか…。
(木南)広がるように。
パタンナーさんも丸山先生とずっと一緒にやってるんですか?
(大橋)15年ぐらい。
15年間。
15年?もっと古くから知ってる…。
「あちゃの」です。
あちゃのさんですか?バンバン切って行くんだなそうやって。
今ここの距離がちょっと足りてない。
継ぎはぎで大まかな形を作って行くっていうことですね。
そうですね。
彼女はすごい優秀なパタンナーなので今日これ初めて見るんですけど割とイメージに近いものを最初の段階で作れてるほうなので。
じゃパタンナーさんの息が合わないと見て「えっ何これ」って…。
すごい大事です。
トワレ・チェックってずっと立ってることもあるわけでしょ。
ずっと立っててくれるから。
最大何時間ぐらい立ってるの?
(大東)へぇ〜!ぶっ通しで?ほぼぶっ通しだね。
しんどい時もあるでしょ。
(MAKI)そうですねちょっと陰で屈伸したりとか。
陰でね先生の見てないとこで…。
(笑い)
次に柄を当てて行きます
当て込んで行くんだ柄を。
そうです。
こんな長々やってていいんですかね?いいですよ。
今本当に仕事が1コ終わってうれしいみたいな気持ちに…。
(笑い)こんだけ待ち針刺さったらたまに待ち針がグサっていう時あるでしょ?はいすいません。
そういう時どうするんですか?
(MAKI)ある程度まで我慢します。
我慢するの?あまりにも刺さってるのが分かってないと痛いですって。
もっと言っていいと思いますよ。
(笑い)確かに膨らんだ。
(大東)ねっ印象が全然違う。
やっぱこの状態で例えば僕のイメージワードの中に…。
…みたいな言葉が入ってたりとかするとやっぱりこういう服になって…。
(大東)あ〜そういうことか。
分かりました皆さんありがとうございます。
続いての心ゆさぶるものはこちら!「Parisから始まる」。
自分自身のブランドをデビューの時に…。
「TOKYOPARIS」がついてるんですね。
パリコレをやってるわけでもなくパリにお店があるわけでもないのに…。
なぜ?昔の王道というか自分がデザイナーになるのであればパリでコレクションをやってパリにもお店を出して最終的には…。
(笑い)勝手な王道パターンみたいなものを最初から持っていたので…。
パリコレでこんな洗礼を…
協会から正式に選ばれたブランドから非公認のものまで街の至る所で開かれるパリコレ
華やかなイメージしかし現実は…
本当の意味でのパリコレクションってやっぱしジャーナリスト。
あとバイヤーと呼ばれる服を買いつけるそれこそ世界的なニューヨークでいえばバーグドルフのような百貨店パリでいえばボン・マルシェとか。
例えばアメリカン『VOGUE』の編集長アナ・ウィンター様とかに…。
はぁ〜そうするためにはどうしたらいい?当然物というものもありますけど物だけじゃ難しいですよね。
力を持っているプレスと契約できるかとか。
僕も最初プレスを探す時に自分のサンプルをスーツケースに入れてあっちこっち回って。
どうでした?最初。
コテンパンですよまず…。
え〜!その時にすごく言われたのは東京って自分達が作りたいものを作って発表してればわ〜って盛り上がってくれた時期だった。
でも向こうに行ったらまず「どこで誰に着せたいの?」。
ホントに明確なビジョンが必要だということですね。
いやいや有名になりたくてっていうようなちょっと恥ずかしい感じなわけですよ最初は僕も。
何言っちゃってんの?っていう感じでバ〜って言われて。
我々やってることは商売だよっていうことですよね。
そこはお金に関してもシビア…。
世界のマーケットっていうものをあまりにも知らない。
2年ぐらいちょっと積み重ねて最終的には3番手ぐらいのプレスと契約できたので。
僕ホントに一番最初にやったコレクションって…。
それ出てもらったよね。
出た。
そこから次に200人ぐらいに…みたいな形になって行って。
じゃ成功ということですねちょっとずつ上がって…。
そうですね思い描いていたようなことでは全然なかったですけど。
市川さんその最初のパリコレに…。
でも先生だったので何も考えずにやってました。
けどプロフィルとかにはパリコレにも出た…みたいなこと書かれると違う違うと思っちゃうよね。
だからよくパリコレ!って言うじゃないですか。
よく聞きますよね。
パリで活躍の世界的なデザイナーとかってそれはすごいラッキーと思って乗っかってますけどホントに同じで違う違うって…。
でも10年やって来たんですよね。
でも結局…。
…も見るわけですよ。
それと自分の差がどれぐらいあるかっていうのはバカじゃないので分かるんですよね。
それが大事な経験だったと思います。
今の話聞いてたらパリコレって言葉だけ聞いちゃうと何か華やかなお祭りって感じが勝手に僕はしてたんだけど相当シビアですね。
シビアです。
自分らしさって大事です
あのポール・マッカートニーがリッチー・ブラックモアが内外のミュージシャンが愛してやまないギターをご存じですか?
岐阜県の片隅にある小さなメーカー
『ヤイリギター』の製品です
輝かしい歴史は矢入一男さんが築き上げました
しかしアメリカのギターを徹底的に研究したもののどこまで行ってもモノマネ
突破口は意外にも音と何の関係もない一流品だった
奇想天外なギター作りの物語
教えてあげる
1960年代初めの日本は人件費も安く輸出品の製造に追われていました
木琴や木箱を作っていたうちの会社でもアメリカ向けにギターを作り始めたんです
やるなら世界で勝負しなきゃ
みんな!アメリカに行って来るわ!えっ!?
