ETV特集「棋士VS将棋ソフト 激闘5番勝負」 2014.11.01

(女性)50秒12345…。
絶体絶命。
それでも彼は諦めない。
全身全霊を傾けて逆転を狙うプロ棋士。
しかし相手は正確無比を誇る…震えや緊張もなく淡々と人間を追い詰める。
5人のプロ棋士と5つのコンピューターソフトが真剣勝負を繰り広げた将棋のイベント…棋士有利の下馬評を覆し結果は…しかし関係者の証言を基に5局の内容をつぶさに検証していくと意外な事実が次々と浮かび上がってきた。
突然もろさを見せた…ベテラン棋士が苦戦の中で見つけた…これまで人間にしかできないと思われていた…そのコンピューターに知略の限りを尽くして立ち向かった5人の棋士。
…の真実に迫った。
今年で2回目を迎えるプロ棋士対コンピューター5対5の団体戦。
若手からトップクラスまでそろった5人の棋士。
対するは5人のプログラマーが作成したよりすぐりの将棋ソフト。
各地を転戦しながら5週間にわたって対局が行われる。
しかし多くの棋士がソフトを事前に研究できず準備が十分でなかったという声が上がった。
そこで今回はソフトの事前貸し出しが義務づけられ3か月余りの練習期間が棋士に与えられた。
そうした事から棋士有利と見られていた。
3月15日。
人間対コンピューター5番勝負の開幕戦。
会場となったのは…初戦を任されたのは……を武器に勝率7割を誇る若手のホープである。
対するは将棋ソフト…大手企業の研究所で働く…「習甦」という名前には羽生善治名人から白星を挙げたいという願いが込められている。
では対局開始。
よろしくお願いいたします。
持ち時間は両者5時間。
習甦が指示した手を指すのはこの対決のために作られたロボット…対局の模様は主催者が運営するインターネットの動画配信サイトで生中継され30万人が対局を見守った。
得意の…一方習甦は意外な作戦を選んだ。
(女性)後手4四歩。
攻撃の要である角の利き筋を自ら止めて守りを固める。
昭和50年代に指されていたが主導権を取りにくいため現在採用する棋士はいない。
しかしこの時習甦は棋士たちとは全く違う見方をしていた。
これはソフトが局面を総合的にどう見ていたのかを示す評価値。
プラスが優勢マイナスが劣勢。
プラス1,000点を超えると勝利確実と言われている。
「4四歩」と角の利き筋を止めた局面。
習甦の評価値はゼロ。
全くの互角だった。
この評価値……など将棋の局面を構成するさまざまな要素から導き出されている。
何を重視して評価するのかその設定がプログラマーの腕の見せどころである。
対局開始から2時間。
異変が起きていた。
早指しでならす菅井五段の手がぴたりと止まったのだ。
時代遅れの構えをとる習甦に対してなかなか攻め手が見つからず苦悩していた。
プロ棋士と互角に渡り合うようになったコンピューターの将棋ソフト。
その研究が始まったのは昭和40年代。
しかし詰め将棋を解かせるので精いっぱいで対戦型のソフトは長い間アマチュアレベルにとどまっていました。
およそ20年前に将棋連盟が行った全棋士へのアンケート。
「コンピューターがプロ棋士を負かす日はいつか?」という問いに対してほとんどの棋士は否定的な見解を述べていました。
中には「永遠になし」と答えたトップ棋士もいました。
ちなみに当時の羽生善治六冠は「2015年」と予想していました。
その奥深さから……と言われる将棋。
1局で考え得る局面の数は…その複雑さをもたらす理由が敵から奪った駒を自分の駒として使えるという独特のルール。
そのためスーパーコンピューターをもってしても全ての局面を計算し尽くす事は不可能だと言われています。
これに対してプロ棋士は長年の経験から培ったある能力によって広い選択肢の中から正解を導き出す事ができます。
それが…実は棋士も全ての局面を読み切っているわけではありません。
良さそうな候補の手だけを拾い出しそれを読み進めているのです。
コンピューター将棋の技術開発に転機が訪れたのが2005年。
カナダで研究していた科学者が将棋ソフトで初めての情報処理技術を導入したのです。
