11時になりました。
ニュースをお伝えします。
政府はきょうの閣議で、アフリカの南スーダンでの国連のPKO活動に参加している陸上自衛隊について、今月末までとなっている派遣期間を、来年2月まで4か月間延長することを決定しました。
20年以上にわたる内戦の末、スーダンから分離独立した南スーダンには、3年前から国連のPKOが展開していて、日本も陸上自衛隊の施設部隊など、およそ400人を派遣し、首都ジュバを中心に、避難民の保護区域の敷地造成などに当たっています。
自衛隊の派遣期間は今月末までとなっていますが、政府はきょうの閣議で、派遣期間を来年の2月末まで4か月間、延長することを決めました。
去年は1年間とした延長期間を今回4か月間としたのは、国連の安全保障理事会が、PKOの派遣期間を来月末までとしていて、それを大幅に超えることはできないと判断したためで、政府は、国連が派遣期間を延長すれば、自衛隊についてもさらに延長することを検討しています。
アメリカ南部テキサス州で、エボラ出血熱で死亡した男性が、病院で隔離されるまでに接触した可能性がある40人余りについて、地元の自治体は、エボラウイルスの潜伏期間の21日間が過ぎても体調に変化がなく、感染したおそれがなくなったと発表しました。
アメリカでは、テキサス州の病院で、エボラ出血熱で死亡したリベリア人男性の治療に関わった女性看護師2人が、エボラウイルスに二次感染したことが確認され、国民の間で不安が広がっています。
こうした中、病院があるダラス市長などが20日会見し、死亡した男性と接触した可能性がある43人について、エボラウイルスの潜伏期間の21日間が過ぎても体調に変化がなく、感染したおそれはなくなったと発表しました。
これらの人たちは、死亡した男性が症状を訴えてから、先月28日に病院で隔離されるまでの4日間に接触する機会があった、男性の親族や医療従事者などで、一部は外出を控えながら、体温を測るなどして体調を調べてきました。
一方で、男性の隔離後、治療に関わった病院のスタッフなど120人や、二次感染が確認された看護師が利用した飛行機の乗客など150人余りは監視が続けられています。
今入ったニュースです。
中国のことし7月から9月までのGDP・国内総生産の伸び率は、去年の同じ時期に比べて7.3%のプラスとなり、前の期より0.2ポイント下落して、5年半ぶりの低い伸びとなりました。
これは中国のほとんどの都市で、住宅価格が下落に転じる中、不動産向けの投資が鈍っていることなどによるもので、中国経済の減速傾向が、一段と鮮明になりました。
では、全国の天気、雲の様子です。
本州付近には低気圧や前線に伴う大きな雲が広がっています。
沖縄は晴れている所が多くなっています。
(拍手)2014/10/21(火) 11:00〜11:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]
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ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
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