大相撲九州場所 八日目 ▽関取訪問 豊響 2014.11.16

地元の大声援に応えることができました。
最後の最後まで大人気の豊響。
地元での巡業一日、どうでしたか?地元での応援が励みになりますし九州、きょうから乗り込むんですけどまた頑張れると思います。
三役昇進のチャンスなんで勝ち越して、また帰ってきていい報告ができるように頑張りたいです。
ありがとうございました。
お疲れさまでした。
ふるさとの期待を力に変えて豊響、頑張って!さすが地元で大人気でした。
北の富士勝昭さんですよろしくお願いします。
いいですね、大相撲はふるさとが何か、近い感じがしますね。
思い出しましたね。
僕が若いときあんなに人気があったかな。
温かいものがありますよね。
特に九州やこの辺の方は相撲が好きですからね。
本場所も近いところでありますしその点では恵まれているかもしれません。
本人も言っていました三役というこれをつかんでほしいですね。
三役に上がったことがないんですね。
もう一息なんです。
これも不思議ですね。
向正面は舛田山の千賀ノ浦親方です。
石川県七尾市の出身でいらっしゃいます。
巡業は何度か現役時代経験されましたか。
金沢ではありましたけれど七尾ではありませんでした。
金沢に帰るといかがですか。
この上に輪島さんがいましたからわれわれは話になりませんでした。
豊響はもう少しで三役です。
相撲の中身はどうですか。
もう少し工夫すればなるんじゃないですか。
例えば、突き放しを多くするとかはたきたいところだけど我慢するとか。
もうひと押しというところですけれど豊響は大関の琴奨菊戦でした。
本来の相撲が見られましたご覧ください。
実況⇒小手投げ豊響の勝ち。
藤井⇒これぞ豊響という相撲でしたね。
そうですね。
まともに大関が差しにいって最悪の相撲でしたね。
反対に豊響は最高の会心の相撲でした。
この相撲が毎日取れればいいと思いますよね。
そうですけれど相手もいることですし相手のはずですね右の押っつけ言うことないんじゃないですか。
右を押っつけながらきまったような感じでしたね。
これを生かすしかないと言ってもいいですか。
左四つの相撲ですね。
そこに色気を出したことがありました。
でもやはりきのうの相撲ですよね。
いい出足できのうは大関に勝ちました。
上位陣がほぼ終わってきていますのできょうは魁聖との対戦が組まれています。
今場所はなんと白鵬が前半戦で1つ星を落としてしまうというこれまでこのところ見られない状況できています。
全勝はただ一人、横綱鶴竜です。
1敗で横綱の白鵬、さらに大関の稀勢の里平幕、結婚したばかりの隠岐の海そして幕内に返り咲いた栃ノ心40歳2か月の旭天鵬さらに蒼国来とこういう状況です。
北の富士さん興味が膨らんでくるんじゃないですか。
そうですね優勝争いという面では非常におもしろいメンバーもいるし見応えがあるんじゃないですか。
このあと2敗に横綱日馬富士をはじめとして大勢います。
そこまでチャンスがくる可能性もありますね。
いずれにしても白鵬が追いかけるというこのところなかった展開です。
そうですね。
白鵬には悪いですけれど1つ負けることによって形勢が変わってきますからね。
2敗の日馬富士だってこれでやる気が出てくるでしょうね。
当然そうですね。
きょう含めて8日間あります。
それから鶴竜が1つ単独で先頭に立ったことによって横綱初優勝という意識が徐々に湧いてくると思うんですが。
相撲がよくなってきましたね。
中身がいいですか。
そうですね、相手の力を避けて取るのではなくてみずから反撃して前に出て勝っていますね。
非常に今場所、相撲が変わってきました。
序盤は細かくはたいたりするときもありました。
よくなってきていますか。
力強くなっていますね。
向正面の千賀ノ浦さんはどうですか。
鶴竜は前半盤石な相撲を取るよりもひやひやした相撲を取るほうがいいんじゃないですか。
きのうの高安戦は今場所、高安は2人の横綱を倒しました。
どうかと思いましたけれど完勝でしたね。
こういう相撲には強いと思います。
千賀ノ浦さん、ここからは鶴竜は心の問題もあると思います。
気持ちの問題ですね。
どうでしょうか。
そうですね。
自分がトップで走ったことがないんじゃないかと思うんです。
常に白鵬が一緒だったと思うのでこの辺がどのように吹っ切れた相撲が取れるのではないかということです。
北の富士さんがおっしゃったように相撲の内容はよくなってきているんじゃないですか。
そうですね、尻上がりによくなってきています。
それが楽しみですね。
幕内の取組を待つ国際センターです。
中日、八日目の取組です。
蒼国来は下半身が安定してきています。
旭天鵬と隠岐の海は1敗どうしの対戦です。
栃ノ心は幕内に返り咲いて6勝1敗と好調です。
嘉風がきょうから復帰です。
鶴竜、勢は過去4回はすべて鶴竜が勝っています。
ただ勢は最近土俵際まで追い詰めています。
勝負審判が入場しました。
中日、八日目の取組幕内の取組が始まります。
東西の花道は2人ずつ幕内の取組に臨む力士が入場してきます。
呼出しは琴三です。
白扇を広げました。
今、ちょうど満員御礼の垂れ幕が下がりました。
今場所3回目の満員です。
きのうは午前9時半札止めでした。
きょうは午前8時半の札止めです。
チケット完売です。
西方旭秀鵬、東方十両の時天空です。
行司は木村秋治郎です。
2勝5敗の旭秀鵬です。
そして東十両筆頭の時天空は6勝1敗です。
土俵は制限時間いっぱいです。
十両は1敗の天鎧鵬は勝っています。
時天空はもう1人の1敗力士です。
立ち合い、合いません寄り倒し旭秀鵬の勝ちです。
これで旭秀鵬は3勝5敗時天空は6勝2敗と後退しました。
十両は単独、天鎧鵬が1人で7勝1敗の成績です。
6勝2敗で今、敗れた時天空。
さらに栃飛龍と新十両の魁。
魁ではありませんでした、輝です。
きょうは先にいい形を作りましたね。
いいところを取りましたね。
理想的なところです。
これができればもっと勝てますね。
そうですね、もう少しこの人は勝って上位にいってもらいたい力士ではありますけれど日によって相撲が差が激しすぎますよね。
むらがありますね。
このところモンゴルから来日して鳥取城北高校など日本の高校で相撲を経験して入門する力士が増えてきました。
旭秀鵬は岐阜第一高校、相撲ではなくて柔道で留学して角界に入ってきました。
土俵上、蒼国来が上がっています。
対戦相手は、琴勇輝蒼国来、6勝1敗、琴勇輝は5勝2敗です。
蒼国来が、2年半のブランクをへて土俵復帰をしてそこから1年半がたちました。
かなり力強さが戻ってきました。
西前頭14枚目です。
きのうは押し相撲の誉富士と対戦でしたが下半身の重みに、注目をして振り返ってみようと思います。
リポートです。
きのうのようなタイプは本来であまり得意ではないそうです。
きのうはしっかりと立ち合いを止めてそこから押し返すことができました。
