ゆうどき ▽信州上田で“逆さ霧”に出会う旅。絶品リンゴ&キノコ狩り 2014.10.21

生字幕放送でお伝えします山本⇒こんばんは。
「ゆうどき」です。
早いもので10月も下旬に入ってきましたね。
合原⇒先日福島に行ってきたんですが、紅葉が進んでいまして秋の深まりを感じて帰ってきました。
山本⇒秋の装いということで言いますと東京都心の紅葉はこれからまだまだというところですが街の装いをちょっと変えてみようという取り組みなんです。
きょうのニャンカメです。
合原⇒東京・丸の内からです、吉田さん!吉田⇒東京駅は夕方の時間になってれんが色が、色濃くなっています。
その手前に見える青い葉っぱまだ東京駅周辺は紅葉は、まだ1か月ぐらい先でしょうか。
紅葉が待ち遠しいきょうこのごろでございますがきょう、私が来ている丸の内のどこにいるかと言いますと足元を見てください。
実は横断歩道なんですね。
横断歩道にいるということはこちらをご覧ください。
道路なんです。
車道ですね。
何で、道路の真ん中にいるかと言いますと車道なんですよ。
車道の真ん中にどうしているかと言いますと丸の内の仲通りというのが今週金曜日まで歩行者天国として親しまれているわけです。
テーブルや、いすなどを出して皆さん思い思いに楽しんでもらおうと、奥のほうでは読書をしている方もいらっしゃいますし歓談している方、コーヒーを飲んでいる方、向こうにはベビーカーを持ってお子さんを連れている方もいらっしゃいます。
くつろいでいますね。
どうしてここでこういった取り組みが行われているかと言いますと、丸の内というとビジネスマンたちが行き交う街として皆さんご存じのとおりだと思います。
ビジネスマンだけではなくて観光客やお子さん連れとか、いろいろな方にこの街を楽しんでもらいたいそしてここで、憩いの場として楽しんでもらいたいということでこういった取り組みが行われているんです。
ちょうど私のすぐ右手奥のほうには皇居もありますし観光客の皆さんには、こういった場所を知ってもらってより親しんでもらおうということで、この1週間、金曜日まで行われているわけです。
ここだけではないんです。
くるりと回って向こう側を見てみますとここから500mにわたってこのような歩行者天国が続いていまして、今見えているレストランの前には、普通にオープンテラスがあるんですがそこより、さらに道路のほうまでオープンテラスを用意して皆さんに楽しんでもらおうという取り組みが行われているんです。
この先ずっと500m、皆さんふだん歩けない車道を歩いて楽しんでいらっしゃいます。
もともとこの丸の内の仲通りというのは昼の1時間だけは30年以上にわたって、この通りを歩行者天国にしているんですけれども、それをもっと広げて、よりいろんな人たちに楽しんでもらおうという取り組みなんですね。
さらにこういった取り組みをしています。
丸の内の仲通りにあります家具屋さんが、宮城県の石巻市にある家具店、石巻工房というところ復興支援しているということもありましてこういったいすも展示して復興支援に役立ててもらおうという取り組みも行われているんです。
オリンピックまであと6年です。
いずれこういった取り組みがうまくいけばこの通りは常にオープンな場所にしてここを行き交う外国人の皆さんにも楽しんでもらおうと話をしていました。
今週の金曜日まで朝7時から夜の10時まで行われています。
ちょうど外国人の方たちも通ってまいりました。
いろんな人たちが行き交う場所になればということです。
中継でお伝えしました。
山本⇒最初、暗い映像がでました失礼しました。
見通しが利きますね。
合原⇒静かなスペースだから、お茶をするにはもってこいの場所かもしれません。
山本⇒東京駅あの通りそして皇居といいラインです。
きょうの内容です。
長野県上田市を訪ねたお天気キャスター・中村次郎さん。
「行ってみたい!」は舞台は、新潟県小千谷市。
中越地震の被災から10年になります。
5時になりました。
ニュースをお伝えします。
だっこひもから乳幼児が転落する事故が相次いでいることから、安全対策を検討している協議会は、前かがみなど、通常の動作では事故が起きないよう、メーカー側に改良を求めるなどの提言案をまとめました。
東京都によりますと、だっこひもから乳幼児が転落する事故は、この5年間で少なくとも117件に上っています。
