GDPの速報値が、まさかのマイナス。
民間アナリストの予想を大きく下回る衝撃の数字です。
こんにちは。
11月17日月曜日のスピークです。
安倍総理大臣が消費税率を来年10月に10%に引き上げるかどうかの大きな判断材料としてきた、ことし7月から9月のGDP・国内総生産の速報値が、先ほど発表されました。
物価変動の影響を除いた実質で、前の3か月と比べて、マイナス0.4%。
そして、そのままの成長が1年間続いたとする年率に換算すると、マイナス1.6%と、民間の予測を大幅に下回る2期連続のマイナス成長で、市場など、各方面に衝撃が走っています。
マイナス1.6?
えっ?
年率、はい、マイナスです。
マイナス1.6。
マイナス1.6。
予想を大幅に下回る数字だったという。
先ほどGDPを発表した内閣府の前です。
今回の数字は、われわれ記者が見た瞬間に息をのむような、驚くほど低いものでした。
実質GDP年率について、主な民間の事前予想は、このようにプラスの2%前後で、マイナスを見込んでいたところは見当たりませんでした。
これは景気回復の遅れが、実際はさらに深刻であることを示していて、エコノミストからも、増税延期は決定的などの声が上がっています。
要因の一つが、GDPの6割を占める個人消費の持ち直しの遅れです。
駆け込み需要の反動減からの回復が鈍いうえに、夏場の天候不良で2四半期ぶりのプラスとはいえ、0.4%という小幅な伸びになりました。
一方、住宅投資がマイナス6.7%と大きく減少しているほか、企業の設備投資も0.2%減と、成長の足を引っ張っています。
デフレマインドが消費者心理から払拭されているかというと、そうではないということが、今回の一連の事象で確認ができると思います。
甘利経済再生担当大臣はまた、景気後退ということばで簡単に片づけられないと指摘したうえで、デフレに戻してはならないと、改めて強調しています。
このGDPの発表を受けて、週明けの東京株式市場は、大きく売られる展開になっています。
では東証アローズから、清水記者が中継でお伝えします。
GDPのまさかのマイナス成長を受け、市場には衝撃が走りました。
平均株価は大幅に下落しています。
マイナスじゃ、しょうがないですね。
いかがですか?
きょうはずいぶん下げてますね。
市場では年率でプラス2%程度を予想していた今回のGDPですが、大きく裏切られる結果となったことで、売りが広がり、平均株価は一時、1万7000円を割りました。
一方、外国為替市場ではいったんは円売りが加速し、一時1ドル117円台をつける場面がありましたが、その後は円を買って株を売る動きが強まり、円高傾向となっています。
市場関係者の間では、
安倍総理大臣はきょう夕方、外遊先から帰国して、発表されたGDP速報値などを踏まえて、衆議院の解散に向けた最終調整を行うことにしています。
では国会記者会館から、山崎記者がお伝えします。
外遊中には、解散の明言を避けた安倍総理ですが、GDP速報値の悪化はすでに織り込み済みで、解散への環境が整う中、あとは自身が決断するばかりとなっています。
安倍総理は帰国後に、自民党執行部から不在中の報告を受けるほか、公明党のパーティーに出席し、その際、個別に山口代表とも会談して、解散に向けた詰めの調整をすることにしています。
けさ発表されたGDP速報値や、安倍政権の目玉政策の一つ、地方創生法案の扱いなどを踏まえて最終決断する見通しで、あすにも記者会見し、解散の理由などを、国民に説明することにしています。
年末の政治日程などから、来月2日公示、14日投票の日程はすでに固まっていますが、地方創生法案を丁寧に審議すべきだという声もあり、解散は21日までずれ込む可能性もあります。
以上、国会記者会館でした。
きのう投票が行われた沖縄県知事選挙は、普天間基地の名護市辺野古への移設に反対する前の那覇市長、翁長雄志さんが初当選を果たしました。
一夜明けて翁長さんは、移設計画を阻止する決意を改めて示しました。
普天間基地の名護市辺野古への移設の是非が最大の争点となったきのうの沖縄県知事選挙。
日米両政府が進める計画に、明確に反対した翁長さんが、移設を容認した現職を破りました。
