ニュースウオッチ9▽小渕氏・後援会事務所など捜索で波紋…▽拉致問題進展は? 2014.10.30

東京地検特捜部は、強制捜査に乗り出しました。
捜索が行われたのは、小渕前経済産業大臣の元秘書で、群馬県中之条町にある折田謙一郎前町長の自宅などです。
小渕氏の政治資金を巡る問題。
政治資金収支報告書に、うその記載をするなどした疑いです。
地元では、折田前町長について。
収支報告書を作成したとされるのが、折田前町長でした。
今月20日、経済産業大臣を辞任した小渕氏。
政治資金の管理については。
その信頼するスタッフの一人と見られるのが。
おはようございます。
折田前町長です。
平成12年、小渕元総理大臣が亡くなった際には、当時、秘書として。
小渕元総理大臣と親子2代、30年余りにわたって秘書を務め、地元では、大番頭と呼ばれていました。
取材の際、小渕氏のことを姫と呼んでいた折田前町長。
小渕氏の後援会の幹部は。
問題になったのは、政治資金収支報告書の収支の食い違いです。
小渕優子後援会などが開催した観劇会を巡っては。
しかし、この年の収支報告書に記されていたのは、372万8000円でした。
毎年行われていた観劇会で記載されなかった収入は、合わせて数千万円に上ることになります。
この問題について、折田前町長は20日。
また、NHKの取材に対して、収支報告書の収入と支出にずれが生じ、帳尻を合わせる作業をする中でミスが起きたと思う。
不正はしていないと、説明しています。
小渕氏の事務所は。
捜査要請に対してはきちんと協力するよう指示している。
捜査の進展を慎重に見守り、真摯に対応してまいりたいとしています。
小渕氏は、自民党幹部に対して電話で、国会議員としての本来の職務と使命を全うしたいと述べたということです。
そして、先ほど折田前町長は。
特捜部は、観劇会の参加者から集めた多額の収入が収支報告書に記載されていなかった場合、政治資金規正法違反の虚偽記載などに当たる可能性があると見て、詳しい経緯の解明を進めるものと見られます。
安倍総理大臣は。
一方、野党からは。
こんばんは。
大番頭という言い方が残るのは、ほとんど政治の世界だけかもしれません。
今回の捜査は、今なお残る古い政治体質に、切り込むものとなる可能性があります。
アメリカ・ハワイのキラウエア火山の活動が活発になっています。
流れ出た溶岩流がふもとの村に迫り、地元当局は、付近の住民に避難を呼びかけています。
ゆっくりと流れる赤黒い溶岩。
ハワイ州のハワイ島にあるキラウエア火山で、ことし6月に山頂から出た溶岩流が、ふもとの村に迫っています。
木々が広い範囲で黒く焼け焦げ、あちこちで白い煙も上がっています。
世界でも活動が活発な火山として知られているキラウエア火山。
過去にも大きな噴火を起こしています。
地元当局によりますと、今回の噴火で、溶岩流が、1時間におよそ10メートルの速さで進んでいるということです。
溶岩流は建物のすぐそばにも。
日本時間のきょう午前4時の時点で、村の主要道路から240メートルの所に到達しています。
100年以上前に建てられた、日系人の墓地が溶岩流に飲み込まれる被害も出ています。
地元当局は、付近の住民に対して、今後、溶岩流にじゅうたくがのみこまれるおそれがあるとして、避難するよう呼びかけています。
火口から東におよそ35キロ離れた村では、避難所を開設する準備を進めています。
キラウエア火山は、溶岩流を間近に見ることができるとして、外国人にも人気の観光地です。
ハワイ州観光局は、溶岩流が接近している村には近づかないよう注意を呼びかけているものの、島の主要な観光地は通常どおり訪れることができ、旅行の延期は必要ないとしています。
エボラウイルスが入ってきたときの備え。
NHKのアンケート調査で、国内で患者を治療する全国の指定医療機関のほとんどが、治療に当たる医療スタッフへの研修が不足しているなど、患者の受け入れ態勢が十分ではないことが分かりました。
エボラウイルスを発見したピーター・ピオット博士。
感染症への対応について話し合う学会などに参加するため、来日しました。
西アフリカでの感染を食い止めるため、日本も現地への支援を強めるべきだと指摘しました。
さらに、日本国内の医療体制についても提言しました。
国内で患者を治療する全国45か所の指定医療機関。
NHKは先週、患者の受け入れ態勢についてアンケート調査を実施。
39の医療機関から回答を得ました。
患者の受け入れ準備について尋ねたところ、全体の82%に当たる32の医療機関は、準備が十分ではないと回答しました。
