大改造!!劇的ビフォーアフター 絶景!天草諸島を望む海辺の廃業旅館を大変身SP 2014.11.02

(品川)酒?
(渡部)酒飲んでるの?ちゃんと相手しろよ!
次回はオモシロ腹話術
さらにあの技のコツも…
こうやって口が…。
おーっ!
(弘中)出来てる!
天草諸島への玄関口となるこの町にある問題を抱えたお宅がありました
この家が抱える問題それは…
熊本の青く澄んだ美しい海に大小20以上の島々が浮かぶ天草諸島
島原の乱で一揆軍を率いた天草四郎生誕の地
南蛮文化やキリシタンの歴史を今に伝え西洋と東洋が入りまじった独特の町並みが広がっています
重厚なゴシック建築の教会がなじむ静かな漁村の風景
天草灘の沖合には野生のイルカが生息しイルカの群れが間近で見られるツアークルーズが天草観光の人気となっています
起伏に富んだ地形と複雑に入り組んだ潮の流れで魚の種類も豊富
新鮮な海の幸は旅行客の一番の楽しみ
そんな自然豊かな天草の景色を一望する絶好の立地に建つのが平屋と2階建ての建物が並ぶ荒川家
地元の宇城市と天草の島々をつなぐ橋が開通したのを機に夫婦で料理旅館を始め45年続けてきましたが3年前惜しまれつつもその看板を下ろしました
宿の売りは新鮮な魚とこの絶景
かつてはいつもたくさんのお客さんでにぎわっていました
そんな人気の旅館で女将として長年忙しく働いてきたお母さん
今は家の目の前の海で釣りをするのが一番の楽しみ
(スタッフ)お母さんそうやって魚釣りやってるんすか?あっ釣れてるほらほら!うわぁほらほら見て・よかったね・
こうしてお母さんが海で釣った魚をさばくのは半世紀近くも板前として腕を振るってきたお父さん
(スタッフ)お父さんやっぱり手際いいっすね
静かで穏やかな夫婦水入らずの生活
しかしその2人が将来に大きな不安を感じていました
それは…
旅館を閉めた3年前から家が何一つ変わっていないこと
広い調理場の勝手口から外へ出ると…
そこには今も大きな生け簀が残ったまま
降りしきる雨を気にしながらタオルと下着を手にしたお父さんが傘も差さずに駆け込んだのは…
旅館時代に使っていたボイラー室
なんとこんな場所にお風呂があるのです
しかもそこは脱衣所も仕切られていない寒々しい空間
冬はストーブなしではいられません
洗い場の床も冷たいコンクリート敷き
風呂場の広さが4畳もあるのに浴槽は畳3分の1の大きさしかなく足も伸ばせません
このままでは共に70を超えた夫婦が安心して老後を迎えることなどできません
そんな不安を解消すべく1人の男が立ち上がりました
あの建築物っていうのは不動産ですよね不動産っていうのは長もちして当たり前なんですよ修繕して繰り返していけばずっと使える家本体を長もちさせるっていう工夫が昔からの日本建築の伝統工法にあるわけで日本の土地の65%が山なんですよ有り余るほど木があるわけですそのうちの3%ずつ成長してんですよしかし使ってるのが2%1%も余ってるわけですよだからよく考えたら日本はある意味で資源大国なんですよで山の木を中心にして土がある米食ってるから藁が当然あるわけでそして今山見ますと竹だらけでしょ?土と木と藁と竹で家造れば永遠に資源はあるわけですそれを循環型で使いながら役目が終われば煙に煙っていうことは炭酸ガスになるわけですね木材の原料って何だろうかって考えたら炭酸ガスと水なんですよ炭酸ガスと水で建築材料ができるってすごいことですよね地球環境でいえば大袈裟かもしれませんけど日本の伝統工法っちゅうのは千年も前から日本という風土の中でもまれて育ってきたわけです先輩たちが自然を熟知して改良に改良を重ねた工法やはりそれを私たちは基本にすべきではないかなというふうに思ってます
先人たちの知恵と経験をみずからの家造りに受け継ぐ彼を人は「日本伝統建築の語り部」と呼びます
そんな匠に託されたのは海辺でかつて料理旅館を営んでいた家
熊本が地元の匠この辺りの環境は知り尽くしています
この日初めて訪ねた荒川家
ごめんくださいこんにちはお待ちしておりましたどうもいらっしゃいませ
この家で暮らす荒川さん夫婦と近くに住む一人息子の和也さんが出迎えてくれました
天草の島々を目の前に臨む荒川家
波の穏やかな内海に面した赤い屋根の平屋の建物がかつての客室
部屋は横並びに5室あり全室オーシャンビュー
それぞれにお風呂とトイレを備えた離れの宿でした
えっと5室…
(益次郎さん)旅館の時も
(スタッフ)ここはもう使われてない場所ってことですか
(益次郎さん)今はもう全然うわぁすごいですねこれはへぇ〜
しかしその絶景を見渡す大きなガラス窓になぜか四角い木の板が
(益次郎さん)そこが海じゃないですかだから台風の時はすごい…こうまっすぐあるガラスが台風が来るとこうなるでしょ?そうすると短くなるからパーンって外れて飛ぶんですよ
(スタッフ)建具ごと飛ぶ?はいその曲がるのを防ぐためにこれ入れてあるんです
(古川)外側に付けて内側で引っ張ってやるってことですよね
そんな海からの風をまともに受ける客室棟
荒川さん夫婦はその後ろに建つ2階建ての母屋で暮らしています
かつて宿泊客の受付をしていた玄関
旅館をやめた今もふだんの出はいりに使っているのですが長い受付カウンターのせいで幅が50cmしかない狭い所を上り下りしなければなりません
そしてそこから帳場に上がると…
(古川)1億ぐらい入ってんですか?
