徹子の部屋 渡辺美佐子 2014.10.22

青草を食べたり母乳を飲んだり食欲旺盛。
飼育員は「ほのぼのした姿を見にきてほしい」と話しています。
(黒柳)これはお二人がご結婚なすった当時のお写真だそうでございます。
TBSのテレビをたくさんお作りになった大山勝美さんと奥様の渡辺美佐子さんです。
実は今日旦那様とのことを色々お話伺おうと思って今まで伺ってなかったので。
そうしましたらなんと一昨日ご主人がお亡くなりになって。
でも今日は気丈に出てくださるというので…。
渡辺美佐子さん今日のお客様です。
どうも。
本日はよろしくお願いします。
ご主人はTBSでたくさんドラマをお作りになりました。
特に『岸辺のアルバム』とか『ふぞろいの林檎』とか。
それからあと『藏』。
最近では『藏』ですとか。
いいものをたくさん。
それからなかにし礼さんのお兄様とのことの…『兄弟』とか。
それからまた『長崎ぶらぶら節』とか。
はい。
みんなの記憶に残るものをたくさんお作りになったご主人でした。
『ふぞろいの林檎たち』ですねそういうものです。
でもそのご主人のことを今まで伺ってなかったので…。
本当にテレビマンっていう方だったんですけど大山勝美さん。
お話伺おうと思ってたら偶然。
一昨日ですってね。
一昨日の早朝です。
でもあなたは何か今伺ったらあんなふうだったらいいなって思うような…。
うん。
ああいうふうにねこの世から去るんだったら私もああいうふうに去りたい。
周りの者に…。
まあ…15年前に大きな手術をしてから大事大事には過ごしてきましたけれども。
その介護とかあんまり心配をかけずに。
元気な時は元気なもんですからいつも韓国に行ったり日韓の合同のテレビ作ったり沖縄行ったり。
ですから他の方は皆さん大山はすごく元気だと思って。
この1年は…1年の間に10回ぐらい入院しまして。
入退院を…。
そんなだったの?つまり腸閉塞を起こして。
あっ腸閉塞。
大きな手術のあとそうなるそうですね。
でガスがたまってそれが苦しくなって。
そうすると私がすぐ病院に連れていって2〜3日すると…それが取れたらけろっとして帰って。
そしてもうすぐどこか行っちゃうんですよね。
ですから皆さんは元気な姿しか知らなかったのでもう本当にびっくりなさって皆さんもう…えー!って。
私はでもちょっと覚悟はしておりました。
やっぱり今年に入ってから痩せましたしね。
それから1つのことをするのがなんか前はそうじゃなかったのに今は大儀そうだなとかそういうのでああちょっとこれは大変だなって私はある覚悟はしておりましたけども…。
でもそれで本当に…本当にお悪くなって亡くなる時は2日ぐらいだったんですって?そうですね。
2日に病院に入って5日早朝4日の深夜ですか。
…に昇天いたしましたので。
じゃあ本当に2日ぐらい…。
その間は全然意識がありませんでした。
あっそう。
いきなり?はい。
もうずーっと私と息子と主人の妹と3人で。
他の者もちょっと来てたんですけど皆さんお帰りいただいてその3人で静かに。
もう本当に静かにバイバイって…。
じゃあもうぎりぎりまでお仕事をなすって…。
もちろんもっとおやりになりたいものはあったかもしれないけどでもまあ相当な…。
80…。
82です。
82歳。
男の方で。
はい。
ぎりぎりまでお仕事ができて。
だからそれで最後は本当に迷惑かからないようにそういうふうにいらっしゃったっていうことで。
あなたもあんなふうだったらいいなって思ってらっしゃるぐらいですってね。
その時はそれどこじゃなかったですけど今思うとああ私もああいうふうにだったらいいなと。
周りにあんまりねお騒がせさせないで…。
長患いとかそういうんじゃなくてね。
徹子さんそうだけどテレビと共に歩んだ人生ですよね。
あの人も本当に…TBSに入ってドラマを作りだして本当にテレビと一緒に走ってきたんで。
最後までテレビの仕事…「放送人の会」とかそういうのを一生懸命…。
よかったですね。
大山勝美さんっていったらもう本当にTBSのドラマの大山って。
皆さん勝美さんっていってねファンの方もすごく多かったんだけど。
