土曜ドラマ ボーダーライン(4)「おまえはいらない!」 2014.11.01

俺の父親は俺と母ちゃん捨てて出ていきました。
あの男のせいで俺も母ちゃんもひどい目に遭わされたんです。
お父さん!おはようさくら!さくらにさみしい思いばっかりさして。
俺はさくらを引き取りたい。
あんた親やねんで。
もうちょっと危なない職場に変えてもらうとかなんとかでけへんの?私はええからはよ行き。
楓さん。
さくら…。
私はな人を救う事でしか何で生きててええんか分からへん人間なんや。
(泣き声)
(男性)やかましいわ。
(明)酒もほどほどにせんとな。
(男性)死ねオマエ!ほっとけオラ。
余計な事すな!ここを強く押しときや。
押しても血止まらへんようやったら病院行きや。
誰が行くか。
体大事にしいや。
よ〜い。
(ホイッスル)いけいけ!はよいけいけ!上がれ上がれ上がれ!到着!
(木村)11秒9。
よっしゃ!
(広田)ナイスファイト!
(松井)川端。
はい。
(松井)遅い。
えっ自己ベストは更新したのに。
(上島)南署で一番速いですよ。
それでも遅いもんは遅い。
ほな松井司令やって見せて下さい。
準備よし。
よ〜い。
(ホイッスル)到着。
9秒11。
(上島)あの人は何やってもかっこええなあ。
これがあの服とこの服着る人の違いか。
着たいなあのオレンジ。
(さくら)お母さん退院おめでとう!さくらなあやとりもらってん。
見してあげるな。
おなかすいてる?おばあちゃんがお母さんにおかゆ炊いてくれはった。
(輝子)おかずは冷蔵庫に入ってる。
(楓)ありがとう。
お母さん。
心配かけてごめんなさい。
娘亡くすんは一人で十分や。
(チャイム)はい。
(裕之)病院行ったら退院したって聞いたから。
・どうぞ。

(有美)すいません。
今日は何?お前にはもうさくらの事は任せておかれへん。
俺は家庭裁判所に申し立ててでもあの子引き取るつもりや。
裁判って…冗談やろ?・
(裕之)本気や。

(有美)さくらちゃんを…裕之さんの子どもを2人で育てたいんです。
(有美)私ねあの…子どもが出来ないんです。
お願いします!さくらちゃんを私たち2人に育てさせて下さい。
お願いします!頼むわ!帰って下さい。
次は裁判所で会う事になるな。
いつかはこんな事になるんやないかと思てたわ。
ほんまにさくらがふびんや。
そんなに救急車に乗りたかったら何でさくら産んだんや?あんたほんまに自分の事しか考えてへんがな。
おばあちゃんやめて。
お母さんの事悪う言わんといて。
ああ堪忍堪忍。
さくらごめんな。
ほな玄関まで送ってくれるか?何やねんおかん。
勤務中かけてくるな言うてるやろ。
急用か?
(育恵)お父ちゃんや。
お父ちゃんがいはってん。
さっき駅前でお父ちゃんがお年寄りに車乗せ…違うて…。
お父ちゃんがお年寄りを車に乗せてはってん。
あれお父ちゃんや。
絶対お父ちゃんや。
あの後ろ姿あの頭の形!追いかけたけど車行ってしもた。
アホ!何で追いかけんねん。
お父ちゃんうちに来るかな?来たらどつき回す。
明…。
親父の話なんかで電話してくんな。
回想お父さん?・
(救助指令音)起きへんのか?何十回もやられてたら分かります。
いつ何時何が起こるか。
神経と筋肉はいつも起こしとけ!ボリュームが小さいからリアリティーに欠ける。
ちょっと大きくして。
川端もう一遍いくぞ。
言うたら意味ないし。
(救助指令音)
(連島)えっあっ…。
お前ら!連島だから言うたやろこういう事がないように…。
(松井)うあ〜!あ〜もう電源も入れへんやんけな。
アハハ…。
お前のせいやぞ!すいません。
飯どうします?川端は…行かんわな。
ああ俺は…。
すまんな。
俺今日は楓さんのお見舞いに行くねん。
マジっすか。
楓さんへの思いや。
(連島)そんな花束持ってこられても困るし。
あいつ昨日退院や。
(連島)ハハハハ…。
あの…これ届けてもらえますか?渡しといてやるわ。
お願いします!お兄さん!あ〜お疲れさん。
フフッ!あっちょっとちょっとこれ見て!きれい!さっきなレスキューのイケメンちゃんにもろうてん。
連島…今日は飲むぞ!やばい。
これはやばいぞ!