匠がそこで見つけたのはお客さんの貴重品入れとして使っていたおよそ100年の歴史を持つという年代物の金庫
(益次郎さん)これ「イロハニホヘト」で書いてますしかもカタカナです
その帳場の隣は夫婦2人が1日のほとんどを過ごす4畳半の居間
調理場の広さが10畳もあるのと比べるとなんともアンバランス
衛生面に配慮してつけた調理場の段差もスリッパを履く習慣も以前のまま
夫婦2人暮らしには広すぎる台所
冷蔵庫も大きな業務用のままで電気代もバカになりません
足元にはいちいちまたいで行かねばならない危険な段差があり今も古い五徳のコンロにマッチで火をつけて使っています
(古川)旅館のままの調理場ですねあぁ〜うわっこれはまたがにゃいかんわけですかちょっと危ないですけどすいません流し台も出っ張ってますよねこっちに
(益次郎さん)お客さんがものすごい多くてレンジが足りなくなってレンジを増やしたいなってことで流し台もずらしてしまった…
(古川)ここ勝手口ですよねここも狭いし出る時もちょっと危ないですね
その狭い勝手口の外にある大小5つの生け簀
旅館を閉めた今はもう必要のないものですが…
家で食べる魚は今でもわざわざ昔なじみの店に行って生きたまま買ってくるというお父さん
現役時代と同じように地元でとれた新鮮な魚を生けすの中から1匹ずつ全部自分の目で見て選びます
でも買ってきた魚はその日には食べません
家の生け簀で一晩泳がせるのがお父さんのこだわり
僕らそんなこと全然知らないし知らないが幸せっていうのありますよね
そして荒川家最大の問題は母屋とは別棟になったボイラー室の中にあるお風呂
じゃあここまでずっと外ですよねそうです
そのお風呂は…
おぉ〜もう…露天風呂と一緒ですよ冬はものすごく寒いですだからここに電気ストーブを持ってきてこういうふうにしてそうするとこうやって置くと冷たくないんですガラスはこういうの…
(古川)内側に貼ってございますうちの親もかろうじてまだ元気なんでいいですけどここは…客間しか見えないんです見えないですね
(和也さん)客間が海に面して造ってあるんで
(古川)お客さんが一番こっちは景色は辛抱して
そんな家族がずっと我慢を強いられてきたお風呂
どこにも日の差す場所がないのでお母さんは毎日重い洗濯物を抱えて生け簀の上に組んだ物干し場まで上がってこなければなりません
普通の家だったら家が狭すぎて住みにくいどうやって工夫してとかいうのが一般的なんですけどもこの荒川さんのほうは50数坪ある部屋を旅館のまま使われて逆に住みにくい絶景の場所があるのにその絶景が見えない宝の持ち腐れっていうかここの場面っちゅうのは熊本探してもなかなかないですよね
(スタッフ)じゃあリフォームプランとしては1階を中心にという感じ?1階を中心じゃなくて海を中心に縁側縁っていうのは人の縁っていいますよね海と家の中という縁結びみたいなのが縁側っていうかそこで演出できればなとは思ってますね
長年不便な生活に耐えてきた両親がこれからの人生を楽しめるようにと一人息子の和也さんが用意したのは2800万円
「日本伝統建築の語り部」古川の挑戦が今始まります
(所)岩下さん・剛力さんこんばんは
(2人)こんばんは岩下さんは熊本出身なんですよねよく小学校の頃は行きました天草にまぁ眺めのいいとこですよねご覧のとおり景色はいいしお魚おいしいし最高ですね私海がすごい好きなので釣りもやってみたいんですよふだんから突然行けるっていうかお母さんが放っといてあぁ釣れたっていう場所がいいんですよあとここはこんな広いんですよ使ってない部屋がいっぱいあるんですねこれ2人で暮らすには広すぎて困ってる
(岩下)お掃除も大変でしょうね
(江口)今回ご依頼がありましたのは荒川家昭和41年荒川家がある宇城市と対岸の天草の島々を結ぶ天草五橋が開通したのを機にその絶好の立地を生かして料理旅館を開業以来夫婦2人で45年もの長きにわたり旅館を切り盛りしてきましたが3年前に廃業しましたしかしその家は今も旅館の頃のままお風呂が外のボイラー室にあったり誰もいない客室のせいで光も風も入らずせっかくの眺望を拝むこともできませんそんな両親を心配した一人息子の和也さんが費用を出して実家のリフォームを決意そんな親孝行リフォームを手助けする匠は「日本伝統建築の語り部」古川保さんあくまでも日本の伝統工法にこだわり現代の家造りにも積極的に生かそうと活動する古民家再生のプロフェッショナルです解体された古民家の梁や柱など集めて再利用する古材バンクを運営するほか古い土蔵造りの酒蔵を改造したみずからの設計事務所の小屋裏にも古い建具や古民具などを数多くストックしています果たして匠は元旅館だった荒川家をどのようにリフォームするんでしょうか皆さんで推理してみてくださいここのくらいがあればいいですもんね2人で住むなら1部屋でもよさそうですよねこっちに台所を造ってどっか1部屋に住めば暮らしやすそうですけどねそうですね普通ならとっととこっちに越しますよねでも縁側を中心にって言ってましたよどっちに住むと思います?こっちですかねこっちですかね?そりゃこっちでしょこっち道でトラックや何か通りますですよ私だったらギリギリまで部屋にするなそれであの窓からこうやって釣り糸垂れて怠けもんですから布団の中からこうやって…
