=?ISO-2022-JP?B?GyRCRnxNS01OMmg3YD5sIVYlUCUkJSolTyU2ITwlSSFcJVAlJCUqJU8lNiE8JUktNhsoSiAbJEIlIiVdJSslaiVXJTkhIUZDSkxIRyFXGyhKIDIwMTQuMTEuMTY=?

どういうつもり?
ファンを虜にしてやまないシリーズの原点にして真骨頂の2作
さあまずは第1弾『バイオハザード』からお楽しみください
はぁ…。
(シャワーの音)はぁ…はぁ…はぁ…。
はぁ…。

(物音)誰?あぁ!
(マット)来い!来るんだ!触らないで!やめて!手を離して!伏せろ!
(爆発音)あぁ!うぅ…。
あぁ…!何するんだ俺は警官だ!警官だと言ってるだろ!あぁ…腕を折るつもりか!ああっ!
(ワン)報告しろ!今すぐ報告しろ!何を?報告するんだ!隊員!何言ってるのかわからない。
(キャプラン)隊長!
(キャプラン)ここの防御システムが作動したようです。
彼女はその副作用を起こしたのでは?何をするんだ!
(ワン)そいつの身元は?
(J.D.)マット・アディソン。
警察のデータにはない。
(レイン)お前何者?転属してきたばかりだからまだ署の記録に載ってないんだ!
(J.D.)ここの警察は仕事が遅い。
そのせいだな。
始末しようか?こいつ。
(ワン)いや一緒に連れていく。
この手錠を外せ!
(レイン)るせぇんだよ!うぅっ…おい!ハイブに突入するぞ。
んっんっ…!どきな!
(舌を鳴らす音)ふんっ!んっ…!
(J.D.)あぁっ!
(スペンス)あ…あ…。
あぁ…。
うぅ…。
(メディック)じっとして。
うっ…うぅっ…。
(メディック)動かないで!このライトを見て。
目で追って。
いいわ。
この指何本に見える?3本。
それじゃあなたの名前は?俺は…わからない。
大丈夫。
その女性と同じただの記憶喪失です。
あぁ…くそ…。
教えてあなたたちは何者?これはどういうことなの?教えてよ。
(ワン)君たちは私と同様…アンブレラ・コーポレーションに雇われている。
地上の屋敷はハイブへの緊急用入り口。
君たちはその入り口を守る任務を負った特殊部隊員だ。
これは何?
(ワン)君たち2人は偽装結婚をした。
ハイブの秘密を守るため身分を偽る目的でね。
(スペンス)ハイブってなんだ?見せろ。
(キャプラン)ハイブへの侵入経路だ。
(ワン)これがラクーンシティ。
市街地になってる。
君たちがいた屋敷がここ。
そこから移送車に乗って地下通路を通り今私たちがいるハイブの入り口に着いた。
(ワン)このハイブはラクーンシティの真下にあたる地下深くに位置している。
(ワン)アンブレラ・コーポレーションが運営する秘密研究所であるハイブには500人を超える技師や科学者やスタッフがいて彼らは全員地下で暮らし仕事をしている。
(ワン)彼らの研究は会社にとって非常に重要なものであり外部には極秘となっている。
今我々がいる場所は熱感知されてモニターに示されている。
なぜ俺の記憶が消えてる?
(ワン)コンピューターに制御されているハイブの防御システムのせいだ。
(ワン)屋敷の中に神経ガスが放出された。
あぁ…。
(ワン)そのガスを吸った者は最大で4時間完全に意識を失うことになり副作用として一時的な記憶喪失などが引き起こされる。
いつ治る?
(ワン)個人差がある。
1時間か1週間か…。
ここは誰かに襲われたのか?残念ながら事態はもう少し複雑なようだ。
隊長ドアが開きました。
何手間取ってるのよ。
クイーンの防御システムが働いてる。
簡単には突破できない。
(ドアが開く音)中に入れ。
あれは何?あれで強い電流をかけクイーンのメーンフレームをシャットダウンし二度と再起動できなくさせるんだ。
再起動…。
(3人)おぉっ!キャプラン?キャプラン!
(キャプラン)補助防御システムが作動したようです。
そのせいでドアが閉まったものと…。
(ワン)「システムを解除しろ!」
(キャプラン)今やってます。
(スペンス)早く開けないとまずいぞ。
(キャプラン)ああわかってる!みんな動くな!落ち着くんだ。
なんだあれは?開けて!何か起きたみたい!急いで開けて!様子がおかしい!
(キャプラン)今開けるって!
(ワン)伏せろ!危ない!キャプラン早く開けて!中の人が殺される!まだ開かないのか?
(キャプラン)どうして開かない?あああ!!手当てだ!何してる!
(スペンス)早く開けろ!開けて!だから今やってるって!しっかりするんだ。
気を失うな。
しっかりしろ!あと少しだ!隊長!また攻撃して来ます!ここ開けて!助けなくちゃ!やってるよ!いつまでかかるんだ!また襲ってきた!ちくしょう!早くしてー!もう少しだ!
(スペンス)急げ!くそっ…。
(キャプラン)やった!よし…やろう。
何をだ!任務を遂行しなくちゃならない。
(スペンス)嫌だね俺はそんなとこに入らないぞ。
システムは解除してある。
(スペンス)また別のが作動したら?
(ドアが閉まる音)ちょっと手を貸してくれ。

