皆さん、こんばんは。
真相報道バンキシャ!です。
国会議事堂に不審者が侵入し、一時騒然となりました。
警視庁によりますと、きょう午後3時半前、東京の国会議事堂に、不審な男が侵入したと、警視庁に通報がありました。
男は国会議事堂の裏側にあるフェンスを乗り越えて入ったと見られ、国会の衛視や、多数の警察官らが男の行方を捜し、先ほど午後4時50分ごろ、男は上半身裸の状態で身柄を確保され、現行犯逮捕されました。
警視庁は、侵入した動機などを調べています。
女性の活躍を掲げる第2次安倍改造内閣で、最大の目玉人事だった小渕優子経済産業大臣。
辞任を避けられない状況です。
問題となったのは、小渕大臣が関係する政治団体の政治資金収支報告書。
観劇代にプロ野球観戦代、政治資金の扱いに問題はなかったのでしょうか。
さらに、ベビー用品や大量のネギ代にも批判の声が。
きのう、愛知県豊山町。
国産初となるジェット旅客機の試験機完成を披露する式典が行われた。
式次第には、小渕経済産業大臣あいさつの文字が。
だが。
経済産業大臣の祝辞を預かってまいりましたので、代読をさせていただきます。
そのころ、都内の小渕大臣の自宅前。
今、小渕大臣が自宅から出てきました。
車に乗り込みました。
実は、小渕大臣はこの日、公務を急きょ、キャンセル。
午後2時半ごろ、経済産業省に入った。
大臣の進退問題で、多くの報道陣が。
混乱する現場、そして。
今回の政治資金の問題の責任を取ってですね、辞任を表明する考えはございますでしょうか?
今、私と、その政治資金に関わるさまざまな問題について、現在は調査をしっかりやっているというところです。
知らなかったでは済まされないだけの、大きな額の問題であるという認識はございますか?
知らなかったでは済まされないという思いでおります。
木曜日、政治と金を巡る疑惑が浮上した小渕大臣。
一体なぜ政治資金の問題が。
法律に違反するっていうところの知識がなかったんじゃないかなと思うんですけど。
きのう、バンキシャが向かったのは、小渕大臣の地元、群馬県。
ある農家が手にしているのは。
下仁田ネギ。
太くてずんぐりむっくりっていうのが特徴。
火に当てるとっつうのかの、とろり、甘くてうめーんだ。
これから冬場に向けて旬を迎えるという。
この地元の特産品が、国会で議論されていた。
下仁田ネギというのがありますけど、これはいろんなまた、政治的にお世話になった方にお配りしたということなのですか?
この下仁田ネギは、私の地元の名産品であります。
私が代表を務めております、未来産業研究会、これ、会費も納めていただいていますが、こういう方々にお歳暮として贈らせていただいております。
東京が中心であります。
小渕大臣の関係する政治団体は、この下仁田ネギの購入代金や送料として、2009年から3年間、年末におよそ60万円を支出していた。
さらに、小渕大臣の後援会の女性が見せてくれたのは。
これですけど。
あー、天童よしみさんですね。
今月8日、東京・日本橋の劇場、明治座で行われた公演チケット。
全館貸切と書かれている。
後援会の女性部の大会としてツアーが組まれ、およそ1000人が参加したという。
去年、参加した人は。
東京まで連れていってくれてね、それでお昼くれて、1万2000円くらいじゃ、安いっつうんだよね。
2007年から毎年行われているという観劇会。
主催したのは、小渕大臣が関係する2つの政治団体。
そのうち、小渕優子後援会の2010年の収支報告書には、明治座におよそ844万円支払ったと記載されている。
一方で、参加者から集めた会費は、およそ373万円。
その差額はおよそ471万円となる。
仮に、差額分を政治団体が肩代わりしていたとしたら、参加者への寄付に当たり、公職選挙法違反に。
また参加者から受け取った費用を少なく申告していたとしたら、虚偽記載に当たり、政治資金規正法違反になるおそれがあるという。
収支の差額は翌年にも。
さらにもう一つの団体にも差額があり、総額は2年間で、およそ2640万円に上る。
さらに2012年の報告書には、観劇会が行われていたにもかかわらず、収支そのものが記載されていなかった。
また2009年には、ベビー用品や玩具などに、合わせておよそ9万円を支出。
このほか、親族が経営する服飾店に対して、2010年からの3年間で、およそ200万円が品代として支出されていた。
親族の企業に対してですね、政治資金から支出をするということは、これは公私混同ではないですか?