ああいう相撲は本当に自信になりましたと話しています。
その2年半のブランクで戻ってきてから下半身から特に軽くなっていて足が全く前に出なかったそうです。
それから自分で毎日しっかりと、しこを200回ノルマに課してやってきたそうです、ようやく今、前と同じぐらいの下半身に戻ってきましたと蒼国来は話しています。
きょうも同じような押し相撲です。
きのうのような立ち合いのあたりをしっかりと止めて攻めていきたいと話していました。
きのうの足の運びどう見ましたか。
たくましくなったという印象です。
体も筋肉もついてきました。
力をだいぶつけてきましたね。
立派なもんです。
2年半というのは相当のブランクだったと思いますが。
気持ちが、よく折れなかったですよね。
その両者の対戦は、蒼国来が2年半ぶり復帰した去年の名古屋一度対戦がありました。
このときは、琴勇輝が押し出しで勝っています。
きょうも突っ張ってくる琴勇輝が相手。
時間いっぱいです。
琴勇輝の勝ち。
右のかいなを引っ張りながら回り込もうとしましたが。
いかがでしたか。
やはり突き押しで嫌がって引っ張ってしまいましたね蒼国来は相手もうまかったです。
最後はどんと体をぶつけてかいなを取りにくる力士に対して最善の取組をしたと思います。
琴勇輝が張っていきましたね。
琴勇輝は体をどんどんぶつけていきますよね、あれで嫌がって引っ張ると勝負が決まってしまいます。
よく稽古で、すり足でついていく傾向がありますがまさに、そのように腰をぶつけるように出ていきました。
琴勇輝は、相手の変化も頭にあったんでしょうね。
琴勇輝は、今場所よく前に出ます。
変化した相撲も一番、二番あったと思いますがこの体で前に出るといい押し相撲になると思います。
これで、互いに6勝2敗となりました。
琴勇輝はあす栃ノ心との対戦、見どころ十分です。
ていねいに頭を下げて引き揚げます琴勇輝。
リポートです。
蒼国来ですが立ち合い、しっかりと止めることはできたと思う。
そこまではよかったんですがそのあとちょっと慌ててしまいましたという話です。
かわる土俵は荒鷲と北太樹。
この大相撲の世界には手取り力士という古くからのことばがあります。
多彩な技で自分よりも大きな力士を倒すという技巧派の力士を手取りの力士という言い方をします。
あまりこのところそういう言い方が使われていなくなってきましたが荒鷲5勝2敗、とったりで3番勝っています。
ちょっとことばが消えかけていますね。
ほとんど聞きませんね。
手取り相撲協会の中ではほとんど使わないんじゃないですか。
古い相撲をご覧の方は時々、そういうことばを使うこともありますが現役の相撲取りは分かるでしょうかね。
昔からの言い伝えがたくさんありますがほとんど、死語になっていますね。
放送をする立場の責任でもありますがどんどん使っていきたいところですが手取りの力士といえば荒鷲のようなタイプかもしれませんきょうは北太樹との対戦です荒鷲5勝2敗と好調です。
行司は木村元基です。
回り込んで、はたき込み6勝目を挙げました荒鷲の勝ちです。
動きのよさもあります。
きょうは、とったりというわけではありませんでした。
うまく回り込みました。
千賀ノ浦さんに伺います。
取り口はいかがでしたか。
きょうの相撲を見ていると手を手繰ってもはたいても単発ではありませんね。
連続でやっていますから、それがいいと思います。
しかも自分の体も十分開けていますね。
そうですね。
一発だけですと、残られて押されるとか寄られるとこういうこともありますが、きょうの相撲では連続でしたね。
そこがいいと思います。
最後は二の腕を引っ張るような形になりました。
そのうちにこうして回り込んで引いてはたいてというだけではなくて攻める相撲というものも身につけてほしいと思います。
まわしを取って出し投げなどの技もある力士だと思います。
もっと多彩な動きをしてほしいですね。
でもよくやってますよ、この力士は。
これからもっと力をつけていけば、あるいは技能賞候補などに名前が挙がってくると思います荒鷲です。
嫌なタイプの力士になるかもしれませんね。
それよりも北太樹は元気ありませんね。
意外ですね。
いつもは元気がよくて全力を出す力士なんですけれども、今場所はちょっと元気がないように思います。
残念ながら北太樹は1勝7敗となってしまいました。
リポートです。
琴勇輝のリポート手を出していったのは立ち合いに変化がある力士だからだと話していました。
やはり小手投げを頭に入れていたので体が自然に動いているという話をしていました。
6勝目を挙げた琴勇輝です。
鹿児島県志布志市出身というアナウンスに大きな拍手が起こっています。
千代丸が土俵に上がりました。
誉富士との対戦です。
両者は幕内では初めての対戦ですが十両では3回の対戦があります。
2対1と誉富士が2勝ともに押し出しで勝っています。
1回は引き落としで千代丸が勝っています。
誉富士は返り入幕です。
前半戦では、ようやく稽古場の相撲が少し取れるような印象の相撲がありました。
千代丸のほうは5勝2敗です。
引き、はたきがありますがこれが千代丸の持ち味になってきています。
時間です。
千代丸の勝ち、6勝目です。
決まり手は引き落とし。
向正面千賀ノ浦親方に伺います。
千代丸の相撲いかがでしたか。
ほめた相撲ではないですね。
この体ですから。
先ほどの豊響でありませんが頭でガツンとあたって一気に持っていくような相撲を取ると、もっと相手は怖いんですね。
やはり上位で取れないというのはこういう相撲があるからだと思います。
勝つには勝ちましたがちょっと魅力がありませんね。
もっとあたって攻め込んでおいて多少引いたり、いなしたりというのはあるかもしれませんね。
それはいいと思います。
やはり立ち合いからもろ手でいきますんでね。
ちょっと魅力にかけますね。
その千代丸しかし白星が伸びています。
6勝2敗、あすは妙義龍戦です。
誉富士4勝4敗となります。
あす松鳳山と対戦します。
福岡築上町出身の松鳳山が土俵に上がりました。
豊響の巡業の様子をご覧いただいて、ふるさとの声援という話をしました。
九州場所は松鳳山、大関の琴奨菊にひときわ大きな歓声が沸き起こります。
先ほど、千賀ノ浦親方は昔の話をしましたよね。
輪島さんがいたからと。
私のところには大鵬さんがいました。
北海道にはですね。
焼け跡のくり拾いで何も残っていないんですよ。
あれだけ偉大な人がいると少々のことではありがたくはないんですね。
同じ時期に活躍されて大鵬さんは少し前ですが。
ほとんど同時期ですよ。
1場所しか違わないですから。
松鳳山は突っ張りが魅力できのうはとてもいい相撲を取りました。
松鳳山のリポートです。
きのうはあたり、手数、足の運びすべてがそろいました。
前半連敗がありましたが内容はそれほど悪くなかった。
