亀田音楽専門学校 第4回「お客さまもアーティストです」 2014.10.23

J−POPのヒット曲の秘密を解き明かす亀田音楽専門学校。
今日のゲスト講師はギターを持つ姿がキュートなmiwaさんです。
今年は10か所以上の夏フェスに出演。
たくさんのお客さんと一緒に歌いました。
そんなmiwaさんにぴったりの本日のテーマは?一体どういう事なんでしょうか?今日の講義を聞けば…また課外授業「亀さんぽ」では下北沢にミュージシャンが集まる秘密を探ります。
更に番組後半ではお客さんと一緒に「WAになっておどろう」で大盛り上がり!亀田音楽専門学校開講です。
こんばんは。
亀田音楽専門学校校長の亀田誠治です。
助手の中村慶子です。
そしてピアノ演奏は助手の斎藤有太さんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
(拍手)そして前回に引き続きゲスト講師はmiwa先生です。
よろしくお願いします。
miwa先生!先生!
(拍手)亀田校長。
miwa先生と今回はどんなテーマでお届けしましょうか?今回もねmiwa先生と一緒にこの事をみんなと分かち合いたい。
今日のテーマは…校長大胆な事おっしゃいますね。
「お客様もアーティスト」。
それ下手したら私もアーティストって事ですか?miwa先生うなずいていらっしゃいますけどい…いいんですか?私もアーティスト。
はい。
アーティストになって頂きたいという感じです。
え〜?という訳で中村君。
誰もがアーティストになれてしまう曲があるんですよ。
しかもそれが今年大ブーム。
ちょっとこちらを聴いてみましょう。
・「Wow…」・「僕らはSevenbillionstars」・「Ohこの世界は奇跡」何か共通項があるからね。
・「WOWWOW」・「OhOhOhOhOhOhOhOh」・「駆け抜けろ」・「TopOfTheWorld」分かってきたでしょ?法則が。
・「OhOhOhOhTopOfTheWorld」・「ohohoh
(Yeah)」・「oh
(Yeah)」ほら中村君もアーティストになれるだろう?どういう事ですか?アーティスト…。
今聴いた曲たちには共通点があります。
共通点?はい。
あ!「ohoh」とか。
みんなで歌ったら盛り上がる!当たってる!ものすごく当たり過ぎちゃっててちょっと困っちゃった。
盛り上がる曲がお客様もアーティストにするんですか?要するにだねお客さんが歌ってくれて初めて一つになって初めて曲が成立する。
それが今日のテーマ。
これを僕らはシングアロングといいます。
「一緒に歌う」だね。
さっきの最後に聴いたmiwa先生の曲もみんなでシングアロング一緒に歌える曲ですよね。
はい。
どうしてわざわざみんなで一緒に歌う曲を作るんですか?「君に出会えたから」という曲は夏フェスに向けて作ったんですけどフェスって私のお客さんだけじゃなくていろんなアーティストを見に来るお客さんが集まっているので初めて見るお客さんもいるんですよ。
そういう人たちにもすごく盛り上がって一体になれる。
その盛り上がりをまずみんなで歌う事によって作れるかなって思ったので。
今フェスの話出てたけれども今年はオリンピックあったでしょ。
あとさっきの聴いた曲の何曲かはワールドカップ。
サッカー関連の曲だったりする訳。
スタジアムに行くとみんな応援する時にさ歌うじゃないですか。
そういう時にこのシングアロングできるっていう事がすごく重要な要素になるんです。
ではなぜこうした曲は初めて聴いてすぐに誰もが一緒に歌えるんでしょうか?まずはみんなで一緒にシングアロング!それでは早速歌っちゃっていいですか?はい。
じゃあいきましょう。
はい。
(手拍子)せ〜の!・「ohohoh
(Yeah)oh
(Yeah)」・「ohohoh
(Yeah)oh
(Yeah)」お〜!
