ハートネットTV WEB連動企画“チエノバ”▽今日は“パラリンピック”を中心に 2014.10.30

障害者スポーツの祭典アジアパラ大会が今月、韓国・インチョンで開かれました。
41の国と地域からおよそ2500人のアスリートたちが集結。
肉体の限界に挑み熱戦を繰り広げました。
よっしゃー!金メダル!日本勢の活躍に、6年後の東京パラリンピックへの期待が高まる一方有力選手が敗れる場面も相次ぎました。
WEB連動企画チエノバ。
きょうはアジアパラ大会のもようをたっぷりとお届けします。
生字幕放送でお伝えします
こんばんは。
「ハートネットTV」です。
きょうは月に1度放送していますチエノバです。
おなじみ久保純子さんそして、荻上チキさんと一緒にお伝えしていきます。
よろしくお願いします。
3人を代表して韓国に取材そして韓国料理を食べてきました。
ガッツポーズすごい熱が入っていましたね。
そのパワーをもらって。
本当に日本選手、頑張りました。
それを報告したいと思います。
スタジオにはことしのNHKソチパラリンピック放送でもナビゲーターを務められました為末大さんにお越しいただきました。
よろしくお願いします。
きょうはアジアパラ大会スペシャル30分間、たっぷりと大会のもようをお伝えします。
生放送です。
ツイッターで番組をご覧になっての感想・メッセージそして、6年後の東京パラリンピックに向けて盛り上げるにはどうしたらいいのか皆さんの知恵アイデアを聞かせてください。
ハッシュタグ、こちら#nhk_heartこれを付けてなるべく50文字以内でお願いいたします。
きょうはアジアパラ大会のもようをお伝えするんですが為末さんも以前、アジア大会に出ていたことがあってこのアジアの大会というのはどういう位置づけなんでしょうか。
選手たちにとっては。
ヨーロッパに行くと特になんですけどアジアチャンピオンとかアジアメダルっていうことの価値っていうのはすごい高いんですよね。
ですから評価されて試合にも出やすくなったりしたのでそういう意味では世界に上っていくうえの登竜門というか入り口なんじゃないかと思います。
アジアパラ大会ですが選手たち活躍しました。
日本チーム多くのメダルを取ったんですがこちらをご覧ください。
金メダルの数が38、銀メダル、49銅メダル、56と合わせて143個のメダルを獲得しました。
前回の中国・広州大会より40個多い目標としていた120個を大幅に上回ったということですね。
では、早速私も取材しました大会のもようをご覧ください。
ここに選手たちが集まっています。
ちょっと行ってみましょう。
オレンジ色のターバンを巻いています。
これ、インドチームですね。
このようにカラフルな衣装で本当に見ているだけで楽しかったんですけどね。
いろんなことばが聞こえてきました。
私がまず向かったのが車いすラグビーです。
今回から正式競技になったんですね。
タックルのときの音が本当、迫力ありますよね。
音を聞くたびに体がびくっと反応してしまうんです。
車いすラグビーですが1チーム4人でバレーボールほどのボールを奪い合ってゴールを目指します。
このようにラインを越えるとトライ。
威力は、このように激しいぶつかり合いなんですが。
タイヤのパンク修理しているんです。
当たり前なんですね。
チームには専門スタッフが同行して試合中でも修理をできるようにしています。
世界ランク4位の日本。
力の差を見せつけてアジアパラ大会初代王者に見事、輝きました。
続いては陸上競技です。
スピード感と力強さに注目してください。
こちらは車いすのトラック競技です。
レーサーと呼ばれる競技用車いすのスピードなんと時速30km以上にも達します。
そして、義足のランナー。
100mを10秒で走る選手もいましてどんどんその記録も伸びているんですね。
こちら、日本の山本選手最後、頑張ったんですがこのレースは銀メダルでした。
そして、そして、こちら視覚障害者の走り幅跳び。
Gとつけたガイド役が手拍子をしましてその音を頼りに方向や踏み切りのタイミングをつかんで、選手が跳ぶんですよ。
(手拍子)まっすぐ走ること自体難しいですよね。
中には7mジャンプする選手もいます。
そして、こちらは車いすバスケットボールです。
今大会の中でも盛り上がっていた競技の一つでして特に子どもたちの声援が大きく選手をあと押ししていました。
ここでは、実際にパラリンピックの競技が体験できるそうですね。
今、車いすバスケのシュートをしています。
これね、街で行われていたイベントなんです。
多くの人が体験していました。
ということで、やりますよね。
挑戦してみました。
見てくださいよ。
やってみて!難しいんだって!為末さん、どうなんですか?フォームからして、ちょっとね…。
思ったより遠くに飛ばないんですよ。
言い訳だらけですが。
こちら日本選手で忘れてはならないのが車いすテニスの国枝慎吾選手です。
ことし4大大会すべて制覇。
現在世界ランキング1位です。
見てください。
この素早い車いすさばき。
ボールがくる方向を瞬時に予測して素早く車いすを移動させて打ち返します。
決勝は日本人同士の対戦となりました。
眞田選手との対戦です。
結果は国枝選手の貫禄勝ちでした。
優勝を果たして2年後のリオパラリンピックへの切符を早々と手に入れました。
現地で見ていても本当に圧倒される…。
実際にやってみるとVTRにもありましたけど興味を持ちますよね。
見ているのとやるのではね。
こういうふうに見えてるのかってゴールが高く見えるんですよね。
あの位置だと。
しかも、やっぱり体幹が必要だということもありますし。
健常者が使うであろうひざのばねとかは車いすだと使えないですから今度はバランスとか腕の力とか問われるますよね。
何か印象に残った競技はありました?
