生字幕放送でお伝えします
黄色に色づいているのはゆずです。
きょう晴れましたよ。
日本晴れです、秋晴れですね。
このゆずの黄色と空の青色のコントラストが美しいこと美しいこと。
本当に一面の鮮やかな黄色いゆずが広がっています。
栃木県宇都宮市は古くからのゆずの産地です。
先週から収穫が始まったところでまさに黄色が目に飛び込んできますよね。
そして、この黄色持っていますよ。
ちょっと割ってみます。
見てください。
癒やされるわ!この匂い!いい香りがします。
そして、みずみずしいですよね中がね。
この宇都宮の育つゆずなんですがとっても香りが強いんですよ。
ほかのゆずよりもゆずってこんな香り強かったっけっていうぐらい強いんですよ。
ですから、宇都宮のゆずは一流料亭やフランス店が直接、買い付けにくる高級ゆずなんです。
ですから市場には出回らない幻のゆずといわれているんです。
宇野さん、こんにちは。
よろしくお願いします。
宇野さん、そもそもゆずって、どこが香るかご存じですか?
刻んだ皮の薬味とか見るんでやっぱり、皮じゃないかと思うんですけど。
うーん…正解。
皮ですよね。
ゆずの香りの成分は皮にぎっしりと詰まっているんです。
だから、ゆずは皮が命っていわれてるんです。
ここ、宇都宮のゆずは皮がとっても厚いということなんですね。
ですから、香りもとっても強いんですね。
地元では香りを生かしたこんな料理もあるんですよ。
びっくりしますよ。
なんと、ゆずが丸ごと入ったゆず鍋でございます。
丸のまま、どかんと入っていますね。
いい香りするんですよね。
これ、早速、試食したいですね。
でもそうはいかないみたいですね。
そのほかにもゆずを使ったこういったスイーツもあります。
そして極上グルメもたくさん、たくさんあるんです。
さらに女性の方は必見です。
このように香りを生かした化粧品も実は開発されているんですね。
化粧品、気になります。
ということで、きょうは幻のゆずの香りの秘密や魅力をたっぷりとご紹介していきたいと思います。
この宇都宮のゆずなんですけれども香りが豊かな秘密はこの地域の気候にあるんですね。
ここは宇都宮市の新里地区です。
関東平野の最も北に位置しています。
すぐ近くには日光連山があります。
ここは冬になると氷点下の日も続く寒さがとっても厳しい場所なんです。
その厳しい寒さから実や種を守るために皮が肉厚になって、そして香りが高くなってるんです。
寒さが厳しいこの地域だからこそできるゆずということなんですね。
きょうは、この地域で一番広い規模の農園にお邪魔しています。
見てください。
見渡す限り黄色、黄色、黄色、黄色ですね。
きょうは晴れてるから本当に気持ちいですね。
一個一個が宝石に見えますね。
本当に光っているんですよ。
そして、この宇都宮のゆずの中でも特に香りが高い極上品を紹介しますよ。
数が少ないので用意していただきました。
持っていただいているのはこちらの農園の2代目床井さんです。
こちらが、極上のゆずなんですね。
これが不思議なんですよ。
酸っぱい感じがすると思うじゃないですかゆずの香りって。
すごい甘い香りがするんですよ。
深みがあるんです、香りに。
かぎたい!
かぎたいでしょう。
うーん!届きました?
届かない!
極上のゆずなんですけど地元の方は浮き皮って呼んでるんです。
なんだか、分かりますか?
浮くんですか?
浮くんです。
何が浮いているのか切ってみると分かりますよ。
みずみずしい!