すんだことをあれこれ考えてもしかたがないですし地元の声援が背中を押してくれるので、ここからいい流れを作りたいと前向きな話をしてくれました。
きのうは松鳳山の突っ張りすばらしい内容の相撲でした。
きっかけになればいいんですがきょうは栃乃若戦です。
寄り切り、松鳳山の勝ち。
大歓声が沸き起こりました。
きのうに続いて松鳳山。
今場所これで初めての連勝です。
3勝5敗となりました。
決まり手は寄り切りです。
最後は差す形になりました。
差していましたね。
それでも懸命に大きな栃乃若を突き上げました。
きょうは栃乃若も闘志を燃やしてかなり攻め込んだんですけれどもね。
まわしを与えませんでした。
途中で入りました。
入りましたね。
だけど本来の相撲ではないですよね。
最後はですね。
もう少し栃乃若が小手投げにいかずに、こらえてしのいでいればどうなったか分からないというところです。
途中、右の張り手で中に入りました。
活気があっていいですね。
そうですね。
お互いに星が挙がっていませんがこの一番に関するかぎり全力で取ったんじゃないでしょうか。
引き揚げる松鳳山に拍手が沸きました。
築上町出身です。
福岡の中心部から直線距離で60kmあまりです。
いちごやレタスなどの農業も盛んです。
漁業も盛んです。
向正面には拓殖大学出身の舛ノ山の千賀ノ浦さんに座っていただいています。
学生相撲出身力士といいますと幕内には10人います。
近畿大学と日本体育大学この2つの大学出身者が3人ずつ。
日本大学が2人。
中央大学、駒澤大学が1人ずつ。
向正面の千賀ノ浦さん、当時とは何か勢力図が変わってきましたね。
昔は日本大学が圧倒的に多かったです。
近畿大学では、今の高砂親方その人ぐらいだったんですよね。
旭富士の伊勢ヶ濱さんもそうですね。
日大が2人で近畿大学、日体大が3人ですからちょっと変わってきましたね。
様子がこのところ変わってきている相撲界です。
中学を卒業してそのまま入るという力士がかなり少なくなっています。
ちょうど土俵下、正面審判長が伊勢ヶ濱親方です。
近畿大学出身。
そのほかにも土俵下に審判の中に中央大学の出島、玉春日という2人も座っています。
土俵はモンゴル対ロシア。
玉鷲と阿夢露です。
玉鷲が30歳の誕生日です。
玉鷲です。
突っ張りになりますと玉鷲の相撲です。
北の富士さん、阿夢露がせっかく攻め込んでいったんですけれどもなぜ引いてしまいましたかね。
今場所の玉鷲突っ張り手を伸ばして、いいんですよね。
それに、たまらずですね。
みずから最初は突っ張っていったんですよね。
引くというのは形勢が一気に逆転しますから危険ですよね。
向正面の千賀ノ浦さんは大けがをして番付を下げたあたりから、はたきや引きが現役時代ちょっと増えてきましたが引きやはたきの極意というのがあると思うんですけれども。
まともじゃだめですよね。
私の場合、のど輪で攻め込んでおいて自分のひざが立つか立たないか首根っこを押さえるように回り込むような、はたきなんですね。
やっぱり攻めなきゃいけないですね。
守って回り込むようなはたきだときまる番数が少ないですね。
玉鷲もこのところかなり力が沸いている感じがします。
土俵上にほうきの目が入りました。
学生相撲出身という紹介をしましたが両者、日本体育大学出身妙義龍と千代大龍が呼び上げられます。
幕内の取組が6番終わりました。
かなり仕切りが速いテンポで十両のおしまいのほうが、ゆったりしているような印象がありました。
行司が木村寿之介に変わります。
大学の先輩後輩の対戦妙義龍が2年先輩です。
日本体育大学。
妙義龍が4勝3敗で千代大龍が5勝2敗です。
この両者の対戦、因縁のある顔合わせで初めての対戦が去年の初場所でした。
妙義龍は7勝7敗で千秋楽を迎えて、その場所、妙義龍は白鵬に勝っていましたので三賞選考会で勝ち越せば殊勲賞ということだったんですが千代大龍に引き落としで敗れて勝ち越しも三賞もなくなりました。
去年の名古屋場所初日に対戦して妙義龍が、はたいた中でまげに手が入ってしまって反則負けを取られました。
そのほかは妙義龍が勝っていますが妙義龍の3連勝4対2です。
これまではすべて離れての勝負となっている両者の対戦です。
この2人ですからそんなに長い相撲にはなりそうでないですね。
はたきがきまるか妙義龍が差して一気に出るか。
大体その辺ですね。
妙義龍のほうは網膜剥離の手術を行って、先場所は全休。
手術明け復帰の場所ですが前半戦の取組はどのようにご覧になっていますか。
この力士の持ち味体当たりですね。
これは非常に…。
妙義龍のほうですよ。
妙義龍は、まだ相撲勘が完全には戻っていないなという感じがしますね。
ちょっと、もの足りないですね。
本来の番付が東の11枚目です。
全部勝ってもおかしくないんですけど。
やはり1場所あいて稽古十分ではないというところで勘というのがあるのかもしれませんどちらも十分手の内が分かっていますから妙義龍もあたったあとの引きというのが頭に入っているでしょうし。
引かれてすぐに簡単に落ちる力士ではないですからね、本来は。
徐々に目の不安は払拭してきている妙義龍。
診てもらったお医者さん、手術をしてもらったお医者さんからは頭からあたって大丈夫だと言われている妙義龍です。
寿之介の軍配が返りました。
妙義龍が勝ちました。
想像どおりの相撲でした。
北の富士さんの解説どおりの相撲ですね。
妙義龍もそこは十分分かっていましたね。
そうですね、あれを簡単に食うほうが逆におかしいんですよね。
負けたほうも反省して簡単に引いて勝とうという気はなくなってくると思います。
きまるから引くんです。
右で張ってきた妙義龍ですがそのあと千代大龍の引きについていきました。
千代大龍自体は網膜剥離か何かやっているでしょうね。
かつて両目の網膜剥離がちょうど1年ぐらい前ですね。
最近の力士は結構多いんですね。
網膜剥離をやる人が。
豪風も豊響もそうです。
あれは怖いですし、また再発があるでしょう。
手術をして次に再発したら格闘技は無理ですよね。
ボクシングはだめでしょう。
引退勧告になりますね。
日馬富士はひどいけがをしたんですからよくやるなと。
それを考えると立派だと思いますよね。
日馬富士は網膜剥離ではなく目の奥の骨が折れてしまったわけです。
もう少し位置が悪ければ失明もあるぐらい怖いということでした。
それでも、頭でガチンといくわけですから、命知らずもいいところですね。
力士という職業は大変だということが分かります。
今場所休場力士も多くてけがをして二日目、三日目できょうも嘉風が戻ってきていますがちょっと無理をしているところがあるかもしれません。
けがが治りきらずに無理をして出ることによって再発があって、その力士の寿命を縮めてしまう恐れもありますね。
徳勝龍と貴ノ岩ともに、2勝5敗です。
初日、そして、七日目、八日目と満員御礼の福岡国際センターです。
きょうは、福岡市長選挙の投票日です。