それでいつも新しいもの新しいものの…例えば何かが…機械的にも新しいものが始まるとそういうものを使ったりとかね。
ああそうですね。
次はなんかなかにしさんとご一緒の仕事を計画してたみたいです。
あっそう。
それはちょっと残念でした。
じゃあなかにしさんきっとすごくショック受けてると思うわ。
なかにしさんにはお電話してないんですけれども…。
そうですか。
あなたと大山勝美さんがご夫婦っていうのはみんな知ってたんだけど…私たちはね知ってたんですけど。
お会いになったのはどういうことでお会いになったの?私はねTBSで石井ふく子さんの『東芝日曜劇場』ばっかり出ておりましてね。
そうしたら『近鉄金曜劇場』っていうのがもう一つあったんですね看板番組で。
そこからお話があってたまにはねそういうちょっと変わったものに出てみようかなと思って。
あっそう。
ちょっと実験的なことを…。
石原慎太郎さんのものとかちょっと変わったものをやってたんですね。
それで…その監督が大山だったんです。
その時初めて会いました。
職場結婚です。
あっそう。
でもその時初めてお会いになった時やっぱりいいなとお思いになった?いえ。
別に全然思ってなかったです。
もう仕事のことで頭がいっぱいでただ普通のディレクターだと思っていたら…。
それで終わったんですよ。
そしたらね…なんだかビデオがね一部消えちゃったんですよ。
あら昔のこととてね。
昔で…。
それでねあっ大変だ!っていうんで「そのシーンだけもう一回すいませんが撮らしてください」って撮り直しがあった時に…まあちゃんと…その時初めて人間としてっていうか男性として見たんですね。
ええ。
見たらなんかちょっとよれよれしてるんですよこういうとこが。
ワイシャツなんか?うん。
だから奥さんはいないかも…。
「独身?」って聞いたら「私独身です」っていうふうに…。
で私も「私も独身です」みたいなことが…。
それでまあ何となく付き合いが始まって。
それでまあ私たち…大会社の方とか銀行の方とかっていうの時間帯は合わないしね。
うん。
そのお話もなかなか合いにくいからまあ付かず離れずじゃないですかテレビっていうのは。
あんまりね関係あるようなないような。
あなた舞台も多い方だしね。
そうですね。
内容もわかってくれてるから。
まあ…この辺でいいかなっていうとおかしいけども。
でもお若い時よね?随分。
いいえ。
私が32で彼が…。
ほとんど年違わないんです。
ちょっと年上で彼が33で私が32で。
新聞発表の時1歳違いっていうのがちゃんと出るように計画結構して…。
ある月を越すと同い年になっちゃうんでそんなつまんないこと考えて…。
じゃあ1つ年上。
あちらが年上だっていうことだったのね。
あっそういうことでお会いになったんですか。
でもご主人はあなたに結婚したら男の子を産んでほしいって仰ったんですって?そうですねなぜか。
「もう仕事はねあなたから仕事取ったらあれだからもう仕事はどうぞ続けてください」。
「でも男の子は産んでほしいな」って言うんで私「はいわかりました」ってなんか安請け合いしたんですけど。
でも3年後に本当に男の子が。
ねえ男の子が生まれて。
あれが女の子だったらずっと産み続けなければいけなかったかもしれない。
もう男の子がいきなり生まれたんで。
でもその子ももう随分大きくなったのね?もう聞かないでください徹子さん。
どうして?45ですよ。
45!私家で…。
まだ家にいるんです独りで。
私おじさんって呼んでますから。
「ちょっとおじさんそこの取って」って。
でもいいじゃないおじさんがいるから。
家にね。
考えたら。
まあそうですね。
でもまあよくそんなにすぐにおじさん生まれて…。
「おじさん」フフッ。
生まれてすぐ仕事にあなたもね戻れて。
そうですね。
でご主人は本当にあなたに「仕事をやって」って仰ってくだすって。
それぞれがお仕事をおやりになって。
あなたの芝居は必ず見に来てくださったんですって?全部見てますね。
1回だけね入院してて見てもらえない芝居が1本あっただけです。