ネクタイ、そしてハンカチに関しても、私の姉が作ったものですと言いますと、それを喜んでくださる方も大勢おられるわけであります。
決して、公私混同して買い求めたものではないというふうに思っていますけれども、しっかり確認をさせていただきたいと思います。
別の日にもこんな指摘が。
品目は、室内装飾品、化粧品、服飾品、それからストール。
すべて贈ったということで、おっしゃっておられますね。
一般の庶民は、そういうものは自腹を切って、ないお金の中から買って、お贈りするんですよ。
ここにお示しをさせていただいているものは、私の政治活動に対して、なんらかの形で大変お世話になっている方々、あるいは私の父の時代から、長くご縁を頂いている方々、文化人の方、経済界の方、そのような方に対しての贈答品ということになります。
小渕大臣の政治資金疑惑で、一番大きな問題は何なのか。
専門家は。
後援会が主催をした2つの団体ですけれども、これで観劇に行ったと、今回は大臣ということもありますし、金額がやはり非常に多額であると、こういったところを見ますと、やはり修正申告だけでこれを済ますというのは、非常に難しい案件だとは思います。
一番問題だという観劇会の記載。
国で義務づけられている政治資金収支報告書のチェックを行う、政治資金監査人に聞くと。
こんなに分かりやすいように、政治資金の収支報告書に記載しないんですよね。
そもそも、そういう行為がいけないと、法律に違反するっていうところの知識がなかったんじゃないかなと思うんですけどね。
小渕大臣の関係者の一人は。
収支報告書は以前、東京の事務所でやっていたのを、群馬の古参秘書がやるようになった。
しかし田舎の感覚でやるからこうなってしまった。
今後、小渕大臣の進退問題はどうなるのか。
大臣の辞任は、すでに避けられない見通しです。
小渕大臣は、辞任は簡単な決断ではないとしつつも、国民の不信を買うような言い逃れはしたくないという思いを強く持っているんです。
一方、安倍総理周辺も、最後は小渕大臣が判断することだとして、
ではここで、こよいのご意見番をご紹介いたします。
まずは、教育評論家の尾木直樹さんです。
こんばんは。
こんばんは。
よろしくお願いします。
そして、オリンピック水泳金メダリストで、日本水泳連盟会長の鈴木大地さんです。
どうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
最新の世論調査の数字が入ってきました。
NNNがこの週末に行った世論調査によりますと、安倍内閣の支持率は、47.5%で、内閣改造直後の前の月に比べ、3.4ポイント下落しました。
一方、支持しないは33.0%でした。
安倍改造内閣の目玉として話題を集めたこの小渕優子大臣でありますが、尾木さん、まさかこういうことになるとは思いませんでしたね。
期待が大きかっただけに、皆さん、ショック受けてると思うんですけれども、それにしてもね、今の時代に小渕さん、何をしてるんだろうと思いますよね。
こんなことはね、もう本当にかなり初歩的なところで、だけども、ほら、公職選挙法違反に引っかかってくると、かなり致命傷的なダメージが大きいですよね。
だから、本当そういう意味では、注目したいなと思うんですけども、ただやっぱり、襟はちゃんと正すところは正さなきゃいけなくなるんじゃないかなっていう気はしますよね。
鈴木さんは、この問題、いかがご覧になりましたか?
公人ですからね、最近は私だって、公人って言われちゃうくらいなんですけど、やっぱりまずそういう代議士であって、まあ、大臣ですから、一点の曇りもないような形で活動しなくてはいけない。
まあ、あとVTR見るかぎり、やっぱり有能な人が周囲にやっぱりいないと、やっぱり、いろんな意味できついでしょうね。
そうでしょうね。
これまで調査中とのことばを重ねてきた小渕大臣。
週明け、数々の疑惑にどうけじめをつけるのか、注目です。
それでは続けてまいりましょう。
桑田・清原のKKコンビをはじめ、プロ野球界に数々の名プレーヤーを輩出したPL学園野球部。
甲子園で春夏7度の優勝を誇るチームが今、存続の危機に立たされています。
バンキシャが入手した、一枚の文書には、新入部員の受け入れ停止という異例の事態が。
名門野球部に、何が起きているのでしょうか。
きのう、バンキシャは大阪府のとある野球場へ。
グラウンドでは、中学生たちが練習試合を行っていた。
地元の伝統チーム、八尾フレンドボーイズ。
PL学園に多くの選手を送り込んできた名門。
あの桑田真澄さんも所属していた。
このチームの野球少年は。
PL学園に行きたいと決めていました。
ちょっと寂しいかなと思います。
春夏合わせて7度の全国制覇を誇る高校野球の名門、PL学園。
桑田・清原のKKコンビが活躍し、アルプススタンドでの鮮やかな人文字が人気を呼んだ。
しかし今月、PL学園は保護者に一枚の文書を送った。
硬式野球部、新規部員の受け入れを停止すると書かれています。
高校球界をリードしてきたPL学園に、一体何があったのか。
新入部員を取らないイコール野球部がなくなってしまうと。
きのう、PL学園野球部は、京都市内の野球場にいた。
来年春の甲子園センバツヘの参考となる大会だ。
どこの応援に来たんですか?
