(宮沢)あっ…すいません。
(宮沢)あの記念すべき最初のお客さまなので乾杯させてください。
(宮沢)どうも初めまして。
よろしくお願いします。
何か好奇心だけで開けてしまったお店なので…。
(能町)これ居抜きってさっきお聞きしましたけど。
そうなんです。
置いてある物は前の方が置いてった物がほとんどなのであんまり聞かないでください。
(能町)すごい聞きたいとこたくさんあるんですけど。
(能町)そこの鉄道模型はね…。
(大友)これでしょ。
(能町)ママさんとあんまり…不釣り合いな感じがして。
動かそうと思えば動かせるけど今日はやめときます。
(能町)そうですね。
(能町)ちょっとおとなしめにやっときましょう。
(大友)ここジャズのお店…。
ねっ。
あっ楽器もあるんですよ。
大友さん作曲されるんですよね?
(大友)はい時々。
「時々」?はい!私来世ミュージシャンになりたいんです。
(大友)えっ今何て言いました?「来世ミュージシャン」?これはもう今決めてて…。
(大友)決めてるんですね?もう決めてます。
来世は絶対にミュージシャンになって東京ドームで「IloveyouTokyo!」って言いたい。
それ別に今でもできるんじゃないですか?いやそれはまああの…うーん何かみんなが「しょうがないね」って言って出させてくれる雰囲気ではなくホントにちゃんと…。
(大友)実力で上り詰めてから?そう!実力は今からじゃ無理なので。
(能町)それは日本人じゃない設定ですか?海外から…。
あっそっか!
(大友)だよね今のはレディー・ガガとかマドンナさんみたいな感じ。
あっそうね外タレ…。
いやでも日本人で。
じゃあ「東京愛してる〜!」って言えばいいんですよね。
(大友)それは今の設定だとボーカリストっていうこと?まあそうですね。
ギターを弾きながら歌えるとか。
何かやっぱり楽器ができるってすごい憧れません?
(能町)憧れます。
あらっこんな所にギターが!ママ!
(能町)ママの態度さすがですね。
初日なんでねちょっとわざとらしいところも。
(能町)ママが言ったら大友さん「弾く」って言ってましたからね。
俺が弾いたら「IloveyouTokyo」って歌います?
(能町)すごい!うらやましい。
私ちょっと拍手しますよ。
もうそれは来世にするので。
(能町)来世ですか?もうねミュージシャンは来世。
でも私もギターを買って練習を始めようと来世のために。
(大友)マジですか?何か弾いてください。
・
(ギターの演奏)IloveyouTokyo!
(能町)わあ〜!
(大友)駄目だ俺もうドキドキしてうれし過ぎる。
今週分の後悔です今。
(能町)いやいや毎週後悔してください。
あっいらっしゃーい。
(タモリ)2人だけどええか?
(タモリ)2人!どうぞどうぞ。
初めまして。
いらっしゃいませ。
(タモリ)ビールくれんかな。
お飲み物?ビールで。
少々お待ちください。
あれやでお前。
お前「営業やってる営業やってる」って言うけどなあれは営業やないで。
お前な重心のかけ方が違うんや。
お前の場合は。
なっ?こう何か行くやないか約束して。
「誰とかさんいらっしゃいますか」ってこう入るやろ?お前なこっちに重心がかかっとるんや。
いません。
どっかお前の心のどこかでなあ〜いなくてよかったなっていう気持ちがあるんや。
なっ?そうやないやろ営業ってのは。
こっちにこう重心かけていらっしゃらなかったら「いつごろ帰りはりますか?」やろ!重心の移動や。
いっつもこっちにかかっとるよお前。
えっ?分かっとるか?お前。
実際の話が。
あの…。
まあまあ飲めや。
まああれやな。
野球でいうとお前はな重心の移動がなピッチャーみたいなもんや。
こうなっとる!こうなっとる!こっちやろ!分からんかな?実際の話が。
あ〜すんまへんなうるそうて。
(大友・能町)いえいえ…。
(能町)乾杯しましょうか?あ〜どうもどうも。
今日開店したばっかりのお店なんで。
全然知らずにこりゃまあ失礼しました。
初めまして!ごひいきに。
(一同)初めまして。
「ごひいきに」ってへぇ〜奇麗なママさんでな。
何や?野球の話か?野球の話。
お二人は関西の方なんですか?あ〜大阪です。
あ〜そうなんですか。
あのご関係は?弟です。
あっ!?
