隠蔽捜査2〜果断〜 2014.10.31

(桜井敬子)助けて…!
(うめき声)やめてー!
(物音)
(小川博美)あっ…。
(車のエンジン音)
(竜崎冴子)ワカメとお豆腐ですよ。
(竜崎伸也)ああ。
(竜崎)おい邦彦。
(竜崎邦彦)うん?お前ちゃんと予備校は行ってるのか?ああ行ってるよ。
進路のことなんだけどさ俺やっぱり東大を受けることにした。
お前俺が東大以外はダメだと言って浪人させたことに反発してたんじゃなかったのか。
あの時はね…。
だからあんなもの吸ってみんなにも迷惑かけて…バカなことしたと思ってる。
けど俺やっとやりたいことが見つかったんだ。
(竜崎美紀)ああ間に合わない!母さんご飯は?はいはいできてますよ。
父さんおはよう。
ああおはよう。
おい邦彦。
(邦彦)今度でいいや。
ありがとう。
いただきまーす。
おい美紀。
んっ?もうちょっと落ち着いて食べたらどうだ。
時間がないの。
会社訪問に遅刻しちゃうのよ。
母さん大丈夫?顔色が悪いわよ。
胃の具合がちょっとね。
大丈夫か?平気よ。
病院行ってちゃんと診てもらえよ。
大丈夫よ。
(電話)あっいい俺が出る。
(電話)はい竜崎です。
何!?
(パトカーのサイレン)
竜崎伸也
キャリア警察官でありかつて警察庁の課長を務めていた人物である
だが3か月前息子の邦彦の不祥事でその職を解かれた
幸い邦彦は保護観察処分で済んだものの竜崎は大森中央署に左遷されていた
状況は?
(貝沼悦郎)ガイシャは30代の女性。
身元はまだわかっていません。
犯人は?車で逃走中ということです。
緊急配備は?通本に要請済み。
隣接警察署まで拡大してます。
(ノック)失礼します。
署長新大森公園の落成式のお時間です。
斉藤君交通課長と地域課長を呼んでくれ。
落成式は取りやめだ。
後の対応は君に任せる。
しかしあの…区長や区議会議長も出席しますので…。
公園の落成式と強盗殺人事件の指揮を執るのと君はどっちが警察署長の仕事だと思う?承知しました。
ああドア開けておいてくれ。
公務中にプライバシーなどないからな。
風通しはよくしたほうがいい。
現場はどこだ?あっこのほうが詳しいので。
(貝沼)平和島4丁目のマンションです。
(ノック)
(矢野洋一)失礼いたします。
お呼びでございましょうか。
緊配の検問はどうなってる?はい。
こちらでご説明させていただきます。
こことここ。
こことここ。
そしてこことここがすでに手配済みであります。
ここはどうなってる?あっそちらは大通りではないので逃走の可能性は少ないかと。
なぜわかる。
私は五分五分だと思うがね。
あっ…。
あっすぐ手配いたします。
ここの電話を使えばいい。
いちいち部署まで戻ってたら時間の無駄だ。
はい。
副署長。
あなたもここに詰めてくれ。
はっ?副署長がここにいれば報告の二度手間を防ぐことができる。
情報はすべてこの署長室に集約させるんだ。
不服かね?いえ。
何よりも大切なのは合理性だ。
覚えておいてくれ。
(小松茂)えっ?被害者はこの部屋の住人じゃない?ええ。
私が管理人になってからは見たことありません。
部屋の名義人は高野健作。
これは間違いない?ええ。
奥さんでもないの?確か独身のはずです。
(舌打ち)高野さん今どちらにおられるかわかりませんかね?いやぁ…わからないです。
高野健作ってあの高野ですかね。
何だ知ってるのか?あくどい手口で客泣かしてる有名な金貸しですよ。
金融業者か。
ええ。
おい西沢。
そっちはどうだ?
(西沢)黒いジャンパーを着た中年の男というだけで。
高野っていう人じゃなかったんですかね?いや私ね越してきたばっかりで高野さんの顔を知らないんですよ。
だけどその男が白い車で逃げたってのは間違いない?ええええええ…たぶん。
あの…あそこから…。
(小松)高野健作さんですね?
(高野健作)そうだよ。
(小松)確認していただけますか。
(高野)何てこった。
(小松)ご存じなんですね?桜井敬子です。
誰がやったんですか。
被害者とはどういうご関係ですかね。
ただの遊び相手ですよ。
ただの遊び相手がどうしてこんなところで死んでるんですかね。
昨夜泊まりに来たんですよ。
いけませんか?
(小松)高野さん今までどちらに?事務所に行ってひと仕事してきましたよ。
事務所っていうのは?新橋ですけど。
この部屋を出られたのは何時頃ですか?7時頃ですかね。
(小松)間違いないですね?あんたら俺を疑ってんのか?どうですあの男でしたか?似てる気はするんですけど…。
係長ちょっと来てください。
どうした?これ見てください。
おい何やってんだよ!そんなのコロシとは関係ねぇだろ!勝手に家捜ししてんじゃねぇよ!開けてもらえますか。
何っ?何なら捜索令状を請求してもいいんですよ?鍵を。

(貝沼)隠し財産?脱税か。
(関本良治)恐らく。
今二係の連中に調べさせてます。
たたけばホコリの出る体です。
逮捕も時間の問題でしょう。
コロシのほうはどうした?ああ。
ホシはまだつかめてません。
でね…。
その高野という金融業者が殺した可能性は?いやそりゃああるかもしれませんが…。
どっちにしてもどうも気に入らないんですよね。
どういうことだ?いや…。
犯人は高野の部屋に大金があることを知っていた。
だけどどこにあるのかはわからなくて部屋を荒らした揚げ句女を殺した…。
中途半端なヤマだと思いませんか?中途半端なヤマか…。
(吉富)バカ野郎コロシがあったんだよ!そんなのは後回しだ!地域課も緊配で手一杯なんだよ!
(久米政男)おいどうした?小料理屋でケンカがあったと通報があったそうで。
それどころじゃねぇだろ!たかがケンカだろ。
なあ?放っておいていいのか?はい?見過ごせば事件に発展する可能性もある。
今は仕方ないが緊配が解けたら誰か行かせるんだな。
了解。
(舌打ち)キャリアの署長が口挟むんじゃねぇよ。
車の目撃情報が出ました!ホシが逃走に使ったとみられる車が平和島西の交差点を走り抜けるのを目撃されたそうです。
時間は?1時間ほど前…午前9時半頃です。
その時間ならもう緊配をかけていたはずだろう。
それが…署長がおっしゃったとおりの道を。
平和島西の検問の手配が間に合わなくて…。
申し訳ありません!緊配は万能じゃない。
そう気に病むな。
方面本部の管理官が怒鳴り込んで来るかもしれません。
何のために?メンツにこだわる方ですから。
メンツ?所轄がホシを取り逃がしたとあっては方面本部のメンツがつぶれる。
あの方ならそのように思われても不思議では…。
バカバカしい。
もし来たらそんな暇があるんだったら犯人を発見することに努めろと言ってやれ!
(大島)検視官の所見は?