PL学園です。
優勝してもらって、それを変えてほしい。
校歌と一緒でね、永遠にとわの学園。
試合前、球場にPL学園の校歌が響いた。
実は、PL学園野球部は野球の強豪校としては異常な状態が続いている、きっかけは去年2月、部内暴力が発覚し、当時の監督が辞任したこと。
そして急きょ、監督を務めたのが、野球経験のない校長だった。
夏の大阪大会、サインを送るのは選手だった。
しかし、きのうの試合。
バンキシャは、ある変化に気付いた。
校長先生が、サインのようなしぐさをしました。
これまであまりサインを出さなかった校長に動きが。
さらに。
今、スーツの男性と校長先生が同時にサインを出しましたね。
よく見ると、コーチのサインに続いて、校長も同じサインを出しているようだ。
これはなぜなのか。
次の試合がもしあるんだったら、私がそれを担当するかもしれないという、心づもりでやりました。
試合は2回の裏、PLが逆転、2対1。
このまま逃げきれば、甲子園が近づく。
果たして。
実はこの試合の9日前、PL学園は保護者にある文書を送っていた。
保護者は。
ひと言で言うなら、びっくりしましたね。
来年度は野球部の新入部員を受け入れないというのだ。
私の思いとしては、やっぱりこのままずっと続けていってほしいっていう思いが強いです。
学校サイドと話し合いができたならっていうのは、率直に思いますね。
さらに、野球部OBにも衝撃が走った。
PLの黄金期を支えた元プロ野球選手、立浪和義氏は。
新入部員を取らないイコール野球部がなくなってしまうと、そういうことですから、非常に寂しい思いですね。
監督不在の中で、本当に選手たちはすごく頑張ってると思いますし、われわれが願うのは、またPL学園の野球部が復活と。
また来年、PL学園野球部に入る予定になっていた中学3年生もショックを受けているという。
今後については、もうゼロからの学校選びと、非常に難しい状態に追い込まれてるなと。
保護者へ送られた文書によると、新入部員の募集を停止した理由は、監督の適任者選びを進めてきたが、実現できていないからだという。
そもそもPL学園は、人生は芸術であるとの教義を掲げるパーフェクト・リバティー教団が母体となっている。
そのため、選手はPL教団に入信することが求められてきた。
PL学園の関係者によると、教団は、学校運営に強い影響力を持っているという。
なぜ新監督が決まらないのか。
校長から話を聞いた、スポーツライターの柳川氏は。
校長がおっしゃってたことなんですが、結局、監督にもやっぱり信仰心、PL教団の信者としての信仰心を非常に求められていて。
またPL学園野球部のOBは。
教団あっての学校だとは思いますね。
その一方で、別のOBによると、部内暴力などが相次いだことから、教団の一部に野球部への批判もあったという。
野球部に対して、ストレートに言うと、興味がなくなったというか。
監督が決まらない理由は何なのか。
バンキシャはPL学園と、その母体であるPL教団に対し、いくつかの質問をしたが、取材には一切答えられませんという回答があった。
きのう行われた近畿大会。
PL学園は2対3で惜しくも敗退した。
春の甲子園出場の夢が遠ざかった。
まあ廃部と明言しておりませんので、再起を期していきたいと思います。
PL学園は平成27年度の部員受け入れの停止について、保護者宛てに文書を出しています。
一部抜粋してお伝えします。
それがこちらです。
野球というスポーツを通して、PL学園でしかできない信仰指導、人間教育ができるよう努めてまいりましたが、適任者不在のまま、十分な指導ができていないことは、ざんきに堪えません。
本校のクラブ活動は学校教育の一環として行っており、硬式野球部も例外ではありません。