(拍手)すごい!すごいいい感じ!いい感じですね。
ちょっと皆さんに。
どうでした?一緒に歌ってみて。
楽しかったです。
楽しかった?お〜!隣の人他人なのに一緒になれる感じがするよね。
さっきほらフェスってさいろんなアーティストをお客さん見に来ててさ俺はね絶対miwaを見に行こうと思って来てるのに中村君はもしかしてそうじゃないかもしれない。
でもそういう時にこういう曲があると一緒に「Yeah」やって・「ohohoh」と一緒に歌って一つになってもう2分後には曲が終わる頃にはmiwaの事が好きになる。
大好きになる。
なるほど!しかも何か皆さんとの一体感も今すごい気持ちよかったです。
一体感がすごいですねやっぱり。
これがたまんないんだよね。
なるほど。
どうしてでもこんなにすぐに一緒になれちゃうんですかね?それはまず一つは「oh」だよね。
そうですね。
歌詞がない。
あ〜そっか。
「oh」。
これが普通の・「君に出会えたから」というのとは違いますもんね。
そうですね。
この「oh」というのでやっぱり…。
本当にシンプルな言葉でこのメロディーが構成されてるので。
メロディーが変わっても「oh」で追ってけばいいだけだからすごく簡単。
覚えやすい。
しかも「Yeah」だって同じ場所で繰り返されてウン「Yeah」が来るワン「Yeah」が来るっていう。
しかもね1回目失敗して2回目うまくいっちゃったりすると快感になったりする訳。
もしかして俺イケてるみたいな。
私最高みたいな気持ちにお客さんもなれる訳。
あとはmiwaちゃんが歌うと…。
・「ohoh」ってキーなんですけど。
僕らは・「ohoh」で1オクターブ下なんだけど手ごろな自分の一番歌いやすいキーで歌えちゃうんで…。
ちょうど男性キーと女性キーがオクターブぐらいで離れてるから。
それも考えて作った?そうですね。
うお〜!だから実際はmiwaちゃんはこのキーで歌っていて男子は…。
・「ohoh」って事ですよね。
男子女子で一番自分の歌いやすいキーで歌う事ができる。
しかもこの…例えばさピアノでこうやってオクターブで弾いてもらっていい?こうやってメロディーの層が出来る訳。
だからスタジアムとかで合唱になるとすっごい広がるでしょ?あれって同じメロディーなんだけどもいろんな高さの所でいろんな人がさまざまな声で歌うからすごく大きな世界が広がってみんなが一つになってるような感じがするの。
もう一回みんなでちょっとこれ軽くでアカペラでやってみようか。
はい。
気持ちいいよ。
ワンツースリーフォー。
・「ohohoh
(Yeah)oh
(Yeah)」
(拍手)ほら気持ちいいでしょ?このいろんな高さいろんな声が混じり合うっていうよさがある訳。
これがシングアロングの強みだね。
でね一方ではこの「oh」とか「Yeah」とか具体的な言葉じゃない歌詞がないんだけどそして誰でも覚えたり覚えやすくて口ずさみやすい曲なんだけれどみんなでシングアロングするにはちょっと向かないなという曲があるんですよ。
・「ルルルルルルルルルル」・「ルルルルル」これはジャズチャートで世界的にヒットしましたね。
・「アーアアアアアアーアーアアーアアアアアー」・「ウウーウウウウウーウウ」・「ウウーウウウーウウウー」・「ララララララー」総動員だね。
でも歌詞がない。
今の2曲って「ルルル」と「ララー」とか歌詞がない。
でもシングアロングするような感じじゃないですよね。
その理由はねまず由紀さおりさんの「夜明けのスキャット」の方はメロディーがマイナーだからっていうのはありますよね。
ちなみに歌ってみようかみんなで。
・「ルルル」カモンカモン!・「ルルルルル」悪くないね!・「ルルルル」あ〜何か合唱って感じですね。
合唱…。
何か合唱部みたいな。
何か盛り上がっていく感じではないね。
そういう感じではないですよね。
何か美しさを求めたりとかねそういう雰囲気になるよね。
あとはテンポも関係あるんじゃないんですかね。
・「アーアアアアアアーアー」・「アアーアアアアアー」歌上手!みんなうまい!すごい!・「ウウーウウウウウーウウ」専門学校合唱部結成あるかもな。
すごい。
すごいね。
・「ウウーウウウーウウウー」テンポがやっぱりゆったりしているのとメロディーの動きがすごく…美しいけれども細かかったり流れが縦が大きかったりするよね。
「夜明けのスキャット」も「北の国から」もmiwa先生が合唱部みたいって言ってたけどやっぱり先生がいて…。
