PSYCHO−PASS サイコパス 2 2014.10.24

(酒々井の悲鳴)
(鹿矛囲)時に興奮状態が色相の浄化に役立つ場合がある。
常に穏やかでいようとするよりも。
(酒々井)だ…誰?
(酒々井)あっ嫌ーっ!あっあーっあーっ!
(鹿矛囲)すまない。
僕にはどうしても監視官の目が必要だったんだ。
(ドミネーター)「犯罪係数129執行対象です」
(酒々井)あっああ…。
嫌…嫌ーっ!
(鹿矛囲)恐怖は今だけだ。
酒々井水絵。
(鹿矛囲)君をクリアにしてみせる。
君の目のおわびに。
(鹿矛囲)君の苦しみはよく分かる。
事件が起こるたび自分の色相が悪化する不安。
いつ牙をむくか分からない執行官への恐れ。
君を縛り付けているのは君自身だ。
君はどんな境遇も受け入れてしまう強さを持っている。
でもだからこそ苦しんできた。

(鹿矛囲)今君を君自身から…。
シビュラから解放する。
思い出すんだ。
忘れてしまった本当の自分を。
(ドミネーター)「対象の脅威判定が更新されました」「犯罪係数85執行対象ではありません」
(酒々井)あなたは?僕の名は鹿矛囲桐斗。
君とこの世界をクリアにしたい。
限りなく透明に。