(蔭山)どないしてん?うん?いつもやったらいちもくさんに帰んのに。
あっいや…。
お好み焼きってな何でお好み焼きいうか知ってるか?お好みでいろんなもん入れるからでしょ?ちゃうねん。
これはな好きな人と食べるからお好み焼きいうらしいわ。
好きな人と食べるからお好み焼き?うん。
ふ〜ん。
うまい?めっちゃうまいです。
いっぱい食え。
はい。
親父さん帰ってきたんか?この町に。
もし家に来たら俺きっと殴る。
制御できんと思う。
俺とおかん捨てたやつや。
顔も見たない。
せやけど…。
そうやってこだわってる自分自身も嫌なんです。
まあええんちゃうか?もし親父さんに会うたら思いっきりぶつかったらええんや。
わしもな救助の隊長やっとった頃は若いもんとようぶつかったで。
ぶつかり合う事を避けとるといつか道踏み外してまうぞ。
俺は道は踏み外しませんでした。
多少変な性格にはなりましたけど。
ハハハハハ…。
笑わんといて下さい。
変な性格でっか。
ハハハハハ。
お前ほんまはええやつなんやな。
そんな事ないと思います。
いいや。
ええやつなんや。
お好み焼きまた一緒に食おうな。
はい。
今日はありがとうございました。
ほな。
失礼します。
お帰り。
ただいま。
どないしたん?ああ明。
ゆうべ一人でこんな飲んだんか?たまにはええやろ?寝るわ。
お父ちゃんこの町のどっかで働いてはんねん。
そのうちどっかでまた会うかな?それともこの家に?もし会うたらどつくからな。
明…。
おかんの分までどついたるわ。
あちら側から申し立ててこられたら今現在の親権者である松井さんがお嬢さんにとっての養育や看護に適切かどうか調べられます。
養育や看護?はい。
今のところ五分五分だと思います。
救急を降りられて事務職に移られれば。
一つお聞きしておきたいのですが。
はい。
究極の選択の場合どうなさるか決めてらっしゃいますか?私は…救急を降りるつもりはありません。
そうですか。
ううっ…。
う〜う〜っ。
あぁ…。
あぁ…あぁ。
(流川)圭介さん?圭介さん圭介さん!ああっ!はぁはぁはぁ…。
すっごい汗。
またうなされてた。
ほんまやな。
はぁはぁはぁ…。
何かうまそうな匂いやな。
(菅野)何や松井。
お前今日非番と違うんか。
いやちょっと報告書が残ってたんで。
お前休みが何のためにあんのか分かっとるん?遊ぶためやがな。
えっ?最近昔の現場の夢ばっかり見るんです。
その夢が夢とは思えんぐらいリアルで。
さっきまで生きてたような傷一つないきれいな死体。
そうかと思うたら下半身が切断されてて見た瞬間絶対死ぬやろと思えるような人。
いっつもうなされて目が覚めるんです。
松井。
はい。
お前異常やない。
(菅野)わしな若い頃消防一筋。
真面目でどうもならんやつやった。
署長がですか?うん。
救助隊やっとった頃なある朝どうしても起きられへんかった。
体が動かんのや。
1週間休んだ。
その時もうこの仕事辞めたろう思うたんや。
そしたらある先輩がなごつい怖い顔してこない言いはったんや。
「わしも同じやった」って。
(菅野)「お前は別にどこもおかしない。
ため込んだらいかんのじゃ。
吐き出さんといかんのじゃ」。
そう言うてお酒やら趣味というか遊びというかそういうものを教えてくれはったんや。
なあ一人で抱え込んだら絶対にあかん。
絶対にあかん!いつでもわしに話したらええがな。
もっと楽にというか…。
ぼや〜っとしとったらええねん。
ハハッ。
(菅野)ボ〜ッとしとったらええ。
ありがとうございます。
失礼します。
署長。
うん。
今度飲みに連れていって下さい。
ええがな。
ありがとうございます。