自分達のギターがどれほど評判になっているのかそれを見たくてアメリカへ
でもロスの楽器店に並んでいたのはアメリカのものだけ
街じゅう探し回ってなんと雑貨店の店先に自分達のギターを見つけました
たった3ドル…
いっぱしのギター職人気取りでアメリカまでやって来た自分が心底恥ずかしかった
確かにクオリティーの高いアメリカ製に比べたらうちのギターなんてオモチャ同然
こうなりゃ意地だ
トップブランド『マーティン』のギターを持ち帰り徹底的に研究しました
絶対に同じものを作ってみせる
10年後名器といわれた「D−45」そっくりの「YW−1000」を世に送りました
しかも価格は10分の1
これが毎月100本も売れるヒット商品になったんです
Thissoundsverygood.
だけどどこかにむなしさがありました
買ってくれるのはせいぜいアマチュア止まり
プロのミュージシャンは見向きもしてくれません
だってしょせんはモノマネだもの
『ヤイリ』ならではという音でなくてはダメだ
でも一体何をすべきか雲をつかむような話
そうか世界の一流品にじかに触れてみよう
大枚はたいてヨーロッパに渡りました
建築音楽絵画
ギターと関係なくても世界の一流品に触れるためです
高級家具の材料は長く雨風にさらした上で乾燥させる
そう聞けば早速ギターの木材でも実験です
優れたワインは樽の香りを身につける
そう聞いてひらめいたのはギターにいい音楽を聴かせてみよう
科学的根拠なんて分かりません
バカにされようが本気だった
一流のバイオリンをマネて素材も替え失敗の連続
『ヤイリ』の音が欲しい一心でした
そんな10年が過ぎ耳寄りな情報が飛び込んで来たんです
世界的なアーティストがワールドツアーで使うギターを探している
有名各社もこぞって製作に入ったとか
まだ無名に近いうちのギターを認めてもらう絶好のチャンスでした
条件は左利き用であること色は黒
そうあのポール・マッカートニーです
精魂傾けた自信作3本をアメリカに送りました
ところが…
世界の有名メーカーがこぞってポールに送った中精魂傾けた…とはいえしょせん無名のギター
やっぱダメか…
忘れかけていた頃ライブのVTRを手に入れました
あっあれは俺達のギター
♪〜Yesterday♪〜lovewassuchaeasygametoplay♪〜nowIneedaplacetohideaway
柔らかくて奥行きの深い俺達だけの音
矢入さんは今年惜しまれながら81歳の生涯を閉じました
今や世界的ブランドとなった『ヤイリギター』
30人の職人達にそのスピリットは受け継がれています
理論や理屈ではなく体験してやってみる
そんなお話
いい話ですね。
何か全ては模倣から入るともいいますからね。
山口小夜子さんという日本を代表するモデルもうお亡くなりになられてるんですけど彼女が…。
…っておっしゃってくださったことがあって。
パリにコレクションで行って言われるのは…。
いかに自分のバックボーンを…。
それでしか勝負がむしろできない。
その言葉がそういう意味だったんだなっていうのをすごくその時に実感して。
そこは大事だと思いますね。
…ってうちの事務所の社長に言われまして。
割とのほほ〜んとモデルにスカウトされてボ〜っと来て。
ある時女優というお仕事を頂いた時に怖かったんですよやりたくなかったし。
その時に「やってみたこともないくせに」って言われて「あっそっか」って素直に思って「じゃやってみよう」って思って始めたらまた…。
でもその言葉がね私はきっかけでいろんなことに興味が持てるようになった気がしていて。
経験しないと分かんないですよね。
はたから見てるだけじゃ全然分かんないですよね。
丸山さん現在書籍が発売中ということで『丸山景観』。
20周年のいろんなものが凝縮したアートブックなんですね。
すごくステキな本になったのでぜひお手にとっていただけると。
(大東)今までの全てが入ってる。
そうですね。
実和子も結構載ってるよね。
(一同)乾杯!今日は丸山敬太さんと市川実和子さんが来てくれましたけど。
(大東)ファッションって意外とどうやって作られてるか見たことなかったですよね。
全然知らない。
想像が及ばなかったわ。
(木南)面白いですよね単語から作って行くって何か歌作ってるみたいな感覚。
ちょっと大事にしようと思った。
服を?ハハハ…。
軽いな発言が。
こっちのほうがダメそうだけどね。
(桝)アナウンサーはアナウンサーですごく充実してるんですけど。
2014/10/25(土) 23:00〜23:30
読売テレビ1
心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU[字]
デザイナー丸山敬太&市川実和子登場!来期の新作をスタジオで作っちゃう!▽苦労尽くし…パリコレ裏話▽レシートにデザインする?まずは言葉を並べる?個性的な方法に迫る
詳細情報
おしらせ
番組ホームページでご意見募集中!MCの当番ブログも毎週更新!
http://www.ntv.co.jp/rockyou
ツイッターでもつぶやき中!
@senpai_rockyouを検索して下さい!
番組内容1
デザイナー丸山敬太&市川実和子登場▽必見!来期の新作をスタジオで作っちゃう!▽苦労尽くし…パリコレ裏話▽レシートにデザイン?まずは“言葉”を並べる?個性的な方法に迫る!▽大親友の市川実和子が丸山を語る“おかん”的な存在!?
出演者
【MC】
大東駿介
木南晴夏
加藤浩次
【ゲスト】
丸山敬太
市川実和子
番組内容2
ポール・マッカートニーにリッチー・ブラックモア・・・内外のミュージシャンが愛して止まらないギター。それは、岐阜県の片隅にある小さなメーカー、ヤイリギターの製品です。輝かしい歴史は、矢入一男さんが築き上げました。しかし、アメリカのギターを徹底的に研究したものの、どこまでいっても物真似・・・。突破口は、意外にも音と何も関係ない一流品だった!?奇想天外なギター作りの物語。
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