たかじんのそこまで言って委員会 2014.11.16

朝日新聞の木村伊量社長が、今月中に退任を発表する意向を社員向けのサイトで明らかにした。
木村社長は9月11日、東京電力福島第一原発の吉田調書を巡る記事を取り消すことを、記者会見で発表した際、みずからの進退について、編集部門の抜本改革など道筋がついた段階で、速やかに進退を判断すると述べていた。
朝日新聞は、戦後に例がない、大きな試練をみずから招いてしまいましたとし、吉田調書や過去の従軍慰安婦を巡る報道に関し、社外の有識者を入れた委員会を開き、年内をメドに検証作業をしているが、これで、朝日新聞はどう変わっていくのか。
また、一連の朝日の騒動のあと、その他の新聞、その他のメディアにも、何か変化はあったのか?朝日新聞の誤報問題は、日本のメディアに、何をもたらしたのか?
折しも安倍総理が、年内の衆院解散・総選挙に踏み切る見通しが強まった今、女性閣僚のダブル辞任、消費税率再引き上げの生むなど、朝日新聞とその他のメディアは、安倍政権の動きをどう捉え、どう報じているのか。
さらに、朝日の誤報訂正以降も続いている朝日新聞と産経新聞の論争。
新聞メディアよりも過激なスクープを連発し、閣僚を辞任に追い込む週刊誌などなど、今回は多くの専門家、関係者、当事者を交え、日本のメディアについて考えます。
たかじんのそこまで言って委員会。
いやぁ、私はこの番組、そんなにすごいと思ったことそうそうないですけども、今回は、前々回の放送で11月2日の放送ですよ、飯島勲さんが、飯島メモっていうのをぺぺっと出してきて。
こんなことになってますよ、12月2日公示、14日投票日って。
あれは、加藤さん、びっくりしましたよね。
私はもう、年内解散、あの時点で反対でしたから、そんなのやめてくださいというつもりだったから、結果的に、大当たりだった。
あの時点では、長谷川さんはあの時点で、解散ありっていってました?
私一人だけ。
一人だけですね。
ずっと終始一貫してやりました。
予言者だ。
完璧に当てた。
それは確かにそうです。
あの段階で、あるって言ってたのは長谷川さん一人でした。
そうです。
勇気いりますよ、あのタイミングでそこまで言い切ったわけですから、すごいなと思った。
絶対年末、大恥かいて、もういっぺん出るみたいな。
根拠がない。
根拠?そのときの根拠は、菅官房長官の言い方が変わったからですよ。
菅官房長官は、それまで7・9のGDPの、12月8日の数字を見て判断するって言ってたの、増税の。
そのときに、ところが22日の会見では、速報値を見て判断するって言ったの。
速報値というのは、11月17日に出るんですよ。
ということは、国会が開かれているときでしょう。
国会が開かれてるときに、増税の判断をしてしまったら、残りの国会は関係なくなっちゃう。
しかも…。
それはね、長谷川さんのけい眼で、あれ、ロイター通信なんかは、あの速報値ということばを、第2次速報値だと思った、つまり、依然として12月8日の話をしてるもんだというふうに、解釈したわけですよ。
でも、長谷川さんの解釈のほうが正しかったです。
それはね。
なぜかというと、菅長官、それまで改定値と、私のインタビューでも、そう言ってたんですよ。
そうそうそう。
その改定値を一番最初に言ったのは、私が土曜日にやってるウェークアップ!ぷらすという番組ですよ。
自慢はよろしい。
あれが初めて言った。
ちなみにそのとき、改定値と言ってたんですよ。
言い方を変えたから。
新聞に変えたの。
えっ?
東京新聞に?
私ね、実は四国新聞でコラム持ってまして
四国新聞?
四国新聞で書いてますよ。
自分のとこでは?
自分のとこで書いてますよ。
よそでは書かせてもらえない。
中日新聞の論説主幹で、四国新聞に書いていいの?書いていいの?
四国新聞の社長に頼まれて、書いてるんですよ。
東京新聞はなんでだめなんですか?
えっ?
東京新聞の話、きょうやるの?
分かって聞いてしまいましたけど。
それは、東京新聞は、安倍政権、反対だから。
そういう目で見ているから、やっぱりこの見る見方が、僕ははっきり言って、これはあとでやるんだけども、スタンスが先にあったら、だめなんですよ。
現実をしっかり見なきゃ!
そうそう。
いつも言ってるの。
ちょっと当たったと思ったら、ものすごい偉そう。
ずっとね、ここから見てたら、長谷川さんのどや顔がずっと映ってますよ。
ずっと映ってますよ、ずっとどや顔ですよ、もう羨ましいです。
あの段階で、しかし、飯島さん、何かの情報があって、確信を持って言ったのか、それともちょっと、どうなんですかね?背景的には。
まず、だからこの話は解散、解散ってやるから間違っちゃうんで、増税が先なんですよ。
増税するのか、しないのか。
そのあたりは後ほど、またゆっくりお願いします。
進行してまいりたいと思いますけども。
ということで、きょうは日本のメディアについて、徹底討論いたします。
本日の委員会の皆さんです。
きょうはすごいですよ。
なにせ、番組初登場、あの、あの、渡辺真理さん。
なんつうたって、筑紫23。
一緒に何年やってらっしゃいました?
いや、筑紫さんの23は、1年か2年、そのぐらいか。
そのあと、久米宏、報道ステーション、何年?
6、ん?ちゃんと覚えてないですけど、6、7年ぐらい。
うわぁ、日本の左派リベラル系の2大番組をされた方が。
体が左に曲がったりしてませんか?
全くしないですね。
右にも曲がらないですし。
ちなみにこの番組が、どういう番組かは一応、認識されて、きょういらっしゃった?
認識してよく出ることにしたなあって、宮崎さんにさっき、控え室で言われて。
今、逃亡を図ってますからね。
そうですか、やっぱり。
そうなんですか。
だけど本当に恐れ多いことで、そこまで言って委員会、たかじんさんの番組に、お声がけいただくということが、たぶん一生に一回かもしれないと思って、座ったんですけど、メディア論ですよね。

そうそう。
だから、辛坊さんがここに据わられるほうがいいと思うんですよね。
とんでもない、私ごときが。
いやいや、メディア研究といえばとか、アメリカのメディアも研究なさってるとか。
というふうにおっしゃってますけれども、私一緒にやってきた経験からいうと、大変な論客ですよ。
やめてください。
またね、テレビで見てるときには、もっとずんぐりした方かと思ったら、また、しゅっと。
しゅーっとしてますから。
全くそんな。
もうひと方、初登場です。
ご紹介いたしましょう。
末延吉正さん。
この方は、朝生、サンプロのプロデューサーで、報道ステーションのコメンテーターをしてらっしゃましたから、テレビでもおなじみでございますが。
渡辺さんとニュースステーションで一緒に仕事をして、先日、私事ですが、還暦を迎えたので、私も一生の思い出にということで。
何を。
どうですか、やっぱり、ニュースステーション、報道ステーション、出てると、番組としては、おいそれは違うぞ、扱い方おかしいぞと思いながらもやることもあるんですか。
ニュースステーションと報道ステーションは、意味が全然違うんです。
ニュースステーションのときは政権交代なかったから、あの番組は必要あったんです。
だから私、一生懸命やってました。
だからかなり偏向もしてたけれども、それはそれなりの存在感は。
変更をしてたって。
つまり…と同じで、日本を二大政党制にするために自民党の55年体制を潰すためにやっぱり立ってたという意思があった?権力が保守党・自民党しかないんだから、野党とメディアと、アカデミズムが、それを批判する。
それが日本の戦後の特殊形態です。
だけど報道ステーションが出来たときは、小選挙区で2大政党作ろうって作るって、できたのに、昔のままのお客さん逃がさないで、右側向いて、左は左向いてそのままですから、そんなとこでもうやってられないと思って、フリーになりました。
自由でいたいですから、辛坊さん、そうでしょ?
