地球イチバン「世界一の癒やしの大地 アメリカ・セドナ」 2014.10.23

(太鼓)太陽が沈みきった頃太鼓のリズムに誘われた。

(太鼓)大地のパワーを感じてドラムをたたく人々。
手には水晶の原石。
この水晶とドラムのリズムが大地のパワーを高めるという。
(川原)すごいきれい。
この世のようなこの世でないような…。
ここは世界一のパワースポットといわれるアメリカ・セドナ。
私は知らず知らずのうちにこの不思議な世界にのみ込まれていた
セドナでのあの1週間は一体何だったのだろう?青い空と赤い岩山。
そこで出会った不思議な風景と不思議な人々。
パワースポットを巡った体験は今も私の中で消化しきれていない
セドナを訪れたのは6月の初旬。
訪れた人を癒やしてくれるというパワースポット。
でも私自身は正直あまり信じていなかった
半信半疑です。
なるほど。
もともとあんまりパワースポットには興味がある方ではなかった?ごめんなさい。
わ〜すごい。
すばらしい。
それでも目に飛び込んできたセドナの風景に一瞬で引き込まれた。
雄大で力強く神秘的な赤い岩山が次々と現れる。
こんな景色見た事ない
何か月並みですけどこれだけの壮大な景色見せられると気が大きくなりますね。
さあパワースポットの不思議な世界へようこそ。
今日の「地球イチバン」は世界一のパワースポットセドナにご案内します。
そこに広がるのはスピリチュアルな大地。
感じるか感じないかそれはあなた次第です。
日本を出発して飛行機を乗り継ぎ車に乗り換えておよそ20時間。
セドナはアメリカの南西部に位置している。
旅の初日川原さんが最初に向かったのはセドナで最強のパワースポット。
何でも訪れた人の人生を変えてしまう力があると信じられているのだとか。
この場所がエアポート…。
エアポートメサ。
…っていうんですね。
特にパワーが強いという頂上を目指す。
わっ絵になる景色がいっぱいだ。
これはもともとあるんですかね?ここを訪れた人が作ったんですかね?不思議な…。
崖下見ると結構足がすくみますね。
旅にあたってディレクターに言われた事は一つだけ
道のような道でないような。
訪ねた現場をただ素直に感じるという事
登り始めて10分頂上に着く
何か皆さんすごい静かに休憩されてるから大きい声でしゃべったら…。
(太鼓の音)
グループで瞑想する人々も現れた
スピリチュアルな事を学び体験するためアメリカの各地から集まったのだという
大地にひれ伏しセドナのエネルギーを全身で感じ取ろうとしている
私も何かを感じる事ができるのか瞑想してみる事にした
瞑想ってゆっくりした事ないんですけど…。
大地のエネルギーを感じて深く呼吸ですよね。
風が吹いてきた
風は大地の息吹
3億年もの年月を経て形づくられた赤い岩山。
セドナでは特に強いエネルギーを発している場所をボルテックスと呼んでいる
地球のエネルギーが渦巻き状に噴出しているのだという。
その力は科学的に検知されるものではなく人間の精神に直接作用するものと信じられている
きれい…。
ボルテックスから出るパワーは分からないですけれど…。
何かジ〜ンとしちゃいました。
何だろう悲しくもないのに…。
ジ〜ンと来た?ジ〜ンと来ましたね。
何で泣いてるんでしょうね?泣いてるっていうか涙が流れる。
これも何かなんですかね?はなも…鼻水も流れてきちゃった。
ああ幸せだ。
ありがたい。
旅の初日に思いがけず流れた涙
それがボルテックスのせいかどうかは分からない。
エネルギーらしきものは全く感じなかったから。
ただセドナの絶景と夕日に包まれてとても温かい気持ちになったのを覚えている。
風景が持つ力もセドナパワーの一つなのだろうか?
セドナは人口1万の小さな町。
今町の10か所以上に点在するボルテックスを目指して世界中から観光客が押し寄せている。
旅の2日目川原さんは中心街を訪ねた。
セドナにやって来る観光客は年間300万人。
特定の宗教の聖地でもないのに土地が持つパワーだけでこれほど多くの人を集める場所は世界でも例がない。