(能町)結構年離れてらっしゃる。
あ〜離れてるんです。
弟さんあんまりおしゃべりされないんですね。
駄目なやつですね。
ホントにお前実際の話が。
お二人はお仕事何されてるんですか?わしですか?あの大阪の下町で小さな工場やらせてもらってます。
そうなんですか。
(能町)ご兄弟でされてる?いやこれは知り合いのとこに勤めてます。
(大友)じゃあこの辺の方では?ええ違いますまったく知らずに。
(大友)通り掛かって…。
あ〜偶然ですか。
(能町)東京来られるのは頻繁に。
たまに来ます。
業界のね集まりで来ますけどもね。
(大友)業界?
(能町)何業界なんですか?工場関係ですね。
すいません。
お名前お伺いしても…。
いや名乗るほど…。
そりゃもう大したもんちゃうから。
何でここにふらっと入っていらしたのかしら?たまたま開店の花があったんであれを花と思わずに何か楽しそうな店やな思って。
ホントに?まあうれしい!こんな感じのお店なんですのよ。
今日開店ですもんね。
僕らも初めて。
偶然ですねこれ!みんな初めてです。
あっそうでっか〜。
仲良う話されてたんで昔からの常連なのかなと思って。
まさかここで宮沢さんがママされてるとは思わなかったものですから盛り上がっちゃいまして。
盛り上がってましたよな。
まあお奇麗でね〜。
何もできないので格好だけは奇麗にしてこようと思って。
ええ着物着て。
はい。
お着物好きですか?着物大好きです。
お着物何で男性好きなんです?女性も好きでしょ?そうですけどやっぱり見られたときのハッ!っていう。
それこそ重心ですけど。
着物ってやっぱり先ほど言ったように着たときに自分は女が出来上がったと思うんですよ。
だからその手順が長いほどええんですわ。
じゅばん着るあれ着るひも結ぶ。
どんどんやっていってすっと見たときに女や!私は私の私なりの女ができた思うねん。
それ言っとんのやお前。
和服着ろ!とは言っとらんで。
(弟)そうなんや。
実際の話が。
心持ちや。
社長さん奥さん着物着られたりするんですか?これがね着まへんのや。
まあ〜残念ですね。
あいつは着らんよな。
(弟)うん…。
何で着らんのかな?あれゴムのね…わしゃ気に入らんのがゴムの入ったスカートはいとるやろ。
よくないであれ。
自分がどこまで太ったか分からんしな。
ちょっと分かりますね。
私もなるべくゴムはやめとこうと…。
やっぱり締める!ということや。
そうですね。
だから気を引き締めるとも言うんでしょうかね。
まあ着物脱がせるのも楽しいですもんね。
ハハハハ…。
いや〜!
(能町)ママからはサービスのし過ぎですよ。
いやいや私のってことじゃなくて…。
そりゃまあ〜!ハハッ!
(能町)社長さんまた来ちゃいますよ。
ねえでもお嫌いじゃなさそうで…。
ここはまさか脱がせるバーやないやね。
それはちょっと!もう…。
違いますか。
それやったら天国だよな。
(能町)ちょっと弟さんも喜んでます。
(能町)ちょっとうれしそう。
(大友)今重心が前向きに。
これが重心じゃないですか。
その気持ちだ!その気持ちだよ。
この気持ち?その気持ちでいいんだよ。
時代劇でよくこうやって「あ〜!」クルクルクルって。
ならないですよね?ならないです。
あれは自分から回っとるんですよ。
うーんそうね。
こういうやつね。
あーれ〜!ってやつですよね。
そうはならんですよ。
あれ自分で回らないと。
あの…着物脱がしたことはおまへんねん。
あ〜そうですか。
憧れるもんですか?やっぱり。
一度脱がしてみたいな思いますけどね。
どんななっとるんやろって。
まだあるんじゃないですかチャンス。
まだまだチャンスは…。
いやいや!もうないやろなぁ!お前に言うてもしょうがないわ!