一夜明けて、翁長さんは移設に反対する県民の民意が示されたという見解を示しました。
民意が私を選んだということが、一つの状況の変化になりますので、これを踏まえたうえでの県益の優先度合いという意味で、撤回というようなことを視野に入れて、動いていきたいということですね。
沖縄防衛局は現在、移設計画を巡って工法の変更を県に申請していて、仮に仲井真知事が任期中に判断を下さなかった場合、新たに知事に就任する翁長さんに、その判断が委ねられます。
翁長さんはあらゆる手段で移設を阻止する構えで、政府がこのまま移設計画を進めれば、県民の反発がより一層強まるのは確実な情勢です。
今回の選挙結果を受けて、菅官房長官は、きょう午前の記者会見で、辺野古移設について粛々と進めると述べました。
一日も早い普天間飛行場の返還が実現できるようにですね、全力で努力をしながら、辺野古移設についても粛々と進めていきたい。
菅長官はこのように述べ、選挙結果にかかわらず、政府として普天間基地の名護市辺野古への移設工事を進める考えを示しました。
また今回の選挙については、辺野古だけではなく、さまざまな政策を打ち出した。
総合的な中でこのような結果が出たのだろうと説明しました。
太平洋のクロマグロなど、日本の市場に多く流通する海の資源が、新たに絶滅危惧種に指定されました。
IUCN・国際自然保護連合は先ほど、動植物の絶滅のおそれを分類する最新のレッドリストを公表し、太平洋クロマグロやアメリカウナギなどを、新たな絶滅危惧種に指定しました。
太平洋クロマグロについては、これまで絶滅の懸念は少ないとしてきましたが、アジアでのすしや刺身用に、大量に漁獲されているとして、絶滅の危険が増大している種に分類しました。
またアメリカウナギについては、すでに絶滅危惧種に指定されているニホンウナギの減少によって需要が高まり、アメリカで密漁が激しくなっていることなどを理由に、3段階のうち2番目に危険度が高い種に指定しました。
IUCNのレッドリストは、ワシントン条約の対象の判断材料としても利用されて、今後、規制に向けた動きが強まれば、日本の食卓にも影響が出る可能性もあります。
全国で初めて、成分を特定せずに危険ドラッグの使用や所持などを全面禁止する条例が、鳥取県できょう施行されました。
鳥取県の危険ドラッグ規制条例は、ことし、全国で危険ドラッグに関連した事件や事故が相次いだことを受けて、先月成立し、きょう施行されました。
危険ドラッグについては、これまで成分の特定に時間がかかり、この間に新たなドラッグが流通するという、規制のいたちごっこが続いてきました。
新たな条例では、使用した場合に幻覚作用など、麻薬や覚醒剤、大麻などと同じ作用があれば、成分の内容を問わず、使用や所持などを禁止することができます。
鳥取県は条例施行に合わせ、警察OBによる対策専門員などを配置して、規制強化に取り組むことにしています。
ところで、きのう、札幌市で軽乗用車が歩道に乗り上げ、女子高校生をはねて大けがをさせた事故で、運転手の男性が、危険ドラッグを常習的に吸引していた疑いがあることが分かりました。
この事故は、きのう夕方、札幌市中央区大通西4丁目の札幌駅前通で、軽乗用車が歩道に乗り上げ、女子高校生をはね、骨盤骨折の大けがを負わせたものです。
軽乗用車は建物にも突っ込み、運転していた男性も、骨折などの重傷で病院に運ばれました。
車内からは、グリーンメイドと書かれた袋に入った、危険ドラッグと見られる植物片が見つかっています。
警察によりますと、袋が開いていて、男性が吸引して車を運転した疑いがあります。
また男性の車からは、9月15日にも、札幌市内で危険ドラッグの植物片が見つかり、警察が捜査中でした。
島根県松江市の住宅街でけさ、火事があり、住宅1棟が全焼しました。
発生直後の様子をFNNのカメラが捉えました。
辺り一面に響く爆発音。
これは火災発生直後の様子です。
火事があったのは、松江市の住宅で、きょう午前7時50分ごろ、この家の住人が、自宅が燃えていると消防に通報しました。