引っ張る指揮者とか先生がいてピアノの伴奏があってよし。
みんなでいいものを作り上げていくぞっていうそういう響き作り方になってて…。
さっき僕らが一緒に歌ったシングアロングしてた曲っていうのはもっとカジュアルな気持ちで飛び込んでいけるっていうかふだん着の感覚で…。
自分から能動的に歌いたくなっていくっていう。
そういう力があると思うんですよね。
…で今勉強したコツを生かしてですね僕らでシングアロングできる応援歌を作ってみましょう。
お〜!実はね亀田音楽専門学校地味に校歌っていうのがあるんです。
これは前回ご覧になってた方は知ってると思うんですけれどもこれ斉藤先生ちょっと弾いてもらっていいですか。
覚えやすいね。
ちょっとみんなで歌うよ。
miwa先生も一緒にいいですか?はい。
ワンツースリーフォー。
・「かめだせんもんがっこう」あ〜いい校歌だ!でねこれをシングアロングできる応援歌にすると。
…で2つも考えてきちゃったのよワクワクしちゃって。
まず1つ目いきますね。
亀田校長が考えてきた1つ目の応援歌はこちら。
じゃあいきましょうか。
ワンツースリー。
・「OhOhかめだせんもんがっこう」校長これで「いくぞ!」ってなりますかね?この応援歌で…。
中村君厳しい事言うようになったね!すいません!でも鋭い指摘。
これ当たってるんです。
これねちょっとね盛り上がんないんだよ。
「OhOh」なのに。
「OhOh」でしょ。
簡単でしょ。
しかもドレミファソなのにね。
…で僕は考えてきました。
もう1パターンあるんです。
これはイケるぜ。
自信のシングアロングです。
亀田校長自信の応援歌はこちら。
ワンツースリーフォー。
・「OhOhOhOhかめだせんもんがっこう」全然違うでしょ?
(拍手)…でなぜ違うかと言うとこっちはやっぱりみんなで「OhYeah!」とやるにはメロディーが細かすぎて歌いすぎている。
メロディアスすぎる訳。
もっともっと単純に「いくぞ!」とか「OhYeah!」っていうぐらいのメロディーの方がシングアロングするにはみんながこう…。
もう大波小波の縄跳びに入ってくるように「あっ簡単だ!」つってやさしい波から入っていけるという…。
もちろんいいメロディー悪いメロディーというのはあるんですけどもこうやってメロディアスすぎて細かい流れになるとどうしても「Oh」とか「Yeah」…・「YeahYeahYeahYeahYeah」何かすごくないですか?恥ずかしくなっちゃう。
でもこうやって大きなメロディーになるとすごく歌いやすくなる。
ただ「Oh」とか「Yeah」を入れればいいっていう事じゃなくてちゃんとメロディーの作りにしっかりとしたこういう法則であったり理由がある。
…でさっきのmiwa先生の「君に出会えたから」もちゃんとそういう理由にのっとって作られている。
続いてはmiwa先生が選んだシングアロングの名曲です。
・「オ〜オ〜さぁ輪になって踊ろう」・「ラララララ〜」これはいいね!・「すぐにわかるから」・「オ〜オ〜さぁ輪になって踊ろう」・「ラララララ〜夢を叶えるよ」この曲はもう本当に小学校の時に運動会だったりキャンプに行った時はキャンプファイアーだったりっていうみんなで歌う時にこの曲っていうイメージがあって…。
みんなでサビを・「オ〜オ〜」ってすごい歌いやすいからみんなで輪になって本当に手つないで歌ったりとか。
「オ〜オ〜」のあとにまた「輪になって踊ろう」っていう「オ〜オ〜」ってそこの部分だけで一つになれるのにそして「輪になって踊ろう」という言葉が来て…。
僕も息子の運動会とかに行って輪になって踊りましたよこれ。
そうですか!そういう曲ですよねやっぱり。
シングアロングが一つになれるっていう。
みんなで一つになれる曲。
みんなで楽しいっていう事だね。
・「ラーラララーラララーラララーラララーラララーラララーラーラー」・「ラーラララーラララーラララーララ」・「ラーラララーラララーラー」・「ラーラララーラララーラララーララ」国民的なヒット曲ですよね。
はい。
これもみんなで歌うっていうイメージが強くて…。
それこそ「ラララ」の部分だけじゃなくてサビも分かりやすい歌詞覚えやすい歌詞だからみんな歌詞も覚えてサビは全員で大合唱というイメージですね。
曲の最後にこうやってサビのメロディーが「ラララ」で歌えるっていう。
更にサビが繰り返されるというイメージですよね。