(スタジオ内笑い)
青い熊本の海に散りばめた美しい天草の島々をつなぐ天草五橋
天門橋と呼ばれる1号橋を望む海辺で半世紀近くも料理旅館を営んできた荒川家
宿を閉めてもう3年がたちました
リフォームを間近に控えたこの日今はもう使われることのなくなった離れの客室でなぜかお父さんとお母さんが2人でせっせとテーブルを並べていました
どうやら3年ぶりにお客さまを迎えるようです
部屋の支度を終えるとすぐ今度は調理場に立ち刺身を引き始めたお父さん
もちろん魚は一晩生けすで泳がせたもの
するとちょうどその時お客さまが到着
車から降りてきたのは3人の女性
かつて宿泊客の受付をしていた母屋の玄関へ
(益次郎さん)いらっしゃいませお世話になりますあぁ〜久しぶりです
荒川さん親子とは久しぶりの再会のよう
ところが着いた早々その女性たちが調理場に入り配膳の手伝いを始めたではありませんか
お母さんから何も聞かなくてもてきぱきと機敏に動き慣れた様子で離れの客室まで料理を運んでいきます
そこには今回荒川家のリフォームを手がける匠や工務店の人たちも招かれていました
(スタッフ)懐かしいですか?
実はこの方たちかつてこの旅館で働いていた仲居さんたちでした
この人が一番年とってる人で松浦律子さんうちの和也が赤ちゃんの時から…もう何年ぶりになるかな?
(和也さん)40数年ぶりですかね
(益次郎さん)こっちが家内の妹でちょうどうちが旅館開業したもんだから手伝いに来ますってずっとそれから…長い間手伝ってくれましたこちら千原さん特に宴会なんかの時にこの人はお客さんの扱いが上手だもんですからずっと来てもらいました
(スタッフ)懐かしい顔がそろってる…今日は皆さん忙しい中に無理言って今日はこういうことだから来てくださいって…
この日は天門荘のお別れ会
かつてお世話になった皆さんに集まってもらったのです
じゃあ乾杯しましょう乾杯!
(一同)乾杯!
お父さんこだわりのお刺身は…
(スタッフ)古川さんお味のほうどうですか?おいしいですね
一緒に働いた仲間が集まり思い出話にも花が咲きます
天門荘での最後のうたげは大いに盛り上がりました
そしていよいよリフォームが始まります
天草の美しい景色を目の前に臨む海辺で3年前まで料理旅館を営んでいた荒川家
夫婦2人きりで暮らす家の中は今も営業当時のまま
旅館で使っていたさまざまな物を片づけるのに大勢の引っ越しスタッフが動員されました
(スタッフ)和也さんいよいよ引っ越し始まりましたね
そんなたくさんの荷物の中からお父さんが忘れていたものも出てきました
(スタッフ)なんかお父さん思い出されることあります?
(益次郎さん)だからものすごく
実家の穀物問屋で働いていたお父さんがお母さんと結婚したのは49年前
その後全く畑違いの旅館を始め以来45年間看板を守ってきました
そんなお父さんをずっと陰で支えてきたお母さん
子育てしながらの慣れない女将の仕事は戸惑いの連続でした
そんな夫婦の苦労を知る帳場の金庫
これはですねもともとここにも鍵があったんですけどちょっと壊れてるんでですね
鋼鉄のよろいの中に桐の箱が収められた100年も前に作られた年代物の金庫
中に入っていた書類などを全部取り出すと…
そこへ現れたのはピアノなど重たい荷物を専門に扱う業者さん
この金庫を運び出すために来てくれました
金庫の下に付いたキャスターに長いひもを通します
ひもをたすきに掛けていざ運び出そうとしたのですが…
おぉ…
プロの業者でも全く歯が立ちません
無理して引き出せたとしてもそのあとにも問題が…
ということで結局…
よろしくお願いします・改めてお伺いします
(益次郎さん)どうもご苦労さまです
解体を待って改めて運び出すことになった帳場の金庫
それだけを残して空っぽになった母屋の1階
ボイラー室にある風呂場も片づきいよいよ解体
はい行きますよ
…と思ったらなぜか大工さんたちを連れて生けすの上に造られた物干し場へと上がっていく匠
その物干し場から海沿いに建つ平屋の客室の屋根にはしごがかけられなんとそれを伝って屋根の上に
一体何を始めるつもりなのでしょう
天草の美しい景色を目の前に臨む絶好の立地でかつて料理旅館を営んでいた荒川家
その海沿いに建つ客室の屋根に上がった匠
突然チョークで瓦に○と×の印を付け始めました
すると印を付けた2列分の瓦が次々と剥がされ下地の板がむき出しに
そしてそれをまっすぐに切断
そこは3室並んでいた客室のちょうど境目の部分
西側の1室分を残し東側2室分の瓦がすべて取り払われると…
屋根の下地まで剥ぎ取られました
しかし解体はそれだけにとどまりません
なんと壁も柱も何もかもが壊されてしまいました
するとそれまで客室の後ろに隠れていた母屋の1階部分がひょっこりと顔を出しました
おっ…ハハッ景色がいいですよね
(スタッフ)古川さん客間解体してずいぶんきれいになりましたけどここまで解体する必要あったんですかね?
