クロスロード <ダンサー・俳優 大貫勇輔> 2014.10.25

見事なまでに鍛え上げられた肉体。
端整なマスク。
その姿はまるで生ける彫刻。
今この美しき青年への注目度が急上昇しています。
彼の名はジャンルを越えたさまざまなダンスを踊りこなす抜群の身体能力。
今年は海外の有名カンパニーに請われてゲスト出演。
ヨーロッパでも絶賛されました。
誰も見たことのないオンリーワンを目指し突っ走る若き才能の今を追いました。
この夏大貫さんはある舞台に臨んでいました。
初上演から今年で34年。
子供たちに大人気のミュージカル『ピーターパン』です。
これまでベテラン俳優たちが務めてきたフック船長。
その役を今回は20代の大貫さんが演じます。
もちろん歴代最年少。
「残虐で冷酷で嘘つきで卑怯な奴」「腹黒い悪の中の帝王」
(一同)「帝王」「最低のキャプテン・フック」ヘイ!ブラボー!そして…。
大貫フック船長の見せ場がやってきました。
一挙に場内を魅了するこのキレ。
今年の『ピーターパン』は大貫さんの持ち味を最大限に生かすため今までなかった踊るフック船長が誕生。
お疲れさまです。
お疲れさまでした。
お疲れさまでした。
7歳でダンスを始め17歳高校生のときにはプロの舞台に立っていた大貫さん。
当時いちばん好きだったのはストリートダンス。
そのあとコンテンポラリーダンスにハマりプロとして生きようと決めてからはバレエも学んで二十歳になる頃には主だったダンスのジャンルすべての素養を身につけていました。
あんまり先をどうしようとかって考えてなくてダンスをとにかくひたすらやっていたかったみたいな感じで。
大貫さんはこの春アメリカでまた新たなる武者修行を始めていました。
大貫さんが今回挑むことになったきっかけ…。
それはこの人物との出会いでした。
世界三大バレエコンクールのひとつヴァルナ国際バレエコンクールで金賞に輝いた天才。
現在は自らカンパニーを率いてバレエのみにとどまらない公演を成功させているダンス界のレジェンドの1人。
大貫さんにとって憧れの存在です。
日本に来日されていてそのチラシを大阪でマネージャーと一緒に見てラスタが来てるんだったら会いたいねってなって会いに行ったらせっかくだったら一緒に踊ってきなよってなって…。
ラスタさんに才能を認められ大貫さんは今年3月彼のカンパニーのドイツ公演『ロミオとジュリエット』に出演。
ジュリエットのいいなずけパリス役に抜擢され海外デビューながら堂々とパフォーマンス。
目の肥えたヨーロッパの観客からも高い評価を得ます。
そして舞台のあとに待っていたのはラスタさんからの更なる大役のオファー。
それが今回のロックにのせバレエテクニックを駆使した超絶技巧のダンサーたちが踊りまくるというラスタさんならではの作品。
すでに世界中で成功を収めているそのステージの日本公演にぜひ出演してほしいと求められたのです。
アメリカでの稽古に際しカンパニーから用意されたのはゲストハウスの1室。
13日間の滞在中この部屋で1人暮らしです。
こんな感じです。
これが全部の荷物…。
そうですね。
あとここらへんに洋服かけて…。
言うまでもなくホテルのようなサービスはありません。
居心地はどうですか?夜英語の…英語っていうか疲れで…。
スタジオの送迎などこまごまとした面倒を見てくれているのはダンスキャプテンのティムさん。
今からフードコートにランチを買いに行くというのでついていきました。
食事は大抵こうしてテークアウトでとっています。
全然大丈夫ですねホントに。
自分でもビックリするくらい。
よく日本食が恋しくなるとか言うけど1回も思ったことないですね。
といたって強気の大貫さん。
しかしゲストとして参加する唯一の日本人として12曲分のとびきり高度な振り付けをわずか10日でマスターしなくてはならないという今回のミッション。
80分間ほぼ出ずっぱりとなる舞台だけにこの強行スケジュールにはさすがに少し不安を感じずにはいられなくなってきたようです。
このスポーツジムは体操のオリンピック強化選手だった大貫さんの祖父が運営する施設。
大貫さんは子供の頃からこのジムでスポーツに親しみ現在もここではいオッケー。
このダンススクールを主宰しているのはまさにダンスとともに生まれてきた子供。
大貫さんはごく自然にけれど成長の過程にはちょっと横道にそれそうになった時期もありました。
大貫さんが今や世界に羽ばたくダンサーになったのはお母さんの導きがあったからこそだったんですね。
大貫さんが転機と振り返る作品があります。
3年前に出演したオーディションを受けダンスで死を表現する役を射止めました。
役づきだったらおもしろいだろうなというのとたくさんの人にこれだけ大きな企画だから目に触れるだろうななんてことを思ったんだと思いますね。
「僕は怖い」「知るのが怖い」ところがこの作品で大貫さんは同じ舞台に立つミュージカル俳優たちの力に衝撃を覚えたといいます。
お客として見てたりすると泣けてきちゃって。
すごい感動して翌年には『キャバレー』で藤原紀香さんの相手役を務め本格的なミュージカルに挑戦。
去年はイギリスの鬼才マシュー・ボーンに認められ作品『ドリアン・グレイ』で主役を演じます。
ダンスの技術はもちろんですが主人公の感情をほとばしるように表現し俳優としての可能性をも広げました。
そしてこの秋。
天才バレエダンサーラスタ・トーマスに見いだされ彼のカンパニーのステージに立つことに。
その本番の日が目前に迫っていました。
稽古場の大貫さん。
映像で振り付けを確認するその表情がどんどん険しくなっていきます。
天才バレエダンサーラスタ・トーマス演出7人の超絶技巧のダンサーが80分間ほぼ出ずっぱりで踊りまくるステージはすでに世界各地を席巻しいよいよ日本公演。
大貫さんはそのメンバーに抜擢されたのです。
本番まですでにひと月を切る中たった1人で練習。
この日世界中で踊ってきた精鋭たちとようやく合流。
アメリカで世話になったダンスキャプテンティムさんと久々に再会。
しかしほとんどのメンバーとは初対面。
顔を合わせ終えると早速大貫さんを加えたフルメンバーでのリハーサルを開始。
アメリカで教わったのは振り付けだけ。
それができている上で今度は7人のダンサーがどういうフォーメーションで踊るかポジショニングをつぶさに頭へ叩き込まなければなりません。
本番まであとたったの4日で全演目を完璧に仕上げる。
そのプレッシャーは予想していた以上のものでした。
(スタッフ)どんな感じです?いや…。
情報量が多すぎて疲れましたもう。
きつい!本気で踊ってないのにきつい!リハーサル開始から踊りづくめで10時間近くが経過。
結局この日1日で大貫さんが出演するおよそ30曲の確認を一気にやってしまいしました。
マジで疲れた。
ちょっと大変。
スーパーマン!アイアムスーパーマン!グッドナイト!
(スタッフ)お疲れさまでした。
仕上がりのほうはどうでしょうか?おはようございます。
プレゼント。
サンキュー!大貫さんからメンバーに湿布のプレゼント。
タフなバッドボーイズたちにも疲れがたまっているようです。
さあリハーサル開始。
〜大貫さんが1人だけミスをしてしまう場面がまだ何度か見受けられました。
(拍手)芸術劇場はなんか…。
その夜大貫さんは明日から公演を行う劇場のリハーサル室で1人練習を続けていました。
さっきはちょっとイラついてましたね。
間に合わないよって感じでちょっとイラついてたんですけど。
でも今はちょっと焦ってる感じですかね。
ひたすら練習です。
自分の頭の中でやったり頭の中じゃなくてもちょっと動いたりとかしながら確認して…ぐらいですね。
それをひたすらやるしかないですね。
本番まであと24時間。
『ロック・ザ・バレエ2』本番当日。
この日は長い取材期間で初めて今日は話しかけないでほしいという要望が大貫さんサイドから伝えられました。
本番までの残された数時間カメラがとらえた大貫さんはひたすら確認作業を続けていました。
いよいよ開場。
天才率いるダンスカンパニーと大貫さんの共演を心待ちにするダンスファンで客席はいっぱい。
よしいってきます!最初に登場したのは大貫さん。
ボルテージが一気に上がります。
〜パワフルなメンバーに負けることなくしなやかさが際立つ日本人大貫さんのダンス。
そしてダンス界のレジェンドラスタ・トーマス。
舞台後半ソロを踊る大貫さん。
魅力全開です。
(拍手)初日の舞台が盛り上がりに盛り上がって終わりました。
いやなんかすっげぇ嬉しかったですやれて。
楽しかったですすごい。
明日はもっともっと直すところは直してやりたいなと思ってます。
唯一無二の存在になりたい。
大きな夢に向かって今まさに破竹の勢いで突き進む男大貫勇輔。
あなたのたぐいまれなる才能と努力を応援します。
2014/10/25(土) 22:30〜23:00
テレビ大阪1
クロスロード <ダンサー・俳優 大貫勇輔>[字]

