夏から秋にかけ住民を恐怖に陥れる危険生物…。
今年も被害が相次ぎ死に至る最悪の事態も発生した。
大雨など異常気象が続いた今年…。
あぁどうも。
みどり産業の田迎と申します。
お世話になります。
そうですか。
例年より危険度を増したスズメバチに立ち向かうのが駆除の達人…。
依頼があったのは…。
あ〜そうですか。
上のほうかと思ったらなんかそこへ入ってった。
ほらあそこ入ってった。
おぉおぉ…。
え〜?ほらまた帰ってきたよ。
ほらほらまた来たほら。
駅にほど近い住宅街。
山の中などに巣を作ることが多いオオスズメバチが民家の塀から出入りしていた。
刺されれば命を落とすことも。
すでに住民は厳重警戒。
それには理由があった。
2時頃に帰って来るんで…。
オオスズメバチが子どもたちを襲う危険が迫っている。
事態を重く見た田迎。
直ちに庭に入りオオスズメバチの巣の場所を特定する。
あっちの木だよ。
この木じゃないよ。
向こう側の木だよ。
向こう側の木。
やばいくらいいるよこれ。
更に巣の正確な位置を探ろうと小型カメラを近づけてみた。
すると…。
400?うん。
ここ張っちゃって。
田迎の目つきが変わった。
人通りの多い住宅街。
直ちに道路封鎖を指示。
現場は緊迫感に包まれた。
住民を守るため防護服に身を包み戦闘態勢に入る田迎。
被害が出ていないうちに駆除しなければならない。
巣の近くまで行くと…。
異変を察知したオオスズメバチが大量に飛び出してきた。
攻撃態勢に入るオオスズメバチ。
邪魔な枝を払っていると猛烈な勢いで攻撃してくる。
ここで登場したのが秘密兵器。
掃除機を改造した手作りの…。
達人田迎の駆除方法は吸い込み。
掃除機のノズルで飛び回るスズメバチを吸い取りプラスチックケースに閉じ込めるのだ。
巣から出てくるオオスズメバチを1匹ずつ吸い込み粘り強く数を減らしていく。
しかし相手は数百匹。
巣が大きければ大きいほど危険は増す。
お〜すげえ。
的確に急所を目がけ毒針を突き刺してくる。
これがスズメバチの恐ろしさ。
緊張感をはらんだ達人田迎とオオスズメバチの息をのむ攻防が続く。
オオスズメバチの猛攻をかわしながら吸い込み続けること20分。
だいぶ減りました。
ずいぶん減ったよな。
数が減ったところで一気に決着をつける。
木の中でいったいどんな巣を築いているのか?お〜いい巣じゃねえか。
ほれ。
でかい?でかいやほら。
立派だこれ。
ほれ。
10?10。
でっけえな。
ぎっしりと積み重なったまるで高層住宅のようなオオスズメバチの巣。
一段ずつ木の中から巣を取り出し無事…。
住宅街で人知れず成長していた…。
その数推定400匹。
被害が出る前に駆除に成功した。
あれ〜こんなにいるの?これ。
え〜?驚いたね〜。
こんなにいるのこれ。
すご〜い。
ハンパじゃないよこれ。
うわ〜!こんなでかいんだもの。
まだ卵あんなにあるよ。
大丈夫なの?こっちは。
住民も胸をなで下ろした。
年間300件ものスズメバチ駆除を行う関東きっての達人。
そんな田迎が例年にない今年の特徴を指摘する。
そんな田迎の心配がこの日的中した。
田迎ですけどどうもお世話になります。
依頼があったのは茨城県にあるこちらのお宅。
いやすごいなこれ。
ビュンビュンビュンビュンだよこれ。
道路のヘリじゃねえかよこれ。
依頼者の家からほど近い…。
しかも大量に飛び交っている。
ビュンビュン出てるじゃないですか。
ひっきりなしじゃない出入りが。
恐ろしいじゃない機関銃のように出てくる。
スパーンスパーンって出入りが。
ぽっかりと空いた茂みの中から出入りを繰り返すオオスズメバチ。
いったいどこに巣を作っているのか?カメラを近づけてみると…。
切り株に大群を確認。
どうやら巣はこの中にあるらしい。
どう猛かつ大量。
田迎はどう駆除するのか?まずは手前の草を刈りながら巣に近づく。
しかし…。
早くも異変を察知したオオスズメバチの猛攻が始まった。
大量のオオスズメバチにひるむことなく吸い込みマシンのノズルを向ける。
しかし敵も圧倒的な数で取り囲み襲いかかってきた。
田迎をめがけ猛突進してくる殺人バチ。
現場はまさに地獄絵図。
切り株からひっきりなしに出てくるオオスズメバチを吸い込み黙々と駆除作業を続けること15分。
大方のハチを捕獲…したかに見えたが。
いったん収まったかに見えたハチの群れが再び猛烈な勢いで飛び出してきた。
第2ラウンド開始。
その量もさることながら最初のハチの群れよりも更に攻撃性を増している。
何だ?これ。
これ以上の長期戦は危険と判断した田迎。
ここで奥の手煙幕を投入。
その間に巣を取り出す作戦に出た。
煙幕の持続時間はおよそ10分。
その間に決着をつけなければならない。
よいしょ。
あ〜グチャグチャになっちゃう。
あ〜グチャグチャになっちゃった。
中のスズメバチは狙いどおり眠りこけていた。
切り株の奥行きは深く下には巨大な巣が隠れていた。
でっかい。
うわ〜。