町の様子も普通の観光地とは一味違うようだ。
あちこちで見かける不思議な看板。
霊能力を意味する「PSYCHIC」の文字が至る所に。
日本ではあまり見かけないスピリチュアルな店が軒を連ねている。
うん?これってオーラの写真と…。
川原さん何やら不思議な看板に目が留まった様子。
どうも人のオーラを写真で撮って分析してくれる店らしい。
えっすごい!行っていいですかね?人間が発している霊的なエネルギーを写真に映し出すという…汗や体温からその人の持っているエネルギー全体を捉え色で表すのだそうだ。
OK!Nowyoucanopenyoureyes.フフフフフ!おかしいこれ!人によって映し出されるオーラの色も変わるという。
わ〜すごい!全然違う!フフフフ!面白い!Thankyou!今日何かいい一日でとても幸せな気持ちになりました。
ありがとうございます。
Thankyou.Byebye!次に川原さんが立ち寄ったのはパワーストーンの店。
セドナには石を扱った店が数多くある。
特に貴重とされているのが水晶。
スピリチュアルな力が強いと信じられている。
これはセドナで採れたものなんでしょうか?紹介されたのはこの店でカウンセリングを行っているメアリーさん。
霊能力者なんだそうだ。
どうしてここセドナに住もうと思われたんですか?ありがとう。
ハグしていい?
セドナの町を歩くと自然と不思議な世界に引き込まれていく。
あちこちに霊能力者がいるしカフェやレストランでは前世や死後の世界の事が普通に会話されている
セドナではスピリチュアルな世界がごく日常的な事なのだ
旅の3日目。
今セドナで一番評判だというヒーリングの店を訪ねた
セドナの不思議な世界をもっと実感したかった。
スピリチュアルなヒーリングを行ってくれるのはローレルさんとマイケルさんのご夫婦。
セドナで12年この仕事を続けている。
2人が行うのは大正時代に日本で生まれたという霊気によるヒーリング。
霊気とは全ての生命に宿るエネルギーの事を指すそうだ
手を通して霊気を送り込みその人が本来持っている治癒力を高めるという
(ハミング)
更に音によるヒーリングも加わった。
シンギングボウルと呼ばれるヒーリングのための楽器
(シンギングボウルの音)
(太鼓の音)
セドナの先住民であるネイティブ・アメリカンが用いる太鼓もスピリチュアルなエネルギーを高めると考えられている
最初は正直半信半疑だった。
でも確かに何かを感じてしまっていた
マイケルさんが太鼓をたたいてましたかね?そしたら足の…こことこことここから親指人さし指薬指からビリビリ振動が出て…。
何となくちょっと違和感が出てたんですけれどトレッキングしたので。
それが今ないの。
へえ〜。
すごいですね。
すごい鳥肌が止まらない。
そんなに感じるんですね。
感じるっていうか何を感じてるのかは分かってないんですけれどバイブレーションが何か影響するんですよね?ワオ!
マイケルさんがヒーリングで使っていたネイティブ・アメリカンの太鼓をプレゼントしてくれた
古来セドナはネイティブ・アメリカンが聖なる大地とあがめた場所だった。
多くのネイティブ・アメリカンがこの地を訪ね精霊たちと交信するための儀式を執り行ったといわれている。
そこへ白人の入植が始まったのが今からおよそ140年前。
しかししばらくは大きな町が形成される事はなかった。
1970年代に入るとセドナは大きく変貌する。
ボルテックスの地として脚光を浴びたのがきっかけだった。
既存の価値観に反発しスピリチュアルな世界を信じる人々やヒッピーと呼ばれる人々がボルテックスを求め大挙して押し寄せた。
こうしてかつてネイティブ・アメリカンの聖なる大地だったセドナはスピリチュアルな町へと生まれ変わり世界中から国や宗教を超え人々を吸い寄せるようになった。
旅の4日目川原さんが訪ねたのは何やら怪しげな男性。
どうぞ。
ありがとうございます。
お邪魔します。
ウクアラさんはこの地に900年前から生きるというネイティブ・アメリカンの…わ〜。