すごいわね。
あとは全部必ず初日に。
そう初日に。
はい。
今度11月になる芝居も初日の切符を取ったばっかりでした私が。
ああ残念だったね。
「大山の1枚取っておいてね」なんて言って…。
で芝居がいいとお思いになる時はとっても…楽屋にいらっしゃってよかったとか色々仰るんですって?でもあんまり感心しない時は…。
でも顔見るとすぐわかりますけど。
ああそうね。
はい。
でも…こういう仕事してるとあんまりばっさりよくないって言われたらやっぱりショックですものね。
次の日からやるの大変だからね。
そういうふうにはね決して言わなかったです。
顔見ればわかりましたけどもね。
でもなんか褒める時はうんと褒めてくださったんだけどそうでない時はなんかちょっと寄ってすっとお帰りになるんでわかったんですってね。
でも本当に優しいいい方だったと思いますよね。
はい。
本当にいい人でした。
本当男としても人間としても。
随分長い時間かかった手術なさったりしたんだけどそのあともまたお元気にお仕事をなすって。
あとのほうで腸閉塞になったとかって仰ったけど。
あなたは少しは覚悟したって仰ったけどご主人は全然そんな気持ちはなかったみたいですって?もう本当に私の何倍も生きる気力仕事をしたい欲。
そういうのは本当にあった人ですね。
何か運動器具が届いたんですって?入院する前の日にねこんな大きな何か届いて。
「健康器具だよ」って。
もううち健康器具だらけなんですよね。
彼がやるの?もうね…鍛える段階じゃないんですよねもう。
なんかゆっくりとこう優しくしなきゃいけない時期だと思うんですけどご自分はもう全部鍛えたいっていう。
じゃあ鍛えるおつもりだったのね?そのお買いになったもので。
だからそれは封も切らずに今まだ置いてありますけれども。
あっそう。
じゃあ彼はそういうので何か体をこうなんか…衰えないようにしようというふうに思ってらしたんでしょうね。
その気持ちは本当にありましたね。
私なんかより何倍もありました。
私森繁久彌さんからいつも大山さんの話は…。
森繁さんとすごく仲よかったでしょ?それから満州…っていうか中国東北部のほう一緒にいらっしゃったりとかね色んな。
「大山君大山君が」って言ってね。
はい。
森繁さん私に「大山君と一緒に行ったんだよ」って。
それでね前に…昔戦争中だかなんか満州に行った時に「夕日が奇麗なんだよ」って。
「土手の向こうにね夕日が…もう真っ赤な大陸の夕日が。
それで…」って言うから私それ昔の話してんだと思ってずっと聞いてたら「大山君が手引っ張って乗せてくれたんだよ」って言うから「それ今の話?」って。
そうなんです。
ちょっとぐちゃぐちゃになってましたが。
「森繁さんのお守りをして帰ってきました」ってそう言ってました。
あっ本当に?でも65歳ぐらいからあなたはちょっと家事を…。
全然家事をおやりにならなかったんですって?結婚する前からね私の奥さんって言ってたお手伝いさんがいて。
もう本当に身の回りのことから何から全部やってもらって。
結婚しても一緒に来てくれて。
子供もすごく可愛がってくれて。
あっそう。
でも彼女もそろそろ…。
私と10歳ぐらい年が違いましたかね?そろそろもうくにへ帰さなくちゃななんて思ってた時に彼女が病気になって。
で倉敷のお家に家族がいるもんですからそこで療養するように帰して。
そこから私の主婦が始まりまして。
それまでは彼女に頼ってて。
お正月とか彼女の休みの日はお料理なんか作ってましたけど。
まあ家事…家のことを何にも知らない…。
何がどこにあるのか…。
もう肉じゃがはどういう時におしょうゆを入れたらいいのか…。
とにかくいつも電話をして彼女に。
聞いて聞いて聞いて。
そして1年ぐらいで彼女は亡くなったんですけれども。
あっ亡くなった?はい。
それでその時にね主人と息子に「代わりの方どなたか頼む?」って…。
やっぱりそれからね一緒に住むっていうのはなかなか大変だし。
そうそう。
じゃあ3人でやろうっていうことになって。
そうですってね。
分担を決めましてね何曜日のゴミはあなた何曜日のゴミは…。
