カナダの連邦議会で銃撃戦。
射殺された容疑者は、イスラム教に改宗した32歳の男と見られます。
こんにちは。
10月23日木曜日のスピークです。
カナダの首都オタワで22日に起きた連続銃撃事件で、連邦議事堂の中で銃を乱射し、その後、射殺された男は、イスラム教に改宗した、32歳の男と見られることが分かりました。
その事件が起きた現場は、すぐ近くにオタワ大学や、日本大使館などもある、市の中心部です。
仲間が潜伏している可能性も残るため、厳戒態勢が敷かれ、付近は広い範囲で、立ち入りが禁止、制限されています。
その規制エリアを挟んだ、こちら。
現場の近くから、川野記者が中継でお伝えします。
私の後ろにうっすらと見える塔のようなものが、24歳のカナダ人兵士が撃たれた、戦争記念碑のモニュメントです。
事件直後から完全に封鎖された現場周辺は、先ほどから徐々に解除されつつありますが、ここから先は、まだわれわれ、立ち入ることはできていません。
オタワ中心部で、日本時間昨夜、戦争記念碑を警備していた24歳のカナダ兵士が、男に銃撃され、その後、死亡しました。
男は現場から立ち去りましたが、その直後、現場から目と鼻の先の連邦議会の議事堂でも男が銃を数十発乱射し、この銃撃戦で3人が負傷しました。
現場に居合わせた議員や記者らは、発生から10時間以上も議事堂に取り残されました。
この銃撃戦のさなか、警察は、銃を乱射した男を射殺しました。
地元メディアによると、射殺された男は、カナダ国籍のマイケル・ゼハフ・ビボー容疑者で、イスラム教に改宗したあとだったと報じています。
地元メディアは、治安当局がビボー容疑者を警戒対象者としていて、出国できないようパスポートを無効にしていたとしています。
イスラム過激派組織イスラム国は、
タイで行方不明になっていた日本人男性が、遺体で発見された事件で、知人のタイ人の女と、その内縁の夫が、調べに対し、男性とタイ人の女の間で、同居するかどうかを巡って、口論になったと供述していることが分かりました。
タイ人の女とタクシー運転手の男の逮捕状が、先ほど出ました。
動機の解明など、本格的な捜査が始まります。
行方不明になっていた島戸義則さんは、バンコク近郊で、切断された遺体で見つかっていて、島戸さんの知人の女と、内縁の夫で、タクシー運転手の男が、いずれも事件への関与を認めています。
男は調べに対し、先月21日、島戸さんが女に対し、一緒に住もうと持ちかけたことがきっかけで、2人は口論になった。
口論中に島戸さんが気を失い、自分が家の風呂場で島戸さんを切断したと供述していることが新たに分かりました。
警察はきのう、男の供述に基づき、島戸さんを切断したとする住宅の浴槽から、血液の成分を採取したほか、女の車から、刃物を押収しました。
タイ警察は、殺人と死体遺棄の疑いで、女と内縁の夫を、きょうにも逮捕して、殺害に至った経緯と動機を追及する方針です。
けさは、関東から北で、今シーズン一番の冷え込みでした。
きょうは、二十四節気の霜降ですが、暦どおり、東北でも初霜や初氷が観測されました。
いやあ、きついね。
冷えてる。
きょうから上着、着るようになりました。
この時期にしては強い寒気の影響で、けさは関東から北で冷え込みが強まりました。
北海道弟子屈町川湯駅前は、最低気温が氷点下7.2度と、富士山を除いた全国で、今シーズン最も低くなりました。
この寒さで、室蘭で初霜、釧路と函館では初氷を観測しました。
青森と盛岡からも、初霜と初氷の便りが届きました。
日中も関東を中心に、11月下旬並みの寒さの所がありそうです。
今夜からあすの朝までは、北海道ではけさほどの冷え込みはありませんが、関東や東北では、季節を先取りした寒さが続きそうです。
