趣味Do楽 塩谷哲のリズムでピアノ 第7回「ラテンアレンジを楽しもう」 2014.10.20

ツナ缶で簡単に出来るのもうれしいわね。
「ピアノを弾いてみたい!」と思っているあなた。
ピアノはリズムさえつかめば誰でも楽しく始められるんです。
番組ではおなじみの名曲を初心者にも弾きやすくアレンジしてご紹介します。
教えてくれるのは絢香さんや松たか子さんなどとも共演し幅広いジャンルで活躍する実力派のピアニスト…ピアノを間違えずに弾く事がメインの目的ではなくて……というふうに言ってきたのでそれはもう十分ね。
有森さんは本当に努力家でどんどん上達しちゃうんで困っちゃうくらいなんですけど。
生徒はピアノに初挑戦の…レッスンを通してこんな発見がありました。
生活してる時歩いてる時階段上ってる時とかお料理してる時とか……という発見もできました。
体でリズムを感じながらピアノを弾く。
時にはオランウータンのように脱力したり猫の歩き方をマネしたり。
今までにないピアノレッスンをあなたも体験してみませんか?完璧!前回の課題曲は「マンボNo.5」。
独特のリズムは日本語に置き換えてレッスン。
ラテン音楽の世界を存分に感じた有森さん。
Yes,goforit!先生本日もよろしくお願いします。
いよいよ最後のレッスンとなりましたけどね。
今までリズムというものにフォーカスを当ててそれを中心にいろいろな曲を弾いてきたんだけども特に最後の方はねラテンを中心にやりましたけどどうですか?楽しいです!これをきっかけにねどんどんこのリズムの世界を広げていってほしいんだけど。
さて今日の課題曲…え?「きらきら星」って先生…あれがラテンになるの?どんな曲でもできますよ!何言ってるんですか?ほんとに?じゃあ…え〜!「めだかの学校は」ですよ?もうラテンですこれなんか!じゃあ弾いてみましょうか?わ〜すご〜い。
え〜?「めだかの学校」でしょ?ちょっと軽くタンタンタン。
カンカンカンんカンカン。
これ3−2ね。
カンカンカンんカンカン。
わ〜すごい!これほら3−2じゃん。
じゃあね早速ですけど今日の課題曲「きらきら星」これをラテンでやってみたいと思います。
わあ!すごい!どうですか?踊りたくなっちゃうよね。
リズムがねラテンになる事で原曲とは全然違った雰囲気になりますよね。
ラテンの感じになります。
何だと思いますか?さすが!ラテンアレンジの基本は2拍子にするという事なんですね。
つまりクラーベっていうのは2拍子でしたよね?はいそうですよね。
覚えてます?3−2だったらカンカンカンんカンカン。
1222。
タンタンタンんタンタン。
皆さん覚えてますか?クラーベとはマンボやサルサに必ず使われているリズムパターンの事。
このリズムで独特のノリを生み出しているんです。
まずこの「きらきら星」をまず最初は普通に弾いてみましょう。
これは何拍子の曲?ですよね。
4拍子で「ドドソソ」普通に弾いてみて下さい。
僕ちょっと4拍子振りますからね。
いいですか?さんしぃ……って言ったら弾いて下さい。
早いんだよまだ。
すいません…。
いいですか?よく見て。
(笑い声)やってみたかったんだけどね一回ね。
いきますよ。
今度本気でいきますからね。
スリーフォー。
ワンツースリーフォーワン…。
今度は…何が違うか。
やる事は一緒なんですよ。
弾く事は一緒だけど感じ方が違う。
「ワン!ツーツー!ツーいち!にいち!に」って感じなんです。
いきますよ?どうですかこの感じ。
何かマーチっぽいね。
ラッチャッチャーラッカッチャッカ。
ワン!ツーワン!ツーラッチャタカタカチャッチャッチャッチャッチャ。
はい〜チャンチャン。
はい!今ねちょっとマーチっていうか行進みたいな。
ワンツー!これがだからその…要するに歩くそれが踊りになってんチャンチャンチャンチャンチャンんチャンチャン。
これが2拍子なんだよね。
チャンチャンチャン。