(能町)今社長さんお幾つなんですか?私ですか?62歳です。
(能町)全然まだ現役バリバリ。
もうこの年になるとね色々様々ですわ。
個人差が現れて。
もう奥さま一筋ですか?いや…。
ヒャハハハ…。
ハハハ!こいつもおるしまあね…。
ごめんなさいね。
邪道でしたね。
一度だけな…お前言うなよ!うん…。
さっき嘘ついとりましたけど着物を脱がしたことが…。
あるんですね!あるんですね。
実際のところ。
実際の話が。
実際のところ。
やっぱり気持ちいいもんですか?あのあれがええですね。
着物脱がしたときにあのひもがいっぱい…。
ありますね。
あれの痕が付いてる。
ありますね〜。
それとかここの重ねたとこのじゅばんの…。
1回じゃないでしょ?いやいやいや!いやいやいや!1回でそこまでは分からないわ。
いや1回です!これは。
もうホントに。
それはもう…。
洋服ならありますけど。
あっ嘘です!嘘です!それ嘘です。
お二人ずっとビールでいいんですか?ええです。
ビールで。
何か新しいお飲み物…。
いやいやビールだけで。
おいしいウイスキーもありますけど。
いやいやこれで結構。
はい分かりました。
(バイブレーターの音まね)あっ電話だ。
はいもしもし?はいはいはいそうですそうです。
すごい着信音なんだね。
すごいおっきなバイブレーション的な。
(能町)音に聞こえましたけどね。
(大友)マナー違反モード。
マナー違反よね。
ねえそういえば今日お隣のお豆腐屋さんのおばさんが「最近面白いテレビがある」って言うから見ていい?最近テレビ知らないから。
私もあんまり見ないんだけど。
この人知ってる?
(能町)お名前聞いたことある。
世界一になった人よ。
(能町)ですよね。
うわ〜!?うわっ!すごいわよ!いるわよねこういう人ね。
(能町)こういう人いるよ。
でもすごいね。
両サイドがホントだとホントに見えてくる。
(能町)ホントっぽいですね。
サングラスも何の違和感もない。
ないよね。
ちょっとこれ!
(大友)これヤバい!乗ってきちゃってるじゃないこっちの人だって。
ほらっ。
(能町)気持ち良くなってる全員。
いろんなエキスが出てる感じ。
(大友)出てる出てる。
何よ?最近のテレビって。
こんな国でしたかね?ここ。
スペインの音楽ですか?ホントにあれは。
最初私「ラーメンうどん」って聞こえたんですけど。
「ラーメンうどん」って言ってた?気のせいかもしれないですけどね。
肌質がリアリティーがあるっていうかね。
こうスパニッシュっぽい肌質というか。
(能町)スパニッシュの方のすごいソウルフルな肌質でしたね。
こちら音楽を作られてる方で…。
(能町)文章なんか書いたりしてる仕事してるんですけども。
音楽を始められたきっかけっていうのはありますか?
(大友)きっかけですか?もう女の子にモテたいから。
でしたね。
それやで。
(弟)それ?あのな嫌なことは思い出さんかてええんや。
楽しかったことを思い出せ。
そこに重心をかけろ。
(弟)重心?うん。
(能町)社長さんはやっぱりすごく楽しかったことをいつも思い出しながらお仕事やってるんですか?ちっちゃいころから手仕事みたいなの好きで。
まね事で親父のとこの工場でねじみたいな物を作った。
子供のころに?ええ褒められて。
うれしゅうてなそれが。
(能町)じゃあ家業を継ぐ形で?そうですそうです。
まああのまったく同じじゃないですけどね。
ちょっと拡大したりなんかして?いや〜そんなこと。
実際の話がそうはいきませんわ。
重心や楽しかったことをみんなこうやって覚えてやっとるんや!うん…。
いつもこうやって怒られてらっしゃるの?ホント…。
何か分かる気がする。
それでや。
その稲尾が連投に次ぐ連投。
お話をねしていただいてた方が。
稲尾は大選手ですからね。
昭和30年代の初めにな西鉄ライオンズ知っとるか?監督の三原というのが巨人を追われて博多のど田舎の球団に来たんや。
なっ?万年ビリか…まあ全然駄目な球団や。
それを日本シリーズで逆転に次ぐ逆転で優勝させてもうた。
えらいもんやろ。
これ重心の話と関係ないで。
あっ関係ない?まったく関係ないよこれ。
それで…それも関係ないけどな。
えらいやつで投手を交代するときにはちんちん触るらしいで。
何で?いや分からんのやこれがわしにも。
一説によると緊張してる男のちんちんは違うらしいんや。
(弟)違うの?うん。
わしもなそれずいぶん前に聞いてな不思議やな男は緊張するとちんちんが変化あるのか思って何か緊張する場面になるとここつかむ癖ができてな。
それで取引先のところに行ってそれやったらえらい怒られたことあったね。
「あんた言うてることとやってること全然違う」言うて。
ちょっと触らせてみぃ。
うーん!