分かりますかね?この実と皮の部分が離れているんですよ。
普通はみかんとかだとくっついているんですけど離れているんですよね。
ちょっと離れてますね。
だから浮き皮っていうんですよ。
このゆずの完熟した証拠はこの浮き皮なんですよ。
床井さん、浮き皮のゆずって普通のゆずと比べて何がいいんですか。
この時期になりますと皮の苦みが取れてきて芳じゅんな香りになってくる。
そのままでも食べれるんですか。
ですからこの時期になりますとこのままでも食べられます。
皮って薬味とかそういったイメージがあるじゃないですか。
切ってみましょうか。
食べれるんですか。
甘い香りはしてもやっぱり、かんでみると苦みがあったりがあるんじゃないですか。
甘いんですよね?全然苦くないですよ!このかんきつ系のうまみと香りがふわーっと鼻から抜けてかんでいくと甘いんです。
うそみたい!おいしい!これ!もう一個いいですか。
この浮き皮ですね世界各国の要人を招く東京の迎賓館の料理にも使われているということでまさしくゆずの一級品ということですね。
幻のゆずですね。
この最高級のゆずを含む宇都宮のゆずなんですけどもとっても収穫作業が大変なんです。
実がとってもデリケートですので僅かな傷でも傷んでいってしまうんです。
商品価値が下がっちゃいますからね。
宇野さん、ゆずにとっての一番の大敵が実は、この木にあるんです。
強敵ですよ。
虫とかですか?
そう思いますよね。
この辺り、見ていただきましょう。
なんか見えます?
あ、なんか鋭いトゲが…。
この木に生えたトゲなんですけど長いものだと10cm以上に育つんですって。
すんごい硬いんですよ。
こうやって押しても本当に木の枝みたいにびくともしないんです。
初めて知りました。
トゲが生えてるなんて。
農家の人に聞いたら作業で軽トラックとか入るじゃないですか。
その軽トラックのタイヤもパンクしてしまうぐらいなんですって。
本当にくぎみたいなもんですよね。
皆さんはこれを傷つけないように一つ一つ手作業で摘み取り作業を行っているということですね。
その大変さをきょうは敦士さんにも体験していただこうということでちょっと準備をお願いします。
きょう、敦士さんに摘み取りを教えてくださるのがこちらで働いて30年のベテランの福地さんです。
今、着ていらっしゃるのが収穫のときのファッションなんですけど頭にかぶっている帽子やこのタオルなどで頭や顔をトゲから守るということなんです。
そして腕に巻いてるアームカバーこれも手を傷つけないように大事ですね。
何より、厚手の革。
これで手を守らなくちゃいけないから…。
ということで、敦士さんお着替えも終わったみたいで。
ぴったり!
どうもー!完全防備ですよ。
こういうところもトゲが危ないからこうやって隠さなきゃいけないということですね。
本当ごわごわのすごい分厚い手袋なんですよ。
でも、これぐらいやらないとけがしてしまうと。
やっぱり傷とかつくもんですか?
つきますよ、痛いです。
それを僕は今から体験させていただくということですね。
これ、身をもって体感してもらうことが大事だと。
あっちゃん、上ってください。
あっちゃん、行ってきますよ。
痛い、痛い…。
細かいトゲがね…。
痛い、何これ…。
これ、毎日、やってるんですか。
上るたびにチクチクくるんですよ本当に。
ジーンズは、だめです。
ジーンズは薄いです。
本当はレザーパンツとかはかないとだめですよ、これ。
大丈夫ですか?
この辺り取ります。
大事にね。
5cmくらいのところを切ってください。
ジャンプして降りたいですね。
気をつけて…。
トゲ、鋭いですよ、かなり。
大事な実なので丁寧に持つんです。
ここのところ切っていただけますか。
2度切りなんですね。
ここを、ばちっといきます。
なぜ、2度切りなんですか。
1度切りだとあちらのほうに箱の中で実と実が重なっちゃって実が、けがするでしょう。
だから、大事にしないとね。
デリケートだから実と実が傷つけあわないようにこうやって切るんですね。
皆さん、大事に持つから持つときも卵を扱うように丁寧に扱っているということなんですね。
まさに宝石ですよ。
こうした皆さんの苦労があるからこそ香り高いゆずができるということなんです。
そしてですねこのゆずの香りというのは一流の料理人たちも魅了しているんです。
東京・築地にある日本を代表する老舗料亭です。
有名なとこですね。
こちらでは30年ほど前から宇都宮のゆずを直接、仕入れて使っています。
芳じゅんな香りと型崩れしない肉厚な皮を持つ、このゆずは欠かせない食材です。
四季折々の旬を楽しむ日本の和食。
宇都宮のゆずは伝統を守る匠
(たくみ)の料理を支えているんです。
おいしそうですね、これ!ああ、食べたい!