失礼します。

(松井)楓。
ああ兄貴。
署長に挨拶してきたんか?これから。
そうか。
あの…おかんから聞いたわ。
うん…。
でどうすんや?さくら渡してもええんか?ええ訳ないやん。
でも私は…。
お前はどっちか選ばなあかんのかもな。
さくらなんか救急なんか。
むごい事やけどな。
なあお前がどっちを選ぼうとお前は俺の大切な妹や。
楓帰ってええぞ。
あと3日楓の代わり手配したから。
私はもう大丈夫です。
死にかけたんやぞ!うち帰ってたまにはさくらちゃんと一緒にゆっくりしたり。
楓は仕事もさくらちゃんも両方大事なんやろ?ありがとうございます。
(ノック)はい。
失礼します。
おお蔭やんええとこ来たわ。
署長実は自分も署長にお願いがあります。
うん?川端の事なんですが。
ああわしも今ちょうど川端の事相談しようと思ってたんや。
川端はよせいよ。
遅くなるぞ。
すいません。
よっしゃ頂こうか。
はい頂きます。
(一同)頂きます。
味どうですか?うんうまいで。
(2人)うまい。
そうですか。
(大迫)川端のおかげでここの飯が楽しみやわ。
家よりもか?正直うちの嫁に習いに来させたいです。
(桧山)そういうたら昔1人おったな。
飯うまかったやつ。
誰やったかな?富岡や。
富岡…。
回想
(伊藤)15年前かな富岡君いうて蔭山さんの部下の救助隊員が殉職したんや。
(火災指令音)「火災指令南管内。
本件警防計画対象物火災」。
(サイレン)蔭山さん3階の検索当たります。
了解。
(坂本)待って下さい!放水されたら困るんです!あれだけはぬらしたらあかん。
あのハードディスクだけはぬらさんといて下さい!お願いします!ハードディスク?赤いハードディスクです!はよ来い!はい。
(坂本)赤いハードディスクなんです!お願いします!ここや。
広田放水始め。
面体着装。
(2人)よし。
進入!
(2人)よし!奥が火元や。
川端!川端!お前何やっとるんや。
すいませんこれ保護したかったんです。
これでいいですか?あっありがとうございました!10年かけた研究やったんです!片づけあるんで失礼します。
(坂本)ありがとうございました!
(原田)おなか減った〜。
(上島)あ〜やっと飯や。
(広田)出来たて食べたかったな。
温め直しますよ。
(広田)あっ小隊長やっぱりこれ冷めて…。
小隊長昼飯…。
川端!何で勝手な行動とった!?すいません。
どうしてもぬらしたらこま…困るみたいやったんで。
ああいう勝手な判断が現場ででかい事故につながるんや!すいません。
それともわしやったら許す思たんか?え?お前わしをなめとんのか?ふざけるな!すいませんでした!蔭山さんがあそこまで怒るのは珍しいですね。
確かにお前のやった事はあかん事やったけどな。
はい。
(原田)でもほんまどないしたんやろ?何かちょっと怖かった。
昔は鬼の蔭山いわれてた人や。
同期で蔭山さんの下におったやつは今でも怖い言うてるからな。
(広田)そう言えば松井さんも蔭山さんと同じ隊でしたっけ。
蔭山さんさっきはどうしたんですか?甘いだけではええ消防士にはならんわな。
何か考えがあってあんなに怒ったんでしょう。
お前と一緒の事ちゃうか?俺は断固反対派なんですけどね。
うそつけ。
向いてる思うとるはずや。
まっすぐさは富岡と似てると思います。
せやから俺に扱えるかどうか分かりません。
扱うのがお前の仕事やろ。
待たせたか。
悪いな。
実はお前らの意見聞きたいと思ってな。
はい。
松井川端とぶつかりよるやろな。
そうですね。
しかしそれがええんや。
ぶつかる事で松井が今はまりこんどる大きな穴から抜け出せるかもしれん。
いやきっと抜け出せる。