徳勝龍十両1場所で幕に戻ってきました。
貴ノ岩先々場所十両に、落ちましたがやはり1場所で先場所、幕内に戻っています。
ことしの春場所、一度対戦しています。
小手投げで、徳勝龍が勝っています。
4場所ぶりの対戦です。
制限時間いっぱいです。
木村寿之介が合わせます。
徳勝龍の勝ち。
3勝5敗。
貴ノ岩、2勝6敗です。
決まり手は、突き出しです。
突きといえば向正面、舛田山の千賀ノ浦さんきょうの徳勝龍の相撲はどうでしょうか。
びっくりするようないい相撲ですね。
徳勝龍、いつも取ったりといったような立ち合いが多いんですがきょうの相撲。
そんなに、本人、上背があるわけではないですからきょうのような突っ張りの相撲を交えて入っていく相撲取れば、もっと勝てると思いますね。
土俵に注目6勝1敗どうしの旭天鵬と隠岐の海。
きょう前半の好取組。
40歳2か月西前頭11枚目の旭天鵬少々攻め込まれても懐の深さで逆転できます。
余裕の6勝1敗と見たほうがいいかもしれません。
隠岐の海6勝1敗。
7対5ですが先場所は旭天鵬が上手投げ初日に対戦が組まれました。
幕内40歳での白星快挙でした。
今場所は40歳と2か月。
旭天鵬、上手を引かなくても小手投げで相手を振り回しますからね。
隠岐の海、九州場所では、ここ3年勝ち越せません。
今場所は、6勝1敗と大きく白星を先行させています。
隠岐の海、今場所は負けられませんよ。
旭天鵬の勝ち。
今場所も左からの上手投げ。
7勝1敗、もう勝ち越しが見えてきています。
隠岐の海敗れて6勝2敗です。
読まれていますね、隠岐の海は。
どういうことですか。
何の迷いもなく旭天鵬が投げを打ちましたね。
上手を取ってすぐでした。
先場所も同じような形ですがきょうのほうがもっと鮮やかにきまりました、旭天鵬の上手投げ。
隠岐の海が、相当意気込んで出てくるなということは読んでるわけですね旭天鵬。
旭天鵬は怒る顔怖い顔を見たことがありません。
そういえば本当にいつもにこにこしていますね旭天鵬。
この勢いでいくと優勝に絡んでくるんじゃないでしょうか。
きょうのここまでの結果です。
幕下に番付を下げている舛ノ山3勝1敗勝ち越しまであと1つとしました。
十両では、天鎧鵬が、ただ1人1敗、7勝1敗です。
2敗は新十両の輝栃飛龍、そして時天空の3人。
千代皇が左ひざの関節を痛めてきょうから休場です。
旭天鵬引き揚げてきて笑顔になりました。
第一声が、俺にもよく分からないということばでした。
相手が出てくるタイミングで投げが決まったんじゃないだろうかと話していました。
西から栃ノ心6勝1敗。
豊ノ島5勝2敗、好取組です。
幕内に復帰して、栃ノ心にとっては久しぶりに手応えのある相手かもしれません豊ノ島も九州場所では8年連続勝ち越しています。
寄り切りました。
豊ノ島のうまさが出ました。
6勝2敗さすがの栃ノ心も、きょうは自分の形になれませんでした。
6勝2敗です。
豊ノ島のうまさです。
館内から拍手が送られます。
見応えがありましたね。
そうですね。
栃ノ心もよく踏み込んで突っ張って左の上手をねらいましたが豊ノ島の体勢が低いからなかなか思うようにいきませんでしたね、栃ノ心。
豊ノ島が相手に絶対、左を与えないという動きでしたね。
相撲のうまさを持っていますね豊ノ島は。
相手に上手を取られても不利にはなりませんでしたね。
決まり手は寄り切り。
あすの旭天鵬、豊ノ島戦これもまた見どころ満載の取組です。
鹿児島県出身の千代鳳が土俵に上がりました。
前半戦ではぽつりぽつりと懸賞がついた取組がありました。
この一番には15本の懸賞がついています。
向正面は千賀ノ浦親方です。
懸賞の本数というのは現役のころ気になったりしていましたか。
気にはなりましたけれどわれわれのころは大関とあたっても、2、3本とかそういう感じのころでした。
そうすると10本以上というのはめったにありませんでしたか。
自分の取組にはかからない本数でしたね。
横綱戦などはどうですか。
横綱戦でも平幕ですからそれほどはかかりませんでした。
15本となりますとお金のことばかり言ってもなんですけれど。
相手は力が入りますよ。
やっぱりプロですからね。
いくら稼いでなんぼですからね。
懸賞金は手取りにしてご祝儀袋にして3万円ずつ入っています。
時間いっぱいです。
大歓声の中、時間いっぱいです。
2勝5敗の遠藤と4勝3敗の千代鳳。
平成生まれの両力士です。
千代鳳は22歳。
遠藤は24歳です。
行司は木村庄太郎上手出し投げ、遠藤が勝ちました。
左の上手をつかみました。
勝ったのは遠藤です。
15本の懸賞は遠藤の手に渡りました。
手刀を切って。
厚みのある懸賞金です。
立ち合いから千代鳳も気合いが入って踏み込んでいきました。
遠藤は顔に傷ができました。
左のほおに血の筋が見えています。
立ち遅れましたね。
遠藤がかいなを手繰っていきました。
その判断は大したものです。
相撲は本来のものではありませんね。
遠藤は立ち遅れましたね。
得意ではない右四つの体勢でした。
ただ相撲の勘はいいですよね。
とっさに出るんですからね。
手繰って、最後後ろ立てみつでした。
左からの上手出し投げです。
遠藤は顔を気にしています。
傷ではなくて目に手が入ったのかもしれません。
ここで3勝5敗ですから、まだ少ないですね。
期待が大きいですからね。
先場所、今場所と相撲の内容もちょっと期待とは違う相撲を取っていますね。
この辺で頑張ってもらわないと。
幕内の前半が終わりました。
ここまでの結果です。
満員の中で行われている中日です。
1敗どうしは旭天鵬の勝ちです。
結びの鶴竜、勢戦に注目します。
過去に4回の対戦があります。
4回とも鶴竜が勝っています。
はたき込みが三番あります。
ことしに入ってからは勢も攻め込む場面が見られます。
ことしの二番をご覧いただきます。
実況⇒右が入りません突っ張った鶴竜右を差させない激しい相撲です。
ちょっと引いたはたいて、軍配は鶴竜です。
鶴竜が突っ張っています。
勢の右が入った、はたいた鶴竜勝ちました。
藤井⇒このように鶴竜が勝っても土俵際なんです。
勝った!と胸を張って言えるような相撲ではありませんね。
ひやひやもんですよね。
向こうに軍配が上がってもおかしくない。
きょうも引くような場面がありますと。
差し手争いでちょっとね。
後手に回るんじゃないですか。
右差しを許してちょっと慌てますよね。
がっちり右四つに組みにいったらだめなんですか。
勢は上背もあるし懐も深いからがっぷり右四つになっても必ずしも勝算ありと横綱自身も自信が持てないんじゃないんですか。
できれば二本差したいんじゃないですか。
過去4回勝っている鶴竜ですが決して侮ることができない勢戦が組まれています。
嘉風が土俵に帰ってきて嘉風にかなり歓声が上がっています。
休場から復帰しました。
三日目、豊響との取組で左の太ももの外側の筋肉を切ってしまいました。
不全断裂です。
