マツコの知らない世界【マツコ仰天!オリーブオイルで劇的に変わる絶品レシピ】 2014.10.21

マツコ≫うーん…マツコ≫あ、イタリア政府公認オリーブオイルテイスター、すごい、こんな仕事があるんだ。
すごい名前ね、これ。
長友姫世さんって言うの?随分ご自分でハードルを上げる名前よね、これ。
≫こんばんは−。
マツコ≫ごめんなさいね、出てきづらいよね、あんなこと言われちゃったら。
≫出にくいです〜、メチャメチャ出にくいです。
私、出ていいですか?マツコ≫これ、お父様がつけられたの?≫おじいちゃんが。
マツコ≫おじいちゃん、ずいぶん気張っちゃったね。
どういうおじいちゃん、願いがあったの?≫おじいちゃん、マツコさんがおっしゃられたとおり世の中で一番幸せなお姫様に。
≫今回のテーマはこちらです。
マツコ≫でも最近は女性は結構、興味あるか。
≫そうなんです、最近は私の中では肉食女子はもう遅い。
今日はマツコさんに絶対、油女子の…マツコ≫ごめんなさい、ならないです。
≫植物油を紹介する前に私のプロフィールを簡単に。
常時200種類のオリーブオイルを使ってます、長山姫世です。
マツコ≫オリーブオイルのことを人って言ってるんですか?≫人です。
マツコ≫あの人たちなんですか、オリーブオイルは。
何とかちゃんみたいに言うの?≫そうですね。
マツコ≫うわ、うわ…イタリア政府公認のオリーブオイルテイスターっていうのは試験があるわけですか?それは日本で1人しかいないの?≫日本に住んでるのは私だけですかね。
マツコ≫そうなんだ。
「月刊油脂」で紹介されたの?≫「月刊油脂」ご存じ?マツコ≫知らないですよ。
「月刊油脂」知らないですよ。
それって何かオイル会社の人とかが買うやつでしょ。
≫植物油を語る上でこれだけは絶対に言っておきたいことがあります。
最強はオメガ9系です。
マツコ≫うん?そん中にオリーブちゃんも含まれるの?≫はい、そうです、オリーブちゃんも入ってます。
ちょっと今日は4つの系統に分けてですね。
マツコ≫4つの分かれるのね、植物油ってのは。
≫そうなんです、主に何とか系っていう脂肪酸で4つに分けてみました。
では、上げてください。
マツコ≫ショボいでしょ、これ。
≫ジャン。
オメガ3系とオメガ6系とオメガ9系と飽和脂肪酸と分けてみました。
ちなみにオメガ3系っていうのはちょっと酸化をしやすいんですね、で、火に弱い。
マツコ≫どういうこと、火に弱いって?≫あまり熱を加えないで食べることによって栄養素をとると。
マツコ≫だから生でドレッシングに使った方がいいってこと?マツコ≫いわゆる、よく油物に使われてる油ですもんね。
ごま油きれいね。
すごいいいやつ。
≫はい、いいヤツです。
たくさんあるので。
マツコ≫1本もらってちゃってもいいのかな?≫どうぞ。
マツコ≫うわ、あの椿油もきれいな色ね〜。
あの白いやつ、上の段。
≫お目が高い。
マツコ≫1本とりあえずちょっともらっておこう。
えっ、色、違くない?これとこれで、ちょっと違うの?≫これは白椿です。
こっちは赤椿。
マツコ≫白椿が貴重なんだ。
これ1本しかないんだ、これ。
あっち後ろにもう1本あるのは赤椿?じゃ、しようがない、赤でいいや。
1本しかないんでしょう?オリーブオイルはどこ?そこの下か。
≫揚げ物に使っていただいてもOK。
≫なので質のいいオイルをとることがやっぱり体にとっても大切。
≫油の素人でもこれを知ると植物油通になれるというのを今日はご紹介をしていきたいと思います。
マツコ≫全然わかんないですよ。
≫まずはこれから来る大注目の油、パンプキンシードオイルです。
マツコ≫うわ〜、何かこれ、嫌だ〜。
≫においをかいでみてください。
マツコ≫何かすごい色。
≫ちょっとお皿にあけるとまた色が。
マツコ≫クセがあるなあ。
≫これはオメガ6系なので、とり過ぎに注意です。
ですが甘みがあるのでスープなどに入れていただくとコクが出てまろやかになるということで注目を集めています。
よかったら口に。