(宜野座)しかしずいぶん荒らされているな。
(朱)悪かったですね片付け下手で。
(美佳)先輩今ならまだセラピーで解消できるかもしれません。
(朱)これを書いたのが私だって言いたいんだね。
霜月さんは。
(宜野座)周辺のスキャンデータに不審な人物はなし。
ということは誰も侵入していないことになる。
宜野座さんもそう思いますか。
私が正気を失ってこんな文字を書いたと。
だったらドミネーターを向けて私の色相を調べてみてください。
(宜野座)そんなことは…。
何してるの?侵入者はいないって聞こえなかった?
(朔夜)侵入者などいるはずがない。
だが同時に監視官が正気を失ったとも考えられない。
現状起こり得ないことが2つ重なっている。
しかし必ずどちらかが起こった。
2つの可能性が等価なら執行官は監視官を信じるべきだ。
東金さん…。
(美佳)規律に従い先輩のご家族は安全な場所で警護ドローンの保護下に置かれるはずです。
その必要性に関して私は疑問に感じますが。
両親は最寄りの公安直下施設に移住ってところかな。
おばあちゃんはちょっと難しいけど。
難しい?動けないんだおばあちゃん。
そうですか。
次の分岐を右に入って。
(美佳)公安局はここを真っすぐですよ。
寄りたい所があるの。
先に戻ってくれてよかったのに。
(美佳)監視官が隔離施設に何の用ですか?私にはそれを知る義務があります。
(雑賀)これは珍しいお客さんだ。
(美佳)雑賀譲二!知ってるの?そりゃあ資料で見ましたから。
(美佳)すみません先輩。
気分悪いんで先に帰らせてください。
えっ?
(雑賀)あのお嬢ちゃんよっぽど俺が怖いらしい。
すみません。
サイコパスがクリアな者ほど他人に濁らされるのを恐れる。
俺と話せば犯罪係数が上がると思ったんだろ。
資料読んだなら無理もない。
そういうものですかね。
お前さんは変わり者なんだぞ。
もっと自覚を持て。
でも私は雑賀先生と話してもサイコパス濁ったことありませんから。
ふん…そうだったな。
それで俺に何の用だ?聞かせてください。
私は正気に見えますか?うん…。
誰にも書くことができないはずのメッセージか。
ええ1人を除いて。
確かに自分の部屋にならログを残さずメッセージを書くことは容易だな。
なるほど。
俺を鏡として使おうってわけか。
そういうのはもっと健全な人間にやってもらえ。
俺には不適切な役割だな。
先生以上の人は知りませんから。
やれやれ。
じゃあまず答えを聞かせろ。
分かったんだろ?メッセージ。
はい。
彼の言葉を聞いてようやく確信しました。
(喜汰沢)《なあ教えてくれよ…》《俺は今何色なんだ?》「WC?」は「WhatColor?」のイニシャル。
「WhatColor?」「何色か?」このご時世に妙なことを問うもんだ。
そうなんです。
色というのが色相を指すならわざわざ人に問う意味が分からない。
その程度はチェッカーで簡単に確認ができます。
そもそもこいつは誰に対するメッセージだろうな。
現場にいた人物かそれを見ることになる公安の人間か。
あるいは…。
自分への問いか。
う〜ん。
2つのメッセージに共通すること。
それは現場の監視官以外書いた人物がいるはずがないということ。
青柳監視官はそれを指して透明人間と言いました。
自分の色を見失い問うて回る透明人間か。
おとぎ話だな。
先生のお考えを聞かせていただけますか?監視官の失踪そしてあるはずのないメッセージ。
私はこの件の捜査を進めようと思っています。
だけど一筋縄ではいきそうにない。
だからこんなロートルに頼ってきたわけか。
うれしいね。
先生しかいないんです。
ハァ…。
まずは変えようのない事象確実に起こった事実を挙げてみろ。
壁に書かれたメッセージ。
そして一度は下がった喜汰沢の犯罪係数。
(雑賀)そうだな。
なら逆に想像にすぎない事象は何だと思う?スキャンをかいくぐりメッセージを書いた人物の存在。
喜汰沢の犯罪係数を下げたとされる鹿矛囲という存在。
(雑賀)そのとおり。
しかしその鹿矛囲ってやつが存在しないとしてもメッセージを書いた人物と喜汰沢の犯罪係数を下げた方法は確かに存在する。
いわゆる悪魔の証明ってやつだな。
悪魔の証明…。
現時点で透明人間の存在を証明する方法はない。
だが逆にいないと断定することもできない。
つまりお手上げだよ。
だったら透明人間がいることを証明できればまだ手はあるってことですね?俺と交渉しているつもりか?二係の酒々井監視官は独走扱いのままいまだ行方不明です。
そのことに先生なら思うことがあるんじゃないですか?狡噛さんに手を貸した自責の念から自ら進んでここに収容されているあなたなら。
情に訴えてどうにかなる相手だと思うのかな?俺が。
わずかな可能性でも手を尽くすことの価値を知っている。
先生はそういう人です。
フッ優秀な生徒だよお前さんは。
ご指導のおかげです。
(宜野座)入れるか?親父の残した酒だ。
(青柳)冗談のつもり?私は監視官よ。
(宜野座)そして人間だ。
(宜野座)大丈夫か?
(青柳)嫌みね。
大丈夫なわけないでしょ。
(青柳)フゥ…ごめんなさい。
いや。
監視官を10年勤め上げれば厚生省のポストが待っている。
そこからは人生安泰のはずだった。
だけどうまくいかないものね。
(宜野座)嫌みか?
(青柳)えっ?今の俺には耳が痛い。
フフッ…でしょうね。
どこで道踏み外したんだろう。
一係に協力して狡噛君逃がそうとしたとき…。
あるいは彼を撃ったとき…。
(宜野座)彼…執行官の…。
(宜野座)お前に責任はない。
逃亡した執行官を撃つのは監視官の責務だ。
ハァ…。
気持ちと責務は交わらない。
そういうこともあるんでしょ?
(青柳)ふと思うことがあるの。
彼を殺した瞬間に私の感情にふたみたいなのができちゃったんじゃないかって。
(宜野座)ふた…。
喜びも悲しみも一定量までいくとそのふたに引っ掛かってそれ以上はあふれてこない。
全力で何かを感じようとしてもふたの外側の自分がどこか冷めた目で見てる。
そんな感覚。
(青柳)だけどね…ドミネーターを手にしている間だけはそのふたが外れかける気がするの。
外れそうになるからそれを理性が止める。
その理性こそが私を監視官たらしめている。
(青柳)あのとき…喜汰沢を撃ったときも気分が良くなりかけた。
ちょっとヤバいわよね。
今の私にはこの仕事しかない。
しがみついてみせる。
ごちそうさま。
おいしかったわ。
(青柳)もっと早く一緒に飲めたらよかったのにね。
昔の俺なら酒など飲まなかったさ。
(青柳)誰?青柳監視官…。
(酒々井)酒々井です。
(禾生)失踪した二係酒々井監視官の捜索。
および何者かが残したとされるメッセージの調査。
なるほど。
これを一係に優先的に行わせてほしいというわけか。
はい。
もちろん通常業務をおろそかにするつもりはありません。
(禾生)うん許可しよう。
ありがとうございます。
局長。
(禾生)霜月監視官下がりたまえ。
(美佳)私だけですか?
(禾生)常守監視官と2人で話がしたい。
(美佳)分かりました。
失礼します。
さて今回の件について君はどう考えている?質問があるわ。
シビュラに認識されない人間は存在するの?そんなものは存在し得ない。
しかし今の問いで君がどう考えているのかは理解した。
私の正気を疑う?そうするのが通常の判断だ。
だが同時に興味深くもある。
そこまでサイコパスがクリアな状態で正気を失うことがあり得るのか。
勝手に観察者を気取ればいいわ。
まあ待ちたまえ。
一係の人員について聞きたいことがある。
新入りの執行官あれはうまくやっているか?東金執行官と雛河執行官のこと?そう東金朔夜。
あれの様子はできれば逐一報告してほしい。
なぜ?公的な記録では抹消されているがあれは観測史上最高値の犯罪係数をたたき出した人物だ。
有用なモデルケースだ。
扱いにはじゅうぶん注意するように。
みんなには苦労を掛けると思う。
だけど執行官が死に監視官が失踪しドミネーターまで紛失したこの件を私はどうしても捨て置いていいとは思えない。
本音を言え常守。
お前が気に掛かっているのは透明人間だろ。
ハァ。
あくまで業務の範囲内に収めろよ。
唐之杜さんにも協力してもらうつもりです。
補佐お願いしますね。