僕はそんなことないです。
僕は単に…。
自由じゃないですか。
違いますよ、僕は単に、年金で暮らそうと思って辞めただけですから。
フリーの志は全く…。
おもしろいですね、三者三様ですね、あの体制の中にとどまりながら、好きなことを言ってる長谷川さん。
見事に会社を首になった加藤さん。
首じゃない。
辞表を出してきた。
という皆さんで進めてまいりたいと思います。
決まったも同然の報道は…。
今、永田町に解散の風が吹き荒れている。
安倍総理が来年10月に予定される消費税率10%への引き上げの先送りと併せて、アベノミクスに対する国民の信を問うべく、年内の衆院解散・総選挙に踏み切るのではないか。
そんな臆測が流れ、与野党はすでに選挙準備に動き出している。
そうした中、4大紙は、このタイミングで行われる解散・総選挙の大義について、どのように報じているのか?
読売新聞は、安倍内閣の支持率が高いうちに、解散を断行して局面を打開し、新たな民意を得るとともに、陣容を一新して、政治を前に進めるのは、有力な選択肢といえる。
と理解を示したうえで。
消費増税を巡る判断や、集団的自衛権の行使容認。
米軍普天間飛行場の移設や、新たな安全保障法制の整備、原発再稼働などをどう進めるのか。
首相は解散の意義を国民に説明し、具体的な争点を明示することが求められようと論じている。
そして、産経新聞は、税財政政策の大きな転換で、国民の信を問うことはおかしくはないとしながらも、GDPの2倍超となる日本の借金について言及したうえで、増税をずるずると先送りしていると、国際的に疑われれば、日本国債への信任は低下する。
金利の急騰などによって、財政破綻を招くおそれすらある。
そうしたリスクを回避するためにも、1年半後などと、再増税時期を定めたうえで、必要な経済政策を着実に進める必要があると、警鐘を鳴らす。
一方、毎日新聞は、早期解散論、その発想はあざといと題した社説で、国民の審判をもう一度仰ぐという理屈は、一見もっともらしく聞こえる、だが、本当にそうだろうか。
10%への増税は、本来、生活弱者の負担軽減策や、放置されたままの衆院定数削減など、宿題を片づけて、予定どおり行うべきものだ。
これまで与党が、こうした課題の克服に、真剣に取り組んできたとは言えまい。
増税を先送りするほど、状況が悪いというのであれば、必要なのは、経済政策の検証であろうと、論じ。
また朝日新聞は、消費税率の引き上げの判断について、政権は、7月から9月のGDPを、判断のよりどころにするといい、それが与野党の共通認識となってきた。
その数字が明らかになる前のこの騒ぎである。
増税に反対の世論が強い中、これに逆らうことは難しいという政局的な判断が先に立ったのかと疑わざるをえない。
加えて、原発再稼働や集団的自衛権の関連法整備など、難題を控える来年に、衆院選を戦うのは厳しいとの与党幹部の声を紹介したうえで、まさに党利党略。
民主主義はゲームではない。
こんな解散に大義があるとは思えないと、断じている。
こうした解散のうわさについて、総理自身は、なんら決めていないなどと説明しており、解散説は、臨時国会の終盤を控え、与党による野党のけん制がねらいとの見方も、依然としてあるが。
そこで皆さんに質問です。
安倍政権の年内解散・総選挙に関して、気になった報道はなんですか。
VTRの終わりに、野党のけん制という話が出てきましたけれども、今もう、どうですかね、お三方、その説は。
え?
野党のけん制のためで、解散しないんじゃないかって。
この時期まで来て、逆に解散できなければ、政権としては機能しない、政権崩壊のつながるから、そんなことありえないですよ。
絶対解散?100%?
だから19が21になるとか、最後の法案を上げるためということはあるけれども、でも、投票日、投開票日変えることは内。
官邸に弱い、朝日と毎日が、2日ずつ遅れぐらいで、書いてるでしょ。
それはもう流してますから、確定です。
朝日と毎日が、官邸の取材、弱いんですか?
弱いですね。
っていうか、朝日新聞が反対ということは、正しいということですよ。
テレビ朝日は強いですよ。
特にね、朝日新聞は今の官邸の取材力は、ものすごく弱くなってる。
そういう意味でいうと、宮崎さんは、読売新聞がリードできたのはなぜって。
やっぱりこれは単純で、食い込んでる人たちが、食い込んでる人がいる。
時系列をいうと、先週の日曜日の読売の準トップっていって、題字の隣の準トップの所に解散、翌日の朝刊に読売が1面トップに解散、あとが一斉に追いかけるという形になりました。
今の、率直に言って、今の官邸のね、これいいか悪いは別として、価値判断は別として、官邸の状況を知るためには、朝日、毎日を読んでたら、全く分からないです。
業界で常識ですよ、私たちの業界で。
やっぱ嫌われてるからでしょ。
いや、そんなことない。
色眼鏡かけて見ちゃうという、本当の事実が分からない。
能力が落ちてるか、人脈が完全になくなってる。
それは今の朝日の状況じゃ、現場もつらいですよ。
上がぴしっとしてないから、それは若干同情しますよ。
強いとおっしゃいましたが。
これは非常に今、テレビ朝日の政治部若手は強いですよ。
ただ、それが、ちゃんと番組に出てるかどうかは、また別ですよ。
食い込むっちゅうのは、おつきあいですわね。
どういうおつきあいしてまんの?その記者と。
批判する人は、それを癒着と言うし、それで取材するには、しかし、懐に入らなければだめですし。
朝がけっていうんですけど、夜討ち朝駆け、朝から晩まで、びたーっとマークするわけですよ、簡単に言ってしまえば、官房長官なら官房長官と決めたら。
こっちの人間の問題おまっしゃろ。
ずっと社長についとったら毛嫌いされたり。
これがごっつあうねん。
努力をしなければ、そこまでまず、いかないです。
努力はなんか持っていくんですか?
いやぁ。
小沢一郎さんに、食い込むとき、僕は犬がいたんですよ、柴犬。
毎朝早く行って、散歩をずっと一緒にして。
小沢一郎氏の柴犬を散歩させてた?
一応やってました。
それで。
ふんもちゃんと、取って?
ふんは秘書の人が取ってた。
皆さんに伺っているのは、この今回の解散・総選挙に関する報道で気になったことはなんですか?ということで、実は、プロ3人は、大義というのは共通項で、大義がないかのような報道ぶり、解散に大義はないという論調、それから竹田さんがそもそも大義は必要なのかという疑問ですが、竹田さん。
だって、要はね、大義、大義って言ってる人は、ことばを変えたらずるいと言ってるのと一緒ですよね。
要するに安倍さんは、だって総理ですから、一番いいタイミングで解散を打つわけですから、そこに大義がない、だっていつ解散打ってもいいっていうのは、制度で決まっているわけじゃないですか。
憲法上は、解散っていうのは憲法第7条にしか書いてないですけど、天皇の国事行為ですよ。
解散は天皇がするんです。
時期を決めるのが総理ということですよね。
竹田さんの言うとおりだと思う。
解散に税金使うんでしょ。
使います。
だからやっぱり大義が必要じゃないですか。
僕はね竹田さんの言うとおりだと思うの。
大義なんか必要ないと思う。
でね、党利党略だという批判が、新聞でも野党でもやってるけれども、当たり前ですよ。
解散なんて党利党略でやるの決まってるんですよ。
当たり前ですよ、首相は与党にとってね、一番いいタイミングでやるのがね。
本音と建て前っていうのがあるでしょ。
いや、だからね、本音からいえばね、それは党利党略なんですよ。
それを批判してる野党だって、うちまだ準備できていない、いかないと。
建て前だけの世界であったとしても。
各政党がね、ちょっと相争っているときにね、それは、党利党略で、どの党だって動くんですよ。
だから、そんなことで批判してるんだって、僕は意味がないと思う。
なるほど。
そういうと、本音の領域の話なんで、本音はあるという話なんだけど、建て前はあると見たとしますよ、じゃあ2年前に野田政権解散しましたよね、大義とおった人、誰かいますか?誰かいますか?大義ってあれなんだったんですか?あれはだから、党首討論で、なんとなく、そういうふうになってしまった。
あえて大義を言うならば、これは消費税増税法案、いわゆる税と社会保障の一体改革法案というものを通したことと、衆議院の定数是正というものもやりましょうといって、合意が成り立ったと。
この2つですよ。
この2つでしょ。
今回、決められているものを、先延ばしにしようと、これはね、かつて入れて、消費税増税法案で信を問うたわけですから、これを経済状況を見て、経済状況に照らして変えるという判断をしようとしてるんですから、大義はある。
大義は必要なのか、大義がなくても、大丈夫、いいという説なんだけど、長谷川さんは大義がないかのような報道ぶりということは、今回のは大義があるという意味ですね。
もちろんです。
もちろん、今宮崎さんがおっしゃったこと、そのままなんだけど、なんで、大義がないかのような報道ぶりになっちゃうかというと、解散はどうやらあるんだなと、これは総理の体言で。
ところが増税について、先送りするのか、どうするのか、もう一つ核心が持てないので、要するにこの解散は一体なんなの?と、その当惑が、この報道ぶりに僕出てると思うんですね。
物事の理解が、はっきり言って逆転しているんですよ。
なんで解散なのか、それは実は、増税を先送りするということが最初にある。
で、増税を先送りするということは、おっしゃったとおり、3党合意で決めたことを、同じ自民党の政権でもそれをなしにするんだから、ここはもういっぺん解散になる。
もともとね、再増税については、経済状況を見てということになったわけでしょ。
だからね、経済状況を見て、先送りするっていうことでね、何ももちろん、国民にもう一度審判をあおぐ必要はないんですよ。
ましてやね、各政党間で、再増税反対だと、賛成だというんで、激突してる状況ならともかくね、今、長谷川さん言われたように、経済状況悪化していると。
ここで再増税なんかやったら、日本経済、ますますひどいことになっちゃうと。

あればねほとんど各党、その間ではそんなに差ないじゃない。
ちょっと違うの。
筆坂さんね、それはね、全然理解が違っていて。
いいですか?