分かりましたか?分かりやす〜い!これがラテンに近づく第一歩なんですね。
次のステップとしては…え?つまりタンタンタンんタンタン。
タンタンタンんタンタン。
だから…。
え〜できるかな?やってみて下さい。
「タンタンタンんタンタン」ですよね?タンタンタン…はいどうぞ!う〜ん。
はい。
すばらしい!なってますよ。
もうこれだけで。
クラーベとリズムを合わせるだけで!?ねぇ!え〜すごい!和音を変えて更にラテンぽくアレンジです。
和音をどういうふうにつけていくかという事でまるっきりその曲の印象が変わっちゃうぐらいね大事な事なんですね。
まずこの「きらきら星」を普通に弾いてもらって僕もオリジナルに近い形で普通に和音をつけてみますね。
はい。
これはまあ普通のよく聴くハーモニーですよね。
これをまあいろんな事できるんですけども今回僕がテキストでも書いた和音づけを弾いてみたいと思いますね。
クラーベでさっき「ドッドッドソッソ」ってやったでしょ?あれでやってみましょうか。
タッタッタタッタ。
そうすると雰囲気がちょっと出るかなと思います。
塩谷さんがアレンジした和音はラテン音楽やジャズクラシックなどでは基本の形になっているもの。
特にラテン音楽のサビにあたるトゥンバオでも多く使われるそうです。
どうですか?すごい!もう何か「一曲完成しました」という感じですけど先生。
ハーモニーづけをこういうふうにする事でより膨らんでいくというかな。
立体的になるというか。
作品を作るというよりは遊んでみる遊ぶ道具みたいな感じで考えてもらうと…。
世界旅行ができますねここで。
そうね!先生私もアレンジしてみたいんですけど私みたいな初心者でもできますか?何を言ってるんですか。
当たり前でしょ。
例えばね鼻歌でフフフンって適当に歌う事あるでしょ?あります。
それもアレンジですよね。
あっそうか!だから何か楽譜があってねそのとおりに鼻歌を歌わなきゃなんて事はないわけで鼻歌っていうのは気分がいいからフフフフンって歌っちゃうものでしょ?その時の気分ですよね。
そこに何にも何かしなければいけないうん。
という事はないでしょ?鼻歌が歌えるっていう事は…あ〜なるほど!それをアレンジといえばアレンジなわけですもう。
そういうふうに…そうですね。
そっか鼻歌ね!何かちょっと近づいてきました。
オランウータン!?そうそう。
(鼻歌)ちょっと弾いてみて下さいよ。
いいね。
有森さんオリジナルのアレンジ。
軽やかでいい感じですね。
いいじゃん!あ〜できた〜。
今弾いてる気分ってどうだった?楽だよね。
楽なものでいいじゃないですか。
要するに楽に鼻歌を歌うように自由に弾けたら楽しいよね。
もうこれってアレンジになるわけですね?アレンジですよ。
立派なアレンジです。
そっか。
今回は塩谷さんのリズムアレンジが炸裂しますよ!今日は変拍子でグルーブするという曲を弾いてみたいと思います。
スティービー・ワンダーの「Superstition迷信」という曲を僕はカバーしているんですけれども普通は4拍子なんですよね。
だけれども僕はね拍子がどうしても聴こえてきてしまって7拍子でやってるんです。
でもサビの部分というかブリッジの部分ですね。
ここはね普通の4拍子なんです。
12341234。
でもすぐまた…234。
12345671234…って7拍子にまたなりますからその辺を今どっち拍子?7拍子?4拍子?感じながら聴いて頂けると楽しいと思います。
さあ再びレッスン。
「きらきら星〜オリジナルラテンバージョン」に挑戦です。
連弾用にアレンジされた「きらきら星」。
有森さんは高音部を担当する事に。
「ソッソーラファ」いきますよ?ワンツーワンツースリー。
あ〜ごめんなさい!あ〜すいません!いいですか?「タッターラッタ」。
その前がね「タッターラッタッパーパッパパーパッパ」ってなってて。
これがクラーベに合ってるわけ。