アメリカの超絶技巧のダンサー集団「BAD BOYS」の公演にたったひとり日本人として参加、ドイツ公演で海外デビューし絶賛された大貫勇輔が登場。

詳細情報
出演者
【ナビゲーター】
原田泰造
番組内容
身長180センチと日本人離れしたプロポーションと身体能力、表現力で世界中の目利きを虜にしているダンサー・俳優の大貫勇輔。英国の著名演出家、マシュー・ボーンの「ドリアン・グレイ」でタイトルロールの美青年役に抜擢されたかと思えば日本の鬼才、小池修一郎に抜擢されミュージカル「キャバレー」で藤原紀香の相手役を務めるなど目覚ましい活躍を見せている大貫に半年間密着した。
番組概要
様々な分野で活躍する、毎回一人(一組)の“挑戦し続ける人”を紹介。彼らが新たなる挑戦に取り組む今の姿を追う。挑戦のきっかけになったもの、大切な人との出会い、成功、挫折、それを乗り越える発想のヒントは何からつかんだのか?そして、彼らのゴールとは?新たにどこへ向かおうとしているのか…。そんなクロスロード(人生の重大な岐路)に着目し、チャレンジし続ける人を応援する“応援ドキュメンタリー”。
音楽
【エンディングテーマ】
「クローゼット」
Superfly(ワーナーミュージック・ジャパン)
ホームページ

http://www.tv-tokyo.co.jp/official/crossroad/

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – その他
劇場/公演 – ダンス・バレエ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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