その理由について複数回答で聞いたところ、治療に当たる医師・看護師などへの研修が不足が全体の75%と、最も多くなりました。
大阪・堺市の市立病院ではきのう、患者の受け入れを想定した初めての訓練を実施。
課題が浮かび上がってきました。
この病院では、二次感染を防ぐため、医師や看護師が身につける防護服を200着、備蓄しています。
患者さん入ります。
しかし、患者と接触したあとは、そのつど廃棄する必要があり、5人のスタッフが治療に当たると想定した場合、1週間ほどで使い果たしてしまいます。
さらに、全国で9つの県には、指定医療機関がありません。
鹿児島県の場合、最も近い指定医療機関は、鹿児島市からおよそ170キロ離れた、熊本市の市民病院。
車で3時間以上かかるうえ、具体的な搬送手段は、まだ決まっていません。
県内4つの保健所には、カプセル型のベッドなどが載せられる、感染症の患者専用の車が配備されているものの、具体的な運用方法の検討はこれからです。
ここで安倍総理大臣の記者会見が行われることになりました。
安倍総理大臣のもとには、今夜、ピョンヤンから帰国をした政府代表団、拉致問題などを巡る北朝鮮の調査委員会と会談をした政府の代表団が、先ほどまで報告を行っています。
まもなく、安倍総理大臣の記者会見が行われるもようです。
政治部のとくはし記者に来てもらいました。
徳橋さん、よろしくお願いします。
きょう、総理のもとに報告に訪れているのは、政府の代表団、外務省の伊原アジア大洋州局長らということでよろしいですね。
そうですね。
伊原局長ら、政府の代表団は、今夜7時前にですね、成田空港に到着しました。
そのまま外務省などに立ち寄ることなくですね、総理大臣公邸に直行しました。
公邸にはですね、安倍総理大臣のほか、菅官房長官、岸田外務大臣、山谷拉致問題担当大臣らが入って、きのうまで行われました2日間の協議の内容について報告を行ったものと見られます。
伊原局長は、ピョンヤンでも記者団の質問に答えましたが、協議の中身については踏み込んだ説明を避けていました。
まず総理への報告が先ということでしたね。
そうですね。
まずは政府首脳に報告してから内容を明らかにするという立場でした。
さて、その会談ですが、明らかになっているのは、その席ではとにかく日本としては、拉致問題が最優先であるということを強調したということなんですが、映っておりますのが、ソ・テハ特別委員会の委員長ですね。
会談、どのような経過をたどったのか、ここは注目ということになりますね。
そうですね。
協議はきのうまでの2日間ですね、ピョンヤン市内の特別調査委員会が入った庁舎で、合わせて10時間半、行われました。
日本側からは、今、お話があった伊原局長をはじめ、拉致問題対策本部、警察庁、厚生労働省からなる12人の代表団が出席しました。
北朝鮮側は、特別調査委員会のソ・テハ委員長をはじめとしまして、4つある分科会の責任者全員が顔をそろえました。
日本側としましては、拉致が最重要課題だとする立場を改めて伝えまして、この調査を迅速に行って、結果を一刻も早く通報するようにということを求めたんですね。
徳橋さん、しかし、北朝鮮側は、分科会が4つありますね。
遺骨、行方不明者等々ですね。
それを同時並行的に進めるんだという、その立場の違いがあるんではないかというふうに言われていましたけれども。
日本側はあくまで拉致が優先という立場だったんですけれども、北朝鮮側は、それは4つの分科会の中でも、日本人遺骨問題ですとか、残留日本人、日本人配偶者と呼ばれる問題の調査のほうがまとまるのが早いのではないかということを今まで示唆していまして、きのうまでの協議でもこうした拉致問題以外の部分について、詳しい説明があったという可能性もあります。
なるほど。
2日間、10時間半にわたる協議ということですので、かなり突っ込んだ意見交換が行われたものと見られますが、安倍総理大臣の基本姿勢を確認したいんですが、まずその拉致問題を最優先にのぞむ、そして、速やかに報告を求めて、通報を求めるということで、それ以外は、第1回目の通報とは認めないということを、菅官房長官も言っていましたが。
そういうことですね。
拉致が最優先ですので、遺骨問題ですとか、残留日本人の話が、仮に北朝鮮側から詳細の説明があったとしても、それは1回目の結果報告の通報ということでは認められないという立場が、日本の姿勢でした。
北朝鮮側の特別委員会の委員長が、冒頭から出席をしたということが、一つ意味を持つんではないかということをいう向きもありましたけれども、そのへんはどうでしょうか?
