2時になりました、ニュースをお伝えします。
栃木県の宝飾店の経営者が海外の人気ブランドの偽物のアクセサリーを販売目的で所持していたとして逮捕され警察は、この経営者が、みずから精巧な偽物を作って、販売業者を通じて、インターネットのオークションでおよそ7000万円を売り上げていたとみて調べています。
逮捕されたのは、栃木県壬生町の関宝飾工芸の経営者、関盛利容疑者です。
神奈川県警察本部の調べによりますと、関容疑者はアメリカの人気ブランド、クロムハーツの偽物の指輪やネックレスなどを販売目的で所持していたとして、商標法違反の疑いが持たれています。
調べに対し容疑を認めているということです。
警察によりますと関容疑者は5年前、宮崎県の販売業者から持ちかけられみずから偽物を作っていたとみられています。
店からはゴム製の型が1000個余り押収されていて、完成品はいずれも、本国で鑑定しなければ、偽物と分からないほど精巧だったということです。
販売業者はすでに逮捕されていて、警察は、関容疑者がこの業者を通じて、インターネットのオークションで、ことし5月までの5年間に、およそ7000万円を売り上げていたとみて、不正を始めたきっかけや、カネの流れなどを詳しく調べています。
札幌市に本社がある北海道新聞社は、いわゆる従軍慰安婦の問題を巡り、慰安婦を強制連行したとする男性の証言を掲載した1990年代初めの記事について、証言は信ぴょう性が薄いとして、記事を取り消し謝罪しました。
北海道新聞社はきょうの朝刊で、いわゆる従軍慰安婦の問題を考える特集記事を掲載し、その中で、慰安婦を強制連行したとする吉田清治氏という男性の証言に関する記事の検証結果を公表しました。
北海道新聞社では1991年から93年まで8回掲載した記事について、報道した経緯を当時関わった記者に聞いたり、韓国で調査を行ったりしたということです。
その結果、男性の証言内容は信ぴょう性が薄いと判断したということです。
そのうえで読者に謝罪し男性の証言に関する記事を取り消しました。
これについて北海道新聞社は、今回の反省を踏まえ戦争を巡る問題と真摯に向き合い、報道していきたいと話しています。
小笠原諸島周辺で、中国漁船がサンゴを密漁しているとみられる問題で、先週145隻だった漁船の数は、きのうは58隻に減りました。
一方で領海内を航行する漁船もあることから、海上保安庁などが警戒を続けています。
小笠原諸島周辺でサンゴを密漁しているとみられる中国漁船は、海上保安庁によりますときのうは58隻、おとといは57隻が確認されたということです。
中国漁船は、今月12日には117隻、13日には145隻と再び増える傾向を見せ、海上保安庁の巡視船が漁船に対し中国語で島から離れるよう呼びかけるなどしていました。
漁船の数が減ったものの、一方で領海内を航行する船もあることから、海上保安庁などが警戒を続けています。
では続いて気象情報です。
午後3時から6時までの天気です。
低気圧と上空の寒気の影響で北陸から東北を中心に大気の状態が不安定になり、落雷や突風に注意が必要です。
午後6時から9時まで。
北陸から東北は広い範囲で雨が降り雷を伴って雨足の強まる所があるでしょう。
北海道は各地で雪が降る見込みです。
2014/11/17(月) 14:00〜14:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
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