Nスタ 2014.09.30

今日も灰色、白が混じった噴煙を勢いよく吐き出しています。
辺りは一面、火山灰に覆われ、灰色となっています。
近くの川も、まるでコンクリートを流しているかのような色に変わっている。
御嶽山の噴火から、今日で4日目。
警察と消防、そして陸上自衛隊は早朝からおよそ800人態勢で救助活動を再開した。
今日の救助活動には自衛隊の大型ヘリを初めて投入。
しかし…あちらに見える御嶽山、今日は激しく噴煙を上げています。
昨日よりも煙の量、かなり多いですこのためですね、こちらの陸上自衛隊の55人乗りのヘリコプターなんですけれども、現在出発できない状態にあります。
地上からも救助隊が徒歩で山頂を目指していたが、火山活動が活発化していることから午前7時過ぎに一時中断した。
噴火から4日目を迎えた今も御嶽山は活発な火山活動が続いている。
こちらにあるのが今回の消防隊の装備なんですけれどもご覧ください、これ、4種類のガス検知器を持っているということなんです。
岩に挟まれている人を救出するためのドリルも今回導入されている。
万全な装備を用意しながらも救助に向かうことができない、もどかしさ。
安否が確認できない家族にとってもその思いは同じ。
行方のわからない家族らが木曽町役場に入っていきました。
疲れた様子がうかがえます。
今回の噴火ではこれまでに12人の死亡が確認されたほか、心肺停止状態の24人が今も山に取り残されたまま。
愛知県一宮市の所祐樹さんと交際していた丹羽由紀さんは、一緒に山を登ったまま連絡がとれなくなっている。
身元の確認作業が続けられている長野県木曽町の旧上田小学校。
これまでに死亡が確認された12人全員の身元が判明した。
愛知県知立市の高校3年生、伊藤琴美さん。
17人のグループで御嶽山に登り、噴火に巻き込まれた。
午後3時10分です。
伊藤琴美さんのご遺体が今、自宅に戻りました。
捜索再開は午後の判断となったが、山頂付近の状況が好転しないため、午後2時20分、今日の捜索活動はすべて中止となった。
安否が不明の家族にとって、つらく長い時間が続く。
御嶽山の噴火から今日で4日目です。
VTRにもありましたように非常に残念なことではありますが、今日の捜索活動、全面的に中止となってしまいました。
これまでに亡くなった方は12人、そして、今なお24人の方が私の後ろにある山頂付近に取り残されたままとなっているんです。
すぐ近くに見えるのに行けない、何とかできないものなのか、登山者の家族だけではなくて捜索隊の皆さんも焦る気持ちを抑え切れない様子がうかがえました。
そして今こちらで一番心配されているのが天気の急変なんです。
今週の金曜日には雨が降るという予想もあります。
雨が降りますと堆積した火山灰がぬかるむ、そして、捜索隊を危険にさらすおそれもあるんです。
水を含んだ火山灰が一体どうなるのか、ちょっとこちらをご覧いただけますか。
このように非常に粘ついていまして、そしてぬるぬると滑るんです。
これによって捜索隊がかなり危険にさらされるということなんですよね。
そして雨が降りますと、これが土石流とか泥流となって一気に流れ込むおそれもあるということなんです。
安否確認ができていない皆さんの家族の待機場所がある木曽町役場に記者がいます。
そちらの様子はいかがでしょうか?こちら木曽町役場の待機所には午前7時から安否情報を求める人たちが次々に訪れました。
ある家族は、今日こそ情報が欲しいと疲れた表情で話していました。
町によると、今日はおよそ80人が待機所で救助活動の行方を見守りテレビを見たりして情報を持つ状況が続いている。
今日の捜索活動が中止になったわけなんですが、この決断なんですが、いつ家族の皆さんには伝わったんでしょうか?午前7時過ぎの段階で捜索は一時中断していることは町役場から家族たちに説明されていました。
午前7時過ぎに伝わったんですが、その際に一刻も早く救助をしてほしいという要望が寄せられたということです。
しかし午後2時20分頃今日の救助活動の中止が決まると家族や関係者は、何も情報がない、残念ですが、早く再開してほしいなどと話し厳しい表情で次々に待機所を後にしていました。
こちら木曽町役場からは、御嶽山は見えないんですが、噴火4日目に入り家族や関係者の不安は一層募っています。
噴煙が出続けている御嶽山の上空には藤森キャスターがいます。
御嶽山の山頂上空、北西の斜面をとらえています。
澄み切った青空の昨日に比べますと雲が広がりまして、上空、視界がはっきりしません。
噴火活動による白い噴煙は今もなお出続けています。
この山頂に降り立った救助隊の姿、今日は1人もいません。
昨日はこの辺りに自衛隊のヘリコプターが着陸しまして登山者を乗せました担架を運び込んでいきました。
今日は今回、初めて大型のヘリコプターを投入しまして上空から山頂に合わせて180人の救助隊を送り届ける予定だったんですが、それもかないません。
今日は何もできないまま、間もなく日没を迎えてしまうことになります。