このまま新たに硬式野球部の新規部員を受けいれることは、本校の教育責任を十分に果たすことができず、PL学園の教育指針に反すると判断いたしました。
今回のPL学園のこのニュース、本当に驚いたしだいなんですが、鈴木大地さん、今の野球部員の皆さんの気持ちを、いかばかりかっていう感じですね。
そうですね。
スポーツやってた人間からしますと、やっぱこの高校時代っていうのは、ものすごいやっぱ伸びる時期で、心身だけじゃなくて技能レベルもですね、ですから、非常にPLの学生さんであれば、非常に才能ある人たちですので、なんとかね、存続できるような環境を望みたいなと思いますね。
尾木さん、高校野球は教育の場でもありますよね。
そうなんですよ。
PLっていう一つの学校の問題ではなくて、もう日本のね、高校野球のシンボル的な存在でしょう。
それがね、廃部になるかもしれないなんて危機っていうのは、黙って見てられないと思います、国民的に言ってもね。
確かにそうですね。
だから、そこのところをね、なんとかやっぱり突破してほしいって、大人の事情じゃなくて、子どもたちにもっと頼って、子どもは突破できると思うんですよ。
きたいしたいですよ。
尾木さんのことばにありましたが、こちらね、PL学園出身の主なプロ野球選手をざっとまとめました。
赤字が現役選手なんですが、まさに日本のプロ野球という文化の礎を作った学校と言っても、過言ではない状況でありますね。
こうしたこの名門野球部が今後、どうなっていくのか。
われわれ、今後も注目していきたいと考えております。
続いてはこちらです。
今、新潟県に住む8歳の女の子の映像が、世界的に絶賛されているんです。
この少女、本当にすごいんです。
動画投稿サイトでの視聴回数は、なんと370万回以上。
その映像がこちらです。
空手の形を演じる少女。
彼女は、新潟県長岡市に住んでいる。
こんにちは。
こんにちは、万優ちゃんですか?
はい。
高野万優ちゃん8歳。
小学2年生。
お兄ちゃんたちと遊んでいる姿は、ごく普通の女の子だった。
しかし、道着に着替え、帯を締めると。
実は万優ちゃん、去年の全国大会で優勝。
ことしの大会が数日後に控えていた。
優勝するために、毎日、練習を頑張りたいと思います。
目指すは2連覇。
ところが、大会当日。
もうちょっとよいのをやらないと、勝てないんじゃないかと思うんで。
プレッシャーが小さな体にのしかかる。
新潟県、高野選手。
はい!
念願の2連覇なるのか?
観空大!
大会6日前、新潟県長岡市の公民館。
しっかり軸足の上に乗せてね。
はい。
楽しないで、しっかり蹴りましょう。
はい!
4歳から通う空手道場。
技の一つ、蹴りの練習では、上体がぶれないよう蹴り続ける。
連続して行えば、大人でも悲鳴を上げる練習。
だが、万優ちゃんは一切手を抜かない。
空手を始めたきっかけは、2歳上のお兄ちゃん、練習をする姿に憧れた。
万優ちゃんの強さは、一体なんなのか。
とにかく集中力がすごい。
ただ者ではないなっていうのは、初めて練習に来たときからもう感じてましたね。
集中力は群を抜いていた。
それに加え、努力を重ねた万優ちゃん。
突きの練習では道着がこすれる音がする。
1、2、3。
脇を締めて鋭く突かないと、ここの音はしないという。
集中力と鋭いキレ、この2つが、彼女の強さだった。
新潟県の小学2年生女子の代表として、学年別の全国大会に出場する万優ちゃん。
種目は形。
四方八方から、敵が襲いかかってくることを想定して演じる競技。
技のキレやスピード、気迫などで勝敗が決まる。
お邪魔します。
自宅の万優ちゃんはというと、お兄ちゃんや近所の友達とゲームに夢中。
無邪気な小学2年生。
2階には自分の部屋が。
見せてもらうと。
ピンクのカーテンに、縫いぐるみがずらり。
最近、何かさ、はまってるものってなんなのかな?
ほっぺちゃんです。
ほっぺちゃん?ほっぺちゃんって?
