妄想ニホン料理「アンマンであんまんの巻」 2014.10.31

ボンジュール!パリ3区フランス革命以前の古い町並みが残るマレ地区。
かつて多くの貴族が華やかな生活を送ったこの場所にふさわしい人気のスイーツのお店を訪ねました。
有名パティシエを輩出した老舗有名店で若くしてシェフ・パティシエをしていた天才。
彼の名を一躍世間に知らしめたのがこのカラフルでポップな「エクレア」。
しかし作ってもらうのはこじゃれたフレンチじゃノンノン。
中国生まれ日本育ちのスイーツ「あんまん」。
与えられるヒントはごくごく簡単。
さあクリストフさん妄想シルヴプレ。
するとクリストフさんヒントの巻物を奪っちゃいました。
何やら書き込みます。
3つじゃなくて4つのヒントで何が?調理開始です!まずはゼラチンと生クリームを鍋で沸騰させホワイトチョコに加えます。
よ〜くかき混ぜたところで助手のコラリーさんが事務所から持ってきたのは…。
「あんまん」「アマン」。
確かに響きは似ています。
ホワイトチョコクリームにアーモンドエッセンスを加え冷蔵庫で冷やします。
続いてクリストフさんバターを混ぜてそこに砂糖そしてアーモンドの今度はパウダーを加えます。
よく混ぜたら手に取って…。
これはシュトロイゼルというそぼろ状のクッキー生地。
トッピングに使うんだとか。
クリストフさんご丁寧にメルシーボクゥ。
確かにシュー生地は触り心地がトレビアン。
ミキサーでかき混ぜながら溶いた卵を丁寧に少しずつ加えます。
出来上がったら袋に詰めて搾りだします。
この形はもしや…。
そしてオーブンで45分焼きます。
先ほどのシュトロイゼルも一緒に焼きます。
焼き上がったシュー生地はこのように上の部分を切ります。
そして…。
日本に行った時に買ったというあずきペーストをシュー生地の中に入れます。
そして冷やしていたアーモンドの香りのホワイトチョコクリーム。
こちらもデコレーションに使います。
なんと金粉をシュトロイゼルにまぶしました。
色彩の魔術師のこれがクリストフ・タッチ。
更にアーモンドキャラメルそして…。
甘納豆です。
これも日本で買ったとか。
クリストフさんの…サクッとした食感のシュトロイゼルとホワイトチョコのクリームはアーモンドの香りがホワッ。
そこに甘納豆と中にたっぷりと入ったあずきが加わり口の中は日本とフランス程よくバランスのとれた大人の関係です。
クリストフさん完成した「あんまん」を手に外へ。
なんと街の人たちに突撃で試食してもらっちゃいました。
お味の方はいかがです?では街の中で日本の「あんまん」を見てもらいましょう。
さあさあ始まりました「妄想ニホン料理」。
おなじみの日本料理を海外の料理人がごくごく簡単なヒントだけを頼りに作る作る!今回のお題は…フランス・パリそしてヨルダン・アンマンの料理人が見た事もない「あんまん」に挑戦します!これは料理の新たな可能性を探る異文化交流クッキングバラエティーであ〜る!いちいち格好良かったですよね。
日本の趣をちゃんと知ってるところがうれしかったですよね。
そしてまさかの…エロい感じで言うのやめて下さい。
向井さんは「あんまん」も好きなんですか?好きですね。
あんこは何だかんだいって食べてたら落ち着くというか。
壇蜜さんは「あんまん」なんか食べるんですか?好きなんですよ。
コンビニでまだ売ってない時代はチルドの肉まんあんまんって区別するために…あ〜押されました?じゃあ。
気をつけて下さい。
セーヌ左岸にある…エッフェル塔に程近い住宅街に前衛的な料理で最近注目されているレストランがあります。
星付きレストランで修業を重ね昨年独立したばかりの新鋭シェフだ。
自然素材を大切にしつつ大胆なセンスで創作。
モットーは「全ての味わいは自然に宿る」。
では「あんまん」よろしくムッシュ!妄想できました?ダビッドさん生まれ育ったノルマンディーの野や山に思いをはせます。
ダビッドさんが用意したのは若いトウモロコシヤングコーン。
トウモロコシがなぜヒントにぴったりか教えようか。
甘いし人気の食材だしそれに柔らかいだろ。
ヤングコーンは3つのヒント全てを満たしているとか。
ダビッドさんヤングコーンの実だけを切ります。
見た目とプチッとした食感がキャビアだとか。
続いて…。
今度はアダルトなトウモロコシをフライパンで炒めます。
トウモロコシに汗をかかせるつまり水分を飛ばす事で甘みを凝縮させるんだとか。
トウモロコシにウイスキーの甘く華やかな香りをつけます。
そこに今度は生クリームを加えミキサーで混ぜます。
この液体をエスプーマと呼ばれる食材をムース状にする調理器具に入れます。