マツコ≫え〜、これ何も、このままですか?パンとかにつけるとかじゃないの?≫と思って、今日は私がオススメをするパンプキンシードオイルの食べ方をちょっとご紹介します。
マツコ≫それはありがたい、さすがに油そのままは。
これ、どれぐらいかければいい?何杯ぐらいかければいい?≫どうせマツコさんちょっとしかかけないじゃないですか。
もっとこれ全部。
マツコ≫もっと?何か極端ですよね、これもう。
こんなにかけるんですか?ホントに。
≫おいしいです。
マツコ≫脂肪と油の、すごいですよね、これね。
≫魅惑ワールドが。
マツコ≫何かあれみたい、コーヒーかけたみたいになる。
≫ナッツっぽくなったりしないですか?マツコ≫あっ、ナッツっぽい。
≫コクと深みを足してくれるというか。
マツコ≫おいしいのよ。
≫続いては最注目されつつある椿油です。
マツコ≫これはもう日本人は昔からね、大事にしてきた油だもんね。
≫大体、椿油っていうと髪の毛とかそういったイメージが。
マツコ≫あと肌につけたりね。
あまり食べるイメージはないよね、椿油って。
≫食べられるんです。
マツコ≫食べられるは食べられるでしょうけど。
≫昔はすごい高級品として。
マツコ≫いや、高級品だよ、今だって。
江戸時代は天ぷらを揚げてたりとか。
マツコ≫天ぷらも椿油で揚げてたの?≫はい、今でも高級な天ぷら屋さんに行くと使ってたりしますね。
その純度100のおいしい椿油で揚げたテンプラと一般的なご家庭で使っていただく揚げ油と…。
マツコ≫どっちが椿油で揚げたやつですかね?≫こっちが椿油です。
こちらが一般的な植物油。
マツコ≫塩つけない方がいいよね?うん、おいしいですよ、でも。
≫こちらが椿油ですね。
どうでしょうか?マツコ≫うん、これはわかりやすい≫やっぱり。
マツコ≫全然違う。
≫ヤッター。
マツコ≫すんごい、全然もたれる感じがしない。
≫これだと幾つ食べても、本当に胃にもたれないでサクサクっとして軽くておいしい。
マツコ≫椿油ってこんなふうになるんだ。
これで揚げたの?≫そうなんです、そうなんです。
ちなみにこれ、1リットルで1万円とか。
マツコ≫これ、1万円すんの!?じゃ、どんな高級天ぷら。
これ、だからあのでっかい鍋にこれあけてやってんの?10万円ぐらいの油でやってるわけだ。
マツコ≫そりゃうまいわよ。
≫続いては大注目されるであろうこちら、アルガンオイルです。
マツコ≫これも最近よく聞きますよね。
何ですか、これ?≫アルガンオイツはアルガンツリーという木からとれた実の種からつくられています。
マツコ≫アルガンツリーがよくわかんないんですけど。
≫ちょっと見ていきます。
マツコ≫ちっちゃ、高いの?≫高いんです。
マツコ≫これ、食べ物じゃないでしょ、美容液とかでしょ。
≫これだと…マツコ≫コスメティックオイルって書いてあるじゃないですか。
≫飲まないで、これは手に使っていただいて。
≫30kgの果肉からたった1リットルしかとることができないんです。
オメガ9系で肌の保湿効果があるということでとても注目を集めています。
マツコ≫あんまりにおいしない。
少量でいいのか。
≫これで保湿をするんですね。
マツコ≫これ、香料混ぜてないの?≫全く。
マツコ≫私、どうしても夜、ベタベタして寝るのが嫌だからだからクリームとかオイルをつけれないの。
≫これは、つけた後に蒸しタオルでふき取るんです。
ふき取ると、ふっくらとなって。
マツコ≫ふき取っていいんだったら、考えておきます。
とうとう最後ね。
≫大注目されるであろう油、第1位はココナッツオイルです。
マツコ≫急にベタな感じになりましたね。
≫でもココナッツオイルはマツコさん、ご存じですか?マツコ≫うーん、あんまり使わないあんまりっていうかほとんど使わないかな。
ちょっとにおいがあれなんですよね。
≫今、すごい人気なので何が人気かというとバージンのココナッツオイルというのが最近になって日本に入ってきたんですね。
洗浄効果があるので、角質をとったりとか、甘い香りが、ココナッツの香りが。
これはやっぱり飽和脂肪酸なので。
今日はオススメの食べ方で。
マツコ≫あ〜、これはわかるわ。