さらに洋食界でも宇都宮のゆずは注目されています。
こちらのレストランでは数年前から野菜や魚介類の料理に使っています。
宇都宮のゆずは香りが強いため洋食で使うスパイスや食材にも負けないそうです。
宇都宮のゆずは新たな食の可能性も感じさせる素材なんです。
おいしそう!
ここ、宇都宮で育まれたゆずはこの豊かな香りで全国の食通も、うならせているということなんです。
そして、このほかにもこの香りを生かした新しい商品が開発されているということなんです。
宇野さん女性にうれしい香りのアイテムですよ。
やっぱり香りがいいって女性が敏感になることばですよね。
見ていただきましょうか。
香りの倉庫といってもいいんじゃないでしょうか。
何をしているか分かりますか?
搾られてますね、思いっきり。
この搾られた果汁も大切なんですがこのゆずの香りにとって大切なものってなんでしたっけ?
ゆずの香り…。
皮?
そうなんです。
搾ったものが、搾りかすに見えるじゃないですか。
そうじゃなくて皮が商品になるわけで皮を選別しているんですね。
これが商品になるんですね。
むしろ、皮のほうが大事なんですね。
ここから香りを取るわけなんですね。
だから冒頭でも言いましたけどゆずは皮が命。
僕、練習しました。
ばっちり決まった!こちらをご覧ください。
地元栃木産のゆずの皮からオイルを抽出したものなんです。
宇都宮の会社が作りました。
これがゆずの香りのエッセンスなんですね。
ちょっと触ってみますよ。
すっごくさらさらしてます。
オイルっていうとちょっと、ぬるぬるしてるイメージあるじゃないですか。
もちろん、ぬるぬる感ってちょっとはあるんですけど基本的にはさらさらという感じが強いです。
すっごく、しっとりしますし香り…。
言うまでもございません。
すごい香りがたっております。
かぎたいですよね。
かぎたい!分かんない…。
ゆずは刺激が強いので薄めてアロマオイルとして使います。
敦士さん早速、試していただきましょう。
こちらのゆずのオイルを開発した谷川さんです。
よろしくお願いします。
これ、ちょっと薄めたものなんですね。
これは、気持ちよい。
ちょっとずるいな。
これは、いいロケですね。
もう、この風に乗って香りがどんどん僕のほうにくるんですよ。
こうすることによって血行を促して冷え性などにも効果があるということで女性にはぴったりですね。
香りからも癒やされますねすごく。
だから、リフレッシュ効果は抜群にあるということですね。
やっぱり、谷川さん地元のゆずなんですけどこういった原料としても多いんですか?
栃木産のゆずは香りのバランスと質が抜群にいいと思います。
香り高いゆずだからこそこういった化粧品とかオイルとかにもなるということですね。
これは、この番組最後までで、これでだめですか。
ずるい、ずるい。
次いきましょう!
このオイル、ほかにもさまざまな使いみちがありましてゆずをオイルを加えた歯ぐき、歯肉のケア用のペーストということでこれを手に取って、歯ぐきや歯などに塗って口の中をさっぱりさせるというものです。
隣がリップクリームでして蜜ろうとゆずのオイルを混ぜています。
乾燥するこれからの時期にはぴったりですよね。
宇野さん、関心があるのはどちらですか。
リップクリームは、やっぱり食べたくなりそう。
僕が身をもって体験させていただきたいと思います。
結構、かためなんですね。
しっとりする気がします。
触ってみても。
すいませんね、男で。
塗り方…。
ちょっと!