この容器の中にガスを入れ全体をよ〜く振ったら冷蔵庫で冷やしておきます。
砂糖と水を鍋で熱します。
金色になったら爽やかな香りのスパイス「キャラウェイ」を入れよ〜くかき混ぜます。
なじんだところで生クリームを加え更に混ぜます。
ここで酢を加えます。
少し甘さを抑えます。
続いて取り出したのは卵です。
この器具何をしているんでしょうか?なるほど卵の殻にヒビを入れていたんですね。
白身を取り除き黄身だけを残します。
そして60℃のお湯に卵を浮かべます。
ここから仕上げです。
お皿の上にはまず干し草。
続いて卵。
卵の殻は肌触りがいいだろう。
だからひらめいちゃったんだ。
どう?卵を真ん中に載せます。
そして卵の中に…。
更に…。
7時間ほど発酵させたニンニク。
小さく切って入れます。
そしてその上にトウモロコシのムースをシュー!最後にキャラメルソースを垂らして完成です。
トウモロコシのムースは上質なコーンポタージュのような味わい。
そこに半熟の卵が絡みつき時折ヤングコーンのプチプチした食感がリズムを刻みます。
VTRから香ってきそうなぐらいいい匂いが。
どんな味か気になりますね。
林先生お願いします。
は〜い。
出た!林先生。
パリの妄想「あんまん」。
再現してくれたのは料理研究家の…う〜んおいしい。
おいしい!すごいコク。
トウモロコシの甘さとかがクワッとくる感じですね。
あとソースのキャラウェイ香ばしい。
下にいくにつれて味違いますね。
キャビアが今いらっしゃいました。
みんなにんにくいった?
(向井)にんにく?にんにくきました。
(向井)これすごいですよ。
後からきますね。
熟成させてるんです。
すごい時間かけてるから…。
にんにくって本来甘みあるんですよ。
それが引き立ってくるだけなんです。
すごい発想。
それでは続いてのVTRです。
かつてルノワールやピカソなど多くの芸術家たちが集まったモンマルトルの丘。
丘の麓9区にある端正なたたずまいのパティスリーを訪ねました。
フランスのスイーツ界では知らない人はいないという有名パティシエ…古き良き時代の製法や精神を重んじるゴダールさん。
店内には古典的でノスタルジックな伝統菓子が並びます。
では「あんまん」お願いシルヴプレ。
レジの横にあるって事はキャンデーのように買い物の最後に手にする商品だと思うんですよね。
ただ申し訳ないのですが一番目のヒントが何だか分かりません。
甘い「AN」が入っているんです。
はい。
ゴダールさんとりあえず厨房に向かいます。
どうです?「あんまん」作れそうですか?実はゴダールさんのお父さんもパティシエでした。
しかもフランスパティシエ協会の創設メンバーの一人です。
調理開始。
アーモンドをベースにしたペースト「マジパン」に緑のピスタチオペーストを載せ手でこねます。
それを麺棒で広げます。
広がったら砂糖を振りかけ小さな丸い型で抜きます。
型抜きしたマジパンにピスタチオを載せます。
鍋に水あめ砂糖水を入れ…。
ゴダールさんお父さんと一緒に作っているような気分なんでしょうか?160℃になったところで丸いマジパンを鍋に入れます。
カラメルでマジパンを絡める。
つやつやしてきれいですね。
カラメルが絡まるマジパンに小麦粉をまぶします。
ハケで一つ一つ丁寧にコーティングしていきます。
見て下さいこれが「柔らかい」というヒントの答えです。
小麦粉をまぶした事で肌触りが良くなりました。
ここでゴダールさんお店へ。
袋に詰め始めました。
そして…。
なるほど。
レジの近くで最後に手にする商品ってわけですね。
ゴダールさん…美しい翡翠色の円柱。
かじるとまずカリッとしたコーティング。
その中に現れるピスタチオの香り。
そして柔らかく甘さを抑えた「AN」。
年を経た大人こそ味の深みの分かる端正な「あんまん」です。
今日の「あんまん」を見てお父さんは褒めてくれますかね?何?もう映画みたいだねいちいちね。
フランスにはあんなおしゃれな人間しかいないんですか。
ゴダールさんですが…そうですね。
こちらの方ちょっと。
それはだってそうですよね。
「あんまん」のルーツは中国の包子。
これが日本中に爆発的に広まったのは諸説ありますが昭和の高度成長期と言われています。
1964年冷凍あんまん肉まんをアイスクリームに力を入れていた食品会社が売り出します。
アイスクリーム用の冷凍ケースを置いてもらっている町のよろず屋さんが冬場持て余しているというクレームを受けてでした。
ところがちっとも売れません。
その時ひらめいた人がいました。
「店にスチーマーを置いてもらえばいい!」。
そこで簡易なスチーマーを開発してよろず屋さんに配り冷凍あんまんをふかして売ってもらいました。