それが…過去の5万局に上る膨大な対局記録を手本に棋士の指し手や考え方をコンピューター自らが学び取る手法です。
この機械学習をベースにさまざまな工夫が重ねられ将棋ソフトのレベルは急上昇。
今やプロを脅かす存在になりました。
まで102手をもちましてGPS将棋の勝ちとなりました。
長考に沈んだ菅井五段。
選んだ指し手は6八角。
自分から仕掛ける事を諦め中央の守りをあえて薄くして習甦を挑発した。
すかさず習甦は5四歩。
戦いが始まった。
迎えた46手目。
(女性)後手5三銀。
習甦が指したこの一手。
当初プロの評判はよくなかった。
5三銀は攻めるのか守るのか。
ねらいが分かりにくい手だと見られたのだ。
菅井五段は銀が動いた瞬間を捉え4筋から攻撃を仕掛けた。
しかし次の手によって5三銀という手ががぜん輝きを増した。
(女性)後手4六歩。
4筋の攻撃の要である飛車の利きを止める一手。
もしこれを飛車で取ると持ち駒の銀を打ち込まれて金と桂馬の両取りがかかる。
プロをうならせた習甦の指し手。
開発者の竹内さんは機械学習のプログラムに独自の工夫を加えていた。
その一つが羽生名人の指し手を高く評価するよう設定する事。
羽生名人の指し回しに少しでも近づけようという試みだ。
4六歩の一手を機に攻守は逆転。
習甦は働いていなかった飛車を転回させ全軍躍動で逆襲する。
評価値もぐんぐん上がっていった。
そして…。
(女性)まで98手にて習甦の勝ちとなりました。
期待の若手を一蹴するほどに進化したコンピューター。
「今回は勝てる」と見ていた多くの棋士に衝撃が走った。
予想外の敗北を受けあとに控える出場棋士もコンピューターへの対策に力が入っていた。
第三局に出場する予定の…既に数百局の練習対局を行っていた。
小学生の頃から各地の将棋大会で優勝。
神童と呼ばれた豊島七段。
16歳でプロデビューを果たしタイトルにも挑戦。
将来の名人候補の呼び声も高い。
そんな豊島七段でさえ決定打となるソフト対策は見つかっていなかった。
数百局の練習を通じて豊島七段はコンピューターに対する見方を変え始めていた。
将棋には作戦を組み立てる序盤駒がぶつかり合う中盤玉を巡る攻防が展開する終盤という流れがある。
これまでコンピューターはその計算能力の高さから詰みを読み切る終盤が得意で選択肢が広い序盤や中盤は大局観を持つ人間の方が有利だと考えられていた。
しかし豊島七段は機械学習などで進化を遂げたコンピューターは中盤が最も強いと見ていた。
若き天才豊島七段はコンピューターにどう立ち向かうのだろうか?こうした中始まった…まさかの初戦敗退を受け会場の国技館は緊張感に包まれていた。
戦ったのは…闘志を全面に出す姿勢が人気の中堅棋士である。
対するは異色のプログラマー磯崎元洋さんが作った…磯崎さんは5歳でコンピューターのプログラムを作り始め数々のITベンチャーの経営にも携わっている。
将来の人工知能開発につなげたいと将棋ソフトの開発に乗り出した。
磯崎さんは人間の頭脳により近づけようと斬新な機能をやねうら王に搭載した。
それが…練習で指した悪い手を二度と指さないようにする機能だ。
佐藤六段は練習を重ねるたびに変化していくやねうら王に戸惑いを感じたという。
(女性)後手3一金。
やねうら王の四間飛車に対して佐藤六段が居飛車穴熊で対抗する形で始まったこの対局。
佐藤六段が有利に進めていたものの中盤痛恨のミスが出てやねうら王が逆転。
やねうら王の評価値も勝利確実の1,000点近くに上昇していった。
終盤必死に逆転をねらう佐藤六段。
そして事件が起きた。
佐藤六段が放った勝負手6四歩。
取るのか逃げるのか。
同角。
これが最悪の選択だった。
佐藤六段すかさず角取りに6三香。
角を逃げれば飛車を取られる。
両取りが決まった。
コンピューターがアマチュア中級レベルでも読める手を見落としたのだ。
やねうら王自身の評価値は急落。
控え室では「逆転したのではないか」という声も上がった。