このため、メーカーや消費者団体などと協議会を立ち上げ、安全対策を検討してきましたがきょう、提言の案をまとめました。
この中では、だっこした状態で前かがみになったときや、激しく動く子どもをおんぶしようとしたときなどに事故が相次いでいるとして、メーカー側に対し、通常想定される動作では事故が起きないよう、製品の改良を検討するよう求めています。
また、アンケートの結果、子どもが転落した、転落の危険を感じたと答えた保護者の9割は、利用者側の不注意が原因と考え、メーカーなどにほとんど報告していなかったということで、業界団体などに事故の情報を受け付ける窓口の設置などを求めています。
協議会は、年内に正式に提言をまとめることにしています。
大リーグ・ワールドシリーズの開幕をあすに控えて、ロイヤルズの青木宣親選手が調整しました。
青木選手は本拠地、カンザスシティーの球場で、2時間ほど調整しました。
チームを引っ張ってきた活躍が、このシリーズでも期待されています。
ロイヤルズは29年ぶりのワールドシリーズ進出。
共にワイルドカードで勝ち上がった、ジャイアンツとの顔合わせです。
プレーオフ8連勝で5日間試合がなかっただけに、初戦はシリーズの行方を左右する大事な試合になります。
洪水を防ぐために整備されたダムや調節池について、会計検査院が調べたところ、河川から流れ込んだ土砂が想定を超えて堆積するなどして、20か所のダムと76か所の調節池で、洪水を防ぐ機能が低下しているおそれがあることが分かりました。
会計検査院は国土交通省に改善を求めました。
会計検査院は洪水対策として、国土交通省が全国に整備しているダムや調節池の状況を調べました。
その結果、ダムは河川から流れ込む土砂の量を100年分推計して設計されていますが、実際には、長野県の松川ダムなど20か所のダムで、流入した土砂が想定を超えてダムの底に堆積し、洪水を防ぐ機能が低下しているおそれがあることが分かりました。
松川ダムは、建設から40年近くで、想定の1.4倍の土砂が堆積したということです。
一方、76か所の調節池では、堤防の高さのチェックなど、具体的な点検の方法を定めた管理マニュアルが作成されておらず、雨水をためる機能が維持されているかどうか、十分に確認できていないということです。
会計検査院は、洪水を防ぐ機能が低下しているダムや調節池について、改善を急ぐよう国土交通省に求めました。
新潟県中越地震の発生から、あさってで10年になるのを前に、大きな被害を受けた小千谷市の小学校の児童が、地域の人から当時の苦労した経験を聞いたり、地震の揺れを体験できる施設を訪れたりしました。
中越地震で震度6強の揺れを観測した、小千谷市にある東山小学校では、当時、倒壊した住宅の下敷きになって3人の児童が犠牲になったほか、校舎が大きな被害を受け、1年余りにわたって、別の小学校を間借りして、授業が行われました。
きょうはまず、全校児童15人が、近くに住む監物伸行さんから当時の話を聞きました。
監物さんは地震当日、道路が寸断されたため、小千谷市の中心部から山あいにある自宅まで、12時間ほどかけて歩いて帰った経験を話していました。
このあと子どもたちは、市内にある震災ミュージアムを訪れて、展示されている仮設住宅の中を見たり、再現された中越地震の揺れを体験したりしていました。
北朝鮮による拉致被害者らの調査を巡る担当者のピョンヤンへの派遣について、岸田外務大臣は記者団に対し、拉致問題が日本にとって最重要課題であると伝えることなどが重要だとして、早期の派遣に向けて、北朝鮮側との調整を急ぐ考えを示しました。
その上で岸田大臣は、具体的に誰に会い、いつ派遣するかについては、北京の大使館ルートを通じて調整を行っている。
できるだけ早く調整を行いたいと述べ、早期の派遣に向けて、北朝鮮側と具体的な訪問日程や、面会の相手などの調整を急ぐ考えを示しました。
先月の全国の主なスーパーの売り上げは、前の年の同じ月を1%下回り、ことし4月の消費増税以降、6か月連続のマイナスとなりました。
日本チェーンストア協会によりますと、全国の主なスーパーの売り上げは、1兆155億円余りで、出店や閉店を除いた既存店の売り上げは、前の年の同じ月を1%下回りました。
売り上げが前の年の同じ月を下回るのは、ことし4月の消費税率の引き上げ以降、6か月連続になります。
