衝撃の告白
余命半年なのは桑原だった
疎遠な女きょうだいを結び付けたい一心で…
(夏江)姉さん。
春子姉さん。
かくして最大のミッション母の事故の真相究明にシスターズは乗り出す
一方Amarcordの立ち退き話
そこに夏江たちは住全不動産の策略のにおいを嗅ぎつける
そして冬美はかつての両親を知る藤田の口から驚くべき証言を得た
(冬美)母もいたんですか?
(藤田)柳田さんと二言三言しゃべってすぐに出ていったんですよ。
(冬美)この人か。
・
(信岡)冬美ちゃん。
柳田利治のこと分かったぜ。
(冬美)あっ。
ありがとうノブさん。
(信岡)柳田利治はお宅のお父さんの会社有沢製作所とはずいぶん関係が深かったらしいな。
有沢はドアの板を作って柳田はドアノブを作ってた。
物づくりの相棒ね。
(信岡)どっちも住全不動産からは発注を受ける方だ。
(信岡)住全は住宅やビルの施工全般をやってた最大手だ。
なるほど。
1983年に柳田産業は廃業し社員は散り散りになった。
だが柳田本人は住全の社長から誘われて住全に入社した。
その後は出世街道まっしぐらだ。
(夏江)じゃあうちの地上げにも関係してるってこと?
(冬美)そう。
Amarcord一帯にオリンピック景気を見込んでホテルを建てる計画があるのよ。
柳田の主導で。
来月副社長を決める役員会があるの。
柳田はそれまでに地上げを完成させて副社長レースを有利にしたいのね。
葛西は柳田一派の幹部なの。
(夏江)だからひとつき以内に立ち退かせようとしたのね。
高橋建築士を抱き込んで。
(秋代)悪いやつね。
この柳田ってやつ。
嘘つきなのよ。
事故の日のことだって。
(春子)お母さんは来なかったって言ったのよ。
だけど藤田さんの証言によれば2時に柳田産業に行ったのよ。
(春子)お父さんから聞いたことがある。
あの日お父さんは3時までに銀行に入金をしなきゃいけなかった。
だからお母さんを2時に行かせたのよ。
柳田のところに300万を借りる約束を取り付けてあったの。
じゃあ柳田はそのお金を用意してたはずでしょ?どこいっちゃったの?その300万。
(春子)例えば誰かに渡しちゃったとか?えーっ。
誰よ?渡したとしたら住全の社長?
(冬美)私もそう思う。
柳田産業は住全の下請けだった。
当時住全も資金繰りに困っていた。
柳田は土壇場でうちを裏切って住全にお金を回したのよ。
でもまだ仮説よ。
それを証明するのがミッションね。
ターゲットは柳田ね。
うちの地上げもやめさせなきゃ。
(春子)柳田の調査を続けましょう。
で作戦名私に考えさせて。
どういうの?
(春子)うん。
「誰がために真実の鐘は鳴る」いいんじゃん?
(秋代)いい。
(春子)じゃあよろしく。
(一同)はい。
(冬美)あっ。
なっちゃん。
うん?あっ。
冬ちゃん。
(冬美)ほら。
名刺作ったわよ。
名刺?そう。
有沢の娘だってバレないように。
ああ。
あっ。
なっちゃんのも作った。
えっ?
(冬美)ほれ。
うん。
「アシスタント」何で私が?
(冬美)まあいいじゃないの。
これ持ってちょうだい。
さあ行こう行こう行こう。
えっ?
(柳田)ハハハ。
そんな君。
私を褒め過ぎだよ。
(柳田)まあ確かにバブル以降の住全を支えてきたという自負はありますよ。
でもそれは何も私一人というわけじゃない。
何人もの優秀な仲間と力を合わせてやってきたわけだから。
(冬美)でもその優秀なお仲間を飛び越えて今や副社長候補の筆頭です。
何かご出世の秘訣のようなものは?
(柳田)いやぁ。
まあ顧客第一ということでしょうな。
ニーズを的確に捉える。
マーケティングは緻密に行う。
まあ常に一流の仕事を心掛けるということですよ。
素晴らしいです。
このお部屋も一流って感じですものね。
あのう。
すみません。
(柳田)うん?あのう。
あちらの額に入ってる設計図は何の設計図ですか?
(柳田)ああ。
ハハッ。
あれは昔のドアノブの設計図ですよ。
まあ美術品に高い金払うのもバカバカしくてね。
(冬美)あのう。
お写真を撮らせてもらってもよろしいですか?
(柳田)ああ。
どうぞ。
素人さんにはちんぷんかんぷんだろうが。
(シャッター音)・
(ノック)
(柳田)どうぞ。
(葛西)失礼します。
常務。
少し…。
(葛西)ああ。
失礼いたしました。
ご来客中でしたか。
(柳田)ああ。
葛西君。
構わんよ。
失礼します。
前回のマカオの出張の報告書なんですがチェックしていただこうと思いまして。
ああ。
じゃあちょっと失礼。
(柳田)うん。
(信岡)マカオ。
シンガポール。
ラスベガス。
柳田のこの半年間の出張は全部カジノのある街だ。
(冬美)カジノにはまってるの?あっ。
会社のお金を横領してるとか?