義足のレースですか100mの。
あそこは競技人口も多いですしレベルがどんどん上がってきていますし最近は義足で幅跳びで8m24跳んだドイツの選手がいるんですけどかなりオリンピックと近くなってるんでレベルが。
すごい、おもしろいですね。
空席も実際、今回インチョンの大会で目立ったんですけど、それでもそういった選手が活躍する姿を見て大きな拍手が沸いてました。
実は、パラリンピックの場合は同じ競技種目でも障害の種類や程度によってさらにクラス分けがされているんです。
こちらでご紹介します。
水泳の男子でいいますと例えば、自由形や背泳ぎ、平泳ぎの50m100mなどあります。
15種目あるんですがそこから、さらに分かれます。
例えば、100m背泳ぎの場合運動機能障害、そして視覚障害知的障害の3つのクラスに分かれます。
さらにこの中でも障害の程度に応じてクラスが細かく分かれるということなんですね。
ですから、例えば足の切断部分がひざの上か下かによってもクラスが変わるということなんですね。
これは、やはり平等に戦うというところを作ろうということですよね。
でも、いくらカテゴリーで分けても大たい部のどこで切断されてるんだとかいろんな条件があるんですけど彼らのすごさって同じ障害を持った人ってほとんどいないのでということは、こうやってやれば速くなれるよという教科書がないんですよね。
自分で開発していくしかないので片腕がないときにはどういうふうにやったら走れるかっていうそういう意味ではオリンピック以上に自分で開発しなきゃいけないというクリエーティブな競技スポーツなんじゃないかなと思いますね。
そういうふうにおかれた状況の中でベストを尽くそうという選手の中で特に若い選手の活躍が目立ちました。
リオ、そして東京パラリンピックを見据えた注目の選手の活躍をご覧ください。
陸上・女子投てきに期待の若手がいます。
加藤由希子選手。
生まれたときから左腕のひじから先がなく義手をつけています。
砲丸投げを始めたのは中学生のとき。
順調に記録を伸ばしことし、11m66の日本記録を打ち立てました。
実力は十分。
しかし、2年後のリオパラリンピックでは加藤選手のクラスの砲丸投げは実施されません。
世界記録までは、あと27cm。
記録を破るための秘密兵器がこの義手です。
砲丸投げは砲丸を持たないほうの腕を力強く振りその反動を利用することで飛距離が伸びます。
加藤選手、これまであまり鍛えることができなかった左腕を徹底的に強化してきました。
そして迎えた、アジアパラ大会。
注目の1投目。
11m77。
自身が持つ日本記録は更新したものの世界記録の11m93には届きません。
続く2投目。
果たして記録は…。
12m21。
これまでの世界記録を28cm上回り見事、新記録を樹立しました。
6年後の東京に向け加藤選手の挑戦は続きます。
競泳には期待の女子高生トリオがいました。
右腕に障害がある一ノ瀬メイ選手。
去年のユースの国際大会では3種目で優勝しました。
左足に、まひのある池愛里選手は身長177cmの大型スイマーです。
そして、両足のひざから下がない鎌田美希選手は400m自由形のアジア記録保持者です。
アジアパラ大会、競技初日。
最年少の池選手が得意の50m自由形に挑みました。
長身を生かしたダイナミックな泳ぎでそのまま逃げきって1位でゴール。
よっしゃー!金メダル!さい先のいいスタートを切ることができました。
この流れに続きたい鎌田選手。
この日はアジア記録を持つ400m自由形です。
しかし、前半から2人の中国人選手に水をあけられてしまいます。
必死に食らいつきますがなかなか差を詰めることができず3位でフィニッシュ。
しかも、自身の持つアジア記録も破られてしまいました。
頑張ったね。
高校3年生、一ノ瀬選手もまた悔しい思いをしていました。
100m自由形では思ったようにスピードが上がらず自己ベストに程遠い結果に終わっていたのです。
自分のふがいなさに込み上げる涙を止めることはできませんでした。
このままでは終われない。
一人、集中力を高めます。
そして臨んだ100m平泳ぎ。
最近、力をつけてきている種目です。