WHO・世界保健機関は、エボラ出血熱の感染者が、19日までに9936人に達し、うち4877人が死亡したと発表しました。
こうした中、厚生労働省が、エボラ患者が国内で発生したことを想定して、国内で最も危険な病原体を扱うことができる最高レベルの実験施設、BSL4施設の稼働を検討していることが分かりました。
これはFNNが独自に入手した、東京・武蔵村山市の国立感染症研究所村山庁舎の中にある、バイオセーフティレベル4の病原体を扱うことができる施設の現在の内部写真です。
施設は、二重の壁に囲われていて、銀色のケースの中で、エボラウイルスなどを取り扱うことになっています。
しかしこの施設は、周辺住民の反対により、1981年の完成以来、稼働していません。
厚労省は、稼働できないとエボラ出血熱の感染者が出た際に、ウイルスの分析ができないことから、施設の稼働に向けて、今後、地元関係者に安全性などを説明していく方針です。
小渕前経済産業大臣の政治団体が、2010年の地元の新年会で、参加者から徴収した会費を、政治資金収支報告書に記載していなかったことが新たに分かりました。
小渕先生の後援会のですね、新年互礼会ということで、宴会をしていただいたと。
たぶん200名近い出席者になりますかね。
恐らく会費制だと思うということなんです、それも。
関係者によりますと、小渕前大臣の政治団体は、2010年2月に群馬県富岡市の施設で、1人3000円の参加費を集めて、200人規模の新年会を実施し、79万2000円を支出したということです。
しかし、その年の政治資金収支報告書には、飲食代や会場費として、79万2000円を支出したという記載がある一方で、収入に当たる参加費の記載は一切ありませんでした。
小渕前大臣の選挙区内で開かれた、別の会費制の新年会についても、参加費の記載がないことが分かっていて、収入と支出をそれぞれ記載することを義務づけている、政治資金規正法に違反して、不適切な収支報告が繰り返されてきた可能性があります。
甚大な被害が出た、新潟県中越地震が発生してから、きょうで10年です。
土砂崩れが発生し、母と娘2人の命が奪われた、長岡市妙見町の現場では、多くの人たちが犠牲者を慈しみ献花しました。
2004年10月23日午後5時56分、中越を強い地震が襲い、長岡市旧川口町では、最大震度7を観測しました。
この地震で、68人が死亡したほか、12万棟を超える住宅に被害が出ました。
当時、親子3人が土砂崩れに巻き込まれ、そのうち当時2歳だった男の子が救出された、長岡市妙見町の現場では、献花台が設けられ、多くの人たちが犠牲者を悼みました。
首都圏の台所、東京・築地市場に隣接する場外の商店街に、きょう、各地の鮮魚を扱う新たな複合施設がオープンしました。
再来年に予定されている、築地市場の移転で、客離れが懸念されている場外。
鮮魚店の開業には、生き残りを懸けたねらいがありました。
東京・築地市場の場外に、きょうオープンした、築地にっぽん漁港市場。
北は北海道、南は長崎まで、5つの産地の漁協や、水産業者が出店しています。
わぁ、立派ですね!カニ、そしてヒラメ、カマス、ノドグロ、タイ。
朝一で持ってきた。
取れたばかりの新鮮な魚が並ぶ鮮魚店。
店頭には、日本各地の珍しい地魚が。
こちらのお勧めってなんでしょうか?
お勧めですか?こちらにちょっと、珍しいエビを、ちょっと構えさせていただきましたんで。
大きい、立派なエビが。
これ、何エビですか?
モンカエビ、セミエビですね。
モンカエビ?セミエビ?うわ、生きがいい!暴れてます。
長崎からは40キロのマグロが店先に並んでいました。
鮮魚に力を入れて頑張りたいと思いますけども。
どんなお客さんに来てほしいですかね?
