(テーマおんがく)
(おとうさん)よいしょっと。
さあこれくらいにしてかえろうか。
(おかあさん)はい。
サボテンちゃんあなたのおかげでわたしたちさむいあいだもたべものにこまらないわ。
ありがとう。
(がんこちゃん)ありがとう。
わたしさサボテンだいすきだから。
あっあっあっギャオくんだ!ギャオく〜ん!
(ギャオ)あっがんこちゃん!ギャオくんどこいってたの?おらさばくにたべものみつけにいってたんだギャ。
あ〜そうなんだ。
なんかみつかった?なんにも。
えものみんなすなのなかかくれてる。
うん?きになるな〜。
その木のえだはいっぱいみがついてるね。
(おかあさん)ホントおいしそう。
ねえどこでみつけたの?あっち。
え〜さばくにそんなみのついた木があったの?ギャイ。
でっかい木。
えものなくてこまってたらえだ1ほんくれた。
ニッカニカ!あ〜いいな。
ねえねえその木のところにつれてって。
うん。
すぐそこ!うん!しかしへんだな〜。
こんなさむいときにそんなみがなる木がさばくにはえてるなんて。
ねえ。
うん。
でもすぐそこならちょっといってみましょう。
よしいってみよう!ここにえっと…ギャレレ?ギャオくんおおきな木なんかどこにもみえないよ。
ここらにあった。
おらうそいわない。
ギャオ〜!ここここ!うわっこれは!
(ギャオ)おおきな木ここにあった。
(おとうさん)ホントだ!おおきな木をひっこぬいたようなあながあいてる。
あなおそろしや!あなおそろしや!ひきずったあともある。
う〜んだれかがひっこぬいていったのかな?ふしぎなことがあるもんだね。
(がんこちゃん・おかあさん)ホントだね。
ハジメどりさんおはよう!
(ハジメどり)クワ〜ッ!おはようがんこちゃん。
あっハジメどりさんどっかでかけるの?そうそう。
まほうつかいの木のところ。
ええ〜?まほうつかいの木のところ?そうだよ〜。
まほうつかいの木いつでもおいしい木のみあるよ。
ホント!えっもしかしてそれってさばくにあるおおきな木のこと?そうだよ〜。
ほんじゃあまた。
あったかくなったらかえってくるからね〜!まほうつかいの木ってギャオくんがいってたさばくのおおきな木のことかな?みんななにしてんの?ギャオ!がんこちゃんおはよう。
あっギャオくん!ギャオくんギャオくんあのさギャオくんがいってたさばくのなかのおおきな木ってまほうつかいの木のこと?ギャイ?まほうつかいの木?うん。
おらしらない。
ハジメどりさんがけさまほうつかいの木のところへとんでいったんだよ。
そこへいけばいつでもおいしい木のみがあるんだって。
(みんな)え〜っ!
(チョビ)なになに?まほうつかいの木?
(バンバン)なんだよ?それ。
さばくのどっかにまほうつかいの木があってふゆでもおいしい木のみがなってるらしいんだ。
(ケロ)うっそ〜!ホント?そんなふしぎな木があるならさわたしみてみたいね。
(ピロ)うんそうだよね。
(ツム)わたしも。
え〜?そんなのあるわけないじゃん。
じゃあさ校長先生にきいてみようよ。
しってるかもしれない。
(みんな)そうだね。
(ヒゲ先生)う〜んまほうつかいの木でしたよね。
そうそうそう。
ふゆでもいっぱいおいしいみをつけてるんだって。
さばくのなかあっちこっち。
そうそうそう。
ちょっとまってくださいね。
え〜ありました。
これだ。
ほう〜。
わあ〜!うん?校長先生なにがわかったんですか?ねえわたしたちにもおしえて。
これはわたしもしりませんでしたね。
まほうつかいの木はもともとにんげんのまほうつかいだったそうですよ。
え〜にんげんのまほうつかい?
(みんな)にんげん?にんげんってむかしいきてたどうぶつだよな?はいそうなんですね。
(ヒゲ先生)むか〜しむかしずっとむかし。
いまさばくになっているあたりはみどりゆたかな森だったんですね。
(ピロ)え〜ホントしらなかった。
(ヒゲ先生)森には木がいっぱいはえていて森のことりやいきものたちははっぱや木のみをたべたりおがわのみずをのんだりしてくらしていたんですね。
(ツム)ざわざわ森みたい。
(ヒゲ先生)ところがにんげんたちは森の木をつぎからつぎへときりたおしていったんですね。
(ツム)え〜どうして?にんげんのかずがですねすご〜くふえたんですね。
じぶんたちのいえをたてたり木をつかっていろいろなものをつくったりするためなんです。
(みんな)へえ〜。
そうか。
その森にはひとりのにんげんのまほうつかいがすんでいました。
そのまほうつかいは森のことりやどうぶつたちととてもなかよしでした。
(まほうつかい)でておいで森のことりやいきものたち。
たべものいっぱいもってきたよ。
ぼくのそばにやっておいで。
ありがとう。
まほうつかいさん。
ありがとう!
