世界一の朝食として有名な「bills」が、オーストラリアのコーヒーシーンに多大な影響を与えたシドニー発祥の「Single Origin Roasters」のオリジナルコーヒーを提供開始。
Text:Makoto Tozuka
こだわりのコーヒー豆
オーストラリアのレストランター、ビル・グレンジャーが手掛ける“世界一の朝食”を提供するレストラン「bills」。その朝食にマッチし、ビルが“世界一美味しいコーヒー”と絶賛するシドニー発祥の有名コーヒー店「Single Origin Roasters」のコーヒーが、日本に初上陸する。各店舗にて、12月1日(月)より提供開始だ。
「Single Original Roasters」は2003年の創業以来、瞬く間に人々を魅了しシドニーのコーヒーシーンに大きな影響を与えてきたコーヒー店だ。苦み・酸味・ボディ・アロマの4つに味わいを分けることで、さらなるコーヒーの奥深さと楽しみを広め、“サードウェーブコーヒーを牽引するキープレーヤー”と賞されるほど。シドニーで2ヵ所のカフェを持つだけでなく、オーストラリア全土のコーヒーフリークが経営するカフェにも、カフェインエナジーを供給している。
“誰がどのタイミングで、どのカップで作っても、ベストなものを出せる”をモットーに、創設者であるディオン・コーエンはエアロプレスを使い毎日コーヒーを提供しているのだ。また、細部までこだわって選び、焙煎されたコーヒー豆はシドニーのみならず、オーストラリア全土の多くの有名カフェでも使用されている。
今回日本のbillsのためにデザインされたbills blend coffee by Single Origin Roastersには、厳選された3種の豆が使われている。エチオピア GUJI地区のフローラルなジャスミンやハチミツ、そしてレモンティーのような後味のある豆を始め、メキシコ CHIAPAS地区、メカラグア DIPILTO地区の豆を採用。3種が集まると、まるでスウィートキャラメル、チョコレート、完熟プラム、そしてシトラスのような後味を楽しめるコーヒーだ。今後は新鮮なコーヒー豆を使用し続けるため、ブレンドプロファイルをもとに収穫時期に合わせてコーヒー豆の調整を行っていく。
また、2014年の秋冬新メニューとして、「Single Origin Roasters」のエスプレッソを使った『ティラミス フレンチトーストw/ポーチドチェリー、カカオブリトル』が発売となる。エスプレッソと卵液に浸したブリオッシュをオーブンで焼き、甘酸っぱく煮立てたチェリー、クリーム、香ばしくローストしたアーモンドのブリトルを添えたリッチなデザートだ。
ビル・グレンジャーも大絶賛する“世界一美味しいコーヒー”を、この機会にいち早く味わってみてはいかがだろうか。
店舗情報(七里ケ浜店、横浜店、お台場店、表参道店)はホームページにて
bills
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