オレンジですか?そうや。
俺が救助隊?おかしいでしょう。
お前消防士やねんから何もおかしい事あらへんがな。
ほれ。
ちょっ…みかん食べた手でこの服渡さんといて下さい。
っていうか何でみかんなんですか?縁起担いでんねん。
オレンジ言い渡す時はなみかん食うてな。
しょうもな。
てな訳で明日から2週間救助隊の特別訓練に行ってきてもらう。
俺に救助なんて無理です!蔭やんがなお前いらない言うてんねや。
(木村)それってつまり大迫が降ろされるって事ですか?不安はないんですか?技術がない人間が入るという事は大迫さんがいる時より救助に時間がかかるという事ですよ。
そこはお前ら2人がちゃんとカバーしたらなあかん。
蔭山さん!お疲れさん。
どういう事ですか?消火隊に俺いらんて。
いらんからや。
詳しい内容は訓練センターの方でもある。
それからその資料もう一回よう目通しとけ。
それから…。
俺そんな訓練受けません。
何やと?消火隊降ろされたんがそんなに悔しいんか?蔭山さんから切られたんがそんなに腹立つんか?図星の顔やな。
お前は中学生や高校生とちゃうねんぞ。
川端まさかお前蔭山さんと親子ごっこしにここにおったんか?回想お前ほんまはええやつなんやな。
また一緒に食おうな。
蔭山さんどういう事ですか?いらんからや。
回想お父さん?お父さん?・
(物音)・
(足音)はぁはぁはぁ…。
何にやにやしてんの?卵2パック買えたのがそんなうれしいんか?うん。
せやな。
お一人様1パックまでって言うてたのにさくらいてくれたから2パック買えました。
お母さんまた一緒に行ってあげる。
どうもありがとうさくら。
お母さんなまた明日からお仕事でおらんようになる。
うん。
お母さんおらんくても大丈夫か?おばあちゃんもいはるしお父さんもいはるし。
お母さん。
うん?おんぶして。
おんぶ?うん。
小学校2年生やのに?うん。
甘えたやな。
はい。
しっかりつかまってなさいよ。
よいしょ。
(さくら)あっ明。
川端。
手伝いますよ。
ええよ。
料理もしてもうてんから。
すいません。
明のオムライスはほんまにフワフワやった。
何で?コツがあるんや。
コツ?う〜ん例えばせやなあ…。
さくらちゃんはあやとりうまいやろ?おばあちゃんに教えてもらってるから。
さくらちゃんはあやとりのコツ知ってるんや。
コツ?は〜い。
お母さんもやってよ。
お母さん昔からあやとり苦手やねん。
やって。
さくらがコツ教えてあげるから。
うん教えて。
横から。
横からやな。
一番下のやつを…。
こうやな?1回横に。
横に入れてこうやな?ほなそろそろ帰ります。
救助隊の事兄貴から聞いた。
俺ほんまは断りたいんです。
無理やろ。
みんなかて反対や思います。
そうかな。
あんたが半年間一生懸命やってきた事をみんな見てる思うで。
どうかしたんですか?さくらにとって何が一番大事なんやろなって。
俺おかんが仕事で留守多かったけどそれでもおかんの気持ちはよう分かってた。
せやから辛抱できました。
失礼します。
ありがとう。
川端俺と同じように下りてこい。
よし。
姿勢悪い。
ケツから下ろせ。
左手もっと伸ばせ!よし。
(木村)声かけどうなった?お前。
家族と一緒やぞ。
声かけたれ。
すいません。
頑張って下さい!頑張って下さい!集合遅い。
やり直し。
よし。
別れ!大迫君もおなか減ったやろ。
やっぱ救急は出場多いっすね。
(原田)これでも今日は少ない方やで。
もう腹減りました。
大迫君は救急に異動になった事悔しないの?俺実は救急救命士の資格が欲しくて署長に救急隊に異動したいって話してたんです。
そうやったん。
