日銀が追加の金融緩和を決めたというニュースが飛び込んできました。
市場に戻すお金の量を増やして景気の失速を防ごうというものなんですね。
経済の好循環をするにはどうなるのかなという感じがするわけですが、一方で、今ご覧の品々、実は明日11月からまた値上げされるというものなんですね。
こうした動き、私たちの暮らしにどんな影響を与えるんでしょうか。
予期せぬタイミングで日銀が打ち出した追加の金融緩和策で激震に見舞われた東京市場。
株価が値上がりしました。
日経平均株価は700円以上の値上がりです。
日経平均株価は今年最大の上げ幅で7年ぶりの高値水準を記録。
円相場も1ドル=111円まで急速に円安が進んだ。
9人の政策委員のうち5人が賛成、4人が反対と判断が分かれながら、初となる追加緩和に踏み切った日銀。
世の中に供給するお金の量をこれまでより年間10兆円から20兆円増やし消費税増税後の消費の落ち込みに歯どめをかけると説明。
そして最大の理由となったのは2%上昇の目標達成が難しくなってきた物価の動き。
大通りから一本入った小さな喫茶店。
近隣に10軒ほどあった喫茶店も、今はここだけ。
そんなお店にも値上げの波は押し寄せている。
新興国の需要の拡大などでキーコーヒーなどは明日から家庭向けのレギュラーコーヒーを全商品25%程度値上げ。
さらにフランスからの輸入ワインや家庭用のラップも相次いで値上がりする。
来月も続く値上げラッシュ。
今日総務省が発表した9月の消費者物価指数は生鮮食品を除いた指数が103.5で1年前より3%上昇した。
消費税増税の影響をのぞいてもプラスで上昇はこれで16カ月連続。
ただ、その上げ幅は2カ月連続で縮小している。
実際、日銀が思うように物価が上がるどころかかえって下がっていることを示すデータがあると言う。
物価と景気の関係を研究する東京大学大学院の渡辺教授。
全国およそ300店舗のスーパーから集めたデータをもとに、独自の東大物価指数を開発した。
政府の統計は、スーパーの特売価格を対象としない一方、東大指数はレジの価格を採用するため消費者が実際に物を買った値段を反映するのが特徴。
食料品や日用品など2つの統計で共通する品目で物価の上昇率を比べてみると…総務省の指数が1.0%近辺なのに対し、東大指数はマイナス1.0%。
つまり東大指数では物価は上昇ではなく、下落している。
アベノミクスがデフレ脱却に向け描くシナリオ。
まず日銀が金融緩和で円安を進め、輸出企業を中心に企業の儲けを増やす。
その結果、給料がアップし、消費が伸びて物価が上昇することで、また企業の儲けが増える、という好循環。
ただ実際は…賃金が思うように上がらないことでスーパーなどは価格を上げられず逆に値下げを始めていると言う。
一方、黒田総裁は…ただ給料が上がらない中で物価を上昇させれば回復が鈍っている消費がさらに落ち込むおそれもある。
政府と日銀が思い描いたデフレ脱却のシナリオに黄色信号が灯る中、安倍総理による消費税再増税の判断が近づいている。
次は小渕優子前経産大臣をめぐる政治資金問題です。
親子2代につかえ、小渕事務所の大番頭と呼ばれたこちらの前中之条町長の関係先への捜索、今日も続いています。
特捜部が今日、新たに捜索に乗り出したのは中之条町役場にある町長室や小渕優子後援会の代表の自宅、それに会計責任者の自宅など数カ所。
その容疑は、政治資金規正法違反の疑い。
小渕氏が関連する政治団体をめぐっては支援者らが参加した観劇会の支出が収入を大幅に上回りその差額がおよそ4300万円に上るなど収支報告書の不自然な記載が明らかになっている。
問題の報告書を作成したとされる小渕氏の元秘書で中之条町の折田謙一郎前町長は、関係者によると、特捜部のこれまでの任意の事情聴取に対し違法性を否定しているとのこと。
2日間にわたり行われた特捜部の一斉捜索は小渕氏の秘書など事務所関係者や政治団体の関係先など10カ所以上に上っている。
収支報告書の記載はミスなのか、それとも違法なものなのか。