うわ〜なんだこれ。
うわ〜。
雑木林の切り株に作られた…。
いちばん大きな巣板は…。
捕獲したハチの数も推定800匹と今年の特徴巣の巨大化を物語っていた。
猛攻にさらされながらの駆除。
そのわけは?あれはやっぱり…。
現在日本に生息するスズメバチは8種類。
多少の個体差はあるとはいえ同じ成分の毒を持ち刺された場合最悪死に至るケースもある。
少しでも被害を減らすためにはスズメバチの習性を知ること。
番組は小野教授とともにある実験を試みた。
実験対象は大学で研究用に保護されている地上4階のベランダに巣を作ったスズメバチ。
そこで白い風船と黒い風船を用意し巣に近づけてスズメバチの反応を見る実験をしてみた。
白い風船に比べ…。
そして…。
黒い風船にハチの毒針が刺さり割れた。
その後同じ実験を繰り返すも黒い風船だけが割れ…。
更に風船の数を増やし白黒3つずつにすると…。
黒い風船が割れた勢いで白も割れたが明らかに黒いものを攻撃することがわかった。
では実際に人間が巣に近づいた場合…。
マネキンを置いて実験してみた。
実験開始直後…。
やがて頭を集中的に狙い出した。
スローカメラで見てみると髪の毛に噛みつき尻を突き出して毒針を刺しているのがよくわかる。
しかも次から次へと頭への攻撃はやむことがない。
そういった意味では…。
更にスズメバチは集団で人を襲うという習性を持っている。
実はこの集団攻撃にスズメバチの毒液が深く関係していることはあまり知られていない。
スズメバチは尻の部分に毒袋を持ち筋肉を圧縮させることで毒液を外へと噴射させる。
鋭い針を突き刺し瞬時に毒を注入し最悪の場合死に至るダメージを与えるのだ。
しかし毒液の役割はそれだけではなかった。
もう一つの役割を調べるために用意したのは…。
それをスズメバチが飛んでいる中に掲げる。
しばらく放置したあと板の表面を見ると…。
点々と残る毒液。
これに秘密があると小野教授は言う。
これがスズメバチの恐ろしさ。
集団で刺される事故が多発するのもこの警報フェロモンの影響によるところが大きいのだ。
集団で襲ってくる凶暴なスズメバチ。
この日田迎が向かった現場でまさにその恐怖を目の当たりにすることになる。
どこですかね?ハチ。
その…こっから入ってきた。
これの上?これの上辺りじゃないかな。
あ〜じゃあ天井裏ですか?そうだね。
じゃあ外側どっか…。
あ〜真上か。
半端じゃねえなこりゃ。
これは中ですね。
凶暴性としてはこれは相当強いですよ。
キイロスズメバチはしつこいですからねこいつは。
玄関の天井裏に巣を作っていたのはキイロスズメバチ。
一度標的にされるとまとわりつくように攻撃してくる。
そのどう猛さを裏づけるように…。
ハチが小さいから。
小さいんだけどハチの数は半端じゃないよ。
こんなでかい巣ですから。
体は小さいがその分衣服の隙間などから侵入し的確に攻撃してくる。
更にオオスズメバチなどに比べ個体数も多く集団で襲いかかってくる恐怖のスズメバチなのだ。
巣の位置を特定するため天井裏をのぞいてみると…。
何だ?ありゃ。
あれれれ…。
何だ?ありゃ。
こんなだよ!いやバカでけえもいいとこだありゃ。
天井裏は予想以上に深刻な状態になっていた。
達人田迎が思わず叫ぶほど…。
そしてこのあと民家に侵入し暴れまくる謎の生物。
こいつはいったい何者だ?恐るべきその生態とは?そして住宅街に忍び寄る…。
異常気象で巨大化。
今年最大級の殺人バチの巣が現る!だから始末悪い。
入り込まれるから。
狭い天井裏を根城にした凶暴かつはるかに想像を超える数のキイロスズメバチ。
今回は田迎の駆除パートナーが外からハチを吸い込みある程度数を減らしたところで天井裏に入り巣を取り除く作戦。
しかし…。
体にハチがたかりはじめてますから。
わずか数秒で無数のキイロスズメバチに取り囲まれてしまった。
かなり危険な状態だ。
巣から離れても攻撃の手を緩めずまとわりついてくるキイロスズメバチ。
なんというしつこさ。
しかし手をこまねいているわけにはいかない。
外からの駆除を諦め直接天井裏へ。
狭い密室空間で闘うしか手はないという。
すげえでかいや。
あれだな。
天井裏で人知れず巨大化したキイロスズメバチの巣。
その周りを無数のハチが不気味にうごめいている。
掃除機で巣の外にいるハチを吸い込む。
しようがねえだろ。
吸い込む数をはるかに凌駕するハチの群れ。
狭い密室空間に飛び出した殺人バチが暴れまくる。
降り注ぐ矢のごとく恐怖の毒針が田迎に襲いかかった。
すごい量だよ。
吸い込んでも吸い込んでも一向に…。
あまりに勢いが衰えないため巣の中へ直接麻酔液を注入。
中のハチを仮死状態にし動きを止めている間外に出ているハチの数をひたすら減らしていく。
キイロスズメバチを吸い込み続けること30分。
激闘の末ついに巣を切断。
よし入った。
落ちますよ袋の中に。
天井裏でこの巣を根城に推定1,200匹ものキイロスズメバチが飛び交っていたのだ。