日本側は今回、北朝鮮側が、どういった出席者を出てくるのかを注目していまして、ソ・テハ委員長というのは、北朝鮮の特別調査委員会のトップにあるというだけではなくて、最高指導機関とされます国防委員会のメンバーであるということと、秘密警察に当たります国家安全保衛部の幹部を務めている人物で、これまで表舞台には姿を現さなかった人物なんですね。
日本側としては、その責任ある立場の人物に、日本の姿勢を伝えるということを目的の一つにしていましたので、ソ・テハ委員長が出てきたということは、日本としては一定の評価ができるということをしていたんですが、ただやっぱり、メンバーというよりも、北朝鮮がどういう説明をしてくるのかという中身が重要だということでした。
なるほど。
しかし専門家の中には、このソ・テハ委員長、日本側が出席を期待をしているという、そのことを読んで、あえて顔を出して、ある種のアピール、北朝鮮側としても、誠意を持って対応していますよということを示すアピールの意味合いがあったんではないかという向きもありますよね。
そうですね、そういう指摘はあると思います。
今回の協議では、今まで表に出てこなかった人物が、日本の、外国のメディアの前に姿を現したという、これは極めて異例な対応というふうに言えると思うんですけれども、それだけではなくて、今回、特別調査委員会が入った庁舎に、その日本代表団とメディアを招いたりして撮影をさせたりということで、その目に見える形で北朝鮮側が取り組みというのを強調したいという思惑もうかがえたと思います。
安倍総理大臣が、記者団のインタビューに答えると、まもなく答えるという情報が入ってきていますが、改めて今回の政府代表団の…。
こちら、映っていますのは、総理大臣公邸の入り口です。
記者団が今、待ち受けているところです。
安倍総理大臣、そして菅官房長官らが政府代表団の報告を、9時前ぐらいからと思われますが、政府代表団、ピョンヤンから今夜帰国をして、成田から、この総理大臣公邸に直行して、協議の内容について報告を行ったということです。
現在、安倍総理大臣が記者団の前に現れるのを、各メディア陣が待っているところです。
再び徳橋記者に聞きたいと思います。
今、動きがありましたかね。
電気がつきました。
まもなく、安倍総理大臣のインタビューが行われるものと見られます。
それでは総理大臣公邸から中継です。
よろしくお願いします。
伊原局長からの報告内容と、それを受けて今後、政府としてどのように対応されるお考えでしょうか、お聞かせください。
ピョンヤンで行われました、特別調査委員会との協議について、帰国した伊原アジア大洋州局長から報告を受けました。
日本側代表団は、ソ・テハ委員長ら責任者と、2日間、10時間以上協議を行いました。
拉致問題が最重要課題であることなど、日本政府側の立場を改めて明確に先方に伝えました。
そして、北朝鮮側から、過去の調査結果にこだわらず、新しい角度からくまなく調査を深めていくとの方針について、日本に示されたところであります。
そして、調査委員会の体制や調査の方法、現状について、詳しく聴取を行いました。
なお、特殊機関に対しても、徹底的に調査を行うとの説明もございました。
今回のピョンヤン派遣によって、拉致問題解決に向けた日本の強い決意を先方に伝え、そして、この強い決意はですね、北朝鮮の最高指導部に伝えたわけでありますが、拉致問題について、今後の迅速な調査と、一刻も早い結果の通報をですね、要求したところであります。
詳細については、明日、官房長官からご説明をいたしますが、対話と圧力、行動対行動の原則にのっとって、基本方針の下、拉致問題の解決に、今後とも全力を尽くしていく決意であります。
終わります。
ここまで、安倍総理大臣のインタビューのもようをお伝えしました。
ここからは、政治部、徳橋記者、そして社会部の、拉致問題を家族会などの取材を中心に当たってきました、いまにし記者と共にお伝えしたいと思います。
短い会見ではありましたが、いくつか、新しい要素があったように思うんですが、徳橋さん、読み解いてもらえますか。
まず安倍総理大臣、2日間の協議を終えて報告を受けてですね、今の内容ですと、日本側からは拉致問題が最重要だということを改めて明確に伝えたという話がありまして、それに対して、北朝鮮側からは、過去の調査結果にこだわらずに、新しい角度から調査を深めていくという回答があったということを明らかにしました。
過去の結果にこだわらずといいますと、われわれ、北朝鮮がこの拉致被害者の件の調査といいますと、いくつか、例えば本物とはいえない遺骨を出してきたりとか、いくつか裏切られた思いをしてきたわけですよね。
そうしたその結果にこだわらないという意味合いというのはどういうことかと?