これ。
この、これ全体です。
小学校ではやっているキャラクター。
お母さんにおねだりして、少しずつ集めている。
万優ちゃん、将来の夢を教えてください。
空手の世界大会で優勝して、空手の先生になりたいです。
目指すは世界一。
数日後に控えた全国大会は、絶対に負けられないという。
道場がない日は、お父さんがコーチ。
集中して。
1、2。
師範に指摘されたポイントを、何度も繰り返す。
お父さんも空手をやられてるんですか?
一応、はい、やられていますけど、お父さん、お父さん、なんちゃって黒帯みたいな感じなので。
おまけで。
謙遜しているが、初段の腕前。
仕事が休みの日には、一緒に練習に励んでいる。
空手のことはお父さんの担当。
夜、慣れない手つきで万優ちゃんの道着に全国大会のゼッケンを縫い付けていた。
悔いのない試合をしてほしいという思い。
だが、一つだけ不安があるという。
緊張しやすいっすね。
それが結構心配ですね。
緊張すると、本当、こう力んじゃって、本当力抜いて動くことができなくなっちゃって。
緊張で実力を発揮できず、涙を飲んだことがあったというのだ。
家族一丸となって目指す日本一。
しかし、そこには思わぬ苦戦が待ち受けていた。
8月17日、全国大会当日。
会場となるのは東京武道館。
万優ちゃんは、お兄ちゃんや道場の仲間と笑顔で現れた。
おはようございます。
おはようございます!
晴れ舞台を前に、娘の髪をセットするお母さんは。
だめだ、手が震えて、緊張して変なんなった、なんか。
よくない、きょう。
まぁ、いいよね。
髪じゃないしね、実力で勝って。
お父さんも緊張を隠せない。
そして午前9時、大会が幕を明けた。
全国の小学生およそ3万2000人から勝ち抜いた男女2101人。
トーナメント戦で各学年の頂点を決める。
万優ちゃんは去年に続き、2連覇を目指す。
ところが、出番が近づいてくると。
笑顔で話をしているライバルの隣でこの表情。
そして。
平安二段!
形の名前を宣言し、万優ちゃんの初戦が始まった。
試合は対戦相手と同時に形を演じ、審判5人の判定で勝敗が決まる。
技のキレ、緩急、気迫などが判定基準。
果たして、初戦の結果は。
判定!
審判全員が、赤の旗を上げた。
5対0で万優ちゃんの勝利。
試合が終わるとほっとしたのか、笑みがこぼれた。
その後は順調に4回戦まで勝ち進んだ。
休憩時間、万優ちゃんが真っ先に向かったのは、お母さんのもと。
第1目標突破したね。
あと優勝、頑張ってね。
そのときだけは、緊張も気迫もない、8歳の女の子に戻っていた。
だが、それもつかの間、次の試合が待っている。
覚悟は出来た?とにかくキメとスピード、あと目と声と気合い。
完璧だよね、よし。
残り3試合。
まずはベスト4を懸けた準々決勝。
赤1番、新潟県、高野選手。
はい!
青13番、神奈川県、…選手。
対戦相手は、神奈川県代表。
同じ形での勝負となった。
判定は4対1で万優ちゃん。
続く準決勝。
広島県代表と決勝を懸けた戦いは。
3対2。
辛くも勝利をつかんだ。
強豪相手に、試合は苦しくなっていく。
もうちょっとよいのをやらないと、勝てないんじゃないかと思うんで。
頑張ってほしいですね。
空手道選手権大会決勝。
優勝を目指す高野万優ちゃん8歳。
対戦相手は、去年も戦った兵庫県代表だった。
家族も見守る中、万優ちゃんの最後の形が始まった。
観空大!
彼女が演じる形は、1分半に及ぶ。
一瞬も集中力を切らすことなく、演じなければならない。
気迫、技のキレ、緩急。
彼女は積み重ねた練習のすべてを、この試合にぶつけた。
勝つために。
そんな娘の姿を、お父さんはじっと見守っていた。
一方の兵庫県代表。
キレのある正確な動きだった。
小学2年生の頂点を決める戦い、その勝敗は?
判定。
赤4、青1。
万優ちゃん、念願の優勝。
去年に続き、2連覇を果たした。
お父さんとお兄ちゃんが駆け寄ると。
やったね。
疲れた?おめでとう。
頑張ったね。
泣きそうなの?
え?
泣きそうなの?泣いていいんだよ、よかったね、万優ちゃん。
2連覇だぞ!お前。
よく頑張った。
頑張ったね。
万優ちゃんに次の目標を聞いてみると。
来年も優勝したいです。
すでに、来年の大会を見据えていた。
この万優ちゃんが、優勝した全日本少年少女空手道選手権大会は、小学生では日本、最大の大会なんですが、さあ、尾木さんはどうご覧になりましたか?
