2014年12月2日18時12分
森トラストは2日、京都・嵐山に来春、高級ホテルを開業すると発表した。米大手スターウッドホテル&リゾートと最高級ブランドを使う契約を交わし、森トラストの子会社が運営する。
新しいホテルの名前は「翠嵐(すいらん) ラグジュアリーコレクションホテル 京都」。天龍寺や保津川に隣り合う場所で、高級旅館「ホテル嵐亭」の跡地になる。39ある客室では、ひすいや藍などの色を使い、月や竹といったテーマごとに和風の仕上げを施す。「ウェスティン」「セントレジス」などのブランドで世界100カ国に約1200のホテルを展開するスターウッドのブランド力も活用し、国内外の富裕層を狙う。
森トラストの伊達美和子専務は「歴史と独特な世界観がある嵐山は、『高級』にふさわしい場所だ」と話した。
宿泊料金は時期によって変わるが、標準的な部屋で1室1泊4万~10万円を予定している。
京都市内には今年2月、米系のザ・リッツ・カールトン京都が鴨川沿いの中心部に開業。来年にはカナダ系のフォーシーズンズも進出する予定で、外資系高級ホテルの進出ラッシュになっている。
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