(みんな)ありがとう。
森のいきものはずいぶんすくなくなってしまったね。
(ことり)森がだんだんなくなっていくのでたべものがなくなってしんでしまったりここをでていったりしたんです。
はあ〜かわいそうなことをした。
あの〜まほうつかいさん。
むらのひとに森の木をきるのをやめるようにいってください。
おねがいします。
(みんな)おねがいします。
ぼくはなんどもおねがいしてるんだ。
このままではこの森はなくなってしまう。
でもむらのひとたちはぼくのはなしをきいてくれないんだ。
木をいくらきってもまたどんどんはえてくるっていうんだ。
でもぼくにはわかる。
このままでは木がいっぽんもなくなってやがてさばくになってしまう。
ああ〜どうしよう。
(みんな)たすけてください!まほうつかいさん!ああぼくにみんなをたすけられるちからがあればな〜…。
そうだ!ぼくのまほうのすべてをつかってぼくがおおきな木になろう!
(みんな)え〜どういうこと?
(まほうつかい)そのおおきな木はねいちねんじゅうおいしい木のみがなりいつもたくさんの花がさいてるんだ。
木のみきからはじゅえきがながれむしやことりたちはそれをすってのむこともできる。
きみたちみんながすめるようなえだや花のあるおおきな木になるんだよ。
それはすばらしい。
ホントに。
そんなことになったらうれしいね。
でもちょっとまって。
木になってしまったらまほうつかいさんにんげんにはもどれないんじゃないの?そうだねもうにどとにんげんにもどれないかもしれないしとぶこともはなすこともできなくなるかもしれないね。
そんな!わたしたちのためにそんなこと…。
(みんな)そうだよね〜。
でもいい!ぼくはやってみるよ。
ぼくのもっているまほうのちからをぜんぶつかっておおきな木になってみせるよ。
この森がすっかりさばくになってしまうまえにね。
かならずきみたちをたすけてあげる!ジャジャ〜ン!こうしてまほうつかいはじぶんじしんがおおきな木にへんしんしまほうつかいの木とよばれるようになったんですね〜。
(みんな)そうだったんだ〜。
まほうつかいの木はいまでもたべものがなくなってこまっているいきものたちをたすけているそうですよ。
ドッピラピョン。
まほうつかいの木ってほんとうにあったおはなしだったのね〜。
だけどよいまでもまだあんのかな?そのまほうつかいの木って。
あるとおもうよ。
だってさハジメどりさんもその木のところにとんでいったんだもの。
う〜んでもさ〜校長先生がはなしてくれたのずっとむかしのことでしょ?そっそうだよ〜。
とおいとおいむかしだよ。
う〜んまほうつかいの木のはなしはもうたんなるでんせつなんだよ。
ギャオくんのみた木はべつの木だとおもうよ。
ギャオ〜ン…。
そうだ!おいギャオ!さばくへいってさがしてみようぜ!ギャギャイ〜!わたしもいく〜!えっあっぼくもいくよ!はあはあ…チックショーどんだけさがしてもみつからないぜ。
やっぱりね〜もうかえろうよ。
だけどハジメどりさんもその木のところにいるはずだよ。
ハジメどりさ〜ん!ん?へんじない。
あ〜っなんだあれ?ん?すなあらしギャオ!すなあらし〜うわ〜わわ!なんもみえないよ!たいへん!みんなあのいわのかげかくれる!
(バンバン)おう!うわ〜だじげで〜かあちゃ〜ん!ギャギャイ〜!はやくはやく!すなあらしいっちゃったギャオ。
もうだいじょうぶ〜ふ〜どうなるかとおもったぜ。
ん?ねえどっちがざわざわ森?えっ?あっやっべ〜おいらたちまいごになっちゃったぜ!おなかすいた〜!おうちかえりたい!おらものどかわいたギャオ〜。
もうあるけな〜い!ぼくも〜…。
ん?うわ〜!
(みんな)ん?ああ〜!あっまほうつかいの木。
・「あぶなかったねきみたち」・「ぼくがきたからもうだいじょうぶ」がんこちゃんたちもうだいじょうぶ〜!あっハジメどりさん!じゃあこれがまほうつかいの木なんだ。
(チョビ)これがまほうつかいの木
(バンバン)とうとうあえたんだ!いきててよかった〜!
(なきごえ)ありがとう!まほうつかいの木さん!クワ〜!みんなたべて〜。
(みんな)ありがとう!やっぱりまほうつかいの木さんさばくのあちこちをあるいていたんだね。
おいらたちたすかったよ!ありがとう〜!ぼくしんじてなかったけどあえてよかった!ありがとう!さようならまほうつかいの木さん。
わたしたちをたすけてくれてありがとう!じゃあ!ハッハッハッハッハッハ。
(みんな)ありがとう〜!さようなら〜!ありがとう〜!2014/10/31(金) 09:00〜09:15
NHKEテレ1大阪
ざわざわ森のがんこちゃん「まほうつかいの木」[解][字]
がんこ達が森で見つけた巨木は『魔法使いの木』と呼ばれていた。昔、草原が砂漠化したときに、自分を犠牲にして巨木になり、生き物を助けた木だった。
詳細情報
番組内容
【声】あきやまるな,緒方賢一,山田栄子,日