ひるブラ「太くて短足!?高級マダコ〜岡山・倉敷市(くらしきし)〜」 2014.10.22

生字幕放送でお伝えします
こんにちはー!きょうは岡山県倉敷市下津井
(しもつい)に来ています。
なんでこんなタコ口で話し始めたかといいますときょう、ご紹介するのはこちらなんです。
船から出てくるのが…。
タコ!
マダコでございます。
元気がいいんですよね。
生きがいいタコ。
これね、タコといえば兵庫県の明石が有名ですけど下津井のタコも負けていません。
東京・築地の日本料理の名店でも絶賛されて仲卸業者が欲しくて欲しくてたまらないというまさに引っ張りだこのタコなんです。
スタジオの鈴木さん。
すごいでしょう。
これ、下津井のマダコすごいですよね。
すごいですね。
ちょっと南波さんの腕に絡みつくタコが思ったよりも、すごいですよ。
大丈夫ですか?南波さん。
大丈夫です。
すごく引っ張られる感じがしますね。
マダコの特徴なんですが足が短くて短足なんですよ。
そして、特にこの足の太さが特徴なんですがこれが、独特の食感やおいしさにつながるんですよ。
この太さが特徴なんです。
実際、本当に太いので力も強くて持っている間、吸盤が腕に吸い付いて離れないんですよ。
思ったよりも本当に南波さんの腕ホラーですよ、すごいですよ。
もう跡も残っちゃって。
きのう、ほかの産地のものと比べました。
一番、太いところと比べますと1cmも下津井産のほうが太かったんです。
しかもマダコは高たんぱくかつ低カロリー女性にもうれしいヘルシーな食材なんですよ。
きょうは、この絶品のマダコが育つ秘密。
そしてこの時期ならでは地元だから味わえる極上のタコ料理を味わい尽くします。
痛い!改めましてきょう、お邪魔しているのは瀬戸大橋のたもと岡山県倉敷市の下津井漁港です。
瀬戸内海といいますと穏やかな海という印象があると思います。
でも、ここ下津井周辺はちょっと画面では伝わらないかもしれないんですが潮の流れが急に変わるポイントがいくつもあるんですね。
そして、その下津井特有の潮の流れがこのタコの太い足に大きく関わってくるんです。
実際に漁師さんについて漁場に行ってきました。
その下津井の港から船で20分。
岡山県と香川県を結ぶ瀬戸大橋のちょうど中間ぐらいにやってきました。
この辺りは、こうした岩場が点在しています。
見えているだけではなく海の中も岩場が多いんだそうです。
ここだけ潮の流れが速いんですよ。
岩場から僅か50m離れたところと比べてみると違い分かりますかね。
漁師さんたちはこうした潮の流れが速いところを選んでタコつぼを仕掛けるんです。
取材した料理さんの場合は200ポイントぐらい知っているというそうなんですね。
では、なぜ潮の流れが速いとタコの足が太くなるのか、なぜなのか解明していきたいと思います。
この下津井の沖合は岩場と岩場の幅が狭いところが多いんですよね。
海水が一度、この狭いところに押し込まれるんですが出口にくると、ぶわーっと一気に流れ出るんですよ。
しかも、逆方向から海水が入ってくるため流れがぶつかり合いまして渦ができることもあります。
こうした速い渦やそれから潮に流されまいとマダコは、こうした岩場にぎゅーっとしがみつきます。
そして、離れないように踏ん張るんです。
それが絶好のタコ的な筋肉トレーニングになりますので太い、このマッチョな足になるんですよ。
まさにアスリートのような足を持ったタコなんですよ。
ムッチムチですよ、足が。
このタコの筋トレはすごいことになってますね。
南波さんタコに好かれてますよ。
このマダコなんですけど9月の禁漁期を除いてほとんど一年中、取ることができます。
ただ、この時期ならではの食べ方というのがあちらにあるんですよ。
ちょっと雨のその先に見えてくるものありませんか?鈴木さん。
干してある!