するとそれが大人気!他の会社もスチーマーを配り始めあっという間に全国に広がっていったのです。
諸説ありますが…。
スチーマーの湯気もたたずまいもどうしても…アハハハ。
さて続いてなんですが今度もフランスから。
いいえ。
実はフランス・パリだけではなく…ヨルダンの首都アンマン。
「あんまん」の妄想するならここしかないでしょ!しかし単なるダジャレだけで訪れたわけではありません。
国民の9割がイスラム教徒。
楽しみといえば甘〜いお菓子。
中でも一番人気は小麦粉の生地にチーズを挟みたっぷりシロップをかけた「クナーファ」。
大人から子供までみ〜んな甘党だんまん。
アンマンの甘党から絶大な支持を集め市内に8店舗を展開する老舗のお菓子屋さんを訪ねました。
お菓子一筋23年。
では「アンマン」であんまんお願いします!何でそう思ったんですか?アンマンで一番大きなモスクの横にやって来たアハマドさん。
入っていったのはアンマンのコンビニ的存在スークと呼ばれる市場。
新鮮な野菜やお肉などの食料品から日用品まで並ぶ便利な場所です。
こちら香辛料や豆穀物などを取り扱うお店。
ヨルダンのお菓子作りには欠かせないというセモリナ粉。
大きな鍋にセモリナ粉を入れ…砂糖ココナツパウダー粉ミルクバニラなどを入れ更にギーという「すましバター」とシロップを加えます。
それをこねるというより混ぜて…ギーとゴマペーストを塗った大皿の上に。
ザラザラと厚さ1cmほど敷き詰めます。
脂肪分の高いミルクを煮てその表面の膜から作ったコクのあるクリーム。
クリームをたっぷりと塗ったらその上にまたザラザラを敷きます。
クリームをザラザラでサンドです。
大皿ごとオーブンで焼きます。
焼き上がったら…。
砂糖とレモン汁で作ったシロップをたっぷりかけます。
これでは触るとベトベトじゃないですか?「ベトベトまで愛して」。
それがアラブの甘党。
10分ほど冷やして仕上げです。
食べやすい大きさにカットし生クリーム砕いたピスタチオ最後に砂糖漬けのさくらんぼを添えて完成です。
外側はサックサク。
ココナツの甘みにレモンの利いたシロップの甘みそしてカスタードクリームのように濃厚な甘み。
幾重にも重なるアラベスク。
お店に来ていたお客さんが試食です。
ではアンマンの皆さんに見てもらいましょう。
このスイーツ名前は「あんまん」っていうんですよ。
はいそのとおり!アンマンの妄想「あんまん」召し上がれ。
アルハムドゥリッラー。
やっぱりシロップが利いてるから。
おいしい。
(向井)全然日本人にもスッと入ってくる味ですね。
あとでフワッとレモンがやって来て。
このサクサクしたところも甘くて…。
おいしいですね。
ココナツすごくたくさん使ってるからやっぱり香りがね。
懐かしさと新鮮さが同時に入ってるような感じですね。
みんなそれぞれ「あんまん」の解釈違うんですけど手触りとかその質感というのが国によって食べた心地例えばヨルダンだったらペタペタしてる方がいいじゃないかとおっしゃる方もいれば…もうくっちゃべっちゃできないですよ。
いつ鳴るのか。
文化と文化が出会った時ワッハッハと笑う余裕があればおいしい発明生まれます。
皆さんも是非ワッハッハとクッキング!「妄想ニホン料理」また来週お会いしましょう!ティスバヒ・アラヘール!ハワイマウイ島の近海で空からの映像に映ったのは…。
2014/10/31(金) 02:00〜02:30
NHK総合1・神戸
妄想ニホン料理「アンマンであんまんの巻」[字][再]

日本料理をまったく知らない海外の料理人が、簡単なヒントだけを頼りに作ったら?生み出される、奇想天外・抱腹絶倒なニホン料理の数々!今回のお題は「あんまん」だ!

詳細情報
番組内容
“ニホン料理”に挑む料理人への「あんまん」ヒントは(1)甘い「アン」が入っている(2)コンビニのレジの近くで売られる人気商品(3)柔らかく、肌触りがいい、の三つ。挑戦するのはフランスはパリの人気パティシエ。どんなエレガントな「あんまん」が生まれるのか?一方はヨルダンの首都はアンマンのお菓子職人。お酒を飲まないイスラム教徒だけに、甘いものへの想いは大変なもの。ダジャレに留まらない「あんまん」の誕生!
出演者
【出演】壇蜜,向井慧,【司会】清水ミチコ,栗原類

ジャンル :
バラエティ – 料理バラエティ
情報/ワイドショー – グルメ・料理

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
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