凍結法案作らなきゃいけない。
まずね、凍結して先送りするということは、これ、日本の政治でそんな簡単なことじゃないんです。
はっきり言って。
自民党の中に増税派ものすごくいるんだから、実は。
それから何よりかにより、財務省というのは、ものすごい強いですよ。
そんな人たちにね、押しのけて、増税先送りすると言ったら、はっきり言って、政権が潰れたっておかしくないぐらいの、ものすごいエネルギーがいるんです。
それは永田町だけで決められるような話ではなく、政権の命を懸けて、解散に打って出て、国民の意見を背にやらなければ、乗り越えられないぐらいの話なんです。
それって、裏を返せば、裏を返せば、要するに、解散をせずに、いや、景気が悪化してますから、1年半、増税先延ばしにしますって言った瞬間に、アベノミクスが間違ってたんだろ、政権は何やってたのって突っ込まれるのを回避するために、解散のほうがいいという。
違うの、そうじゃなくて。
それを民主党がずっと言ってるわけ。
枝野幹事長なんか、ずっと、増税を延期することは、アベノミクスが失敗したことだというふうに言ってるわけでしょう。
じゃあ、政権としてはもちろんアベノミクスは失敗ではない。
失敗ではないという立場。
何が失敗だったかというとこれは私の個人の見解ですが、4月の増税ですよ。
4月の消費増税ですよ。
これが失敗して、これ以降、全部の指標が悪くなってしまったわけ。
その状況の中で、もう一回、増税するのは無理だから、延期しますという話をしてるのに、民主党はアベノミクスのせいだと、言ってるわけ。
じゃあ、アベノミクスの信を問いましょうと。
アベノミクスは失敗なんですか?それともこれから続けていくべきなんですかと、そういうことになるはずです。
田嶋さん、わい小化。
私はこれ、今回、解散になっていいなと思って。
どういうことかっていうと、本当に消費税だけの問題じゃなくて、やっぱりアベノミクスから何から、政権取ってからやってきたことに対する、やっぱり一度、これでいいのかな?日本の形が変わっちゃうけど、これでいいのっていうことで、みんなにもう一度、意見を問い直す。
だから、みんなは消費税だけに惑わされないで、本当に集団的自衛権行使でいいの、秘密保護法もあれでいいのということを、みんな、もう一度考え直して、今度投票してほしいと。
野党の立場としては、そうだと思うよ。
はい。
ありがとうございます。
それ、でもね。
原発再稼働もそれでいいのって。
これね、確かにここ、注目ですよね。
まあ、大阪のあれなんですけど、空気的に、どうなんですか?僕、ごっつい出そうな気いする。
橋下さん?
うん。
僕も出るんじゃないかなと思いますね。
なんで?
なんでと言われると。
予測ですよ、長谷川さん。
それよりも、地元民がどう考えるかのが優先。
僕は出ると思います。
彼が出なかったら…。
これは放送できないけど。
あえて言うと、あのね、じゃあ×××。
そういうこと。
放送できるわけないでしょう。
そんなもん、放送できる話をしてください。
あっ、やっぱり、渡辺真理さんは、初めてのわりには、いいとこに目つけてらっしゃいますね。
委員会での飯島さんの発言。
もう一個だけ、聞いていいですか?×××。
ちょっと。
すごいな。
気分を変えてって言ってるんだから。
そっか。
はい!皆さん、気分を変えますよー!
これ私、飯島さんの、メモと言っていいのか、紙切れというのか、あれはびっくりしたんですよね。
だけど、東京でどうしてそんなことが分かるの?
私のマネージャーが京都出身で、お姉ちゃんが毎週見てるので、同録を送ってくれたんですよね。
このシーンを見て、すごくびっくりして、今、確かに解散・総選挙で気になった報道なんですけど、メディア論というと、どうしてこうなったのかなって、今回考えたら、さっき辛坊さんがおっしゃった、読売が言ったというところがありますよね。
宮崎さんがおっしゃるように、読売、今すごく、取材力あるというか、これ、解散が決まったっていうことを、読売が、かぎつけて書いたのか。
読売が書いたことが、かなり後押しというか、ある程度、きっかけを作ったのかっていうのは、どっちなんですか?
それはね、正直言って、11月9日の読売新聞の準トップが、まさに先べんをつけて、この一連の報道の最初なわけですよ。
で、それはあの時点で、確証じゃなくて、読売新聞としてかくあるべし、筋論で書いた。
あとは観測ききゅうとしてリークをしている可能性もありますよ。
時系列で見ると、読売新聞、日曜日の朝に書いた段階で、あとから分かった話は、安倍さんは外遊に出る前に、もう公明党の幹部も呼んで、解散するって言い残して行ってるから。
だから、今回は読売新聞のほうが記事としては、あとです。
そう思っていいんですね。
で、後押しというよりも、記事のほうがあとと思って今回はいい?
今回はそうですね。
だから、飯島さんのやつは、もしかすると、逆にあれが火つけて、後押ししたと。
だから今回の解散は、将来的に、そこまで言って委員会解散かも。
委員会解散ね。
政治を変えますね。
あれだけ公明党に食い込んでれば、裏は取れてますよ。
これね、表は自民党、もしくは官邸ですよ。
じゃあ、うらはどこ、なんなのかって、公明党ですよ。
これね、表がきて裏を取れば、これはもう、大丈夫と。
報道して大丈夫ということに。
っていうかね、総理の立場で考えれば、官房長官、幹事長には自分、言いますよ、その次の外っていうのは、公明党の代表なんですよ。
これ与党なんだから、こんなの当たり前で、11月7日金曜日に、公明党にささやいた、それはそうだけど、私も取材してみましたけれども、あれよりもう、その前のタイミングで会ってるときに、なんとなく、ささやいてるようですよ。
これもここだけの話、ここだけの話じゃなくていいんだけど、先週の土曜日に、ウェークアップ!ぷらすという番組で、もう誰とは言いませんけど、時事通信の田崎さんがここに座ってた。
私の右に石破さんがいて、CMの間に、田崎さん、解散ありますかねって言ったら、田崎さんは絶対ないって言って。
そしたら、石破さんが下向いて、くっくっくって。
石破さん、じゃあ、10%より上ですかねって聞いたら、そりゃ10%よりは上でしょう、けっけっけっと土曜日の朝言ってたの。
解散の可能性が?
におわしたんですか?