そうですね、まず北朝鮮側の詳細の説明というのは明らかではありませんけれども、これまで今、大越さんおっしゃったように、北朝鮮は、安否が分かっていない拉致被害者12人について、8人がすでに亡くなっていて、4人については入国していないという説明をしてきたのと、あと亡くなった方の遺骨だとして届けた骨の中から、別の人物のDNAが検出されたというような経緯もあったんですけれども、こうした前提を取り消して、北朝鮮が、改めて新しい角度から調査を行うということを明らかにしたということだとすればですね、これは過去の対応を抜本的に改める姿勢を示したものだといえると思います。
なるほど。
それでは社会部の今西さんにも聞きましょう。
今西さん、今の会見、徳橋さんからですね、過去の結果にこだわらない新たな角度からという意味があるという話がありました。
今西さん、この点どう思われますか?
そうですね、調査というのは10年前、2004年に一番最近では行われていますけれども、そのときにですね、当時のキム・ジョンイル総書記と、小泉総理の日朝首脳会談、あのときにキム・ジョンイル総書記は、これまでの調査結果を白紙に戻して、調査をやり直すと表明をして、10年前の調査が行われたわけですね。
ただ、結果的に出てきたものは、横田めぐみさんのものとされる遺骨からは別のDNAが出てきましたし、信ぴょう性が疑われるものでしたので、今回、北朝鮮がどういう真意でそういう発言をしているのかというのは…考えました。
もともと家族会からは、今回、ピョンヤンに行くことについても、北朝鮮のペースに乗せられるのではないかということで、慎重論が出ていました。
このひと言だけではなかなか家族会も、すなわち、これはいい会談であったとは、なかなか言いがたいということでしょうかね。
そうですね。
やはり北朝鮮が、どこまで拉致被害者を帰国させる決意をさせるのか、不透明な中でも、今回の派遣に対しては被害者の家族会からは、かなりの慎重な意見が出ていましたけれども、実際、今回、ピョンヤンでの協議を見ていましても、かなり北朝鮮側、拉致問題以外の調査、進展を際立たせるような演出、アピールをした形跡が実際ありますね。
拉致問題以外といいますと、日本人の遺骨であるとか、遺骨、そして。
日本人配偶者の問題。
特にやっぱり日本人の遺骨問題のときに、日本のメディアの前で、遺骨問題の調査団が報告をするというような、演出も行われた。
メディアにオープンにするように、あえてそのことを言っているわけですね。
そうですね。
ですからそういう、被害者家族会が懸念していた、拉致問題以外の分野のPRに、今回もし使われるようなことがあっては、非常に拉致問題の、それは世論の関心も含めて、最も懸念しているところですので、そこもやはり、まだ今後の司法の対応、北朝鮮の出方をまた見ていかないと、なかなか判断できないと思います。
政治部の徳橋さん、そのためにもということなんでしょうが、やはり対話と圧力、そして行動対行動というその原則で、しっかりと取り組んでいきたいというふうな話もありました。
これは今後どういう意味を持ってくるでしょうか。
そうですね、日本としましては、制裁を、7月に調査が始まった段階で解除するということに踏み切ったわけですけれども、今後の北朝鮮の対応によっては、制裁をこれからどうするのかというところも検討のそ上に挙がってくる可能性もあると思うんですが、まず今回の北朝鮮側の説明を詳しく分析して、そういった対応を検討していくことになると思います。
なるほど。
そしてもう一つ、この決意、日本側の決意というのは、北朝鮮の最高指導部にも伝わったというふうな話もありました。
これはやはり、特別委員長があえてそこに、ソ・テハ氏ですね、登場した、それは北朝鮮の最高指導部に直結をしているという認識ということなんでしょうね。
そうですね。
先ほど申し上げましたように、ソ・テハ委員長というのは、最高指導機関である国防委員会のメンバーであるということがありますので、そういうことからして、北朝鮮のトップに意思が伝わったのではないかというふうに受け止めたということだと思います。
ありがとうございました。
安倍総理大臣、先ほど、外務省の伊原アジア大洋州局長から報告を受けたあと、総理大臣公邸前で記者団に対し、拉致問題が最重要課題であることなど、政府側の立場を改めて明確に先方に伝えた、そして北朝鮮側から、過去の調査結果にこだわらず、新しい角度からくまなく調査を深めていくとの方針についてが、日本側に示されたと、このように先ほど述べました。