見えてきましたね。
これが今の時期の下津井の風物詩ですよ。
秋から冬にかけてはこういった天日干ししている港や民家の軒先などが頻繁にこうして天日干しの風景が見られるそうです。
きょうはあいにくの雨なんですがきのうは、よく晴れていました。
表面がこんがり茶色になっておいしそうなんですね。
これ、マダコ乾燥させるとうまみがぎゅっと濃縮します。
さらに、晴れていると太陽の光が当たるじゃないですか。
天日干しになると表面の脂に紫外線が当たって表面が酸化するんです。
これが海産物ならではの絶妙な風味となってうまみをより引き立たせてくれるんです。
きょうは、まさにこの瞬間に干しダコを作ってくださるということでちょっと見ていきたいと思います。
漁港の組合長の三宅さんです。
先ほどのようにこの干しダコは足を目いっぱい広がったほうがまんべんなく乾燥するので価値が高いんですよ。
でも、ただ、鈴木さんタコってそんな簡単には足、広がらないんです。
これぐらいしか開かないんですよ
今さっき、干してあるのはもっと開いていますよね。
もっと開いてます。
ですので、この足と足の付け根の部分この部分の皮を切って足を広げやすくするんです。
では、三宅さんよろしくお願いします。
三宅さんの技をとくとご覧あれということで。
皮の部分を切って…こうやって切っていくんですけども。
一見、簡単に見えるんですが下津井のマダコは足が太いので熟練の技が求められるんです。
これ、切り方が浅いとあまり広がらない。
下津井のタコ、足が太いのでぶら下げたときに皮が切れて足が落ちちゃうんです。
この皮一枚を残す絶妙な技術が求められるんです。
プロならではの勘ですよね。
熟練の技ですよ。
これで広げて2日間乾燥させるんですが。
これでずっと広げてな。
この竹を刺すんですね硬いからね、足が。
さっきとは比べ物にならないぐらいの足の広がりですよね。
本当にしっかりしてるのが見た目で分かりますね。
この状態で丸2日間天日干しするんですがこの足が太いから秘密があるんですよ。
それを特別にきょうはお教えしますね。
こちらが丸2日間、干されたタコなんですがこれをですね、切ってみますね。
足の部分を…。
切ってみますと…。
外側と中身の色が違うの分かりますか?外側は乾燥しても身の中心には生っぽい部分が多く残るんですよ。
中はレアということですね。
足が太いからこそなんですよ。
今、こうして焼いていただいています。
香ばしい香りが漂ってきます。
これ、いい香りしますね!これ早速、いただきましょうかね。
干しダコ、いただきます。
いいでしょ。
岡山来てください、ぜひ。
食べ応えがありそうなタコで。
本当に大きいですね。
しかも今、焼きたてのものをいただきますからね。
うん!だいぶかみ応えがありまして大変ですけど、おいしいですね。
表面は、すり身みたいな感じなんですけど…。
中は生っぽくてジューシーですよ。
もう、お塩だけですか?味付けは。
まんま、もう…。
こちらで、そのままで。
何もつけずに干したままで。
塩の風味と炭と、もとのタコの甘みでおいしいです。
甘みがあるんだ。
干しダコはもともと保存食として大昔から重宝されていたんですが現在は贈答用として、全国から注文が殺到するぐらいの人気商品なんですよ。
やっとかみ切って食べ終わりました。
あごが鍛えられていいですね。
このマダコなんですが先月が産卵期。
南波さん、大丈夫ですか?
タコにやられてしまって。
今、産卵期でねちょうど今1〜2か月ぐらいたって育ってきたころなんですよ。
マダコの寿命は1年ぐらいなんですけど今は人間でいうと20代くらいということで一番食べ頃ですよね。
人間の20代ごろって。
ぴちぴちですね。
タコの人生の中で最も筋肉隆々で身が締まっていて、ちょうどおいしい時期なんだそうです。
だからこの時期のマダコは地元では秋ダコと呼ばれて親しまれているそうですよ。
その取れたての秋ダコがこちらの生けすにたっぷりありますから。
もう大量のタコが入ってます。
これ、十分大量に見えるんですけど多いときには900kg取れてこの生けすがいっぱいになるくらい取れるときがあるらしいんですよ。
これ、なんかお気付きになりませんか?鈴木さん。
タコの様子。
なんか丸まってます?