(レッド・クイーン)「ここから出て行って!ここにいちゃダメ!」
(キャプラン)何を言われても気にするな。
レッド・クイーンが投影してるホログラフだ。
「ここから出て行って!」プログラマーの娘がモデルでね。
俺たちをだまし混乱させようとしてる。
(レッド・クイーン)「そんなことやめたほうがいい」「私をシャットダウンするとハイブのメ−ン電力が落ちることになる」
(キャプラン)やめさせようとでたらめ言ってるんだ。
(レッド・クイーン)「やめてちょうだい!」そっちこそ消えろ。
(レッド・クイーン)「お願い!」
(レッド・クイーン)「お願い!」「あなたたちはみんなこの中で死ぬ」
(電源が落ちる音)
(呼吸音)遅いなぁ。
(物音)はっ!見てくる。
J.D.!生存者がいた。
大丈夫助けに来たよ。
あぁ…あなた様子がなんだか…。
ああ〜!!ああ!!ああ!!どけよてめぇ!
(うなり声)どけってんだ!J.D.!このふざけた奴早く引き離して!
(J.D.)えいっ!
(うなり声)大丈夫か?うぅ…あいつ…噛みつきやがった。
肉を食いちぎられたよ。
動くな!撃つぞ!動くんじゃない!こいつおかしいよ。
それ以上近づいたら撃つ!本気だぞ!
(うなり声)仕方ないな。
(銃声)
(うなり声)何!?
(銃声)
(銃声)
(叫び声)5発も撃ったってのに…。
なんで立っていられた?今はもう立ってないよ。
今の銃声はなんだ?生存者が見つかった。
撃ったのか?正気を失ってた!噛みつかれたよ。
(J.D.)いないぞ!死体がない!ウソでしょ?
(J.D.)ここに倒れてたのに消えた!ほらこれ見て。
血痕があるけど大した出血じゃない。
血がもう固まってる。
そうね…。
こんなのありえない。
(J.D.)どうしてだ!血液がこんなに早く固まるはずはない。
もう行こう。
まだよ!隊長たちが戻ってくるまで待たなくちゃ。
はぁ…。
あぁ…。
誰も戻って来ない。
おい一体何言ってんだよ!待てレイン!静かに…。
(物音)
(うなり声)くそ…。
(キャプラン)それ以上近づくな!なんだ…こいつら…。
(キャプラン)後ろにもいる!ちくしょう!こいつら何?そこら中にいる!取り囲まれた!
(うなり声)うっ!ううっ!ううっ!
(銃声)
(銃声)俺のそばに来るんじゃない!
(銃声)
(銃声)なんで死なないの!?
(銃声)タンクに気をつけて!タンクよ!
(銃声)よし行くぞ!急いで!
(スペンス)さぁ行こう!早く!こっちだ!
(キャプラン)ああ〜!!行かなきゃ!
(爆発音)ううっ!ううっ!ああっ…。
(アリスの声)ウイルスを手に入れる手助けをしてあげる。
セキュリティコードは手に入れてあるし監視システムのことも全て調べてある。
(銃声)
(うなり声)
(銃声)他の連中は?
(J.D.)先に行け!
(銃声)うぅ…。
待ってたのか?コードを知らなくてね。
(キャプラン)早く開けなきゃ。
くそっ!
(スペンス)早くしろよ。
(銃声)
(スペンス)急いでくれ。
まだかよ。
(キャプラン)うるさい!何グズグズしてんだ!
(キャプラン)すぐ開ける!
(銃声)
(J.D.)どけ!コードは?急いでよ!弾がなくなるわ!
(キャプラン)0432…違うくそっ!
(銃声)なんだ!
(キャプラン)043…。
早くコードを言え!04…031…965!
(スペンス)いいか?
(J.D.)こんな簡単なこと…。
(うなり声)
(J.D.)うわっ!くそっ!J.D.逃げて!
(うなり声)行っちゃダメー!私の手をつかんで!
(J.D.)助けてくれ〜!あぁ〜!
(うなり声)あああ…!!
(J.D.)うわぁー!!J.D.!
(J.D.)レイン!離せ!助けなきゃ!
(物音)あんなにうようよいて一体なんなの?あれ。
何かって?そんなのわかりきったことだ。
研究所の白衣にバッジ。
ここで働いてた連中だ!ここの職員は全員死んだのよ。
(スペンス)ああ…それでもああやって歩き回ってる。
(キャプラン)あいつらどこから出てきた?入る時はいなかったのに!あんたが電力を落としたからドアが開いたんだ。
つまりあんたのせいだよ。
もう地上には出られない…。
(ガラスの割れる音)はぁ…。
ああっ!
(犬たちのうなり声)
(銃声)はっ!やあぁーっ!!リサ…。
弾は銃に1発とマガジンが1本。
(ドアをたたく音)
(ドアをたたく音)はっ!?リサ…!
(うなり声)うぅっ!うっ…ううっ…!
(殴る音)
(アリスの声)ウイルスを手に入れる手助けをしてあげる。
セキュリティコードは手に入れてあるし監視システムのことも全て調べてある。
(リサ)本当?でも条件がある。
言って。
その人誰?妹だ。
アンブレラのような大企業は何をしてもいいと考えてるがそれは違う。
そういう傲慢な考えを許さない俺たちのような人間が世界中にいて…。
隠された情報を流すため行動を起こす者もいるし中にはもっと過激な行動に出る者も…。
それがあなた?君の仲間がよく調べれば俺の持ってたIDが偽物だとわかったはずだ。
(ため息)俺はブラックリストに載ってる。
軍や国家安全保障局から追われてる身でね。
俺がハイブの中に入るのは不可能だった。
だから代わりに妹さんを?具体的な証拠が必要だった。
アンブレラが行ってる秘密の研究をマスコミに暴くための確かな証拠がね。
どんな研究なの?違法な研究だよ。
遺伝子操作による…ウイルス。
妹はここで開発されていたウイルスのサンプルを持ち出そうとした。
でもそれをどうやって持ち出すつもりだったの?この社内に俺の知らない仲間がいてその仲間がセキュリティコードや監視システムの情報をくれることになっていた。
なぜ失敗したの?間違った人間を信用して罠にかけられウイルスを横取りされたのかも。
Tウイルスがどれだけの高値で取引されてるか知ってるか?そんなに価値があるの?ああ。
欲しい人間にはね。
撃たないで撃たないで!ドアを閉めろ!あいつらが追ってきた!
(スペンス)中に入れるな!
(スペンス)くそっ!離せ!!閉めるのよ!くうっ…。
(スペンス)ぐあぁっ!その手を引き離して!早く!クソッ!ふざけやがって!!大丈夫?ああ。
ここからは出られない。
そっちのドアはどう?そこにもたくさんいる!こっちは?
(キャプラン)行き止まりだ。
クイーンの部屋に出口はない。
(ため息)ここで待とう。
こっちから連絡がなければきっと救援が来る。
だろ?なんだどうした?そんな時間はない。
地上の屋敷からここまでつながっている通路を遮断するドアは今から1時間で閉じてしまう。
そんな…。
それまでに脱出しないと閉じ込められる。
(スペンス)そんな馬鹿な話あるか。
ここに生き埋めにされるってのかよ。
ここで事故があった場合に安全を確保する唯一の方法は…この中に密閉すること。
(スペンス)今さらそんなこと言うのか?俺たちはもう地下何百メートルもの場所に閉じ込められてるんだぞ。
逃げ道を探さなきゃ。
どうする気だよ?それでどうするんだ?クイーンを再起動させる。
いい考えとは思えないな。
クイーンなら逃げ道を知ってる。
こいつは仲間を殺した殺人マシンだよ。
でも逃げ道を知ってるのはこの殺人マシンだけ。
これまでのもてなし方を見るときっとすごく役に立つアドバイスくれるよ。
さっきシャットダウンした回線をつなぎ直せる?
(キャプラン)ああ。
じゃやって。