1か月の診断ですが4日休んだだけで土俵に戻りました。
嘉風のリポートです。
実は先場所の十一日目の安美錦戦で左の太ももの上のほうの筋肉を痛めていました。
それが完全に治りきっていない状況で太ももの筋肉が弱っていたために今回のけがにつながったということなんです。
今、テーピングでひざの上のあたりに少し、分厚くなっていますがこのあたりの筋肉が肉離れを起こしたということです。
2日間しっかり固定をしてそれを外してリハビリをしてみたら思ったほどでもなくて悪化する可能性が低いだろうという診断をしてくれたので再出場に踏み切りましたということです。
自分でもけがをしたときに感覚的に再出場できるなという思いがあったそうです。
それとけがの翌々日に家族が東京から福岡に来てくれました。
5歳のお嬢さんが痛いの痛いの飛んでいけと言ってくれたそうです。
これで帰ってきたそうです。
地元から90人の応援団が来ています。
地元の人の声で、そして家族の支えがあって戻ることができました。
いい相撲を取りますと言っていました。
やはり持つべきものは家族ですね。
復帰の日に大応援団が入ってくれました。
今場所、白星がない嘉風です。
左の大たい四頭筋といいますと股関節の動きに大事な筋肉です。
対戦相手も熊本出身の佐田の海です。
熊本と言っていますが父親が小結佐田の海です。
生まれは東京です。
小学校6年生の暮れに愛知県の犬山に移りました。
中学2年の3月に熊本に変更しました。
佐田の海もお父さんが生まれたのが熊本の一宮です。
お父さんが現役時代は堺の出身と紹介していました。
佐田の海もまだ1勝6敗の成績です。
寄り倒しました佐田の海の勝ちです。
ちょっと危険な後ろに下がる相撲でした。
星勘定のうえでは嘉風は負け越しです。
白星がないまま5敗3日の休みです。
決まり手は寄り倒しです。
佐田の海が右を差しにいきました。
右手を取ってとったりにいくかと思いきやそのまま下がって網打ち気味でした。
そのまま佐田の海が体を浴びせていきました。
嘉風側を見ますとどうでしょうか。
よくあたっていますけれど右をすぐに差されてしまいましたね。
懸命に残るけれどまた、けがをするような感じもしますよね。
下がるとひやっとしますね。
佐田の海が十分ついていきました。
倒れたときも顔をしかめました嘉風です。
地元ということもあり西の前頭4枚目、復帰してきましたけれど残念ながら白星をつかむことはできませんでした。
佐田の海が今場所の2勝目です。
かわる土俵は常幸龍と宝富士です。
嘉風のリポートです。
あまり多くは語らず動きはあまりよくないですねというひと言でした。
差された右を引っ張って最後は網打ちの形でした。
そのまま倒れてしまいました。
土俵に上がってきた常幸龍と宝富士です。
西の常幸龍です。
きのうは照ノ富士戦ちょんがけという珍しい決まり手で勝ちました。
決まるところをもう一度ご覧いただこうと思います。
ちょんがけというのは手斧
(ちょうな)掛けということばから来ています。
最後は足に注目してください。
照ノ富士が切り返しにきました。
右足が向こう側の足にかかりました。
スローで見てみます。
足がかかっている逆のところにかけて倒しました。
これが、ちょんがけという決まり手です。
漢字でわざと表現しようと思います。
手斧
(ちょうな)という大工道具があります。
形が似ていることから手斧
(ちょうな)がけと言われています。
そこから転じてちょんがけと言われています。
足が抜けないわけですね。
決まり手としてはおもしろい由来があります。
うまいことつけましたね。
決まり手は82手あります。
とっくり投げというのもありますね。
とっくりをはさんで投げるような技もあります。
生き物の名前が付いているものもあります。
さば折りという決まり手があります。
さば折り最近お目にかかりませんね。
寄り切り、宝富士の勝ちです。
このところ攻める相撲が出てきています、宝富士です。
得意は左四つです。
上手は取れませんでしたけれども出ていきました。
力がついてきましたねこの力士は。
今場所は大関を2人豪栄道と琴奨菊を倒しています。
相当、力は強いですよ。
あたりは常幸龍も悪くありません。
引きながら下がりながら上手を取っていきました。
でも、これは逆の上手です。
腰も重いですから残すことができます。
なんとか左を巻き替えようとしました。
左四つとなりました。
やはり、ずっと部屋で伊勢ヶ濱部屋で横綱日馬富士も稽古台になったり照ノ富士が上がってきましたからいい稽古相手になっています。
そうでしょうね。
少し遅咲きですけれどね。
強くなりますよ、この人は。
近畿大学出身の宝富士が日大出身の常幸龍を破りました。
数字は幕内での対戦成績です。
栃ノ心、琴勇輝、2敗どうしの対戦です。
白鵬、先場所上手を引いて勝っています逸ノ城との対戦です。
ことし最後の場所、九州場所いよいよ後半戦に入っていきます。
土俵上は、豊響と魁聖です。
きのうは、ものすごいあたりから攻め込んで、大関の琴奨菊に右からの小手投げで勝ちました。
魁聖も、東前頭4枚目もう一歩で三役という番付にずっといます。
なかなか、三役にあがることができません。
三役を目指す両者の対戦です。
2勝5敗どうし。
行司は、恵之助です。
寄り切り、魁聖の勝ち。
きょうも豊響のすばらしいあたりでしたがしのいで魁聖、自分の形に持ち込みました。
千賀ノ浦さんに聞きます。
いかがですか、豊響のあたりよかったと思いますね。
そうですね、先行しましたが、やはり魁聖、上体が柔らかいです。
やはりのど輪だけではきついと思います。
のど輪でぐっといっておいて回転で突っ張っておいてまた頭であたりなおす、そういう相撲だといいですけどね。
一発ののど輪だけですから魁聖のような上背がある体の柔らかい人には苦戦すると思います。
その辺り相手によっては相当工夫が必要ですね。
しかし魁聖もよくしのぎました。
しぶとかったですね。
しのいで得意の形に持ち込みました魁聖の勝ちそれぞれの持ち味が発揮された一番でした。
どちらもまだ三役の経験もないということは北の富士さん。
そうですね。
力を持っている2人です。
きょうは本当にいい相撲でしたね。
なかなか体を生かした魁聖でしたがもう少し立ち合い攻めたほうがよかったかもしれませんね。
魁聖は、あす宝富士豊響はあす稀勢の里戦です。
これが横綱大関戦の最後です。
きょう相撲界の1つ動きがありました。
相撲協会が検討を進めてきた65歳停年を迎えた親方の再雇用の問題です。
きょう開かれた理事会で、一応の決着を生みました。
結論としては65歳で停年を迎えた親方のうち希望者については最長で5年を限度に再雇用するということが決まりました。
再雇用をされた親方はもちろん年寄名跡の所有をしたままですが相撲部屋を持つことはできません。
協会の役職には就けません参与という身分になります。