これは先月、平年より気温の低かった日が中旬にかけて続き、清涼飲料やビール、アイスクリームなどの販売が伸び悩んだことが主な要因です。
また値上げが行われたハムやソーセージの売れ行きも振るわず、天候不順に加え、円安や原材料価格の上昇などを理由とした値上げも、消費に影響していることがうかがえます。
続いて気象情報、あすの天気です。
前線と低気圧の影響で、広く雨が降り、太平洋側では、雷を伴って雨足の強まる所があるでしょう。
北海道は午前中、冷たい雨や雪が降りますが、午後は広く晴れる見込みです。
山本⇒「ゆうどき」きょうはニャンカメが出ていますよ東京・丸の内からです、吉田さん。
吉田⇒丸の内のオフィスビル街。
その道路のど真ん中に、私座っておいしいホットコーヒー。
いいですね。
夕方のこのひととき、ちょっとぜいたくですけど失礼しました。
優雅。
なんで私、オフィスビル街の街のど真ん中、道路のど真ん中にいるかと言いますと、ここ丸の内の仲通りというところで、今週金曜日まで歩行者天国にしているんです。
ですからこのように皆さん自由に歩くことができるんです。
何でこういうことをしているかと言いますとここでは、もともと30年以上前から昼の1時間だけは歩行者天国にしてたんですけれどもより多くの人、ここはやはりオフィスビル街ですからサラリーマンだけではなくて、もっと観光客であるとかお子様連れのお母さんたちにも使ってもらいたいと家族連れにも使ってもらいたいということで憩いの場にしてもらいたいということで、こういった取り組みをしているんです。
先ほど4時台の番組冒頭でお伝えしましたこのいすですけれども、今、私が座っていたいすです。
これもここの地区にあります家具店が復興支援のためにわざわざこちらに展示して復興支援を呼びかけたりしているわけです。
店の方たちに伺いますと、この後2020年オリンピックも近づいてきています。
この近くには国際会議も行われるホールもありますのでそういったときにオリンピックに向けてこういった取り組みがどんどん続いたらいいなという話も伺いました。
せっかくですので来ている方にも伺ってみたいと思います。
すみません、突然失礼します。
きょうはどちらからですか?横浜からです。
こういったオープンなカフェといいますか、車道で飲むのはいかがですか?いいですね、開放的で。
きょうは人が少ないからなおさらいいような気がします。
ありがとうございます突然失礼しました。
このように通りを開放することによって、ふだんは見えない景色も見えてくるというのがこの歩行者天国のいいところかもしれません。
この歩行者天国は、今週の金曜日24日まで毎日午前7時から夜の10時まで行われています。
皆さん、さっそうと歩いていらっしゃいます。
中継でした。
山本⇒東京駅のすぐ近くの丸の内で、あれだけ人が少なくてゆったりできて、というのがいいんでしょうね。
合原⇒日が落ちるとまた雰囲気が変わって楽しめますよね。
山本⇒いい雰囲気でしたね、お出かけになってみてはいかがですか。
合原⇒続いてはこちらです。
信州上田に。
出陣じゃー!おお!戦国武将、真田幸村のおひざ元長野県の上田市。
この町には、全国でも珍しい気象現象があります。
養蚕の町として発展した上田。
それを支えた気候とは?信州ならでは絶品!秋の味覚も味わいました。
深まる秋。
おお、すごいですね。
さまざまな気候と歴史ロマンが詰まった町信州上田を訪ねました。
「春夏秋冬」秋の巻ですね。
旅人は中村次郎さんです。
中村⇒よろしくお願いします、きのうあたりまで東京、関東地方はいい天気でした、高気圧の中心が東海上に出たので関東地方はあすあさってまであまり天気がよくないようですね。
今回、私が訪ねたのは東京から新幹線で1時間半。
長野県の東部に位置する上田市なんです。
上田といえば戦国時代に活躍した武将が真田幸村なんです。
合原⇒真田幸村といえば再来年の大河ドラマの主人公ですね。
いいですね。
上田市で生まれたスターとなっています。
真田幸村。
今からちょうど400年前の大坂城冬の陣で大活躍したわけなんですが町ではもう観光客が増えて、非常に盛り上がりを見せているわけなんですが上田には、真田幸村も驚いた逆さ霧というのがあるわけなんですがいったいどんな霧なのか。
先月の下旬に出かけたんですがご覧ください。
長野県の上田市にやって来ました。
今、9時少し前ですが気温は21度です。