噴煙の出方、火口付近の様子、これはいかがでしょうか、昨日と変化はありましたか?今噴煙は収まっているような感じはあります。
ただ午前中からまとまって噴き出している印象があります。
勢い自体はおさまっている感じですが、量が多くなっている、山頂付近に集中して覆っている様子がうかがえます。
こうした中、帰りを待つ家族同様、一刻も早く助け出したい思いの救助隊、焦り、不安、もどかしさは同じです。
活動の再開が待たれるばかりなんですが、足もとを邪魔する火山灰や立ち込める有毒な火山ガス、こういった対策の重装備をしてからいつまた発生当時と同じ規模の噴火活動、火砕流が起きてもおかしくないという緊迫した状況の中での救助に向かうことになるということです。
噴火当時、山頂では一体、何があったのでしょうか。
生存者の証言や当時の映像からこうした災害から身を守るための教訓が見えてきました。
カメラから落ちる火山灰。
九死に一生を得た男性が口にした生存への分岐点。
登山者が担架に乗せて運ばれています。
JAXAが撮影した噴火1時間後の画像。
赤丸で囲んだ場所が噴煙。
この噴煙が流れていた方向に死者12人、心肺停止は24人。
生存への分岐点はどこにあったのか。
鎌田隆雄さん、九死に一生を得た1人。
登山歴は40年、御嶽山に登るのは今回が初めてだった。
噴火の瞬間、鎌田さんがいた場所は身を隠す場所が限られる山頂付近。
そのとき、鎌田さんがとった行動、それは噴煙を眺めないことだった。
噴火の瞬間、登山者の中には一体、何が起きているのかすぐに理解できなかった人もいてその多くが噴煙を眺めているのがわかる。
このとき、噴煙を眺めず、岩陰を探し、身を隠した。
そして次に考えたことはなるべく動かないことだった。
噴火は複数回起きた。
1分1秒がとてつもなく長く感じられたと言う。
しばらくして、周囲が明るくなり、改めて避難できる山小屋の場所を確認。
それは100mも上がった場所にあったが鎌田さんは、一刻も早い下山よりも山小屋へ登ることを選択した。
これは鎌田さんが避難したのとは別の山小屋の写真。
窓ガラスは割れ、室内が破壊されているのがわかる。
噴石は噴火の瞬間、秒速200mほどに達する場合もあると言われている。
一般的に、噴火で死に至る原因で考えられるのは熱風によるヤケド、硫化水素などの有毒ガスや火山灰を吸い込んだことによる気道閉塞、噴石による外傷が挙げられる。
心肺停止などの状態で見つかった登山者の多くは火口から東側に数百メートル離れた登山道沿いに集中。
JAXAや気象レーダーの観測によると噴煙も火口付近の東側、多くの登山者が倒れていた方向に広がっていた。
辺り一面が灰色で覆われた山頂で九死に一生を得た人たちの行動。
登山者の中には鍋のようなものをかぶり、頭を守る人の姿もあった。
紅葉を楽しむ人たちに牙をむいた自然災害。
被害の全容はいまだつかみきれていない。
実は、地元の王滝村役場の窓口にこんなものが置かれていたんです。
これはここに書かれているように噴火の警戒レベルを紹介するチラシなんですよね。
噴火の前から置かれていたということなんです。
実は、御嶽山では今月10日から11日にかけて火山性地震が増加していました。
しかし、この裏に書かれている警戒レベルは1のままに据え置いていたんですよね。
なぜ警戒レベルを上げなかったのか。
噴火の予知が非常に難しいということはわかっているんですが気象庁と地元自治体が一体どのようなコミュニケーションをとっていたのか、拉致問題で進展はあったのでしょうか。
昨日行われた日朝の局長級協議について外務省の局長による安倍総理への報告が間もなく総理官邸で行われます。
北朝鮮側は調査の報告に当たって日本側の訪朝を求めていることがわかりました。
総理官邸前から中継です。
納得のいく結果になるかわからない中、北朝鮮に入るのはリスクが大き過ぎます。
政府は難しい判断を迫られそうです。
昨日、中国の瀋陽で行われた協議では双方は協議の継続では一致したが日本側が拉致の調査を迅速に行い、結果を速やかに通報すべきと求めたのに対し北朝鮮側は今回の会談は調査結果に関するものではないと回答している。
調査結果を報告する時期や方法については決まらなかったということだが政府関係者によると、今回の協議で北朝鮮側は調査を担当する国家安全保衛部の幹部が国外に出られないことなどを理由に日本側の調査団の訪朝を打診したとのこと。
そうしますと交渉を進めるには今後、日本側の訪朝という判断もあり得るのでしょうか。
日本側としては納得のいく調査結果が得られない限り、北朝鮮に入るのはリスクが大きいと考えています。
しかし、北朝鮮が訪朝を打診してきたのは今回が初めてではなく、また、交渉に当たる幹部はいつまでもソン・イルホ大使と交渉していても何も進まないと話している。
北朝鮮が調査結果の見通しをはぐらかしながら日本側の訪朝という高いハードルを持ち出すことで北朝鮮は日本側を焦らせようとしていると政府関係者は分析しています。
香港の民主派によるデモは拠点が中心部の5カ所に増え、混乱がさらに広がっています。