やっぱりプロの方に、長崎の魚を知ってもらいたいというのが一番、うちのメインでやっていることなんで。
営業時間は、午前6時から午後2時までが中心。
料理人など、プロの買い出し人だけでなく、近年増加している一般の人や観光客が利用できるのも大きな魅力です。
鮮魚店が並ぶエリアの隣には、食堂もオープン。
各地の鮮魚を使った刺身や焼き魚が楽しめます。
今回、鮮魚を扱う複合施設を開業させたのには、あるねらいがありました。
築地市場に隣接している、場外の商店街。
築地市場に鮮魚を買いに来るプロの買い出し人を中心に、業務用の町として栄えてきました。
しかし、築地市場は、再来年に豊洲への移転を予定。
築地と豊洲は、直線距離でおよそ2キロ離れています。
豊洲で魚を仕入れた料理人や業者が、アクセスが不便になる築地の場外に、来なくなるおそれがあります。
そこで、料理人などが豊洲に行かなくても仕入れが済むように、場外で鮮魚を扱う店を充実させることを決めたのです。
魚の市場が、場外からなくなるということは、われわれの死活問題にもなりますんで、今までどおり、将来ともにこの商売を続けていけるように、頑張ってまいる所存でございます。
場外では今後、鮮魚を中心とした仲卸業者およそ60店が出店する新しい施設の建設も進んでいます。
築地市場の移転後も、築地に残ることを決めている場外の商店街。
大きく変わる築地の町で、生き残りを懸けた取り組みが続けられています。
続いてワールドトピックス。
薬局に珍客がやって来ました。
オレゴン州の薬局に迷い込んでしまったのは、生後1か月程度と見られる赤ちゃん熊です。
おなかがすいていたのか、店内をうろうろ歩き回ります。
本来なら怖がられてしまう熊ですが、店にいた買い物客は、とってもかわいい!と大歓迎。
歌手のさだまさしさんのコンサートへの出資名目で架空の投資話を持ちかけ、100万円を騙し取ったとしてアカペラグループの元メンバーが逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、さだまさしさんと同じ芸能事務所のアカペラグループ・チキンガーリックステーキの元メンバー小林雅彦容疑者
(53)です。
小林容疑者は2011年、中学時代の同級生の男性に「さだまさしさんのコンサートに出資すれば配当が出る」などと嘘をいって、現金100万円を騙し取った疑いがもたれています。
小林容疑者は容疑を認めています。
ことし1月に同様に出資した別の同級生の女性が、「配当金はおろか元本の返済にも応じない」と警察に相談したことから事件が発覚しました。
警察は小林容疑者が、数十人から少なくとも数千万円を集めていたとみて余罪を追及しています。
大阪市住吉区で生後3ヵ月の長男にやけどを負わせたとして父親が逮捕された事件で、母親が「夫の子どもの扱い方が乱暴だった」と話していることが分かりました。
大阪市住吉区の無職・李護容疑者
(27)は去年11月、自宅で生後3ヵ月の長男・愛琉ちゃんの両脚に2回にわたってやけどを負わせた疑いがもたれています。
愛琉ちゃんはおよそ2ヵ月後に急性呼吸不全で死亡しています。
李容疑者は「ストーブでやけどした」と容疑を否認していますが、逮捕前に母親が「夫の子どもの扱い方が乱暴だった」と話していたことが新たに分かりました。
愛琉ちゃんの顔や体にはアザや腫れた痕があり、警察は日常的に虐待していた疑いが強いとみて、死亡との因果関係を調べていましたが、立証が困難として、傷害致死容疑での立件を見送っています。
けさ、兵庫県尼崎市役所の議会棟に市議会議員が運転する車が突っ込む事故がありました。
議員は一時、意識不明の重体になりました。
午前9時20分ごろ、尼崎市役所の敷地内にある議会棟に、車が後ろから突っ込みました。
警察によると運転していたのは市議会・公明党所属の仙波幸雄
(63)議員で、一時、意識不明の重体になりましたが、さきほど意識が回復したということです。
この事故で通行人や建物の中にいた人にケガはありませんでした。
仙波議員は車を停めようとバックさせていたということですが、警察は仙波議員が運転中に意識を失ったとみて調べています。
2014/10/23(木) 11:30〜11:55
関西テレビ1
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