(関本)死因は扼殺。
強い力で首を絞められたようです。
死亡推定時刻は第一発見者の証言もあることから午前8時半前後と特定して差し支えないと思われます。
(小松)それと被害者の爪に血痕が付着していました。
血液型はAB型。
恐らくホシのものと思われます。
ガイシャの身元はわかったのか?
(関本)部屋の持ち主である高野健作の供述どおりガイシャは桜井敬子32歳と確認されました。
高野とは2年前から愛人関係にあったようです。
高野のアリバイは?その時間焦げついた大口の客を朝一番で事務所に引っ張り込んで締め上げてます。
客の証言も取れてます。
高野はシロということか…。
高野が第三者を使って殺した可能性は?竜崎さんそれはどういう?いや…桜井敬子が殺された時間ちょうど高野が外出していたっていうのがどうも気になるんですよ。
その点は我々も事情聴取しました。
しかし…。
冗談じゃないですよ。
事務所に行ったのはただの偶然ですよ…。
現場の実況見分の結果は?奪われた金品で判明しているのはガイシャの桜井敬子が所持していたと思われる財布だけです。
遺留指紋に関しては高野とガイシャ以外のものは検出されておりません。
そうか…。
現場から車で逃走した黒いジャンパーの男…。
ホシはその男と見てよさそうだな。
逃走車両の発見それと高野の交友関係を中心に洗ってくれ。
(一同)はい!
(大島)ただし署長が言ったとおり高野の共犯ということも考えられる。
その点も留意して捜査に当たってくれ。
(関本・小松)はい!
(斉藤)署長お待ちしてました。
印鑑をお願いします。
何だ?これは…。
1日で終わる量じゃないぞ。
申し訳ありません。
署長の決済をいただきませんと書類としては認められませんので。
事件より判子押しが署長の仕事とはね。
よろしくお願いします。
(矢野)管理官お待ちください!
(野間崎武)交通課だけの問題じゃないんだ。
署全体の問題なんだ。
ごもっともです。
まずは私に…。
署長を話をしなきゃわからない!管理官あの…!邪魔だ!どけ!
(野間崎)署長とんだ失態だぞ。
わかってるのか!こちら第二方面本部の野間崎管理官です。
本当に来たのか。
何?ご用件は?桜井敬子殺しのホシだ。
なぜ緊配で確保できなかった!検問の設置場所に漏れがあったと聞いたぞ!緊配が100パーセント機能するわけじゃないでしょう。
貴様…!そういうたるんだ態度だからホシを取り逃がすんだ。
立たんか!ご覧のとおり私は仕事中です。
全員を講堂に集めろ!署員全員をだ!貴様を筆頭に全員に喝を入れてやる!言いたいことがあれば私にだけおっしゃればいいでしょう。
貴様など役に立たん!副署長この署を仕切っているのは貴様だろう。
えっ?すぐに署員を集めろ!その必要はない!本庁ですか。
伊丹刑事部長を。
大森中央署の竜崎です。
刑事部長!?一介の所轄署の署長ごときが直接電話できる相手じゃない。
切れ!
3か月前現職警察官による連続殺人事件が起きた
その時事件を隠蔽しようとした伊丹を同期の竜崎が阻止するという一件があった
結局竜崎の捨て身の説得で伊丹は事件を公表し責任も不問に付された
部長お電話が入ってます!おうおう…。
おお竜崎か久しぶりだな。
どうした?「重要事件の容疑者が緊配の網から逃走した」金融業者の女が殺されたヤマか?そうだ。
第二方面本部の管理官がそれがおもしろくないと言って怒鳴り込んで来てる。
「お前俺に借りがあったよな?」ははは…お前には頭が上がらんよ。
じゃあお引き取りいただくように言ってくれ。
うん。
伊丹刑事部長です。
お待たせしたら失礼でしょう。
第二方面本部の野間崎です。
はい。
はい…。
はいわかりました。
失礼いたします。
頭に血が上っていて忘れていました。
そういえばあなたは警察庁から異動していらしたんですね。
ええ降格人事でね。
今日のところは引き揚げることにします。
しかし緊配でみすみす犯人を取り逃がすというのは失態です。
以後気を引き締めていただきたい。
承っておきます。
驚きました…。
鬼の野間崎さんがすっかり毒気を抜かれていました。
そういえば小料理屋のケンカというのはどうなった?
(貝沼)地域課の報告によりますとまだ開店してないようです。
店は夜だけなのか?いえ昼も定食を出してるそうです。
だったらもう1時を過ぎてる。
おかしいじゃないか。
定休日かもしれません。
すぐに確認取ってくれ。
承知しました。
(電話)あっ。
いいから寝てろよ。
はい竜崎です。
どうした?会社訪問じゃなかったのか?
(美紀)「お父さん…それどころじゃないの」母さんずっと胃が痛いって言ってるのよ。
病院には行ったのか?
(美紀)「ううん」「やっとソファに寝かせたところ」「もしもし私なら心配いりませんから」おい無理するなよ。
大丈夫ですよ。
美紀が大げさなだけ。
「すぐに病院に行って診てもらえ」薬も飲んだし本当に大したことないの。
それよりあなたのほうこそどうしたんですか?「いや…今日は遅くなると思ってな」冴子…家のことはお前に任せてある。
お前が元気じゃなきゃ俺が安心して働けないじゃないか。
わかってます。
私のほうは大丈夫ですから。
後で着替えを届けますから。
着替えはいい。
また電話する。
とにかく寝てろ。
無理するなよ。
わかったな?もしもし誰かいませんか?確かに何か聞こえたっていうんだけど…。
誰もいないよ。
ケンカ騒ぎなんてなかったんだろ。
(物音)今音が聞こえなかったか?
(貝沼)あっ署長!例の小料理屋の件ですが定休日ではないようです。
報告によりますと何度呼びかけても返事はないんですがどうも人がいる気配もあるってことなんですよね。
今朝のケンカというのはどうなったんだ?それがあの…隣で聞き込みをしたところケンカがあったかどうかってのも怪しくなりましてね。
誰と誰が争ったかそれをはっきり見た者はいないんですよね。
場所はどこだ?大森北5丁目商店街の外れ。
まあ目立たない店ですよ。
もう一度誰かを行かせてくれ。
中の状況を確認するまで呼び続けるんだ。
事件の可能性がある。
そういうことですね?いつもと違う揉めごとが今朝起こっていた恐れがある。
開店しているはずの時間にも開店していない。
何かあったと疑ったほうがいいんじゃないのかな。
了解しました。
失礼します。
何かあったんですか?もしもーし!誰かいるんだろう。
開けてくれ!
(銃声)おい何だ?今の音は。
(銃声)発砲!「誰かが発砲した!応援を頼む!」何?発砲!?2階から誰かが拳銃らしきものを。
署員を近づけるな。
中の人間を刺激しちゃまずい。
怪我人も出したくない。
わかりました。
最悪の場合立てこもりもあり得るな。
その店の人間を人質に取っていると?その恐れもある…。
今朝と同じようにここに詰めてくれ。
無線係も必要だ。
急いでくれ!はい!あっすいません。
今強行犯の連中を向かわせました。
殺人事件の捜査状況はどうなってる?被疑者は逃走したままです。
逃走に使った車を捜索していますがまだ当たりはきてませんね。
調べてもらいたいことがある。
今朝の強盗殺人事件の犯人が拳銃を持っていたかどうか。
じゃあ…発砲したのは同じホシではないかと?そう思わない奴はサツ官を辞めたほうがいい。
(クラクション)
(田中)どうしました?