凶暴化するスズメバチとの闘いは更に続く。
こちらにですね駆除の達人がいるということなんですけどもこちらですよね。
これ。
防除研究所。
こちらですね。
すみません。
どうもこんにちは。
どうも。
私ハイキングウォーキングのQ太郎と申しますけども。
どうも今日はよろしくお願いします。
迷惑生物駆除の達人…。
梅木が代表を務める通称防研は全国に営業所を持つ害獣・害虫から住民を守るプロの集団である。
梅木の右腕田辺をはじめとりわけ危険な害獣に強いスペシャリストたちが豊かな経験と最新の駆除システムによって日々ギリギリの闘いを繰り広げている。
いた!いたいた!でかっ!ゲット。
これ…ここで。
この日Q太郎もユニホームに着替え最近依頼が急増しているというある迷惑生物による被害の現場に向かうことになった。
やってきたのは三重県某所にあるお宅。
すみませんこんにちは。
防除研究所です。
こんにちは。
どうも。
いつくらいから音が?被害を受けたのは2階のトイレの換気扇の中だという。
いったい何が潜んでいるのか。
早速2階に上がり状況を確認する。
まあ普通のお手洗いですね。
ここ…怪しいんですか?換気扇…換気扇ですよね。
この中ですね。
テープで応急処置を施された換気扇。
その中には…。
すごいこれ…うわ。
なんかいっぱい…。
だいぶありますよ。
やっぱり糞がすごいですね。
実は近年同様の被害が梅木のもとに数多く寄せられている。
取材班は更に甚大な被害を被っている現場を目の当たりにする。
この日防除研究所の田辺は依頼を受け三重県の津市に向かっていた。
フン害に悩まされていたのは新興住宅街にあるこのお宅。
あなるほど…。
確かに糞が建物の周りに散乱していた。
糞はいったいどこから落ちてくるのか。
高所作業車を投入し2階部分を確認する。
これひどいなぁ。
更に1階部分の屋根を見てみると尋常ではないほどたまった糞が悪臭を放っている。
ここにもたまってるということはやはりこの部分が原因じゃないかなと思うんですよね。
正体不明の迷惑生物は…。
いったいそれは何者なのか。
24時間撮影できる赤外線カメラを設置しその正体を暴く。
依頼者とともに…。
この時点ではまだ何も動きはない。
そして夕闇が迫る午後7時前。
ついにカメラはその影をとらえた。
一見ネズミかと思いきや次の瞬間。
なんとそのネズミのようにも見える物体は突然宙を舞った。
これはいったい…。
そうですか。
はい。
その名のとおり家にすみつくやっかいなコウモリだ。
しかも依頼者の家にすみついたコウモリは並大抵の数ではない。
早急な対策が必要。
しかし家に侵入してくるコウモリでも捕獲することは許されていない。
コウモリを追い出す。
その前にまず天井裏の状況を確認する。
悪臭が立ちこめる天井裏。
そこには目を疑うような…。
うわ〜これはひどいなぁ。
鉄骨が錆び付くほどコウモリによる被害が進行していた。
とその時。
ここを見てもらっていいですか。
柱や鉄骨の隙間に潜むおびただしい数のコウモリ。
まさに天井裏がコウモリに占拠されていた。
これはもうかなり多いほうですね。
糞をまき散らし甚大な被害をもたらす…。
コウモリが動きだす夕方を待って追い出し作戦を開始。
天井裏にはられた断熱材はコウモリの格好のすみか。
そこですべての断熱材を撤去してまずコウモリの居場所をなくし表に出す。
突然隠れ場所を失ったコウモリが逃げ惑う。
しかしどのようにしてすべてのコウモリを天井裏から追い出すのか?そこで田辺が取り出したのがスーパーハヤブサと呼ばれる最新兵器。
防研が開発した撃退装置だ。
耳障りな超音波で天井裏にとどまるコウモリを傷つけることなく一気に屋外へ追い出すのだ。
にわかにコウモリの動きが変わった。
今までなんとか隙間に隠れようとしていたコウモリが一斉に移動をはじめたのだ。
そして我先に逃げ出そうと泡を食って天井裏を飛び回る。
そのとき屋外のカメラが隙間から外へと次々飛び出していくコウモリの姿を捉えていた。
1匹残らず徹底的にコウモリを追い出す。
超音波を発しはじめて15分。
あれほどいたコウモリの姿は消え天井裏は平穏を取り戻した。
念のため隅々まで確認する。
糞の掃除と消毒をしコウモリが戻ってくる前に…。
ありがとうございます。
そして新たな緊急依頼が田辺のもとに舞い込んだ。
天井裏や床下ではなく…。
現場は意外にも兵庫県の住宅やビルが立ち並ぶ市街地の一角。
最初は1階にいたんですね?と思うんです。
2日前リビングで突如動物とばったり鉢合わせしたという。
追いかけて追いかけていったんシュッとこちら洗面なんですけど入ったけどすぐ出ました。
出て私が追いかけたのでどんどんどんどん行って…。
閉めた?ということはまだ中にいるはず。
この先は密室となっている。
その後依頼主はドアを開けることもできず困り果て防研に救いを求めたのだ。
この先には収納スペースと洗濯物を干すための2つの小部屋があるという。
いったいこの密室空間に…。