フフフフフ!うれしいです。
ウクアラさんはハバスパイ族の伝統的な衣装をいくつも保存している。
これは鹿の皮で作った防寒服。
ウクアラさんはネイティブ・アメリカンの儀式を執り行う祈祷師。
これは代々部族に受け継がれてきた魂を清める儀式だそうだ。
(呪文を唱えている)ハバスパイ語の呪文が唱えられた。
川原さんの全てがよき方向に向かうよう精霊に祈る。
(呪文を唱えている)数百年の歴史を持つ儀式を体験した川原さん。
違って見えますか?すこしすっきりしたようにも見えますが…。
ネイティブ・アメリカンにとってセドナはどんな土地なのだろう?今ですね世界中から特にボルテックスを求めて観光客が押し寄せて滞在していると思うんですけれどもそういったブームの現象についてどう思われますか?
ウクアラさんの答えは意外だった。
今のボルテックスのブームを否定するのかと思っていた
今も昔もセドナの大地が持っている力は変わらないしそれを求める人々の気持ちも変わらないとウクアラさんは言う
セドナのエネルギーは時代を超え世代を超え民族も超えるのだろうか?
ボルテックスのエネルギーとは一体何なのか?これまで研究機関による学術調査は行われてこなかった。
ただ一人ボルテックスを科学的に解明しようと試みる人物がいる。
ベンジャミンさんは会社勤めのかたわら15年間休日のほとんどをボルテックスに通い研究を続けてきた。
ベンジャミンさんはボルテックスの正体をセドナの大地が発している磁力だと考えている。
これはその磁力を測定する装置。
コイルやアンプを組み合わせたベンジャミンさんのお手製だ。
測定した磁力の大きさを自らプログラミングしたパソコンに送る。
波形に表れた大地の磁力こそがボルテックスの実体なんだとか。
この磁力が人の体に作用して癒やしの力になる事を実証するのだという。
ボルテックスに横たわる川原さんの脳波を測定し磁力との相関関係を見ていく。
緊張状態では脳波の高周波が高まりリラックスした状態では低周波が高まるそうだ。
セドナはほかの土地と比べて磁力が強い事で知られている。
脳波を測定する事30分。
川原さんの脳波に果たして変化が現れるのか?Thankyou.何度かすごく深い眠りに落ちました。
その時の私の脳波をベンジャミンさんが解説付きで送ってくれた。
確かに脳波の低周波が上昇し深く癒やされた状態なのが分かる。
これがボルテックスの磁力の影響だというのがベンジャミンさんの仮説だ
実験のあとベンジャミンさんに教わってタバコの葉を木に供えた。
ネイティブ・アメリカンの作法なのだそうだ
ベンジャミンさんがボルテックスの研究に取り組んだのは15年前。
きっかけは事故で2人の娘を亡くした事だった。
失意の底にあったベンジャミンさんはセドナの癒やす力に救いを求めやがてそのパワーの正体を知りたいと思うようになったという
ベンジャミンさんもまたセドナの力に魅せられた一人だ
すごいいいお天気。
人はなぜセドナに引き付けられるのだろう?
Hello,Goodtoseeyou!Howareyoutoday?
2日前にヒーリングを受けたマイケルさん夫婦の家を訪ねた
一度セドナを訪れると多くの人がリピーターになるという。
中にはセドナの魅力に取りつかれ移り住んでしまう人も少なくない。
現在住民の7割がほかの土地からの移住者だという
こんにちは。
こんにちは。
マイケルさん一家もまた12年前にセドナに移り住んだ。
私は彼らがなぜセドナに引かれたのかその理由を知りたかった
もともとスピリチュアルな世界に関心が深かったローレルさん夫婦はセドナに来る前からヒーリングの仕事を行っていた。
旅行で初めてセドナを訪れた時ここをふるさとのように感じすぐに移住を決めたという
セドナはほかの土地では受け入れてもらえない価値観を自然に受け入れてくれる唯一の場所だった
旅の6日目川原さんはセドナで一番の難所といわれるパワースポットに向かった。
より一層何か迫り来る…。
すごい。
巨大な岩山が立ちはだかるカセドラルロックは特に強力なボルテックスといわれている。