(クラクション)ああ?いや勝手に止められてんだよ。
ここ俺の場所なんだよ。
誰の車だよおい。
早くどかせよ。
おい!はい?至急至急。
田中PMからPS宛て。
手配中の車両と思われる車を発見。
「場所は山王南団地駐車場。
至急応援頼む」おい。
弾倉ですね。
拳銃だな。

(金属探知機の感知音)あった!ありました!不審車両に残されていた空弾倉ですが拳銃が割れました。
ベレッタM92の自動式拳銃です!発砲現場の弾はどうなった?9ミリ口径のパラベラム弾。
ベレッタM92と同じ弾です。
(大島)そうか。
容疑者は?ほぼ同一人物と思われます。
弾倉には何発入る?最大で15発です。
ということはあと13発…。
弾倉から採取した指紋の照合は?今やってます。
ヒットしました!瀬島睦利36歳。
7年前神奈川県三浦市三崎町で傷害致死事件を起こしています。
血液型はAB型。
今朝のガイシャ桜井敬子の爪に残されていたものと同じ型です。
(博美)この人!この人です!間違いありませんか?ええ。
ここを走っていったの。
(高野)知らねぇな。
名前はどうだ?記憶にないか?瀬島睦利…。
思い当たらねぇなぁ。
(関本)今のところ瀬島とガイシャの桜井敬子並びに高野との間には面識も接点もありません。
被害者は若い主婦。
傷害致死で懲役7年の実刑判決。
去年仮出所で出獄…。
軽いな。
これはどう見たってストーカー殺人だろう。
それがなぜ傷害致死なんだ?裁判で殺意が認定されなかったということです。
伊丹…。
よお竜崎。
また一緒に仕事ができるな。
どういうことだ?今うちの特殊班を現場に送ったところだ。
立てこもりとなれば指揮本部も必要となる。
ホシを同一犯と見て強殺事件の捜査本部と指揮本部を合併。
指揮は俺が執る。
そういうことだ。
刑事部長のお前が直々にか。
変わらんなぁ。
机にしがみついているのは性に合わなくてな。
ははは…!場所は講堂でいいな?伸也…。
んっ?覚悟しておいたほうがいいかもしれんぞ。
何をだ?事の起こりは今朝の強盗殺人事件だ。
緊配をかけたにもかかわらずその容疑者を取り逃がした。
しかも同じ管内で立てこもり事件を起こしたとなればお前んとこの署は一体何をやってたんだって話になる。
これ以上被害が出ればお前の責任を問う声が上がるかもしれん。
上にはそういうことが好きな連中が多いからな。
まあできるだけ俺が抑えるつもりでいるがな。
処分ならいつだって受けてやる。
まずは事件の解決だ。
俺は現場に行ってくる。
船頭はお前1人でたくさんだろう。
ははは…変わらんのはお前だ。
どうせ止めても聞かんのだろう。
ここはお前に任せる。
頼んだぞ。
竜崎気をつけろよ。
お前が撃たれでもしたらシャレにならんからな。

捜査一課特殊班SIT
誘拐や立てこもり事件など重要な特殊事件を扱う専門的なチームである
(戸高)署長自らご出陣ですか。
中の人数はまだわからんのか?店は初老の夫婦だけのようです。
恐らくその2人が人質に取られているものと思われます。
前線基地は?このマンションです。
わかった。
このあとはSITの指示に従ってくれ。
あいつら俺達のこと道案内ぐらいにしか思ってないんですよ。
本庁だからってでかい面しやがって。
彼らは毎日こういった事態に対する訓練を積んでる。
彼らの指揮下に入るのがこの事件を解決するための近道だろう。
私はSITにその旨告げてくる。
どっちの味方だか。
現場であまり動かないでください。
犯人がいつまた撃ってくるかもわかりませんから。
私だって警察官だ。
危険は承知のうえだ。
大森中央署の竜崎です。
(下平栄介)捜査一課特殊班捜査第二係長下平警部です。
大森中央署は今後SITの指揮下に入る。
そうしてもらえると助かりますが。
今後どうしたらいいかご指示を願いたい。
機動隊を一個小隊出動要請しています。
所轄の強行犯係には前線本部と現場周辺に残っていただきたい。
了解した。
現在の状況を知りたいのだが。
恐らく犯人はこの2階部分に立てこもっているものと見られます。
詳細な場所はまだつかめていませんが。
犯人は瀬島に間違いないのか?残念ながらそれもまだ。
現在カメラを仕込む場所を探索中です。
それとコンクリートマイクは設置しています。
しかし今のところ中の会話は拾えてません。
並行して磯菊に電話をかけ続けていますが現在のところ応答はありません。
磯菊の主人は源田清一60歳と妻の芳美58歳。
この2人が恐らく人質でしょう。
わかった。
指示には全面的に従う。
君達SITが主導権を握ればいい。
ただしすべての責任は私が負う。
はい。
状況は?変化なし動きはありません。
以後発砲もありません。
ホシとの連絡はまだ取れないのか?はいまだ電話を取りません。
入電もありません。
(大島)どうなってるんでしょう…。
(貝沼)どうぞ。
(特殊班員)「前線本部前線本部」「1階店舗部分から何かにおいます」
(下平)「おっどういうことか」
(特殊班員)「料理のにおいです。
1階で煮炊きの様子」「2階から1階に移動した模様です!」ホシが人質に料理をさせているのかもしれません。
内部の状況を把握できないのか。
ファイバースコープを使います。
来たぞ!よしそのままだ。
静止画を取り込め。
はい。
画像に映る人物をすべて特定するんだ。
はい。
間違いないですね店の主人です。
(下平)そこで止めて。
はい。
奥の2人拡大して。
はい。
女のほうは奥さんですね。
男のほうは瀬島に間違いありませんね。
こちら前線本部。
マル害は磯菊の経営者で源田清一並びに妻の芳美。
マル被は1名で瀬島睦利。
「マンション強殺事件で逃走中のマル被と思料されます」映像が途切れました。
換気扇を回したようです。
とにかく的は絞れた。
何としても人質を助けるんだ。
絶対に傷つけるんじゃない!班長。
機動隊の中隊長が話をしたいと言ってきてますが。
どこの機動隊が来た?品川からです第六です。
六機…。
はい。
SATか…。
刑事部所属のSITとは別に主に対テロ対策を目的とした特殊部隊が警備部にある
それがSATである
SITが犯人逮捕のためのチームであるのに対しSATの最大の武器は制圧のための武装であり「治安の最後の砦」として出動するスペシャリストチームである
SAT第二中隊長の石渡警部です。
警備部長の命令でまいりました。
すでに部下は必要な場所に配置してあります。
要請があればすぐに突入できます。
犯人との接触を試みてるところです。
人質の安否は?現在のところ無事です。
早期解決それが人質の安全確保にもつながると思います。
犯人がいつ自暴自棄にならないとも限りません。
ホシは必ず接触してくる。
ホシにとっても電話しか頼る手段がないんだよ!