それから給与もこれまでの70%になるそうです。
相撲界にも停年延長が広がっているということですね。
希望者について、再長5年を限度にということがきまりました。
取組に戻ります。
安美錦3勝4敗と碧山は4勝3敗です。
安美錦が西の前頭筆頭です。
本領発揮の前半戦3勝4敗ですが2人の大関を破りました。
10月に36歳になった安美錦北の富士さん相撲の中に味わいがあるという感じですね。
淡々として前半、初日からはあまり調子よくないかなと思わせながらも気がつくと、大関もくっているわけですよね。
こういう力士は貴重な存在ですね。
昔は、安美錦クラスの特徴のあるいわゆるいぶし銀タイプの力士が何人かいましたが最近はあまり見られませんそれだけに価値のある安美錦の存在です。
碧山新関脇です。
4勝3敗の成績。
3大関との対戦はもう終わりましたが3横綱との対戦がまだ残っています。
行司は、木村玉治郎にかわりました。
土俵際まで攻め込んでもまだ安美錦には残る腰があります。
碧山が勝ちました。
終始、目の前に安美錦をおきました安美錦の目にちょっと指が入ったかもしれません。
千賀ノ浦さんに伺います。
碧山の安美錦対策はどうでしたか。
きょうは、突き出すつもりで突っ張ったんだと思います、安美錦のほうはいつはたきに来るんだろう、はたきに来るんだろうと思っているうちに土俵際に立たされて最後には突き出されてしまいましたそんな感じの相撲でしたね。
安美錦も踏み込んでどこかでまわしが取れればという動作もありましたが。
そうですね手繰ることもできませんでしたね、安美錦は。
やはり、千賀ノ浦さんこうした徹底した相撲がよかったですかね、碧山は。
碧山といいますと、突っ張ってから、はたくという感覚でおりますので、こうした相撲を取るともっと体が生きてくるというふうに思います。
碧山これで新関脇5勝3敗、あすはいよいよ横綱鶴竜戦です。
さあ、モンスターが登場です。
新三役関脇の逸ノ城。
逸ノ城も関脇碧山と2人が関脇ですが逸ノ城も4勝3敗です。
逸ノ城の3敗は、初日の横綱日馬富士、それから力水を受けた豪栄道。
そして六日目横綱鶴竜。
横綱大関に3敗しています。
しかし自分より下の力士には勝っています。
きょうは栃煌山との対戦。
館内に頑張れと栃煌山という声が飛び交っています。
両者は先場所対戦が組まれました。
初めての対戦立ち合いに、逸ノ城が、やや左に動いて、はたきました。
これを栃煌山が残して右四つ、そのあと左四つに変わって逸ノ城が右で首をひねりながら、左から下手投げで崩してそこから出て勝っています。
力強い相撲でした。
新関脇、帯状ほう疹という皮膚の病気で9日間入院しました。
ずっとその間点滴だけで治療を続けていました。
その間、関取衆、とも稽古は全くできませんでした。
ここまでは北の富士さんいかがですか、モンスターぶりは、発揮されてますか。
相変わらず発揮していますね。
だいぶ心配しましたけれど左を取ると強いなという感じです。
鶴竜も何か力尽きた感じがしましたよね、鶴竜は勝ちましたけれどもああいう相撲を見るとまだまだ課題がありますけれどもそれが1つずつ改善されていけば手のつけようがない強さになる力士だと思います。
なかなか自分のほうから攻める場面はありませんでしたが横綱が頭をつけて両まわしを引いて、必死になっておりました。
何度も残しました。
きのうの勢戦は上手投げで勝ちました。
勢が浮いてしまうような上手投げでした。
まず立ち合いを改善するといいと思いますね。
立ち合いに左の上手を取りにいくかどうかですね。
立ち合いがちょっと高いですね逸ノ城は。
その辺り、逸ノ城もよく分かっています。
立ち合いが、だめです、と常に口にしている逸ノ城です。
今は番付が逆転して栃煌山が前頭筆頭逸ノ城が関脇です。
栃煌山もあとから上がってきたばかりの力士に2場所連続で絶対に負けられないって気持ちがあると思いますね。
逸ノ城を持っていくためにはよほどうまく二本を差して上手を与えないことですね。
深く差しすぎると上手を取られてしまいます。
制限時間いっぱいです。
4勝3敗の逸ノ城、中日、八日目差し身のうまい栃煌山との対戦です。
立てませんかね、北の富士さん。
ちょっと逸ノ城がはやっているような気もしますね。
突っかけたのは逸ノ城。
栃煌山、立てませんでした。
寄り切り、栃煌山の勝ち。
このはたきは通用しません。
残念な立ち合いの変化ちょっと拍子抜けでしたね。
絶対これはやってはいけないことですね。
だめです。
こういうことをやっていたら逸ノ城は魅力がなくなります。
最初に突っかけていったのが待ったされたのが理由の1つになるでしょうけれども、こういう相撲はだめですね。
先場所で散々3回ぐらいやって初めてだからしょうがないだろうと大目には見ていましたがそれを続けてはいけません。
先場所は稀勢の里戦、立ち合い自分が突っかける形になって、まったをし、そのあと立ち合い変化をしました。
勝つには勝ちました鶴竜戦も立ち合いの変化で勝ちました。
ただ、まあこれだけの期待があって相撲をご覧なっている方は間違いなく横綱になるだろうと思われているだけに、こうした相撲はいけません。
相手もだんだん分かってきますからね。
待ったをすると、このあと何かするんだろうと思われてしまいます。
気持ちのどこかに楽して勝ちたいという、そういう思いがあるかもしれません。
逸ノ城のリポートです。
きょうは、自分の取組を見ました。
きょうは、そのあと立ち合いだめだった…というのが精いっぱいでした。
栃煌山は、あのくらいのはたきでは落ちないと思います。
今のうちに改善して直してほしいですね。
時間はまだまだありますのでぜひ改善してほしいと思います。
気持ちを1つだと思います。
こうと思ったら、まっすぐ行くんだとそういう決意が大切です。
親方になりましたが武双山という大関が生涯一度も変わっていないということがありました。
自分自身の地、として持っていて自分自身の自負として持っていてそのぐらいの気持ちじゃないと。
自分がやってるときは体が小さかったけど若いときから変化を見せなかったですよ。
心に決めていかないといけませんね。
次の両者が仕切っていますがたとえ今のはたき込みで万が一、勝ったとしてもそれが次につながるかというと全くつながらないですね。
そしてお客様も喜んで帰れませんよね。
せっかく逸ノ城人気も高まっています。
大きく育ってほしいですね。
モンスターぶりを発揮する相撲を取ってほしいですね。
この大関にも言えますよ。
あれだけの稽古場で強さを見せて。
豪栄道ですね。
立ち合い、自分の思いどおりにならなかったりするとすぐに引きますね。
この人の悪いところです。
栃煌山のリポートです。
立ち合い、何かしてくるのかなということは頭に入れて、それも含めて自分の思ったとおりに取れたと今の一番を振り返っていました。
豪栄道については境川部屋の稽古では20番、30番平気で勝ち続けるわけです。