早速正体の確認。
早速中調査して確認したいと思いますのでよろしくお願いします。
お願いします。
開けた瞬間出てきてしまうと困るので。
じゃあこちらに。
危ないのでよけてください。
僕らもちょっと気をつけて開けていきます。
いよいよ閉じ込めた部屋へと足を踏み入れる。
正体不明のため何が起きるかわからない。
万全の注意を払いながら中へ。
姿はないが獣特有の悪臭が鼻をつく。
田辺は何者かがいる気配を感じとっていた。
床には動物が落としたと思われる時計が転がりあちこちに…。
いないですねこちらの部屋。
もしかしたらこちらの部屋かもしれないので。
家具の隙間や裏に潜んでいる可能性が高いと踏んだ田辺一つずつ確認していく。
その奥のタンスもいないですね。
ちょっとこっちの棚を見てみます。
わずかな隙間で息を殺す謎の生物。
突如家に入り込んできたという謎の生物はタンスの裏側の隙間に身を潜めていた。
完全にイタチです。
近年住宅地での目撃がたびたび報告され侵入被害が増加している。
イタチは警戒すると強烈な悪臭を放つためなるべく刺激しない捕獲方法を選択した。
ワナを仕掛けしばらく待機することに。
一応セット完了で。
ワナに変化はない。
イタチはタンスの裏に潜んだまま動いてはいなかった。
ちょっともう捕獲を…。
たまたま隣の部屋がですね洗濯室ということでそちら物がないのでそちらに追い込んで捕まえてみたいと思います。
障害物が多い場所は敏捷なイタチに圧倒的に有利。
そこで障害物のない隣の部屋へ追い込み捕獲する作戦に急遽変更。
早速捕獲準備に取りかかるなか田辺はある装置を取り出した。
移動させていきたいと思います。
音でイタチを隣の部屋へ追い込む。
(超音波)いったいった。
マジか?隣の部屋へ追い込む第一段階はクリア。
いや上じゃない…。
イタチは隅に立てかけた段ボールの陰に隠れていた。
一瞬顔を出し様子を伺うイタチ。
その瞬間…。
達人の隙を突き必死の逃亡を企てる。
あまりの俊敏さに達人もてこずる。
一瞬で壁を駆け上がる驚異の運動能力。
しかし狭い密室では逃げようがない。
田辺はその動きを冷静に見極めていた。
よし!無事捕獲完了。
捕まえたのは…。
小さいながらも性格は極めてどう猛。
鋭い牙を持ち素人がうっかり手を出そうものならただごとでは済まない。
え〜っ。
あっスカンクのようにね。
捕獲したイタチは条例により保護されているため民家から離れた場所で野にかえされた。
近年激増しているのが外来生物による脅威。
生態系の崩壊だけでなく人への被害も多い。
今年新聞を騒がしたのが今まで日本にいなかったスズメバチの存在。
韓国まで50キロ弱。
国境の島ともいわれる長崎県対馬。
この島で…。
そこでツマアカスズメバチの権威でありこの対馬で調査をしている上野教授を訪ねた。
対馬には韓国のフェリーや貨物船が頻繁に往来している。
ツマアカスズメバチはそれらの船に紛れ込み侵入してきたものと考えられている。
早速上野教授に同行し被害がすでに多く出ているという地域に向かった。
港から車でおよそ1時間。
着いたのは島の北部にあたるのどかな地域。
最初に上野教授が案内してくれたところにはあまり見かけない筒のようなものが立っていた。
ここ対馬は養蜂文化の伝承地としても知られ希少なニホンミツバチの生息地でもある。
そのため島内にこうした蜂洞が多く点在し個人で養蜂を営む方が多い。
蜂洞とかを管理されてる方によってはその生物のせいでミツバチが減ってるんじゃないかと考えられています。
今まで生息していなかったツマアカスズメバチが急増しニホンミツバチが襲われているという。
もう1〜2年するとニホンミツバチはもうほんとに絶滅…。
私の勘ですけど。
それは申し訳ないですけどね。
ニホンミツバチを食い荒らし甚大な被害を与えているツマアカスズメバチ。
その実態を撮影するため蜂洞の前にカメラをセッティングした。
待つこと5分すると…。
でっか!そして今シーズン最大級超巨大スズメバチの巣に達人が挑む。
運命やいかに!?あのあちら巣の前にちょうど空中で静止するようなかたちで飛んでいる生き物がいるんですけども。
ミツバチの巣を目がけて飛来してきたものこそ対馬で新たな脅威となっているツマアカスズメバチ。
体全体は黒っぽく腹部先端部のみが赤褐色であることからツマアカと名付けられた。
攻撃性は未知数だが海外では人が襲われ死者が出たという報告もある。
スズメバチ側も簡単にはミツバチを捕まえることができないです。
飛翔能力の高いツマアカスズメバチといえども集団で防御するミツバチには手が出せない。
しかし…。
これがその瞬間をとらえた映像。
飛んできたミツバチを一瞬で捕獲。
今バッと出てる木の枝。
ちょっと真ん中より手前側にとまって…。
ミツバチを今噛み砕いてます。
蜜を抱えたミツバチを捕まえ噛み砕くツマアカスズメバチ。
手の届かない巣とは?なんと想像をこえる高さにその巣はあった。
はい。