こんな事あんま言うべきじゃないかもしれないんですけど俺火の中入るんが少し怖なってたんです。
俺にもしもの事があったら嫁はんと息子はどうなるんやろって。
せやからこないだの楓さんの行動はほんまにすごいと思いました。
マスクなしで現場に残ったんですからね。
(大迫)俺やったら残れたやろかって。
(伊藤)むちゃはいけませんよ。
楓さんは救命士であるその前にさくらちゃんのお母さんなんですからね。
はい。
回想
(松井)お前はどっちか選ばなあかんのかもな。
さくらなんか救急なんか。
楓司令お客さんです。
私に?はい。
ほんまにありがとうございました。
わざわざ来て頂いてありがとうございます。
おかげさまでもうすぐ予定日です。
そうですか。
ほんまに何てお礼言うたらええか…。
無事で何よりです。
私いろいろあって…。
子どもを産む事も育てていく事もほんまは不安やったんです。
そやったんですか。
でもあの火事で助けて頂いてこうして母子ともに元気で一緒におられる。
それより大事な事なんてないなあって。
私この子と生きていきます。
何があってもこの子のためやったら頑張れる。
辛抱できる。
この子と一緒に生きていきます。
ほんまにありがとうございました。
あれからお父ちゃん捜してみてん。
何で捜すねん。
そやけどこの町に帰ってきてるんやったら…。
関係ないわ。
そんなん言うけど…。
会いたいんか?そやかて…この前見かけたし。
あいつが出ていってからの事忘れたんか?俺は忘れへんで。
私かて忘れてへん。
きっとあんたに会いたい思てこの町に帰ってきたんとちゃうかな?勝手すぎる。
あんたが消防士になった姿見たら…。
この前言うたな。
俺はあいつに会うたらどつくで。
明…。
飯出来た。
寝るわ。

(育恵)明堪忍な。
あんたの気持ちも考えんとお母ちゃん…堪忍な。
お母ちゃんかてお父ちゃんの事は憎かった。
恨めしかった。
せやけどなあんたの事を一人で育ててきて…。
うちがあの人と出会わんかったらあんたは生まれてきてへん。
もう捜すのはやめる。
私はあんたがいてくれたらそれでええ。
堪忍してな。
あ〜ええ天気やな。
さくら横断歩道は?右左青でも確認。
そうや。
お母さんはい。
うん?何で?あやとりのコツ練習しといて。
フフフ…。
はい行ってらっしゃい。
行ってきます。
はい。
はいはい。
もしもし。
(輝子)もしもし楓?お母さん?どうしたん?さくらは?今学校行ったよ。
書留な戸棚の中に入れといたから。
書留?あんたの留守の時に届いたんやけど裁判所からの書類みたいやったで。
もしもし楓?もしもしもしもし?回想
(さくら)お母さんおんぶして。
おんぶ?小学校2年生やのに?
(さくら)うん。
さくらがコツ教えてあげるから。
さくら…。
(泣き声)
(伊藤)おはようございます。
おはようございます。
川端何でお前がそれ着れんねん。
俺が着れへんのに。
(木村)それはお前のサイズがないからやろ。
そういう問題ですか?そういう問題もあるやろ。
それにお前降下苦手やろ。
(広田)はい。
(木村)苦手を全部克服してこい。
(松井)川端お前のデスクここや。
はい。
これが一とおりの資料や。
楓司令からお電話で体調不良でお休みだそうです。
(原田)ふ〜ん珍しいですね。
松井司令何か知ってます?いや何も知らん。
松井司令シフト分け。
はい。
おはようございます。
(一同)おはようございます。
(木村)そろそろ点呼の時間やな。
下りるぞ。
(一同)よし。
それから楓司令が体調不良のため本日欠勤となった。
救急隊長代行原田頼むぞ。
(原田)よし。
(松井)それでは始業前点検にかかる。
気を付け!