特捜部は、報告書作成の経緯などについて押収した資料の分析や関係者の聴取を進め違法性があるかなど調べを進める方針。
政治資金の問題に関連し、安倍総理が自らに近い議員に撃ち方やめになればいいと発言したと複数のメディアが報じましたが、安倍総理は昨日の国会審議で朝日新聞だけを名指しして、ねつ造だと断言しました。
真相はどうだったのでしょうか。
昨日の国会審議でこう語った安倍総理。
発端となったのは、おととい。
安倍総理は自民党本部で自らに近い議員らと会談した。
その後、出席者が取材に対して民主党の幹部にも政治資金収支報告書の問題が発覚したことを受け、総理が、撃ち方やめになればいい、誹謗中傷合戦は美しくないと言っていたと答えた。
総理が、撃ち方やめになればいいと発言したという記事は朝日新聞だけでなく、読売、毎日、日経、産経の全国紙が掲載したほかJNNも報じた。
しかし、安倍総理は国会で朝日新聞だけを名指しした上、こんな指摘もした。
真相はどうなのか。
JNNは改めて出席者に取材したところ、総理が言ったということではなく私から、撃ち方やめになればいいですねと話を振った、それで、総理やほかにいた人も「うんうん」という感じだったとのことだと当初の回答を修正した。
この問題は、今日の国会でも取り上げられメディア各社が出席者に取材して書いた記事がねつ造に当たるのかどうかを聞かれ、安倍総理は…一方、名指しされた朝日新聞は今日の朝刊で、出席者が昨日夕方の取材に対し撃ち方やめは自分の発言だったと述べ、説明を修正したとする記事と朝日新聞社に、安倍政権を倒すという社是はなく主筆が話したこともありませんというコメントを掲載した。
佐古さん、かつては内閣総理大臣に直接取材する機会はもっとありましたよね?そうなんですよね、総理ぶら下がりというやつなんですけれども小泉総理がこれを始めて発信が非常にうまかったと言われた人でした。
しかし、菅総理の時代からこれがなくなってしまったんですよね。
当事者への取材が大原則というのはもちろんなんですけれども、ただ我々記者が重要な人物がどんな考えを持っているか伝えるためにはその人の話を直接聞いた人を取材して、それを記事にするというのは日本に限らず行われている手法なんですよね。
ただ、今回、そこに食い違いがあったために問題が起きてしまったというところですが、しかしなぜ今回、安倍総理が拉致被害者をめぐる具体的な情報は得られませんでした。
外務省の伊原アジア大洋州局長から政府調査団の北朝鮮訪問について説明を受けた拉致被害者家族からは、どれだけ時間がかかるのかと怒りや失望の声が相次ぎました。
今日午後行われた拉致被害者家族への説明会で家族会の代表、飯塚繁雄さんはいらだちを隠さなかった。
外務省、伊原アジア大洋州局長が家族会に直接報告したが、参加者は硬い表情。
今回の訪朝で北朝鮮の特別調査委員会が拉致被害者に関する具体的な情報を何ら示さなかったから。
説明会では伊原局長から北朝鮮側が物証や証人探しに時間がかかっている、日本の言う迅速さも大切だが、結果も大切だと発言した上、今は準備段階でこれから調査を深化させそうなれば通報する、その後、まとめの段階だと主張したことが説明された。
さらに、北朝鮮側の主張について、静岡県で講演した蓮池薫さんは…伊原局長は、今後の交渉について実質的な報告が北朝鮮側からなければ会っても仕方がない、いつ次に会うか決めていないと説明している。
ゼロ回答の失望感ももちろんですけれども、今さら特殊機関も調査対象にすると言ったんですね。
拉致をしたのは労働党の特特殊工作機関なんですね、ご覧のようなものがあります。
再調査の中心は、こちらの政府機関である国家安全保衛部なんです。
この両者には大きな格の違いがあるわけです。
私が取材した元北朝鮮工作員は…でも日本政府側は再調査の体制は強力だと楽観的に過大評価していたわけなんです。
ですから日本側の分析ミスがあったのではという気がしてならないんですね。
サンゴを密漁する中国の漁船団が北上しています。