・「Causewe’regonnamakeitOhOhOhOhOh」・「EhEhEhEhEhOhOhOhOhOh」・「Sowe’regonnamakeitOhOhOhOhOh」・「EhEhEhEhEhOhOhOhOhOh」これは本当に最近の曲ですけど。
今年の曲ですよね?今年の曲ですよね。
だから分かりやすい「OhOhOh」が入ってるじゃないですか。
これ聴いた時にものすごい元気になれるなと思って…。
さっき聴いた2曲とシングアロングのメロディーのタイミングっていうかアタックがまたちょっと時代が違うじゃないですか。
何かこの曲はすごくイマドキのリズムだし。
さっきの「世界に一つだけの花」…。
「WAになっておどろう」。
みんなで大きなメロディーをシングアロングする感じだけどもこれは「OhOhOh」っていう瞬間にかける感じっていうのが今っぽいっていうのはすごく分かる感じがする。
しかも元気になる感じもあって。
即効性でサプリメントが効くみたいなそんな感じですよね。
爆発力もあって…。
爆発力あるよね。
シングアロング曲も変化してきてるんですね。
そうですね。
なので今miwa先生のおっしゃったイマドキのシングアロング曲というのは短い。
瞬間でみんなが覚えられて瞬間で爆発できるっていう。
…でさっき聴いていた「世界に一つだけの花」だったり「WAになっておどろう」は曲全体を通して覚えてみんなで一緒に歌えるっていう。
なるほど。
そういうふうに分析していいんじゃないでしょうかね。
さあ一旦講義をブレークしてここからは課外授業「亀さんぽ」です。
前回はmiwaさんゆかりのライブハウス下北沢のライブハウスを訪ねましたが今回も…。
下北沢。
最近ね下北沢の街を歩いてるととにかく楽器を持った若者が本当にたくさんいるの。
びっくりするぐらい。
なぜ将来のミュージシャンがこの下北沢の街に集まってくるのかを掘り下げていきます。
東京都心からすぐ若者の街下北沢。
先週はデビュー前のmiwaさんがステージに立っていたこの街の老舗ライブハウスを訪ねました。
今週は音楽の街としての下北沢を詳しく教えてもらうため私たちは街の音楽通が待つ場所に向かいました。
(2人)こんにちは。
こんにちはお待ちしてました。
今はライブハウス店長かつてはバンドマンとして30年下北沢の音楽を見つめてきた二位裕さん。
下北沢音楽祭の実行委員としてライブハウス同士で連携を取ったり地元商店街や役所とのパイプ役を務めたりしています。
去年は再開発で壊される直前の駅舎をステージにする事に成功。
街のシンボル下北沢駅から音楽を発信し音楽の街を全国にアピールしました。
しかし音楽の街としての下北沢の歴史はあまり古くはありません。
ここまで一気に増えたっていうのはそこから10年後ぐらいですかね。
2000年代に?2000年ちょっとぐらいに何かすごい勢いで増えましたね。
ここ10年ぐらい?ここ10年で倍増3倍増ぐらいじゃないですか。
え〜!3倍増!たった10年でライブハウスの数が3倍。
その理由を街に出て確かめる事にしました。
するとそこに流れていたのは路上ライブを温かい目で見守る街の空気。
そして多くのライブハウスが共存する音楽が熱いエリアです。
僕が90年から94年まで4年間働いた下北沢屋根裏ですね。
こっちの方にはたくさんちょっと歩けばライブハウスみたいな状態ですね。
右を向けば左を向けばライブハウス。
じゃあちょっとライブハウス見つけながら行きましょうか。
実際にいくつ見つかるでしょうか。
ライブハウス探索スタート。
すぐ左手に見えてきたのは下北沢では古い店の一つ二位さんが店長のライブハウス。
たった数秒で大型のもう一軒も発見しました。
更に出来たてホヤホヤ2週間ほど前に出来たばかりのお店。
広島から東京に進出したという地方発のライブハウス。
そして1階と地下に異なるジャンルの店を構えるこちらの店長の2軒とすぐに7軒も発見。
(3人)こんにちは。
また楽器を抱えた若者にも遭遇。
えっどんな曲を?本当にいい?後悔しない?後悔しない?校長がサインを求められる一幕もありました。
ありがとうございます。
目指せデビュー。
頑張って下さい!更に数歩歩くとライブが開けるバー。
その先にはmiwaさんゆかりの老舗ライブハウス。
ライブスペースのあるカフェも兼ねたお店。
更にもう一軒とおよそ400メートルの間に11軒もあったんです。
本当に何でこんなに音楽の街として成長したんだろう?