この日の一ノ瀬選手前半から思い切りのいい泳ぎを見せます。
後半、中国人選手と競り合い自己ベストを上回るタイムでゴール。
銀メダルを獲得しました。
一方、鎌田選手は満足のいく泳ぎはできなかったものの残りの種目で健闘を見せました。
インチョンでの経験を糧に3人は、さらなる飛躍を誓います。
とても、みんなね明るい選手ばかりなんですけど水泳の3人の選手は実は同じ日に3人とも今、出ていませんでしたが池選手も涙を流したんです。
悔しい思いをしたんです。
でも、やはり同世代で励ましあって、同世代というのは刺激になるというような話をしていたんですけど大会の中で自己ベストを出したりある程度自分ベストのレースができたということでこれから、またねライバル…クラス違うんですけどもそういう仲間がいるというのは大きいですもんね。
そうですね。
これから2020もありますしちょうどいい世代ってつい僕なんかは思っちゃうので期待ができると思います。
こういう若い選手が世界で戦う日本の国内だけではなく世界に出るというのはどういう意味があるんですか?
僕の人生で3回なんですね。
オリンピックは。
3回目になんとなくオリンピックってこんなもんかなって分かった感じだったんですけど間に合わないんですね競技人生って基本的には。
だからとにかく早く世界を経験していってそして、慣れていくというのはすごく重要なんでこの年代でアジアのレベルを経験できたっていうのはすごく大きいと思いますね。
きょう紹介した選手の皆さん覚えていてください。
これから2年後6年後の主役になります。
応援していきましょう。
チエノバではパラリンピックを盛り上げるために必要なことについて、皆さんから知恵や意見を募集しています。
こんな意見がきています。
大会ごとに前にやったりあとにやったりとかでいろいろ入れ代わったりとかオリンピックのルールって何日間で何競技やるって決められてしまってるんですけどそれを改正してゆくゆくはパラリンピックとオリンピックを分けるのではなくて一つの大会でより大きくするというのもまた一つのアイデア。
これは考えていきたいですね。
こんなツイートもきています。
オリンピックとパラリンピック同時。
交流することってあるんですか?パラリンピアンとオリンピアンが。
少ないんですよね。
そもそも管轄が違ったというときもあったんですけどまだ交流がなくて、それが結構大変なんですよね。
これからオリンピアンパラリンピアンが交流していくといいなと思いますけどね。
そしてこういうのもあります。
放映権の問題もあったりするんですけどNHKでパラリンピック取り上げるじゃないですか。
よし、見ようと思って全部録画しようと思って気合い入ってたんですけどダイジェスト版だったりとかして全部が見られないっていうのがあるんでこれ、卵が先か鶏が先かなんですけど2020年に東京でオリンピックやるパラリンピックやるって決まってるので、それまでに視聴者を育てよう視聴者と一緒に育っていこうということで何大会かまだありますから、その間にもっともっと放送することでルールや選手を覚えていく。
そうしたことはやってほしいですよね。
なんとか努力を。
それではですねアジアパラ大会の競技に戻ります。
9月のチエノバでもお伝えしましたシッティングバレーボール。
座ってプレーするバレーボールなんですがその女子日本代表の試合です。
果たしてリオへの切符をつかむことはできたんでしょうか。
この日シッティングバレーボール女子のリーグ戦が始まりました。
初戦は地元・韓国。
日本は、試合開始直後からサーブやスパイクを次々と決めていきます。
アウェーの中でも終始自分たちのプレーができた日本。
見事、ストレート勝ちを収めました。
この勢いでグループリーグは1位で突破しました。
そして、迎えた準決勝。
リオパラリンピックへの出場権をかけ強豪・イランと対戦です。
4年前のアジア大会では日本がイランに勝利。
しかし、イランは、ここ数年国を挙げてチームの強化に取り組んできている手ごわい相手です。
日本は、これまでイランの弱点とされていた守備をつこうと速いサーブで崩しにかかります。
しかし、そのつどイランは、しっかりと対応。
日本は攻撃のリズムが作れません。