これでは確かに手が届かない。
お〜来た来た。
帰ってきてますね。
あれがその…。
はいそうですね。
ツマアカスズメバチですね。
ツマアカスズメバチは飛翔能力の高さをいかし10m以上の高い場所にも巣を作るため発見しても簡単には駆除ができない。
木を切り倒したのでは他の場所へハチが移動するだけで数は減らない。
この高さに巣を作る脅威の能力。
上野教授はそれこそがここ対馬から全国に拡散することを恐れる最大の理由だという。
当然本土への侵入は避ける。
ぜひとも阻止すべきだと考えています。
高層マンションにも巣を作る可能性があるツマアカスズメバチ。
水際での闘いが今も続いている。
栃木県宇都宮市にスズメバチ駆除の達人がいる。
あっどうもこんにちは!おう。
こんにちは。
しずると申します。
はいはいこんにちは。
神山さんで?はい今回ちょっと。
はい。
はい。
相手に勝てないからな。
すごい…。
まあいいや。
ベテランハンターが分析する梅雨時が長雨。
雨が降って大雨が降った夏場に。
特徴はこういう家。
それってじゃあ普通に市民にとってはかなり…。
特にこの今年の夏は雨が多かったため雨風がしのげる天井裏など人間の生活圏に巣を作るケースが増え例年以上に危険だという。
この日も早速依頼が入り現場へと向かう。
ご苦労さまです。
師匠。
じゃ行くべ。
ここえっちょっと。
うわ!すごくないすかここのお家。
すごいよな。
お寺じゃないすか。
大豪邸だ。
御殿みてえだな。
今回の依頼主も今年の傾向を如実に表す危険な状況に悩まされていた。
ご苦労さまです。
どうもよろしくお願いいたします。
どこにあるんですか?どこから出入りしてるんですか?2階…。
屋内!?巣の場所は生活空間の真上。
三角になってるところに。
あ〜出た。
スズメバチが出入りしてるんです。
上に三角あるだろ?隙間はい。
あそこちょっと見ててみ。
ほらほら…。
今虫らしきものハチかなあれ。
あっあれだ。
あれすか?ああ。
天井裏の通気口から出入りするうわぁ〜。
非常に危険だ。
危険。
危険だ。
あの…。
刺されたの?誰か。
えっ。
どこで刺されたの?えっ下まで来ちゃってるってことですか?はいはい。
すでに犠牲者も出ていた。
しかも被害は住人が暮らす家の中。
お母さんはここで刺されたの?そうなんです。
状況は?どっから来たんですか?え〜!食器棚の取っ手の裏にいたスズメバチに気づかず親指を刺されたという。
家族が集う台所までスズメバチの脅威にさらされているのだ。
どっから入ってきたかわかる?ここへ。
俺はこの時に来て今わかったすぐ。
えっすぐ分かった?え〜何かだからこういう電気の隙間とかからですか?いいね。
ここから?そうだよ。
なんと照明器具のわずかな隙間から家の中へ侵入しているという。
巣の位置を特定するため天井裏へ。
一刻も早く駆除しなければならない。
なるほど。
何か言って…。
しゃべってる…。
でかい?ああ。
そんな大きい声出して大丈夫ですか?刺激しちゃうんじゃないですか?どうでした?いちばんてっぺんのとこにある。
はいはい。
中どういう風な感じになってるか。
うわうわ高い高っ!そんな高い?立派な建物ゆえ天井までの高さ4m以上。
しかも巨大な巣は最も上にあるため駆除しようにも手が届かない。
そこで神山は急遽足場を作り始めた。
当然作業中もスズメバチは頭上を飛び回っており刺される危険と隣り合わせ。
よし。
いいだろう。
どうぞ安全第一で行いますのでご協力よろしくお願いいたします。
準備は整った。
しずるの2人も防護服に身を包み達人をサポート。
うん。
ちょっと…ででかい!こっちとこっち側に。
右側しか見えてなかった。
ちょっとでかいこれ。
うわうわうわ。
この隙間から入ってんだ。
あぁ外から入ってきてるんだ。
侵入者の接近に気づいた無数のスズメバチが巨大な巣から飛び出し威嚇を始める。
迎撃態勢をとったスズメバチ。
不気味な羽音が天井裏に響く。
この危険な状況で神山はどう駆除するのか?おっおっおっ…。
すげえめっちゃ。
すっげえ。
大丈夫か?巣の一角を破壊。
そしてハチが飛び出してきたタイミングをはかり殺虫剤でまとめて殲滅。
やばいやばい。
まだ出るまだ出るまだ出る。
大丈夫だ。
師匠ちょっと…。
えっえっえっ…。
待って待って…。
師匠師匠師匠。
師匠これキリないっすよ。
師匠キリないっすこれ。
ちょっあ〜!あっ目の前きた。
面に当たった面に。
ブ〜ンの音が。
効率よく殺虫剤を噴射しとどめの1発を与える。
ちょっと勢い減ってきたかな。
ハチが少なくなったところで巣を切除。
あ切ってる巣切ってる巣。
うわうわうわ根元から。
すげえうわうわうわ…。
あっうわ動いた。
あ出たあ出た。
うわあんなでっけえの。
えっでか!反対にあった巣も取り外し駆除は無事完了。
うわぁ取れた。
うわぁ。
すげえ。
重い重い。
巣は全部で5段。
住人が気づかない間に1,000匹近いキイロスズメバチが生息していた。