そのときに、あとから考えれば、あっ、そのタイミングでは石破さんは知ってたんだねって。
そんな感じです。
年内解散がなければいつ解散があるのかということで、年明け、補正予算とか通したあとに解散するっていうことが言われてたんです。
これが否定されるのは、やっぱ公明党。
公明党は、統一地方選挙が近づくにつれて、嫌なんですよ。
ですから、どうせそんなタイミングでやるんだったら、年内にしてくださいって。
これも関係あるんですよ。
小選挙区で公明党は、とにかく議席はどうしても取りたいと。
来年の秋以降なら、もう任期も残り少ないから、市長と知事が本当に辞めて、衆議院にくら替えする可能性あるけど、このタイミングなら、まさかやらないだろうっていう。
で、ここのタイミングならいいですよって、筆坂さん、たぶん。
僕はさ、ありうるよね。
橋下さんが出ないよう?
出ないと思ったはずですよ、今回。
これは×××、橋下さんがどうしても出る必要はありません。
橋下徹が出るか出ないかで、選挙特番の視聴率は倍増。
これをどう編集して、どこを使うか本当に困ります。
さあ、まいりましょう。
続いては。
購読者の皆さんは、何かお気付きでしょうか?
毎年10月15日から1週間行われる新聞週間。
その初日、産経新聞は社説に、こう記した。
インターネットなど、情報伝達手段が多様化する中で、歴史の長い責任あるメディアとして、新聞の役割と報じる内容が問われている。
ことしはその信頼に関わる問題が起きた。
産経新聞が記したのは、言うまでもなく、朝日新聞のことである。
その朝日新聞は、9月、東京電力福島第一原発事故の吉田調書を巡る誤報を認め、木村伊量社長が会見した翌々日、社説で。
朝日新聞は、戦後に例がない大きな試練を、みずから招いてしまいました。
と、自戒していた。
しかし、産経新聞は、誤った記事について検証し、撤回するのは当然であり、評価できることだが、世界に誤解が広がり、厳しい批判を招いた責任は重いと、改めて断罪した。
そもそも産経は、朝日が吉田調書に関する誤報を認める以前から、朝日の記事に疑問を呈しており、吉田調書の入手後、吉田所長、全面撤退明確に否定との見出しを掲げ、吉田氏は、所員らが自身の命令に反して撤退したとの認識は示していないとし、朝日の報道を否定していた。
そう、朝日VS産経の戦争、いや、論争は騒動以前から始まっており、朝日の誤報訂正で産経側に軍配が上がったように見えた。
しかし、論争は現在も継続中で、産経は朝日攻撃の手を全く緩めていない。
先の新聞週間に新潟市で開催された新聞大会の研究座談会には、朝日の木村社長が出席。
木村氏は。
トップとして責任を痛感している。
今後、失われた信頼を取り戻すべく、すべてを投げ打って微力を尽くしたい。
と、発言。
しかし、会場にいた産経の熊坂隆光社長は。
木村社長の発言は、慰安婦問題に関する吉田証言に触れておらず、信頼回復への姿勢に疑問を感じる。
と、批判。
それ以降も産経は朝日に、慰安婦問題に関する公開質問をぶつけ、女子てい身隊の名で戦場に連行され、日本軍人相手に売春行為を強いられた、朝鮮人従軍慰安婦の証言に関する記事について、事実のねじ曲げはないとした朝日に対し。
記事のとおり、朝鮮人女性が女子てい身隊の名で戦場に連行された事実があったと現在でも考えているのか?
と質問。
朝日は。
慰安婦と女子てい身隊を混同する表現があり、誤用だったことを認めています。
と、回答したが、産経は、質問への直接の回答ではなかったと批判。
また。
朝日新聞が、チェジュ島で慰安婦狩りをしたとする吉田清治氏の虚偽証言を報じて以来、慰安婦問題は、教育現場でも広く取り上げられるようになったとの認識はあるか?
との質問に対する朝日の回答は。
慰安婦報道については、現在、第三者委員会に検証をお願いしており、同委員会の見解が示されるまで、回答は控えさせていただきます。
とのこと。
あの騒動以来、朝日の姿勢には、ほとんど変わりがないようだが。
従軍慰安婦問題の表記が、現在は慰安婦問題に変わっていることは見逃せない。
そこで皆さんに質問です。
ずばり、朝日新聞は変わったと思いますか?
お二方、変わったということで、竹田さん、竹田さん、変わった。
産経新聞の元支局長の在宅起訴ですけれども、大体、日本の新聞は、韓国の検察を批判したんですよね。
朝日がどう書くのかなって注目してたんですけども、ちょっと、嫌みっぽい書き方はあったんですけれども、でも、ちゃんと韓国の検察を批判してるわけですよ。
かつての朝日新聞だったら、そこは、産経新聞の擁護なんかするかみたいな部分が絶対出たと思うんですけれども、あからさまな批判から入るような、感情的な批判というのがですね、なくて、論理的な批判に切り替わってきたような気がします。
よく読んでますね。
読んでますよ。
本当は好きなんじゃないですか?
この人、赤旗も呼んでますから。
すごいな。
でも朝日新聞もたまにはいい記事書くんですよ。
たまには。
私はね、朝日新聞の経済面を、わりとちゃんとウォッチしてるんですけど、この間ね、11月13日、こういう見出しが立った。
IMF試算、物価上昇率ほぼゼロと。
円安効果除くとっていう。
で、このIMFが試算した結果によると、黒田緩和の効き目というのはなくて、要するに、ほぼゼロだと、物価上昇率、ほぼゼロだという話をしてるわけ。
この横に実はね、グラフが出てるんですよ。
これ、ちょっと見えますか。
こっちが重要なんです。
これは、消費税分を入れたものなので、こっちを見ていただきたいんですが、確かにIMF試算によると、特に14年辺りからだとすると、まあ、ここは0.5ですから、まあ非常に低い水準だということになりますが、これ全体を見てみると、ずっと低かった、デフレだった。
それが、明らかに安倍政権になって、新たな政策をやるに連れ、どんどんどんどんプラスになってきた。
ここの部分というのは、円安の効果を除いたものですから、純粋によいインフレというやつ、よいインフレがどのくらいあったのかということを示してるんだけど、明らかに、ここの0から交差して、どんどんよくなってくわけ。
で、ここに来てマイナスになってるでしょ。
これ何があるかっていうと、消費税増税ですよ。
これで、よいインフレの部分がなくなるのは当たり前。
アベノミクスが失敗だったんじゃなくて、消費増税こそが失敗だったの。
この番組出て、本当に勉強になるな。
要するに言わんとすることは、その見出しのつけ方がおかしいということ。
要するに、消費増税のことを一切書いてない。
しかも、朝日新聞がいうゼロというのは、ここのゼロであって、ゼロまで来たのはすごいことなんですよね、本当は。
だってずーっとデフレですから、わざわざこういうグラフを載せてるくせに、このね、円安効果なしっていう見出しを立てるわけ。
ぜんぜん懲りてないじゃない、ここの新聞。
僕はね、いい?なぜ朝日が変わってないかというとね、それ確かに慰安婦問題であるとか、あるいは東京電力の福島原発の問題だとか、一応反省の姿勢は見せてるんですよ。
しかしね、要するに小手先というか、技術的な話なんですけど、ここでチェック態勢が働かなかったから、どうだとかね。
で、そんなことはね、いいんですよ。
もっと根源にね、どういう、いってみたら朝日の思想があったのかというところまでいかないと、本当の反省には、僕ならないと思うんです。
例えばね、ここに出てる、本多勝一なんか、ひどいですよ、僕なんか若いとき、ずいぶん読んだもんですけどね。
例えばね、朝日グラフで写真が出るんですよ。
それがね、日本兵と、中国の子どもやお年寄りや女性がね、にこにこ笑ってね、農作業から帰る途中の写真なんです。
ところが、本多勝一の本でいくと、これが南京大虐殺に連れていかれる写真にすり替わってるわけですよ。
こういうことを平気でやってるの。
最近認めたんですよね、本多がね。
認めた。
それもしらっと認めたんですよ。
なんて言ってるわけですか?
まるで謝ってないですよ。
間違えてやった、わざとやった、どっち?
それはちょっと。
知らないって言ってるの。
キャプションが間違ってましたと。
キャプションが間違ってた?