秋の涼しい風が吹いています。
こちら、ご覧いただけますか?上田市を代表する戦国の武将、真田幸村公です。
秋の青空に映えてますね。
まずは、上田市の顔上田城を訪ねました。
ああ、いいね。
すごいじゃないですか。
上田城は真田氏が築き徳川軍の攻撃を2度にわたって防いだ名城です。
ここで思わぬ出会いが待っていました。
なにやつ!お主、よもや上田城を攻めてまいったな!皆の者、かかれ!ちょっと待って。
待て待て待て待て!何しに来た?なるほど、ようこそ上田へ。
ありがとう。
はははは。
幸村公率いる信州上田おもてなし武将隊の皆さん。
観光客のために、日々出陣しているそうです。
幸村公がおっしゃるとおり上田は雨が少なく晴れの日が多い地域です。
上田は周囲を高い山々に囲まれ海からも離れています。
そのため台風や低気圧の影響を受けにくく雨が少ないんです。
さらに、上田には珍しい気象現象があると教えてもらいました。
逆さ霧?いったいどんな霧なんでしょう。
いざ出陣です。
まずは、町で聞いてみました。
ぜひ見たいな。
逆さ霧に詳しい人がいると聞き訪ねました。
こんにちは、ごめんください。
あ、どうも。
長年、逆さ霧について調べている林一六さんです。
早速、林さんが撮影した逆さ霧の写真を見せてもらいました。
これですか?山に漂う雲のようなこれが逆さ霧です。
一般的に霧は下から上へ立ち上るように動きますがこの霧は下へ流れ落ちてくるといいます。
林さんはこの不思議な霧に魅了され15年前から発生の記録を取っています。
月に数回しか見られない逆さ霧。
いつ出るのか予測も簡単ではありません。
山の上から白い霧がですね下へ下がってくるっていうのはなんとかして見たいと。
出るといいですね。
果たして、滞在中に逆さ霧現れてくれるでしょうか?翌朝6時半。
なんと逆さ霧が出ていると林さんから連絡があったんです。
はやる気持ちを抑え現場へ向かいます。
おはようございます。
ほぼ消えちゃったんですね。
林さんの記録によると40日ぶりに出た逆さ霧でした。
発生から時間がたったため消えかかっていましたが…残った霧が山肌を流れ落ちている様子を見ることができました。
山本⇒右下に向かって。
倍速にすると、よく分かりますね。
下りていましたね。
よく分かりますよね。
逆さ霧は、発生しても20、30分で消えてしまうことが多いのでなかなか撮影するのが難しいと言われています。
逆さ霧を撮影した別の映像も用意しました。
こちらが、山全体にかかった逆さ霧の映像です。
すごいですよね。
豪快ですよね、ほら。
山本⇒流れ滝と言っていましたけど、滝が流れているような感じですね。
こうなるんですか。
右のほうから下がってくるんです。
合原⇒ナイアガラの滝のようですね。
山本⇒上田にあるんですね。
豪快ですよね。
流れだ、流れ。
早送りで見ると霧が下がっている様子がよく分かりますよね。
豪快ですね。
想像以上。
これほどはっきりした逆さ霧というのは、大体1年に数回ぐらいなんだそうですが、自然が作り出す豪快な。
結果ですね。
説明できるんでしょうか。
説明したいと思います。
逆さ霧が発生する太郎山は上田の町の北側にあります。
左手ですね。
そこに北風が吹いてくると山の背後に冷たい空気がたまります。
そして北風による冷たい空気は重いので霧を押すように山肌を滝のように下がっていきます。
その前に、盆地の温かい空気があって温かい空気が冷やされて霧になるというふうになっているんです。
実は逆さ霧というのは真田幸村ともちょっと関係があるという話もあるそうです。
例えば、家来に霧隠才蔵。
「真田十勇士」ですね、昔読みました。
私は、かなり前だからちょっと記憶がないんですけど。
いたことは、いたんですよね。
霧隠才蔵の得意技霧隠れの技というのがあるんですけれどもいわゆる逆さ霧を利用してまねて作ったと。
まねてやったというような話もあるんです。
「真田十勇士」にも逆さ霧が引用されているということなんですね。
そういうふうに言われているんです。
いずれにしても真田十勇士は、後世になってから作られたフィクションですから逆さ霧の不思議な光景は真田幸村もたぶん驚いたのではないかというような文献もあります。
逆さ霧の発生には冷たい北風が実は関係しているわけなんですがこの風、北風をはじめ上田は風が強いところだったんだそうですが上田で盛んだった産業も深く、霧とそして強い風その影響もあるというふうに言われているんですがVTRをご覧ください。