(大友)今触ってた!
(能町)おかしなことになってる?あっすんまへんな。
いえいえどうぞ。
飲めるんやろお前ホントは。
知っとるで浴びるように飲むって。
(バイブレーターの音まね)すんまへんなすんまへんな。
(能町)珍しいバイブレーションですね。
もしもし?はいはい。
あっ今東京でんねん!はい。
無理!無理ですわそれは。
お忙しい方ね。
どうする?また見ちゃう?やめとく?見ちゃおうか。
見ましょう見ましょう。
何かちょっと癖になってくるわねこれ。
フゥ〜…。
これで…。
どうなっちゃってるのよ?今のテレビ。
何なのかしら?テレビ面白い…?スプレーは何だったの?しゃっちゅうじゃい…。
(大友)「しゃっちゅうじゃい」!ちょっと動揺してるわ私。
(能町)あの…滑りを良くするスプレーだったっていう。
(大友)設定ですよね。
それで滑っちゃったわけね。
虫が「殺される!」と思ったら滑りが良くなっただけだったっていう説明が何のリアクションもないから。
(能町)私が説明しないといけないんですねこれ。
解説してちょうだいよねぇ。
解説しないといけないんですね。
ちょっと分からなかったね。
(大友)虫ドッキリ。
(能町)やっぱりドッキリもやられ過ぎて人間じゃもう足りなくなってるんですね。
ちょっと2人で仲良く食べてください。
じゃああのママ行きます。
えっ?もうそろそろ新幹線最終やから。
そんな…そんな早く?そうなんですか?またじゃあいらしてくださいね。
奥さまによろしく。
ああ…。
(能町)奥さんも今日着物着て待ってるかもしれませんからね。
いやいや!もうちまへん。
ほな!これで。
ありがとうございました。
(能町)また東京に来たらいらっしゃってください。
必ず伺います。
お気を付けて。
じゃあツケにしときますね。
はいお願いします。
(能町)もう初回からツケなんですね。
そうよね。
(能町)何げなく帰られたけど会計の話何にも…あれ?まあ来るわねあの人。
また来る。
絶対もうママに夢中でしたよ。
チラッてやったから。
やってないけどね。
ママうまいですね。
やってけるかしら?
IloveyouTokyo!
さ〜て次回の『ヨルタモリ』は…
私も大好きなおしゃべりな方がご来店
まあ!どうぞいらっしゃいませ。
(井上)お邪魔します。
そしてまたふらりとあの方が…
私に会いに来てくれたのかしら?
やっぱり結局ママ目当て?いやいや…。
だいたいねあなた奥方とか…。
「いやいやいや」が多いですね。
いやいやいや。
私ホルン始めました
嘘です
来週もまた楽しくなりそう
2014/10/19(日) 23:15〜23:45
関西テレビ1
[新]ヨルタモリ[字]【宮沢りえママがバー開店】
「笑っていいとも!」以来、半年ぶりにタモリが帰ってくる!共演するのはバラエティ番組初レギュラーに挑戦する宮沢りえ。昼の顔とは真逆のヨルの顔をお届けします
詳細情報
番組内容
フジテレビ系のレギュラー番組にタモリが帰ってくる!
今年3月31日、『笑っていいとも!』が32年間の歴史を閉じてから6カ月。ついに、タモリによる新番組がスタートする。その名も『ヨルタモリ』。
日本のお昼の顔として32年間君臨してきたタモリが、フジテレビ系の夜へやってきて「夜のタモリ」を始めるのである。
さらに登場するのが、バラエティ番組初レギュラーとなる宮沢りえ。
番組内容2
女優として映画、舞台、テレビと多忙を極め、その演技力が高い評価を得ている宮沢が、今回、タモリの新番組でバラエティ番組レギュラーデビューを果たすこととなった。プライベートでは偶然バーで出会うという運命的な出会いを果たしている2人。タモリによって宮沢のまだ誰も見たことのない一面が引き出されることになりそうだ。
舞台は、とあるお店らしき空間。
そのお店に集まる個性的なお客たちと
番組内容3
お店のママとのトークだけでなく、誰も見たことのない状況が次々と展開されることになる。何が起こるかわからない。夜ならではの、タモリならではの『ヨルタモリ』のスタートとなる。
出演者
タモリ
宮沢りえ
スタッフ
【チーフプロデューサー】
中嶋優一
【演出】
木月洋介
【制作】
フジテレビバラエティ制作センター
ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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