皆さんの中で、非常に気になるのが、末延さんの、変わっていない、私だけが知っている。
なんですか?これ。
えっとですね、きょう1時から、朝日新聞は臨時の取締役会やって。
えっと、きょうというのは、つまり金曜日の1時からですね。
15時、3時もプレスリリース、記者発表、終わったと思いますが、社長人事が出たんですね、私はきのう、テレビ朝日の番組出たあと、朝日新聞の政治部のOBの人に、どうなりますかね?と言ったら、木村さんのあとの政治部のもちだ常務がいくだろうと、というのは、朝日はこれまで、政治部と経済部がたすきがけで社長を取って、それを社会部の派閥が、半分割れてんですが、どっちつくかと、これでやってきたんですよ。
ところが今回の人事は、実は吉田証言をもとにやったこの問題のもとになった大阪社会部ですよね、大阪社会部出身のわたなべ取締役、ヒラのですね、これが社長になるんですよ。
もちださんは退任なんですよね。
それで、まあ、いろいろ調整するために、木村さんは特別顧問で残る。
これがきょう金曜日、発表になった人事なんですよ。
それ何言いたいかというと、私が長らく朝日グループの中で働いてきて、非常に優秀な記者もいるし、調査報道強いんです。
だから惜しいんですが、官僚組織と同じような組織なんですね。
そして非常にエリートが行きますから、エリート教育受けてますから、自分らがやってきたって自負心が非常に強いから、そしきぼうえいっていうのがどうしても出る。
そのときに何が必要かといったら、今回の場合。
大阪の社会部の中にある、非常に左派リベラル的な勢力。
そこの出身の人を社長に異例の形で置かなければ、今回、収拾できない。
それはある種の暫定的な形でしかつけない、そういう意味では、宮崎さんのひそうなはんせいにしゅうしっていうのはそうせざるをえないという組織論、霞が関の役所と同じなんですよ。
わたなべまさたか、大阪本社社会部長、55歳。
ありえないですよ、普通。
大体東大法学部を中心にやって。
大阪の…が朝日の社長?
大阪社会部とのバランス97年のとき、この問題をどうするかって、政治部と社会部がやったとき、結局、社会部が抵抗した話ですから。
ちょっと待ってください。
ということはなんですか、今回、誤報、大誤報を打ったところに、おもねる形の形の社長人事ということですか?
その声も、聞くという、取り込む体制でなければ、形が作れなかったという、そういうところに、そこに朝日新聞の…。
大阪社会部っていうとさ、従軍慰安婦問題の大誤報は大阪社会部でしょ?
それはあえて。
そこの関係はどうなるの?
だからそことコミュニケートして、これから会社を再建していくには、そこを外してはやっぱりできない、それだけの一定の勢力、発言力が大阪社会部にあるという、この問題は厳然たる事実ですから。
これ今回の人事で朝日は変わるんですか?
とりあえず、形を作っていかなきゃいけません。
だって選挙に入っていくでしょ。
いろんな発言、報道するんですよ。
形をもう作らなければ新聞にならない。
改心する気はないということね。
つまりこういうことはやらないだろうと思われけども、こうせざるをえないっていう、これが社会のある種の状況を映し出しているのかなと。
それとね、もう一つね、私、これ、ぜひこれ指摘しておきたいのはね、さっきのVにもあったとおり、慰安婦問題について、どうする、反省してるのかっていったら、第三者委員会のって、言ったでしょ。
これがね、僕はっきり言って、死んでると思うんですよ、マスコミとして。
マスコミっていうのは自分の判断で、この問題をどういうふうに考えるのだということを、社会に対して訴えていく。
そういう組織がですよ、第三者委員会なんかに、丸投げして、その結論が出なければ、自分の方針が決まらないなんてことは、新聞社として機能してないということ。
渡辺真理さん。
変わらずにはいられない状況で変わったと。
まあ、この真っ赤な中で言うのって、ただ一個だけ思うのは、例えばその、新聞でも社員のツイッターを禁止、禁止というか、しないようにってしてる所も多いけれども、朝日の場合って、おっしゃるとおり、朝日新聞っていう会社がどういう表現機関かというのは記事だし、どういう会社の形態かっていうのは、人事だと思うんですよ。
だけどその中に組織っていう、ぺろっとしたものじゃなくて、一人一人がいるっていう意味でいうと、その一人一人発の声があったっていうことは、変わろうとしてる力がありますよねということは、すごく思うんですよね。
それは温かく見守りたいと。
それは私語でしかないもの。
新聞社は紙面化して初めて社として成り立つでしょ。
それはおっしゃるとおりです。
ツイッターで言ってるからいいじゃないかって。
…が言ってるんだから、いいじゃないですか。
会社として。
そこで言ったら、もっと言いましょう。
それを抑えちゃうところも、禁止してしまうところもあるけれども、禁止してないっていう意味では、1個いいのかなと思うのだけれども、その、きょうの人事でいうと、もう一歩伺いたいのは、なんでせざるをえないって、末延さん、おっしゃったけれども、この人事にせざるをえない。
外から見たら、ここまでおかしいと思われる人事を、なんでそんなに内向きに、この期に及んでしちゃうの?
いや、だから、僕はずっと東京ベースでやってましたから、やっぱり大阪の朝日系の新聞社とテレビ局と、やっぱりどう調整するかというのは、常に大きかったんですよ。
その大阪の主力が社会部、やっぱり現実に、この問題を現実に処理して、前へ出ようとしたときに、話ができるパイプを閉ざしたら、結局、要するにガバナンスがもう、全く効かなくなる。
それほどおかしいということですね、朝日は。
それくらい私はディープルートで、深いと。
大阪社会部長の55歳のこの人が社内のあの組織をコントロールできるんですか?
僕は無理だと思いますよ。
全然だめじゃないですか。
調整役の業務系が会長で、木村さんが特別顧問でしょ。
だからまだ時間が必要だということですよ。
それだけこれは問題が大きいんですから。
分からない、朝日はだらしない感じ。
あまりにも皆さんと次元の違う話なので、また皆さんにがーって言って、怒られると思うんですけど。
私がってどういうこと?
今度がーっと言われないですよ。
吉田証言なんですけれども、あのね、私が一つ言いたいことは、あの吉田証言は、全くなかったって否定するのはおかしいと思ってるんです。
自分はずっとこの慰安婦問題やってきたから。
済州島で、吉田さんが言ったようなことが起きたとして、そして産経の人が行ったり、朝日の人がちょこちょこ行ったぐらいで、済州島の人たちは、絶対に本当は言わなかったと思います。
っていうことは、日本で、やっぱり慰安婦の人たちがたくさんいたけれども、1人、2人のチャンスが会った人以外、誰も名乗り出ていないんですよ。
はたいくひこさんの研究読んだの?
うん、読みました。
それでもそう思うの?
うん、そう。
だから。
地元の新聞社が調査して…。
ちょっと待ってね。
だから朝日は変わらないって。
いやいや。
日本は強制制っていうことにわい小化してますけれども、いろんなことがあったんですよね。
いろんなやり方があったわけです。
強制っていっても、売春婦だからっていって、戦場でそういう行為をさせること自体が、ものすごい強制ですから。
そういう話をするには、田嶋さんご自身が現地に行って調査して、証拠を見て、報じなきゃだめですよ。
うん、それは。
それを全然やらずにね、地元の済集新聞記者が、最初にこれはなかったと言っているわけでしょ。
それから、はたいくひこ先生もやったわけでしょう、僕はそういうね、現地に入って調査せずに、こういうところで、断定的に語ること自体が、僕は姿勢としておかしいと思う。
私がジャーナリズムが、朝日がだらしないっていうのは、この人たちはちゃんとジャーナリストとして調査してないですよ。
それはね、そうじゃなくて、田嶋先生ご自身が、こういうところで発言するのに、しっかりした例えばね。
でも私が直接行って、そんなことは言わないでしょ。
データなりしなきゃだめだよ。
ということはね、事実は永遠に分からないということですか?
いろんな情報がありますから。
大体よく考えて見てください。
韓国の男たちは自分の奥さんが連れ去られて、何も言わないんですか?
言えなかったんですよ。
日本っていう軍部の下にいて。
8月5日の検証記事で。
韓国の拷問博物館行ってみれば分かるじゃないですか。
朝日の…。
でも、私が言いたいのは、そういうこともあるっていう…。
韓国の男はへなちょこなの?