上田市の北西部です。
日本海へ流れる千曲川の両側は山がせり出し狭い谷間になっています。
ここを強い北風が吹き抜けるんです。
あちらのほうから吹いてきた風がこの狭いところで集まって勢いよく、この上田盆地を吹き抜けていくというような地形的な特徴があるんですね。
ここはずいぶん風が強いとこですね。
どの程度の強さですか?はぜね、干すやつね。
強い風は恩恵ももたらしています。
こんにちは。
急がしいところすみません。
蚕の餌となる桑の葉。
実は上田は、昭和の初めごろまで日本有数の養蚕が盛んな町でした。
強い風が桑の葉を揺らし害虫を寄せつけません。
このためいい桑が栽培できたんです。
今でも町なかには蚕を飼っていた大きな屋敷が立ち並んでいます。
すばらしいうちだな。
ずっと向こうからこっちまで。
そのうちの1軒を訪ねました。
こんにちは。
こちらは江戸時代から続く特産品上田紬
(つむぎ)の工房です。
きれいですね。
上田つむぎは、ざらざらとした独特の肌触りと風合いが特徴です。
店の奥が機織りの工房になっています。
体験できるということで私も挑戦してみました。
山本⇒したことがないでしょう?結果は、後ほどスタジオで。
上田の気候はおいしい秋の味覚も育てています。
上田は、ぶどうやりんごなどの果物の栽培が盛んです。
梨もありますね、今。
この時期は果物がたくさん取れる時期なんだな。
これ見てくださいよ。
立派でしょ、重いんですよこれが。
合原⇒大きいですね。
余談だけど。
お店の人におすすめを教えてもらいました。
秋映、秋という字に映画の映ね。
きれいだね。
秋映は上田で盛んに作られている品種です。
特徴は、濃い赤。
実は私も自宅で秋映を育てているんですがこんなに濃い色は初めて見ました。
いただきます。
中へ入ってからね…りんごは、朝、冷え込み昼、日光を十分に浴びると色づきます。
上田は、晴れの日が多く寒暖の差もあるためりんごの栽培にとても適しているんです。
寒暖の差が育てる秋の味覚はほかにもあります。
上田市の真田地区にやって来ました。
この辺りは市街地よりも450mぐらい高いところにあるんです。
朝の最低気温がもう5度前後まで下がる日があるそうです。
その影響でしょうか。
ご覧のように紅葉が早めに始まっているんですね。
おはようございます。
ことしはどうですか?きのこは。
山岳ガイドの柳橋邦人さんです。
寒暖の差はきのこにもよいそうです。
この地域には気候に非常に、そのきのこが影響しているというのはあるんですか?ありますね。
きのこは、気温が下がり土の温度が低くなると発生します。
そして日中、気温が高くなると早く成長するんです。
ということで町とNPOが主催するきのこ狩りに参加しました。
目指すは大物のきのこです。
これ、きのこだよな。
違う?しかし、見つかるのは小さなきのこばかり。
一方、ほかの参加者は大きなきのこを次々発見しています。
柳橋さんに、きのこが生えやすい場所を伺いました。
日が当たっているところがいい。
ある程度乾いてなくてほどほどに湿ってて。
アドバイスを受け探すと大きなきのこを発見しました。
でも、このきのこ食べられるのでしょうか?柳橋さんに鑑定してもらいました。
ほかのきのこも期待したのですが。
こんなに採ってきたのが。
きのこ狩りのご褒美は具だくさんのきのこ汁。
いただきます。
すみません。
うーん。
この実のたくさん。
きのこ、すごいよ、これ。
ほら。
秋の上田を満喫した旅でした。
きのこ汁おいしそうでしたけど改めて、やっぱりきのこ狩りはきのこをよく知っている人と一緒に行かないといけないなと思いましたよ。
そうですね毒きのこが多いですね気をつけないといけないですね。
次郎さんは、正解率というかバッターの打率に例えたら3割もいってないですね。
合原⇒2割ぐらい?2割もどうだろう、ほとんどだめでした、残念でした。
なんというんですかきのこ汁ですか、食べたんですけど、やっぱりおいしいですね。
たくさん作るしそして天気がよくて。
舞台はそろっておいしくて2杯くらい食べましたけどね。
合原⇒汁が見えないぐらいいっぱいきのこが入っていましたね。
これが私が作った。
出来栄えは、あとで見せるとおっしゃっていたやつですね。