(二位)本当にいろんな人にいろんな人を紹介してもらったし紹介するしというところでずっと世代もジャンルも飛び越えてつながっていって…miwaさんご覧になっていかがでした?そうですね私が下北沢でライブ始めようって思ったのも下北沢だったらたくさんライブハウスがあるなって思ったのとあとは自分でバイトしてライブやってたので自転車で行けなくもないなっていう距離だったのでお金がかからないっていう事で下北沢にしました。
へえ〜。
そうか。
という事はさっき二位さんがおっしゃってたような2000年代の半ばぐらいっていう事?急にライブハウスが…。
2007年。
やっぱそれと一致するんだね。
あの証言と。
下北沢とか…東京だと下北が結構音楽の街っていうイメージでインディーズのアーティストでもたくさんライブができる所があるなというイメージだったんですよね。
やっぱりライブハウスがたくさんあると発表の場を得る事ができる訳ですよアマチュアのミュージシャンの方々はね。
ほらよくさ女優さんが見られるときれいになるとかっていう話あるじゃない?あれと同じでやっぱりアーティストも人の前で演奏して発表する事によってうまくなるしかっこよくなるしオーラが出てくるしっていう…でライバルもいてその時一緒に共演した誰かがもしかしたらちょっと速いスピードで先にデビューしたりする事もあるかもしれないしそうやって切磋琢磨できる場所というかそれが今の下北沢なんじゃないでしょうかね。
下北沢っていう街はそういう意味でもmiwaさんにとってありがたい街でした?そうですね本当にひたすらインターネットで調べたライブハウスの地図を頼りに自転車でデモテープとプロフィール…自分で作ったのを持参して店長さんに直接ブッキングのお願いをするっていう感じで回っていってもちろん断られた所もあるし。
断られた所もあるんだ?あります。
断った人!ねえ!あと二位さんが僕におっしゃっててすごく印象的だったのはライブハウスって街の中で嫌われ者になっちゃったりするんだって。
ステッカー貼っちゃったりとかするし開演前に人が行列になって並んじゃったりとかして。
そういう嫌われ者になりそうなライブハウスを二位さんが一つ一つ声をかけていってみんなをまとめていったっていう。
20年30年…時間というのはかかっていて「ローマは一日にして成らず」ですけど本当下北沢も「一日にして成らず」ですよ。
そしてmiwaさんのようなアーティストが一番最初に飛び込んでいきたい街になるっていう。
そういう事なんじゃないですかね。
いい街ですね下北沢。
やっぱり夢を追いかけてる人の背中を押してくれる街。
チャンスをくれる街だと思います。
これから僕が思うのは第2の下北沢みたいな街が日本中に出来てくれるとJ−POPが広く広がっていい音楽いいアーティストがたくさん生まれてくるんじゃないのかなというふうに思います。
さあ次回はどんなJ−POPの聖地を訪ねるんでしょうか。
どうぞお楽しみに。
以上「亀さんぽ」でした。
(拍手)校長続いては。
はい続いてはねJ−POPならではのおもてなし…おもてなし術がこのシングアロングにも実はふんだんに使われているんです。
ちょっとそこら辺を掘り下げていきましょうか。
・「君とだから探せたよ」・「僕の方こそ」2008年なんだ。
北京オリンピックの時。
これもオリンピックだ!ほら来た!・「ララララララララララララララ」これはどこがどうおもてなしなんですか?これはねさっきの「世界に一つだけの花」と全く同じ作りなんですけど曲の最後にサビのメロディーを「ラララ」で歌うっていう。
なので1曲じっくり味わっていろんな歌詞の世界いろんな気持ちを心情の世界を味わった上で最後に「ラララ」で合唱するっていう。
日本人ってやっぱりどうしてもサビって歌いたいなって歌詞を歌いたいなっていう気持ちがどこかあるんですよ。
でもこの2曲に関しては最初に普通にサビに歌詞があって今度はその歌詞がなくなって「ラララ」になる分喜びが深みが2倍3倍4倍になって返ってくる。
そういう作りになっているんです。
歌詞がない方が逆に思いが2倍になるというのはちょっと意外でした。
だってだってだって今までは歌詞の世界でどっぷりつかっていたものを今度は自分の世界に投影できる訳。
では…まだあるんだよ。
このシングアロングのいろんなおもてなしのパターン。