ここまで、安倍総理大臣の記者会見のもよう、お伝えしました。
では、次のニュースです。
アメリカの金融政策が、大きな区切りを迎えました。
世界経済、そして私たちの暮らしにも波及しそうです。
佐々木リポーターです。
6年前のリーマンショックから抜け出すために、アメリカのFRB・連邦準備制度理事会は、2つの柱で金融政策を実施してきました。
市場にお金を流れやすくするゼロ金利政策と、量的緩和政策です。
このうち量的緩和政策は、アメリカ国債などを買い入れ、ジャブジャブと市場に資金を流し込み、景気を下支えしてきました。
その量的緩和政策の終了が、日本時間のきょう未明、決定されました。
28日のワシントン。
FRB・連邦準備制度理事会に入っていく、イエレン議長が乗った車。
金融政策を決める会合が、2日間の日程で開かれました。
そして、日本時間のきょう未明。
FRBは、量的緩和の終了を決定。
時刻は午前8時過ぎ、大手銀行のディーリングルームです。
アメリカの動きを受けて、皆さん、ミーティングが始まっています。
外国為替市場は、大きく反応しました。
過去に例のない金融政策から転換を決めたアメリカ。
アメリカ、そして世界の経済は、どうなるのでしょうか。
リーマンショックからおよそ6年間続いてきた量的緩和政策。
FRBが流し込んだ緩和マネーは、世界中に広がりました。
投資家は、新興国や高い利益が見込める、金や原油などの商品に積極的に投資してきました。
一方、FRBは、アメリカ国内の景気が着実に回復してきたとして、去年12月から、買い入れる国債などの額を減らすことで、段階的に市場に流すマネーを減らしてきました。
これが要因の一つとなり、これまで大量のドル資金が流れ込んでいた金や原油などの先物市場では、この半年間で軒並みマネーが流出。
金は11%、原油は22%、それぞれ下落しました。
そしてきょう、ついに量的緩和政策の終了を決定。
さらに、FRBは、来年中にゼロ金利政策もやめて、金利の引き上げに踏み切るのではないかと見られています。
こうしたアメリカの金融政策。
すでに人々の生活に影響を及ぼし始めています。
こちらのガソリンスタンド、レギュラーガソリンは、1リットル当たりに換算すると、83円まで値下がりしています。
レギュラーガソリンの平均価格は、この1か月で9%値下がりしています。
一方、住宅ローンを抱える人たちの間では、不安が広がっています。
将来、ゼロ金利政策が解除されれば、住宅ローンの金利が上昇し、生活が圧迫されると感じているのです。
所得の低い人たちの住宅取得を支援してきた、このNPOでは、相談に来る人が増えています。
アメリカ政府も、対策に乗り出そうとしています。
今月20日、低所得者向けの住宅ローン対策として、政府系金融機関を使って、より借りやすくする新たな方針を示しました。
金融政策の転換は、人々の暮らしにじわじわと影響を及ぼしています。
アメリカの金融政策は、アメリカ国内だけではなく、世界経済の行方も大きく左右します。
中国と日本への影響を取材しました。
不動産バブルともいえる状況が続いてきた中国。
北京市郊外のマンションです。
このマンション、おととしから去年にかけてすべて完売し、今、完成した物件の引き渡しが行われています。
このマンションは、1600世帯余りが飛ぶように売れました。
しかし業者からは不安の声も。
実は今、中国の不動産価格は下落が続いているのです。
全国70の都市の新築住宅の価格は、去年10月の時点では、ほとんどが前の月よりも上昇していました。
しかし、ことし5月ごろから、下落する都市が急増し、先月は1か所を除くすべての都市が下落しました。
中国では量的緩和によるドル資金は、規制によって簡単には国内に入らないことになっています。
しかし投機的な資金が、香港などから規制の網の目をかいくぐって、流入しているともいわれています。
こうした資金はホットマネーとも呼ばれ、不動産市場に流れ込んでいるという指摘もあります。
民間のエコノミストの中には、緩和マネーの縮小が、不動産市況に影響を及ぼしているのは明らかだと指摘する人も。
緩和終了による市場の変動を見据えた動きは、日本でも広がっています。
大手生命保険会社です。
