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2014/07/08
【京都新聞】差別や罵声、どう向き合う 反ヘイトスピーチ模索


 

【京都新聞】差別や罵声、どう向き合う 反ヘイトスピーチ模索
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京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20140707000128

6日夕、京都市下京区の京都タワー前で、在特会メンバーら約20人が街宣し、拡声器で「朝鮮人どもが暴動起こしたら殺されるで」と叫んだ。向い側でカウンター行動の約70人が、差別反対のプラカードを上げ、大声で「帰れ」コールを繰り返した。にらみ合う両グループの間には、京都府警の機動隊員が並

カウンター行動は、京都以外にも東京・新大久保や大阪・鶴橋などヘイトスピーチが頻発する地域で行われている。在日コリアンへの憎悪をむき出しにした街宣に対し、激しく抗議の声を浴びせる。カウンター行動が始まった2009年から参加している京都市の男性は「街宣をかき消し、差別者の言論を拡大させない」のが狙いという。

ただ、カウンター行動側も罵声の応酬や中指を立てる挑発が見られ、共感を呼びにくい面もある。在特会の元幹部でデモに長く参加する40代男性は「カウンターは『帰れ』と叫ぶだけ。私たちの主張を論破せず、気にならない」と話す。

そんな中、別の形でヘイトスピーチ反対を発信する動きも芽生えている。13年7月、大阪市のメーンストリート・御堂筋で「仲良くしようぜパレード」が開かれた。約600人の市民が、太鼓や色とりどりの旗を手に「差別はやめよう」と訴えて行進した。

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