(キャプラン)よし回線をつないだ。
今度強い電流を流したらシャットダウンする代わりに回路が焼き切れる。
(スペンス)おおっ!今のは?ボードに損傷があったのかもしれない。
(レッド・クイーン)「ああまたあなたたち?」「どうやら事態が手に負えなくなったみたいね」私にそのスイッチ貸して!こいつをぶっ壊してやる!
(レッド・クイーン)「警告しておいたはずよ」ここで一体何が行われてたの!?
(レッド・クイーン)「研究と開発よ」Tウイルスとはなんだ?
(レッド・クイーン)「Tウイルスが開発されれば医学が驚異的に進歩する」「それだけでなく軍事産業の面からも莫大な利益がもたらされることになる」
(キャプラン)俺たちに襲い掛かってきた連中はなんだ?
(レッド・クイーン)「死んだあとも人間の肉体は活動を停止することがなく髪や爪は伸び新しい細胞が生まれる」「脳の中にもほんのわずかながら電気エネルギーが残されそれが完全に消え去るまでに数か月かかる」「Tウイルスは人体の細胞と脳内に残された電気信号に強い刺激を与えて活性化させる」「つまり簡単に言えば死体を復活させるの」死人を生き返らせるわけ?
(レッド・クイーン)「完全にじゃない。
死体は肉体的な運動を続けるだけ」「記憶は多少あるかもしれないけど人間的な知能は全く持っていない」「最も基本的な本能に従い最も基本的な欲求を満たす」…というと?
(レッド・クイーン)「食べるという欲求」そいつらを殺すには?
(レッド・クイーン)「脊髄の上部を切断するかあるいは脳に損傷を与えるのが一番有効な方法」頭を銃で撃つんだね。
なぜここの社員を全員殺した?
(レッド・クイーン)「Tウイルスが空調システムを通して広がり施設内にいる者が次々感染して制御できなくなったから」「このウイルスは環境に合わせて液体や気体に姿を変え空気感染もするし血液感染もする」「死滅させることはほとんど不可能でハイブの中に閉じ込めるしかなかったの」「だから最後の手段を取った」そうなのか…。
(レッド・クイーン)「あなたにもわかるでしょう?」「ウイルスに感染した者を外に出すわけにはいかない」
(スペンス)おい俺たちは感染してないぞ。
(レッド・クイーン)「感染者に噛まれたり引っかかれただけでウイルスが体の中に入る。
そして…彼らのようになる」
(レッド・クイーン)「私のシステムをチェックしたところメーンドライブ回路のブレーカーが不能になっているけどなぜそうなったのかしら?」あなたから逃げ道を教えてもらうため。
教えてくれないならあなたを破壊する。
わかった?
(スペンス)この場所は一体なんだ?
(キャプラン)ハイブに水やガスや電気を送るための配管トンネルだ。
(スペンス)ここはさっき通った。
立ち止まらないで!同じとこを回ってる!いやクイーンから教わったルートだ。
ここを抜けた先に…。
(スペンス)そんなの信じられるか!いい加減にしなよ!死体が追いかけて来るんだから進むしかないの。
わかった!?
(ゾンビのうなり声)
(スペンス)うわっ!うわあああ!!
(ゾンビたちの叫び声)出てくる前に逃げなきゃ!くっ!
(キャプラン)うわあああ!!押さえろ!ここから出すな!押さえろ押さえろーっ!!ダメだ押さえきれない!くぅっ!クソッ!
(ゾンビたちのうなり声)ふっ!やぁっ!!
(スペンス)もっと押せ!出すな!パイプに登って!パイプに登って!みんな早くパイプに登って!よしあそこに登るんだ!早くして!ここは止めてるから早く!ぐぅっ…!はっ!えいっ!登るんだ急げ!はっ!
(ゾンビのうなり声)
(骨が折れる音)ふっ!よし上がったぞ!ふっ!んっ!
(骨が折れる音)君も登れ!数が多すぎる。