まだちょっと…。
こういうのは…お母さんこれに刺されたんだよ。
そうなんですよね。
ね。
はい。
本来はお母さんがやるはずだったことを…。
違うそういうことじゃない。
お母さんの代わりにって…。
いやいやそういうことじゃない。
お母さんはできないからその分助けになるのが駆除の達人ですから。
そういうことね。
住人の安らかな日常を取り戻した達人だったが息つく間もなく緊急の依頼が。
実はこれがとんでもない事態へと発展する。
宇都宮市内にある一軒家でスズメバチが目撃された。
着くやいなやその姿を探す。
天井裏だこれ。
あぁ…キイロスズメバチ。
巣の場所はまたも天井裏。
今年は人との接触が多い危険な年だと痛感。
そして家の中を調査したとき…。
うん。
なんといったいどういうことなのか?スズメバチが四六時中家の中を飛び回っている状況。
その結果…。
あれ。
これだ。
これ。
これ病院に行ったほうがいいよ。
寝ててってここに寝てたの?ええ。
驚くことに家中がハチの巣窟と化していた。
いったいどこから侵入してくるのか?ここに巣があるんだなこの上に。
間違いなくこれだよこれ。
ここから入ってきた。
更に押し入れを調べると…。
これじゃ入ってきちゃうだろ…。
天井裏への仕切りがない。
つまり巣と同じ空間で暮らしていたということ。
なるほどな。
短時間でもふすまを開けようものなら…。
ちょっとここ上らせてもらっていいね?あっ。
えっ。
うわっ。
ちょっと待ってろ。
向こう行ってて。
ちょっと待ってろ。
上上。
そこそこそこ…。
はい。
一撃でしとめたさすが神山。
改めて天井裏へ。
去年の巣を増築するように今年の巣がぶら下がっていた。
駆除作業はハチが巣に戻る夜に行う。
一網打尽にするつもりだ。
スズメバチに家をのっとられた依頼者は神山の作業を車の中で待つ。
住人の安息の日々を取り戻すため神山いざ出陣。
おう。
人間の頭ほどの巣からは敵の気配を感じたキイロスズメバチが次々に出撃。
神山はどう駆除するのか?寝込みを襲われたスズメバチが溢れ出る。
そこへ殺虫剤を吹きつけた。
湧き出るように出てくるスズメバチだが神山はまったく動じない。
ハチが沈静化したと見るや手際よく巣を切り取りOK。
これぞ29年間で養われた達人の技。
そして神山に今シーズン最大の依頼が舞い込んだ。
ここ。
やってきたのはおぉしてるあっちだほら。
ガンガン出てるわ。
これはまたしても天井裏に巣を作っているらしい。
巣の場所を特定するため天井裏へ。
うわぁ!ここらへんだこのへん。
縁側の天井裏にハンパじゃない巣があるとのこと。
ここで神山が持ち出したのがハチの羽音からより正確な巣の位置と規模が把握できるという。
これちょっとやってみてくれる?ほんと。
そうですそうです。
すごい音がする。
それが羽音なんだ羽音。
ビックリしちゃった。
すごい音です。
えっ!?2,000匹?前後はいます。
達人の見立てではなんと2,000匹のキイロスズメバチを有する超巨大な巣。
しかも周りは住宅や人の往来が多いためハチを逃がすことも許されない。
そこで神山がとった作戦は…。
こっちの部屋に行っちゃダメなんでこれでここずっととめる。
天井裏が狭く入れないため1階に密室空間を作ったうえでハチを殲滅する。
最終確認として俺はジャーンこれだファイバースコープっつうんだよ。
天板の切除を最小限に抑えるためファイバースコープで巣の位置を最終確認。
ほらバッチリだべ。
すぐそこだよドンピシャ…。
ハチいっぱいいるよ。
これで間違いないここに確実に100%巣があると。
今年最大達人とスズメバチの闘いが始まる。
そしてこのあと驚愕の巣の全貌を知ることとなる。
うわぁ〜うわっうわわ…。
直径50センチはあろうかというすでにおびただしい数のハチが戦闘態勢。
見るからに危険な状態だった。
そのハチの大群の中に差し入れた角材。
このあととんでもないことになる。
うわぁすげえでかい!ちゅうちょすることなく巨大な巣を破壊。
更にすごい量が飛び出してきた。
そこへ殺虫剤を噴射。
現場は密室空間。
行き場のない無数のスズメバチで溢れパニックに。
ハチがとりつこうが気にしない。
どんなときでも冷静な達人神山。
更に勢いが弱まってきたところで神山は信じられない行動に出た。
神山さん脱ぐんですか?脱ぐんだ。
なんと防護服を脱ぎだした。
依頼者の負担を考え天板に最小限の穴しか開けていないため防護服を着た状態では巣が外せない。
スズメバチが飛び交うなか丸腰で駆除作業を行う。
おぉきた。
巨大スズメバチの巣今年最大のハチの数も推定2,000匹とすべてが規格外のスケール。
おびただしい数の残骸が激闘を物語っていた。
うわぁ〜!8段ね。
ありがとうございます。
このまましておいたら大変なことでしたね。
この日も緊急の依頼に対応していた。
天井裏に何ものかが侵入し日々恐怖を感じているという。
依頼主は滋賀県の築70年以上という日本家屋の住人。
こんにちは。