(古川)ハハハッえーっとね確かに
(スタッフ)なんで両サイドの客間を壊さなかったんですか?
玄関に残されていた邪魔な受付のカウンターを取り払い…
壁を剥がすとあの取り残された金庫が
背中を塞いでいた壁も引き剥がしました
すると…
こんにちは
(スタッフ)こんにちは
再び重い荷物を運ぶ専門業者が登場
今回は壁がなくなった後ろ側からキャスターにひもを掛け前回とは反対側に引っ張り出します
こうすれば重い金庫の向きを変えることなく最短ルートで玄関から外に運び出せるのです
とはいっても重さが500kgもある鋼鉄製の金庫
力自慢のプロが3人がかりでも容易な作業ではありません
3年前に旅館を閉めたあと夫婦2人きりの生活になっても何一つ変えずずっとそのままにしていた荒川家の母屋
今後は1階だけで生活できるようにしたいという夫婦の要望もあり2階にはほとんど手をつけず1階だけを解体
するとそれまではうかがい知ることのできなかった過去のある事実が明らかに
基礎を見ると石場建てなんですよこの石場建てのよさっていうのは
(古川)最近では免震っていうでしょ?免震の元祖ですねでこういきますよね…
(古川)なんで外したんでしょうかね外さなくてもよかったはずですが
創業当時の旅館のパンフレットを見てみると確かに母屋は平屋の建物
38年前住居スペースを増やすために2階を増築したことを古川自身家族から事前に聞かされてはいたのですが…
これを御神楽工法というんですけども御神楽っていうのは
(スタッフ)これ梁を切っちゃってる?
(古川)そうですね
なんと2階を増築する際もともとあった太い丸太の梁を上半分平らに切り取っていたのです
構造的な問題が明らかになった荒川家の母屋
まずは屋根の重たいセメント瓦を撤去
傷みのない野地板はそのまま残し上から新たにもう1枚重ねて2重に
そこに新しい屋根瓦が届きました
「日本伝統建築の語り部」と呼ばれる匠が選んだのは日本伝統の和瓦
今回この瓦を選んだ理由はですね見てください台風の直撃しそうな所ですよね
(古川)その反対側の瓦がワッと浮くんですよワッと浮いてこっちからの風でバラバラッと飛んで被害がほかの家に及ぼすという飛ぶ原理はそうなってるんですよですから今回選んだ瓦これは防災瓦っていってここにクリップが付いてるんですよ
(スタッフ)あっ引っ掛かる?
(古川)引っ掛かるわけです
(古川)普通の瓦はこれがございません
(古川)台風の直撃を受けるとこでどうして瓦を使うのかって言われるかもしれませんけど
客観的な事実と経験によって裏打ちされたみずからの建築理論を熱く説く匠
今度は現場の大工さんに頼んで幅12cm厚さ4.5cmの長いヒノキの板に溝を彫りそれを短く切り分けてさらに斜めに切断
矢印のような形に仕上げました
これと同じものが全部で80個以上
一体こんなにもたくさん何に使うつもりなのでしょうか?
まさかここを全部取っ払ってここをリフォームするとは思わなかったですよ私なんかあさましいからなぎさスレスレに建てようと…やっぱ安心感があって眺めもよくてっていうことであと勉強になりましたね昔のおうちはよくできてんですね少しぐらい動いたほうが耐震効果が…「柳に風」のほうがいいんでしょうそういうことですね私はもうずっと53年間「柳に風」ですから戦わないんですスッスとそうそう吹かれながらそういう工法だったみたいですね現場で大工さんが長いヒノキの板に溝を彫りそれを矢印のような形に細かく切り分けていましたが一体あれは何なのでしょうか皆さんで推理してみてくださいどっちにしろ組むわけでしょ?何か組み立てますよね何だろう…匠が九州は湿気が多いから風通しを良くしなきゃいけないとでも風通しは良くなりそうですよね溝っていうのがなんかこう…風通しに使う!