・「日本の未来は」・「
(WowWowWowWow)」・「世界がうらやむ」・「
(YeahYeahYeahYeah)」・「恋をしようじゃないか!」・「
(WowWowWowWow)」・「Dance!Dancin’allofthenight」・「歩いた道振り向いたって」・「風が吹いているだけ」・「WOW
(WOW)」合いの手ですね。
一つのメロディーに対して・「WOW
(WOW)」とこう来るとか。
でねこの合いの手っていうのも一つになるのに一番の近道なんですよね。
なぜかと言うと例えばさ盆踊りとか行ってもさ合いの手って入るじゃん。
「あそれそれ」とか。
あとカラオケでも何かさ誰かが歌ってると「いよ!」とかさ。
あれ自分の気持ち盛り上がるんですよね。
そう。
あれ盛り上がるでしょ?やっぱり日本人はなぜか合いの手が好きなんだよね。
何かを投げかけられるとそのまま一回返すっていう。
そうする事によってつながりが生まれるみたいな。
そこに何か心のよりどころっていうのがあるんですよ。
歌の中に使われる合いの手っていうのはまさにそれで何かのメロディーに対して・「WOW
(WOW)」と返ってくる事によって合いの手を言う方も楽しいし合いの手を言われる方もうれしいっていう。
そういう相乗効果。
だってmiwaちゃんも「君に出会えたから」のあそこの「Yeah」の部分とかってやっぱりみんながやってくれると…。
うれしいです。
うれしいですもんね。
弾き語りだとほかの楽器もないので声がすごいダイレクトに響くじゃないですか会場に。
みんなも「これぐらい声が出てるんだ今」というのがすごい多分響きが伝わるのでどんどん後半に向けて声も出てくるし盛り上がってくるっていう効果がありました。
miwaさんの気持ちも盛り上がるんじゃないですか?すごい盛り上がって最後終わりたくないみたいな。
何回もやりたいって。
ずっと?ずっと延々にやりたい。
「もう一回!」みたいな。
でもこれこそまさに「お客様もアーティスト」だよね。
もう一緒に…。
お客さんが参加する事によってその曲が出来上がるっていう事だよね。
本当に会場によって歌声が全然毎回違うなって感じです。
でねこのごろね進化に進化を遂げてもっと新しいパターンが生まれてきてるんですよ。
ちょっとした歌詞はついてんの。
その歌詞に振り付けがついたりっていう複合型のシングアロングの楽曲が何曲か誕生しているのでちょっとそちらを聴いてみましょう。
・「つけまつけまつけまつける」・「ぱちぱちつけまつけて」・「とぅCAMEUPとぅCAMEUPつけまつける」・「ぱちぱちつけまつけるの」・「ゲラゲラポッポゲラゲラポー」・「惑星を舞わそう」・「明日を呼びに行こう」「ゲラゲラポー」だよ?ちょっと何か謎な歌詞なんですけどでも皆さん口ずさんでましたよね。
謎な分だけその歌詞を言葉を追いかけたくなるんだよね。
「コニャニャチハ」のようなもんですよね。
どういう事ですか?何を校長言ってるんだって感じだけど。
「こんにちは」じゃなくて「コニャニャチハ」になると「うん何だ?」って思うじゃん。
要するに怖いもの見たさっていうかそれで言葉に引き込まれるように怖いものを「これ見ていいの?見るのやめとこうかな?見ていいの?」みたいな感じで引き込まれていっちゃう。
でいつの間にかその言葉が中毒性になっちゃって・「ゲラゲラポー」とか「一体何よ?」っていう話なんだけれどそこに意味はなくてもよい。
やはり参加する事に喜び意義を感じてしまうそういう曲作りがこの2曲に関してはされていてこういう曲がこのごろ増えてきているなという。
しかも振りつきで皆さんね。
振りがつくでしょ?そう。
テロップが入るような感じで今度は振り付けがつく訳。
歌詞もあってメロディーもあってでもその歌詞は不完全なんだけどそれを振り付けなどで補ったりみんなで踊ったりっていう形が最新のJ−POPの中で増えている。
miwa先生も曲に振りとかつけたりする事あります?私「It’syou」っていう曲で。
「It’syou」。
「男子女子関係ないし」っていう。
「C」ね?Cをみんなに作ってもらってそれをやるっていう。
Cこうじゃなくてこれ?これで更にこうしてCっていう。
ちっちゃいCと大きいC。
それ今みんなでやってみたりとかしてもいいですか?やってみましょうよ。
