ふしぎがいっぱい「川とつきあう」 2014.10.21

もっともっと。
すごい!
(テーマ音楽)雨がたくさんふると川の水がふえる。
すると…。
大きなさい害をもたらすことがある。
ホナちゃん今日も多摩川にやって来た。
この辺りは以前大きなさい害があった所。
台風による大雨で洪水になり水が地面をけずってしまったんだ。
あれなんだろう?何を見てるの?
(ホナちゃん)あっ中山さん。
こんにちは。
こんにちはどうも。
また会いましたね。
あれなんですか?あれは多摩川のたくさん水がありますよね。
それをせき止めをして水を少しずつ上げてためてあるそう置なんです。
これは川の水をためるせきというもの。
川の中に立てたかべで水の流れをせき止めているんだ。
川の水はたんぼや畑工場そして家庭などで使う欠かせないもの。
せきはその水をためるためにつくられてきた。
以前の大きなさい害の時もせきはあったんですか?せきそのものはありました。
その時のせきはがっちりした固定せきだったんです。
さい害はどのように起きたのか。
それまではこのカーブの部分に土地があった。
せきはここ。
流れる水を止めていた。
ところが大雨で水かさがふえる。
するとせきの横にあった小さなていぼうがこわれた。
水はそこに集中して流れ地面をけずり取ってしまったんだ。
このさい害の反省からげんざいのせきには流れる水の量が調節できるくふうがしてある。
せきのはしにあるこの水門。
川の水かさがふえると…。
コンクリートのかべを上げる。
するとせき止められていた水が流れる。
それでも水かさがふえ続けると…。
今度はこちらのかべを前にたおす。
これで以前のような洪水は起こらなくなった。
へえ〜!洪水が起こらないためのくふうってほかにもあるのかな?広いグラウンド!あでも雨がふったら…。
土手より下は水びたし?実はこの土手の位置に人のくらしを守るくふうがあるんだ。
川の水がふえた時の様子を見てみるとグラウンドは水びたし。
土手は赤い線の部分。
土手の外側家がある所には水はあふれていない。
そのひみつは…。
土手の内側の広いスペース。
ここを使ってたくさんの水を流せるようになっているんだ。
この広いスペースは河川敷という。
ここはもともと大雨で川の水がふえた時水があふれる河原だった。
しっかりした土手を河原の外側にきずき洪水にそなえてきたんだ。
ホナちゃんが次にやって来たのは…東京の町なかを流れる川だ。
この川の土手はどうなっているのかな?土手はここ。
多摩川には広い河川敷があったけどここは…。
隅田川は川のすぐそばにビルが立ちならんでいる。
洪水だいじょうぶかな?これは1880年ごろの地図。
実はこのころ隅田川は埼玉県から流れる荒川の一部だった。
荒川は大雨のたびに洪水をくり返してきた。
そこで荒川の水の一部を別の川に流すという計画が立てられた。
水門で川の水をえだ分かれさせ東京湾に流す。
人工の川荒川放水路だ。
人の手で大きな川をつくる。
洪水が起きないように広い河川敷と土手をつくった。
工事はおよそ20年間にもおよんだ。
完成当時の水門。
大雨のときには水門をとじて水を放水路に流す。
水門から東京湾までの隅田川。
そして新たにつくった放水路荒川。
広い人工の川ができてから隅田川は一度も洪水を起こしていない。

(テーマ音楽)2014/10/21(火) 09:40〜09:50
NHKEテレ1大阪
ふしぎがいっぱい「川とつきあう」[解][字]

小学5年生向けの理科番組。水が洪水などの災害をもたらすことがあることを知り、自然とのつきあい方を考える。

詳細情報
番組内容
【リポーター】ホナガヨウコ,【語り】大原さやか
出演者
【リポーター】ホナガヨウコ,【語り】大原さやか

ジャンル :
趣味/教育 – 幼児・小学生
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
ドキュメンタリー/教養 – 宇宙・科学・医学

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
サンプリングレート : 48kHz

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