世界有数の観光・金融都市で巻き起こった大規模な抗議行動、一体なぜ起きたのでしょうか。
次々と炸裂する催涙弾に騒然となる香港中心部。
警察がデモ隊の排除に乗り出し数十人がケガをした。
しかし…夜12時半を回りました、まだ双方のにらみ合いは続いています。
現在、雨が降っているわけではありませんがデモ隊は催涙ガスを避けるために傘を差しています。
デモ隊は解散せず、その後もにらみ合いが続き、参加者は数万人に膨らんだ。
世界有数の観光・金融都市、香港を大混乱させている今回のデモ。
発端は、中国政府が発表した香港のトップを選ぶ選挙の実施方法だった。
返還以来、一国二制度のもとで高度な自治が認められている香港。
しかしそのトップである行政長官の選挙権は一部の市民に限定されていて民主派が普通選挙導入を求めてきた。
この問題に対して中国政府は先月選挙制度の改革案を発表。
ところが、その内容は…普通選挙をうたいながらも中国政府の意向に沿わない民主派の立候補を実質的に排除するというものだった。
これに民主派が強く反発し方針を撤回しなければ香港の金融街を占拠すると宣言した。
デパートなどが建ち並ぶ香港中心部の繁華街です。
ここでも道路が封鎖され、デモ隊の座り込みが続いています。
今日の時点でデモの拠点は5カ所に拡大。
通行止めや学校の休校など市民生活に大きな影響が出る事態となっている。
今回のデモについて中国政府は、社会の安定と法治を破壊するいかなる違法行為にも断固反対するという談話を発表。
一方で、中国中央テレビなどはデモの様子を一切報道しておらず国内の民主化の動きを刺激することへの警戒感がうかがえる。
これに対しアメリカは…デモ隊の要求は妥当との見方を示し、民主的な行政長官選挙の実施を要求。
国際社会も香港の動向を注視している。
民主化を求めるデモで混乱が広がる香港。
香港政府庁舎前です。
数万人のデモ隊がこのように道路を占拠しています。
そして皆さん、参加者はこのような折りたたみ傘を手に持っています。
これは日中は日傘として使うことが多いんですけれども、警察が催涙弾を撃った場合に、傘を使ってガスが目や鼻に入るのを防ごうという、そういう目的があります。
この傘が今回のデモを象徴しているということで、現地では今回のデモをアンブレラレボリューション、雨傘革命と名づけられています。
今日は平日ということもありましてデモに参加しているのはほとんどが中高生を含む若い学生たちです。
とにかく一致団結して中国の政治介入を防ごうじゃないか、そのような熱い思いがひしひしと伝わってきます。
今後、デモはどうなりそうでしょうか?少し長期化しそうな可能性が出てきています。
今朝、香港政府トップの梁振英長官が会見を開きまして、中央政府の決定はデモの影響を受けない、デモが長引けば香港は大きな代償を払わなければならないと述べました。
つまり妥協は一切しないと。
今すぐデモを強制排除する考えもないということなんです。
ということで、デモ隊と政府の間て゛落としどころを見つけるのが大変難しい状況に陥っています。
明日はこちらは国慶節の祝日で学生以外の一般の人もデモに数多く参加する見込みです。
香港の混乱は今、出口が全く見えません。
カメラの前にいるのは絶滅寸前のオジロワシ。
ここは、パリのエッフェル塔。
そして、飛び立った。
背中に取りつけられた小型のカメラが映し出したのは風の音だけが聞こえる鳥の世界。
まさにパリの鳥瞰図。
これは、29日に行われた絶滅に瀕する鳥の保護を呼びかけるイベント。
急降下したオジロワシが向かったのは飼い主の腕。
観客の喝采を浴びた。
みずほ銀行の幹部だった男性から2億6000万円をだまし取られたとして東京都内に住む会社役員の男性が警視庁に告訴状を提出し、受理されたことがわかった。
2014/09/30(火) 17:00〜17:30
MBS毎日放送
Nスタ[字]

取材経験豊富な記者・竹内明とTBSアナウンサー・加藤シルビアらがお届けする大型報道番組。ニュースを速く、深く伝えると共に「Nトク」ではホットな話題を徹底取材。

詳細情報
番組内容
きょうのニュースを速く深くわかりやすく。徹底取材したVTRに加え、今さら人に聞けないニュースのポイントもわかりやすく解説。政治・経済・事件はもちろん、身近なニュースや生活情報もお伝えします。「Nトク」では全国各地で起きているホットな出来事を徹底的に掘り下げます。
出演者
【キャスター】
竹内明(TBS記者)
【出演】
加藤シルビア(TBSアナウンサー)
藤森祥平(TBSアナウンサー)

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32722(0x7FD2)
TransportStreamID:32722(0x7FD2)
ServiceID:2064(0x0810)
EventID:1814(0x0716)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: