2014年12月2日19時03分
厚生労働省の献血推進調査会は2日、2020年度の10~30代の献血率を強化する中期目標案をまとめた。昨年度と同じ実績で推移すると、少子高齢化で20年度には44万人分の血液が不足するおそれがあり、40代と比べて献血率が低い若年層を底上げする必要があると判断した。厚労省などは啓発活動を強化する。
中期目標案として、20年度の献血率を16歳以上の10代は7・0%(昨年度実績6・3%)、20代は8・1%(同7・2%)、30代は7・6%(同6・7%)にそれぞれ設定した。集団献血に協力してもらう企業や団体を6万に増やし、複数回献血してくれる人を20万人増やして120万人にするとした。
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朝日新聞官邸クラブ
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