12回シリーズでお届けしている「秋からはゆっくりガーデニング」。
次回は「リーフの魅力」です。
テキストも是非参考にして下さい。
(テーマ音楽)おはようございます。
いや〜秋バラの季節がやって来ました。
春バラとはまた異なって色鮮やかで長く楽しめる秋バラ胸が躍りますね!11月のテーマは……と題しまして人気の花の流行に迫ってみたいと思います。
第1弾は「バラ」です。
古今東西のバラのトレンドを振り返りながら自分好みのバラを見つけてみませんか?今回の講師は…バラ専門誌の編集長で数々のバラの名付け親でもあるんです。
国内外の品種を知り尽くした玉置さんに選び方のヒントを教えて頂きましょう。
玉置さんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回は自分好みのバラを選ぶという事で僕この回を待っておりました!品種が豊富も豊富なんでこれもいいなあれもいいなと全部欲しくなっちゃうんですがそうもいかないじゃないですか。
そこで品種選びのキーワードとして「トレンド」というものがあります。
今回のテーマですね。
トレンドとは流行といいますがそれが時代ごとによって随分変わってきております。
時代ごとにバラのトレンドがあるんですか。
はい。
そこでこういうものを作ってみたんですが…。
こちらは?ここ30年ぐらいの日本のバラのトレンドを大きく4つに分けました。
日本だけでトレンドが4つに分けられるんですね。
分けられますね。
20世紀後半から日本でもさまざまなバラがはやりました。
どれも個性豊かで魅力的なバラ。
今回はそのトレンドを時代とともに4つに分けてご紹介します。
それでは気になる最初のトレンドは?三上さんこれが最初の第一のトレンドです。
こちらですか!うわ〜これぞバラという感じですね。
花の名前はこれは「ピース」と申します。
ほんと周りをパッと照らしてくれるようなまばゆいバラですよね。
そうですね。
1輪の存在感があるバラという。
迫力ありますよ。
1輪が大きなバラ。
という事で最初のトレンドは…。
そう大輪のバラ。
日本では1980年代を中心にはやりました。
大輪のバラの多くは色あせがしにくく赤や白などはっきりとした花色。
また花持ちがよいのが特長です。
中でも花弁が剣のようにとがった品種に人気が集まりました。
こういったつぼみの状態から一番最高の状態を観賞するバラです。
この止まった状態を見る。
一瞬の永遠という事ですね。
おおすてきですね!いわゆるハリウッド女優さんみたいなものでして憧れの存在を身近に作りたいというところだと思うんですよね。
そういった背景があるわけですか。
ありますね。
そこでこういうものを作ってみました。
こういった咲いたバラをカットして頂いて切り花にして部屋の中で楽しまれるという方法もあります。
贅沢ですね!ほんとに贅沢ですね。
やっぱりバラは立派でなきゃいけない豪華でなきゃいけない華やかであるとそういったものを求める方にはこういったバラをお薦めします。
今でも根強い人気を誇る…玉置さんのお薦めをご紹介します。
ハリウッド女優の名が付いた赤いバラ。
花持ちがよいので長く楽しめます。
こちらは…気品漂う白が特長です。
濃いピンクの…大輪の中でもひときわ大きなバラです。
続いて2つ目のトレンドですね。
何でしょうか?はいこちらですね。
お願いします。
よく聞きますよね。
そうですね。
次のトレンドは90年代後半から流行した…大輪のバラよりもやや小さめで丸みを帯びた花形。
優しい花色が多いのがイングリッシュローズの特長。
更に香りも豊かです。
ああもうこれぞバラという香りですよね。
全然しつこくないんですよね。
フルーティーな爽やかさがずっと残ってくれるような…。
ああいい香りですね。
強い感じじゃないんだけれども優しい香り。
見た目も香りも柔らかいという感じがしますね。
柔らかい印象のイングリッシュローズ。
日本ではやったのはあるブームがきっかけでした。