私、今違うんですよ。
後日機会があれば、改めてしっかりやらせていただきます。
ひと言いっておきますけど。
今月10日、北京で3年ぶりに行われた日中首脳会談。
尖閣周辺の東シナ海で偶発的な衝突を回避する、海上連絡メカニズムの運用や、戦略的互恵関係をいかに発展させるかについて、意見が交わされたが、会談に先立つ写真撮影では、安倍総理が、公式にお会いすることが非常にうれしいと話しかけたのに対し、習近平国家主席は答えず、その後も表情を崩すことはなかった。
この首脳会談を、日本の主要メディアは、どう伝えたのか。
まず朝日新聞と毎日新聞。
ともに左寄りとされる2紙だが、今回は報道のしかたが対照的となった。
朝日の紙面には。
笑顔なき握手、ようやくたどりついた会談なのに、両首脳から達成感は伝わらない。
原点に戻るには、まだ遠い道のりがあることを示す機会にもなった。
などと、悲観的なことばが飛び交う。
これに対して、毎日新聞は、笑顔の握手、必須でないと題した記事を掲載。
関係が悪いときこそ、指導者が意思疎通を図り、衝突を防ぐ、と会談したこと自体を評価している。
ただ、社説では、2紙とも、改めて総理の靖国神社参拝に反対の立場を取っている。
続いて読売新聞は、今回の会談を。
新たな協調関係を築く重要な好機であると、高評価。
その上で中国に対して、東、南シナ海で力による現状変更を目指す姿勢は改めさせる必要がある。
と、自制を求め、産経新聞においては、朝日が悲観的に捉えた、笑顔なき握手について。
中国側は対日方針を転換してあった以上、関係が悪くなると、習執行部の失点となり、後ろから矢が飛ぶ。
だから一生懸命関係をよくしようとすると日中外交筋のコメントを紹介したうえで、関係改善を優先させるあまり、領土や歴史で、中国側の一方的な主張に、譲ることがあってはならない。
と、訴えている。
また赤サンゴの密漁については、4大紙の社説は、いずれも中国の違法行為を糾弾しているが、中でも産経は。
中国漁船の予想外の急増は、手薄になりがちな太平洋方面における日本の海上警備態勢を試す意図があると懸念する声も、政府・自民党内に出ている。
と、中国の策略についても、言及している。
ここで皆さんに質問です。
最近、あなたが気になった日中関係に関する報道はなんですか?
いろいろありますが、ざこばさん、ねぇ、報道とは関係ないが、むかついた!
飽きれてもの言えんね、あの態度。
あんなね、無礼な人間、いてないよ。
あの顔の向き方、表情。
お前なめとんかこれ、なめとんか、これ!ええ?
いやいや。
安倍さんにもうつってもうてるやないか。
いかにね、小物かっていう証拠ですよ。
これね。
ずうたいでかいのに、ほんまに×××ちっちゃいわ!こいつ、ほんまになさけない。
これね、僕、ちょうどこのときね、マルタにいたんですよ。
マルタにいたときにね、この報道を向こうでもされたんですよ。
でね、やっぱり地元の人とちょっと話をして、地元って向こうにいる日本人の方とも話したんですけど、笑ってますよ。
要するに、なんだ?これと。
要するに中国がこれはものすごい国際的な信用を落としたきっかけになったんです、これ。
たとえ、たとえ、うそでも、やっぱりきちっと、外交儀礼というものを果たすべきものを、そんなこともできないやつかと。
これは中国からしたら、ぎりぎりの選択だったはずなんですね。
つまりAPECの議長国ですから。
会ったらマイナスですよ。
でも会わなかったらもっとマイナスなんですよ。
要するに何やったってだめなわけですよね。
普通だったら旗立てて、ちゃんとやるじゃないですか。
これ国旗もない。
本当は国旗を立てて、にこにこやったら、これは、大変な踏絵を踏まされたことになっちゃうわけで、ピンチって感じの中でぎりぎり出てきたのがこれなんですよね。
だからものすごい苦悩で。
だから産経新聞の論説が、一番深い読みだと思うんですよ。
こうやってしまった以上、ほら、中国はね、主導権を握られちゃってるんです。
もし安倍さんが靖国参拝したら、大変なことになる、恥かかされたとなっちゃうわけじゃないですか。
だから、お願い、参拝だけはしないでっていうふうに、中国が今度は安倍さんに、頭を下げないといけないような状況に持ち込んだというのは、これものすごいことだと思うんですよ。
問題はね、僕はこれ挙げたんですが、日中外相会談で、このときに出たんですよ。
歴史が、外相と向こうの外相が話をしてます。
中国のほうは、相変わらず、靖国神社の参拝の問題だとか、歴史認識の問題だとかで、内政干渉をしてくるし、おまけにですよ、その彼ら、このサンゴの問題を出したら、いや、われわれは努力してるんだと、いろいろなことをやってる。
で、日本側は出した、内容っていうの、中国人に対するビザの発給の枠を広げると。
訳の分からないことを言ってるんですよ。
何言ってんだお前と、というぐらいおかしなことをやってて、あれって、一体何を外相会談、これやってるんだって、そこに私、大きな問題あると思うんですよ。
これ外務省おかしい。
これ外務省おかしいですよね、絶対に、加藤さん。
これ。
全くそう思いますよ。
こんなばかはことはね。
そのサンゴ礁のだって、尖閣問題が解決すれば、サンゴの問題なくなるでしょ。
ばかな。
なんですか。
だってそうじゃん。
だって尖閣問題、日本があそこの島買い取ったから怒って、さんざん船出してきているわけでしょう。
それで泥棒しているわけです。
全然関係ない。
だからサンゴ礁の密漁っていうのだって、それをだから、尖閣問題を…。
違う、違う。
これは強盗、これは泥棒なの。
だから、今、面当てにやってるじゃない。
面当てじゃないんです。
よく意味が分からない。
なんで泥棒、養護しなきゃいけないの、意味が分かんないんですけど。
でも私は分かってます。
大本はこれなんです。
中国が、こういう不法な泥棒行為をやってるのは、何も日本に対してだけじゃないんですよ。
フィリピンとかベトナムとか。
ベトナムそうでしょ。
絶対に中国の領土といえない所に、すでに基地を作ったりするわけですよ。
ですからね、何も尖閣、なんの関係もないの。
日本人がここでわいわい中国攻めたって、どうしようもないじゃん。
話し聞いてみればいいじゃん。
それでは一服の清涼剤の、渡辺真理さん。
全く清涼剤じゃないんですが、習近平さんのお顔っていうのは、確かにおっしゃるとおりだとは、私も思うんですけれども、さっきの、朝日新聞の人事じゃないですけれど、やっぱり対外的にマルタにいらした井上さんから見たら、国際的にこの…表情どうなのっていうのは国際社会は思うけれども、国内から見ると、中国国内であそこで笑顔で、握手っていうのは、習さんはできないっていうのは、まあ、そういうバランスなのかなと思ったときに、アーミテージ元国務副長官が、2人の首脳は、お互いの靴下の臭いをかぎ合うような顔をしていたっていうことを話してて、すっぱり言うなと思って。
全然一服の清涼剤じゃない。
なるほどなと思って。
臭いはきましたね、臭いは。
これね、実はこの写真を一番大きく報道したのは、日本じゃないんですよ、韓国の新聞なんです。
ほお。
日本の新聞だと、普通のサイズでしたよね。
ところが韓国の新聞、各紙、連射でどどどどどーんと、載せてるんですよ。
もう日本が、ざまあみやがれ、こけにされやがって、でも一番ピンチに立ってるのは韓国だってことに、まだ気付かない。
あかんな、あれ。
僕は出してくれるかな、ロシアのおかげ、僕は、報道にみんな気に食わないのは、要するにみんな、日本と中国の関係だけでしか、物事を見てないんですよ。
違います。
本当はプーチンと安倍が1か月前に会うっていうことが決まり、しかも11月の北京、あそこの場で、日中首脳会談の前日の夜に会っているという、これが決定的に大きい。
つまりね、ロシアと中国というのは、実は友好関係のように見えて、実はお互いライバル関係でもあるんですよ。
そのライバル関係のプーチンが、安倍と会って、習近平は安倍と会わざるをえません。
なぜかというと、これ人間関係でも全部一緒ですけどね、要するに2人で会うときは、第三者の悪口なり褒めことばを言って、2人の仲を確認するわけ。
ところがもし習近平が安倍さんと会わなかったらですよ、日本の情報っていうのは、習近平がプーチンからもらうことになっちゃうの。
つまり、プーチンが自分の手のひらの上に習近平を乗せる形になってしまうんですよ。
だからそのために、習近平は安倍と直接会って、話をできると、こういう関係にしておかないとまずかったということなの。
のけもんにせんといてと。
そうそうそう。
つまりね、自分がいつまでも日本とけんかだけしてたら、プーチンとはもちろん習近平、話ができるわけだけど、日本との関係については、プーチンのほうが優位に立つでしょ。
俺は安倍と話せるんだと、安倍のことを教えてやろうかと。
実はこうなんだぜみたいなことを言って、適当なこと言われたら、プーチンの手のひらに乗っちゃうんですよ、習近平は。
笑顔なき握手の解説として一番分かりやすく教えてくれた。
追い込まれてるの習近平です。
問題は紙面に反映されないの。
この人が言っているのはすべて正しいんだけど。
さっきの人事じゃないですけどね、朝日新聞の人事じゃないですけど、長谷川さんがですよ、長谷川さんがもし東京新聞の社長になられたら、変わりますよね。
そのときは潰れてるっていうの。
だけど東京新聞はうまいんですよ。
あれだけ左の、ちょっと考えられられないぐらい寄ってんのに長谷川さんをこんな右の人を、うまく使ってますよ。
加藤さん、日本側が譲歩して、首脳会談実現?
