ライフハッカー編集部 - セキュリティ,防犯・防災 09:00 AM
PCでファイルを消去しても実際には消えていない理由
コンピューターを売りに出したり捨てるときには、他人にデータを盗み取られないよう、完全にデータを消去することが重要です。NTFSフォーマットのハードディスクの場合、ただ消去するだけでは不十分です。ごみ箱を空にしてもです。
ごみ箱を空にしても、データ自体は消えていない
ファイルを「消去」すると、コンピュータのOS(オペレーティングシステム)では、ファイルがごみ箱に移動されます。しかし、YouTubeのTechquickieチャネルのLinus氏が説明するところでは、ごみ箱を空にするだけでは、そのデータは消去されるわけではありません。ごみ箱を空にすると消去されるのは、マスターファイルテーブルリファレンスと呼ばれる、ファイルがハードディスク上のどこに書かれているかをOSに伝えている情報だけなのです。要するに、データそのものではなく、データのある場所を消去しているだけなのです。これが、特別なソフトや必要なスキルがあれば、消去したデータでも回復できることがある理由です。
コンピュータを売りに出したり他人にあげるとき、消えずに残っているデータというものはあってほしくないものです。ですので、データを確実に消去するために、いくつかの方法があります。
・消去して上書き:
ハードディスク上で、消せるデータはできる限りすべて消した後、新たにランダムなデータを何度も上書きします。これを実行してくれるツールはいくつもあります。
・物理的破壊:
できる限りの方法でハードディスクを破壊します。もちろん、ハードディスクをそのあと売りたいのであれば、これは良い方法ではありません。でも、データを絶対に安全に消去するためのひとつの方法ではあります。
すでに知っているという人も多いかもしれません。ライフハッカーでも過去に何度か紹介したことがあります。でも、Linus氏の動画はこれをわかりやすく説明してくれています。テクノロジーに疎い人にとっては、彼の説明はとても役立つでしょう。
What Happens to Deleted Data as Fast As Possible|Techquickie(YouTube)