2セットを連取され後がなくなった日本。
第3セットに入ってもイランの多彩な攻撃に翻弄されます。
決定力のある10番を警戒しブロックを中央に集めた日本。
しかし、10番は後方の選手へバックトス。
ノーマークからの強烈なスパイクになすすべが、ありませんでした。
日本!日本!日本もこのままでは終われないと粘りを見せ始めます。
ようやくイランのスピードに慣れてきた日本。
得意のサーブで追い上げを図ります。
しかし…。
健闘及ばず、ストレート負け。
リオへの切符は2年後に行われる最終予選までお預けです。
悔しかったんですけども特に今回、若手の選手の成長や課題が見られたということで2年後の3月、最終予選で出場権獲得を目指してまた頑張ってほしいと思います。
応援しています。
対戦したイランなんですけども365日のうち200日以上練習しているということで国を挙げてトレーニングを積んでいるんです。
今回の獲得メダル数ご覧いただきたいんですが前回2位だった日本今回、3位になりましてその下、イランもどんどん追い上げているんですね。
イランや韓国というのは障害者専用のトレーニングセンターやスタジアムを建設して、国がバックアップをしているということもあります。
そして、注目なのは5位のウズベキスタンなんです。
これ、4年前は金メダル、1個だったんですが今回、22個に増えたんです。
この中で21個が視覚障害の選手なんですね。
これを聞いてみましたら視覚障害の子どもが通う学校に行って選手を発掘して育成をしているということなんですね。
柔道でいうと男子7階級のうち6階級で優勝しているということなんです。
脅威ですね。
力を入れた効果がもうはっきりと出てますね。
日本はというとオリンピック選手が使っている施設を共同利用できるように改善しつつあるということでまだまだそうなるとほかの国に比べるとちょっと遅れているかなという実感としてあります。
今までは施設が利用できなかったというのもあったりしましたしね。
パラリンピックの選手の練習環境が気になるっていう。
どうなっているんですか?
オリンピックとパラリンピックはオリンピックのほうが文科省でパラリンピックは厚労省だからということで厚労省が持ってる施設が使えなかったりということがあったりとかもっとローカルなところだと障害者団体の方が公共の施設を使おうとすると体育館使おうとしたときに車いすだと床が傷つくといわれてしまって断られたという話があって足元から環境を整えていくというのはとても重要になってきますよね。
番組ではパラリンピックを盛り上げるために意見を募集しています。
これからもパラリンピックに関しての放送を続けていきますのでどうぞお寄せください。
そして30分の中ではなかなかお伝えしきれない部分がありまして番組ホームページのヤマケンボイス2014/10/30(木) 20:00〜20:30
NHKEテレ1大阪
ハートネットTV WEB連動企画“チエノバ”▽今日は“パラリンピック”を中心に[字]

WEBから届いた声を「知恵」に変え、皆さんの悩みや心配、関心を考える。今月は「パラリンピック」▽韓国で開かれたアジアパラ。日本人の活躍は?東京パラに向けての課題

詳細情報
番組内容
WEBから届いた声を「知恵」に変え、皆さんの悩みや心配、関心について考える「チエノバ」。今月は「パラリンピックを盛り上げよう」を中心に生放送!▽韓国インチョンで開かれたアジアパラ。日本人選手がメダルラッシュ!東京パラリンピックに向けて若い力も躍動!▽インチョンから学ぶ2020年パラリンピック開催に向け必要なこととは?▽Twitterで番組へのご意見、感想をお寄せ下さい。#nhk_heart つけて
出演者
【ゲスト】為末大,【出演】評論家…荻上チキ,久保純子,【司会】山田賢治

ジャンル :
スポーツ – オリンピック・国際大会
福祉 – 障害者
情報/ワイドショー – イベント

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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