1990年代の後半ぐらいから全世界的に…ガーデニングというのはご存じのようにイギリスのナチュラルガーデンですよね。
自然な景色をつくるという事ですよね。
草花とバラと花木なんかが一緒になって絵のような景色をつくる。
それがガーデニングという事で言われるわけですが。
そうか他の草花や花木と調和するバラという事ですか?そうです。
ですから花は大きすぎない花は主張しすぎないしかも花色は柔らかいという事になってますね。
そういうガーデニングブームの流れで生まれたバラたちなんですね。
1輪の美を追求するよりも景色との調和を求めたイングリッシュローズ。
玉置さんにひと言で語ってもらうと…。
こういう事になります。
やはり庭の中でガーデニングの中で楽しむ場合はやっぱりかわいらしさが欲しいし自然の中で楽しむのでやっぱりナチュラルなんですね。
バラにナチュラル感を求める方優しさを求める方そういう方向きですね。
90年代後半からの…玉置さんのお薦めがこちら。
オレンジ色が特長の…秋でも株一面に花をつけます。
色合いが優しげな…中輪のカップ咲きです。
花付きがよくシーズンを通して楽しめます。
20世紀後半に流行した大輪のバラそしてイングリッシュローズ。
21世紀になると更に個性的なバラが流行します。
三上さん次のバラをご紹介しましょう。
お願いします。
こちらのバラです。
これまでよりこまやかで可憐な感じがしますね。
花の名前は…この色の入り混じりですね。
アプリコット色だったり白色だったりピンク色が微妙に入り混じってる感じがします。
花弁に絞りと呼ばれる模様が入るなど華やかで可憐な印象のバラです。
よく見たら…芸術的な感じがしますね。
芸術的!そうですね。
ここで一つクイズを出しましょうか。
突然の…何ですか?どこの国のバラかお分かりになりますか?この状態を見てですか?えっ?ヒントは花の名前にありまして「クロード・モネ」。
モネといったら印象派の画家ですからフランス!はい。
さて正解は?やはりフランスなんですね。
当たりでした。
フランスのバラ。
それから香水の国です。
香りもいいんですよ。
ちょっと嗅いで下さい。
香水の国フランスですもんね。
よろしいですか?あっ何でしょうミルクティーに似た香りがするんですけど。
そうですね。
甘い香りが。
単純な強い香りという事ではなくて…。
これまでより優しい感じの香りですね。
優しくて香水もご存じのように香りの芸術品とされるぐらいですからいろんなものがミックスされてて全体として柔らかい感じがした方がいいかと。
そうですね。
それでいて濃厚な香りがしてきますね。
濃厚な感じもありますね。
香りも花姿もまさに芸術的。
こうしたフランスのバラは2006年以降日本で流行し始めたそうです。
このころから新しいフランスのバラがどんどん紹介されるようになりましてバラは庭で眺めるものだけでもなくてバラの花から広がるイメージというのがありますのでアートとみてそれを身近に楽しむと。
華やかさを求めるようになってきたともいえるかもしれません。
芸術的で華麗なバラという事ですね。
芸術的なフランスのバラ。
玉置さんにひと言で語ってもらうと…。
見た目においしそうじゃありません?おいしそうに思ってたんですよ。
ミルフィーユみたいに見えません?幾重にも重なって。
そうですね。
花弁の重なりもそうですしここの真ん中の茶色がキャラメルソースに見えますししかもこの白色がクリームに見えちゃう…。
おいしそうに見えてきましたよ。
それでスイーツもおしゃれでかわいらしいからこそ食べたくなるわけですもんね。
そういう事です。
そこが同じですよね。
パッと見てかわいいだからこのバラを作りたいとそんな感じになりますね。
どんな方にお薦めですか?庭に植えてもいいしそれから鉢に植えてもいいし切り花にしてもいいし香りも楽しめるしそういう事で楽しみ方も自由自在ですね。
その方の感性によって楽しみ方が広がるという。
そういう事です。
そういった個性的な暮らしを自由気ままに楽しみたい方こういう方向きですね。