最初のほう、上のほうはねまだ全然上手にできなくて力ばかり入って手足が動かなくて。
よれていますね。
格闘したあとがうかがえる。
下のほう見てください。
きれいになっているでしょう、初めてやったんですよ自分で。
どれぐらい、かかりましたか。
40分。
皆さんに迷惑かけて、あれしたんですけど、でもね不器用な僕にしては上手にできたんじゃないかなと思っております。
花瓶敷きに使うということです。
いいですね。
大切にしてくださいね。
そうですね、家にしまっておこうかなと思います。
そしてりんごの赤。
地元の人の話によりますと冷え込みが強くてそのあとまたいい天気で日光にあたってそれで赤い色が鮮やかに出るということです。
次郎さんは、東京の郊外にお住まいですが、この色が出ていないということですが何が違うんですか。
やっぱり手入れもあるんでしょうけど日の光が強くなれば、なるほどいいとおっしゃっていました。
私の家も天気は比較的いいはずなんですけど、難しいですね。
合原⇒いただきます。
さくさくですね。
甘いですよね。
甘みが強くて、酸味がほとんどないです。
ジューシー。
今回、撮影にお邪魔させてもらったところには9月下旬に行ったわけですがぼちぼち紅葉も見頃がだんだん近くなってくるということです。
いつごろなんでしょうか。
最初の部分がきのうです。
だいぶ色づいていますね。
大体、11月の中旬ですか中旬あたりがいちばんいい見頃だということです。
これからいいということですね。
りんごの赤と紅葉が一段と映えるんじゃないでしょうか。
上田の秋をいただきました。
「春夏秋冬」でした。
中越地震の被災から10年になる新潟県小千谷市。
人々は、今地域の文化の復活に向けてさまざまな取り組みを続けています。
地元の魅力を生かした活動で観光客も増えてきました。
「行ってみたい!」きょうは、地震を乗り越え伝統の暮らしを守り続ける人々を訪ねました。
山本⇒新潟は小千谷です。
合原⇒リポーターは新潟に来てもホッケーを続けている上原光紀アナウンサーです。
上原⇒6年後のオリンピックを目指して、というわけではないですが楽しくやっております。
今回私が訪ねたのは新潟県小千谷市です。
小千谷市は中越地震で大きな被害を受けた町の1つなんですがあさって23日で、その地震から10年の節目を迎えます。
もう10年たつということでだいぶ元どおりになってきたんでしょうか。
小千谷市の人たち、その被害を乗り越えて地元の地域の伝統であったり暮らしを強みとして生かしながらさまざまな試みを続けています。
そんな人たちを訪ねました。
新潟県中部にある小千谷市。
山々に囲まれた自然豊かな町です。
まず町で出会ったのが…。
あそこに草を食べているのがいるんですけど牛じゃないですか?大きな黒い牛、闘牛の清。
同じ名前の飼い主と散歩の途中でした。
山本⇒さすがにいかついですね貫録がありますね。
この地域では強い牛を持っていることが誇りなんです。
昔から闘牛が盛んな小千谷市。
毎月のように大会があり観光客も訪れます。
しかし、地震のあと、2年間はここで大会を開けませんでした。
ほとんどの住民が地区外に避難してしまったのです。
合原⇒男の祭りという感じですね。
闘牛の伝統を守りたい。
地区を離れた飼い主に代わって牛の世話をしてくれる牛舎があると聞き、訪ねました。
星野雅一さんです。
ふだんは会社勤めをしていますが、毎日、朝と夕方牛の世話をしています。
星野さんは、闘牛を守ることで地域を元気にしたいと考えています。
山本⇒張りのある肌だね。
太一、おはよう。
おはようございます。
この日は遠方に移り住んだ飼い主の家族が牛の世話をしに来ました。
こうした子どもたちに闘牛を受け継いでいってほしいと願っています。
絹織物の産地として栄えた小千谷市。
工房の1つを訪ねました。
こんにちは。
はじめまして。
上原と申します。
工房を経営して50年の山岸良三さんです。
小千谷紬は玉糸と呼ばれる独特な絹糸を使うのが特徴です。
玉糸は、ところどころに節があります。
絡まりやすいのでほかの産地ではあまり使わないものです。
しかし、これを使うことで微妙な凹凸ができ独特の風合いが出せるんです。
小千谷紬は、着る人を引きたててくれるそうなんですが。
いかがでしょうか。
山本⇒にこっとすればいいのに。
合原⇒似合ってる。
てれちゃっていますね。