いやぁ、すごいですね。
万優ちゃんのこのキレとスピード。
だってね、道着がこすれる音がするでしょ。
ジャッキー・チェンだってしないよ。
ものすごいわ。
ねえ。
このまんまね、周りのプレッシャーで潰されないで、この好きなことをね、ずーっとね、伸ばしていってほしいと思いますねぇ。
そうですよね。
世界とってほしいですよね。
そうですね。
このまま伸びてね。
万優ちゃんが空手を始めるきっかけとなったのは、2歳年上のお兄さんなんですけれども、大生さん、おととい行われた所属する団体の国際大会で、なんと見事、優勝されたということで、おめでとうございます。
すごい!
鈴木さん、本当に兄妹そろって切さたく磨、すごいですね。
やっぱ家族の協力もあって、こういうふうになってるんだなと思いましたけど、それにしても、ふだんとのギャップ、すごいですね。
もう道着着たらね、もうぎゅっと変わってね、こういう人はやっぱり空手をやるために生まれてきたような、なんか才能もあると思いますし、努力もあると思いますし。
この目ですよ。
すっごいメッセージ性を感じるんです。
なんか今の日本社会に喝を入れてくれるような、本当吸い込まれそうですよ、この子。
本当に日本を代表するようなね、スポーツであり、伝統的な武芸だと思いますけども、このほんと、女の子が日本を代表するような、また選手になってもらいたいですね。
そうですね。
今、きっとね、テレビ新潟で、万優ちゃん、ご覧でしょう。
本当ね、頑張って世界、てっぺんとってください。
おじさんたちはずっと応援してますんでね。
応援してます!
モクゲキシャ!でした。
続いては上田さんのニュースコーナーです。
お伝えします。
NNNがこの週末に行った世論調査によりますと、安倍内閣の支持率は47.5%で、前の月に比べて3.4ポイント下がりました。
世論調査で、安倍内閣を支持すると答えた人は47.5%で、内閣改造直後の前の月に比べて3.4ポイント下がりました。
一方、支持しないは33.0%でした。
安倍総理大臣が、来月のAPEC・アジア太平洋経済協力会議での実現を目指している、中国の習近平国家主席との日中首脳会談について尋ねたところ、66.8%の人が成果がなくても、会って話し合うことは必要と答えました。
政府が検討している拉致被害者らの調査状況を確認するための、北朝鮮への担当者派遣について、意味があると思うが49.4%、意味があると思わないが37.4%でした。
また感染が広がるエボラ出血熱について、国内で感染者が出ることに不安を感じると答えた人が78.1%に
福島県で開催された、ご当地グルメによるおなじみのイベント、Bー1グランプリがきょう閉幕し、青森県の団体がゴールドグランプリを獲得しました。
今回で9回目を向かえたBー1グランプリは、東北・福島応援特別大会として、郡山市で開かれました。
全国各地から59の団体が出展し、自慢のご当地グルメとパフォーマンスで、それぞれの地域をPR。
会場は2日間で、45万3000人の来場者でにぎわいました。
そして料理のおいしさや、おもてなしなどをポイントにした、来場者による投票の結果、青森県からの団体、十和田バラ焼きゼミナールが、ゴールドグランプリを獲得しました。
来年のBー1グランプリは、十和田市で開催されます。
2014/10/19(日) 18:00〜18:55
読売テレビ1
真相報道 バンキシャ![字]
バンキシャ!は毎週、注目を集めている事件・出来事について、他にない切り口で検証を加える番組です。今週もスタッフは各地に飛び、ただいま取材中。ご期待ください。
詳細情報
番組内容
真相報道バンキシャ!は福澤朗と夏目三久がお伝えする〈新型〉報道番組。日曜の夜、その1週間の起きた出来事について視聴者の方に「なるほど、そういうことだったのか」と言っていただける番組づくりを目指しています。取り上げるのは、事件・事故・政治・経済からスポーツまで、硬軟とりまぜ幅広く。ニュースの新しい見方をご提供いたします。番組への情報、ご意見は番組HPまでお寄せください。
出演者
【MC】
福澤朗
夏目三久
【ゲスト】
尾木直樹(教育評論家)
鈴木大地(順天堂大学教授、日本水泳連盟会長)
番組ホームページ
http://www.ntv.co.jp/bankisha/
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