2000年代後半からの…玉置さんのお薦めはこちらです。
ピンク色で大輪の花をつけます。
香り高く切り花としてもよく使われるバラです。
白い花弁が柔らかに重なる…草花にもよく合います。
さあ最後4つ目のトレンドは何でしょうか?4つ目のトレンドは…またこれを見て頂きましょう。
いきます。
そうです。
日本のバラですね。
こちらにありますのがみんな日本のバラですね。
やはり日本らしさというか奥ゆかしい凜とした佇まいが…。
まず花がこれまで見てきたバラたちよりもつくりが繊細ですね。
細かく出来てるのが日本のバラですね。
しかも派手な色というよりどこか渋めの落ち着いた色な感じがしますね。
こちらの花は春はもう少し紫色が出たりする…。
秋は茶に近い渋めの花色。
春は少し紫がかった色に咲きます。
もう一つはこの藤色というのが日本の人はすごい好きなんですよ。
藤色といえば日本ですよね。
これも世界中でも日本だけですね。
繊細な花姿と落ち着いた色合い。
四季を通じて色の変化を楽しめるのが日本のバラ。
玉置さんにひと言で語ってもらうと…。
おぉ〜深いですね。
バラの中にこういった四季の移ろいを感じる。
懐石料理も一つの…やっぱり季節ごとのものを旬の素材を使ってそれを一つの季節と表しますので。
つまり懐石料理のようなバラだと言う事ができるんじゃないかと思います。
日本のそういった繊細な巧みな技が詰まったバラたちという事ですね。
はい。
ここ最近は日本のバラが注目を集めています。
お薦めをご紹介しましょう。
藤色が美しい…中輪の房咲きです。
爽やかに甘く香る…花弁は徐々にピンクへと移ろいます。
繊細なつくりも日本のバラの魅力。
ガブリエルは他の草花ともよく合います。
春にピンクの花をつける…秋には色が深まって咲きます。
さあ今日はバラのトレンドについてたっぷりと教えて頂きましたがもうね選ぶのが楽しみすぎてしょうがないです。
そうですか。
すぐにでも選びたい気分ですね。
今日いろいろスタイルとしてご紹介しましたし時代を追っていろんなトレンドあったわけですがまあそれぞれごとに…別にAがいいからBが悪いってわけではなくてお好みに合うものを選ばれるのが一番楽しめるバラ栽培ができるかなと思います。
非常に選びやすくなりました。
トレンドを取り入れつつ是非皆さんのお好みのバラ選んでみて下さい。
玉置さん今日はどうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。
「趣味の園芸」テキスト500号を記念して開かれたガーデニングコンテスト!全国からなんと550通を超える応募が集まりました。
審査員は番組講師に三上君を加えた9名。
写真と書類による厳正なる審査を経てようやく最優秀賞が決定しました。
そこで今週と来週は2週にわたって4部門の受賞作品をご紹介いたします。
最優秀賞の発表です。
植栽と構造物の調和が高く評価されました。
今日はどうしたらこんなにきれいに咲かせられるのか聞いてみたいと思います!ガーデン部門の審査員「トミー」こと富山昌克さんです。
トミーでございます。
あっ!この度はガーデン部門最優秀賞受賞おめでとうございます。
ありがとうございます。
イギリスで見た景色に憧れ2年前に庭を大改装しました。
こだわりの詰まったガーデン。
早速拝見しましょう。
このおうちの…そうですか。
その中でも好きなイエローを選んで。
まず注目したのが壁の色。
花や葉の美しさを際立たせるため背景を淡い黄色に統一しました。
今こちらの花壇の手前はこの写真を撮影した時と比べて随分変わってきてると思うんですけども。
そうですね。
この辺りのジニアももう抜いて…。
冬になったらそうですね。
種を採ってから抜いて春の花の用意をしますね。
村さんのこだわりはタネから育てる事。
ほとんどの植物をタネから始め花後にタネを採り再び育てる。
これを長年繰り返していくうちに大阪の気候に合った花が自然と残りました。
中でも一番のお気に入りはジギタリス。