全部は倒せない!急げ登るんだ!行け!!キャプラン!逃げて!!ここはいいから行って!こっちだ早く!よし!あああ!ああぁーっ!!
(キャプランの叫び声)うわあぁーっ!ああっ!ぐぅっ!!ぐぅっ…。
J.D.…!ぐうぅっ!うわぁっ!!くっ!
(銃声)
(ゾンビたちの叫び声)キャプラン大丈夫?ん…。
(ワイヤーが切れる音)キャプラン!ああっあーっ!!うわぁっ!うわあぁーっ!!キャプラン!うわぁっ!
(キャプランの悲鳴)きゃあーっ!!うぅっ…。
うわぁっ!やめてくれ!うわっ!!離すな!は…うぅっ!うわああぁっ!ぐぅっ…!
(銃声)キャプラン上に登って!登るんだキャプラン!
(スペンス)そこに登れば大丈夫だ!そうよそのまま登って!
(スペンス)あと少しだ!キャプラン登れ!登って!そうだもう大丈夫!よかった…。
キャプラン。
(スペンス)そこにいろ!待ってて今助けるから!この金網切ってワイヤーにして。
それを彼に投げて!待ってて!1発残ってた。
もう行ってくれ。
ダメよあなたを置いていけない!いいから行け!ダメ!
(キャプラン)こいつら全部は殺せない!どこに逃げても同じだよ。
君たちは行くんだ。
早く!お願いだ行ってくれ!
(キャプラン)早く行けって!頼む!行けえぇーっ!!ふぅふぅ…。
(銃声)ちょっと待て。
どうかしたか?見てくる。
ブルーがウイルスグリーンが抗ウイルス剤…。
ブルーがウイルスグリーンが抗ウイルス剤…。
治せる…。
何を言ってるんだ?治せるのよ。
ウイルスを殺す薬がある!治療法がある!もう大丈夫。
イッちゃったかと思ったよ。
よかった…。
Tウイルスがあったのはここ。
どうして知ってるんだ?盗もうとしてたから。
あなたの妹の仲間だったの。
裏切ったのか?わからない。
君のせいなのか?覚えてないのよ。
隠すな。
覚えてないのに隠せる?
(ため息)どういうこと!?なくなってる…。
ウイルスが消えてる!もうダメだ…ダメだよ…。
おしまいだ…!違う!
(アリスの声)ウイルスを手に入れる手助けをしてあげる。
セキュリティコードは手に入れてあるし監視システムのことも全て調べてある。
(リサ)本当?でも条件がある。
言って。
約束してちょうだい。
アンブレラ・コーポレーションを必ず潰すって。
ああ…。
スペンス…?スペンス…?
(カプセルの割れる音)スペンス…?あ…。
うっ…。
(舌を鳴らす音)まだここから逃げられる。
俺と一緒に来い。
欲しいものはどんなものでも手に入るぞ。
外には金が待ってる。
信じられないような大金がな。
それが私の「夢」だと思ってたの?
(スペンス)やめろ!お前を撃ちたくない。
大事な弾がなくなる。
下がれ!あなたの仲間になんかならない。
いいだろう。
だがお前だって結局は俺と同じだ。
ここで働きながら会社が何をしているか知っていた。
私は止めようとした!へえ〜?本気でそう信じていたのか?こいつみたいな奴らに何ができるっていうんだ。
何ひとつ変わらない。
何も変えられないのさ。
どこなの?どこにあるの?抗ウイルス剤は。
移送車だ。
(スペンス)俺が倒れていた場所。
(スペンス)お前はそのすぐ目と鼻の先に立ってたんだ。
あと一歩で逃げ切れるとこだった。
(スペンス)驚いたよ。
ハイブの外にまで防御システムが張り巡らされていたなんてな。
(スペンス)さぁどうする?来るか?死ぬか?過去はどうであれもう終わりよ。
ぐわっああーっ!!
(銃声)
(銃声)ううっ!下がれ!俺に近寄るんじゃない。
別れってのは寂しいもんだな。
待て!
(銃声)ぐっ…う…。
あんたの彼氏最低だね。
ロックを撃って壊しやがった。
くっ!あのふざけた野郎がこのまま逃げおおせるのか?
(レッド・クイーン)「私がそうはさせない」はぁ…。
ハハ…。