丸まってるのもそうなんですが一個一個、ネットに入ってるんですよ、タコが。
実は、タコっていうのはとってもデリケートでストレスに弱い生き物でして狭いところに、こうやってたくさん入れられるとすぐ、けんかして相手の足を食べちゃうことがあるので一つ一つネットに入れてそれを防いでいるんですよ。
保存するだけでも手間がかかってるってことですよね。
もう、タコはさっき、南波さんの腕を吸い尽くすような勢いで体は強いんですけども心はとっても弱い生き物なんですよね。
かわいい!
ギャップがありますよね。
ストレスがたまると体の中のうまみ成分が消耗してしまいましておいしくなくなってしまうんですね。
直接影響が出るってことですか、ストレスが。
そうなんです。
上司に怒られてストレスたまってしゅーんとどんどん…痩せ細っていくこともあるので。
南波さんのうまみはどうですか?
最近は元気なんで非常においしい状態になっています。
一時期、しぼんだ時期があったんですか。
一時期ちょっと絞ってました。
リアルにしゃべらなくていいですよ。
南波さん!
そのタコなんですがさらにストレスたまりすぎると自分の足も食べてしまうんです。
ですので、生きたまま商品価値を保って輸送するのはとっても難しいんです。
ふだん、私たちがスーパーで買ったりおすし屋さんで食べているタコのお刺身は一度ゆでているものが多いんですよ。
なので、おいしく生で食べられるのは地元だからこそ。
とても貴重なものなんですよ。
行かないと食べれないんですね。
そして、きょうは生のタコ料理していただいております。
来たからにはいただかないとということで。
こちらでいただきたいと思います。
今、作業していただいてますがほら。
今、タコの皮をとる作業をしているんですけどもよく見るとこのタコの吸盤がまな板にしっかり張り付いてるんですよ。
ぎゅーっと。
この貼り付けを利用して皮をはがしたり身を切ったりするんです。
吸盤の力がすごいですからね。
ここからがポイントです。
吸盤を取り除いて太い足これを、あえて分厚くブツ切りにします。
こんなに分厚くブツ切りにするんですよ。
そうすると、とてもおいしい食感を味わえるということで。
早速、これね、しょうゆも何もつけずに私たち、このままいただきたいと思います。
生ですか!
本来の甘み、いただきます。
おいしいですね!やっぱり、さっきの焼いた天日干しもおいしかったですけどこちらもすごい弾力があって。
でも、すごいやわらかいしね。
歯を押し返してくるぐらい弾力があります。
かめばかむほどどんどん甘みが出てくるんですよ。
甘いですよね。
この甘さの秘密タコの餌にあるんですよね。
このタコたち、とってもグルメでこういった食材を食べてるんですがモガニやガラエビなどの甲殻類が大好物なんですよ。
ぜいたく者ですよね。
このエビやカニにはアラニンという甘みの成分がたくさん入っているので甘い甘いマダコが育つんです。
食べてるものもぜいたくですよね。
本当においしかったー!
鈴木さんこの下津井のおいしさ、魅力伝わりましたか。
十分、伝わってますよ。
下津井のタコを東京で食べようと思ったら食べれるんですよね?東京でも下津井のタコは。
東京でも食べられますよ。
ぜひ、いただきたいですね。
でも、これだけ新鮮なものはやっぱりね地元に来たほうがもっと新鮮で、おいしいと思いますよ。
まだまだ全国的には知名度が少し低いという状況があるんです。
そこで地元の人たちは愛してやまないマダコのおいしさを少しでも多くの方に知ってもらおうといろいろな新作料理を作っていらっしゃるんです。
そして、そのために力を入れているのが、こちらです。
とっておきのマダコ料理を出してくる漁協直営のお店です。
こちらにきょうはお邪魔しておいしいものをたくさんいただきたいと思います。
漁協の婦人部の方々が料理をふるまってくださいます。
おなかすいた!
おなか減ってきますね。
南波さんは、雨男ですか?