(石渡)しかし今後の展開次第では強行も選択肢の1つかと。
何言ってるんだよ!人質がいるんだぞ!とにかくホシの出方を見る。
現時点ではそれしか言えん!それでは手遅れになる恐れがある!録音開始!ホシが電話に出ました。
もしもし瀬島さんですね?警視庁捜査一課交渉人の下…。
(男)「うるさいよ!」「もうかけてくるんじゃない!」
(電話の不通音)もしもし?もしもし?もしもし!おい電話かけ続けろ!了解!今のはどういうことだ。
ホシがいらだってるということでしょう。
ならこれ以上刺激しないほうがいいんじゃないのか?逆です。
恐らくホシはまた電話を取るはずです。
その判断に間違いはないね?わかった。
機動隊はあくまでもSITの要請によって出動した。
したがって君達もSITの指揮下に入ってもらう。
ただし状況が変わればその限りではない。
午前0時までに犯人との連絡がつかなければ交渉を拒否したものと考えSATの強襲も視野に入れる。
了解しました!《こんなところに立てこもってどうするつもりだ?》《いつどこに逃げる…瀬島》
(携帯電話の振動音)はい竜崎だ。
(美紀)「もしもしお父さん?」美紀どうした?母さんが血を吐いて倒れたの。
今救急車を呼んだ。
血を吐いた…?これから病院に運ぶから。
「意識はあるのか?」
(美紀)うん意識はある。
でも苦しんでる!
(美紀)「私病院まで付き添うから」頼む。
悪いが父さんは戻れない。

(救急車のサイレン)」
(美紀)「おっと救急車来た。
じゃあね」
(電話の不通音)冴子が…。
(銃声)発砲したのは犯人か!?
(無線)「発砲音は屋内。
繰り返す。
発砲は屋内で行われた!」署長!マル害が撃たれた可能性があります。
隊員に発砲を許可してよろしいですね?よろしい。
発砲を許可する。
了解しました!まだ犯人を説得できる余地はあります!突入を命じたわけじゃない。
発砲の許可を与えただけだ。
こちらベンチ。
各チームは状況を報告せよ。
ベンチ宛て。
SATワン突入準備完了!SATツー。
準備よし!SATスリー。
準備完了!「エスワン準備完了!」「エスツー準備完了!」ベンチ了解。
そのまま待機せよ!前線本部長宛てに入電。
SATの石渡中隊長からです。
「突入の許可を与えられたし」とのことです。
クソッ!いい気になりやがって!早すぎます。
犯人はまだ10発前後実弾を持っているはずです。
こちらに犠牲者が出る恐れがあります。
(携帯電話の振動音)竜崎だ。
伊丹だ。
突入だって?どうするつもりだ。
今考えてる。
「突入訓練ならSITもやってるぞ」SATが来てるんだぞ。
突入の専門家だ。
それを待機させておいてSITに突入させるわけにはいかん!竜崎!これは警備部じゃない。
刑事部のヤマだ!しかも今お前は我々刑事部の管轄下にある。
筋を通すのもいいが組織の一員であることを忘れるな。
組織より大切なのは人質の命だろう!SATの中隊長を呼び出してくれ。
はい。
前線本部からSAT。
出ました。
石渡君。
突入のオペレーションを聞きたい。
はい。
まず表の引き戸と裏口を爆薬で破壊。
特殊閃光弾を投げ込み突入します。
(石渡)「同時に2階の住居部分へも同じ方法で突入」「短機関銃でマル対を制圧します」わかった。
そのまま待機しててくれ。
どうだ?出ません。
なぜだ…なぜ電話に出ない!これだけ電話に出ないというのは考えられません。
一度電話に出たホシは必ずまた受話器を取るものなんですが…!犯人は死を覚悟している。
そういうことか。
「前線本部前線本部屋内で争っている模様!」「
(銃声)」「また発砲!屋内で発砲!」石渡君を呼んでくれ!はい!前線本部からSAT。
どうぞ!前線本部長の権限で突入を許可する!責任は私が取る。
突入のタイミングは君に任せる。
了解。
突入命令。
(石渡)「エス班はマル対の同行に留意せよ」「エスワン了解!」「エスツー了解!」「エススリー了解!」各SATチーム宛て秒読みを開始する!
(石渡)5秒前4321…。
ゴー!
(石渡)突入!
(銃声)
(銃声)
(ガラスの割れる音)「2階クリア」「1階クリア。
マル対確保!」人質は無事か?無事です。
保護しました。
犯人は?瀬島はどうした?
(石渡)倒れています。
今生死の確認をします。
(石渡)「マル被の死亡を確認しました」そうか。
ご苦労だった。
(パトカーのサイレン)犯人を生きたまま検挙したかったんですが不本意な結果になってしまいました。
人質は無事だった。
結果としては上々だよ。
そう言っていただけると少しは気が楽になります。
現場の実況見分をしてるんですがねちょっと妙なことがあるんですよ。
どういうことだ?ホシの瀬島が持っていたと思われる拳銃なんですがね中に弾は入ってなかったんですよ。
空だったんです。
何?つまりホシは弾を撃ちつくしてたんですよ。
何だって?SATの連中は弾を持ってない犯人を射殺した。
その可能性が出てきた。
弾倉には最大15発入るって聞いたぞ。
現実に持っていたのはもっと少なかったかもしれん。
ホシの拳銃が空だったとしたら問題だぞ。
わかってる。
瀬島が何発撃ったかも含めて鑑識が入念に調べてる。
その結果を待つしかない。
胃潰瘍?詳しいことは検査結果を見てからだって。
そうか。
お前まだいいのか?うん。
一度家に帰って着替えたいんだけど…。
わかった。
父さんしばらくついてるから。
じゃあお願いしようかな。
ああ。
美紀。
すまなかったな。
母さんにもそう言わなきゃダメよ。
胃潰瘍ってほとんどがストレスなんでしょう?うちは転勤で引っ越しばかりだったから。
お父さんはそれでいいだろうけど母さんきっといろいろ我慢してたのよ。
じゃあよろしくね。
冴子…。
漏れたな…。
新聞見たか?「東日新聞の記事のことか?」おう知ってるな。
「鑑識の結果は出たのか?」まだだ…。
竜崎監察が動き出したぞ。
それも警視庁じゃない。
お前の古巣の警察庁の主席監察官だ。
主席監察官が?「ああ」「犯人を射殺した措置が適切だったかどうか…」「ははっ現場で指揮を執った俺達の責任も問われるぞ」「突入が軽率だったとでも言い出しかねん」マスコミも騒ぎ出すぞ。
そうなれば上の連中としては誰かスケープゴートを探したくなる。
それは俺かもしれんしお前かもしれん。
前線本部長だった俺に責任があるのは確かだ。
それをどう追及されようと俺は一向に構わん。
お前邦彦君の件で降格人事食らったばかりだろ。
ここでミソをつけたらまた飛ばされかねんぞ。
どこに行こうと警察の仕事ができればいい。
「カミさんの具合どうなんだ?」どうして知ってる?「刑事部長っていうのは山ほど情報が入ってきてな」「どうなんだ?」「救急車で運ばれたそうじゃないか」胃潰瘍だそうだ。
「本当に胃潰瘍なのか?」どういう意味だ?確認しただけだ。
(ため息)とにかく情報漏れはまずかったな。
東日が抜かなくてもいずれわかったことだ。
おい…まさか発表しないつもりだったんじゃないだろうな。
安心しろ隠蔽はしない。
ちゃんと公表するつもりだった。
前回で懲りたからな。
はははっ。