(うなり声)
(物音)
(鳴き声)なんだよあれ…。

(スペンスの叫び声)」ううっ…。
おい…なんだよ?今の生き物。
(レッド・クイーン)「ハイブの初期の実験生物の1つ」「生体組織に直接Tウイルスを注入して作られたもの」「その結果不安定な生き物ができあがった」「でも今新しいDNAを摂取したからまた変異すると思う」
(鳴き声)
(うなり声)
(レッド・クイーン)「前より強くなって俊敏に人を襲うようになる」そりゃいいや。
なぜそのことを俺たちに黙ってた?私たちを殺すためわざとよ。
そうなんでしょう?
(レッド・クイーン)「あなたたちが感染せずにここまでたどり着けるなんて思ってもいなかった」どうして抗ウイルス剤のことも黙ってたのよ。
(レッド・クイーン)「感染して時間が経ってからではその薬が効く保証がない」効かないとも言えない…でしょ?
(レッド・クイーン)「私は運に任せたりはしない」ちくしょう…!ゆっくりでいいよ。
(レッド・クイーン)「ここから出るには4ケタのアクセスコードが必要なの」「そのコードを教えてもいいけどその前にやってもらわなくちゃならないことがある」それは何?
(レッド・クイーン)「あなたたちの中に感染者がいる」「アクセスコードは彼女の命と交換よ」移送車のプラットホームに行けば抗ウイルス剤が手に入る!すぐそこにあるのよ!
(レッド・クイーン)「悪いけどそのためにリスクは冒せない」そのとおりだよ。
そうするしかない。
私を殺してちょうだい。
…できない。
そうしないとみんなここで死ぬんだよ!
(ガラスに体当たりする音)あっ!
(うなり声)
(レッド・クイーン)「それは強化ガラスだけどそのうちに破られる」
(うなり声)くっ…!やってよ!ダメ。
立って。
やれってば!レイン早く立って!殺せ!「早く決断しないと間に合わない」あなたを殺せるわけないじゃない。
助かる方法はある!触るな!
(レッド・クイーン)「すぐに殺しなさい!それが唯一の方法」早くやれってんだー!!できないよ!
(レッド・クイーン)「殺しなさい…」「今すぐ殺しなさい」お願いだからやって…。
殺して!
(レッド・クイーン)「殺しなさい!」やれええぇー!!うおぉーっ!!
(レッド・クイーン)「殺せ!」
(ドアが開く音)はぁ…!キャプラン!あぁ…。
このドアが開かないからクイーンをぶっ壊した。
(ガラスに体当たりする音)はっ!逃げて!
(鳴き声)うっ…!今の化け物はなんだ!?今話してる暇はないの!起動させて。
ウイルスを取ってくる。
(キャプラン)はぁ…はぁ…。
あいつらみたいに…なりたくない。
魂を失い歩き回るなんて。
もう大丈夫よ。
もし私が死んだら…ちゃんと始末してよ。
レイン…。
私たちは助かる。
わかった?うっ…くっ…。
うっ!
(キャプラン)どうした!そっちで何があった!?うっ…!あっ…ああっ…!キャプラン!!
(咆哮)
(足音)ああっ!うわぁっ!うう…。
(咆哮)
(銃声)
(銃声)うっ!ううっ…!
(咆哮)やあぁーっ!!やーっ!!はぁっ…。
あっ!くっ!
(うなり声)やあぁーっ!!
(叫び声)床を開けて!
(うなり声)
(うなり声)ぐっ…!ううっ!ううっ!
(うなり声)くっ!
(うなり声)床の扉を開けて!早く!!
(銃声)うっ!
(スイッチが入る音)
(うなり声)うっ…。
(叫び声)みんなを…死なせた。
私のせい。
そう言うな。
君にはどうにもできなかった。
悪いのはアンブレラだ。
君じゃない。
ついに証拠も手に入った。
これでアンブレラの罪を…うっ…暴けるんだ。
やっと俺たち…ううっ…!どうしたの?ううっ…!感染したのね。
心配しないで。
あなたを死なせはしない。
助けてくれ!助けてあげて!何するの!くっ…。
離して!ううっ…。
マット!!変異してる。
うわあぁっ!ネメシス・プログラムの実験台にしよう。
うわぁっ!どけっ!!何するんだ!?ううぅ…ううっ…。
マット!マット!マット!マットー!!うっうーっ!!
(研究員)この女は隔離し厳重に監視しろ。
精密な血液検査を行え。
感染していないかどうか調べろ。
ラクーンシティの医療施設に運べ。
チームを召集しろ。
ハイブの中に入る。
そこで何があったか突き止めるんだ。
わかったな?
(叫び声)
(叫び声)「誰かいる!?」「出して!出して!!」「ここから出して!」
(うなり声)はっ…。

(チャイム)
(工作員)アシュフォード博士事故が起きました。
(アシュフォード博士)深刻なのか?
(工作員)ご同行願います。
娘に言わないと…。
(工作員)我々に任せてください。
おい待て…何をする!娘は学校に行ってて今いないんだ。