あっどうもはじめまして防除研究所ですよろしくお願いします。
住人が不気味な体験をした場所へ案内してもらう。
そこは建物の裏側にある浴室の脱衣所であった。
こう行ったり来たりしてた?いったいどういうことなのか?天井を突き破る大きな爪まで持つ何かが天井裏にいる。
天井の応急処置が住人の不安を物語っている。
浴室の点検口から天井裏の様子を探る。
そこには動物の痕跡が明確に残されていた。
そしてくっきりと残された更に浴室と壁の間の空間には床下から天井裏までこれらの痕跡から梅木はある答えを導きだした。
裏側の基礎というかね。
いうのが今の現状ですね。
正体不明の生物は床下に入り込み天井裏へ上っていたようだ。
床下への主なルートは2つ。
表の縁側から床下に入るルートと裏庭を経由して床下に入るルート。
そのなかでも梅木は浴室に面した裏庭に注目した。
周囲にエサをまいておびき寄せ中のエサに食いつくと閉じる仕掛けのワナを設置。
他に表の合計3か所のワナで万全を期す梅木。
同時に24時間監視可能な赤外線カメラですべてのワナの様子を観察する。
果たして謎の1日目の夜が訪れる。
しかしこの日姿を現すことはなかった。
2日目3日目と観察を続けるものの迷惑生物は現れない。
達人梅木の作戦は不発に終わってしまうのか?不安がよぎった5日目の深夜それは突然やってきた。
縁側に設置したカメラが迷惑生物の正体をとらえた。
闇に紛れて現れた不気味な影。
それも1つではない。
次々と現れたのはなんと4匹の群れ。
これが天井裏を歩き回り住人を脅かしていた迷惑生物だ。
更に床下のカメラが鮮明にその正体をとらえていた。
エサを両手で挟みこみむさぼる姿。
そう住人に恐怖を与えていた謎の迷惑生物とは愛らしい容姿とは裏腹に鋭い爪と牙を持つアライグマは農作物に甚大な被害をもたらす危険かつ迷惑生物。
また生態系をも乱す恐れがある特定外来生物でもある。
4匹の群れで現れたアライグマは怪しく目を光らせながら床下を通って縁側と裏庭を自由に行き来している。
すると達人の狙いどおりワナの周りの撒き餌を夢中で食べ始めた。
1分後ついに1匹がワナの中に足を踏み入れる。
そして次の瞬間…。
見事捕獲に成功。
更に数分後裏庭に設置した2つめのワナにもアライグマが入り後ずさりした瞬間…。
仲間の異変にアライグマは…。
ちょっとしたパニック状態に。
更に10分後には3つめのワナにもアライグマがかかった。
翌朝住人から連絡を受けた梅木はワナを回収。
これ大きいですね。
大きいなぁ。
他の2つのワナの成功も確認。
仕掛けたすべてのワナで捕獲という最高の結果。
しかし映像を確認すると最後の1匹は床下に潜り込んだあとこつ然とその姿を消していた。
危険を感じ遠くへ逃げてしまったのだろうか?映像を見た梅木の見解は…。
1匹たりとも逃さない。
梅木の執念に火がついた。
おっ!ちょっと1回見ますわ。
最後の1匹は天井裏に潜んでいた。
思いもよらず目の前に姿を現したアライグマ。
果たして梅木はどうするのか?貸して網。
捕まえるんですか?ここで逃がすと住人の不安が解消できない。
梅木は網を使った接近戦を決断。
行った行った行った行った!こっちきた!行った行ったそっち!そこ上がっとけ上がっとけ!上がっとけって!梁や配線など障害物が多い狭い天井裏。
アライグマにとっては有利な一戦に梅木たちは悪戦苦闘。
アライグマは悠々と網をすり抜け逃げ回る。
そっちそっちそっち行った!そこ行った!行った行った!行った行った行った行った!引っかかるって。
ちょっと待てよ。
動きだしたよ。
動いたよ。
梅木は両側からの挟み撃ち戦法に切り替える。
配線があるよ。
入った入った!網をかじっとる。
10分に及ぶ天井裏の闘いが決着した。
力強いわこれ。
バカ閉めんかはよう。
達人梅木の確かな腕と執念によりこれまで住人に不安と恐怖を与えていたアライグマはすべて捕獲された。
これで天井裏に潜む迷惑生物の気配に人々が悩まされる心配はない。
一人の達人のもとにある依頼が舞い込んできた。
そこで指揮をとるのが人が寝静まった深夜に我が物顔で活動をする迷惑生物繁殖力が高いネズミは心地よいすみかを見つけると急激に増え建物がネズミの城と化していくという。
更に厄介な問題が。
今回の依頼は飲食店。
営業時間を終えた深夜1時達人が現場に到着。
まずはお店での被害状況の聞き込みから。
失礼します。
こんばんは。
アイディーサービスの篠崎と申しますけれども。
達人との知恵比べが始まる。
失礼します!そこにカラテカの矢部も駆けつけた。
ここがネズミが出てるんですか?そうなんですよね。
ここが結構なもんで。
駆除に向けネズミの行動パターンを分析するため店内の痕跡を調査。
すると客席付近で達人の目が光る。
線?うわ!ここもそうですね。
うわぁかじられてる完全に…。
ショートすると…。
更に客席の後ろにあるこの柱には…。
怖い。
え〜っ。
そして厨房では。