(電話を切る音)
(ため息)署長どういうことかご説明をいただきたい。
何のことでしょう?何のこと?昨夜の立てこもり事件です!現場で適切な措置が取られたかどうか話を伺いたい。
発砲許可を与えたのは誰ですか?私です。
所轄の署長に発砲許可を与える権限はない!私は前線本部長でした。
当然現場におけるあらゆる権限を与えられていると考えるべきでしょう。
しかしSATが突入した時点で犯人の拳銃は空だった。
その時犯人が何発実弾を持っているかは確認できていませんでした。
それにSATが突入した時複数の銃声が聞こえました。
犯人が撃ち返したのかもしれない。
犯人は撃ち返していない!!それはSATの中隊長から確認を取ってあります。
ではやはり…瀬島は弾切れだったんですね?そうだよ。
その時あなたは正常な判断のできる心理状態にあったと断言できますか?どういう意味でしょうか?その直前にご家族から電話を受けていますね。
何がおっしゃりたいんですか?それは奥様の入院を知らせる電話でしたね?警察病院で調べたんですか?あなたそんなことまでなさるんですか。
さぞご心配だったことでしょうね。
しかし前線本部における判断に影響はありません…。
質問は以上です。
今日お聞きしたことは警察庁の主席監察官に報告しますからそのつもりで。
では。
野間崎管理官!このことだけは肝に銘じておいてください。
私は決して間違った判断はしていない!その自負だけはあります。

(戸高)こりゃあいい!署長がこんなところでカップ麺ですか。
もう終わった。
そうだ…。
キャリアのお偉いさんだったら答えが見つかるかもしれないな。
ちょうどいい機会だから署長にも話を聞いてもらいたいんですけどね。
(小松)余計なことは言わなくていい。
何だ?今回のヤマ何か納得できないことが多いんですよね。
どういうことだ?何かしっくりこないというか…そうは感じませんか?なぜ瀬島はあんな小料理屋に立てこもったのか…。
さすがですね。
それが一番の疑問です。
せっかく緊配を逃れたんです。
高飛びだってできたはずでしょう。
それがわざわざあんな小料理屋に立てこもるっていうのは妙だと思いませんか?他には?磯菊でのケンカ騒ぎという報告です。
チャカを持ったホシが人質を取ろうとして押し入ったんです。
ホシが一方的に脅してるっていうなら話もわかりますけどそこでケンカなんて始まりますかね?瀬島が人質に料理をさせたってのも気に入りません。
人質に刃物を持たせることになる…。
そのとおりです。
立てこもりの裏に何かがあるとでも?さあ…そこまではわかりませんよ。
ただすっきりしないことだけは確かなんですよね。
(小松)署長時間の無駄です。
犯人死亡のまま送検。
それで一件落着したんです。
それを今さら蒸し返したりしたらそこら中ひっくり返したような騒ぎになりますよ。
それでなくてもいろいろ言われてるんですから。
じゃあ失礼します。
おい行くぞ。
どうします?竜崎さんご説明をお願いします!相手が弾切れだったことはご存じだったんですか!?突入命令を下したのはあなたですよね?相手は丸腰ですよ。
責任はどう取るんですか!?
(邦彦)何だ父さん帰ってたんだ…。
さっき病院に行ってきたよ。
母さんどうだった?うん思ったより元気そうだった。
でも母さん新聞見て父さんのこと心配してた。
大丈夫なの?父さんは大丈夫だよ。
心配ない。
どうした?お前東大受けるって言ってたな?まあ座れ。
東大に行ってどうするつもりだ?アニメの仕事がやりたいんだ。
アニメって…アニメーションのことか?要するに漫画だな?漫画って…。
何だこれは?アニメとかゲームとかのデジタルコンテンツっていうのを作る人材を育てるんだ。
東大にその講座があるんだよ。
東大にアニメ?よくわからんがここで勉強したいってことか?父さん日本のアニメのレベルは世界でも最高なんだ。
父さんも見ればわかると思うけど胸が詰まるほど感激する映画もいっぱいある。
俺はそういう仕事がしたいんだよ。
そのための勉強がしたいんだ。
専門の知識を身につけたいんだ。
やっとやりたい道が見つかったんだよ。
アニメか…。
父さんは反対かもしれないけど俺の気持ちは変わらないから。

(ノック)起きてていいのか?もう大丈夫ですよ。
それよりどうしたんですか?いやどうしたんですかって…見舞いだよ。
見舞いだったら果物くらい持って来るもんですよ。
ああ…すまん。
ふふふっ…。
本当に冗談の通じない人ね。
リンゴ食べますか?あっいや…いい。
どうしたんですか?いやぁ…お前がいないと何もできん。
どこに何があるかもわからん…。
それが情けなくてな…。
美紀に言われたよ。
病気の原因はストレスだって…。
若い頃から異動で引っ越しばっかりだったしな。
家のことはお前に任せっきりだったし…。
俺のせいかもしれんな。
らしくないわね。
何だか少し気持ちが弱ってるみたい。
(ため息)私達のことはいいの。
誰がどう思おうとあなたはあなたらしく今までどおり自分の信じた道を走っていけばいい。
北の果てだろうと南の果てだろうとどこまでもついて行くわよ。
だって家族なんだもの。
冴子…。
それよりあなたは一国一城の主でしょ。
その城主が迷ってたら家臣だって路頭に迷うだけじゃない?お前の言うとおりだ。
ほら来て。
ネクタイが曲がってる。
さあ署に戻りなさい。
わかった!行ってくる。
あなた。
何だ?もし異動が決まったら早めに教えてくださいね。
やっぱりお前には敵わんよ。
あなたはあなたらしく今までどおり自分の信じた道を走っていけばいい。
他の事件を抱えながら立てこもり事件を洗い直すことはできるか?本気で言ってるんですか?考えてみたら磯菊の中で何が起こっていたのか我々は何も知らない。
本来ならばもっと早くに洗い直すべきだった。
しかし立場がまずくなってきたことで弱気になっていた…。
恥ずかしく思っている。
まあ自分1人なら何とかなりますよ。
今さら1つや2つヤマが増えたってどうってことありません。
何か欲しい資料はあるか?じゃあまず鑑識の資料が欲しいです。
本庁の鑑識が来たんで所轄には詳しい資料が来てないんですよ。
わかった。
じゃあ。
署長…処分されるんですか?警察庁の判断次第だがその可能性は高いな。
飛ばされることもあるってことですか?あり得るな。
そいつはつまんねぇな…。
何かつかめたか?ああ…あっこりゃあどうもすいませんごちそうになります。
さすがにいい仕事してますね本庁の鑑識は。
現場に落ちていた薬莢を全部拾っています。
合計10発。
ホシが4発撃ったとしてSATは6発撃っています。
薬莢と弾丸の数は合ってるのか?合ってます。
弾も全部見つけてます。
弾道検査は?それなんですよ。
弾道検査がされてないんです。
瀬島が持っていたのはベレッタM92SATはサブマシンガン…。
瀬島の体内に残された銃弾を見ればSATに射殺されたのは間違いない。
弾道検査をするまでもなかったということか…。
署長…勘違いしてませんか?何をだ?瀬島が持っていたベレッタM92とSATが持っていたMP5っていうサブマシンガンは同じ実弾を使うんですよ。