10年前の中越地震でこの工房も被害を受けました。
道具の多くも壊れ生産は中止に追い込まれました。
廃業する工房も多い中山岸さんの元には小千谷の織物を残してほしいという声が全国から寄せられました。
その声に押されて生産を再開。
伝統の小千谷紬をもっと広めたいと考えたのです。
こんにちは。
小千谷市は地震で田畑も大きな被害を受けました。
内山アイさん、81歳です。
地震で被災したあと3年がかりで畑を再開したそうです。
およそ30アールの畑を1人で守っています。
この日、収穫したのはサトイモ科のずいき。
よいしょ、重たい。
上手上手。
内山さんには最近楽しみができました。
ずいきを持って向かったのは築160年の民家。
地震のあとに人口が減っていく集落を案じて地域の人たちが引き取り観光客用の民宿にしました。
この日は、栃木県から来た親子連れが宿泊していました。
この民宿の魅力はなんといっても地元の家庭料理が食べられること。
こちらは取れたて地元野菜の天ぷら。
内山さんが収穫して調理したずいきも並びました。
おいしい!おいしいね。
この民宿で直接お客さんと触れ合うことで内山さんは張り合いが出るんだそうです。
震災を経て新たに築き上げられてきた人とのつながり。
小千谷では地域の魅力が再び輝いていました。
山本⇒今、踊っていましたけれども。
食事のあとに皆さんが地元に伝わる踊りを披露してくださってお客さんも教わりながら踊ることができます。
そうなんだ。
お料理もとてもおいしそうでしたね。
とてもおいしかったです。
その日取れたお野菜に合わせた献立を考えるそうです。
いいですね。
おいしかったです、野菜が甘くて。
こうした取り組みによって、観光客も徐々に増えてきているそうです。
おもてなしぶりを見ていると、とても温かい感じがするし。
実家に返ってきたようなほっこりする気持ちになりました。
新潟はお米もおいしいし、お野菜もおいしいしいいですね。
小千谷紬の着物似合っていましたね。
ありがとうございます。
引き立ててくれる着物で。
照れていましたけどね。
VTRに登場した山岸さんなんですが、伝統の織物を守るだけではなくて、最近新しいチャレンジも始めたんです。
ペンギンですか。
ペンギンの親子だったり猫ちゃんの柄とか細かい柄を作るのは大変なんですが、お客さんから新しい柄も作ってほしいと言われて着物では珍しい、こうした動物の柄にも挑戦しているんです。
珍しいですね。
今回どうでしたか?小千谷の皆さん自分たちの文化を誇りに、愛着を持っていらっしゃって、自分たちの文化のよさに改めて気付けたのも震災がきっかけだったというお話もあって、つらい経験ではあったんですが、皆さん、そこから立ち上がって、前向きに歩まれているのが本当に小千谷の皆さんの強さを感じた旅でした。
「行ってみたい!」でした。
山本⇒「私はだまされない」。
「ゆうどき」では具体的な詐欺被害がどのような形で起きたのか被害に遭わないためのヒントをお伝えしています。
合原⇒今回のキーワードは、個人情報削除できます。
個人情報を巡って不安をあおるような電話が最近相次いでいます。
ある日、70代の女性の元に1本の電話がかかります。
はい、もしもし。
はい、はいそうです、うちです。
こちらは、生活保護センターです。
電話の男は、公的機関を思わせる生活保護センターを名乗ります。
しかし、この男は詐欺グループの一員。
そして、その内容は。
あなたの個人情報が複数の会社に漏れています。
何か悪いことに使われるかもしれません。
安全のために削除しませんか?ええ!個人情報って悪用されることもあるって言ってたわ。
あの削除してもらえるんですか?削除。
大丈夫です。
ただ削除するのに代理の人を立てる必要があります。
ボランティア団体を紹介しましょう。
代理人から、電話が来ると思っていた女性の元に今度は個人情報が漏れた会社の担当者という男から電話があります。
代理人の方から聞きました。
個人情報を削除するためにあなたに振り分けられた番号をお知らせします。
番号ですか、あ、はいちょっとお待ちください。
はい、どうぞ。
ABの…5352。
はい。
このあと、個人情報を削除してくれるという代理人を名乗る男から電話が来ました。
個人情報を削除する書類に必要なんです。
あなたの番号は何番かを教えてください。
教えられた番号はABの5352。
このあと、思わぬ展開が。