なぜやねうら王は飛車角両取りを許してしまったのか。
この時の…やねうら王は6三香を全く読んでおらず1五角という別の手を予想していた。
人間のように読む手を絞る事で中盤の競り合いを互角に進める事ができるようになったコンピューター。
しかし佐藤六段が深く読んで放った勝負手を早い段階で読みから除外していた可能性があると磯崎さんは分析している。
渾身の勝負手でやねうら王の思わぬミスを誘い息を吹き返した佐藤六段。
ここで龍で桂馬を取れば局面を優勢に進める事ができた。
しかし…。
(女性)後手6七香成る。
残り時間が切迫する中最善手を逃し形勢は再び入れ替わった。
包囲された佐藤六段の穴熊。
(女性)50秒123456…。
(女性)まで95手をもちましてやねうら王の勝ちとなりました。
棋士衝撃の2連敗。
コンピューターソフトの意外な弱点が露呈したものの終盤のミスで棋士が勝利を逃したこの対局。
次の第3局を戦う豊島七段もこの対局を静かに見つめていた。
コンピューターにも隙がある。
豊島七段は手応えを感じていた。
人間の頭脳に迫りつつあるコンピューター。
その先にあるのは人工知能の開発です。
「ハローマイネームイズワトソン」。
患者の症状を入力すれば医師に病名をアドバイスしてくれるワトソン。
現在IBMが実用化に向けて実験を始めています。
一方コンピューターが全て自分で判断して車を動かす…アメリカの大手IT企業グーグルが2020年の実用化を目指しています。
こうした中外国企業にスカウトされる研究者も出てくるなど将棋ソフトの研究は世界的に注目されています。
(鶴岡)矢倉戦法というそういう戦法になりそうな展開なんですが…。
日本を代表する将棋ソフトの開発者。
今機械学習の原理を応用して言葉を理解して文章を自動的に直す人工知能の研究に取り組んでいます。
さまざまな条件が複雑に絡みあう局面で適切な判断を下す将棋ソフトは機械学習の絶好の実験場。
膨大なデータの処理が必要なさまざまな分野に応用できるといいます。
棋士という頭脳集団から考え方を学び取る事で大きな進化を遂げた将棋ソフト。
それが今人類の未来を切り開こうとしています。
負ければ棋士の負け越しが決定する第3局。
決戦の舞台は大阪の摩天楼…天才豊島七段がコンピューターをいかに封じるのか。
その作戦に注目が集まっていた。
対戦するのは将棋ソフト開発の草分け的存在山下宏さんが作成した「YSS」。
中盤のねじり合いには定評がある。
1,000局近く練習を重ねた豊島七段が出した結論は…。
序盤から激しい戦いとなる「横歩取り」という戦型。
この十数年プロの間では盛んに指されている戦型だが将棋の長い歴史を見ると前例が少ない。
機械学習のベースとなる手本が少ないためソフトが自力で指し手を考えなければならない。
更に序盤から一直線の攻め合いになればソフトが得意な中盤を省略して玉の詰みまで深く読み合う終盤に突入できる。
持ち駒や玉の安全度など複雑な要素が絡み合う終盤で詰みを読み切るのは棋士の方が得意だと豊島七段は言う。
一瞬にして候補の手を絞り極限まで深く読む事はコンピューターには難しいからだ。
経験の少ない局面に誘導されたYSS。
プロ同士では危険とされていた6二玉を選択した。
すかさず角を交換し敵陣深くに打ち込んだ。
豊島七段のねらいどおり序盤から激しい攻め合いになった。
間違えた方が一気に敗勢に追い込まれるスリリングな展開。
局面が進むにつれ豊島七段の深い読みがYSSの読みを上回り始めた。
46手目。
YSSは豊島七段の要の駒龍に働きかけて揺さぶろうとする。
(女性)後手1三歩。
やや劣勢と判断していたYSSは1三歩を取ると読んでいたが豊島七段は龍を引いた。
これで形勢は更に拡大。
更に48手目。
防戦一方だったYSSは8九に歩を成り逆襲に転じた。
YSSは6八銀とかわす一手と予想し主導権を奪い返せると読んでいた。
しかし豊島七段は4二飛車と逆に王手をかけ攻め続けたのだ。
YSSは形勢挽回できると一瞬評価したが読み直すとこれが勝利を呼び込む一手。