しっとり!でも、香りがいいのでなんとも心地がよいですね。
鼻に塗っておきたいですねこのリップを。
すごく海外でも注目されてます。
日本だけじゃなくて海外にも進出する商品だと。
いろんな展開があるということでありがとうございました。
こうした化粧品だけじゃなくてこのゆずを使った、さまざまなグルメもあるということで早速、見に行きましょう。
奥ではですね
ジュージュー音が聞こえますかね。
ギョーザ!宇都宮といえばギョーザですね。
いい音!ぱちぱち鳴っています。
ゆず入りギョーザなんです。
出来たてを敦士さん早速、どうぞ!
いただきます。
すごくゆずが入っているんですよ。
本当だすっごいたっぷり入ってる。
うまい!ゆずの香りが、すごく爽やかにしてくれるからこれ何個でもいけますね。
これ、ギョーザのあんも食べやすいようにしょうがなどを加えて具も工夫してよりさっぱり味が引き立つように作られているということなんです。
本当に進みますねどんどん、どんどん。
これ何もつけなくてもいいです。
これだけで十分、うまみがありますね。
そしてですね、このほかにもさまざまな料理があります。
こちら、ご覧ください。
これ、ゆずのバラずしです。
すし飯を作るのにすし酢にゆずの果汁と皮をすり下ろしたものを使っています。
まさに、ゆずが旬の今だからこそ食べられる香り豊かな料理なんですね。
ほかにもこのようにゆずを麺に練り込んだうどん。
そして、地元のねぎと合わせたゆずねぎドレッシングなんていうのもあります。
もちろん料理だけではなくてスイーツにも相性抜群ということでこのケーキ、おいしそうでしょう。
絶対おいしい!食べたい!
もちろん洋菓子だけではなくて和菓子もあります。
これ、ゆずようかんです。
皮に蜜を練り込んであって中にも、ゆずが入っていると。
ちょっといただきますね。
やっぱりゆずの香りがとっても引き立って甘みが、さっぱりしていておいしいですね。
食べたい!
おいしい!そして横にあるお茶も実はゆず抹茶ということでこのようにお茶っ葉の中に乾燥したゆずが入っているんですよ。
まさにゆず尽くし。
本当になんにでもよく合うゆずということなんですね。
どれか一つでもいいから食べたい!
そして最後にとっておき地元の皆さんが一番という楽しみ方をご覧いただきます。
宇野さんこれから寒くなってくると体を温めてくれるゆずの使い方ってなんだと思います?
やっぱり、ゆず風呂。
いいところに気が付いた。
大好きなんですよ、私。
敦士さん!
はいはーい!そのとおりですよ。
ゆずといえばゆず風呂。
これから一番風呂、ゆず一番風呂いただきたいと思います。
たっぷり入ってるんです。
きょうサービスしていただいたみたいで。
では早速、いきますよ。
ああ、いい湯だね!
露天風呂じゃないですか。
うわ、すごい!このひざの裏にゆずが絡んでくるぐらい入ってるんですよ。
うわー!ゆず風呂ー!これはぜいたくですよ。
収穫も大変なところを見せていただいて、この量ですよ。
いいんですか。
ぜいたくな使い方ですよね。
皆さんはこうやってお風呂に入っているんですね。
きょうは、ちょっと多めに入れていますけど地元の皆さんも10個くらいは入れるんですね。
ぜいたくですよ。
こういった宇都宮のゆずを入れたお風呂を体験できる公共の施設もあるみたいなんでぜひ皆さん来ていただきたいですね。
2014/11/03(月) 12:15〜12:40
NHK総合1・神戸
ひるブラ「秋かおる!“幻のゆず”〜栃木・宇都宮市〜」[字]
宇都宮市の新里地区では特産の極上ゆずが最盛期。枝には大きなトゲがあり、農家は傷をつけない様に丁寧に収穫していく。ゆずコスメからゆずスイーツまでゆず三昧を楽しむ。
詳細情報
番組内容
【ゲスト】敦士,【コメンテーター】宇野実彩子,【司会】大沢幸広 〜栃木・宇都宮市(うつのみやし)から中継〜
出演者
【ゲスト】敦士,【コメンテーター】宇野実彩子,【司会】大沢幸広
ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
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