≫これはもう、ちょっと本当に少〜し。
マツコ≫それぐらいでいいんだ、量は。
≫お好みで、よろしかったら。
≫でもココナッツカレーをつくろうとするとココナッツミルクが1缶とか要るんですよ。
マツコ≫あ〜、でもまあ、わかります、言わんとされていることは。
ちょっとそういうのが好きな人は好きよね。
…当たり前か。
マツコ≫今までのはあまり好きじゃなかったのね。
≫いや、今までのも好きなんですけど、特にここから。
マツコ≫はい、来ました。
≫もう、オリーブオイルのすばらしいところはたくさんあるんですけど、なんといっても、ポリフェノールが入ってるとか、ビタミンAとかEが入っているというとやっぱり抗酸化作用が。
マツコ≫やっぱりオリーブオイルに入るとエンジンのかかり方が違うわね。
すごい気持ち悪い感じになってるわよ。
あら、ぶつけちゃった、大丈夫?マツコ≫何が1位で何が5位だかわからないんだ、きっと。
≫ご紹介したい。
高度な技術で4つの品種をブレンドしたカサス・デ・ウアルド・レセルヴァ・デ・ファミリアというスペインのオリーブオイルです。
もう、見てくださいよ、この状態でイケメンじゃないですか。
この姿が立ち姿がもうイケメン。
マツコ≫ごめんなさい、イケメンってのが入ることによってちょっと理解ができなくなってくるんですけど。
おいしいってことでいいんですよね?でも見た目も重要なの?≫そうなんです、で、通常私たち鑑定士はオリーブオイルテイスターというのはこれでテイスティングをしていきます。
これで28度からマイナス2度という温度で温めていくんですね。
マツコ≫じゃ、26度から30度の間の熱で温めて?≫そういうことですね。
香りを立たせて、香りをかいで、欠陥がなかったらエクストラバージンになるとか。
マツコ≫欠陥っていうのは何ですか?≫欠陥というのは、例えばオリーブの実が虫に食われてしまったとか。
マツコ≫中に虫食ってるかだけで、味変わるの?≫その欠陥の種類が十何種類あって。
マツコ≫そんなのもわかるの?≫わかります。
マツコ≫えっ、飲むの?これいっぱい飲ませようとしている数じゃない?≫マツコさん、これに吐き出してください、ペッて。
マツコ≫あ、吐き出すんだ。
≫吐き出します。
ではこのカサス・デ・ウアルドでテイスティングをしてみましょう。
マツコ≫…わかりました。
≫手のひらにのせていただいて、蓋をしていただいてちょっと温めていきます。
温めることによって、香りが立ってきます。
それで香りをかいでいただいて手のひらに…≫そうなんです、これがいい…マツコ≫これがエクストラ何とかなのね。
≫バージンのいい香りが立ついいオイルの証です。
マツコ≫ほかの食べ方がいいな。
≫その後にマツコさん、見ててください、いきます。
マツコ≫何かにかけるのが…、いくの?≫スッスッスッスッスッ…っていう状態で、スースースーッて口の中に空気を入れていただいてその空気がまた、香りを揮発させて穴の方からこう…マツコ≫ああ〜、ごめんなさい、もう。
スースースーッ。
マツコ≫パンの方がいいって。
不本意?≫ここで、あ、何かこんな香りがするって思ってたのが苦味とか…さっきこんな苦くなかったのに。
≫だからこっちの方がいいんですよ。
マツコ≫結構パンチ効いてるね。
≫そうなんです、あれサラダにして食べると、すっごくおいしいんですよ。
本当に劇的に味が変わるんです。
えっ?ていうくらいの。
マツコ≫じゃあ、何でサラダで出さないのよ。
だから、そういうふうにしてよ。
≫続いてはスパイシーな香りが特徴のツイチュルナです。
マツコ≫でもこれ、ラベルがオシャレね。
≫そうなんです、ちょっといってみますか?マツコ≫うん、こっちの方が私、全然好き。
≫ツイチュルナは本当にポリフェノール値が高いのでほかに比べて苦みがちょっと強いオイルです。
だけど辛みが好きな方にはとってもよく合うと思います。
マツコ≫こっちの方がすごい個性的な味はする。
≫ちょっとコショウのきいた料理とかに合わせていただくとすごくおいしいんです。