負ける相撲はほとんどないわけです。
本場所はそうはいかない。
これは何か。
むしろ2日間、続けて負けました。
前に出て。
攻め込んで逆転負け。
引きますよね呼び込んでしまいます。
ああいうのは豪栄道の相撲じゃないですよね。
まさに安美錦戦だったと思います。
まともに引いてしまいました。
引いたところ、自分が出ようと思ったら、はたかれるというところでした。
きょうは高安戦です。
高安は今場所2横綱を破っています。
本当に上位との対戦本領を発揮する高安です。
侮れない相手です。
豪栄道が苦手とする1人。
高安、寄り切り、高安の勝ち豪栄道、敗れました。
豪栄道、4勝4敗また白星黒星が同じ数字になりました。
本当に高安を苦手にしています。
きょうは離れた相撲ではありませんでした。
決まり手は寄り切り。
4敗目ですね。
これは負けすぎです。
どうしましたかね。
全然、自分の相撲立ち合いはなっていませんね。
向正面側のカメラです。
高安が張っていきました。
それでも踏み込んで逆の左四つでしたが、上手が取れなかったんですね。
巻き替えも許されない。
辛抱しなければならないところでしたね。
右から下手を切ってね下手を切らないで押っつけても効きませんから腰からひねって切らなきゃ。
腰を振りながら下手を切って押っつければまだしのげますよね。
自分の形にもっていける勝機もあったかもしれません一方的に高安に敗れてしまいました。
高安は2横綱1大関を破りました。
心配なのは豪栄道です。
4勝4敗となってしまいました。
これから横綱との対戦が続きます。
高安は5勝3敗。
今場所初めての大関どうしの対戦が中日に組まれました。
稀勢の里と琴奨菊。
西方、6勝1敗、稀勢の里。
東方この大関も苦しくなっています3勝4敗の琴奨菊。
殊勲インタビュー高安関です。
2横綱1大関を破りましたどうでしたか。
落ち着いて取れました。
張り差しでしたね。
自分の形になろうと思ってあれを選択しました。
豪栄道関との取組は自信を持って取っていますね。
そうですね、自信を持っていいイメージで取れています。
白星先行で中日を終えました後半に向けてはどうでしょう。
また、とりあえずきょうは終わりましたので、あしたの一番気持ちを引き締めて取ります。
これは大勝ちもファンは期待してると思います。
皆さんの期待に応えられるように頑張ります。
後半戦も頑張ってください。
ありがとうございます。
高安関でした。
高安は3横綱との対戦が終わりました。
鶴竜には敗れましたが2横綱を倒しました。
さらに大関もきょうは豪栄道あしたが琴奨菊ですからこれで稀勢の里とは同じ部屋ですから対戦がありませんので大勝ちする可能性も出てきています。
東の前頭3枚目の高安です。
大関どうしですが、まずは稀勢の里。
このところ前半戦1敗ぐらいできていても中盤を過ぎたあたりから星を落とす場所が続いています。
前半7日間。
北の富士さん、後半戦に期待を抱いてもいいような内容でしょうか。
負けた相撲ときのうは結構。
きのうは宝富士でした。
きのうは、てこずりました。
先場所は左四つで負けていましたね。
ちょっと負けたことによってきのうあたり少し引きずってるかなとそういう感じがしますね。
稀勢の里はいつも中日あたりまでは、なんとか終盤までというふうに期待をされているんですがそのあと崩れてしまいます。
琴奨菊のほうは3勝4敗。
これ以上負けるとこれから上位戦ですから負け越しということさえ頭に浮かんできてしまいます。
今の取り口では悪いほうにいってしまうかもしれません。
右の脇が甘すぎますよね。
両者は左の相四つ。
対戦成績は50回対戦がありますが琴奨菊が29勝です。
稀勢の里が21勝。
優勝争いを考えますと稀勢の里が勝っていけば後半に向けて盛り上がりを見せそうです。
大関どうしの一番です。
式守勘太夫が合わせます。
ひざが崩れた。
勝ったのは、稀勢の里。
なんとかしのぎました。
稀勢の里が7勝1敗。
琴奨菊、ひざは大丈夫でしょうかがくっと落ちました。
土俵には戻ってきました。
攻め込んだのは琴奨菊でした。
決まり手は上手投げです。
立ち合いのあたり、そしてそのあとのがぶり寄り。
琴奨菊らしさは見せましたが残されました。
右の攻めが甘いですからね。
引っ張り込んで押っつけているわけではないですから残されてもね、しょうがないです。
稀勢の里のほうは北の富士さん、どう見ていますか。
相性が悪いんでしょうね。
出てくるというのもありますし右手が全然使っていないでしょう。
下手を取っていますから。
稀勢の里は防戦一方でしたが残しました。
上手を引いたんでしょうか。
最後に引いたんですね。
多少ひざも悪いんでしょうね。
簡単に崩れていますからここでは引けなかった上手ですが稀勢の里は土俵際いっぱいでした。
ずるずると下がりますからね。
ひざが崩れてから上手に手がかかった形でした。
上手投げで稀勢の里が勝ちました。
これで7勝1敗です。
琴奨菊のリポートです。
相撲内容についてはことばがなかったんですが、ひざについては大丈夫ですという答えが返ってきました。
右のひざから崩れてしまった琴奨菊です。
解説が52代横綱北の富士の北の富士勝昭さんです。
稀勢の里が終盤まで残っていくかというのが大きな存在ではないかと思います。
毎場所言っています。
今場所は相撲内容は別として、とりあえず1敗できていますから何とか白鵬も1敗ですからチャンスですよ。
白鵬の1敗によって鶴竜が全勝で今のところいますが鶴竜の心持ちはどうでしょうか。
鶴竜は大きなチャンスがきているなという気はあるでしょうね。
ですから、幸い相撲はだいぶよくなっていますから大きなチャンスだと思いますね。
きょうの対戦相手が勢です。
前後半、審判交代の時間に少し取り口をご紹介しましたが決して簡単に勝っている相撲ではありませんよね。
やっぱり攻め負けていますよね。
右差しに来られてたじたじと下がっている相撲が多いですね。
きょうはどんな展開になるのか。
結びが全勝鶴竜と新小結の勢の対戦です。
第一人者の白鵬が、およそ2年ぶり11場所ぶりに追いかける展開になりました。
32回目の優勝というとてつもない大記録に向けて突き進んでいこうという白鵬ですが自身が先に1つ黒星がつきました。
ただそのあとのきのうの取組は白鵬らしい相撲で勝って連敗はありません。
きのうの相撲で通算872勝目を挙げて大鵬と並んでいます。
きょうは照ノ富士戦です。
先場所はすぐに左上手を引いて右四つで一方的な相撲で勝ちました。
通算勝ち星の数です。
現役は黄色ですが、旭天鵬、若の里が通算勝ち星ではもちろん長い間取っていますので、上にいます。
白鵬がついに大鵬に並びました。
歴代7位に並びました。
32回目の優勝でも大鵬と並ぼうとしている白鵬ですが、一足先に通算勝ち星の数で大鵬と並びました。
数場所のうちには上位のほうに上がっていきそうな白鵬です。