小笠原諸島で目撃されていたこの漁船団、今度は伊豆諸島沖で160隻が目撃されました。
今日午前、緊張が続く小笠原の海上で撮影された映像。
海上保安庁の巡視船と中国のサンゴ漁船と見られる船が映し出されている。
昨日、小笠原諸島の近海の日本の排他的経済水域で違法にサンゴ漁をしたとして中国漁船の中国人船長が現行犯逮捕され、今日午前11時過ぎに釈放されたが、その直前の様子。
この映像を撮影したのは父島で25年間、ダイバーをダイビングスポットまで運ぶ仕事をしている男性。
中国漁船には上半身裸の男性の姿も。
腕組みをしているようにも見える。
そして、小笠原の海上でこの写真が撮影された1時間半ほど前、およそ1000km離れた東京・竹芝のフェリー乗り場には船に乗り込む警視庁の機動隊員らの姿があった。
大きなアタッシュケースも持ち込まれています。
宝石サンゴと呼ばれる赤サンゴの生息地としても有名な小笠原の海。
赤サンゴは水深100m以下に生息。
そのまま引き上げられた原木は扇のように美しい形をしている。
ちなみに、こちらは5000万円。
古くは魔よけやお守りとして使われていてアクセサリーに加工。
こちらのネックレスは1540万円。
貴重な宝石サンゴを手に入れるために今、群れを成して日本の海域に押し寄せている中国漁船。
海に浮かぶ無数の黒い点はサンゴの密漁目的の中国漁船と見られている。
この画像は、第三管区海上保安本部の飛行機が伊豆諸島にある須美寿島の近海で撮影。
昨日は小笠原諸島と伊豆諸島の近海で過去最多の212隻が確認された。
特にサンゴの密漁目的と見られる中国漁船が伊豆諸島近海で確認されたのは、今回が初めてのこと。
海上保安庁によると、今月26日には小笠原諸島の近海で102隻が確認されていたが昨日は48隻に減り、一方、伊豆諸島の近海では164隻が確認された。
そのうち領海内に侵入していたのは合わせて159隻だったと言う。
突然、そして大量に現れた中国漁船に、小笠原の人たちは不安を感じていると言う。
小笠原村の森下一男村長は…現地の小学校では、児童の安全確保のために保護者に向け、注意喚起の紙も配布されている。
さらに小笠原の海岸には、こんなものも…真新しいペットボトルには、はっきりと中国語が書かれている。
こうした事態を受け、警視庁は今日午前、現地に機動隊員など28人の警察官を派遣した。
警視庁の機動隊員らが今、小笠原へと向かっていきます。
台車を使い、「警視庁」と印字された大量の段ボールが船に運び入れられる。
アタッシェケースも持ち込まれていますね。
一体、何が入っているのでしょうか機材も一緒に持ち込まれるようです。
機動隊員らは、警視庁・小笠原警察署の署員とともに島民の不安を取り除くため、島内のパトロールなどに当たり、陸からの警戒を強化していくと言う。
宮沢経済産業大臣が週明けの来月3日に鹿児島を訪問して九州電力・川内原発の再稼働を進める政府の方針を説明する。
宮沢大臣は、鹿児島県議会議長らと会談するほか2014/10/31(金) 17:50〜18:15
MBS毎日放送
Nスタ ニューズアイ[字]
取材経験豊富な竹内明を中心に、佐古忠彦も新加入。TBSアナウンサー・加藤シルビアらがお届けする大型報道番組。ニュースを速く、深く伝えます。
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番組内容
きょうのニュースを速く深くわかりやすく。徹底取材したVTRに加え、今さら人に聞けないニュースのポイントもわかりやすく解説。政治・経済・事件はもちろん、身近なニュースや生活情報もお伝えします。「Nトク」では全国各地で起きているホットな出来事を徹底的に掘り下げます。
出演者
【Nスタ ニューズアイ】
竹内明(TBS報道局)
佐古忠彦(TBS報道局)
加藤シルビア(TBSアナウンサー)
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