そもそもですね、日中会談の前に、皆さん、紙面ずっと見てたでしょ。
中国側が、日本側に2つの条件を出してきている。
靖国神社に行くなと、尖閣に問題が存在することを認めよと。
しかし、安倍さんは全部蹴って、無条件で臨んだ。
ということは、中国側が譲歩してきたのに。
でも4つあったじゃん。
いやいや、2つですよ、とりあえず2つ、大きいのは。
それについて、新聞がなんか、いかにも安倍さんのほうが譲歩したみたいに書いた日本の新聞もある。
これは、いったいどこの国益を見てるんでしょうかと。
僕、第1次政権のときに、安倍首相、取材したとき聞いたんですけど、中国とやるときはやっぱり引かないっていう形を、どこかでかちっと見せていかないと、上下…に入れないと。
そこが日本のメディアはね、解説する人がよく分かってない、残念だけどっていうの、おっしゃってました。
大体中国人の気質っていうのは、りで動くっていうのが基本にあるんですよね。
だから、利で動く。
だから、あっ、これ不利だなと思ったら、ぱっと引くんですよ。
それに対して、大枠の話ですから、朝鮮、韓国系は理で動かないんですよ。
感情で動くんです。
だから、絶対自分たちに不利だろうと思ってても、でもどんどんいっちゃうっていう。
これ、ベトナムのときだって、さんざんね、海洋進出して、ベトナムでめちゃくちゃなことが起きたらぱっと中国引いたじゃないですか。
だから、結局、弱腰、弱腰っていって、一歩一歩引いていくのは、これが一番危険で、これ、戦争への直結なんです。
週刊文春に、時事通信のしろやま…。
社会部。
しろやま、今、北京特派員だそうですけど、この方が非常に興味深いことを書かれていて、去る11月4日に、ある重要な閣議決定を行うと。
その関係というのは、何かというと、首相、外相、官房長官が、靖国神社参拝を自粛するとの了解は、日中政府間には存在しないということを、わざわざ閣議決定した。
2これはね、日本政府の姿勢というものを、知るうえでは非常にいい資料だと思いますけどもね。
珍しい閣議決定ですよね。
珍しいですね。
聞いたことない。
これ、ほら、一般ではあまり報道されないでしょ。
ああいうのはあるんだっていうのを、におわしているわけですから。
このへんがね、安倍さんのやっぱり、リーダーとしての強いところ
津川さんから一つ、お知らせがあるというふうに伺ってる。
私、拉致のね、ことを関係してまして、ポスターをやらせていただいているんですけれども、何より、僕の役目は、拉致問題っていうものを、国民の皆さんに関心運動を高めていただくという役目で、思いついたのが、毎年、ふるさとの風コンサートっていうの、やってるんですが、宇崎さんに声をかけたら、即、コンサートやっている間に、協力しますってお返事を頂いて、皆さんも、お仲間を誘っていただいて、12月8日にやることになりまして、ただですから。
入場無料ですか?
抽せんで。
抽せんになるでしょうね。
こちらに政府拉致問題で検索をかけていただくと、ここのホームページにたどりつけると思いますから、皆さんぜひ、応募なさってください。
内閣改造から僅か1か月半で、安倍政権を激震させた女性閣僚のダブル辞任。
松島みどり前法務大臣辞任のきっかけとなったうちわもめの口火を切ったのは、民主党の蓮舫議員だったが、小渕優子前経済産業大臣を辞任に追い込んだのは、野党の追及ではなく、週刊誌の記事だった。
スクープを載せたのは、週刊新潮10月23日号、うちわどころの話じゃない。
小渕優子経産相のでたらめすぎる政治資金。
記事の内容はこうだ。
有権者の買収か?とも取られかねない格安での明治座貸し切り観劇会。
年1300万円の政治資金を使って、地元後援者を接待か。
政治資金50万円を使い、後援者ご一行を東京ドームでの巨人戦に招待。
秘書に買ってあげたオーダーメードのスーツは、制服代として計上。
姉夫婦の経営する南青山のブティックに3年で330万円の売り上げ貢献。
地元農家の下仁田ネギ、4000本を60万円で購入。
まさにでたらめの見本市というべきありさま。
よくぞ調べ上げたといった感じである。
書き方は確かに週刊誌っぽいが、小渕氏の政治資金の実態に迫った、れっきとした調査報道である。
このスクープの後、新聞各紙を含む主要メディアが一斉に後追いし、大半が初報段階で新潮に言及。
最も早かった毎日新聞も、見出しで、週刊誌報道へと明記。
発売前ながら、記事の内容を詳しく報じた。
ではなぜ、新聞各紙は週刊誌より先にこのスクープが取れなかったのか。
思えばことし、みんなの党前代表の渡辺喜美氏が、化粧品大手、DHCの吉田嘉明会長から8億円を借り入れていた問題についても、スクープしたのは週刊新潮で、新聞各紙は新潮を後追いする形に。
こうした状態について、ある週刊誌は、彼らはスキャンダルを書きたくないのである。
政治とカネの最大の恥部は、政治権力と大メディアの癒着構造にあると指摘し、政治家のスキャンダルは、週刊誌だからこそスクープできると自信を見せたが。
過去の政治スキャンダル、ロッキード事件やリクルート事件、東京佐川急便事件などの政治疑獄事件は、すべて大メディアといわれる新聞のスクープだった。
一方、大メディアがあまり取り上げることのない、芸能スキャンダルでスクープを連発しているのが週刊文春で、最近では、覚醒剤取締法違反などの罪で有罪となった、CHAGEandASKAのASKA氏や、全ろうの作曲家、佐村河内守はペテン師だったという、あの大スクープも文春だった。
佐村河内氏に関しては、昨年3月にNHKが、魂の旋律、音を失った作曲家というスペシャル番組を放送しており、文春の発売前日、NHKニュースウオッチ9で、キャスターが謝罪する事態に。
そこで皆さんに質問です。
このところ、週刊誌ばかりがスクープを連発しているのは、なぜだと思いますか?
ああ、なぜ週刊誌ばかりがスクープを連発しているのか。
確かに、このところね、特にいっとき、佐村河内氏の話のあたりは、文春が独走してたら、最近、政治関係は新潮が突っ走ってますけど。
どうなんですかね?新潮と文春、両方、保守系という感じがしますけど、やっぱり大分違うんですか?