マツコ≫あっ、これ、パンにつけるのにもいいね。
ちょっと味がついているというかダシ的な味がする、これすごい。
≫続いて第3位、こちらです。
マツコ≫あれ、グランクリュってワインのあれじゃない?≫そうなんです。
フラントイオ・フランチの特徴というのはポリフェノール値がとっても高くて草の香りがほかのオイルに比べて強いんですね。
ですので、お肉料理とかにも合わせていただくと本当によく合うと思います。
ええ〜?マツコ≫これ、すごいわ。
≫これ、すごいんですよ。
これはもうイケメン中のイケメン。
マツコ≫これ、ハードル高〜い。
あっ…うん。
口に含むとそうでもないかも、においより。
≫これ、パンにつけてもおいしいです。
マツコ≫これ、におい結構、ホントにハードだったんだけど口に入れると、そうでもない。
マツコ≫3位までいったところで、ちょっと発表していい?重大発表。
≫えー!?マツコ≫これ、パンにつけるとおいしいかも、ティトーネ。
塩けが強い。
マツコ≫あ、そうなんだ、だからちょっといいお塩をつけて食べてるみたいな感じがする。
≫続いて1位です。
サラダ食べてもおいしいしあと、もう魚介もホントにおいしいマツコさん、それ、全然香りが違います。
それが1位です。
マツコ≫ん!≫歴史がある。
やっぱりわかりますか?≫そうなんです。
このオイルはロイヤル種という3000年前の品種を復活させたオイルなんです。
マツコ≫これ、違う。
≫ほかのオイルが持っているような香りの特徴をすべて持っているのでいろいろな料理に合わせやすいです。
≫やったー、よかった。
よかった、今、途中で全部。
マツコ≫なんか、すごいとがった青臭さみたいなのがない。
これだったら飲めるね。
≫あっ、すごい、マツコさん。
≫本当にこだわって、昔ながらの製法でつくってるレジェンドと言われる職人がいらっしゃいます。
そういう方々をご紹介したいんです。
ジャジャン!マツコ≫これいただいていきます。
≫どうしてもこの神谷さんに会いたくて会いたくて会いたくて行ってきました。
マツコ≫93歳。
≫そのレジェンドが油をつくっているのは岡山県津山市。
≫ここで搾油をしているというのがわからないような。
≫ずっとお会いしたかったんです。
≫93歳になる神谷敬正さんはこの油工場で60年、菜種油をつくり続けている。
それがこちらの女性、大林由香さん24歳。
≫これが菜種なんですね。
≫まだ、じっくりじっくりまき火でこのまきでやるのが大切なんですね。
≫そしてでき上がったのがこちら。
スタジオでご賞味あれ。
マツコ≫これはなめたい。
何だろ、さっきみたいな西洋的なにおいが、これも。
きれいな色してるね。
マツコ≫これだと平気なんだよな。
だから体が慣れてる味なんだろうね。
≫その感覚だけでギューッて押していくんですね。
マツコ≫でも、早く教えないと。
≫神谷さんは126までやるって言いました。
マツコ≫いやいや、そんな言い方したら、私が、早く教えないとちょっと亡くなっちゃいますよと言ってるみたいじゃない。
そういうことを言ってるんじゃないよ、私は。
…そういうことになっちゃうか。
やめましょう、これ、ホントに。
≫近年頻発する異常気象。
それらを伝えてくれるのが天気予報の天気図。
≫まずは私のプロフィールからご紹介させていただきたいと思います。
こちらをご覧ください。
マツコ≫やっぱすごい異常事態なんですよね?≫そうですね。
マツコ≫ごめんなさい、見えちゃったから言うけど小学校1年生で天気図を好きになるっていうことってないですよ。
どうやったら小学1年生が天気図に興味持ちます?マツコ≫地図から天気図にいく過程っていうのが…。
≫地図っていうのはその場所、土地土地の景色とか文化とか、そういったことをイメージするのが楽しいんですけど。
やっぱりずっと毎日見てると代わり映えしないのでだんだん飽きてきちゃって。
マツコ≫ああ〜、そっちいっちゃいましたか。
私は地図を勝手に区画整理とかするんですよ。
≫そういったことにもいきましたね。
妄想の空想の都市とか。
マツコ≫描いちゃいました?≫ええ、描いちゃいましたね。