(横森)いや。
カジノの経営自体に興味があるんだ。
過去のインタビュー記事にもあったよ。
「観光客誘致の目玉としてカジノは有力でしょう」
(信岡)今造ろうとしているホテルにカジノ入れたいんじゃないのか?
(横森)それができたら一大事だよ。
副社長どころか一気に社長の座も夢じゃない。
カジノね。
分かった。
シナリオ書くわ。
うん。
じゃあね。
リベンジ。
真実の鉄つい。
うーん。
カジノ。
トリック。
過去を暴く。
(拓馬)いやぁ。
何つうか。
お客さんに教えてもらうことも多いんすよ。
付け合わせの野菜が残ってたりすると「あれ?口に合わなかったのかな?」なんて思うじゃないっすか。
(マモル)そうなんだよ。
一皿一皿が勉強ってのはそういうことなんだよ。
分かってきたなお前。
頑張れよ。
(拓馬)おす。
(マモル)夏江さんは?
(拓馬)ああ。
(拓馬)それがちょっと様子がおかしいんすよ。
さっきから2階にこもってパソコンカチャカチャやってて。
あっ。
そう。
そうか。
・
(拓馬)夏江さん。
夏江さん?開けまーす。
あれ?
(拓馬)寝てますねこれ。
(いびき)
(拓馬)爆睡です。
何かパソコンで書いてたんすね。
へえー。
「作戦名『誰がために真実の鐘は鳴る』」あっ。
ああ。
それきっと映画のプロットだよ。
いやさ夏江さん書いてみたいなんて言ってたからね俺が添削してあげますよって言ったんだよ。
拓馬。
悪いんだけどさそのデータ俺のパソコンに送ってくれないかな?痛っ。
カジノといえば『カジノ・ロワイヤル』か。
うーん。
ポーカー。
そして蘇る過去。
(メールの着信音)来た。
サンキュー。
助かったよ。
このことは夏江さんには内緒な。
びっくりさせたいからさ。
うん。
お疲れ。
(いびき)寝ちゃったよもう。
書かないと。
ハァー。
えっ?私書いた?ゆうべ。
オホホ…。
マモル君。
いよいよあしたよ。
桑原さんの努力は絶対に無駄にしないから。
(桑原)社長。
(春子)あっ。
ごめんなさい。
起こしちゃったね。
(桑原)ああ。
社長すいません。
(春子)うん?
(桑原)そこのアタッシェケースを。
(春子)アタ…アタッシェケース?
(桑原)アタッシェケース。
そこに。
そこに。
(春子)ああ。
あら。
DVD。
「四畳半」?
(桑原)いや。
これは違います。
違います違います。
ヘヘッ。
全然…。
(春子)何?
(桑原)あれ?あれ?
(春子)うん?
(桑原)あっ。
ああ。
これを。
(春子)えっ?
(春子)うん。
(春子)うん?
(拓馬)お疲れさまです。
お疲れさま。
ゆっくり休んでよ。
ちょっと頑張り過ぎだから。
あしたの定休日何か予定あんの?あっ。
おふくろたちに俺の手料理振る舞おうかと思って。
おおー。
あっ。
カポナータ丼。
はい。
きっと今ならもっとうまいやつ食わしてやれると思いますし。
うん。
あっ。
夏江さんは何か予定あるんすか?うーん。
まあちょっと色々?最大のミッションっていうか。
ミッション?あっ。
いやいやいや。
何でもない。
うん。
お疲れさまでした。
うん。
お疲れさま。
気を付けてね。
はい。
あした頑張ろう。
(林)なっちゃん。
あっ。
林君こんばんは。
あっ。
もう店終わっちゃった。
コーヒーでも…。
(林)ああ。
いいよここで。
うん?
(林)一言だけ報告したいなと思ってさ。
うん。
(林)また転勤することになったんだ。
メキシコの支社長だよ。
ああ。
会社がねコーヒー事業に本格的に乗り出すことになったんだ。
で全部僕に任してくれるって。
いい話だよ。
成功させたらおそらく役員だ。
すごい。
それ栄転じゃない。
ああ。
よかった。
おめでとう。
いや。
でひとつお願いがあるんだ。
うん。
僕と一緒に行ってくれないか?僕と一緒にメキシコ。
あっ。
いや。
あのう。
なっちゃんにはこの店もあるし無理は承知で言ってんだ。
それに立ち退きの話も出てるし。
でも将来のことに不安を感じてるんなら選択肢の一つとして考えてくれないか?ありがとう。
考えてみる。
(冬美)あのう。
葛西さんでいらっしゃいますか?