・「It’syou!つれない態度のアイツ」・「振り向かせる作戦It’syou!It’syou!」・「照れてばっかじゃなんも起きないし」なるほど。
もう一回来るんですよ。
・「恋に有利なのは」・「気づいたら」・「理由なんてない」・「Loveyou,Butdon’tknowwhy」「you」と「C」がいっぱい出てくるっていう。
楽しい!うん。
楽しいですね。
これ僕なかなかできてないんですよ。
できてないけれどやっぱり参加してると楽しいし…。
楽しいし。
楽しいし。
楽しいし。
できてないけどできてない仲間もいっぱいいて何かそういう…全員が上手にできなくてもいいから一つになるっていう何かそういう喜びもあるよね。
あと「It’syou」の「you」なんてmiwa先生にさされてみたら…。
自分もmiwa先生に向かって「you」ってさしちゃうんだよ。
もう至福の喜びじゃないですか。
ですね。
…っていう何だろうやっぱりコミュニケーションだよね。
コミュニケーションですね。
やっぱりやってくれるとすごいうれしいしそれをステージから見る喜びもあります。
あそうだよ。
アーティストさんにとってみればその景色って本当にすごいもんだよね。
はい。
だからこうやってシングアロングする事によってアーティストさんが曲作りやアーティスト活動をしていく勇気にもなるっていうか。
そうですね。
そういうところがあるかもしれないね。
それではここからはmiwaさんと校長率いるバンドの皆さんに生演奏を披露して頂きます。
よっしゃ〜!曲はmiwaさんが先ほどレコメンドして下さったV6の「WAになっておどろう」です。
もちろんシングアロングなんですけどもうこれでもかこれでもかとシングアロングをします。
そしてなんとお客様もアーティストですから…。
皆さんと一緒に。
皆さんと一緒にお客様に参加してもらって作り上げるアレンジになってます。
男子は男子のキー女子は女子のキーで歌う一体感っていうのがみんなで歌う喜びだと思うのですごい楽しみです。
・「Wow…」・「Wow…」・「
(ララララ〜ララララ…)」今日は「お客様もアーティストです」と題しましてシングアロング曲はどうして盛り上がるのか。
その極意見てきましたけれどもmiwaさんいかがでしたか?やっぱりライブでみんなで一体となって盛り上がれる…校長それでは今日の総括をお願い致します。
このJ−POPの中でシングアロングっていうこの形が時代とともに進化して何よりも日本人がすごく大事にしているつながりとか絆っていうものを体感できる。
特に今例えばさインターネットやいろんなもので簡単につながれるじゃん。
でもこうやって実際声に出したり同じ場所で一緒の空気を震わせてつながれる。
これが音楽を通してのシングアロングでつながっていく。
でお客さんとアーティストで一緒に曲を作り上げていくっていうなんてすてきな音楽の形なんだろうと思います。
さあそれでは以上で本日の講義を終わります。
ピアノ演奏は斎藤有太さんでした。
(拍手)そしてmiwa先生校長ありがとうございました。
(拍手)
(2人)ありがとうございました。
2014/10/23(木) 23:00〜23:45
NHKEテレ1大阪
亀田音楽専門学校 第4回「お客さまもアーティストです」[字]

時代の先端を走る音楽プロデューサー・亀田誠治が、J−POPのヒット曲に隠された音楽の秘密を解き明かす亀田音楽専門学校。ゲスト講師にmiwaが登場!

詳細情報
番組内容
ゲスト講師は、miwaさん。前回に引き続きmiwaさんを講師に招いてお送りするテーマは、「お客さまもアーティスト」!シングアロング…つまりみんなで歌うことのできるJ−POP楽曲について、なぜ歌いたくなるのか、その気持ちを盛り上げるヒミツに迫ります。そして、好評のロケコーナー「亀さんぽ」では、今回も下北沢を探訪。亀田校長が音楽の街・下北沢をめぐる中で、いろんな発見や出会いに遭遇します!
出演者
【ゲスト】miwa,【出演】亀田誠治,中村慶子

ジャンル :
趣味/教育 – 音楽・美術・工芸
音楽 – 国内ロック・ポップス

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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