(衝突音)
(工作員)「こちらガンマ・セブン撤退完了」「ただしガンマ・トゥエルブは応答なし」
(うめき声)
(銃声)
(悲鳴)
(銃声)バレンタイン!バレンタインだ!撃つな!バレンタイン。
(ジル・バレンタイン)感染してる。
(L.J.)おい誰かこの女をあっちやってくれよ。
言ったでしょ?頭を撃ち抜いて。
頼むよ!誰か助けて!やめろ撃たないでくれ!あたしは町を出る。
あんたもそうしたら?
(警察官)みんな町を離れてる。
(警察官)うちに帰って家族を連れてこよう!
(無線)「アンブレラ・コーポレーションが私設部隊を派遣すると言ってきた」「部隊が群衆の整理にあたる」
(技師)町は部隊が完全に封鎖しました。
出入りが可能なのはこのレイベンズ・ゲートのみです。
「市民はメディカル・チェックを受けなければなりません」どいて!ペイトン!
(口笛)ペイトン!
(ペイトン)バレンタイン!こっちだバレンタイン!どいて警察よ。
そこを通せ。
よう!よく来てくれた。
助かるよ。
うっ!大変心臓発作だわ!息ができない!しっかりしてパパ!うっ…うっ…。
パパ!
(隊員)その男は危険だ!離れろ!みんな離れろ!
(隊員)近づくな!みんな離れろ!!パパ…!おいで大丈夫だ。
(ペイトン)うわあーっ!離せ!こいつを離してくれ!ああ…ああっ!
(銃声)
(ケイン)封鎖しろ。
少佐!?ゲートを閉めろ。
しかしまだ…。
早く閉めろ!おい閉まるぞ!来るな下がれ!
(人々の騒ぎ声)
(ケイン)「この一帯はバイオハザード隔離区域になりました」「感染の危険があるため皆さんは町の外に出ることができません」
(テリ・モラレス)ちょっと!一体どういうことよ!
(ケイン)「我々はすでに事態を掌握しています」「適切な措置がとられていますから安心して自宅に戻ってください」
(テリ)待ってよ!逃げるつもり?
(うなり声)
(銃声)
(無線)「第3および第4部隊は…」よーし散開!
(銃声)第3から第7部隊は撤退しました。
…いえ鎮圧は失敗に終わりました。
阻止できません。
感染のスピードは予想以上に速いようです。
(ケイン)アシュフォード博士早くヘリに乗ってください。
私は行かんぞ。
あなた方科学者を避難させるよう会社から命令が出ています。
貴重な人材を危険にさらせません。
娘が戻るまでここから一歩も動かん。
(ため息)残念ですがこの町は封鎖されました。
交通事故で助かっていても捜すことはできません。
たとえ生きていても町から出すわけにはいかないんです。
感染の危険があまりにも大きい。
わかってください。
君は君の仕事をしたまえ。
私は残る。

(うめき声)
(アリス)マット!
(ジェーソン)ラクーン・シティの医療施設に運べ。
隔離して監視下に置くんだ。
(アイザックス博士)Tウイルスを用意しろ。

(アイザックス)投与量を増やせ。
いいから増やせ!はあ…。
この中に。
とにかく隠れよう。
(うなり声)見えた。
(ペイトン)全部で3匹いる。
俺たちは囲まれた。
どうすりゃいいの?行くぞ!
(銃声)うわっ…!
(うなり声)
(テリ)信じられない…。
弾を補充しなきゃ。
なくなったわ。
(うなり声)
(うなり声)
(引き金を引く音)くそっ!俺もだ!
(うなり声)
(エンジン音)どいて!
(爆発音)
(うなり声)こちらカルロス・オリヴェイラ。
大至急避難用ヘリをよこしてくれ!あいつらはなんなの?アンブレラの地下研究所が作ったバイオ兵器。
(テリ)アンブレラのことよく知ってるのね。
あそこで働いてたの。
(悲鳴)
(テリ)助けて!お願い助けてー!!
(テリ)ああっ!
(テリ)うわあ!ああ…!ここにいて。
相手が多すぎる。
逃げた方がいい。
こっちよ!
(技師)少佐Tウイルスの感染が極限レベルに達しました。
(ケイン)ちょうどいい完璧なタイミングだ。
全てのデータを記録しろ。
今からネメシス・プログラムを始動する。

(公衆電話)止まらないで。
(公衆電話)
(公衆電話)はい。
(アシュフォード)「よかった。
やっと出てくれた」あなたは?町から脱出させてやる。
君たち全員を。
(アシュフォード)「ただし条件をのんでくれたらだ」「どうする?取引するか?」「選択の余地は?」ないね。
もし生きたいのなら。
チャールズ・アシュフォード博士。
彼は…。
アンブレラ・コーポレーションで遺伝とウイルスの研究をしてた科学者よ。
条件って何?娘のアンジェラが町に取り残されてるの。
アンブレラが避難させるのを失敗して今は学校に隠れてるわ。
娘を見つければ博士が脱出させてくれる。
そんなのはほっとけ。
それより頑丈な建物を探そう。
そこにバリケードを作って立てこもるんだ。
そのうち救助隊がやってくる。
助けなんて来ないわ。
博士によるとアンブレラは感染を阻止できない。
つまり日の出と共にラクーン・シティは完全に殺菌されるわ。
さ…殺菌するってどういう意味?戦略核兵器を使うってこと。
威力は?5キロトン。
フッ。
嘘でしょ?ふざけやがって!
(テリ)どういうこと?核ミサイルでウイルスを焼き尽くすの。
証拠も一緒にね。
本当に脱出なんてできるのかしら?博士はゲーム感覚で遊んでるだけかもしれない。
どうしたの?
(ペイトン)何があった?待って。
日の出は待ってくれない!違うの。
下に何かいる。
どこよ?あそこ…。
(ペイトン)何も見えないぞ。
見えなくても間違いなくいるわ。
あそこに何かいる。
またかよ。
うんざりだぜ!ペイトン!
(銃声)うわーっ!ちくしょう!
(銃声)さらに隊員を2名発見しました。
(銃声)ネメシス…。
行って!早く逃げて!最重要ターゲットです。
諸君待ちに待った瞬間がきた。
(ケイン)現在時刻2時18分27秒。
ネメシス・プログラムは完全に始動した!
(銃声)うっ!
(銃声)
(咆哮)
(銃声)
(発射音)
(爆発音)
(銃声)
(銃声)
(うなり声)
(銃声)うっあっ…!うっ…。
(銃声)
(爆発音)ああ…。
(エンジンをかける音)お友達気の毒だったわ。
学校に行って博士の娘を捜しましょう。
(エンジン音)
(悲鳴)ペイトン!やめて!フンッ!許して…。
(銃声)
(発進音)ストップ!
(L.J.)俺は化けもんじゃねえ!
(L.J.)おお!あんたとは警察で会ったな。
ほら見ろよ。
全然噛まれてねえだろ?いいわ乗って。
俺はロイド・ジェファーソン。
「L.J.」って呼んでくれ。
今夜はみんなで仲良くやろうぜ。
みんなで手分けして捜そう。
嫌よ。
一人で行くなんて絶対に嫌!じゃあ俺と行こう。
あんた1階お願い。
あんたは2階を捜して。
あたしは地下を捜す。
銃なんて撃ったことないわ。
簡単よ。
頭を撃てばいいの。
このーっ!うわっ!こいつ脅かしやがって。
(悲鳴)
(銃声)
(カルロス)君にも電話があったのか?…電話?娘の捜索だ。
あそうそう。
娘ね。
博士はほかにも頼んだようだな。
じゃあ俺たちは仲間だ。
行こう。