ツーのところにタッターラタッタータッタターラッタ。
分かりました。
面白いでしょ?うん面白い。
合ってる。
クラーベに合わせたリズムを作ってみたらこうなったんですね。
もう一回いきましょうか?はい。
そうそう!完璧完璧!メロディーはまず鼻歌で。
タッターラタッターラッタッターラッタタタタタタッターラタッタータッタターラッタタタタタタン。
今歌えたでしょ?せ〜の。
有森さんその調子!うん。
うん!僕がこうやって弾くとちょっと不安になるよね?あのね…やっぱりつられちゃうの。
つられちゃうんだよね。
しっかり自分を持ってね?9小節目からのリズムとほぼ同じなんです。
「タッタタッタタッタータッタッタータッタ」ここまで同じだよね?最後だけ「タータッタッタタータタッタッタターラタッタッタ」ってなります。
ワンツーワンツースリー。
すごいすごい!できた。
さあ通して曲を弾いてみましょう。
レッスンの成果はどうかな?準備はいいですか?はい。
演奏の前にはまずオランウータンで力を抜いて。
こうですね。
タンタンタンんタンタン。
ワンツーワン。
お〜やったんじゃない?やったんじゃない?すごいすごい!ちょっとムニュムニュしましたけどね。
するところもありましたけど。
いやいやいや!でもリズムを感じて弾いてる感じがすごくありましたね。
有森さん…そうですね〜。
このレッスンはどうでした?先生途中でね……って言った事あるんですよ。
覚えてらっしゃいますか?「ピアノ弾かないで」えっ!ピアノって弾くんでしょ?みたいな。
「ピアノたたいてたたいて」って。
弾いて駄目なら押してみればいいというね。
びっくりしました。
まあほんとにそんなバンバンってたたくんではなくてだけど打弦楽器っていうぐらいね打つというのかな……という意識を持つという事はピアノでも大いに必要なんじゃないかと思ったわけですよね。
さあ…どうですか?発表できる?先生私?大丈夫?まあ練習はするとしても本番は楽しんではじけちゃいましょう。
先生が?僕が着る?…いやどうしようかな今悩んでます。
暑いですよ着ぐるみ着たら。
やめますやめます。
今回の内容はご覧のテキスト「趣味Do楽塩谷哲のリズムでピアノ」に詳しいポイントと楽譜が載っています。
是非チェックしてみて下さい。
もっと楽しそうに!何かこうなってますよ?
(テーマ音楽)2014/10/20(月) 11:30〜11:55
NHKEテレ1大阪
趣味Do楽 塩谷哲のリズムでピアノ 第7回「ラテンアレンジを楽しもう」[解][字]

楽譜が苦手でも、リズムを意識することでカッコ良くピアノが弾けるようになる。今回の課題曲は「きらきら星〜オリジナルラテンバージョン」。生徒は女優の有森也実さん。

詳細情報
番組内容
楽譜が苦手だから、習っても上達しなかったからとピアノをあきらめてしまう人もいる。しかし、リズムを意識すれば、誰でもカッコ良くピアノが弾けるようになる。講師は、ピアニストであり、作曲家の塩谷哲さん。初心者でも楽しみながらレッスンできるように、なじみのある名曲を塩谷さん自身がアレンジした。今回の課題曲は、「きらきら星〜オリジナルラテンバージョン」。女優の有森也実さんがラテンのリズムに挑戦する。
出演者
【講師】塩谷哲,【きき手】有森也実,【語り】DJ TARO

ジャンル :
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア
趣味/教育 – 音楽・美術・工芸
スポーツ – マラソン・陸上・水泳

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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日本語(解説)
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