こちら側に倒れてきそうなぐらいすごい迫力…。
川原さんはまだボルテックスのエネルギーを感じられないでいた。
フフフフフごめんなさい。
おかしくなってきた。
せ〜の。
登れない…。
これごめんなさい。
しゃらくさくなってきちゃった。
申し訳ない。
もらいました。
ありがとう。
怖っ!ほんと崖ですね。
崖ですよねこれ。
怖い!高所恐怖症ですか?少し。
でも今見ないようにします。
岩山を登る事1時間。
ようやく頂上へ到着。
怖っ!ありがとうありがとう。
登った〜。
そしてものすごい斜傾で怖い向こう…。
苦労して登った爽快感はあったけど今回もボルテックスのエネルギーは感じられなかった
Hello!
頂上にはもう一人観光客らしき人がいた
Thankyou.
話を聞いたら少し肩の荷が下りたような気がした。
そうパワースポットを感じるか感じないかはその人次第なのだ
ヤッホー!
(こだま)響いた!でも何で「ヤッホー」なんだろう?
感じられなくったって構わない。
セドナの魅力はボルテックスのエネルギーだけではないはずだ
その夜
お疲れさまです。
お邪魔します。
どうぞ。
ちょっと中に入らせて頂きます。
はいどうぞ。
カメラクルーが部屋を訪ねてきた
片づけはもう大体終わられたんですか?そうですね。
もう明日の朝帰っちゃうんですもんね。
そうですよね。
1週間早かったです。
今ちょうど写真を見ていたので。
今回の旅で撮った写真は全部で317枚にもなっていた。
中でも忘れられないのが撮影の合間にレストランや土産物屋で出会ったセドナに普通に暮らす人々だった
タイ料理店のウエイターをしているティモシーさん。
離婚を経験し酒に溺れた時期もあったけど各地を転々とした後3年前にセドナにたどりついた。
セドナは心を解放してくれる場所だそうだ
アメリカ全土を放浪していたマイケルさんがセドナに落ち着いたのは12年前。
セドナの水晶が持つ特別な力に引かれたという。
今彼が手がけた天然石には癒やしの力があると評判だ
スティックマン・テリーさん。
木の枝をつえに仕立てて生計を立てている。
本名も経歴も誰も知らない
詩の朗読を行うガブリエルさん。
移り住んだのは13年前だ。
家族のトラブルで悩む事が多かったがセドナで心の平穏を取り戻せたという
人生は常に順風満帆とは限らない。
競争社会に疲れた時家族関係に悩む時セドナはいつも温かく受け入れてくれる。
旅の最終日。
すがすがしく感じますね。
朝5時。
川原さんは初日に登ったエアポートメサを再び訪ねた。
頂上で朝日が出るのを待つ。
面白い。
光受けて赤土がこう鮮明にだんだんなってくるんですね。
太陽の昇る時ってこんなにゆっくりなんですね。

いつもセドナの自然はいろんな表情を見せてくれる
来た…。
最後までボルテックスのパワーは分からなかったけどこの自然の景観にはやっぱり癒やされる
暖かくてマジ寝しちゃいそうです。
ねえ。
セドナはいつも私に温かかった
2014/10/23(木) 02:40〜03:30
NHK総合1・神戸
地球イチバン「世界一の癒やしの大地 アメリカ・セドナ」[字][再]

世界一のパワースポットといわれるセドナとは?ネイティブアメリカンも現代人も、国や宗教をこえ人々を癒やし続ける不思議な赤い大地の謎に迫る。ナビゲーター役所広司。

詳細情報
番組内容
赤い岩山、コバルトブルーの空、紅に染まる夕日…世界一のパワースポットといわれるアメリカ・セドナをめぐる旅へ。古代からネイティブアメリカンが神聖な土地とあがめた絶景に、どんなチカラが宿っているのか?国や宗教をこえ世界中の人々を癒やし続ける不思議な大地の謎に迫る。旅人は、川原亜矢子。ナビゲーター役所広司。
出演者
【ナビゲーター】役所広司,【旅人】川原亜矢子

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア

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