天草の絶景を望む場所で3年前まで料理旅館を営んでいた荒川家
海沿いに建つ客室を2部屋壊したことで顔を出した母屋の1階
今回リフォームするその母屋の1階を解体してみると…
38年前平屋だった建物に2階を増築した際もともとあった太い丸太の梁を上半分切り取っていた事実が発覚
本来の強度を失っているにもかかわらず十分な補強もされていませんでした
さらに伝統的な石場建ての基礎に必要な柱と柱をつなぐ足固めも一部取り払われていました
そんな強度不足を補うためすぐに始まった構造補強
まずは柱が載っている束石の周りの地面を掘り下げ…
そこに砕石を入れて固めるとドリルで束石に穴を開けます
穴は石の四方に2ヵ所ずつ
これは鉄筋を打ち込むための穴
そしてその束石の周囲を70cm四方の型枠で囲みコンクリートを流し込みます
匠が取った基礎の補強策
それは床下全体を鉄筋コンクリートのベタ基礎で覆うのではなく束石を残しそれを1つずつ固める方法でした
これ石場建てですから
(古川)柔道と一緒ですね受け流すっていうかそんなふうに本来の石場建ての良さを現代風にアレンジしてこの家で表現しようかなと思ってるわけですね
あくまでも日本の伝統工法にこだわる匠
取り払われた足固めも再度入れ直します
真半分に切断され本来の強度を失っていた丸太の梁の下には柱を足して補強
その柱と柱をつなぐのは貫と呼ばれる部材
両側からくさびを打ち込んで固定します
これも昔ながらの伝統的なやり方
(古川)玄関口に置いてください
そこへ運ばれてきたのは匠が頼んで現場の大工さんに作ってもらったあの矢印の形をした木のパーツ
全部で80個以上あります
匠がそれを2つ手に取って重ねると…
矢印が三角形に
これを柱と足固めが垂直に交わる角に当てボルトで固定するのです
それと同じ方法で骨組みが交わる仕口と呼ばれる部分に2つ1組にして40ヵ所以上に取り付けられました
(スタッフ)古川さんこれは何ですか?これはヒノキで作った木製の制震ダンパーなんですよそのユルユルに対抗するのには
地元の木と日本の伝統工法をとことん駆使する匠
この日現場に届いたのはそんな匠こだわりの建築資材
それは細かく削られた木の屑
床に張った下地の板の上にまいて一面を埋め尽くすと…
さらにまたその上から同じ木屑を詰め込んだ通気性のある不織布の袋を隙間なく並べていきます
一体これは?
(スタッフ)古川さんこれは何ですか?これは断熱材です作業場でいつも私これを使うんですよ
(スタッフ)へぇ〜ご覧のとおりじゃあひっくり返しますよはいスタート
木屑の断熱材を入れたあと匠が工務店の作業場で作っていたのは3mの長さの板が斜めにかけられた大きな骨組み
今度は一体何を始めるのでしょうか?
耐震装置だったんですかよくできてましたね縦と横とうまいこと作りますね匠色んな技持ってますね木屑がびっくりしました湿気をなくすのにも木屑を使うアレルギーとかなさそうでね気持ちが違いますよねこの下は木が入ってんだって全部木なんだっていうだけでちょっとあったかい感じが安心ですね工務店の作業場で何やら大きな木の骨組みを作っていましたが一体匠は何を始めるつもりなのか皆さんで推理してみてくださいこの形で見る限りは軒のように見えますよねお風呂にあったらうれしいなと…えっお風呂に?お風呂から景色が見えるみたいなこのくらい見える?このくらい見える景色を全部見るんじゃなくて小さいものにして見るあっ枠取って破れ障子から見る名月みたいな
(岩下)ヘヘヘヘッそういうことですよね?そういうことでしょう風流ですね日本ならでは
今年7月天草が季節外れの台風に襲われました
工務店の作業場で長さ3mの板を斜めにかけた大きな木の骨組みを作った匠
するとそこにフォークリフトで何かが運ばれてきました
いくつも無造作に積み重ねられて届いたもの
それは災害時などに袋の中に土を詰めて使う土嚢でした
すべて10kgずつ重さをそろえて土が詰められています
さっき組み上げたばかりの大きな木の骨組み
その斜めにかけた板の先に運んできた土嚢をぶら下げようというのです
しかもそれは1つではありません
どんどん数を増やしていきこんなにもたくさん
すると…
せっかく組んだ木の骨組みをわざわざみずから壊してしまいました
(スタッフ)古川さん今これは何をやられてるんですか?