どっちかというと、文春のほうが組織力で取材してますよね。
新潮はわりと単独が多いですよね。
それとね、文春はね、週刊文春は資金力があるんです。
ですから、本当に敏腕の週刊誌記者というのを、有名な写真誌なんかから、どんどん引っ張ってきて取材させてるというところ、カメラマンも含めて、そういうところありますんで。
いい週刊誌記者、トップ屋みたいなやつらは、みんな週刊文春に集まってきていますね。
新潮は逆に、政治家とか、裏側への食い込みは、伝統的に強いですよね。
かなりよく知ってますよね。
新聞と週刊誌の決定的違いがあるんですよ。
新聞はね、各家庭に配って、ほぼ固定読者でもってるわけなんですよね、基本は。
週刊誌はそうじゃないんですよ。
だからやっぱりね、センセーショナルな記事を載せなきゃ、いっぺんに売り上げが落ちてしまうんですよね。
ちょっとね。
文春や新潮が日本で一番よく売れてる2大週刊誌になりますけれども、だから、やっぱりスキャンダル報道であろうと、なんであろうと、やっぱりそういうものを見つけてこなきゃ生きていけない。
これだけは言わせてほしいんですけど。
そこが新聞と週刊誌の決定的な違い。
これだけはどうしても言わしてほしいんですけど、私の個人的な女性関係とか、書かれたでしょう、あれね、8割、うそですからね!
2割ほんま?2割はほんまなんや。
竹田さんのやつは真実が多いのかもしれませんけれども、私のヨット遭難のあとに書かれた某週刊文春なんかはうそばっかだもんね。
いまだに週刊誌でいいかげんな記事っていうのは、たぶんあるとおもうでもね、逆にね、私は、新聞のほうがね、すっごくシュリンクしてると思う。
つまりね、公式、社会部報道なんかそうだけど、警察発表がないとか、逮捕とか、起訴された事案じゃないと、報道できなくなりつつあるわけで、本当は調査報道をやって、警察なんかよりも先んじて、こういう犯罪があるということを、明らかにするのが、これが新聞の…でしょ。
だから特だねよりも、特打ちを恐れるような組織になってしまったわけです。
とにかくね、全部公式、判例で、過去、名誉毀損で訴えられたときに、警察の公式発表にのっとって書いた場合には、免訴の成立がほとんどしないということがあって、そこがボーダーラインになってることは間違いない。
リスクは負わないということですよね。
そういうことですよね。
これ、問題が来たときに、お題が来たときに、週刊誌の何社か連絡を入れたんですよ。
ある週刊誌のデスクが、ちょっと言いますとって教えてくれたんです、ブローカーがねたを売りに来ると。
ブローカーを誰が使うか、政治家なんですよ。
政治家が、新聞屋に売っても記事にしてくれないと、だから、そのブローカーみたいなのを通して、自分は直接連絡しないけれども、こんなネタがあるんですよということで、週刊誌に来ると。
週刊誌の人間は、その新聞社に比べて、要するに、一つの記事を追う人数が多いと。
要するに遊びがあると。
で、そうすると、例えば外注記者でもいいですよね。
それ張り付かせると、何日間かかけて、いい話を取っていけると。
これが大きな違いだと思います。
本当これ、ブローカーの接近、ブローカーが接近しやすいからだって、これね、言ってました。
私よく分からないけど、例えば、政治家のスキャンダルがあった場合にね、それを政治資金で、政治部の記者が、新聞社に追っかけるのか、それとも社会部の記者がやるのか。
社会部でしょ。
そうでしょ。
そうするとね、政治家はしかし、政治部の領域じゃないですか。
だから社会部の連中が、政治家に対しての、スキャンダルに対しては、なかなかやりにくいという面はないんですか?
えーっとね、逆に言うと、それを政治部、社会部でツーツーになると、漏れるから、社会部は絶対言ってきませんよ。
絶対言ってこない、社内でも。
ロッキードのときはアメリカ、ものすごく社内がどこも緊張感が、社会部と政治部でね、非常にありましたよね。
でも、基本的にあれじゃないですか、新聞社って、社員だから、出来が悪ければ、飛ばされるだけの話で、首になって飯が食えなくなるわけじゃないけど、週刊誌って、ほとんどフリーだから、結局、飯食えなくなるってことなんじゃないですか。
そこに尽きますけどね。
サラリーマンだから、人事異動で動いてるでしょう、僕はいつも思ってますけど、新聞、テレビ、全部、海外みたいに、全部契約にしたらいいんですよ。
それで、3つ星レストランじゃないけど、ニューヨークなんかそういうのが出てますよ、ジャーナリストの。
そうやって、経営と分離しながらね、やっていけば、この右も左も自由に、固定化せずに、情報が出るようになるから、僕は前からそれを言ってるんですけどね。
もうみんな、社員って辞めたほうがいいですよ。
古いアイデアですね。
これだけ世の中フリーの人が増えている時代の中で、新聞社の、例えば政治部にフリーの人って1人もいないでしょ。
いないね。
デスクの川の向こう岸っていいますよね、向こう岸行くと、もう出世のコースだから。
だから、それはね、朝日新聞問題で、渡辺さんがおっしゃったツイッターで朝日の記者が発信するようになっているからいいんじゃないかという議論ね。
僕ここはちょっと引っかかる。
つまり、朝日の現役の記者がこの番組に出てきたら、僕は朝日新聞、変わったと思いますよ。
でも出ないでしょ。
はっきりいって、僕も本当、こういう番組、いろんなところに出てて、気に食わないのは、メディア問題やって、現役で出てる人、1人もいないのよ、私だけ。
みんな、元、元。
だけど、私、元だけど、テレビ朝日の番組なくなるかもしれないですから、その可能性が。
末延さん、確実になくなります。
きょうね、帰りが暗いな、新幹線の中で。
実際になぜって言われると、なぜって聞かれると、そこまで言って委員会があるのも、結構似た構造だと思うんですよね。
じゃあ、なんで東京じゃないのか、なんでここまで言えるのかっていったら、やっぱり週に1回の番組、毎日だったら、やっぱり特落ちはすごく怖いですし。
フラッシュニュースの中でも、ほかのニュースが網羅したところをしてなかったといったらば、そういうマイナスになってしまうと。
ここまで作り上げちゃったら、もうこのたかじんは、評価されるわけでしょ?
そうそう。
だからたかじんさんのこの番組が、東京でもなくて、ここで、しかもここまで言えるっていうのは、やっぱり週刊誌のスクープに似てるところが。
私も辞表を出さざるをえなかった。
さすがにここまで言ったら、長谷川さんも処分されるでしょ。
まあどうなりますかね。
来週あたりから…。
来週あたりから、経済評論家。
肩書が。
田嶋さん、どの新聞も腰抜け。
腰抜け。
東京・中日を除く。
褒められてるじゃん。
すごいですね。
私は、自分が読んでて、いろんなの読んでると、東京新聞になると、なんか落ち着くじゃないですか。
でも、ほかの新聞は腰抜けっていうの、今、皆さんの話聞いてて、なんか分かった。
みんな似たようなこと言ってて、つまんないよね。
社説だってなんだって。
あ、そうだよね、私だってそう思ってるよというところが、多いです、この新聞は。
田嶋さんのね、先ほど来のご発言聞いてね、よく分かった。
何が?
田嶋さんはね、東京新聞、読み過ぎ。
私だっていろんな新聞読んでるけど、2014/11/16(日) 13:30〜15:00
読売テレビ1
たかじんのそこまで言って委員会[字]

吹き荒れる“解散風”年内総選挙の行方は?裏のウラまで徹底討論!▽日中首脳会談に意味はあったのか?▽“朝日新聞騒動”がメディアに与えた影響を徹底検証!

詳細情報
出演者
【司会】
辛坊治郎
森若佐紀子

津川雅彦
田嶋陽子
桂ざこば
筆坂秀世
加藤清隆
長谷川幸洋
末延吉正
宮崎哲弥
井上和彦
渡辺真理
竹田恒泰
番組内容
“朝日新聞誤報騒動”以来、メディアはどう変わったのか?徹底検証&徹底討論SP!
▽吹き荒れる“解散風”年内総選挙の行方は?
▽日中首脳会談に意味はあったのか?各メディアを比較検証
▽まだまだ続く?「朝日VS産経」論争
▽週刊誌スクープの裏側に迫る!ほか
スタジオ観覧募集
毎週金曜日の収録に、100名の観覧者を募集中。希望の方は、住所・氏名・年齢・電話番号を明記、ハガキでご応募下さい。
〒530−8055
大阪中央郵便局私書箱1050号
「そこまで言って委員会」観覧係
番組ホームページ
http://www.takajin.tv/

ジャンル :
バラエティ – その他

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語ステレオ
サンプリングレート : 48kHz

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