(ぶつかる音)もうやめてよ!アンジェラ?もう大丈夫よ。
(テリ)だから怖がらないで。
うちに帰りましょう。
(悲鳴)神様…!
(悲鳴)
(テリ)やめてー!!誰か!誰か助けて!
(テリ)やめて!助けてー!!
(悲鳴)テリ…?
(アンジェラ)助けられないわ。
もう無理よ。
どうなるか見てきたから…。
あなたがアンジェラ?そう。
戻ってくるわ。
早く逃げないと。
持ってて。
(アンジェラ)ここにあいつらがいるわ。
大丈夫よ。
あいつらのろいから逃げられる。
(アンジェラ)違うの。
この人たちじゃなくて…あれよ。
下がって。
(咆哮)
(銃声)うっ…!
(銃声)
(銃声)
(銃声)
(銃声)
(ニコライ)伏せ!余計なお節介だった?アンブレラの社員?さっきまではね。
だがここに置き去りにされちまった。
だから今はフリーってとこかな。
気楽だね。
ニコライ・ジノビエフ軍曹だ。
お見知りおきを。
(ニコライ)うわっ!
(アンジェラ)こっちよ!待って!アンジー!その子を頼む!ここは俺がなんとかする!うっ…うっ!
(咆哮)おい嘘だろ!?
(悲鳴)あたしのそばから離れちゃダメ。
出られないわ…。
どうする?ここにいて。
見張ってるの。
いいわね?ハッ!あっ…!フンッ!
(咆哮)さあ…。
(ガスが出る音)フンッ!
(爆発音)うっ!
(せき込み)ありがとう。
あんたたち知り合い?この子感染してる。
それも重度の感染をしてる。
どうしてわかるのよ?この人もそうだから。
感染してるの?どうして黙ってたのよ!?見せて。
嫌よ。
信じて。
私は味方よ。
だから見せて。
抗ウイルス剤よ。
Tウイルスを抑制するの。
抑制できるの?どうしてこれを…?パパよ。
パパが作ってくれたの。
パパは病気よ。
だから「私も病気になる」って…。
パパはそれを防ぎたかったの。
小さい頃私は松葉杖をついていた…。
よくなることはないって言われてたの。
(アンジェラ)でもパパは治療薬を見つけてくれた。
Tウイルスね?
(アンジェラの声)でもパパの発明は奪われてしまった…。
パパは悪くないわ!全部アンブレラがいけないの!大丈夫よ。
(泣き声)
(扉の開く音)撃つな!撃つなって!こいつはオーケーだ。
あんたと同じく博士と取引した。
仲間は何人いる?どうして?ニコライ…。
(せき込み)いつ噛まれたの?3時間前だ。
マジかよ!?あなたツイてるわ。
噛まれたんなら早く言えよ。
俺が危ねえだろうが。
(公衆電話)
(アシュフォード)「娘を出してくれ」その前に脱出方法を…。
すでにヘリが待機してる。
離陸するのは47分後だ。
「これがラクーン・シティを爆破する前の最終輸送便になるだろう」どうやら私たちのためのヘリじゃなさそうね。
「ああ。
君たちのヘリじゃない。
だが警備は手薄だ」どこに行けばいい?娘と話させてくれ。
パパ?ああ…アンジェラ…。
大丈夫かい?
(アンジェラ)「いつ会えるの?」
(アシュフォード)すぐだ。
「その人たちと一緒においで。
すぐに会えるから」「さっきの人に代わって」「どこへ行けばいい?」ヘリはシティセンターに着陸する。
「君たちも急いだ方がいい」
(ケイン)コンピューターなんて全く当てにならん。
(ため息)人間と同じだ。
バレないとでも思ったのか?それなんの注射だ?抗ウイルス剤よ。
Tウイルスで細胞が活性化するの。
つまり死者がよみがえる。
生きてる者に接種すれば細胞変異が起きる。
でもその変異を抑えればアンジェラみたいに歩けるようにもなるわ。
これで。
この子も感染を…?ええ。
細胞はどんどん活性化してるけど突然変異するほどじゃないわ。
君もTウイルスに感染しているのか?そうよ。
でも心配しないで。
伝染はしない。
ほら。
ビデオに撮っておいて。
いざという時の証拠。
私はアリス。
世界有数の大企業アンブレラ・コーポレーションで特殊部隊隊員として働いていた。
私の仕事はハイブと呼ばれる極秘の研究所を警備すること。
よし。
ん?フンッ!うぅっ!ああっ!君はツイてる。
フフ…。
急がないと…。
時間ならまだある。
早く!いいから急いで。
くそ!あの化け物も乗る気かよ!離陸して。
早く出して!
(ケイン)何を急いでる?
(ケイン)君を待ってたんだ。
周辺異状なし。
全域封鎖。
アンジー!
(アンジェラ)パパ!アンジー。
来てくれるって信じてた。
お前を置いて行くもんか。
第一段階の武器を放棄しろ。
(うなり声)
(ケイン)君たち2人は実に有能だ。
直接対決してその実力を見せてほしい。
君たちは兄弟同然だ。
スピードパワー敏捷性殺人本能どれをとっても同じ。
何から何まで同レベルだ。
この機会にどちらが上か見極めようじゃないか。
戦え。
嫌よ。
(舌打ち)仲間が死ぬぞ。
脅しはきかないわ。
(銃声)
(アシュフォード)うぅっ!パパ!死なないで!
(カルロス)ちくしょう!パパ!貴重な人材でも殺す時は殺す。
ましてやザコなど用はない。
始めろ。