今月から、企業年金向けの新たな金融商品の取り扱いを始めました。
この商品の売りは、リスクの回避です。
一般的な年金向けの商品では、企業から預かった年金資金を株や国債に投資して運用。
株価が下落すれば、資産が目減りします。
一方、新たな商品では、株価が大きく下落すると判断した際に、一部をいったん現金に戻し、大きな損失が出るのを防ぐとしています。
今週、保険会社の担当者が、年金の運用を請け負っている機械メーカーを訪ねました。
運用結果を報告するためです。
このメーカーは今月初めに、リスクを抑えた金融商品に、10億円の年金資金を預けました。
1か月たってないんですけども、いかがでしょう。
保険会社が示した、今月半ばまでの運用成績です。
株価の大幅な下落があったため、従来の商品であれば、5%余りのマイナスになるところでした。
しかし、新たな商品に切り替えたために、下落幅は0.4%で済みました。
このメーカーでは今後、リスクの低い金融商品での運用を広げていきたいと考えています。
アメリカ、日本、ヨーロッパが同時に緩和を続けてきた時代からの転換。
マネーはどこに向かおうとしているのか、動きの読みにくい状況になっています。
アメリカの景気は、もうこれ以上、特別な政策に頼る必要がないほど回復していると判断しての、量的緩和終了ということができますが、中央銀行の世界では、金融緩和はやるのは簡単、しかし、やめるのは難しいといわれているそうです。
今後の市場の動きには注意が必要です。
オーロラ観光で知られるカナダ北部の町で行方が分からなくなっている日本人女性は、熊本県宇土市出身の45歳の女性だと分かりました。
カナダ北部の町、イエローナイフで行方が分からなくなっているのは、熊本県宇土市出身の吉窪昌美さんです。
家族のもとに、外務省から連絡がありました。
22日に、現地を歩いているところを目撃されたのを最後に、足取りがつかめなくなっています。
維新の党の江田共同代表の資金管理団体が、過去5年間、政治資金収支報告書に、イベントの収入として90万円余りを記載していたにもかかわらず、支出の記載がなかったと一部で報道されました。
これについて江田氏は、支援者らで作る別の任意団体の収益を誤って記載したとして、近く、収支報告書を訂正する考えを示しました。
スマートフォンの契約数が、初めて従来型の携帯電話を上回りました。
民間の調査会社、MM総研によりますと、スマートフォンの契約数は、先月末で、前の年の同じ時期に比べて24%増え、6248万件、従来型の携帯電話は9%減って、6176万件となりました。
この結果、スマートフォンの比率が全体の50.3%になりました。
調査会社では、格安スマホの参入もあり、スマートフォンの比率は、5年以内に70%を超えると予想しています。
秋篠宮ご夫妻の次女の佳子さまが、AO入試で、国際基督教大学のアーツ・サイエンス学科に合格されました。
佳子さまはことし8月、1年半近く学んだ学習院大学を中途退学されていました。
出願書類の提出や、面接などによる試験を経て、今月24日に合格が発表されたということで、来年4月からは、大学1年生として国際基督教大学に通学されます。
来年のお年玉付き年賀はがきの販売が、きょうから始まりました。
来年の発行枚数はおよそ34億枚で、若者を中心に年始のあいさつをメールなどで済ませる人が増えていることから、このところ、減少傾向が続いています。
それでは気象情報、井田さんです。
こんばんは。
秋晴れの空に色とりどりの気球が浮かんでいます。
佐賀インターナショナルバルーンフェスタが開幕しました。
きれいな朝焼けが見られた、けさの佐賀市。
35回目のことしは、国内をはじめ、アメリカやオーストラリアなど16の国から113の熱気球が参加しました。
きょうの佐賀市は晴れて、風も穏やかで絶好のコンディションでした。
こちらは快晴の京都御所。
秋の一般公開がきょうから始まりました。
ことしは紅葉が例年よりも早いということで、訪れた人たちは、色づき始めたもみじと共に楽しんでいました。
各地で気持ちのいい晴れのお天気となりましたね。
穏やかでしたよね。
あすにかけてはどうでしょうか。
今度、秋の天気は足早なんですよね。
あすは雲が広がって、西日本、東日本で雨の所が出てきそうです。
では、天気図見ていきましょう。
あすは高気圧の中心が東の海上へと移動していきます。
