11時になりました。
ニュースをお伝えします。
アメリカ運輸省の道路交通安全局は、日本の自動車部品メーカー、タカタが製造したエアバッグの不具合が確認された車を、全米でリコールするよう求める声明を発表しました。
日本の自動車部品メーカー、タカタが製造したエアバッグを巡っては、気温や湿度の高い地域で作動した場合、金属片が飛び散って、乗っている人がけがをするおそれがあるとして、アメリカの南部を中心に、およそ800万台がリコールされています。
アメリカ運輸省の道路交通安全局は18日、最近の事故を調査した結果、こうした地域以外でも事故が起きていることが分かったとして、自動車メーカーに対して、タカタのエアバッグを使用し、不具合が確認された車を全米でリコールするよう求める声明を発表しました。
この問題を巡っては、アメリカの消費者らが、タカタや日本の自動車メーカーが重要な情報を隠していたとして、集団訴訟を起こしているほか、今月20日には、アメリカの議会上院で公聴会も開かれることになるなど、影響が広がっています。
これについてエアバッグの製造元のタカタは、アメリカ当局の指示について現在、確認を進めている。
必要があれば、自動車メーカーと共にリコールで対応したいとコメントしています。
インターネットバンキングの不正送金事件などで、発信元を隠すために、ネットへの接続を中継する、プロキシサーバーと呼ばれるサーバーが悪用されるケースが相次いでいることから、警視庁など、20の警察本部は、各地のサーバー管理会社が中国の顧客に不正に日本のインターネットに接続させようとしたなどとして、不正アクセス禁止法違反などの疑いで一斉摘発に乗り出しました。
摘発されたのは、全国各地にあるプロキシサーバーと呼ばれるインターネットへの接続を中継するサーバーの管理会社です。
このうち東京・豊島区駒込にあるサーバー管理会社、サンテクノには、警視庁が捜索に入り、32歳の社員ら2人が、他人のIDとパスワードを使って、中国の顧客に、日本のインターネットに不正に接続させようとしたとして、不正アクセス禁止法違反の疑いで逮捕する方針です。
プロキシサーバーは、発信元が海外でも、国内から接続したように装うことができるため、インターネットバンキングの不正送金事件などに悪用されるケースが相次いでいて、きょうは、警視庁のほか、北海道、神奈川など、20の警察本部が、管理会社の一斉摘発に踏み切ったということです。
警察当局は、これらの会社が犯罪に悪用されることを知りながら、顧客に接続させていたと見て、捜査する方針です。
全国の天気、雲の様子です。
日本海には寒気の吹き出しに伴う雲が出ています。
太平洋側は晴れている所が多くなっています。
2014/11/19(水) 11:00〜11:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]
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ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
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