マツコ≫私、そこは、まだやっちゃいけないと思ってやらなかった。
図面には書き起こさないようにしてるんですけどやっちゃいましたか。
≫やっちゃったんですよ。
私の方が上ですか?マツコ≫そりゃそうですよ。
≫こちらをご覧いただきたいんですがこれが一般的によく出てくる秋の気圧配置になります。
マツコ≫何でこれ、去年のを選んだんですか?≫これが一般的な。
マツコ≫ものすごくベタなわかりやすい形にこの日、なったんですね、なるほど、はいはい。
≫このように高気圧とか低気圧ってのがあるんですがこれが何を意味しているかを正しく理解している人はあんまりいらっしゃらないんですよ。
≫すみません。
マツコ≫何かわかんないもんね、あれね。
何とかパスカルとか言われたって、何が何だか。
≫実はですね、地形に凹凸がありますよね。
同じように空気も凹凸があるんですよ。
高いところがあったり、低いところがあったり、デコボコしてます。
マツコ≫空気の高いところというのはどういう状況になってるんですか?≫空気はですね、実はすごく押す力を持ってまして私たちの体って空気からすごい力で押されてるんですよ。
その押す力が強いところが気圧が高いところ、弱いところが気圧が低いところというふうに言います。
マツコ≫どうやったら押す力が強いとこと低いところが生まれるんですか?≫それはですね、温度によって変わってくるんですよ。
マツコ≫あっ、なるほど、それが気圧。
≫この数字が書かれてますよね、天気図には。
マツコ≫だって私たちの頃、これ習ってないですからね、学校で。
ミリバールですもん、だからよくわからないんだもん、これ。
≫実は高尾山みたいに低い山もあれば富士山のように高い山もありますよね。
それと同じように高気圧も、低い高気圧もあれば高い高気圧もあります。
低気圧も浅い低気圧もあればものすごく深い低気圧もあります。
それを表してくれるのがこちらの数字なんですよ。
マツコ≫わかった、これ、だから続きの数字なのね。
要は高気圧が1020のところよりも6高いところがあるってことだ。
だから等高線が1個しかないわけだ。
ちょっと盛り上がってるってことなんだ。
≫そのとおりです。
傾斜がですね、緩いと緩やかに流れていく。
つまり風が弱いということになります。
マツコ≫なるほど、あっ、わかってきた。
≫傾斜が急だと水が勢いよく流れるように空気も強く流れますので、風が強くなる。
マツコ≫わかった、これね、こっち、数字が大きいのが大きいわけじゃないんだ。
≫危ないと思ってたんですね?マツコ≫私、全然そうだと思ってた小さい方が、要はあったかい空気の方から低い空気のところにものすごい勢いで流れてくるから荒れるわけですか、天候が。
≫はい、そうなんです。
マツコ≫900ってのはヤバいんですよって。
聞いてませんね。
≫それではですね、次に私の気圧配置図のコレクションの中から選りすぐりの天気図をご紹介したいと思います。
まずは、こちらなんですけれども。
マツコ≫大体わかるじゃないですか。
見ましょうか。
あっ、でもこれはすごいけど、惜しいのは、こいつが弱い。
こいつがちょっと、ギリギリ台風じゃないですか、これ≫5つっていうのは本当に。
マツコ≫1960年。
ちょうどローマ五輪が開催された年でその直前だったので五輪台風っていうふうに呼ばれています。
マツコ≫これ、日本列島はどんな状態になっちゃってたんですか?≫幸い、このときは台風による被害はほとんどなかったんです。
というのは、台風もすごいんですけれども高気圧も実はすごいんです。
この高気圧が等高線、このように南に張り出してますよね。
勢力をずーっと関東地方の方に広げているんですね。
マツコ≫じゃ、この辺、晴れてるんですか、これ?≫そうなんですよ。
台風とはいえども高気圧に突っ込んでいくことはできないんです。
高気圧の方が強いんです、台風よりマツコ≫確かに、これはすごい。
≫すごいですよね。
マツコ≫興奮まではちょっと、申し訳ないです、ホント。
≫次はこちらです。