つまり弾道検査をして線条痕を調べない限りその弾がどの銃から撃たれたのか特定はできない…?しかしSAT以外に誰が撃つっていうんだ…。
まさか瀬島が自分で自分を撃ったとでも?まあその可能性もないわけじゃないんですけどね。
ちょっとこれ見てください。
薬莢の落ちたところに印がついてるじゃないですか。
2階の2つは窓のそば。
これは昼間にホシが外に向けて撃った時のものでしょう。
問題は1階のほうなんですけどね…。
1つは天井に向けてSATが威嚇射撃をした時のもの。
あとの5発は店の出入り口付近。
おそらくSATのMP5から飛び出した薬莢でしょう。
それからもう1つ。
これはホシが最初に屋内に向けて撃った時のもの。
おいこれはどういうことだ?さすがに目のつけどころが違いますね。
問題はこの最後の1発なんですよ。
こいつだけ瀬島と人質の間に落ちてるんです。
こいつがどうも気に入らないんですよね。
つまり?デカっていうのは人間関係を見るんですよ。
だから人と人との関係が気になる。
まさか…瀬島と人質が顔見知りだったとでも?まいったな…。
署長さんデカになったほうがいいんじゃないですか?この前言っていた問題点と考え併せるとそこに落ち着くしかないんですよね。
しかし3人が顔見知りだったとしたらこの立てこもり事件そのものの性格が変わってくる…。
(携帯電話)おう。
「伊丹か?竜崎だ」瀬島の体内から出た銃弾の弾道検査をやってもらいたい。
瀬島を撃ったのはSATじゃない可能性がある。
自分で撃ったかもしれないしあるいは…。
俺達が人質だと思っていた2人のどっちかが撃ったかもしれない…そういうことか?犯人と人質が顔見知りだったとしたらあり得る。
勝算はあるのか?やってみなければわからん。
わかった…すぐにやらせる。
(電話の不通音)了解したよ。
やる時はやってくれる男だ。
へえ刑事部長が…。
いや上の人ってのはもっと頭が固いものかと思ってましたよ。
行くぞ。
えっ?署長判子押しはいいんですか?野となれ山となれだ。
(教官)1112!
(一同)それ!
(石渡)お待たせしました。
実は犯人と人質の間にある疑いが生じている。
…と言いますと?顔見知りではなかったかという疑いだ。
具体的には何をお知りになりたいんでしょう?突入してから瀬島の死亡を確認するまでの全部だよ。
(石渡の声)自分の突入の合図で3チーム11名が突入しました。
先頭の隊員が天井に向けて威嚇射撃を行いその後に各隊員が合計5発撃ちました。
その後先行した隊員が人が倒れておりそばに拳銃が落ちているのを視認撃ち方やめを命じました。
(戸高の声)拳銃が落ちてた?遺体は拳銃を握っていなかったのか?
(石渡の声)そうだ。
右手の近くに落ちていた。
瀬島はチャカを持ってなかった…。
銃撃戦で射殺された人間というのは銃を取り落とすものなのか?いや何かを握って死んだ人間は大抵握ったまんまですがね。
誰が致命弾を与えたのか特定はできているのか?いえ…あの時は閃光弾の煙が室内に充満していて誰が銃撃したかは…。
万一特定できたとしても口外するつもりはありません。
隊員が瀬島を撃ったところを誰か見ていたのか?隊員の側は誰も見ていません。
瀬島が警官に撃たれたと言ったのは源田夫婦です。
2人の証言だけでそういうことで処理されたんですよ。
その証言が怪しくなってきたということだな。
突入前に屋内で聞こえた最後の銃声の時に殺された可能性もありますね。
制圧した時は全員が興奮状態で…。
自分はうちの隊員が射殺したものと思っていました。
三浦半島に飛んでくれ。
えっ?7年前瀬島が殺した被害者の夫に当たるんだ。
そこにカギがあるかもしれん。
わかりました。
自分も同感です。
人妻に岡惚れしてしつこく付きまとった末にカッとなって刺し殺した…。
ガイシャの名前は上原加奈子25歳。
お腹の中には5か月になる赤ん坊がいた…。
どこから見ても絵に描いたようなストーカー殺人です。
殺意があったに決まってます。
それなのに裁判じゃ殺すつもりはなかったの一点張りで。
結果傷害致死でションベン刑です。
遺族にしてみりゃやり切れませんからね。
そのとおりだ。
遺族にとっては…。
(上原次郎)忘れようとしたって忘れられませんよ。
仕事から帰ったら女房が…。
加奈子?瀬島って野郎はその半年ほど前にここに流れて来た男でね…。
街のスーパーで見かけた加奈子に目をつけてつけ回した揚げ句…。
お腹の子供まで殺してしまったんですよ。
それが傷害致死だなんてあんまりでしょう?上原さん…奥さんの実家のご家族はどちらに?源田加奈子…?平成10年上原次郎と婚姻。
新戸籍編成につき除籍。
上原…。
(戸高の声)ガイシャの名前は上原加奈子25歳。
上原加奈子…。
源田…。
もしかして亡くなった奥さんのご両親というのは東京で起きた立てこもり事件の…。
そうです!人質です。
新聞で見て驚きました。
犯人が瀬島だと知って腰を抜かしましたよ。
瀬島はご両親の顔を知ってるんですか?いや知らないと思います。
裁判じゃ遠くから見てるしかなかったし。
瀬島の奴結局謝罪ひとつ来てませんから。
(上原)まったく…鬼畜みたいな奴ですよ!
(源田清一)加奈子…瀬島は死んだよ。
よかったなぁ。
源田夫婦と瀬島がつながった。
以上これまでの調べでこの立てこもり事件の裏側には重大な秘密が隠されていることは明らかだ。
したがって源田夫婦と瀬島の関係のさらなる洗い出し及び拳銃の出どころこの2点を徹底的に洗ってほしい。
しかしですねこれだけネタがそろえば源田夫婦を任意で引っ張ってもいいんじゃないですか?通常の捜査ならばそれでいいかもしれん。
がしかし我々は一度送検した事件を洗い直しているんだ。
慎重にやりたい。
検察が納得する材料が必要なんだよ。
わかりました。
すぐにかかります。
行くぞ!
(刑事一同)はい!逐一情報を上げてくれ!署長に直接ですか?そうだ署長に上げろ。
私も署長室に詰めている!
(刑事一同)はい!
(貝沼)先日のように無線係もここに置きましょう。
署長室に情報を集約させることにあなたは不満を感じているのかと思っていましたよ。
不満などととんでもない。
ただ署長が代わるたびにやり方が変わります。
慣れるのには時間がかかりますので。
私のやり方は間違っているかな?いいえ。
正しいからこそこのような展開になったと思ってます。
さすがに評判どおりのお方です。
変人だという評判かい?いいえ。
正しいことを正しいと言える珍しいキャリア組だという評判です。
キャリア組っていったって頭の固い奴ばっかりじゃないんだよ。
では署長のほうも所轄という組織を信頼してください。
現場には便利な言葉があります。
何だ?「所要の措置を取れ」これだけで現場の人間は動きます。
わかった。
覚えておこう。
では無線とパソコンのオペレーターを手配します。
頼む。
所要の措置を取ってくれ。
了解しました。
これだけ電話に出ないというのは考えられません。
一度電話に出たホシは必ずまた受話器を取るものなんですが…!