10年ほど前にイギリスで手に入れたタネから育てたものです。
お庭の奥も見せて頂けますか?はい。
じゃあどうぞ。
玄関の脇を抜けて庭の奥へ。
こちらは落ち着いた色でまとめています。
フレンチラベンダーの小道の先に気になるものが…。
この一番奥のバラの…パーゴラっていうのかな?はい。
すごいおしゃれな…。
ありがとうございます。
このバラさんのために設計されたんですか?そうです。
春になるとご覧のとおり。
パーゴラの色は茶色。
白いバラが映える落ち着いた色に塗りました。
花や植栽の魅力を引き出すため構造物のデザインや色にまでこだわるのが村さん流。
隣接する公園との間に設置したラティスもその一つ。
大好きなバラが映えるよう格子のデザインや組み合わせにもこだわりました。
ここはつるバラを誘引できるようにあえてこういうラティスにしました。
今後どんどんこうバラの壁になるような感じですね。
そうですそうですそうです。
今年の春は1年がかりで育てた花が自分でもびっくりするほど咲きそろいました。
このガーデニングの楽しみとやりがいって何ですか?タネまで育ててるのでこぼれダネがいっぱい出てくるんですね。
そのこぼれダネが出てきた時に…すてきなお話ありがとうございました。
来週は私がアイデア部門をご紹介いたします。
是非お楽しみにして下さい。
今日はガーベラにまつわる心温まるお話です。
「3年前母が突然亡くなりました。
葬儀の日花屋さんがお寺に次々と花輪を運び入れ『これで以上です』と帰り支度をしていた時母が大好きだったガーベラがない事に気が付きました。
準備に追われ注文するのを忘れていたのです。
今から何とかならないかと花屋さんに尋ねると他の仕事があり今日はもうこちらに来る事ができないだろうとの返事。
早く気付いていればと後悔しました。
それから30分ほどあと式が始まろうとした時です。
『間にあってよかった。
私の気持ちです』とあの花屋さんがガーベラの花束を持ってきてくれたのです。
うれしくて涙があふれました。
独りで旅立つはずの母。
大好きなガーベラと一緒でよかったね。
花屋さんの温かい心遣いいつまでも忘れません」。
「趣味の園芸」テキストが今月で500号を迎えました。
今日ご紹介したバラの特集もテキスト11月号に掲載されています。
今後の放送内容と併せて参考になさって下さい。
最新のいちおし品種や選び方のヒントをご紹介します。
「庭に花壇を造りたい」。
「シンボルツリーを植えたい」。
「玄関まわりを華やかにしたい」。
「ベランダでバラを育てたい」などなどちょっとした植栽やデザインでお悩みの方!番組の講師があなたのガーデンスペースをリフォームします。
皆様のお便りをお待ちしています。
2014/11/02(日) 08:30〜08:55
NHKEテレ1大阪
趣味の園芸「自分好みのバラを見つける」[字]
11月特集“品種トレンド大研究”。第一弾はバラの流行を振り返り、好みの品種を見つける。<ミニコーナー>ガーデニングコンテスト〜ガーデン部門〜テキスト500号記念
詳細情報
番組内容
11月特集“品種トレンド大研究”。第一弾はバラのトレンド紹介。豪華な大輪バラで一輪の美を競った時代。ガーデニングブームで流行ったイングリッシュローズ。自由な発想と芸術性が人気のフレンチローズ、繊細さを味わう日本の品種など。流行を振り返り好みの品種を見つける。司会・三上真史<ミニコーナー>発表!ガーデニングコンテスト〜ガーデン部門〜番組テキスト500号記念企画。視聴者の庭を審査。最優秀賞を紹介/花信
出演者
【講師】バラ専門誌編集長…玉置一裕,園芸研究家…富山昌克,【司会】三上真史,【語り】笠原留美,園部啓一
ジャンル :
趣味/教育 – 園芸・ペット・手芸
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
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