(古川)そうですね
(古川)最初にしたのがですね普通の釘なんですけどね五寸釘頭から脳天から五寸釘一本打ち2番目が木ネジですねネジを切った長いビスこれの両面打ちそれから鉄のスクリュー釘太釘でネジが切ってあるネジが切ってあるから抜けにくい感じがするでしょ?鉄スクリューの両面打ちもう1つはですねあおり金物っていうんですが金物設置は左右対称がありますから右・左を一緒に付けて両方で持ちますから計算上は半分にカウントしますそのうちどれが強いかここでは実験してますね
そうこの大きな骨組みは荒川家の軒を想定したもの
どうやって垂木を留めるのが一番強いかを実験していたのです
(古川)要注意静かに…
(古川)あぁ〜
下からあおる風の力にどれだけ耐えられるか1つずつ検証
そしてその検証の結果…
一番弱いのは五寸釘続いてあおり止め金物
3番目が鉄のスクリュー釘
ビスが最も強いことが分かりました
軒を下からあおる風の力ばかりでなく横からの風も想定しさらに検証を重ねようという匠
(古川)あと1cm5mm2mm…はいOK
鉄のおもりを横風と仮定し板から同じ長さで突き出たビスとスクリュー釘の上に落としてどちらがより強いかを実験します
・いきます・
(古川)はい
この実験では先ほどとは異なる結果が出ました
今回この検証をしまして横から力を加えたらこのように
(古川)荒川さんの所の軒を考えた場合にやはり軒先を長く出すあるいは下からの風が吹き上げる
季節外れの台風が過ぎ去り静けさを取り戻した天草の海
幸い現場に被害はなく工事が再開
匠が検証を重ねたひさしをかける作業
実験同様長さ3mの垂木を斜めに渡し…
二度の検証の結果最終的に選んだ鉄のスクリュー釘の両面打ちで桁にしっかりと固定
奥行きが130cmもある夏の強い日ざしを遮り台風にも強いひさしができました
長く突き出た軒の下そこには頑丈な基礎が築かれこれまでなかったぬれ縁も作られます
目の前に海があるのにこれまでその美しい景色を家族が楽しむことはありませんでした
しかしそんな環境が一変
なんということでしょう
客室がなくなって海に向かって大きく視界が開けたうえ今まで見ることのできなかった景色を存分に味わえる広い縁側まで完成
幅が5mもある大きな開口を設けたことで家の中からも青い海に浮かぶ天草の島々が一望できるようになりました
(スタッフ)すごい景色になりましたね1枚の額縁みたいな
(スタッフ)結構サッシも1枚の大きいガラスですねこれは木製のサッシなんですか?そうですね
(スタッフ)あっそうなんですか!手前に障子を置くだけで
(スタッフ)じゃ断熱性能と気密性能はいいとしてもこの家は特に台風の対策を気にされていたと思うんですけどただこうやって
(スタッフ)こうしてしまえばバッチリなんですねこれで鍵かけるわけですね
(スタッフ)じゃ窓もあってそこに障子があると…3重ですか
(古川)今3重ですね
(スタッフ)へぇ〜珍しいですね格子に網戸今回2枚にしたらその角度はこの前実験して西日が家の中に入らないようにどの程度が一番いいかなとサンプルを作って格子の角度をつけて今回作ったわけですね
(スタッフ)この家の日ざしに合ったものを今回作った?
(古川)例えば既製品を採用するっつったらぴったり合わないじゃないですか例えばアルミだとか鉄だったらそういうわけにいきませんからね
お客さまが一番で自分たちの生活は二の次だった荒川さん夫婦のこれからの人生が充実したものになるよう匠が丹精込めて仕上げたリフォームの全貌をご覧頂きましょう
青い海に浮かぶ美しい天草の島々が5つの橋でつながれた天草諸島
その絶景を望むこれ以上ない最高の立地に建つ荒川家は3年前まで45年もの長きにわたり料理旅館を営んでいました
多くの人に愛されたその宿で女将を務めてきたお母さん
今の楽しみは家の目の前の海で釣りをすること
あっ釣れてるほらあっ!ほら!ほら!ほら!見て!・よかったね・
(和代さん)よかった!
そうやって釣った魚をさばくのはお父さん
生けす料理の宿で板前として鳴らした腕は今も健在です
しかしお客さんも従業員もいない夫婦2人きりの生活に旅館の頃のままの家はあまりに広すぎて不便なことだらけ
今はまだ2人とも元気ですが老後のことを考えると不安でなりません
一人息子の和也さんが願うのは両親が無理せず穏やかに暮らせる終の住処
そんな家族の思いに応え立ち上がったのは…
「日本伝統建築の語り部」が心を尽くしたそのリフォームの全貌をご覧頂きましょう
旅館の受付や調理場などがあった荒川家の母屋
もともと平屋だったものを38年前2階建てに増築
その際に弱くなってしまった1階の構造を十分に補強
外壁を杉板と漆喰で化粧することで和の風情漂うたたずまいへと印象を一変
「日本伝統建築の語り部」はみずからの言葉どおり「木と土と竹と藁を使った伝統的な家造り」を見事に形にしてみせました
帳場の金庫と受付用のカウンターに挟まれた幅が50cmしかない隙間が玄関からの出はいり口
そんな不便な日常はすべて解消
もう雨に濡れながら薄いトタン張りのボイラー室の隅にあるあの寒いお風呂に駆け込む必要もありません
大きな段差を上がって入るかつての風呂場は脱衣場が仕切られておらず浴槽も畳3分の1の大きさ
でもこれからは違います
広い洗面脱衣所に木の温もりあふれる温かなお風呂
足元に一切段差はありません
浴室の壁を覆うのは香りのいいヒノキと包丁などの刃物をとぐ砥石として使われることでも有名な地元で採れる天草石
断面が木の木目のように見えることから「木目石」とも呼ばれさまざまな表情が楽しめるうえ気泡を多く含む多孔質なので保温性にも優れています
お父さん念願の足を伸ばして入れる広い湯船
のんびり温かいお湯につかりながらこれまで見ることのできなかった美しい天草の景色が楽しめます
広い家にもかかわらず夫婦が1日のほとんどを過ごしていた掘りごたつのある4畳半の居間
そこが階段ホールに変わり広すぎて困っていた旅館の調理場はいちいち段差を上り下りすることのない夫婦2人暮らしにちょうどいいサイズの対面式のキッチンへと生まれ変わりました
業務用の冷蔵庫を真ん中に据え周りに洗い場や食器棚などを配置していた調理場
そこから一切外は見えませんでした