(警報)
(アナウンス)エリアストレス上昇警報。
港区台場…。
(美佳)出動します。
六合塚さん雛河同行を。
(六合塚)了解。
(雛河)りょ…了解。
鹿矛囲なんているはずがない。
いもしない犯人を追い掛けていればいいじゃないですか。
先輩は。
私たちも始めましょう。
(志恩)現場に不審な点はなかったわよ。
それこそ目を皿にして探してたんですけどね。
鹿矛囲がいたとしてその人物は人質のふりをして公安をおびき寄せ執行官を殺害し監視官を誘拐した。
いったいなぜ?目的は?メッセージの意味は?どうして私に目を付けたの?
(宜野座)危険だな。
のめり込み過ぎだ。
(朔夜)常守監視官なら大丈夫。
この程度で色相が濁る人じゃない。
(増田)われわれは今こそ過去の反省を生かし新しい政策を実行せねばならないのです。
(増田)全ては国民のよりよい暮らしのためにそのためにもまずは…。
素晴らしい演説でした。

(美佳)増田幸徳代議士。
(美佳)公安です。
(ざわめき)
(美佳)あなたの色相の悪化が検知されました。
緊急セラピーを要するものと診断します。
ご同行ください。
な…何かの間違いだ。
(美佳)雛河取り押さえなさい。
これが正しい在り方なのにどうして局長はあんな人を…。
(須郷)ここに酒々井監視官が?ええ。
彼女自身がそう言っていた。
あんたたちはここにいなさい。
仕事を増やしたくないでしょ?
(須郷・蓮池)了解。

(美馬)違う!それじゃ駄目だ!
(美馬)薬じゃ何も救われない。
変わらないんだそんなんじゃ。
(大津)しかし…。
(美馬)みんなも気付くべきなんだ。
薬なんかに頼っていては駄目だって。
本当に救われたいなら…。
私はね君たちを救わなければならない。
やめなさい!
(ドミネーター)「犯罪係数23執行対象ではありません」「トリガーをロックします」そんな…。
(青柳)あっ!
(須郷)ん?何だ?これ…。
どうかしたか?メッセージが残されていた現場に出動した爆弾解体ドローン。
そのうち1体が現場から離れた場所で回収されしかもメンテナンスに回されている。
資料には「部品の紛失」とあるわね。
内蔵されていたインパクトアブソーバーいわゆる衝撃吸収シートが外されていたみたい。
そんなものが自然に外れるとは考えにくい。
まさか…。
先輩。
霜月さんどうしたの?
(増田)鹿矛囲だ。
鹿矛囲を呼んでくれ。
鹿矛囲ならクリアにしてくれるんだ。
(美馬)私はね救世主になりたいんだ。
みんなを救いたい。
鹿矛囲のように。
2014/10/24(金) 01:58〜02:28
関西テレビ1
PSYCHO−PASS サイコパス 2[字]

逃亡する潜在犯がエリミネーターで執行される直前につぶやいた人物の名前は……カムイ。真実を追う朱は、ある男に会うため潜在犯隔離施設に向かう。

詳細情報
番組内容
システムが正義を下し、銃が人を裁く近未来。
銃の射手として犯罪者を追う刑事たち。
システムを逸脱する犯罪に直面したとき、果たして──。

人間の心理状態や性格的傾向を計測し、数値化できるようになった近未来。人々はこの測定値を「PSYCHO−PASS(サイコパス)」の俗称で呼び、その数値を指標として「良き人生」をおくろうと躍起になっていた。

犯罪も数値によって対処される。厚生省公安局の刑事たちは、
番組内容2
高い犯罪係数を持ち犯罪者の心理に迫る猟犬「執行官」と冷静な判断力で執行官を指揮するエリート「監視官」がチームを組み、包括的生涯福祉支援システム「シビュラシステム」によって解析された犯罪に関する数値「犯罪係数」をもとに、都市の治安を守る。彼らは、数値が規定値を超えた罪を犯す危険性のある犯罪者「潜在犯」を追い、「犯罪係数」を瞬時に測定し断罪する銃「ドミネーター」で執行するのである。

「犯罪係数」が
番組内容3
正確に解析できない「免罪体質者」槙島聖護の事件を経て、刑事として成長し、シビュラシステムの真実を知るに至った監視官の常守朱は、人間性と法秩序を信じながらもシステムに従い、新たな刑事課一係を率いて日々犯罪に立ち向かっていた。

システムを揺るがす怪物が、すぐ目の前まで忍び寄っていることを知らずに──。
出演者
常守朱: 花澤香菜 
宜野座伸元: 野島健児 
霜月美佳: 佐倉綾音 
東金朔夜: 藤原啓治 
雛河翔: 櫻井孝宏 
六合塚弥生: 伊藤静 
唐之杜志恩: 沢城みゆき 
鹿矛囲桐斗: 木村良平 

ほか
スタッフ
【監督】
塩谷直義 

【シリーズ構成】
冲方丁 

【企画監修】
本広克行 
虚淵玄(ニトロプラス) 

【脚本】
熊谷純 

【キャラクター原案】
天野明 

【キャラクターデザイン】
浅野恭司 

【シリーズディレクター】
鈴木清崇 

【総作画監督】
浅野恭司 

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