洗濯は各自とか夕食は私が作るっていうふうに。
朝と昼はご自分で調達してくださいって。
夜は私が作りますって…。
はい。
それでまあそういう分担をして何とか過ごしてまいりました。
でもそれまではもう私も本当に仕事ばっかりしてて…。
まあ子供のことは色々やりましたけれども主人も仕事人間でしたから3人ね下宿人がいて1人下宿のおばさんがいてっていう感じでしたよね。
いわゆる家庭っていう感じには全然なってなかったと思うんですよ。
あっそう。
うん。
あの…それが65歳からそういうことを始めるようになってそれとほとんど同時に主人がちょっと…体調を悪くし始めたもんですから。
これはやっぱりちゃんと食事っていうか栄養とかそういうことを考えるのが主婦の務めなんだなと思い…。
そこからいわゆる主婦に目覚めたっていいますかね。
家族みたいにみんななるようになって何となく…。
そうですねはい。
じゃあそれは思い出としてはまあ…家庭的な思い出としてはよかったんじゃないですかね。
ですからこの15年ぐらいは私が仕事をしている以外は3人でいつもご飯を食べてました。
あっそうなの。
よかったわねそれはね。
思い出としてもね。
45歳になった息子さんは…おじさんは全然そういうお父様お母様の関係の仕事じゃない理系の?理系の仕事を?数学科という科を選びました。
すごいわね。
へえー。
あっそうなの。
はい。
でも大山さんっていう方もどっちかっていうと理数系の方の感じはしましたね。
いえでも中身はそうじゃなかった。
理数全然駄目でしたよ。
理数駄目だった?そう?じゃあ見かけね。
見かけはそういうふうに見えましたね。
坊ちゃんはそうやって理系の学校にいらっしゃったんだけど。
あまりあなたたち干渉しないんだけどなんかコンピューターの会社に入ったりそんなことをやってらっしゃるらしいんだって?コンピューターの仕事をして。
会社は違うんですがとにかく計算の仕事をしております。
それをしてれば新聞社とかそういう…ラジオ局テレビ局とかっていう接点が全然私たちはないだろうと思ってそういう仕事を選んだんだと思います。
そうなんですってね本当に。
それであの…ご両親と関係のないとこで仕事を自分だけでずっとやってるっていうのが好きだって…。
『おひさま』に出てらした時に気をつけてないとみんなでお弁当を食べる時あなたが出てらっしゃっちゃうんですってね?当たり前ですけど。
よくご存じでしたね。
そうでして…はい。
だから今度の『徹子の部屋』も…。
そうそうそう。
お昼になったからお昼休みだから「いつ?いつ?」って…。
あっそうか。
みんなと一緒に食べてる時あなたが出てらっしゃると嫌なのかしらね。
はい。
なるたけ離れるようにしてらっしゃるのかしらね。
でもまあ…。
徹子さんのご本が好きだったんですよ。
そうそう!そうなの。
そうなの。
私の本ねあなたの息子さんねあなたに読んでくだすったんじゃなかった?確か『徹子の部屋』にねそれがある。
ちょっと…。
そうそうその前に「お母さんの仕事は人のために役に立つのかどうか?」って聞かれてあなたとっても困って。
「看護婦さんは役に立つのはわかるけど女優って何の役に立つの?」って聞かれて困ったっていう話があったんですけど。
そのあとにいらした時に息子さんがね…なんか私も本当に感動した…。
そうそう!今思い出しました。
ちょっとVTRがあるので見ていただいていいですか?あっ本当?大昔のですか?あなたがそのお話話してくださってるの。