再び、個人情報が漏れた会社の担当者という男から電話が入ります。
あなた、自分の番号をほかに教えましたね。
それは違法行為です。
だからうちの社員が逮捕されたんですよ。
ええ、違法行為で逮捕!保釈金の1000万円はあなたに支払ってもらいます。
この女性は、男に言われるままに現金1000万円を宅配便で送ってしまいました。
次々にかかってきた電話はすべて詐欺グループから。
公的機関を名乗り信用させたり個人情報が漏れたと不安に陥れたり。
さらには削除に必要だという架空の番号で脅したり女性を混乱させ金をだまし取ったのです。
山本⇒見ていますと、電話が4回、立場を変えている。
とても手が込んでいますね。
合原⇒手が込んでいて混乱させてしまう。
それが詐欺グループのねらいそのものなんですね。
女性も番号を教えてしまった後ろめたさもあって、いつの間にか、だまされてしまったということなんです。
今回のキーワードを繰り返します。
個人情報削除できます。
大規模な情報漏えいの問題が起きたとき詐欺グループは不安をあおるような電話をかけてくる可能性があります。
こうした電話があった家のお年寄りが電話を受けた、そういうときは最寄りの消費者センターや警察に相談してください。
山本⇒公的機関では個人情報削除できますというような電話はないということですね。
合原⇒中村次郎さんの長野の旅にたくさんお便りが届きました。
上田の逆さ霧神秘的な現象ですね。
まるでドライアイスでスモークをたいているようで自然の現象とあってびっくりです。
秋映という品種のりんごをつい先日初めて食べました、こちらですね。
赤い色が目を引いて、買ってみたんですが、しゃきしゃきしていておいしかったですよと、埼玉県の40代の方からです。
逆さ霧箱根町でも見られるけどこっちのほうがきれい本当に滝みたいですごかったですと来ています。
芦ノ湖でしょうか。
芦ノ湖じゃないかな。
芦ノ湖に流れ込んでというような感じじゃないでしょうか。
箱根町きれいなんでしょうね、上田は祖父母が住んでて小さいころから長い休みほとんどを過ごしていました。
太郎山の逆さ霧を当たり前のように見て育ちました。
大人になるまで本来霧は山肌を上っていくことを知りませんでした。
山本⇒上田の人は逆さ霧が霧だと思ったんですね。
上田の常識なんですね、それ以外は逆なんですね。
私たちは下から上だと思っていますね。
逆さ霧が好きだったので、きょうの放送で見られてうれしかったですといただきました。
山本⇒ふるさとの自慢でしょうね。
合原⇒きのこ汁おいしそうでした。
母になって教えてもらえばよかったと、今になって悔やんでいます。
何味でしたか?みそ味でした。
みそを使っていたものでおいしかったですよ。
何種類のきのこが入っていたんでしょうか。
7種類、8種類ぐらい入っていたんじゃないでしょうか。
おいしかったです。
やっぱり次郎さん上田のつむぎを持ってきていただきましたね。
思い出の品ですね。
そうですね。
不器用な私ができたということで大事にしまっておきます。
あすの内容です。
「人生ドラマチック」は脚本家の倉本聰さんです。
記憶に残る名作ドラマの数々。
「北の国から」誕生秘話。
そして富良野への移住。
79歳となった今も新たな作品に挑むドラマチックな人生に迫ります。
「行ってみたい!」は石川県七尾市を訪ねます。
伝統野菜沢野ごぼうは太くて長いのが自慢。
ごぼう作りに励む人たちに出会いました。
2014/10/21(火) 16:55〜18:00
NHK総合1・神戸
ゆうどき ▽信州上田で“逆さ霧”に出会う旅。絶品リンゴ&キノコ狩り[字]

▽中村次郎の春夏秋冬は、秋の信州上田市を訪ねる。名物“逆さ霧”に出会うことはできるのか?絶品のリンゴ&キノコ狩りも楽しみます。▽中越地震から10年・小千谷

詳細情報
番組内容
【キャスター】山本哲也,合原明子 <中断>5:00−5:10 [字]ニュース
出演者
【キャスター】山本哲也,合原明子

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – グルメ・料理

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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