火はおよそ2時間後に消し止められましたが、この火事で住宅1棟が全焼しました。
また、この家に住む57歳の男性など3人が、煙を吸うなどして病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。
自動車のナンバープレートに、地域ゆかりの地名を記す、いわゆるご当地ナンバーが、きょうから新たに福島県の郡山や、東京都の杉並など、全国10地域で導入されます。
ご当地ナンバー第2弾として、きょうから新たに導入されるのは、郡山、世田谷、杉並、奄美など10地域で、全国のナンバーに書かれた知名の総数は、116です。
ご当地ナンバーは、国土交通省が2006年から交付を始めたもので、これまでに仙台や富士山など、17地域で導入されています。
地元のナンバーが付くって、なんかいいですね。
誇らしいというか。
ご当地ナンバーを取得するには、対象地域の住民で、本日17日以降に新たに車を購入して、登録申請をするか、すでにナンバーの交付を受けている場合は、管轄する運輸支局などで、有料で手続きをする必要があります。
続いてワールドトピックス。
郵便局に現れたサンタクロースには、まさかの目的がありました。
オーストラリア・メルボルンの郵便局に現れたサンタクロース。
袋を開いてみせますが、プレゼントを出す様子もなく、カウンターに腰を掛けます。
そして身を乗り出すと、レジから金を奪い、バッグに入れていきます。
この男、サンタクロースにふんした強盗で、ずり下がったズボンに気を留めることもなく、堂々と歩き去りまし
奈良市の小学生・有山楓ちゃんが誘拐され殺害された事件からきょうで10年が経ちました。
父親がいまの心境をつづった手記を公表しました。
父・茂樹さんは手記の冒頭で「10年は長くも感じますが変わることのない悲しみや苦しみはあの日のままです」といまの胸の内を明かしました。
2004年、奈良市の小学1年だった有山楓ちゃん
(当時7歳)は、下校途中に誘拐され幼い命を奪われました。
きょうで事件発生から10年が経ちました。
「奪われた命が私たちにとってどれだけ大きく大切であったかを痛感する毎日です」茂樹さんは、子どもが被害にあう事件が後を絶たないことに触れた上で、手記をこう締めくくりました。
「罪のない子ども達が被害にあう事件が二度と起こらない、子ども達の笑顔のあふれる『安全・安心』な社会になることを心より願います」また、奈良市ではこの日に合わせ「子ども安全の日の集い」が行われ、楓ちゃんへの黙祷がささげられました。
大阪市西成区にあったアスベスト工場の周辺で住民2人が中皮腫で死亡したことを受け、大阪市はきょう西成区でアスベスト検診を実施しています。
国はアスベスト被害が出ている工場の周辺住民を対象に無料でCTやX線撮影の検診を行っていて、大阪市も今年度から対象になりました。
西成区ではアスベスト工場の周辺で住民2人が中皮腫で死亡し、11人の肺にアスベストを吸うとできる「胸膜プラーク」が確認されています。
大阪市内にはアスベストの労災被害が発生した事業所が209か所もあったことから西成区以外でも患者が発生する恐れがあります。
このため「1990年までに大阪市に住んでいた人」はすべて検査の対象となっています。
検診に関する問い合わせはご覧の番号までで、今月29日には平野区でも実施されます。
徳島県那賀町では冬の味覚、ゆずの収穫作業が盛んに行われています。
徳島県那賀町木頭地区の山間にはおよそ40ヘクタールのゆず園が広がっています。
緑の葉の中で黄色く実ったゆずを一つ一つ丁寧に収穫していきます。
木頭地区は、寒暖の差が激しく、雨も多いためゆずの発育に適していて、「木頭ゆず」のブランド名で全国に流通しています。
今年は相次いだ台風や日照不足の影響で生育が遅れ、例年より1週間ほど遅れての収穫となりました。
収穫された実は選別され、関西や関東方面のほか日本食ブームのフランスへも出荷されるということです。
2014/11/17(月) 11:30〜11:55
関西テレビ1
FNNスピーク[字]
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