「まさか子供がね私に本を読んでくれるなんて夢にも考えてなかったんですね」「毎日毎日ね“お母さん読んだ?読んだ?”って聞かれたんですけどね私はちょっとその時忙しくて“まだ読めないまだ読めない”って…」「坊ちゃんは先に読んじゃったの?」「って言ってる間に自分は読んじゃったんですね」「それで“そんなにね時間がないんだったら僕読んであげる”って」「えー」「それが今ねちょうど声変わりしてましてなんとも不思議な声…」「可愛いボーイソプラノだったのがなんかちょっとね引っ掛かるみたいな不思議な声なんですね」「そして私その時思ったのは私なんか眠たい時によく子供が寝るまで本読んだりした時はもうくたびれちゃって早く寝てくれないかなとかね少しここの辺はちょっと退屈だから飛ばそうとか」「そんなことを思って読んだ時もあったんですね」「一生懸命読んだ時もありましたけど」「でも子供は違うんですね」「自分が感激したことをそのまま私に感じてほしいの」「だからね読んでね自分がすごく感激したあの長く長くお話を聞いてくだすった校長先生のお話のとこなんかねその自分が感激したとこを読み終わるとねこうやって私の顔を見てるんです」「だからね聞くほうも真剣ね。
それで面白い時は声出して笑ったりするとすごく喜んでね」「それで一生懸命3つ続けて読んでくれました」そう。
あなたがね…坊ちゃんが『トットちゃん』をねあなたが読まないなら僕が読んであげるって坊ちゃん仰ってあなたに『トットちゃん』を読んでくださったっていうの私すごくうれしくて。
そう。
私忘れてましたそうだった。
それでね今度その話をもしかしたら出るかもしれないっていうんでその話をしましたら「僕取ってあるよ」って…サインしてくだすったの。
ええええええ。
「じゃあ徹子さんにお見せするから何十年ぶりで貸して」って言ったら「僕の話ばっかりするから嫌だ。
貸さない」って。
でも大事にしまってあるそうでございますので。
記念に。
よろしく仰ってくださいね。
おじさんに言っておきます。
おじさんになった子が読んでくださったって本当にうれしい。
でもおじさんはお家で晩ご飯食べるの好きなんだってね。
そうですね。
大山も外ご飯好きじゃなくてね。
まあ宴会やなんかしょっちゅうありましたけどもほとんどこの何年か5年10年はもう…家へ帰ってきて…夕方には帰ってきて息子は6時半に帰ってきて3人でご飯を食べて。
でも何度か思いました。
こういうのを…いわゆる何ていうんですかね?幸せな時間っていうのはいつまで続くのかなっていうのはもう今年に入っていつもそう思ってました。
だからそう思って…まあ私下手ですけども一生懸命何かとにかく作ったものを3人では食べておりました。
でもそういう時間を持ててよかったと思ってます。
本当によかったですよね。
本当にそういう時間って持てるようで持てないんですものね。
はい。
まああの…今度芝居なさるんだけど『黄昏にロマンス』っていうのをなさるんですけど。
まあ演出は違うんだけど私がずっと演出してもらってた高橋昌也さんってあなたはよくご存じなんで…。
はい。
昌也さん1年養成所の先輩ですね。
だから昌也さんいなくなったことやなんかお話しそんなにはしてないんだけどやっぱりね演出家がいなくなるのはもう本当に…。
昌也さんは本当優しい素敵な方で私に悪いことばっかり教えましたよ。
たばこ吸うのも昌也さんから教わったしマージャンするのも教わったし。
ダンスは悪いことじゃないけどダンスも教えてもらいました。
本当に?しゃれてる人でしたからね。
もうね本当にショックでした。
昌也さんいなくなっちゃって。
で今度なさるのは平幹二朗さんとあなたがなさるんですけどこれは杉村春子さんと松緑さんが『ターリン行きの船』っていうのでなさって越路吹雪さんと米倉斉加年さんがなすって私と団時朗さんが『ふたりのカレンダー』っていうのでしてで今度が『黄昏にロマンス』というのでなさるのね。
とっても面白い話。
これ本当に初めて杉村先生のを見た時いいなと思って…。
自分がやるとは思わなかったの。
そうですか。
へえー。
2人だけだけど本当にね…。
ちょっとミステリーなとこがあってね。
なんでこんな…。
だんだんにわかってくるっていうね。
この田舎にこんな素敵な先生がいるんだろうって。
元々あなたはサーカスに勤めてた人でねちょっとねちゃらんぽらんで…サナトリウムに来たっていうことなんだけど。
ダンスなんかどうなさったんですか?やりましたよちょっとは。
じゃあこう…。
まああの…。
適当に?でもあれね杉村先生がちょっと脚上げたらね杉村春子が脚上げた!って大騒ぎになったのよ。
それで杉村先生はねまだ60かそこらよ。