(男の声)「うるさいよ!もうかけてくるんじゃない!」あれは本当に瀬島の声だったのか?
(携帯電話)竜崎だ。
弾道検査の結果が出た。
瀬島の体内から摘出された弾は奴の拳銃から撃たれたものだと特定された。
つまり瀬島は自分の銃で撃たれたということだな?そうだ。
こっちも報告がある。
瀬島と源田がつながった。
ふふ…三崎町でか?さすがだな伊丹。
だがな竜崎。
だからといって東京でも接点があったとは限らんぞ。
偶然だと言い逃れられればそれまでだ。
東京で2人の間に接触があったかどうかその証拠を挙げなければ前には進めん。
それとな今日主席監察官に呼び出されててな。
まあせいぜいお前の悪口でも言ってくるわ。
はは…。
(電話を切る音)もしもし三崎南署ですか?実は7年前そちらで起きた事件についてお尋ねしたいのですが…。

私の予感は当たった
事件を担当した三崎南署の刑事は恥ずべきことに東京に住む瀬島の保護司の名前を源田に漏らしていた
源田夫婦が上京したのはその直後のことだった
(住職)ええ。
確かに何度もお見えになりました。
どこで私のことをお調べになったのかびっくりしましてねぇ。
(源田)お願いします!瀬島の居場所を教えてください!ひと言でいいから死んだ娘に謝ってもらいたいんです!
(源田芳美)私達は被害者の遺族なんです。
娘と生まれてくるはずの孫をいっぺんに亡くしたんです。
お願いします…。
(芳美)線香の1本でも上げてもらいたいんです。
(源田)お願いします!しかしお断りしました。
お気持ちはわかりますが保護司としてそれはできない相談ですから。
高野は何度も磯菊に行っていたという話だったな。
ええ。
ということは源田を挟んで高野と瀬島もつながる…。
高野の話を源田が瀬島に吹き込んでいたとしたら…。
署長!つながりました。
瀬島が常連だったパチンコ屋の店員が源田に似た年配の男と瀬島が親しげに話しているのを何度か目撃しています。
高野はまだここに勾留されていたな?はい!磯菊の源田に自宅に金を隠してあることをしゃべったことがあるかどうか。
あるに決まってんだろう!酔った勢いで何度も何度も。
金なんてな腐るほどあるんだよ腐るほど。
銀行よりも家に置いておくのが一番なんだ。
伊丹…瀬島と源田が東京でもつながった。
間違いないのか?源田は人質なんかじゃない。
高野の部屋で起こった強盗事件も源田が仕組んだ可能性がある。
詳しく説明しろ。
うちの近くに高野っていう金貸しがいるんだがねそいつがとんでもないワルらしいんだよね。
何でもさ家の中にわんさか金がうなってるらしいよ。
うらやましい話だよね。
あるところにはあるんだよ。
銀行に預けないでさ家に置いてある金なんてどうせわけありの金なんだよ。
そうじゃなきゃ銀行に預けるでしょみんな。
そんなものさちょこっといただいたところでどうせ訴えりゃしねぇよ。
私がもうちょっと若かったら押し込み強盗でもやるんだけどね。
ははははっ。
天誅下してやればいいんだよ天誅!はははは!はいまあ。
(瀬島睦利)父っつぁん何考えてる?磯菊に電話をかけてくれ。
声を比べるってことですか?そうだ。
立てこもりの時SITがかけた電話に誰が出たのかその確認を取りたい。
源田に電話をかけたらそれを持って科捜研に走って録音されたものと比べる。
そういうことですね。
手に余るようだったら本庁に頼むが。
それぐらいのことは所轄にだってできるんですよ。
(小田切)つまり竜崎署長は指揮本部長であるあなたの指示を無視して突入命令を下した。
そう捉えていいんですね?すべての責任は指揮本部長だった私にあるそう申し上げているんです。
それにそういう詮索はすでに無意味です。
どういうことですか?事件はもう別の形で動いています。
この際ですから申し上げますが現場のことについては口を挟まないでいただきたい。
それでもどうしても竜崎を処分するというのなら私も職を辞さねばなりません。
彼とは一蓮托生ですからね。
ふふ…お互い忙しい体です。
この場で結論を出していただきたい。
せめて孫の顔だけでも見たかったな。
ホントですねぇ…。
瀬島の野郎せいで何もかも狂っちまった…。
(ノック)
(源田)あんた何しに来たんだよ!
(瀬島)うるさいよ!話が違うじゃねぇかよ父っつぁん!どういうことだ?水くれ。
水。
高野のところへ行ったのか?ああ行ったよ。
でも高野はいなかった。
かわりに女がいやがった。
金も見つからなかったじゃねぇかよ!あんたまさか…!ああぶっ殺してやったよ。
ツラ見られたからな。
ああー!!あんた!ああどうしようあんた!うわっうわー!!落ち着け。
落ち着け!クソッ…どうすりゃいいんだよ!まあとにかく落ち着いて。
落ち着いて。
落ち着いてなこれからどうするかじっくり考えようじゃないか。
上に行ってな酒でも飲みながら知恵を絞ろう。
必ず逃がしてやるからな。

(いびき)
(電話)はい磯菊。
えっどこにかけてるんだよ?間違いだよ。
竜崎。
伊丹!瀬島の着衣を調べたが硝煙反応は出なかった。
4発とも源田が撃ったということだな。
消去法でいえばそうなるな。
さっきの電話でおおかたの状況はわかった。
この連中手足だと思って使ってくれていい。
俺もここに詰める。
(関本)署長!失礼します。
磯菊の客に暴力団員がいました。
黒崎という男です。
拳銃の出どころか?任意で引っ張りますか?いやそれじゃ来んだろう。
どうせたたけばホコリの出る体だ。
この際別件逮捕もやむをえん。
なあ?お前らその黒崎っていう暴力団員を当たってくれ。
詐欺でも何でもいい。
逮捕状を取って引っ張ってくるんだ。
すぐにかかってくれ。
一気にカタつけるぞ!
(刑事一同)はい!ああ主席監察官のほうな俺が抑えといた。
グチグチ言ってたがこの首と引き換えだって言ってやったらおとなしく引き下がりやがった。
ははっ。
あっそれと管理官の野間崎…飛ばした。
あることないこと監察やマスコミにチクってたらしい。
小物に立場や権限を与えたらロクなことにならんな。
ふふっ。
何だ?いえ…。
判を押しながら刑事部長のお話を聞く警察署長は恐らくうちの署長だけだと思いまして…。
ははははは…!こいつはいいんだよ。
幼なじみだしいろいろと借りもある。
なあ竜崎。
借りならもう返してもらったよ。
おつりが来るほどな。
「うるさいよ!もうかけてくるんじゃない!」「はい磯菊」「えっどこにかけてるんだよ?間違いだよ」黒崎がゲロしました!源田に頼まれてベレッタM92を売ったそうです。
あとは声紋鑑定の結果だけだな。
(電話)戸高君か。
そうか…わかった。
声紋が一致した。
あの時電話に出たのは源田だ!貝沼さん。
はい。
令状を取ってくれ。
はい。
罪状は強盗の教唆拳銃の不法所持及び使用。
そして逮捕監禁!