大陸からは前線が進むでしょう。
詳しく見ていきます。
前線はまだ離れた所にありますが、高気圧の周辺を回って、湿った空気が流れ込んで、雲が多くなってきそうです。
西日本から東日本を中心に弱い雨ですが、雨が降ったりやんだりする所がありそうです。
では時間ごとに見ていきましょう。
朝です。
九州から関東で雲が多いでしょう。
太平洋側を中心に、雨が降りそうです。
そして午後になりますと、西日本では日本海側でも雨となってきそうです。
北海道でも一時、雨の所がありそうです。
そして夜も西日本を中心に、雨が降ったりやんだりする所が多くなりそうです。
各地の天気と気温を詳しく見ていきます。
あさって土曜日から3連休という方もいらっしゃると思いますが、荒れた天気に注意が必要ですね。
そうですね。
雨の降り方に注意が必要となってきそうです。
あすは西日本、東日本を中心に、雨が降ります。
ただ、あすの雨は弱い雨の所が多いんですけれども、土曜日、そして日曜日と、低気圧と前線が本州に近づいてきますので、荒れた天気となる所がありそうです。
お出かけのときには最新の情報を確認するようにしてください。
あすのポイントは、西日本から東日本で雨の降る所がありそうですね。
ハロウィンで仮装、楽しまれる方もいらっしゃるかもしれませんが、傘を忘れずにお持ちになってください。
気象情報、お伝えしました。
おはようございます。
廣瀬キャスターは、今夜もプロ野球・日本シリーズが行われている福岡からお伝えします。
こんばんは。
きのうは延長戦の末、ソフトバンクが中村選手のサヨナラホームランで劇的な勝利。
ソフトバンクがきょう勝てば優勝という第5戦。
今夜も試合がまだ続いています。
後ほどお伝えします。
大リーグは第7戦までもつれたワールドシリーズ。
頂点を目指したロイヤルズの青木宣親選手。
試合後は涙でした。
4万人を超えるファンの願いは、地元ロイヤルズの29年ぶりのワールドシリーズ制覇。
ことし最高のプレーを見せたいと臨んだ青木。
2回、同点として勝ち越しのチャンスで回ります。
高いバウンドになった。
2塁ベースの前だ。
2塁はアウトになりました。
4回、ロイヤルズは1塁3塁のピンチ。
2人目のヘレーラが打たれ、勝ち越されます。
ジャイアンツは5回、3日前、第5戦で完封勝ちのバムガーナーを送ります。
青木は1アウト2塁での打席。
強い気持ちで挑みました。
レフトへ!追いついた!
青木、相手エースから1点が奪えません。
ロイヤルズは9回、ランナー3塁としましたが、抑えられました。
29年ぶりのワールドシリーズ制覇はならず、青木の大リーグ3年目が終わりました。
やっぱり青木選手がいるんで、ついロイヤルズを応援しながら見てたんですが、負けはしましたけれども、このワールドシリーズ最終戦まで戦い抜いた経験というのは、青木さんにとっては大きかったんじゃないでしょうかね。
大リーグに挑んで3年目。
今シーズンのオフにブルワーズから移籍して、スタメンをつかみました。
打撃不振のときも、違うチームの選手にみずからアドバイスを求めて、打開策を探るなど、貪欲に取り組んできましたよね。
あと一歩、ワールドチャンピオンまではありましたけれども、ここまでの道のりは青木選手にとって、大きな大きな前進だったに違いありません。
テニスの錦織圭選手が、ツアー大会に復帰しました。
年間成績などの上位8人が戦うツアーファイナルへの出場権を懸けた最後の大会です。
世界ランキング7位の錦織は今月、スペインの大会を欠場。
復帰して最初の試合で、元世界5位の実力者、ロブレドと対戦しました。
3週間ぶりの復帰。
第1セットは互角の展開となります。
タイブレーク。
錦織にミスが出て、このセットを失います。
第2セット。
プレー自体は悪くない、焦っていなかったと錦織。
緩急を使って、32歳のロブレドを揺さぶり、相手のサービスゲームを初めてブレーク。
このセットを奪って追いつきます。
最終セットは錦織のペース。
年間成績のランキングなどで出場が決まる来月のツアーファイナル。
出場を争うライバルが勝ち進む中で、錦織も初戦を突破。
感覚はよかったと、手応えを感じた復帰戦となりました。
錦織選手が初出場を目指すツアーファイナルは、いわば年間王者決定戦なんですね。
世界ランキングとは別に、ことしの大会だけの成績で計算する獲得ポイントなどで出場選手が決まります。