こうしてYSSは一手指すたびに差を広げられ敗勢に追い込まれた。
ありがとうございました。
結果は豊島七段の圧倒的な勝利。
コンピューターにはない人間にしかできない事を示した一局となった。
(遠山)豊島君おめでとうございます。
よかったね。
第4局の舞台は桜満開の小田原城。
勝てば2勝2敗の五分に戻す大切な一局を託されたのは百戦錬磨のベテラン棋士だった。
トップリーグのA級に10年間在籍。
タイトル戦に6回出場した名棋士だ。
豊島七段が証明した中盤を省略して終盤に持ち込めば人間が主導権を握れるという事実。
森下九段はこの大事な一番で横歩取りのような攻め合う作戦を採用するのか注目された。
というのも森下九段の得意戦法は矢倉。
正々堂々とがっぷり四つに組んで戦う戦型で将棋界の純文学とも呼ばれている。
しかし矢倉は歴代の名人をはじめ数々の名棋士が得意としてきた戦法でもある。
つまり機械学習で能力を鍛えたコンピューターソフトにとっても…その手本の中にはもちろん900局に及ぶ森下九段のデータも入っている。
コンピューターソフトの弱点を突くのか相手の得意戦法と分かっていても自分の好きな矢倉で戦うのか?実は森下九段は直前まで迷っていた。
しかし対戦するソフト「ツツカナ」との練習を重ねるにつれ森下九段はこのソフトに共感するようになってきていた。
森下九段の作戦は…。
8四歩。
矢倉だった。
森下九段の思いに応えるようにツツカナも矢倉を選択。
がっぷり四つに組む相矢倉の展開になった。
ここから矢倉のエキスパート森下九段とツツカナの対決は他の棋士でも理解できないほど高いレベルの攻防になっていった。
森下九段の80手目。
3八金。
角を取りにいく手だが攻めの金を相手の玉から遠ざけてしまうセオリーに反する手だ。
しかも角には逃げ道がある。
これに対してツツカナは驚きの対応を見せた。
(女性)先手5七金。
あっさりこの角を見捨てたのだ。
しかも当の森下九段もこの手を予想していた。
両者の読みが一致していたのだ。
森下九段はツツカナが角を逃げれば1五銀という妙手を用意していた。
次に歩で桂馬を取りにいくねらいと銀で角を取りにいく2つのねらいがある。
これを同時に受けるのは難しい。
矢倉に精通する森下九段ならではの独特の指し回しだったがツツカナも読み切っていた。
がっぷり四つの戦いは7時間を超えた。
しかしついに均衡が破られた。
ツツカナが指した4四金。
森下九段には甘い攻めに感じられた。
ここが勝負どころと前に進めた桂馬。
しかし銀が前に出る手を見落としていた。
動揺した森下九段はこのあとミスを重ね形勢を損ねていく。
終盤食い下がったが一歩及ばず。
逃げても銀を取られてぴったり詰んでいる。
(女性)まで135手をもちましてツツカナの勝ちとなりました。
敗れた森下九段。
なぜかその表情には笑顔があふれていた。
かつては羽生名人に挑戦するなどトップを争っていた森下九段。
しかし40代に入ると体力や集中力の衰えから成績は急降下。
浮上のきっかけをつかもうと今回出場を志願した。
ツツカナとの対戦に備えて練習を重ねるようになって森下九段の成績は再び上がり始めた。
いつでも好きな時に対局できる強い練習相手を持った事で全盛期の力を取り戻しつつあると感じていた。
強いソフトを利用する事で人間の将棋も進化できる。
コンピューターと対戦した棋士たちの共通の思いです。
徹底したコンピューター対策が功を奏し第3局で圧勝した豊島七段。
今回豊島七段が出場を志願したきっかけとなったのは研究仲間の船江恒平五段の活躍でした。
去年の大会に出場した船江五段。
勝利確実の局面から…しかし屈辱の敗戦から1年。
今やトップ棋士を破る実力をつけました。
豊島七段はコンピューターとの対局を通して船江五段がこれまでにない指し方をするようになったと感じています。
船江五段は今でも対局したソフトを練習に使っています。
(船江)これがそうですね。
すごい膨大な数になってると思います。
コンピューターから最も影響を受けているのは先入観のない指し方だと言います。