1回、高安に不覚をとって白鵬は追いかけるほうですがどのように読みますか。
白鵬は取りようによっては楽しんでいるんじゃないかな案外、追いかける身になったほうが優勝の味も違ってくるだろうし。
これまでは、周りが一つ一つ落ちていく脱落していく結局、白鵬が残る展開でした。
対戦相手は伊勢ヶ濱部屋の照ノ富士、力をつけてきています。
前頭3枚目です。
先場所は上手を引かれて何もできなかった照ノ富士ですが何か、きょうはやってくれるかどうかです。
立行司式守伊之助が合わせます。
寄り切り、白鵬の勝ち土俵から落ちたところで、また突き放してしまいました。
白鵬の目にも指が入ったでしょうか。
立ち合いに、白鵬が踏み込んでいきました。
すぐに、まわしが取れる体勢ではありませんでしたが引いてはたいて、いなしました。
どうですか、取り口としては。
照ノ富士は確かにいいものを持っていますけれどもこれという攻める相撲じゃありませんからね。
相手の攻めを持ちこたえて足腰のよさを見せるのが今のところそういう感じですよね。
隙のない白鵬にうまく取られたら手の打ちようがないですね。
肩からあたって照ノ富士に左前まわしを取りたかったんでしょうね。
横綱は勘がいいからすぐに対応できるんですよね。
土俵下でだめ押しはよくないですね。
これは横綱らしくないですね。
第一人者ですからきれいに終わらなければなりません。
勢いでいってしまったんでしょうけど、いけませんね。
模範ですから。
横綱白鵬は、いい汗をかいていますね。
日馬富士には、豪風がぶつかります。
先々場所、名古屋場所では豪風が勝ちました。
3勝目を挙げた日馬富士戦あたって左に開いて突き落としを見せました。
日馬富士が泳いだところを押し出しました。
豪風にとっては、35歳最年長での初めての金星でした。
記録を作った相撲です。
先場所の関脇から今場所は小結にとどまっています豪風。
二日目に、豪栄道に勝っていますここまで1勝6敗。
日馬富士は5勝2敗。
日馬富士どうでしょうか。
2敗したときは横綱、出ないほうが、よかったんではないかなと言ったんですが真っ向勝負はもういけませんよ。
とりあえず左の上手を取って変化気味でも何でもして、戦法を変えていかないといけないでしょうね。
まともにガチンとぶつかっていったらまたは、けがが気になりますね。
直近の相撲、名古屋場所では敗れているだけに日馬富士にとっても警戒が必要です。
ちょっと呼吸がずれました。
時間いっぱい待ったが5番となりました。
式守伊之助が合わせます。
押し出しました。
日馬富士の勝ち、落ち着いていました。
うるさい豪風を、目の前に置いて相撲を取りました。
6勝2敗です。
千賀ノ浦さん、横綱は慎重に相手をよく見てでしたね。
いや慎重ではなくて思い切った相撲をでしたきょうのような相撲がいいと思います。
待っていて食い下がるという相撲が。
相手が見えている横綱敗れた豪風は、1勝7敗となりました。
休場明け、連勝したことで勘が取り戻されているんじゃないでしょうか。
白星がいちばんの薬です。
結びの一番を迎えます。
番数も取り進みましたるところかたや鶴竜、鶴竜鶴竜の付け人が水をつけました。
西方の力士が続けて敗れましたので控えがいなくなりました。
こなた勢、勢この相撲一番にて本日の打ち止め!大相撲九州場所、中日、八日目結びの一番です。
全勝の横綱鶴竜と新三役、勢です。
横綱鶴竜、初日から7連勝です。
平幕時代も含めて5回目の7連勝。
横綱になってからは先場所に続いての7連勝です。
過去4回の対戦ははたき込みで3番、突き出しで1番鶴竜が勝っています。
ことしに入っての2番はいずれも勢に、土俵際で攻め込まれてなんとか、はたき込みで勝っています。
鶴竜の取り口、日を追ってだんだんよくなってきているということですが、どの辺りでしょうか。
横綱になってから相撲が少し負けられないという意識が強いあまり相撲が小さくなっていました、動きが。
それが、どんどん自分が攻めていく引いて体勢を立て直すのではなく攻め返すという意識に変わってきているのではないかと思います。
いつもは、横綱土俵入りの太刀持ちを務めている勢ですが。
勢のコメントです。
攻め込んでも結局勝たせてもらえていません残念だったねあと一歩だったねと一歩でも前進できればと考えて土俵に上がっています。
前回よりも、また、よくなったねと言われるような相撲を取りたいと思います。
新三役としての相撲については、もう少し力が必要だということはよく自分で感じていると話しています。
鶴竜のほうも相当警戒してると思いますが、どうでしょうか。
そうですね、警戒しているでしょう。
ここところ2場所攻め込まれていますからね。
幕内、ただ1人の勝ちっぱなし。
中日勝ち越しをかけます横綱鶴竜。
勝ち越し、そして、横綱としての初優勝、そこに向かっていきたい鶴竜です。
はたき込み。
きょうは、攻め込んでおいてのはたき込みです。
鶴竜、勝ち越しました。
取り口は、どうでしょうか。
同じ、はたきでも土俵中央で攻めてはたいていますから。
きょうは、まわしを取ろうという意識もなかったようですね。
気持ちが強く持てているんじゃないでしょうか鶴竜。
千賀ノ浦さん勢のほうは何とか右を差したかったんだと思いますが。
そうですね。
連合稽古で何回もやってますからそう簡単に差させてはくれませんでしたね。
鶴竜ただ1人全勝、1敗は白鵬と稀勢の里、そして旭天鵬が勝っています。
きょうはよく見て、前に攻め込むことができました中日勝ち越しについては、まだまだこれからですと話していました鶴竜。
あすの九日目には早くも横綱と大関戦が組まれています。
日馬富士と豪栄道です。
「大相撲九州場所八日目」をお伝えしました2014/11/16(日) 16:00〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲九州場所 八日目 ▽関取訪問 豊響[二][字]

(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)千賀ノ浦,【アナウンサー】正面(幕内)藤井康生,<副音声>【ゲスト】ドリン・シモンズ

詳細情報
番組内容
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)千賀ノ浦,【アナウンサー】正面(幕内)藤井康生,<副音声>【ゲスト】ドリン・シモンズ,【実況】ロス・ミハラ 〜福岡国際センターから中継〜
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)千賀ノ浦,【アナウンサー】正面(幕内)藤井康生,<副音声>【ゲスト】ドリン・シモンズ,【実況】ロス・ミハラ

ジャンル :
スポーツ – 相撲・格闘技

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