シングルスに出場できるのは8人。
錦織選手はこの大会で、あと2つ勝って、ベスト4に入れば、自力での出場が確定します。
ゴルフです。
50歳以上の男子ゴルファー日本一を決める、日本シニアオープンが開幕しました。
シニアゴルファーの頂点を目指し、ことしも名選手が顔をそろえました。
58歳の尾崎直道は、メジャー大会2連勝を狙います。
14番の長いパット。
この日、3つ目のバーディーを奪います。
18番はグリーンの傾斜をうまく読みました。
きたか?きました!ナイスパーだ。
尾崎は首位と6打差、13位スタートです。
72歳の青木功。
円熟の技でギャラリーを楽しませました。
15番パー4の第2打。
きょうはショットがよかったと青木。
このホール、バーディーを奪います。
しかし、パットが安定しません。
17番のパーパット。
ああ、頭痛い。
青木は3オーバー。
66位と出遅れました。
プロ野球の日本シリーズ、ソフトバンクが、本拠地での今シーズン最後の試合で日本一を決めるのか。
それとも阪神が粘って甲子園に帰るのか。
勝負の第5戦です。
試合開始3時間半前、早くもファンは集まり始めています。
見守る皆さんの思いは。
優勝してほしいです。
誰に打ってほしい?
柳田。
切り込み隊長として頑張ってほしいです。
ファンが期待をかける、1番の柳田選手。
ソフトバンクが勝った3試合は、すべて1回にヒットを打ち、先制のホームを踏んでいます。
阪神のゴメス選手。
第1戦で3打点を挙げたあとは、チャンスで打てていません。
4番が得点に絡めば、勝利への道が開けてきます。
試合はまだ続いています。
現在9回表、阪神の攻撃中。
1対0、きょう勝てば優勝のソフトバンクがリードしています。
このまま試合が終了すれば、ソフトバンクの日本一が決まるということになります。
先発は、ソフトバンクがエース、攝津投手、阪神はメッセンジャー投手でした。
互いにチャンスあったんですが、なかなか得点は入らず、試合が動いたのが8回裏。
先頭の柳田選手がライト前ヒットで出塁。
明石選手が送って、内川選手がヒットでつないで、松田選手のタイムリーで先制という形になりました。
1対0、このままいけばソフトバンク、日本一となります。
サッカー、イタリア1部リーグ・ミランの本田圭佑選手。
今シーズンはここまで6得点。
得点ランキング2位と好調です。
アウエーのカリアリ戦に先発出場しました。
本田は開幕から9試合連続で先発。
右のフォワードで出場しました。
前半開始早々のフリーキック。
味方に合わせますが、得点にはなりません。
ミランは先制されますが、前半34分。
ボナベントゥーラが決めて追いつきます。
本田も勝ち越し点を狙ってゴールに迫ります。
フル出場しましたが得点は奪えず、ミランは2試合連続の引き分けです。
ここまで福岡からお伝えしました。
お伝えしましたように、安倍総理大臣は、今夜、記者団に対し、ピョンヤンから帰国した政府代表団の報告について、明らかにしました。
その中で安倍総理大臣は、拉致問題が最重要課題であることなど、政府側の立場を改めて明確に先方に伝えた。
そして北朝鮮側から、過去の調査結果にこだわらず、特殊機関も含めて、新しい角度からくまなく調査を深めていくとの方針が日本側に示された。
2014/10/30(木) 21:00〜22:00
NHK総合1・神戸
ニュースウオッチ9▽小渕氏・後援会事務所など捜索で波紋…▽拉致問題進展は?[二][字]

▽小渕前経済産業大臣の政治資金をめぐる問題で強制捜査…広がる波紋▽代表団が首相に報告…拉致問題進展は?情報入り次第速報で▽FRB量的緩和終了…世界経済に影響は?

詳細情報
番組内容
【キャスター】大越健介,井上あさひ,【スポーツキャスター】廣瀬智美,【気象キャスター】井田寛子
出演者
【キャスター】大越健介,井上あさひ,【スポーツキャスター】廣瀬智美,【気象キャスター】井田寛子

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ニュース/報道 – 定時・総合
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スポーツ – スポーツニュース

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