私、確かに雨男かもしれません。
岡山は晴れてる日が多いんですが。
きょうは初めての「ひるブラ」なんですけど。
大島さんは天下一品の晴れ女と聞いてますけどね。
そうなんですよ。
きょうはちょっとタコにやられましたね。
フルコースをきょうはいただけるということで。
いい香りですね。
おなかがすいてきます。
きょうは、こちらでマダコのフルコースをいただきたいと思います。
まず、こちらはタコの天ぷら。
そして、こちらがタコ飯。
さらには、タコのコロッケもあるんですね。
どれから食べようか悩んじゃいますね。
大きいブツ切りが入っていますねコロッケには。
中でも、これもおいしそうなんですけど中でも皆さん、とっておきのおすすめ料理があるということできょうはご用意いただきました。
じゃじゃーん!
どうですか。
タコのステーキなんですよ。
丸ごとです!
丸ごとのタコのステーキを見たことありますか?
正直、これ見たことないでしょ誰も。
迫力がすごいですよね。
鈴木さん、丸ごと焼くのがポイントなんです。
焼く前に足を切ってしまうと切り口から味が逃げてしまうんですね。
ただ、こうして丸ごと焼くことによってうまみ甘みが閉じ込められておいしく焼き上げることができるんです。
おいしさがここに全部集まってますよね。
早速、お願いします。
このまま食べるわけにはいかないですからね。
カットしていただきたいと思います。
お母さん、丸ごと焼くのにどのくらいかかってるんですか。
5分ぐらいで。
割と短いですね。
いうこと聞いてるんですねマダコが。
すぐ熱を通してくれるいい子ですよ。
味付けはどうですか?
味付けは塩コショウで…。
シンプルな味付けですよね。
足が太いので切るのが大変なんですよね。
さっきから塩とかのシンプルな味付け、だからやっぱりタコ本来の味がおいしいからそれだけで十分なんですね。
この一本のまま食べられるか食べやすいように切って。
私は、この1個そのまんま1本の足をいただきたいと思います。
おいしそうなタコ汁っていうんですかね。
あふれ出してますよ。
いただきます。
歯応えがすごいですね!これは弾力がすごいですよ!
生のタコも十分弾力ありましたけどより増しているような。
タコ汁の味はどうですか?
タコ汁が、かんだ瞬間にじゅわって出てきます。
おいしいですよ!これ、塩こしょうだけで十分おいしいです。
本来のうまみがすべて出てきますね。
おいしい。
これだけおいしいタコのステーキなんですけどもタコ料理、まだあります。
タコのある部分だけを使ったユニークな料理があります。
それが、こちら。
どこだと思いますか。
頭?
頭じゃなくて、こちらマダコの吸盤です。
先ほどタコ刺しを作るときに取り除いてしまいましたがこの部分がなんといってもお酒のおつまみにぴったりなんですよ。
ポン酢とキュウリが入ってますけどこちらもいただきたいと思います。
いい音しますね。
これは本当においしいですよ。
お酒がほしくなります。
コリコリです。
やっぱり速い潮の流れにしがみつくので、吸盤もしっかりした大きさになるんですよ。
コリコリです。
歯応え抜群ですね。
これ、食べ進めちゃいますね。
味付けもポン酢だけとすごいシンプルなんですけどとってもおいしいです。
シンプルなものがすべておいしいですね。
きょうはいろんなフルコース用意していただいたんで存分に味わっていきましょう。
おなかもすく時間ですからね。
南波さん、タコ1本丸ごといっちゃいませんか?最後に。
タコ汁!丸ごといっちゃいましょうよ。
じゃあいっちゃいましょうか。
(鴨居)ほかが爆発しても鴨居商店の太陽ワインだけは絶対に爆発せんて証明せえ!2014/10/22(水) 12:20〜12:45
NHK総合1・神戸
ひるブラ「太くて短足!?高級マダコ〜岡山・倉敷市(くらしきし)〜」[字]

岡山県倉敷のマダコは“太くて短い足”が特長。瀬戸内海の激しい潮流が育むタコはモチモチの歯ごたえが自慢。タコ刺から干しタコまで、秋ならではのマダコを存分に味わう。

詳細情報
番組内容
【ゲスト】大島麻衣,【コメンテーター】鈴木浩介,【司会】南波雅俊 〜岡山・倉敷市から中継〜
出演者
【ゲスト】大島麻衣,【コメンテーター】鈴木浩介,【司会】南波雅俊

ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行

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