(火災指令音)「火災指令南管内。
本件福祉施設火災。
南区榎本町23の84階建て1階部分出火」。
(サイレン)
(木村)榎本町の老人ホームって前まで入れたよな?あそこ道広いから大丈夫です。
(木村)よっしゃほな目の前までつけるぞ!回想いらんからや。
(松井)まさかお前蔭山さんと親子ごっこしにここにおったんか?
(サイレン)消防です。
逃げ遅れた方いらっしゃいますか?1階のあの部屋に寝たきりのおじいちゃんがおんねん。
熱くて助けられんかった。
ほかの方確認できてますか?あの部屋の竹中さんがおらん。
まだ部屋におるはずやねん。
平口さんもおらん。
さっき3階の窓に人影が見えた。
(連島)分かりました。
1階に2人3階に1人ですね。
皆さん離れといて下さい。
戻るぞ川端。
親父?川端行くぞ!
(松井)蔭山さん援護注水2口お願いします。
了解。
(松井)川端行くぞ。
よし。
(松井)川端俺の確保ロープ取って中確認して。
よし。
(松井)カラビナよし。
安全環よし。
川端確認。
よし。
(松井)閉めろ。
面体着装。
(一同)よし。
すいません。
現在時間10分作業時間10分退出時間20分。
室内進入!よし扉開放。
(松井)川端…川端!駄目です。
こんな中行けません。
(松井)川端!行けないんです。
川端!心配すな。
わしらがきっちり援護したる。
こっち見ろ!わしらはお前を見捨てへんぞ。
行けるな?よし!よし進入!放水始め!よし!誰かいませんか?
(松井)誰かいませんか?誰かいませんか〜?
(松井)誰かいませんか〜?
(松井)誰かいませんか?誰かいませんか?
(男性)助けてくれ〜!た…助けてくれ!49マル発見!よし行くぞ!
(男性)助けてくれ!大丈夫ですか?天井かけ過ぎんなよ。
よし!絶対助けますからね。
(松井)123。

(哲二)明?
(哲二)明やろ?誰ですか?すまん。
謝られる事なんてありません。
ほんまにすまなんだと思てる。
仕事中なんで下がって下さい。
ほんまに悪かった思てる。
俺が…お前や育恵にした事は…。
関係ありません。
あなたはもう家族でも何でもないんで。
あなたがいない間にいろいろありました。
せやけど俺には家族と思えるような人が出来たんです。
これでよかったんです。
せやから何も謝らんといて下さい。
署に戻りますんで。
明…。
大丈夫か?わざと冷たくしはったんですか?すまんな。
俺のためやったんですか?オレンジ着るっちゅうのは思てる以上に大変な事なんや。
甘えた考えではできひんからな。
親父会うたらどつく思うてたんです。
おかんの分までどついたるって。
何でや…。
何であんな憎かったのに…。
全部どっか行ってしもた。
それはなお前がいつの間にか消防士になってるからや。
ありがとうございます。
わしの方こそありがとう。
・「僕らはどうして今」・「ここに生きてる」・「理由など分からないけど」・「今感じる風がある」・「暮れゆく光を背に」・「君と手つなぎ」・「こんなに愛おしい日を生きてる僕らは・「FLYFLY目に映るこの世界を今」・「FLY恐れずに微笑んで」・「続くこの空に」2014/11/01(土) 00:10〜01:10
NHK総合1・神戸
土曜ドラマ ボーダーライン(4)「おまえはいらない!」[解][字][再]

明(小池徹平)は突然に救助隊への異動を命じられる。明が所属する消火隊の隊長である蔭山(筧利夫)にそのことを相談すると「おまえは消火隊にいらない」と言われる。

詳細情報
番組内容
楓(藤原紀香)のもとに元の夫(松田悟志)が突然現れる。娘のさくらの親権をよこせという。24時間勤務であるうえに危険に直面することもある楓に、さくらを任せておけないというのだ。楓は娘と仕事のどちらをとるか悩む。明(小池徹平)は消防士として着実に成長し、消火隊の隊長である蔭山(筧 利夫)を慕うようになっていた。しかし、突然その蔭山から「おまえは消火隊にはいらない」と言われる。
出演者
【出演】小池徹平,筧利夫,山口馬木也,徳井優,波岡一喜,趙

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