(女性)いよいよ対局開始です。
棋士の2年連続負け越しが決まったものの電王戦の熱気は冷めやらなかった。
最終局将棋界を代表するトップ棋士の一人が登場するからだ。
屋敷伸之九段。
最年少記録となる18歳で棋聖のタイトルを獲得。
変幻自在な指し回しから「忍者屋敷」と呼ばれている。
対するソフトも最強の呼び声が高い「Ponanza」。
アマチュア強豪相手に166連勝を誇っている。
屋敷九段の横歩取りから激しい攻め合いとなったこの対局。
中盤ポナンザは棋士の常識を覆す一手を繰り出した。
隅にある角を香車で取りにいった。
ポナンザはその後も執拗に角を追い回し続けた。
ほとんどの持ち駒を投入してまで玉ではなく角を取りにいったのだ。
ポナンザはどうして角を追い回したのか?そのねらいは次第に明らかになっていく。
ポナンザは角を追いかけるのに使った香車を敵陣に成り込みその成香で相手の玉を攻めた。
これが真のねらいだった。
屋敷九段の玉を更に右側から追い立てる。
防戦一方で形勢不利かと思われた屋敷九段。
しかしそうではなかった。
突然ポナンザの手が止まり長考に入ったのだ。
17分後。
銀で王手をかけた。
しかしこれだと玉は更に上部に逃げてしまう。
古くからの将棋の格言。
…と逆の攻め方だった。
実はこの時どの手が最善なのかポナンザも読み切れていなかった。
この矢印は結論が出ないまま時間切れで指した事を表すマーク。
いい手を見つけられないまま苦し紛れに指した一手だったのだ。
ポナンザが攻め続けた事で屋敷九段の持ち駒も豊富になっていた。
7九銀の局面は有効な攻めを続けなければ厳しい逆襲に遭うポナンザにとってギリギリの状況になっていた。
攻められているようでコンピューターを逆に追い込む。
まさに忍者屋敷。
盛り上がる控え室。
一時は600点台まで上がっていたポナンザの評価値もほぼ互角にまで下がっていた。
ここから満を持して屋敷九段が反撃に転じた。
しかし疲労はピークに達していた。
指した瞬間屋敷九段は重大な見落としをした事に気が付いた。
安全勝ちを目指し桂馬を取った8一成香。
ポナンザはすかさず8三歩。
これを取れば頭に金を打たれて玉が追い込まれてしまう。
プロなら誰もが一目で分かる返し技だった。
(女性)40秒。
(女性)50秒…。
負けました。
(女性)まで130手をもちましてポナンザの勝ちとなりました。
こうして今年の電王戦は棋士の1勝4敗で幕を閉じた。
棋士対コンピューター。
3回目の団体戦は来年3月。
2年連続で負け越した人間が今度はどんな戦いを見せてくれるのだろうか。
2014/11/01(土) 00:00〜01:00
NHKEテレ1大阪
ETV特集「棋士VS将棋ソフト 激闘5番勝負」[字][再]

今年春開催されたプロ棋士と将棋ソフト5対5の団体戦。コンピューターはどこまで進化したのか?人の強みは何か?勝敗を分けたポイントは?激闘5番勝負の真実を描き出す。

詳細情報
番組内容
81マスの宇宙とさえ呼ばれる難解なゲーム、将棋。近年、科学技術の進歩によってコンピューターがプロ棋士の実力に迫ろうとしている。今年春開催された、最強の頭脳集団棋士と科学技術の粋を集めた将棋ソフトの5対5の団体戦。コンピューターはどこまで人間に迫ったのか?コンピューターに勝る人間の強みは何か?出場した5人の棋士とソフト開発者たちの証言、さらにソフトの思考記録をひも解き、激闘5番勝負の真実を描き出す。
出演者
【出演】棋士…森下卓,棋士 九段…屋敷伸之,棋士 五段…菅井竜也,棋士 六段…佐藤紳哉,棋士 七段…豊島将之,プログラマー…磯崎元洋,一丸貴則,竹内章,山下宏,山本一成,棋士 竜王/九段…渡辺明ほか

ジャンル :
趣味/教育 – 囲碁・将棋
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ドキュメンタリー/教養 – 文学・文芸

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