このへんがラットサイン?真っ黒くなってますね。
そうですそうです。
ここがネズミの通り道だと示す証拠である。
ラットサインから手がかりを得るためファイバースコープを取り出した。
ラットサインの先にある狭い棚の上をのぞく。
あっここは。
更にガス台の中をチェックすると。
うわ〜!焦げたご飯粒じゃないんですよね。
はいこれは糞。
糞ですか。
糞の大きさから見ると大きいのもあるので。
どちらかがいるかもしくは両方いるか。
一般的に知られているドブネズミ。
何にでもかみつくどう猛な性格で床下や下水管などが活動範囲。
一方ドブネズミに比べ耳が大きくしっぽが長いクマネズミ。
俊敏なうえ警戒心が強く知能も高い。
手ごわいネズミだ。
どれくらいいそうですか?そうですね糞の感じからすると結構な数がいると思います。
結構な数?まずは実態を知るため8台の暗視カメラを設置してネズミの行動を観察。
警戒心の強いネズミ。
果たしてカメラにとらえることができるのか?ネズミが出てくるか見てみたいと思います。
こう見ると結構きれいなんですけどね。
そうですね。
表面的な厨房は。
あっ動きましたね。
えっ?えっ?もう来ました?来ましたね。
早っ!えっ!こう見ると結構きれいなんですけどね。
そうですね。
表面的な厨房は。
今動きましたね。
えっ?えっ?もう来ました?来ましたね。
早っ!え〜っ!達人の読みどおりそして…。
これは?もう出てますね。
うわ出た出た。
下ですね。
下ですね厨房什器の下ですね。
結構激しく。
アクティブですね。
アクティブですねこれ。
これやっぱり…。
クマネズミ?はい。
戻ってきた。
上から出てきましたね今。
うわうわ。
近い近い。
カメラ全然ビビってないですね。
そうですね。
うわ。
幼獣ですかね大きさあれですけど。
子どもですか?子どもっぽいのかな。
ちょっとかわいいですねこう見ると。
うわあれ。
3頭目。
3頭います。
大きそうですね。
体も大きいみたいですね。
4頭目ですね。
4頭!?4頭目出てきましたよ。
あの穴から。
ちょっと待ってくださいよ。
すごいですね。
ガス台の上ではまさにネズミの巣窟と化した厨房。
果たしてひと筋縄ではいかない相手に達人の作戦は?まずは一見ごく普通の方法だが敷きかたに達人の技が。
ポイントは矢部も達人に習い粘着シートを敷いていると。
ん?なんか今ネズミの鳴き声みたいのしたような気がしたんですけど。
しましたね。
しましたよね。
もうたぶん出てきてますね。
マジっすか!はい。
矢部が粘着シートを置こうとした瞬間。
これはまさしくネズミの鳴き声。
そんなの履いてきてるわけないしなと思って。
びっくりした。
そうですね。
続いて達人があるものを取り出した。
これはですね。
なんですか?これは。
透明なはい。
粘着性のあるシートになってます。
透明な粘着シートはいわばオトリ。
更に達人はラップフィルムに糊を塗りネズミが通る壁とシンクにはりつけた。
学習能力が高いネズミを2つの作戦で混乱させ粘着シートに誘い込むというのだ。
いやちょっとこれは知恵比べというか対決ですね。
そうですねなんとか頑張りたいと思います。
はいよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
厨房を粘着シートで埋め尽くし準備完了。
あっあっ!来た来た来た!来た光ってる光ってる!コンロのこっち側の左から。
あっ来ましたね。
来た来ました。
透明粘着シートに近づくネズミ!果たして捕獲なるか?そろそろふだんお店が閉店になる時間ですもんね。
そうですね。
そうですねぼちぼちはい。
コンロのこっち側の左から。
あっ来ましたね。
来た来ました。
いつものようにガス台から出てきたネズミ。
しかし透明粘着シートが置いてある縁には近づこうとしない。
警戒心の強いネズミ。
やはり異変を感じ取ったのだろうか?すると。
下にいますね。
下来ました。
あっ!あっ!1匹のネズミがすさまじい勢いで床に現れた。
ガス台周辺の異変にしびれを切らし出てきたのだろうか?しかしよく見るとだが次の瞬間。
(ネズミの鳴き声)すごい勢いで。
達人すぐさま確認。
はいうわ〜。
これですねはい。
クマネズミですか大人?成獣ですね大人。
結構でかいですねこれ。
まずは1匹目捕獲に成功。
果たして達人は店にいるネズミを駆除しきれるのか?あっ!あっ!達人は親ネズミと思われる成獣を捕獲。
クマネズミ。
クマネズミですか。
その後するとガス台付近から危険を察知しほとんどのネズミが逃げ出したようだ。
達人はネズミが嫌がる超音波装置を厨房に設置。
念には念を入れネズミを完全に追い出すというのだ。
後日ネズミの出入りがないことを確認した達人。
そこで侵入経路となっていた床下の隙間をふさぎ…。
これで大丈夫だと思いますね。
ネズミと達人の闘いは幕を閉じた。
2014/10/19(日) 19:54〜21:48
テレビ大阪1
日曜ビッグバラエティ「駆除の達人