(咆哮)
(咆哮)
(うめき声)
(うめき声)あぁっ!
(ジェーソン)変異してる。
(ジェーソン)ネメシス・プログラムの実験台にしよう。
マット!ごめんなさい…。
マット本当にごめんなさい。
殺せ。
息の根を止めろ。
嫌よ。
嫌…。
君は自分の価値を知るべきだ。
彼は怪物だが君は…細胞にTウイルスを接種してもどういうわけかそれに順応し変化させた。
まさに君は奇跡だ。
私も怪物よ。
(ケイン)違う。
君は変異ではなく進化なんだ。
私の助けで君は究極の存在になれる。
彼はどうなるの?進化が行き詰まることもある。
とどめを刺せ。
楽にしてやれ。
私と来たまえ。
嫌よ。
まったく君には失望したよ。
力があるのに使おうとする意志がない。
なんたる無駄。
(うなり声)
(ケイン)離陸の準備をしろ。
(ケイン)ラクーン・シティを殺菌する。
私の合図を待て。
(ケイン)殺せ。
うわぁっ!
(ケイン)何をしてる!うわぁっ!離陸しろ。
本部こちらケイン少佐だ。
ミサイルを発射しろ。
(無線)「了解。
目標に向けてミサイル発射」何をモタモタしてる!キャデラックしか運転しないの。
(ケイン)うっ!へへ…。
「投降しろ。
さもないと撃つぞ」銃を捨てろ。
あぁっ!うわっ!
(アンジェラ)アリス!「武器を捨てて投降しろ」あっ!
(うなり声)
(叫び声)
(咆哮)うぅっ!
(うめき声)おい!とっとと飛びやがれ!アリスしっかりして。
マ…マット…。
(カルロス)大丈夫大丈夫だ。
さあ早く逃げよう。
ほら行くぞ。
しっかり…さあ!
(うめき声)立って!
(ケイン)命乞いすると思うか?甘く見るな。
(ケイン)待て。
(ケイン)うぅ…。
私を殺しても何も変わらんぞ。
そうね。
でも第一歩だわ。
(ケイン)あぁっ!ああ…!
(引き金を引く音)あぁ…。
(悲鳴)
(爆発音)危ない!何かにつかまれ!
(カルロス)墜落するぞ!
(アンジェラ)あぁっ!
(L.J.)おい!!
(アンジェラの悲鳴)
(アイザックス)救護班を呼びたまえ。
他に遺体は?どこにも見当たりません。

(キャスター)「ラクーン・シティの惨事を撮影したビデオが手に入りました」「まずは衝撃の映像をご覧ください」「正体不明の伝染病あるいはウイルスが蔓延した模様です」「この大惨事の責任はアンブレラ・コーポレーションにあると思われ…」「この映像は『RACCOON7』のキャスターテリ・モラレスが撮影したものです」「衝撃の映像を否定する新たな証拠が出ました」「これは悪質なやらせです」「映像に信憑性はありません」「手の込んだでっちあげです」「現在警察は偽の情報を流したジル・バレンタインとカルロス・オリヴェイラを捜索中です」
(アンジェラの声)アリス…。
(アンジェラの声)アリス…。
(アンジェラの声)アリス起きて。
聞こえるかね?何を言ってるかわかるか?よし。
いいぞ排出しろ。

(せき込み)
(技師)すごい回復力です。
それにパワー。
心身共に驚異的な発達を遂げています。
ここ…どこ…?どこ…?さあどこかな。
どこ…?うぅっ。
大丈夫だおいで。
よしそうだ。
ここに立って。
(アイザックス)なんだかわかるか?これはペンだ。
ほら書いてごらん。
(アイザックス)そうだ。
ペ…?ペンだ。
ペン…。
こっちを向いて。
何か覚えてるか?うん?自分の名前は?名前…名前…。
うぅっ。
彼女を24時間監視下に置く。
(アイザックス)今日中に血液検査をしろ。
同時に化学分析。
電解質も分析する。
名前は…。
名前は…。
(技師)博士。
それから反射テストだ。
最優先でやろう。
名前は…。
(アイザックス)インパルスも…。
(技師)博士!博士!一体なんだ?私の名は…アリス。
フッ何もかも覚えてる。
うっ!うわっ!うわっ!あっああ…っ!うっ!うううう…。
(撃鉄を起こす音)ご苦労様あとは引き継ぎます。
誰の指示です?
(カルロス)それは言えん。
最高レベルの機密だ。
失礼しました。

(電話)
(電話)通していいぞ。
(カルロス)お帰りアリス。
大丈夫?アリス・プログラム始動。
何をされたの?2014/11/16(日) 21:20〜23:30
ABCテレビ1
日曜洋画劇場「バイオハザード+バイオハザード

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