(葛西)ああ。
あなたが?シャーメイ・チャンと申します。
急にお呼び立てして申し訳ありません。
(葛西)あっ。
(冬美)インビテーションです。
(葛西)はあ。
銀座にカジノがあるんですか?
(冬美)もちろんお金を賭けない合法的なカジノです。
日本のお客さまに楽しんでいただけるノウハウをストックするのが狙いです。
(葛西)とおっしゃいますと?
(冬美)近い将来を見越して東京に本格的なカジノを開く準備を進めています。
私たちには資格があります。
こちらの政財界にも特別なルートを持っていますから。
ご招待していただけるんですか?
(冬美)こちらの柳田常務がご興味をお持ちだという話を伺いましたので。
今夜は特別な夜です。
特別な方ともお会いできると思います。
例えば…。
えっ?
(柳田)で誰に会えるって?
(葛西)それなんですが…。
(柳田)ホントかね?君。
そりゃすごいコネクションだよ。
今準備してるホテルにカジノを入れることだって…。
可能性はあると思いますよ。
相当親しいようなこと言ってましたから。
(柳田)実現したらすごいよ。
(葛西)社内に敵はいなくなりますね。
(柳田)うん。
(柳田)町工場の親父がここまできたか。
(冬美)ただ今マネジャーのシャージャンが参ります。
(柳田)ああ。
CASINOROYALGINZAへようこそ。
当店のマネジャーのシャージャンです。
ミスター柳田。
あっ。
どうも。
(葛西)では早速お会いさせていただきましょうか。
はっ?
(葛西)先ほどシャーメイさんがおっしゃってましたよ。
今夜は特別な方にお会いできると。
(柳田)それを期待して来たんだけどね。
ああ。
あいにくまだ今夜はおみえではありません。
その前にちょっと遊びませんか?私どものサービスを知っていただくためにも。
ふざけるな。
はっ?私はだまされんぞ。
(柳田)帰ろう。
こんなところに用はない。
(葛西)はい。
お待ちください。
だますだなんてそんなこと爪の先ほども思っておりませんわ。
餌をぶら下げて連れ込んでいかさま賭博で身ぐるみ剥ぐ気だろう?お見通しだよ。
誤解があったようならおわびします。
私たちはあなたにマダム・ルーをご紹介したくて。
(葛西)誰です?私たちのボスです。
お屋敷にお連れいたしますわ。
行かんよ。
そんな知らない女のところへは。
では勝負しません?私が勝ったら言うことを聞いていただく。
私が勝ったら?このカジノを差し上げます。
あなたも付いてくるのかね?もちろん。
ポーカーでいいかね?1回勝負だ。
ええ。
(柳田)いかさまはなしだよ?ご自分でお配りください。
(柳田)私からでいいかね?どうぞ。
2014/10/30(木) 13:30〜14:00
関西テレビ1
ほっとけない魔女たち #43[字][デ]【出演:浅野ゆう子 三宅健 他】
夏江(浅野ゆう子)の店「アマルコルド」が立ち退きを迫られる。さらに春子(室井滋)の病状が!?マモル(三宅健)と父との確執は…?シスターズは危機を乗り切れるか!?
詳細情報
番組内容
藤田(目黒祐樹)の証言から、母の事故死の真相を知っていると思われる柳田(大和田獏)が、「アマルコルド」のある一帯の土地買収を進める会社「住全」に勤め、役員をしていることが分かる。
さらに判明した事実は、母の死の原因を作ったのが柳田ということ。真相を明らかにするためにはシナリオが必要だが、春子(室井滋)は、「作戦名は『誰がために真実の鐘は鳴る作戦』にして」とオーダー。
番組内容2
今度こそ、夏江(浅野ゆう子)がシナリオを書き上げるべく、頭を絞るが、シナリオを完成させたのは結局…。
姉妹が柳田への接近を試みる中、栄転が決まったと言う林(神保悟志)が、一緒について来てほしい、と夏江に言うのだ。栄転先は…。
出演者
有沢 夏江:浅野 ゆう子
近藤 マモル:三宅 健
有沢 冬美:釈 由美子
・
桑原 義男:渡辺 哲
林 晃司:神保 悟志
・
村田 秋代:松本 明子
中島 春子:室井 滋
ナレーター:友近
長谷川:ラサール石井
柳田 利治:大和田 獏
藤田 克己:目黒 祐樹
ほか
スタッフ
主題歌:V6「Sky’s The Limit」(avex trax)
脚本:鈴木聡
演出:木下高男(共同テレビ)
プロデューサー:服部宣之(東海テレビ)
鈴木伸太郎(共同テレビ)
スタッフ2
音楽:森英治
有木竜郎
音楽プロデュース:S.E.N.S.Company
エンディングテーマ:上野優華「大切なあなた」(キングレコード)
メインテーマ:STORM(Primo)
制作・著作:共同テレビ
制作:東海テレビ
ご案内
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ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
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