その南側に掛けられていた大きな食器棚を壁ごと取り払うと…
なんということでしょう
お風呂同様またここからも天草の海が…
以前の居間にもあった掘りごたつ
どうしてもこれだけは残してほしいというお父さんの強い要望に応え場所を変えて新しく作り直しました
足元がポカポカと暖かいのは同じですが見える景色は全く違います
ずっとお客さんのために取っておいた絶景をようやく夫婦で楽しめる時が来ました
かつて調理場横の物置だった6畳間
2階にあった仏壇を下ろし苦労して運び出した年代物の金庫を床の間に
500kgの重さにも耐えられるよう床下に専用の頑丈な基礎を設けているので床が抜ける心配はありません
調理場の勝手口の出はいりを邪魔していた無理やりずらした流し台のあった場所
そこは再利用したガラスの引き戸で仕切り水場をそのまま生かして長年使い慣れた刺身台を置いたお父さん専用の調理コーナーに…
旅館時代の相棒ともいえる愛用の刺身包丁も壁に掛けられ出はいりしやすいよう勝手口の扉も以前より大きくしました
「釣ったばかりの魚より一晩ゆっくり生けすで泳がせた魚のほうがうまい」とこだわりを語っていたお父さん
そんなお父さんのために5つあった生けすのうち一番手前のものを1つ残し壊れていた海水ポンプを交換したうえ新たに循環式の濾過装置まで付けて復活
そんなバージョンアップしてよみがえった生けすの脇には今まで同様生けすから上げた魚をその場でさばけるよう以前からある屋外用の流し台もそのまま残しました
調理場から離れの客室まで料理を運ぶための廊下代わりになっていた今は何の使い道もない部屋
匠は夫婦の希望どおり1階だけですべての生活が済むようこれまで2階にあった寝室をここに移しました
かつてお客さんがそこに座って海を眺めていたテーブルセット
それが今度は夫婦のものに
匠が木にこだわってオリジナルで作った大きなガラス戸はまさしくピクチャーウインドー
台風よけの雨戸も西日を遮る格子の網戸もすべて壁の中に引き込めます
一日中どこにいても海が見える生活
息を殺していた母屋の1階が一気に深呼吸を始め気持ちのいい家に生まれ変わりました
部屋の床にも廊下にも地元の杉をふんだんに使い寝室の一番近い場所にトイレを設けました
もちろん廊下との境に段差はありません
トイレの床や壁に再利用されたのは離れの客室に面した母屋の廊下に敷かれていた年季の入ったヒノキの床板
そのトイレの隣かつて旅館の帳場だった所は何でもしまえる広さが3畳もある納戸に
国道に面した北側にトイレや納戸を並べることで車の騒音を軽減する役目も果たします
階段が16段もあるのは平屋の上に2階を載せた増築のせい
仏さまにお茶やお花を供えるのにも上り下りが大変でした
2階の高さは変わらずとも階段の場所を移し傾斜を緩やかにすることはできます
仏壇も1階に下ろしたので広さが10畳もあった仏間は6畳にして誰かが泊まりに来た時に使える客間に
不要になった階段は外して床を閉じその両側の壁を抜くことで廊下の見通しの悪さを解消
必要な柱だけを残して風情ある床の間風に仕上げました
台風や高潮の危険を考えあえて海から少し離れた母屋の1階を夫婦の生活の場にしようと決めた匠
母屋の目の前を塞いでいた客室2部屋を解体し新たに生まれた広さ20坪の庭
そこに家の縁側から海へと続く桟橋のような回廊を設けました
その回廊の床にしていたのは通常柱に使われる12cm角の太い角材
これを渡っていけば庭に下りずにそのまま海の間際まで
天草の島々への玄関口となる天門橋を真正面に臨む天門荘の客室の縁側
その同じ場所に匠が用意したのはこの絶景が独り占めできる屋外座敷
ここで潮風に吹かれながらお父さんは大好きなビール
お母さんは趣味の釣りが楽しめます
もともと2棟に分かれて建っていて母屋の風よけにもなると壊さずに残した東側の客室棟
でも何も手を付けずにそのまま残したわけではありませんでした
セメント瓦と壁の色を塗り直し台風に備えて立てつけの悪い古い窓を交換
実は匠が手を加えたのは外観だけではありません
あの…荒川さんの息子さん・和也さんは魚釣りが好きなんですよそれから海遊びもされるし友達がものすごく多そうなんです
今回両親のためにリフォーム費用を出す和也さん
匠が客室を改装するのはそんな親孝行な和也さんのため
和也さんにとって実家の目の前の海は子どもの頃から遊び場
みんながやってる話を聞いた時にすげぇやりてぇと思ったんですが
以前から仲間に誘われ目の前の海でシーカヤックを始めたいと思っていました
では!・いってらっしゃいませ・
この日本格的に始めることを決めた和也さん
そんな和也さんのためできるだけ費用をかけずにリフォームすることになった離れの客室
二間を仕切る壁を取り払ったあと一部屋だけ畳を剥いで床の根太を組み直し一度剥がした下地の板をまた張り直しました
しかしその上に畳は戻さず外から直接土足のままで上がれる板の間に変えました
母屋の調理場にあったステンレス製のシンクも捨てずにここで再利用
解体せずに残したもののただ物置にしておくのはもったいなかった旅館の客室
もともとブロック塀で塞がれていた東向きの窓を観音開きの大きな木の扉に代え和也さんが休みの日に仲間たちと集える海の家へと生まれ変わらせました
長さが4mもあるシーカヤック
まっすぐ入れる大きな出入り口がないと中には入れられません
海で存分に遊んだあとは仲間といろりを囲んで一休み
これもすべて解体で出た廃材で作られたもの
おなかがすいたらここでバーベキュー…なんてことも
目の前は自然豊かな天草の海
いくらでも新鮮な海の幸を堪能できます
絶景を眺めながら気の置けない仲間たちと酒を酌み交わす楽しい時間
ここならどんなに騒いだって誰にも迷惑はかかりません
壁を抜いて行き来できるようにした隣の部屋は傷んでいた畳の表替えをしただけで昔の客室のまま残しました
もともとあったトイレとお風呂も1つずつ残しているので遊びに来た仲間がお酒を飲んで帰れなくなっても気にせず泊まっていくことができます
海の間際に建つという立地を考え目の前の絶景を生かしつつもさまざまな実験を重ねかつての旅館を自然の猛威に耐えうる家へと生まれ変わらせた匠
果たして家族は喜んでくれるでしょうか?