私たちね…私も七十いくつの時やったんですけど全然脚上げたって誰も褒めてくれないのに先生は…。
私80になって脚上げたらどういうことになりますか?そんなに脚上がりませんけど。
私たちはワルツみたいのを踊りました確か。
そうです。
最後にワルツを踊って。
でもとってもいいお話ですよね。
本当にいいです。
今ほらお年寄りがすごく大勢の社会になってきたからそういう方たちが見てくださってなんか元気が出るっていうか…。
そうよね。
こういうこともあるんだっていうね。
そう思ってくださるといいなって思って…。
平幹二朗さんとの共演っていうのはどうなの?3回目ですけどその2人だけでっていうのは初めてで…。
これ本当に2人だけですからね。
俳優座の養成所のなんか残兵…何ていうの?生き残りみたいな2人ですからあのなんか…。
残り組?戦友ですね。
そうですよね。
あの当時の。
本当にお金がない時代に演劇の修業をしてテレビもない時代にしてた…。
だからそういう戦友同士がどんな世界をつくれるかなと楽しみにして明日からもう稽古だけに専心いたします。
そうね。
だからご主人の大山勝美さんが亡くなった…もう一昨日のことですから本当におつらいと思うんだけどそういう稽古なんかが入ってセリフを覚えなきゃならないという…。
そうなんですよね。
集中することがあるとね。
今日もそうですよ。
普通だったら家でねおとなしくして。
でもやっぱり徹子さんとお喋りしたりしたらどこかで気持ちがこうなる…。
そうですね。
それまではもう本当にぼうっとして家の中用もないのにうろうろうろうろしているみたいな。
だからそうじゃない時間を与えていただいてうれしいです。
でもよかった。
あなたそれで平さんとねこれから稽古…。
大変ですからあの芝居は。
セリフが多いし場面も多いし。
脅かさないで。
頑張ります。
頑張ってください。
あれはいい芝居で私ももう一回やりたいなって思ってたの。
でも私は杉村春子さんのも越路吹雪さんのも…。
老人っていうかまあ中年のね…。
やっぱり老い先長くない…。
でも本当お大事にね。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
このあとも引き続き『ワイド!スクランブル』皆様どうぞご覧ください。
当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
2014/10/22(水) 12:00〜12:30
ABCテレビ1
徹子の部屋 渡辺美佐子[字]

〜結婚49年最愛の夫が急死…65歳で主婦に?〜渡辺美佐子さんが今日のゲストです。

詳細情報
◇ゲスト
女優・渡辺美佐子さんがゲスト。
◇番組内容
夫の意向もあり女優業に専念していた渡辺さん。家事は他人任せにしていたが、長年勤めてくれたお手伝いさんが辞め、65歳で初めて主婦業に取り組んだ。最初は四苦八苦したが毎日の食事作りにも慣れてくると、夕食を家族と食べる機会が増え、絆を深めることができたという。実は収録直前に夫が急逝…今日は49年に渡る結婚生活、現在45歳の一人息子の幼いころのエピソードなど、妻として母として女優として生きる日々を語る。
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/

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バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
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映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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日本語
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