マツコ≫ウォータースライダーってつけたのは猪熊さんがつけたんですか?≫そうなんです、勝手につけさせてもらいました、すみません。
こちら、ウォータースライダー高気圧の天気図なんですが。
マツコ≫美しさですか?≫ダメですかね。
≫先ほどの天気図と大分違うと思いませんか?マツコ≫これ、この数値の差でとんでもない高低差なんですか?数値がわかりづらいんですよ。
これ、大した差に思えないじゃないですか、素人考えだと。
これでもう、だから936っていうのは結構な低い数値なんですね。
≫すごいんですよ。
マツコ≫わかりづらいですって、それ。
ヒマラヤからマリアナ海溝くらいの差があるわけですよね、これに。
ただ、等圧線が細かいっていうのが寒いって感じになりますよね。
≫それがイメージできたら十分です。
このように等圧線がびっしり並んでいるということでちょうどヒマラヤからマリアナ海溝までのすごい傾斜の中に日本列島があるということで、ウォータースライダーと。
マツコ≫うわ〜、嫌だ嫌だ。
ビュンビュン寒い風が吹いてるんですね。
≫はい、風がシベリアの方から。
≫どうなんでしょう。
マツコ≫あ〜そうですか。
≫現在はですね、天気予報がどんどん進化してきてます。
マツコ≫最近、また何か、ひまわりが打ち上げられましたね。
≫はい、次はそのひまわりの話なんですけれども。
こちらですね。
今回のはホントに世界がうらやむ本当に最先端技術を詰め込んだひまわりになってます。
マツコ≫じゃ、結構これから見る天気予報の映像だったり解析技術だったりというのも相当変わってくるってことだ。
≫そうですね、予報精度が上がることが考えられます。
ということでどの辺がこのひまわり8号変わったのかということでこちらが変わりました。
マツコ≫えっ!?≫そうなんです、一部の画像がカラーになります。
マツコ≫よく台風がワワワワッて動いてるようなヤツがあれ、カラー画像になるの!?へえ、すごい。
≫今まで白黒だったのがカラーになることで例えば黄砂、中国から飛んでくる黄色い砂がありますよね。
あれを画像で識別できるようになってます。
もう一つ、革新的なものがこちらです。
マツコ≫今までは?≫今まで30分だったんです。
マツコ≫そうだったんだ。
じゃ、あのちょっとカクカクカクッて動いてるのが30分ごとの動きだったんですね。
でも最新技術って言うんだったらもうちょっと、10分ですかぁ?そんなにすげえなって感じになんないんですけど。
≫ただね、すごいんですよ。
マツコ≫2.5分はすごいね。
それじゃあ、2.5分間隔にって書いておいた方がいいんじゃないですか?2014/10/21(火) 21:00〜21:57
MBS毎日放送
マツコの知らない世界[字]【マツコ仰天!オリーブオイルで劇的に変わる絶品レシピ】

▼イタリア政府公認オリーブオイルテイスターが紹介する「植物油」の世界!▼5万枚の天気図を収集する気象予報士が紹介する「天気予報」の世界

詳細情報
番組内容
【植物油の世界】
イタリア政府公認オリーブオイルテイスター「植物油」の世界!悪玉コレステロールを下げる植物油?オリーブオイルで劇的に味が変わる絶品レシピ!1300種類のオリーブから選ぶ「イケメンオリーブオイル」とは?

【天気予報の世界】
5万枚の天気図を収集する気象予報士が紹介する「天気予報」の世界!次世代気象衛星ひまわり8号が劇的に変えた最新天気予報!?実は特徴が?各テレビ局の予報
出演者
【MC】
マツコ・デラックス

【ゲスト】
<植物油の世界>
イタリア政府公認オリーブオイルテイスター
長友姫世

<天気予報の世界>
5万枚以上の天気図を持つ気象予報士
猪熊隆之
制作
【番組HP】
http://www.tbs.co.jp/matsuko−sekai/
【公式facebook】
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【公式Twitter】
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