ずっとこの日を待ちわびていた荒川さん夫婦が息子の和也さんと一緒にわが家に帰ってきました
(スタッフ)皆さま大変お待たせ致しましたありがとうございます
(スタッフ)お父さん一番どこが楽しみですか?
(スタッフ)前外になりましたもんね寒かったですもんねお母さんは?
(スタッフ)台所広かったですもんね旅館のままでしたもんね
(スタッフ)住居用に変わりましたね
(スタッフ)そうですそうです
(スタッフ)ちょっとでも懐かしいものというか再利用できるものは…なんかすごいですねハハ…アハッ!
(和也さん)ああ台所ねああっ!ちょっと!
(和也さん)あぁ〜すごいうわ〜ちょっと!
(スタッフ)どうですか?お父さん今まで見ることのなかった
(スタッフ)お父さん勝手に行っちゃったこれはすごいね
(スタッフ)ほんとですね
(スタッフ)これパラソルが差せるんですすごいねねぇ〜
(スタッフ)釣り楽しめそうですか?そりゃもうもちろん
(スタッフ)そうですねこれはもう屋根として…
(スタッフ)そう屋根として残してうわ〜これ生けすああほんと
(益次郎さん)風呂これはいいこうやってこうして入るの?あっなるほどこれいいですねこれ
(和也さん)待望の…
(スタッフ)上はヒノキそんで下の石…
(スタッフ)そうですそうです
(一同笑い)アハハハハ…ああ〜…これすごいね
(和代さん)そうですねほんとだ
(和也さん)あっ柱なの?
(益次郎さん)あっこれですね
(一同笑い)
(古川)こんにちはどうもお世話になりましたありがとうございましたどうも…お母さん世界旅行とか連れていってもらったことある?ないですね〜
一晩生けすでゆっくりと泳がせた魚
これ以上うまい魚はありません
それがまたこうして食べられる幸せ
お父さん釣りしますそっから投げるの?はい
縁側からそのまま庭に出て大好きな釣りに興じるお母さん
行ったですよいい所でしょう?
いつでもお客さんを一番に考え一生懸命働いてきた2人
これからは旅館に泊まりに来たお客さん気分で夫婦水入らずの生活が楽しめそうです
(スタジオ内拍手)楽しそうこれ〜ねぇ!ここのお2人が旅館経営してたのに「旅館に来たみたい」って言ってたって…値段まで言ってましたねでも木材っていいですよね私が孫ができてもずーっと使ってもらえるああいうおうち造りたいって思いますやっぱ炭酸ガスと水じゃないですかねただやっぱりあの海の景色はずるいなって思いました確かにだからご夫婦もあれですよねお風呂も入ってあそこからまたずーっと感動するんでしょうね匠が額縁っておっしゃってましたけど日本の風景っていうのはやっぱり額縁越しに見るところがいいところなんだろうなと思いましたうちなんて窓開けると100円パーキングしか見えませんその100円パーキングも額を作るとよくなるんじゃない?じゃちょっと工夫してみますトリミングして見ます2014/11/02(日) 18:57〜20:54
ABCテレビ1
大改造!!劇的ビフォーアフター 絶景!天草諸島を望む海辺の廃業旅館を大変身SP[字]

▽夫婦二人で不便生活!ボイラー室で珍入浴!台風コース建具飛ぶ▽発見500キロ金庫!中に何が?動かない▽伝統建築の匠が挑む!海へと続く大回廊御殿▽感動!長生きします

詳細情報
◇出演者
所ジョージ、江口ともみ、剛力彩芽、岩下尚史
◇おしらせ
番組ではリフォーム依頼を大募集!家の大・小、予算は問いません。
詳しくは番組HPまで!「劇的ビフォーアフター」で検索!!

☆番組HP
 http://www.asahi.co.jp/beforeafter/
◇監督・演出
高橋章良
◇音楽
松谷卓
◇制作
ABC

ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
バラエティ – その他
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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