(ドアベル)
(マイク)いらっしゃい。
ん?
(おじゃる丸)おじゃ。
めずらしい客が来たの。
(電ボ)これはこれは50年の間月光町を旅しておられる俳句大すき小林茶様。
(小林茶)「昼下がりちょっと一服日本茶で」。
日本茶ですか?はい。
日本茶を飲むと頭がすっきり気持ちがしゃっきりして俳句がどんどん思いうかぶのですよ。
「日本茶を飲んでちゃちゃちゃとはい一句」。
「うまいねえ今日の俳句と今日のお茶」。
おじゃ茶。
日本茶を飲まなくとも俳句できておるではないかの。
「大すきな日本茶思えば次々と」。
(カズマ)わかるな〜。
ボクも大すきな小石の話ならいくらでもできるもんね。
「わが人生日本茶あればそれでよし」。
「あいにくとないんですよ日本茶は」。
「えええええ日本茶ないとはこれいかに」。
「コーヒーがじまんなんですうちの店」。
はあ…。
「日本茶がないならしかたないですな」。
「お客様がっかりさせてすみません」。
「日本茶があるとはかぎらぬ喫茶店」。
(ドアベル)小林茶様おさびしそうにございます。
悪いことしてしまいました。
おじゃマイク。
日本茶の一つや二つ出してやってもよかったのではないかの?しかし…。
マイクさんはコーヒーひとすじですからね。
ええ。
わたしがこの喫茶一服を開いたのもおいしいコーヒーをみな様に楽しんでいただくためなのです。
(ドアベル)いらっしゃ…。
あっ…。
あっ日本茶仮面さん…。
おじゃ着がえてきたのかの。
(日本茶仮面)そこでばったり会った小林茶さんにこの店は日本茶をおいてないと聞いたのですが。
ええ。
うちはコーヒーがじまんでして。
「日本茶もじまんされてはいかがかな?」。
おや日本茶仮面さんも俳句を。
あっ。
おじゃ日本茶仮面正体バレバレじゃの。
あっいや…あっ今のは小林茶さんがわたしにそう言われたのです。
そうでしたか。
あの方には気のどくなことをしましたがコーヒーも日本茶もというわけにはいかないのです。
おやどうしてですかな?コーヒーがあればほかには何もいらない。
それぐらいわたしはコーヒーが大すきなのです。
マスターは日本茶を飲まれたことは?ありません。
わたしはコーヒーひとすじですから。
日本茶の味を知らないのにコーヒーのほうがすばらしいと決めつけているのですか?いえそういうつもりは…。
ただわたしにとってのいちばんはコーヒーなんです。
おいしい上に体にもやさしい。
日本茶はいいことづくし。
そのよさを知らないなんてもったいない。
ああ実にもったいない!あついの日本茶仮面。
では!お湯をはいしゃく!「日本茶を一ぱい飲めばわかります」。
はい。
ああ…いえ。
けっこうです。
わたしにとってコーヒーがいちばんなのはかわりませんから。
それは日本茶を飲んでから決められたらいい!ええっ!しかし…。
「まずはこれ一ぱい飲んでみましょうよ」。
いやいやでも…。
(日本茶仮面)「だまされたそう思ってまあ一ぱい」。
(マイク)いやいやいや…。
(日本茶仮面)さあさあさあさあ!あ…あの…ちょっとおさとうを切らしたので買い物に…。
おじゃ…にげたの。
ん?
(コーヒー仮面)これはこれは日本茶仮面さん。
おやコーヒー仮面さん。
こんな所で。
おじゃ。
マイクも着がえてきたのかの。
なんと!コーヒー仮面様と日本茶仮面様が喫茶一服でご対決!日本茶仮面さんが日本茶日本茶とさわいでおられると聞いたもので。
日本茶のすばらしさをつたえるのも日本茶仮面の大事なつとめ。
小林茶さんが元気に俳句を作りつづけられているのは日本茶を飲んでいるおかげ!それを言うなら喫茶一服のマスターが毎日元気に店を開けられるのはコーヒーを飲んでいるおかげ。
はあ…「日本茶を毎日飲んでかぜ知らず」。
「コーヒーを毎日飲んで医者いらず」。
日本茶は茶葉のふくよかなかおりが実にすばらしく心があらわれる。
いやいやコーヒーのアロマにはかないますまい。
心が歌いだすようなよろこびにみちたこのかおり。
日本茶のおいしさを知ってしまったら喫茶一服のかんばんメニューはコーヒーではなく日本茶になってしまうはず!小林茶さんだってコーヒーのおいしさを知ってしまったらコーヒーなしでは俳句が思いうかばなくなるはず!ではソチら一ぱいだけ飲んでみてはどうかの?
(2人)えっ?茶がコーヒーをマイクが日本茶を飲んでみればよいのじゃ。
(2人)う〜ん…。
なるほど!かくなる上は…。
そうしますかな。
もしも日本茶ひとすじの小林茶さんがコーヒーをみとめたならわたしはあしたからコーヒー仮面2号を名のりましょう。
ではわたしもコーヒーひとすじのマスターが日本茶をおいしいとみとめたならあしたから日本茶仮面2号を名のりましょう。
「いざ勝負負けられませぬおたがいに」。
ではマスターを…。
小林茶さんを…。
(2人)よんでくるといたしましょう!「日本茶を一口飲めば勝負あり」。
「その言葉お返ししますコーヒーで」。
心の声なんと…。
心の声これは…。
心の声「日本茶とひと味ちがうふくよかさ」。
心の声「コーヒーとひと味ちがうまろやかさ」。
心の声
(2人)しかし…。
心の声コーヒー仮面の名にかけて…。
心の声日本茶仮面の名にかけて…。
心の声
(2人)「負けられぬみとめるわけにはいきませぬ」。
(2人)う〜ん…。
(2人)もう一ぱい。
引き分けじゃの。
(オープニングテーマ)2014/10/22(水) 18:00〜18:10
NHKEテレ1大阪
アニメ おじゃる丸「日本茶VSコーヒー」[字]
千年前のヘイアンチョウから月光町にやってきたおじゃる丸。小学生の男の子カズマや町の人々、あとを追ってきた子オニたちとゆかいな騒動(そうどう)をまきおこします。
詳細情報
番組内容
喫茶「一服」(きっさ「いっぷく」)に小林茶がやってきて日本茶をたのむ。しかし日本茶はおいてないとマイクに言われてガッカリ。茶が店を出て行くと、やってきたのは日本茶仮面(かめん)だった。日本茶のよさを教えようと、お茶をいれはじめる。するとマイクが店を出て行き、コーヒー仮面(かめん)がやってきた。コーヒーと日本茶、どちらがいいか二人の対決(たいけつ)がはじまる。
出演者
【声】西村ちなみ,渕崎ゆり子,佐藤なる美,一条和矢,うえだゆうじ,南央美,上田敏也,こおろぎさとみ,小村哲生,三石琴乃,生駒治美,沼田祐介,仲尾あづさ,さとうあい,西村知道,高橋広司,齋藤彩夏ほか
原作・脚本
【原作】犬丸りん,【脚本】今井雅子
監督・演出
【監督】大地丙太郎
ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ
趣味/教育 – 幼児・小学生
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32721(0x7FD1)
TransportStreamID:32721(0x7FD1)
ServiceID:2056(0x0808)
EventID:21900(0x558C)