(パトカーのサイレン)
(戸高)源田さん!開けてください!
(西沢)いませんか!?
(戸高)源田さん!
(西沢)源田さん!
(戸高)おい西沢。
(西沢)はい。
(戸高)源田さんいませんかね!?署長破っちゃっていいですか?やってくれ。
おい西沢。
(西沢)はい。
(戸高)よーし!妙に…妙に片付いてるな。
何かにおわないか?急ぐぞ。
はっ?2人は死ぬ気かもしれない。
事件の夜2人が着てた服を探せ。
鑑識へ走って硝煙反応を調べさせるんだ。
(西沢)はい!
(パトカーのサイレン)おいいたぞ!待て!死ぬんじゃない!
(芳美)あっああ…。
(源田)落ち着け!
(戸高)バカ野郎!死ぬ奴があるか!
(芳美)嫌…離して。
(源田)離してくれ。
死なせてくれ。
(芳美)お願いです。
お願いです。
娘が…加奈子が待ってるんです!あんた達が死んで娘さんが喜ぶとでも思ってるのか!!すべてあなた方が仕組んだことだったんですね。
(芳美)私なんです。
私が言い出したことなんです。
(源田)芳美…。
(芳美)本当なら今頃この裏の家で娘夫婦と孫に囲まれて幸せな暮らしを送っていたはずなんです。
それがあの男にめちゃくちゃにされて…!しかもたった7年で出てくるなんて…。
たったの7年ですよ!?だからもう一度刑務所に送ろうとした。
このままじゃあまりに加奈子が不憫で…。
何とかして恨みを晴らしてやりたいずーっとそう思ってました。
そして東京へ出て瀬島の所在を突き止めて近づいた。
そうですね?瀬島は加奈子を殺したことすら忘れているようでした。
それで客の高野に目をつけたんです。
家に大金を隠してあるっていつも偉そうに言ってたから。
瀬島に高野の家を襲わせる!?どうせすぐに捕まるわ。
強盗だったら何年か刑務所に入るんでしょ?おい…。
加奈子は殺されたのよ!?なのに裁判所があんなじゃ私達が恨み晴らしてやるしかないじゃないの!それで瀬島をその気にさせて拳銃まで用意した。
けどあんなことになるとは夢にも…。
うちに逃げてくるなんて思いもしませんでした。
おまけに出くわした女を殺したなんて言いやがって…。
もう目の前が真っ暗になってどうしたらいいか…。
その時決めたんです。
もうこうなったらこの男と心中するしかないって。
俺達のせいで何の罪もない人がまた1人殺されたんです。
だから俺達の手で何とかするしかない!そう腹を決めたんです。
では立てこもりを考えたのは…?私です。
それで人質を装った。
(源田)はい…。
バカ野郎が…うまくいくと思ったのか。
ひょっとしたら警察が瀬島の野郎を殺してくれるかもしれない…。
いざとなったら俺が殺る…。
そう腹をくくったんです。
加奈子のためにも…。
(警官)何かあったんですか?もしもーし!
(警官)誰かいるんだろう。
開けてくれ!
(銃声)何だ今の音は!?おとなしくしてろ。
その後に1階に下りて料理をした。
瀬島に脅されていると偽装するために。
そうですね?何もかも私の考えでやったことなんです。
瀬島を殺したのは私だ!女房は何もやっちゃいないんです!
(芳美)あんた…。
(源田)お前は黙ってろ!
(携帯電話)私だ。
そうか…わかった。
源田さんあなたのおっしゃるとおりあなたの服から硝煙反応が出ました。
ああ…はい。
奥さんの服からもね。
ええ…?奥さんあなたの服には返り血もついていました。
瀬島を撃ったのはあなたですね?
(源田)違う!撃ったのは俺だ!瀬島を殺したのは俺だ!何かの間違いだよ!!あんた…もういいのよ。
(源田)言うな。
何もしゃべるんじゃねぇ。
隠してもわかるのよ。
かばってくれるのはうれしいけどかばわれるほうもつらいの。
ねっ?芳美…。
おっしゃるとおり私が瀬島を殺しました。
(銃声)動くな!てめぇらハメやがって…。
どういうことだ!?知りたいか?お前はな…死んだ娘の敵だよ!何…!?俺達の娘は7年前にお前に殺されたんだ!!鬼…!ああっ…!よこせ。
ああっ…。
何だよ。
撃てると思ってるのか?撃ってみろ!
(銃声)芳美!こいつだけは何とか見逃してやってはくれませんか?若い時から苦労のかけどおしだったんです。
これ以上つらい思いさせるのは…。
こいつの分まで私が罪を償いますから!何とかなりませんか!?あなた方の気持ちはわからないじゃない。
しかしそれでもあなた方は間違ってる。
どんなに憎い相手でも自分の手を汚すことは決して許されません。
司直の手に委ねるべきです。
それが司法社会に生きる人間の原理原則です。
罪を償って出てきたらそのことを肝に銘じてお2人で生きてください。
(泣き声)伸也。
いい仕事をしたな。
今度はお前に救われたよ。
今先生と会ってきた。
話があるっていうから何かと思ったらやっぱり胃潰瘍だって言われたよ。
あら何だと思ってたんですか?いや…でも胃潰瘍をなめるなって言ってたぞ。
ストレスがよくないとも言ってた。
ここにいると余計ストレスがたまりますよ。
そう言わずにのんびりと治すんだな。
あなたこそお疲れなんじゃない?記者会見見ましたよ。
少し誇らしい気持ちがしました。
いいのか?何がですか?いつもなら早く署に戻れって言うじゃないか。
今日は特別に許してあげます。
しばらくここにいてもいいですよ。
邦彦がなアニメの仕事がしたいって言ってきた。
そうですか。
よくわからんが応援してやろうと思ってる。
はい。
進みたい道を見つけたらその道を進んだほうがいい。
はい。
美紀もちゃんと就職できたらいいな。
はい。
2人とも大人になったなぁ。
ふふっ。
はい。
ふふっ。
ふふっ。
2014/10/31(金) 14:00〜15:51
ABCテレビ1
隠蔽捜査2〜果断〜[再][字]

所轄署VS警視庁特殊班、人質夫婦が料理を作る奇妙な立てこもり事件“カラ弾倉の謎”署長の危機!「隠蔽捜査」待望の第2弾!

詳細情報
◇番組内容
降格人事で大森中央署の署長となった元警察庁キャリア官僚の竜崎伸也が拳銃男の人質立て篭もり事件に遭遇!!山本周五郎賞・日本推理作家協会賞を受賞した今野敏の小説を陣内孝則、柳葉敏郎、原田美枝子ら豪華キャストでドラマ化!!
◇出演者
陣内孝則、柳葉敏郎、原田美枝子、杉本哲太、松重豊、平泉成、赤座美代子、津村鷹志、鶴田忍、名高達男

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
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日本語
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